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Posted by ブクログ
私が「紙の本」が好きな理由の一つは、左手で「残りのページ数」をフィジカルに実感できることかも知れない(^ ^ わくわくしながら読み進みつつ、おいおい、残りこんだけしかないのに、どうやって収集付けるんだ? とか思いながら読むのがまた楽しい(^ ^
さて本書は、鉄オタ、しかもニッチな「廃駅オタ」の主人公が、違法を承知で地下の廃駅に冒険に行く。するとそこには大勢の人間が「住んで」いて...というのが導入部分。地下の廃駅利用ということで、以前に読んだ「金曜日の本屋さん」を思い出した(^ ^
が、ここから先が中山七里の面目躍如(^ ^ 地下に住む人たちが、何故地下に住むことになったのか...にまつわる、壮大なストーリーがあった。さらにびっくりするような事件が起き、「小市民的人畜無害公務員鉄オタ」だった主人公は、否応なしに巻き込まれていく(^ ^;
その内、「巻き込まれて」ではなく、自分の意志でどんどん「地下民」に肩入れし、のめり込んでいく主人公。しかし上記「びっくり事件」のおかげで、警察にマークされるようになり...
これ以上はネタバレになるので、自粛(^ ^; でもほのぼのとした序盤の割に、「裏」が分かってからの怒濤の展開は、ちょっとびっくり(^ ^; ジェットコースターのような一冊でした(^ ^
Posted by ブクログ
久しぶりに中山七里。一気読み。帰省時に母に献上する本を早く読まねば。
地下鉄の廃駅が舞台のミステリー。楽しい。
ベルリンでのミニツアーを思い出す。大戦中に地上と地下鉄の間に作られた巨大防空壕を案内するミニツアーを見つけて行ったことがある。ただの(地上の)何でもない交差点にある小さな倉庫のようなところの扉を開けて中に入っていくと、そこは地下への入り口だった。地下にたどり着くと銀行の分厚い扉(巨大な円環のぐるぐる回すやつがついてる)にそっくりな扉。よく銀行破りが映画とかで挑戦するやつね。そこから中に入ると立派な居住空間。いくつかの部屋に、医務室、トイレ、途中で地下鉄を下に除き見る小窓など、ワクワクした。映画などで見るような制御室みたいなガラス張りの部屋もあった。最後は入り口からは徒歩1駅離れた駅の階段の踊り場の壁に同化したような出口からポンと出た。そこで解散して電車でホテルに帰った。ツアーガイドはドイツ語だけだったので、微妙なドイツ語知識しかない私はポツリポツリとしか解説が理解できなかった。今は英語もあるようだ。もう10年以上も前の記憶なので、誇張はありそうだが。
本の感想より、思い出が長くなった。
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