帝国ホテル建築物語

帝国ホテル建築物語

850円 (税込)

4pt

1923年に完成した帝国ホテル二代目本館、通称「ライト館」。“世界一美しいホテル”“東洋の宝石”として絶賛された名建築だが、完成までの道のりは、想像を絶するものだった――。二十世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトによる飽くなきこだわり、現場との対立、難航する作業、襲い来る天災……。次々と困難が立ちはだかったが、男たちは諦めなかった。ライト館の建築に懸けた者たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説!

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帝国ホテル建築物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    ライト館の建築から明治村へ移築されるまでに、これほど多くの人が関わり、長い年月を要したことに驚きました。
    日本人の技術の高さ、ライトの強い拘り、凄まじい労力の結晶を是非私もこの目で見てみたいし、諦めずに明治村への移築を実現してくれた方々に感謝をせずにいられません。
    もし最後までライトが指揮をとり完全...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月19日

    いやー、まいった、驚いた、面白かった。
    昨年豊田までフランク・フロイド・ライト展を観に行ったけど先に読めばよかったと激しく後悔。林愛作が本書では触れられていないけど勤務先の設立にもかかわっていてこれまたびっくり。
    2024-014

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    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    『帝国ホテル建築物語』
    帝国ホテル2代目本館の建築前、建築中、そして取り壊し、移設の物語です。また、同時に、それを支えた多くの人たちの物語でもあります。
    ーーーーーーーー
    【建築費】
    設計・施工費は当初130万円でした。しかし、最終的な設計・施工費は900万円となりました。 調達は、増資および銀...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月16日

    フランク・ロイド・ライトのこと、日本の建築の素晴らしさがよくわかった。
    建築に関心があるひとにはおすすめ

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    Posted by ブクログ 2023年09月28日

    またもや素敵な作品に出会ってしまった。
    「帝国ホテル」にまつわる知られざる熱く壮大な物語。

    ホテル支配人、建築家、石工や瓦職人たち、焼き物師など、この建物に一体どれだけの人の想いが詰まっているんだろう…。
    長い年月をかけて完成した建築なので、去る者もいれば、意志を受け継ぐ者もいる。
    完成までの苦難...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月11日

    ホテルや家の作り方、建築家、それぞれの職人たちについて初めて知る事ができた実話。これを読めば実際に帝国ホテルを見た時、感じられる事が大幅に変わると思う。
    初めて見に行きたいと思った。
    フランクロイドライト。

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    Posted by ブクログ 2023年06月22日

    植松三十里の帝国ホテル建築物語を読みました。
    帝国ホテルは建築界の3大巨匠のコルビュジェ、ミース、ライトのライトの作品です。
    建築家を目指す学生なら誰でも知っています。
    私も3大巨匠の中でもフランクロイドライトが好きです。
    その代表作の一つが帝国ホテルです。
    保存の話から始まり、建築の過程がどれほど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月24日

    帝国ホテルが百年以上に渡って果たしてきた役割。それに関わってきた大勢の人たちの思いが詰まっている一冊。その歴史は順風満帆とは言えず数々の苦渋だらけだったが、諦めないで支え続けた人たちにより今に至る。
    世界的建築家フランクロイドライトの設計で建てられたライト館の中央玄関だけが愛知県にある明治村に再建移...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月21日

    読書会のテーマ本だったのですが、全員が大絶賛。

    帝国ホテルに関わった人たちの一人一人の物語が凄い!そしてその点と点を壮大な物語として描いた作者は偉大だと感じれる作品でした。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月12日

    帝国ホテルのライト館を設計したのはフランク・ロイド・ライトだが、この物語の主人公は支配人の林愛作であり、ライトの助手の遠藤新になる。

    ライトをこの2つの核から少し離れて置く事により、彼を一種の神格化或いは天使の様な存在(随分アクの強い天使だが)としたのが、この物語をより面白くさせている要因の1つだ...続きを読む

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