冷い夏、熱い夏

冷い夏、熱い夏

作者名 :
通常価格 583円 (530円+税)
紙の本 [参考] 649円 (税込)
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作品内容

何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影――強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろぐ「私」。それが最悪のものであり、手術後一年以上の延命例が皆無なことを知らされた。「私」は、どんなことがあっても弟に隠し通すことを決意する。激痛にもだえ人間としての矜持を失っていく弟……。ゆるぎない眼でその死を見つめ、深い鎮魂に至る感動の長編小説。毎日芸術賞受賞。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年06月07日
紙の本の発売
1990年06月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

冷い夏、熱い夏 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年09月30日

    読むのを止められなくなって、一気に読んでしまいました。最後にこれが、作者の体験した実話だと知りました。

    弟の凄絶な癌との闘いの様子に、正直ほぼ恐ろしさだけを感じて読み終わったくらいです。


    たくさん兄弟がいる中の、末の2人である作者と弟。上の兄弟とは歳が離れていることもあり、2人の結び付きは幼い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月02日

    作者と弟の熱い結びつきに心の底から熱いものが込み上げてきた。
    徐々に弟の体を蝕んでいく癌細胞。
    実際に体験した作者でないと描けない緊迫感。
    吉村昭は、弟の死をどう見つめたのか。
    魂を揺さぶられる傑作。

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    Posted by ブクログ 2015年07月26日

    途中で読むのを止められず、一気読みしてしまった。
    最後までガンだと告げられなかった弟さん、それでも末期がんで痛みに苦しみながら、ガンの薬を打ってくれという…

    兄にも弟にもガンを隠し通し、そして周囲に「あなたが私にガンじゃないよと言っても信用しない」とまでいわれる著者のすさまじさ。身の中から食われて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月21日

    2011.4.14(木)¥157。
    第26回(1985年)毎日芸術賞。
    2011.4.17(日)。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    肉親を癌で失う家族のつらさ、闘病の苦しさ、身にしみて考えさせられました。
    氏が亡くなったとき、どんな気持ちで延命器具をはずしたのか
    少し気持ちがわかりました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    実弟の末期癌闘病生活を描く。病名を本人に隠し通しながら看病する、心苦しさ、辛さや苦労・・・体験したくないけれど、いつ自分や大切な人の身に降りかかるかわからない「死病」という存在・・・。吉村昭作品は淡々とした文体が特徴的だけれど、実体験記だけあって感情的なところがイイ

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    Posted by ブクログ 2018年10月31日

    癌に侵された弟が死に至るまでを見つめた「私」。余命一年の肺がんだと診断された後も弟には癌ではないと突き通す。兄弟が多い中幼少期からずっと親しく過ごしてきた弟への愛情が伝わり、彼が弱っていく姿を見るのはとてもつらかった。今や3人に1人が癌になる時代だ。広志のような境遇は珍しくないのだろう。人は皆死ぬ。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月11日

     母を癌で亡くしたわたしとしては、当時を思い出し共感するとともに、いたたまれない気持ちにさせる内容であった。身内の死は必ず訪れるのだが、亡くなったことに整理をつけなければ、残された者たちは不幸である。人生折り返しを過ぎ、自身の死生観をあらためて問われた作品である。

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    Posted by ブクログ 2015年07月15日

    小説というかノンフィクションにいれてもいいと思われる。
    著者の体験記。ガンを宣告され余命1年の弟にガンということを隠し通し、死に至るまでのお話。
    やはり自分にも弟がいるので、こういうことは可能性はなくはないかと。
    でもその際に助け合えるのが兄弟なんだろうなと感じた。
    重苦しくて悲しい一冊。

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    Posted by ブクログ 2014年07月17日

    作者の弟の癌が見つかってから臨終までの、約1年間のドキュメント。
    この頃はまだ告知をしないケースが多かったようで、癌を疑う本人に、
    何としても隠し通す親族の葛藤と、傷みと闘う弟の詳細な描写に読むのが苦しくなる。
    現在とは時代背景が違うので、しかたのないことだと思うが、癌を隠し通されたことで、
    命が尽...続きを読む

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