ニコライ遭難

ニコライ遭難

作者名 :
通常価格 715円 (650円+税)
紙の本 [参考] 781円 (税込)
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作品内容

明治24年5月、国賓のロシア皇太子を警護の巡査が襲った。この非常事態に、近代国家への道を歩み始めた日本が震撼する。極東進出を目論むロシアに対し、当時日本は余りにも脆弱であった――。皇太子ニコライへの官民を挙げての歓待ぶり、犯人津田三蔵の処分を巡る政府有力者と司法の軋轢、津田の死の実態など、新資料を得て未曾有の国難・大津事件に揺れる世相を活写する歴史長編。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年06月07日
紙の本の発売
1996年10月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

ニコライ遭難 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年07月20日

    1891年来日したロシアの皇太子ニコライを、巡査の津田がサーベルで頭を切りつけた大津事件。事件より前のニコライの日本での過ごし方や、事件後の政府高官たちが、津田を死刑にしようと暗躍する様を描くドキュメント小説。

    とっても面白かった。

    ニコライが来る時に流れたデマが、実は西郷隆盛が生きていて西郷が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月09日

    1891年5月11日、来訪中のロシア帝国皇太子・ニコライが滋賀県大津市で、警備中の巡査である津田三蔵にサーベルで襲われた──
    当時の日本人のロシアに対する感情は、複雑であった。
    軍事大国ロシアに征服されるかもしれないという恐怖。
    その中でのニコライの訪日。
    『このようなことがあっても、日本人民の好意...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月03日

    司馬遼太郎の作品は印象的な書き出しが多いと思いますが、一番好きなのは「坂の上の雲」です。
    「まことに小さな国が開化期を迎えようとしている」
    明治維新後のちっぽけな日本が近代的国家として歩み始めた時代を、この短い文章は簡潔に表現しています。

    吉村昭さんが描く「ニコライ遭難」は、この時代、明治24年に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月28日

    吉村昭氏の「史実を歩む」を読んで、この作品を読みたくなった。
    明治24年、まだ、明治維新から24年しか経っていない日本に、当時、世界一の大国・ロシアから皇太子ニコライが日本に訪れた。
    国賓でも最大級のもてなしをし、長崎、鹿児島、神戸、京都と訪れ、滋賀の大津で暴漢に襲われる。
    その大津事件までと後の展...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月22日

    超大国ロシアへの恐れと疑心暗鬼も相まって、その対応に四苦八苦する明治政府。欧米列強に対しても、国内世論に対しても、対応に四苦八苦するできたて政府の姿が哀れでもあり滑稽でもある。再演で観た、三谷幸喜脚本+東京ヴォードヴィルショー公演の「その場しのぎの男たち」は、まさにこの政府要人達の滑稽なまでの慌てふ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月25日

    明治24年にロシア皇太子ニコライが来日し、長崎、鹿児島、京都、滋賀と回る中で大津で警備を担当していた津田三蔵巡査に襲われた事件、いわゆる大津事件について描かれた小説。小説というか、吉村昭の作品は(というほど多くの作品を読んだわけではないが)、事実関係を丹念に取材して周辺情報まで含めて細かく書かれてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月14日

    吉村昭の初読み。

    堅苦しい文体だが、不思議と最後まで引き込まれて読み続けられた。“事実”が持つ重みがそうさせたのだろう。

    読前、筆者についてWikipediaにて検索してみた。吉村昭の特徴は“記録文学”であるという。
    筆者の主観・創作は一切交えず、取材に基いた記述をただひたすら積み上げる……。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月20日

    山風の「ラスプーチンが来た」しか知らないので、大津事件の実相、興味深かった。児島惟謙だけが偉いのではなく、裁判団や新聞がこぞって死刑に反対していたという話は興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2014年02月16日

    明治24年に起こった大津事件の前後を描いた歴史小説。

    史実が淡々と積み上げられていくので、どこまでが本当のことで、どこに作者の想像が入っているのか全く分かりません。非常に細部にまで史実にこだわった作品です。

    日本のロシア皇太子の歓迎ぶりは現代に生きる自分が読んでいると、滑稽にまで感じてしまうので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    大津事件をめぐるお話。

    大津事件は司法の独立の問題としては知っていたけれど、それ以外の面はほとんど知らなかった。
    犯人の心情やその当時の日本の立場などを知る事ができたのは良かったなぁと。
    でも、裁判の部分はもう少し掘り下げて書いてみてほしかった。

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