死体を買う男
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死体を買う男

770円 (税込)
385円 (税込) 12月11日まで

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乱歩の未発表作品が発見された!? 「白骨記」というタイトルで雑誌に掲載されるや大反響を呼ぶ――南紀・白浜で女装の学生が首吊り自殺を遂げる。男は、毎夜月を見て泣いていたという。乱歩と詩人萩原朔太郎が事件の謎に挑む本格推理。実は、この作品には二重三重のカラクリが隠されていた。奇想の歌野ワールド!

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死体を買う男 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『昭和八年、作品を書きあぐねていた江戸川乱歩は三段壁の突端から身を投げようと、紀州の白浜を訪れていた。恐怖を感じつつも、死が間近に迫る中で、とある美青年に自殺を止められる。「死にたくないのに死んでしまう人間もいるんですよ」と言い残して去っていく。その命の恩人が首をくくって死んだ、と乱歩は女中から聞か

    0
    2025年01月16日

    Posted by ブクログ

     江戸川乱歩御大の遺稿ではないかと思われる原稿の存在や作中作の江戸川乱歩&荻原朔太郎のコンビの活躍など他に類を見ない形のミステリーでありつつ、随所随所で挟まれるある推理作家と一人の若者のやり取りがどのように繋がるのかも気になりながら読み進め、想像しなかった結末だったと思いきやそれすらも覆るよ

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    「白骨鬼」というタイトルで雑誌に素人で作者を隠して連載されていた。
    江戸川乱歩の未発表作品を思わせるような作風で、「夢幻」という作品で
    で一世を風靡したミステリー作家の細見辰時は、
    白骨鬼を読み、作者名がないことが気になり、
    出版社の社長に確認をする。その後、作者と会うことになるのだが・・・。

    0
    2024年05月29日

    Posted by ブクログ

    作中作スタイルの本格ミステリです。
    文庫本のあらすじに「二重三重のカラクリ」とありますが、まさにその通りでした。
    これぞ、本格ミステリという内容でした。
    なぜ「白骨鬼」は書かれたのか。
    そのトリックは、鳥肌ものでした。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    小学生の頃に初めて手に取って、そしてミステリの世界に足を踏み入れるきっかけとなった作品。

    江戸川乱歩やら萩原朔太郎やらと書かれたらなんだか難しそうではあるが、そんなことはなく、そして意外な連鎖にきっと驚くはず

    0
    2023年01月10日

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩作品を知らなくても面白く読めると思います

    生粋のミステリ好きが書くミステリ!!
    という感じ

    種明かし部も、これでもかこれでもかと出るわ出るわで
    しかも、ひとつ残らずすべて綺麗に伏線回収がされているし、
    文章自体はちょっと時代を感じるんだけど
    それでもちゃんと全部理解できたし
    作中作?ス

    0
    2022年05月19日

    Posted by ブクログ

    グイグイと話に引き込まれました。
    昔と今との時点で書き上げてる。読んだあとに他の人感想知りたくて、色々調べました。
    なるほどー、タイトルにもそんな事が!

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    白骨記の小説とそれを巡る小説家の話。この白骨記という作中作がまぁ面白い!白浜で女装をした学生が自死しそれを乱歩と詩人萩原が謎解くんやけど展開に面白いように引っかかり転がされ、存分に楽しんだ所に予想外の角度からやってくる現実。引き込まれて面白かったなぁ。

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

    何回も騙された!
    どんでん返し好きにはたまらない作品。

    個人的に古典的な表現が多い作品が苦手で、少し読みにくいと感じたので、星4つ。苦手だなぁと思いつつ読み始めたけど、諦めずに最後まで読んでよかった。途中からは引き込まれるように読んでた。

    0
    2023年07月10日

    Posted by ブクログ

    確かに二重三重のからくりはあるが、最後の最後は犯人の自白によって真実が明かされるだけで犯人の正体の根拠になるものがその前の文中にほとんど書かれていないので、どんでんがえしにあるすっきり感を感じず、「あっそう!?」という感じで終わってしまった(;O;)ただ、「白骨鬼(楽屋噺)」の前までは面白かった!

    0
    2023年05月23日

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