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冷たい骨に化粧
このラスト、中毒必須。 いまもっともアツいBL小説界から一般文芸界へ、新たな才能が花開く! ――残酷な世界を生き延びるため、彼女は唇に嘘を纏った。 夕暮れ時に訪ねてきたのは夫の不倫相手だった。(あやか) 「おじいちゃんを殺した」。母と娘の逃避行ともう一つの秘密。(真夜中のドライブ) 愛する妻に殺されたい。男が挑んだのは命を賭けた悪女の証明。(愛妻家) 作り話が得意なミユは、今日もクラスの人気者。(楽しい話をしてあげる) バス停で出会った不思議な女。その声はどこか懐かしかった。(赤い傘) ほか、全9編を収録。 隠し通すと決めた秘密、守るために握った刃、騙し抜いてほしかった甘い言葉。 その正体に気付くとき、9つの衝撃があなたを射貫く。 衝撃の結末を、心してご堪能ください。 -
冷たい誘惑
一丁の拳銃が人々の人生を変えていく! 名手が描く練達の連作短編集。 私は拳銃を構える。 恐怖にひきつった顔を思い描くだけで、胸のもやもやが晴れていく――。 久しぶりの同窓会で六本木から新宿・歌舞伎町に流れてきたものの、 泥酔して友人たちとはぐれた主婦・織江。家出少女から一万円と引き換えに 渡された包みの中身は一丁の拳銃だった! 主婦も家出少女も、カラスに悩まされる新入社員や 妻に逃げられた元警察官も――。 平凡な日常に倦んだ人々を魅了し狂わせるコルトの魔力とは? ※この電子書籍は、1998年4月に文藝春秋刊の単行本『引金の履歴』を、 2001年4月に『冷たい誘惑』と改題、文庫化された作品の 新装版を底本としています。 -
詰め腹
動乱の中近東から安い石油を輸入する放れ業を演じて、業界をあっといわせ、「世界石油」を一流会社にのしあげた社長・葛原大三の満々たる自信が、今や揺らぎ始めた。腹心の橘専務が裏切ったのだ。しかし彼は、背後に迫るさらに巨大な陰謀の存在をいまだに知らない。経営危機を切り抜けようとアメリカに飛び、米資本の融資を取り決めて帰国したとき、彼を待っていたのは社長退陣の要求だった。湯水の如く政界に撒いた献金の効果も、今は空しい。――著者が足で取材した秘材をもとに、金融資本の悪魔にひとしい裏面を鋭く抉る「詰め腹」他5篇。 -
つよがりの君に、僕は何度だって会いにいく
名門私立高校に進学した未森ひなたは、入学早々いじめに遭っていた。 ひとり親の母を思うと不登校になるわけにはいかない…… 気丈に振る舞うも生きる希望を失っていたひなたを救い出したのは、幼馴染の柊太だった。 1日限りと誓って学校をさぼり、思い出の場所をめぐる2人。 ひなたの冷え切った心を少しずつほぐしていく柊太だったが、彼には今まで打ち明けられなかった秘密があって――。 まさかの展開が心揺さぶる、高純度の恋愛物語。 ◇◇◇著者からのメッセージ◇◇◇ 息苦しい人間関係の中で 自分のことを嫌いになってしまいそうなとき。 そんなときに思い出していただけるような 一冊になれればと願って書きました。 誰かの心をほんの少しでも軽くできますように。 此見えこ -
鶴の来る町
南国・薩摩半島の農家に生まれ、枕崎のあいまい屋で働いているかね子は、一度だけ男にだまされたことがあった。それ以来、男に気を許すまいと誓っていたのに、蜂飼い男の刀祢吉が店に現われたとき、ふしぎな心の動揺を感じた。刀祢吉は、妻に先立たれ、まだ幼い一人娘をかかえた、風采のあがらない男だった。なぜ馬ヅラの蜂飼い男に惹かれるのか、かね子自身にもわからなかった。まして、それが悲しい運命の序章になるとは、夢にも思わなかった。……この作品は、貧しく世間知らずの二つの魂が、幸せを求めてのたうつ姿を、社会性のある眼で捉えた、美しい心の歌である。 -
ツワブキの咲く場所
救いとは、信じるとは、いったい何なのだろうか 宗教二世としての過去と、統合失調症に向き合う中で掴んだ一筋の光。 暗闇でもがく全ての人々へ捧げる、祈りと再生の物語。 統合失調症を患う青年・涼のもとに届いたのは、疎遠だった妹からの「両親の過去について知りたい」という手紙。 宗教二世として生きていた頃の辛い記憶が蘇った涼は、「こらーる岡山診療所」に助けを求める。そこで主治医の山本先生に勧められたのは、とあるキリスト教会で行われている勉強会だった。 「神様なんているのだろうか」複雑な思いを抱えながらも、涼は聖書をめくり始めた―― どんな状況でも、そばで支えてくれる人は必ずいる。 著者自身の経験をもとに描いた、心揺さぶられるヒューマンドラマ。 プロローグ 第一章 靴 第二章 風 第三章 朝 解説(「こらーる岡山診療所」山本昌知) 作品によせて(映画作家 想田和弘) -
ヅォンディム(終点) ~喪失者の島
カジノで働く仮面の女、ファントム。 そこに現れた組長の愛人、知奈と、その組長の娘、死体から生まれたユウ。 仮面で隠した醜貌の秘密。 激しくぶつかる復讐心と憎悪。 ファントムと知奈の思いの行方は―― ================= 忌々しい記憶を追い払う。仮面の下が痛む。 ファントムはうっかり爪を噛まないように両手を握りしめ、 今度こそ知奈に気に入られるように笑った。 「本当も何も、これが私ですよ。 私は『ジャンケットのファントム』です。 つまらない名前よりも、ファントムの方がこの島じゃ相応しいでしょう?」 …… 恐る恐る宙に浮かせていた手を、知奈の身体に添わせた。 彼女が側にいるだけで、こんなにも安らぐのはなぜだろう。 …… ユウが知奈と自分にとっての疫病神なのは間違いなかった。 この悪縁を断ち、解放されなくてはいけなかった―― 「死に腐れ! お前の思い通りになるかよッ」 ================= 傷ついた者たちの魂が交錯する、 壮絶な“家族”の寓話! -
ティラミスとエスプレッソ
天にも昇る気持ち 恋人同士ではない。しかし互いに好意は持っている。 会うのは頻繁ではない。半年ぶりくらいか。 そのような微妙な間柄の男女が、百貨店の前で待ち合わせる。 デートのスタートは、ティラミスとエスプレッソ。 「ティラミスとはどういう意味か?」という男性の問いに 女性は即答するものの、微妙に、いや実は大きく誤っており、 そのことについての男性の解説と二人の会話が この小説の方向を決定している。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/ -
ティラミスを分け合う
ライフスタイルマガジンの編集者の日常は、目に入る全てのものが仕事に繋がって、誌面が作られていく。 藤森隆男は、20代から50代の男性向けライフスタイルマガジンの編集者です。前の日に校了してつかの間の休日。一人暮らしの彼は、トマトとソーセージ、スクランブルエッグとゴルゴンゾーラ・ドルチェでワンプレーとの朝食を摂り、サッチェルバッグを肩から斜め掛けにして出かけます。編集者の休日は、しかし半分は仕事のようなもので、ガールフレンドとの短い逢瀬も仕事と関連しています。それは月刊誌がどのようにして作られているかの一端でもあり、この小説自体が、まるでライフスタイルマガジンの特集のように上方に溢れています。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。 -
TYOミレニア
■内容紹介 1970年、後の都知事となる鈴野、天才建築家の名をほしいままにした丹波へ「新東京国際空港を建設せよ」と密命が下る。それは、期せずして江戸開府から繋がる千年都市へのかけはしとなった。臨海地区の埋め立て、お台場への企業誘致、ゲートブリッジの建造……、遂に最後の「島」の完成が目前に迫る――。都市伝説のごとく語られてきた臨海地区開発の真の企み、東京の発展に心血注ぐ男たちを描ききった都市開発スペクタクル。 ■著者紹介 森崇 俊(もりたか しゅん) 1955年、東京生まれ。横浜国立大学経済学部経済学科卒業。不動産鑑定士資格取得。1992年、(株)プロパストを創業し、代表取締役に就任、業容を拡大する。2006年、ジャスダック証券取引所上場を果たす。レゾンデパン大磯、オリゾンマーレ、ガレリアグランデ、ガレリアサーラ、ブリリアマーレ有明などのマンションを供給。2011年、会社を引退し文筆業に転身。本書と同時に『季節、めくり』を執筆、刊行。 -
帝王(小学館文庫)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「もっと自分が熱くなれる世界があるんじゃないか-」工業高校を卒業後、工場作業員や大型トラックの運転手を経験した青年は一念発起し、ホストの世界に身を投じる。酒を一滴も飲めないにもかかわらず、青年は人柄と努力でナンバーワンホストに君臨。そして23歳の若さでキャバクラ経営に乗り出すことに。店舗の火災や、知人の裏切り、巨額の借金など数々のトラブルに青年は見舞われるが…。首都圏に十数店舗、海外進出も成し遂げたキャバクラ業界の帝王・輝咲翔の半生をもとに、倉科遼が描いた成功物語。コミック化、テレビドラマ化もされた原作小説を電子化。 -
帝王の誤算 小説 世界最大の広告代理店を創った男
日本最大の広告代理店「連広」の常務に就任した城田毅は、その存在感を示すべく、さまざまな事業の指揮をとる。各業界のトップ企業の広告独占、広告第二位「弘朋社」への圧力など、手段を選ばず強行した。一方、過労死した連広社員の妻だった真美は、「思いやり雇用」制度によって連広に入社し、城田の秘書となった。真美は「この会社に夫は殺されたのだ」と憎悪の心を持って、夫の死の真相解明に乗り出す。しかし城田の間近で働くうち、やがて彼の魅力にも惹かれていく。城田は「帝王」として君臨し、やがて社長に就任するが、後継者として育てた腹心の裏切りに直面する……。 -
帝国ホテル建築物語
「かたちあるものは必ず滅す。しかし、かたちを成すために命をかけた人々の志は、本書によって神々しく蘇る」阿川佐和子氏推薦! 帝国ホテルライト館建築をめぐる熱き男たちの物語 世界的建築家、フランク・ロイド・ライトの飽くなきこだわり、経営陣の追及……それでも彼らは諦めなかった! そして関東大震災が――1923年(大正12年)に完成した帝国ホテル2代目本館、通称「ライト館」。「東洋の宝石」と称えられたこの建物を手掛けたのは、20世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトだった。明治末期、世界へと開かれた日本において相応しい迎賓館が必要だと気づいた大倉喜八郎と渋沢栄一が、ニューヨークで古美術商として働いていた林愛作を帝国ホテル支配人として招聘したことから、このプロジェクトは始まった。しかし、ライト館完成までの道のりは、想像を絶する困難なものだった――。ライト館の建築に懸けた男たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説。 -
低体温症ガール
―30代女子、婚活はもう時代遅れです。 30代独身女子が、“孤独死”をプロデュース?! 特に美人でもお金持ちでも才能がある訳でもない、平凡な33歳のOL、相原由衣。結婚願望もゼロで、「むしろこのまま誰にも心を揺さぶられず、淡々と生きてひっそりと死んでいきたい」と願う“低体温症ガール”は、長い低成長が続く現代日本で生きる女性の内面をリアルに活写します。夢をもって自分のやりたいことに挑戦する訳でもなく、心を開いて友だちや恋人と付き合うこともできなかった由衣の本心を見破るように現れた書店員の掛井祐司は、由衣の甘えを優しく諭しつつ、その背中を押してくれる等身大のヒーロー。そんな掛井は由衣に「いい死に方、ありますよ」とスイスの“安楽死ツアー”を紹介するが――? ネガティブゆえにポジティブでポップな死生観を軸に展開する、大人女子必読の新しい恋活=終活ドラマ。かたくなに乾いたあなたの心の扉を開くきっかけになるかもしれません。 Novel Jam 2017 出場作品 -
帝都あやかし屋敷の契約花嫁
大正時代、名家・久我家は当主の失脚により没落。御嬢様だったまりあは許嫁に婚約破棄され、下町のボロ家に住んでいる。そんな彼女が夜会で出会ったのは、日本有数の名家である山上家の装二郎。しかし山上家には、帝都にはびこり夜な夜な事件を起こすあやかしを匿っているという不穏な噂が。だが、両親への援助を条件にまりあはそこに嫁ぐことになり……。契約花嫁があやかしと当主を守るため大奮闘! もふもふ大正ファンタジー。 -
帝都異世界レジスタンス
人気作「魔法少女育成計画」の遠藤浅蜊による待望の新シリーズです。時は大正。開国以来西欧から流れ込んできた文化や亜人たちが日本にも馴染んできた頃、帝都に突如、謎の半球型建造物「はむすぴあ」が出現する。政府主導の研究機関や軍部の調査により転移装置と判明したが、華族・君小路家のハーフエルフのエアルミアが利用するとなぜか異世界へと繋がってしまい……。果たして、エアルミアは科学者・陸軍などの勢力から逃れ、「はむすぴあ」の真相に迫ることができるのか!? 遠藤浅蜊が贈る大正ロマン冒険ファンタジー。またゲーム化プロジェクトも進んでおり、キャラクターデザインは大人気作『冴えない彼女の育てかた』のイラストレーター、深崎暮人氏に決定。注目の一冊になります。 -
帝都おりえに屋のささやかな奇跡
時は明治。日本のはるか北西にあるオリエニア小国の奇術である“虹術”が、異国の女奇術師・喜祭折栄(きさいおりえ)の人気とともに日本で一世を風靡するも、彼女の謎の失踪とともにその人気も下火になったころ。 山棚恵(やまだなめぐみ)はある特異な体質のせいで、故郷で肩身の狭い思いをしていた。そんな彼女のもとにある日一通の手紙が届く。内容は、なんとオリエニア人の知人・エーミルからの求婚の手紙であった。恵はエーミルに会うため彼の住む帝都の邸宅に向かうが、しかしそこにエーミルの姿はなく、代わりに「おりえに屋」というなんでも屋を営む青年・冬鳥礼央(ふゆどりれお)と出会う。美しい容姿を持つ礼央は、“虹術”を使いながら「おりえに屋」に持ち込まれる人々の悩みを解決していた。恵も「おりえに屋」を手伝ううちに、いつしか二人の間には絆が生まれていき……。 派手ではないけれどささやかな虹術が、街の人々の、そして恵や礼央自身の心も癒やしていく。不思議な明治ファンタジー! -
帝都吸血鬼夜話 少女伯爵と婿入り吸血鬼
西洋嫌いな吸血鬼・紫蜂と男勝りな少女・紅蝶の明治吸血鬼浪漫譚 時は明治。突如、人間や吸血鬼を無差別に襲う吸血鬼の変種『羅刹鬼』が現れる。 『羅刹鬼』に対抗すべくバテレン嫌いな強面吸血鬼は男勝りな少女伯爵と政略結婚することに――!? 序章 第一話 野良犬と伯爵 第二話 仮面舞踏会(マスカレイド) 第三話 家族の肖像 終章 ■著者 片瀬由良(かたせ・ゆら) 山口県在住の小説家。第一回小学館ライトノベル大賞ルルル賞を受賞しデビュー。著書に『新米獣医ですが、妖怪の診療はじめます。』『桜の花守 桜春国の鬼官吏は主上を愛でたい』『冥府の王と屍人姫』(すべて小学館)などがある。 ■イラストレーター 條 -
帝都コトガミ浪漫譚
帝都で職業婦人をしている朱莉は、ある日、巷を騒がせている怪異に襲われ、住んでいたアパートが全焼してしまう。 途方に暮れている朱莉を助けたのは、眉目秀麗な青年・智人。 だが彼は本に奉られた神様・言神(ことがみ)で、ある洋館の住み込み管理人の仕事を朱莉に紹介する。 寝食が保証されることで住み込みを了承した朱莉だったが、案内された洋館は一癖も二癖もある言神たちの住まう、問題山積みの物件だった!? ワケあり洋館ではじまる、個性的な言神たちとの同居生活。 今、緩やかに動き出す、人ならざるものが本に綴られ奉られる時代を生きる恋(?)と物語の奮闘記!? -
帝都探偵奇譚 東京少年D団 明智小五郎ノ帰還
『ニンジャスレイヤー』の著者チーム、本兌有&杉ライカ+ブラッドレー・ボンド&フィリップ・N・モーゼズ最新作! 乱歩×スチームパンク=猟奇! 秀麗! 退廃! 蒸気と狂気と暗雲に包まれた、1920年の帝都東京! 怪人二十面相の挑戦を受けた資本主義の獅子・羽柴壮太郎は、伝説の名探偵・明智小五郎を呼び寄せた。しかし彼のもとに現れたのは明智ではなく、恐るべき美貌と眩しいばかりの知性を輝かせる妖しき天才美少年・小林芳雄であった。「僕の知能指数は平常時の明智先生の2倍です。ご存じないかもしれませんが、探偵の能力とは、カラテ段位ではなく知能指数で測るものなのです」 猟奇! 闇の近代日本を舞台に、爆発寸前のアドレナリンと知能指数が火花を散らし、七つ道具が飛び交う! 狂気に次ぐ狂気! 変装に次ぐ変装! カラテに次ぐカラテ! 帝都東京で繰り広げられる探偵と怪盗の知能指数バトル!! -
帝都はいから婚物語
第11回ポプラ社小説新人賞ピュアフル部門賞受賞作! 時は大正。観劇の好きな女学生、萩原杏は骨董好きの父親がつくった借金の形に、華族の神楽坂子爵家、次男・真との縁談を進められそうになっていた。が、見合い時に「男と肩を並べて働きたい」と口走ったのを当主・空太郎に聞かれ、帝華少年歌劇団の支配人に任命される。けれど、その経営は火の車。さらに、巷を賑わせる”怪盗ファントム”から劇団トップの星宮カレンを狙う脅迫状が届いて――。最初は杏を認めなかった真だが、だんだんとひらめきで謎を解いていく彼女に惹かれていく。はねっかえりの女学生×御曹司のキケンな恋の行く末は!? -
帝都ハイカラ探偵帖 ~少年探偵ダイアモンドは怪異を謎解く~
母親を殺害したのは怪異かそれとも人間か――人気和風ファンタジー『神様の用心棒』外伝、ついに開幕! 時は明治――銀座にある『ダイアモンド探偵事務所』は今日も閑古鳥が鳴いている。 ある日、千里眼の実験の催しの看板を見つけたダイアは使用人の十和を引き連れ会場へ向かうことに――。 怪奇が引き起こす事件を少年探偵とその使用人が解決する明治怪奇譚 探偵前夜 第一話 少年探偵と超能力少女 第二話 隠れん坊の幽霊 第三話 黄昏の馬車 ■著者 霜月りつ(しもつき・りつ) 富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。 著書に『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)など多数。 ■イラストレーター アオジマイコ -
帝都フォークロア・コレクターズ
激動の大正。帝都東京に見える怪しき影は、二人の青年。黒のマントに詰め襟学生服、生真面目な銀髪の青年・射理也(いりや)。そして、女物の鍔広帽に着流しを纏い、軽薄な笑みを浮かべた噺家崩れの淡游(たんゆう)だ。求職中の少女・静が見つけた新たな職は、『彼誰会(かわたれかい)』なる奇妙な組織の書記担当。彼らの目的は「百年使える妖怪事典の編纂」だという。静は同僚の射理也、淡游と共に、日本各地に残る妖怪伝承を集めることになる。だがやがて三人は不思議な事件に巻き込まれていき――? 『絶対城先輩の妖怪学講座』の峰守ひろかずが贈る、帝都発あやかし伝奇譚。 -
帝都モノノ怪ガタリ
学友に騙され無一文になった幸四郎は、夜の街で雨風をしのげる場所を求めてさまよっていた。 ふと気配を感じて空を見上げると、少女の首が飛んでいた。 それを追いかけていたモノノ怪退治を生業とする『大和文化収集課』所属の軍人・忍とメイドの凜と出会う。 忍はモノノ怪を恐れない幸四郎の反応を買い、自分の仕事を手伝うように半ば脅迫してきて…!? 人間とモノノ怪は共存することはできないのか…大正人情ファンタジー! -
定年後に読む不滅の名著200選
定年後の知的活動はこの1冊で足りる! 定年後にゆっくりと何を読むか――それは多くの人が抱える課題だろう。 誰もが何かを読まねばという焦燥にも似た思いを抱く。しかし、何を読んでいいのかわからない。 そうしたあらゆる人々に応えるのが本書である。 目次を見てもらえれば、一目瞭然。これはしたり!思わず膝を打つような書物ばかりではないか。 各界の代表者、作家、学者、評論家、芸術家……など、とにかく書に親しんできた人々に「この1冊」をあげてもらうのだ。ためにならないわけがない。 しかも、「不滅の名著百冊」や「老後を支えてくれる古典」をはじめ、「枕頭の歴史書」や「時代小説50本」まである。これだけあれば、30年かけても読了しないだろう。ということは、この1冊さえあれば、定年後の知的活動は事足りるのである。 めでたし、めでたし。 -
定年就活 働きものがゆく
関東近郊。妙子60歳は、経理事務で勤める会社の継続雇用を受け入れるつもりだったが、会社に残ることが後輩女子たちの噂となりそのネタの提供者・同期で比較的仲の良かった合田課長、しかも彼が本社栄転で浮かれてしゃべったと思い、怒りの勢いで会社を定年退職してしまう。妙子の夫は数年前に病気で亡く、娘の真奈美は東京で結婚、一人暮らしで早速暇を持て余し始める。夫の七回忌で久しぶりに顔を合わせた真奈美からさんざん突っ込まれ、就活を始めるがハラスメントな会社ばかりで決まらない。そこへ突然、娘夫婦の養女瑠希が進路でもめたとして妙子の元に転がり込んでくる。就活と孫との生活で一変して……。定年退職後、どうやって仕事を探すの? どうやって生きがいを探すの? リアルでライトな就活サバイバル小説! -
定本 岳物語
椎名誠、代表作にして「不朽の名作」である『岳物語』と『続 岳物語』を合わせて加筆・再編成をほどこした最終完成版。すくすくと成長していく無邪気で奔放な岳少年とそれを見守る父親の椎名誠との心の通い合いをユーモアたっぷりに描いた名作小説。巻末に収録した「定本 岳物語のあとがき」と「“岳”本人のエッセイ」により、『岳物語』の見えざる部分が明かされます。また、電子書籍版の追加部分として、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。『岳物語』『続 岳物語』のコンプリートエディションとしてお楽しみください。 -
定本 バブリング創世記
筒井康隆の世紀の奇書が 〈定本〉として三十七年ぶりに復刊! 筒井康隆の毒と笑いをご堪能あれ。 〈ドンドンはドンドコの父なり。ドンドンの子ドンドコ、ドンドコドンを生み……〉 ジャズ・スキャットで使われるバブリングを駆使し、 奇想天外なパロディ聖書として読書界を驚倒させた表題作ほか、 初刊文庫で未収録だった実験作品「上下左右」 (イラストは雑誌掲載時の真鍋博)を収録した完全版。 書下しの自作解説を併録。全十篇。 (解説 井上ひさし) 〈目次〉 バブリング創世記 死にかた 発明後のパターン 案内人 裏小倉 鍵 上下左右 廃塾令 ヒノマル酒場 三人娘 自作解説 筒井康隆 解説 井上ひさし -
敵は家康
アルファポリス第6回歴史・時代小説大賞特別賞受賞作! 礫投げが得意な若者・弥七は陰(ほと)と呼ばれる貧しい集落で、夢も希望もなく、地を這うように生きてきた。あるとき、図らずも自らの礫で他人の命を奪ってしまったことで、元盗賊のねずみという男とともに外の世界へ飛び出す。やがて二人は、作事集団の黒鍬衆(くろくわしゅう)の一員として、尾張国の砦造りに関わるようになる。それは弥七にとって、人生で初めての充実した時間だった。だが、尾張を狙う今川義元が領主・織田信長に戦を仕掛けたことで、そんな日々は終わりを告げる。弥七のいた織田領の丸根砦に、大軍が攻めてきたのだ。弥七は織田の兵とともに、戦うことを決意する。しかし、その大軍を率いるのは松平元康、のちの天下人・徳川家康で――。桶狭間の合戦前夜、名もなき青年が戦国の世を駆け抜ける! -
鉄塔家族
里山の日常を繊細に描いた私小説。 ――もし、名前を知らなかったら、それらは単なる草花であり、木であるだけで、風景の中に埋もれてしまっていることだろう。目の前にあったとしても、特別気に留めないでいることだろう。だが、一度注意して名前を覚え知ったものは、風景から浮かび上がって、こちらに飛び込んでくる。―― 東北のとある里山に暮らす、小説家と草木染作家の夫婦。すぐそばで新しい鉄塔の建設が進むなか、夫婦を取り巻く人たちの日常が、季節の植物や鳥のさえずりとともに、丁寧に綴られていく。 第31回大佛次郎賞に輝いた、佐伯一麦の等身大の物語。 -
テッパチ!
町田啓太主演の水10ドラマをノベライズ! 夢を諦めて、うそっパチでやけっパチの人生を送っていた青年は、 愛する人を守れる一人前の「テッパチ」へと成長できるのか? 国生宙。 高卒、フリーター。明日をも知れぬ日々を過ごしていた。 ある日、大喧嘩が原因で警察に捕まり、工事現場仕事もクビになり 自棄になっているところ、男から声をかけられた。 「三食ついて宿もある。好条件の仕事があるぞ」 いとも簡単に美味しい就職先が……見つかった!! しかも、スカウト!? タレント? ホスト?と思いきや、……陸上自衛隊!! 訓練生生活を通じて、信頼できる友人と知り合い、失った自信も取り戻していく。 -
テッパン
80年代 東京――僕と不良のひと夏の物語。 中学卒業と同時に渡米し、長らく日本を留守にしていた吉田倫。吉田は旧友である寿司屋の主からの誘いに応じて、中学の同窓会に赴いた。 同窓会のメインイベントは当時作ったタイムカプセルを皆で開けること。タイムカプセルの中に入っていたのは、アイドルのブロマイドに『明星』や『平凡』といった芸能雑誌、『なめ猫』の缶ペンケースなどなど。三十年以上前に流行した懐かしいグッズの数々に、同級生たちの会話が盛り上がる。 そんな中、吉田の紙袋から出てきたのは『ビニ本』に『警棒』、そして小さく折りたたまれた『おみくじ』だった。 それらは吉田が中学三年の夏休みに出会った、中学生ながら屋台を営む町一番の不良、東屋との思い出の品で――。 平凡な「僕」と不良の「あいつ」、正反対の二人が出会った、ひと夏の切ない物語。
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