ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
鉄道マニアの公務員・小日向巧はある日、廃駅で立ち入り禁止となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。そこで出会ったのは、政府の“ある事情”により地下で生活する謎の集団「エクスプローラー」だった。その集団内で起こった殺人事件をきっかけに、小日向は捜査一課と公安の対立も絡む大事件に巻き込まれていき……。エクスプローラーが抱える秘密とは? 殺人犯は誰か? 東京の地下で縦横に展開するノンストップミステリー!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
今年初の☆5。 鉄道オタクが好奇心で廃駅に潜り込んだら、そこには100名を超える隠れ住む住民がいた。 この入りからどう話がすすんでいくんやろ?と物語に夢中になったなあ。 鉄オタ、公安、公務員。全く関係のない点と点が徐々に繋がっていく展開が見事。 古今東西の物語で「強大な敵に挑む小市民」という対立...続きを読む構造は読者の心をつかむ。 多読していると左翼的な小説って多いよなあ。それを踏まえた上で、思想のバランスを持っていたい。
私が「紙の本」が好きな理由の一つは、左手で「残りのページ数」をフィジカルに実感できることかも知れない(^ ^ わくわくしながら読み進みつつ、おいおい、残りこんだけしかないのに、どうやって収集付けるんだ? とか思いながら読むのがまた楽しい(^ ^ さて本書は、鉄オタ、しかもニッチな「廃駅オタ」の主人...続きを読む公が、違法を承知で地下の廃駅に冒険に行く。するとそこには大勢の人間が「住んで」いて...というのが導入部分。地下の廃駅利用ということで、以前に読んだ「金曜日の本屋さん」を思い出した(^ ^ が、ここから先が中山七里の面目躍如(^ ^ 地下に住む人たちが、何故地下に住むことになったのか...にまつわる、壮大なストーリーがあった。さらにびっくりするような事件が起き、「小市民的人畜無害公務員鉄オタ」だった主人公は、否応なしに巻き込まれていく(^ ^; その内、「巻き込まれて」ではなく、自分の意志でどんどん「地下民」に肩入れし、のめり込んでいく主人公。しかし上記「びっくり事件」のおかげで、警察にマークされるようになり... これ以上はネタバレになるので、自粛(^ ^; でもほのぼのとした序盤の割に、「裏」が分かってからの怒濤の展開は、ちょっとびっくり(^ ^; ジェットコースターのような一冊でした(^ ^
面白かった。 鉄道好きということもあってサクサク読めた。 そして、仲間達の活躍にも興奮させられた。 最後にもう一盛り上がりあったら本当に最高だったけど、十分面白かった。
廃駅に集う100人の謎の集団 鉄道マニアが踏み越えた立ち入り禁止区域で大事件に巻き込まれる 集団の謎、国家の闇、公安部と刑事部に追われることになった主人公は事態をどう打開する 中山作品はいつも社会問題を絡めるから読み応えある
面白かったけど、ちょっと非現実的な内容(夢オチかと思ったくらい)と、伏線回収が甘かった感じがする。 犯人もわかってしまった。
久しぶりに中山七里。一気読み。帰省時に母に献上する本を早く読まねば。 地下鉄の廃駅が舞台のミステリー。楽しい。 ベルリンでのミニツアーを思い出す。大戦中に地上と地下鉄の間に作られた巨大防空壕を案内するミニツアーを見つけて行ったことがある。ただの(地上の)何でもない交差点にある小さな倉庫のようなとこ...続きを読むろの扉を開けて中に入っていくと、そこは地下への入り口だった。地下にたどり着くと銀行の分厚い扉(巨大な円環のぐるぐる回すやつがついてる)にそっくりな扉。よく銀行破りが映画とかで挑戦するやつね。そこから中に入ると立派な居住空間。いくつかの部屋に、医務室、トイレ、途中で地下鉄を下に除き見る小窓など、ワクワクした。映画などで見るような制御室みたいなガラス張りの部屋もあった。最後は入り口からは徒歩1駅離れた駅の階段の踊り場の壁に同化したような出口からポンと出た。そこで解散して電車でホテルに帰った。ツアーガイドはドイツ語だけだったので、微妙なドイツ語知識しかない私はポツリポツリとしか解説が理解できなかった。今は英語もあるようだ。もう10年以上も前の記憶なので、誇張はありそうだが。 本の感想より、思い出が長くなった。
面白い。中山七里先生作品の中では一風変わった作品かな。現実離れしている作品は苦手な私ですが、これはなぜか刺さったなぁ。ファンタジーまでは行かないけど、想像世界。食わず嫌いみたいな感じできてしまいましたが、これは面白かった。善とわ、偽善とわ。じーんときますね。
“鉄道”ミステリーにはあまり惹かれないけど、中山七里作品は読みたい。 そう思って読み始めてすぐ「お、これ読めるぞ」と思わせるのは流石。 廃駅鉄の小日向が廃駅跡に居住する集団《エクスプローラー》と遭遇したことから物語は始まる。 鉄オタ知識と逃走劇の組み合わせは意外と面白い。
普段の中山作品とはひと味もふた味もテイストが違う作品でした。 殺人事件の真相はかなりあっさりしていて、かつ結末も呆気なかったけれど、廃駅オタクの主人公の知識といい、謎の地下生活者集団といい、ユニークな設定を楽しめる昨日でした。
鉄道オタクってのも色んなのがあるみたいやけど、廃駅オタクってあるんやな。 駅あるけど使用してないってのがあるんや。しかも、地下鉄で!知らんかったわ! 廃墟ツアーみたいな感じで、行ってみたい気もする。 廃駅オタクの公務員 小日向さんが、立ち入り禁止の廃駅に潜り込むとそこには、いっぱい人が! 人呼んで...続きを読む「エクスプローラー」。名前はカッコええけど… しかし、こんな事情で、地下に住むのを納得すんの? めちゃくちゃやん!日本政府! さらに公安に見張らせて! しかし、潜入していた公安が殺されて、それに小日向さんも巻き込まれ〜 でも、この話しは、殺人事件に巻き込まれて〜 というより、国の政策間違いに巻き込まれて〜 という被害者達を描きたかったのかな。 今回は、殺人事件なくてもええんとちゃうかな?って思ってしまった。 十分、悲哀感満載やもん。 何で、国って一度走ってしまうと、「それは絶対正しい!間違いはない!」的になるんやろな。 間違いはあるし、真摯に向き合って、正せば良いのに。 なかった事することばっかりo(`ω´ )o
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
帝都地下迷宮
新刊情報をお知らせします。
中山七里
フォロー機能について
「PHP文芸文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
有罪、とAIは告げた
連続殺人鬼カエル男 完結編
このミステリーがすごい! 中山七里「とどけチャイコフスキー」vol.1
彷徨う者たち
総理にされた男 第二次内閣
とどけチャイコフスキー
越境刑事
特殊清掃人
「中山七里」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲帝都地下迷宮 ページトップヘ