国内ミステリーの検索結果
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去り際のアーチ もう一打席!
退場からが、人生だ。 「普通の人はいつ会社をやめるんやろ」。二千本安打達成目前に迫ったものの、衰えを隠せないスラッガーの宇恵康彦。肩たたきを迫る球団とファンからのプレッシャーを背負い、いざ勝負の打席に臨んだが――。球界に集う愛すべき面々が見つけた、退場の後の8つの人生。書下ろし短編「笑えない男」を新たに収録。 本書は、『去り際のアーチ』(徳間文庫)に書下ろし短編を加えた増補改訂版です。 <目次より> ・「塀際の魔術師」 お荷物になった四番打者 ・「スイートアンドビター」 リストラ寸前の老解説者 ・「カラスのさえずり」 四十路のウグイス嬢 ・「永遠のジュニア」 気弱な二代目オーナー ・「トモ、任せたぞ!」 中間管理職コーチ ・「旅立ちのフダ」 半人前のダフ屋 ・「笑えない男」 人望のない学生キャプテン ・「人生退場劇場」 四角四面な堅物審判 -
猿蟹 saru・kani
騙した奴から奪い取れ! コンゲーム小説。 蟹江静子は、老人ホームに入るために貯めた1千万円を、遠藤を首領とする詐欺グループに騙し取られてしまった。それを知った八原みちるは、蟹江に金を取り返そうと提案する。みちるは、以前悪人をターゲットにして金を奪っていた詐欺師だった。 昔の仲間を集めて動き出したみちるが、遠藤に持ちかけるのは投資事業。バイオ発電に金を出させて、遠藤の分も奪おうと言うのだ。そこに、みちるを昔から追う警視庁の染田刑事が身辺を嗅ぎ回ってきた。さらに、謎の女性“河原崎聖子”が登場! 一体勝つのは誰なのか。 ミステリー界の奇才による、書き下ろしコンゲーム小説! -
欧風客車(サロンエクスプレス)殺人旅行
偶然同じ個室に乗りあわせた容疑者の兄弟たち……そのアリバイ・トリックを見破れるか ゴールデンウィークの初日、逗子と軽井沢を結ぶJR自慢のリゾート列車欧風客車〈そよかぜ〉は、満員の客を乗せて逗子駅を出発した。同じころ、鎌倉御成町でモグリの金融業を営む老女が何者かに連れ去られ、死体で発見されるという事件が起きた。偶然、容疑者の兄弟たちと同じ欧風客車の客室に乗り合わせた大学助教授・御調哲司は、持ち前の推理力で彼らが主張するアリバイを崩していく……。長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
サンクチュアリ
「警察でも探偵でもない。検事だからこそ掴める真実を、私が暴いてみせる」 宗教団体〈サンクチュアリ〉の周囲で続く不可解な死。 事件の裏に隠された「もう一つの真相」を暴くため、若手検事の瑞穂は現場に向かう! ★★★★★ 連続殺人の生き残り、遺体を盗まれたアイドル、DV夫の妻子殺しーー。 犯人は確保した、はずだった。 地方研修を終えたばかりの検事・一色瑞穂は、東京地検で事件捜査に携わる刑事部本部係に着任する。司法修習生時代の教官で憧れの上司・高宮誠一郎の勅命で「複数の若い女性を殺害し、公判直前に証言を翻した」という被疑者を任される。唯一生き残った女性の聴取で目にしたのは新興宗教〈サンクチュアリ〉のシンボル・五芒星の跡。そして次々起こる殺人事件。危険を顧みず現場の最前線へ立ち向かう瑞穂は、やがて全国民を巻き込む「黒い計画」にたどり着く。 『人間狩り』でネット私刑を、『眠りの神』で安楽死を描いた社会派ミステリの実力派。 今度のテーマは「教義VS正義」! -
三州吉良殺人事件 新装版
母・雪江の発案で三河への旅に出かけた名探偵・浅見光彦。旅先の「殉国七士の墓」で出会い、ふたりに説教までした愛国老人が、翌日吉良町の海岸で死体となって発見された。全身には高い崖から転落したと思われる激しい打撲の跡があった。しかし、現場にはそのような断崖はない。となると、まるで「名も知らぬ遠き島より…」と島崎藤村の詩にも歌われた椰子の実のように、死体は別の場所から流れ着いたのだろうか。一体犯行現場はどこなのか!? 一度は警察に疑いをかけられた浅見光彦が、美しい海岸に仕掛けられた完全犯罪と、その背後に隠された悪意に立ち向かう、傑作長編旅情ミステリー! -
三重露出
「知ってるぞ、お前がヨリコを殺したんだ!」 二年前、不可解な死を遂げた沢之内より子が、架空日本で女忍者が跋扈する荒唐無稽な小説『三重露出』に現れた。 これは手のこんだ告発か? 彼女に翻弄された9人の中に真犯人がいる……。 軽妙な作中作+本格ミステリのトリッキーな二重構造。伝説の超メタ推理小説、マーベル作家・桃桃子(ピーチモモコ)とのコラボカバーで復活! (解説 法月綸太郎) 〈目次〉 三重露出 アダムと七人のイヴ 第4話 ワイルド・パーティ あとがき(「三重露出」三一書房版版) 「三重露出」ノートまたは誰が沢之内より子を殺したか・完成版 中野康太郎 解説 法月綸太郎 〈目次〉 三重露出 アダムと七人のイヴ 第4話 ワイルド・パーティ あとがき(三一書房版〉 「三重露出」ノートまたは誰が沢之内より子を殺したか・完成版 中野康太郎 解説 法月綸太郎 -
三千万秒の悪夢
石川県能登島の夏、火祭りのさなか、女が殺された。被害者の名前は穂積しのぶ、金沢市に住む人妻と分かった。10月8日、警視庁捜査一課の倉原真樹巡査部長は、鴻野警視から殺人事件の捜査を命じられる。しかし事件は約15年前の11月21日のヤマだった。匿名電話が入り、犯人は中野区に住む山岡初恵だと告げたのだ。裏づけ捜査を進めるうちに第二の殺人事件が発生。被害者の男は山岡初恵を知っていたらしい。やがて、能登島の殺人事件との関係性が仄見えてきて……。 警視庁捜査一課の女性刑事、倉原真樹が活躍する長篇推理小説。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。 -
三毒狩り
激動の中国大陸。 捨て子・佟雨龍の数奇な運命が拓かれる――。 一度死んだ佟雨龍がふたたびこの現世へ舞い戻ってきたのは、甲辰の年(一九六四年)の十月十八日のことであった――。 舞台は、毛沢東率いる中国共産党が全権を握る中国山東省の吹牛村。捨て子の佟雨龍は、養父の佟継漢と養母の李秀媚の庇護のもと、姉の李平や犬の皮蛋(ピータン)とともに平和な少年時代を送る。そんなある日、共産党の青年幹部・田冲が村に赴任し、一家の暮らしにささやかな変化が訪れる。じつは、田冲は、養父の佟継漢と浅からぬ因縁があり、復讐の機会を虎視眈々と狙っていた。 -
三人書房
大正8年(1919年)東京・本郷区駒込団子坂、平井太郎は弟二人とともに《三人書房》という古書店を開く。二年に満たない、わずかな期間で閉業を余儀なくされたが、店には女優・松井須磨子の遺書らしい手紙をはじめ、奇妙な謎が次々と持ち込まれた──。同時代を生きた、宮沢賢治や宮武外骨、横山大観、高村光太郎たちとの交流と、数々の不可解な事件の顛末を、若き日の平井太郎=江戸川乱歩の姿を通じて描く。第18回ミステリーズ!新人賞を史上最高齢の69歳で受賞した著者による、滋味深い連作集。/【目次】三人書房/北の詩人からの手紙/謎の娘師/秘仏堂幻影/光太郎の〈首〉/文庫版あとがき/解説=辻真先 -
三匹の子豚
『三匹の子豚』が朝ドラで大ヒットした斉川亜樹。 鳴かず飛ばずの時代からようやく抜け出し、忙しくも穏やかな生活を送っていた。 そんなある日、彼女のもとに武蔵野市役所から一通の封書が届く。 その内容は、会った覚えもない、叔母の赤松三代子なる人物の扶養が可能かどうかという照会だった。 亜樹はパニックに陥る。 見ず知らずの叔母の面倒を本当にみる義務があるのか――と。 混乱しつつも役所からの問い合わせは放置していると、急に固定電話が鳴る。 電話を取ると、相手は開口一番、赤松三代子のことで話があるという。 問い合わせの回答をしていなかったので、役所からの電話かと思いきや、 『NPO法人 ありがとうの里』の菊村藍子という人物からだったとわかる。 彼女は、会って三代子の話がしたいと言う。仕方なく会う約束をした亜樹だったのだが――。 真梨ワールド炸裂! 衝撃の結末にページをめくる手が止められない! -
石榴-ZAKURO-
義理の妹の友人、李音から招待を受けた栞たちは、彼女の実家がある温泉地へと向かった。 そこで婚約者の男性を紹介してくれるらしい。実家には温泉施設も完備され、期待に胸を膨らませての遠出だった。 折しも、プロの殺し屋として〈石榴〉の異名を持つ綾瀬は、愛する李音のために引退の決意を固めていた。 挨拶をするために彼女の実家へ出向くのだが、そこには綾瀬をつけ狙う追っ手の影が……。 次々と発見される身元不明の死体。それぞれの遺体の一部が切断され、息つく暇もなく連続殺人が展開されていく。 その一方、綾瀬は迫り来る刺客をかわしていくが……。 風祭栞&忍シリーズ最新作! -
柘榴館
連続猟奇殺人を追う元風俗嬢の沙季は、裕福な医師一家が住む山手の洋館・柘榴館に潜入するが… 港町・横浜で、風俗嬢が相次いで殺された。内臓を引き出され、子宮が切り刻まれる猟奇殺人だった。事件を目撃した前原透はショックで正気を失ってしまう。透と同じように心の傷を持つ風俗穣の森岡沙季は、透のわずかな言葉を手掛かりにして、裕福な医師一家が住む「柘榴館」に介護士を装って乗り込んで行く。そこで見た、山手の美しい洋館に潜む恐るべき秘密とは? 心に闇をはらんだ家族たちをめぐる、戦慄のサスペンス。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。 -
ザ・サムライ
アメリカで生まれた日系二世の高村孝之助。彼が自身のルーツである日本にやってきた時、突然、見ず知らずの美人女優に話しかけられた。どうやら作家・作曲家でありテレビ番組やCMにも出演する人気スター、ジョージ石川という男と間違えているらしい。日本のプレイボーイの代表として有名なこの男、顔かたち、声まで自分とそっくりなのだという…。 有名人と間違えられた孝之助が巻き起こす大騒動は、やがてある殺人事件への関与に発展。彼は“サムライ”としての矜持を保とうと奮闘するが…。ユーモア・サスペンス小説。 ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。