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  • 遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空

    遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    奥多摩キャンプ場の傍の「森の縄文博物館」を訪れたカメケン一行。所蔵品の素晴らしさに驚嘆するが、若い館長から経営が困難で品を手放さねばならないと相談され――忍が考えた起死回生の一手とは!?
  • ミステリークロック

    ミステリークロック

    小説・文芸
    3.5
    1巻781円 (税込)
    ――命がけの推理劇がはじまる―― 人里離れた山荘での晩餐会。招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、 山荘の主、女性作家の森怜子が書斎で変死を遂げた。それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム!  巻き込まれた防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、時間の壁に守られた完全密室の謎に挑むが......(「ミステリークロック」)。 表題作ほか計2編収録。『コロッサスの鉤爪』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。 本書は、単行本『ミステリークロック』収録の4篇のうち、「ゆるやかな自殺」「ミステリークロック」の2篇を分冊して文庫化したものです。 他の「鏡の国の殺人」「コロッサスの鉤爪」は、同時に発売された『コロッサスの鉤爪』に収録されています。
  • コロッサスの鉤爪

    コロッサスの鉤爪

    小説・文芸
    3.8
    1巻825円 (税込)
    ――海に現れた「壁のない密室」―― 何者かに海中深くに引きずり込まれた元ダイバー。 無残な遺体には鉤爪で付けられたかのような不審な傷が残されていた。 現場はソナーで監視され、誰も近づけないはずの“音の密室”。 事件の調査依頼を引き受けた、防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、 大海原に隠された謎に挑む! (「コロッサスの鉤爪」)。 表題作ほか計2編収録。『ミステリークロック』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。 本書は、単行本『ミステリークロック』収録の4篇のうち、「鏡の国の殺人」「コロッサスの鉤爪」の2篇を分冊して文庫化したものです。 他の「ゆるやかな自殺」「ミステリークロック」は、同時に発売された文庫『ミステリークロック』に収録されています。
  • 友達以上探偵未満

    友達以上探偵未満

    小説・文芸
    3.3
    1巻825円 (税込)
    忍者と芭蕉の故郷、三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおは、地元の謎解きイベントで殺人事件に巻き込まれる。 探偵好きの二人は、ももの直観力とあおの論理力を生かし事件を推理していくが!?
  • あとは野となれ大和撫子

    あとは野となれ大和撫子

    小説・文芸
    3.9
    1巻924円 (税込)
    ――沙漠の国で奇跡が起きる―― 第157回直木賞候補作にして、第49回星雲賞受賞作! 受賞歴多数、最注目の新鋭・宮内悠介が描く、爽快すぎる冒険譚! 沙漠の小国家、アラルスタン。日本人少女ナツキは紛争で両親を失い、国の教育機関“後宮”に引き取られることに。 同じ境遇の仲間と気楽な日々を過ごしていたが、大統領が暗殺され情勢は一変。 国の中枢のほとんどが逃亡、反政府軍が襲来する絶体絶命の危機に陥ってしまった! ナツキは仲間の立ち上げた臨時政府に参加し、自分たちの居場所を守るために奮闘するが……。 どんな困難も笑い飛ばして明日に進む、乙女たちの青春冒険ストーリー!
  • 日本文学史 近代・現代篇五

    日本文学史 近代・現代篇

    小説・文芸
    4.0
    5~9巻984~1,152円 (税込)
    日本文学の一大特色、私小説と戦時下における戦争文学。つづく戦後は、太宰治、織田作之助、坂口安吾、石川淳ら、無頼派と呼ばれた作家たちの活躍を見る。 私小説/戦争文学/太宰治と無頼派
  • 日本文学史 古代・中世篇一

    日本文学史 古代・中世篇

    小説・文芸
    3.7
    1~6巻1,152~1,257円 (税込)
    「日本文学史」全体の序文を本巻に収録。人間的でなまめかしい『古事記』、奈良時代と平安時代前期の漢文学、そして最古にして最高の歌集『万葉集』の世界を語り尽くす。 序/古事記/奈良時代の漢文学/万葉集/平安時代前期の漢文学
  • 古事談 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    古事談 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,188円 (税込)
    鎌倉時代初め、源顕兼により編修された『古事談』は、王道后宮・臣節・僧行・勇士・神社仏寺・亭宅諸道の6巻から成る説話集。後続の『宇治拾遺物語』『古今著聞集』にも大きな影響を与えた。好色譚「称徳天皇が道鏡を愛した事」から始まり、貴人の逸話や故実・奇譚・霊験譚まで、王朝社会の多彩な説話が満載。清少納言・藤原道長・平将門・安倍晴明も登場。70話を厳選し、原文・現代語訳と書き下し文に解説を付した決定版!
  • 吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール

    吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    第二次安倍政権が2012年末に誕生して以降、権力とメディアの関係は大きく変わった。権力がメディアに露骨な態度をとるようになった理由は何か。権力を監視するはずのメディアが、その役割を放棄しているかのように見えるのはなぜか。この問題を解くカギは、アメリカにあった――。「安倍政権にひれ伏す日本のメディア」(2016年刊)に、トランプ大統領誕生、コロナ禍によりアメリカで起きているメディア対権力の戦い、そして安倍政権への忖度が繰り返される日本のメディアの現状を追加した増補改訂版。
  • パパが貴族 僕ともーちゃんのヒミツの日々

    パパが貴族 僕ともーちゃんのヒミツの日々

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,540円 (税込)
    漫才コンビ、髭男爵の山田ルイ53世。漫才師、「ルネッサーンス!」の人、一発屋芸人、エッセイスト、貴族──様々な顔を持つ男。だがそんな彼も家に帰りシルクハットを脱げば、愛する娘を持つ一人のパパだった。芸人と気づかれないように、でも、娘のボケにはきっちりツッコむ。芸人と父親の狭間で揺れ動く、一人のパパの愛すべき日常。
  • アントニオ猪木 世界闘魂秘録

    アントニオ猪木 世界闘魂秘録

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    週刊大衆で連載中(2020年11月現在)の「アントニオ猪木 知られざる海の向こうの“闘魂秘録”」の単行本化。ブラジル成長編、アメリカ修業編、パキスタンでのペールワンとの死闘編、伝説の北朝鮮「平和の祭典」編、湾岸戦争時のイラン・人質解放編などなど、アントニオ猪木の“世界との闘い”がすべてを掲載!
  • 防犯探偵・榎本シリーズ【5冊 合本版】 『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』【電子特典付き】

    防犯探偵・榎本シリーズ【5冊 合本版】 『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』【電子特典付き】

    小説・文芸
    -
    1巻3,454円 (税込)
    泥棒にして防犯コンサルタントの榎本径と、弁護士の青砥純子のコンビが、数々の難事件に挑む人気シリーズが一気に読めるお得仕様。『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』そして『コロッサスの鉤爪』を収録。 ※本電子書籍は『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』の5冊を合わせた合本版です。 ※『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』は単行本『ミステリークロック』を2冊に分冊した文庫の電子書籍になります。 ※電子書籍特典として、TVドラマ版の名キャラクター、弁護士・芹沢豪が主人公の番外編『一服ひろばの謎』を収録しています。
  • 【無料お試し版】『デルタの羊』試し読み&雑誌ダ・ヴィンチ<『デルタの羊』刊行記念特別企画>記事付(著者インタビュー/特別対談 作家・塩田武士×声優・速水奨/アニメ関係者の声!)
    無料あり

    【無料お試し版】『デルタの羊』試し読み&雑誌ダ・ヴィンチ<『デルタの羊』刊行記念特別企画>記事付(著者インタビュー/特別対談 作家・塩田武士×声優・速水奨/アニメ関係者の声!)

    小説・文芸
    5.0
    1巻0円 (税込)
    製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”! 「俺たちはあまりに善人だ」 「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」 アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。 しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。 一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。 アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する! ※本電子書籍は『デルタの羊』の第二章までと「ダ・ヴィンチ 2020年12月号」の特集記事を合本にしたものです。
  • 寛容な妻、寛容な会社

    寛容な妻、寛容な会社

    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    三十代半ばにさしかかった鹿嶋 修一。彼はまったく仕事では活躍しなかったが、美しい妻に愛され、また同僚からも慕われる現状に満足感を抱いていた。 だが彼の待遇は、やや異様なほど厚遇されていた。 不審に思った会社の先輩、黒川から忠告を受けた鹿嶋は、当初はあまり気にしなかったものの、明らかな失態をしているにも関わらず、異様なほどに優しい同僚の態度には驚かざるを得なかった。 そんな中鹿嶋は、黒川から呼び出しを受け、思わぬ「遊び」をすることになったのだが……(「寛容な妻、寛容な会社」)。 (注)本作品は、幻創文庫で発表していた作品を加筆訂正し、新たに電子書籍として出版したものです。 他に、書下ろし作品「寿命銀行」を収録。
  • エターナル・ハピネス

    エターナル・ハピネス

    小説・文芸
    -
    1巻233円 (税込)
    真の平和とは何か?「敵を愛せ」とはどういうことか?といったテーマをさわやかに描いた青春SF作品。ユーゴスラビアへの訪問など筆者の実体験とフィクションを交えている。平和を考えための必読書!?
  • 特急「白山」悪女の毒
    値引きあり

    特急「白山」悪女の毒

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    毒死した男の過去と3人の美女たち。女たらしの悪漢探偵・鏑木一行が洗い出す、被害者の驚くべき姿とは? ――金沢駅で「白山」から下車した男が、急死した。死因は、青酸中毒。依頼を受けた悪漢探偵・鏑木一行が洗い出したのは、男の高校時代のいじめ自殺事件と女性遍歴。だが犯人を特定できぬまま、「白山」では第2、第3の事件が。背後にちらつく3人の美女と、殺意の闇に潜む恐るべき宿命とは? 傑作トラベル・ミステリー。
  • 紅顔
    値引きあり

    紅顔

    小説・文芸
    3.0
    1巻330円 (税込)
    裏切り将軍・呉三桂、野心と純愛。明末期の呉三桂と愛妾・円円、二人の願いと愛を描く中国歴史長編――明の末期、呉三桂(ごさんけい)は、李自成(りじせい)軍が明を倒し、都を占拠したと知った。その上、愛妾・円円(えんえん)も李自成の配下に連れ去られたと聞き、守っていた山海関を摂政・ドルゴンを擁する清軍に開放する。裏切り者と歴史に書き残された呉三桂と傾国の美女・円円、二人の純愛と明末の激動を清新な筆致で描きあげる、中国歴史長編小説。
  • 淫具屋半兵衛
    値引きあり

    淫具屋半兵衛

    小説・文芸
    3.0
    1巻396円 (税込)
    密貿易の謎を解け! 日本一の淫の求道者・半兵衛が、江戸を奔る! ――浅草寺裏手で商う仏壇仏具の浅深屋半兵衛は、じつは腕利きの淫具職人。武家の姫君から吉原の遊女、尼僧まで、あらゆる身分の女性がお得意様だ。そんな半兵衛に、大名の奥方が義妹の観月院を還俗させよとの密命が下る。その裏には、さる雄藩の醜聞が秘されていた。淫道の相方・美雪とともに、半兵衛が奔る!
  • のんびり各駅停車
    値引きあり

    のんびり各駅停車

    小説・文芸
    4.0
    1巻470円 (税込)
    わけもなくぶらりと乗る!! ――速く楽にという時代、だからこそ、各駅停車で旅を深く楽しむ。奥羽本線、上越線、北陸本線、関西本線、高徳線、鹿児島本線……。車窓から眺めただけでは見ることのできない駅周辺の風景や、街の歴史や人情が、すべての駅に降りることで見えてくる。JR完乗の著者が、厳選した路線を、写真と文で綴る贅沢な旅。
  • ダイナマイト刑事(1)

    ダイナマイト刑事

    小説・文芸
    -
    1~5巻495円 (税込)
    火事と喧嘩は江戸の花。深夜の現場に急行するは野性味あふれるマッチョマン“爆裂刑事”松田洋平、華奢で美貌の天才児“過激刑事”池端玲二。ホットでクールな二人組。どんな不正もゆるせねぇ。強腕捜査のその途中、局部を切った男性死体が! スナッフ・ビデオの撮影、ビデオブローカーの存在……邪悪な犯罪あるところ、ダイナマイトの華が咲く。  マッチョな熱血刑事・松田洋平と容姿端麗な天才刑事・池畑玲二の活躍を描いた『ダイナマイト刑事』シリーズ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。 ●六道 慧(りくどう・けい) 東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  • ミラクル・アイ(1) キスは殺しの始まり

    ミラクル・アイ

    小説・文芸
    -
    1~4巻495円 (税込)
    深川署に勤務する女刑事・鳶沢ケイは、そそっかしいけど人情にゃ篤い、青い瞳の下町っ娘。あまたの失敗にもめげもせず、難事件を追って今日も東奔西走。細かいことは気にしない朗らか娘の彼女にも、人には言えない秘密がある。満月の夜、真紅の瞳が光るとき、神秘のパワーが炸裂する……奇跡の瞳(ミラクル・アイ)発動!  不思議なパワーを備えた女刑事・鳶沢ケイの活躍を描いた『ミラクル・アイ』シリーズ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。 ●六道 慧(りくどう・けい) 東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  • 聖三角形(セントトライアングル)

    聖三角形(セントトライアングル)

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    写真は本当の姿を写し出しているのだ。普段は世間のしがらみと、自分かわいさから何とか笑顔を作っているものの、レンズを前にすると、その欺瞞は一瞬のうちにはぎとられてしまう。心の内にあふれている困惑や呪詛や悲哀や不安はもちろん、それを押し隠そうとする見栄までもがくっきりと写し出されて、フィルムの上の雪矢の顔はかすかに歪むのだ。(「聖三角形」より)  短篇4本を収録した本格耽美小説作品集。 *聖三角形(セントトライアングル) *鬼笛 *逢魔ヶ時(デジャブ) *花の階 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 黄昏のバイヨン

    黄昏のバイヨン

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    言葉をなくして、ただ、みことを見上げていた珠紀の額に、静かに柔らかい髪のかかった自分の額を押し当てた後、みことは細い顎を引くようにしてゆっくりと顔を離した。戸惑いに揺れて彼を追った珠紀の眼差しを、みことは黄昏の色が映った瞳で受け止めた。(「黄昏のバイヨン」より)  中篇2本を収録した本格耽美小説作品集。 *黄昏のバイヨン *鏡戀 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 胡蝶の夢

    胡蝶の夢

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    両親の離婚騒ぎが落ち着くまで叔父の元に預けられることになった十七歳の少年・二条貢。だが、写真家をしているというその叔父・五十嵐綾人は、松浪征志郎という実業家の屋敷に住んでいるという。芸術家のパトロンを自称する征志郎と綾人の関係を訝りながらもその屋敷で過ごすことになった貢。使用人の案内で広大な敷地内を散策していると、黒く尖った屋根を持つ時計塔が目についた。その時計塔では過去におぞましい事件が起きたというが……。  愛憎渦巻く本格耽美サスペンス。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 青桐の学校

    青桐の学校

    小説・文芸
    3.0
    1巻500円 (税込)
    突如はじまった教師生活は見るもの聞くものすべてが珍しく感動の連続であったが、時にはやりきれないほど悲しい出来事も……さまざまな障がいを抱えた盲学校の生徒を通して、日々成長していく徹夫。そして次第に、彼の頭に新たな考えが浮かぶのだった——心と心のふれあいを描いた感動の物語!
  • 筑後川渡船転覆: 駿介と副田先生

    筑後川渡船転覆: 駿介と副田先生

    小説・文芸
    -
    1巻500円 (税込)
    昭和17(1942)年の春、駿介は国民学校の5年生になった。4年生の時の担任は転任し、新しい先生が校長から新5年生の松組の皆に紹介された。新しい先生は、副田美代次といった——主人公と新任担任の出会いと別れを描いた心温まるストーリー。
  • 終わりのない旅

    終わりのない旅

    小説・文芸
    -
    1巻500円 (税込)
    孤独は不安を呼び、不安は吐き気を誘い、吐き気は、完璧な絶望を与える。虚脱感と無力感が漂う鬱の時代。そんな時代に出会った大学生の京之介と万里子。二人は互いに病的な不安と焦燥を抱え、日々の苦悩に精神を蝕まれる。それでも互いに支え合いながら、細々と、懸命に生き、やっとの思いで希望を見出すのだが——ただただ、安息の地を求める若者たちの、もがき、苦しむ姿を描いた小説。
  • ぎんがのしずく

    ぎんがのしずく

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    宇宙に遍満する大きな愛と深い叡智をテーマとした詩集。
  • 夜を守る

    夜を守る

    小説・文芸
    3.6
    1巻660円 (税込)
    上野・アメ横に、ストリートの守護天使が降り立った! フリーターの繁、古着屋手伝いのデブのサモハン、 福祉課で働くヤクショは上野・アメ横で暮らす幼なじみ。 仕事後にガード下の定食屋に集まるのが楽しみの冴えない日々―― だが、通り魔にひとり息子を殺された老人と知り合い、 アメ横の夜を守るべくガーディアンとして立ち上がった。 大興奮のストリートミステリー! 解説・永江朗
  • 頭脳のスタジアム 一球一球に意思が宿る

    頭脳のスタジアム 一球一球に意思が宿る

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    「一球たりとも根拠のないサインは出しません」「僕のピッチングスタイルは“自然の力”を借りたもの」「毎晩、頭の中でイメージング」「力が入らない楽なポイントが分かれば、無意識の意識が生まれる」「マウンドには、人を殺しに行くという感じ」……松坂大輔/城島健司/松中信彦/和田毅/宮本慎也/和田一浩/五十嵐亮太/豊田清……自分の感覚を言語化できる、8選手への珠玉のインタビュー集。 ◎「脳の叡智が地球と交わる時、選手の身体に野球の神様が降臨する。」<茂木健一郎>
  • 心を燃やそう

    心を燃やそう

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    大ベストセラー『気くばりのすすめ』の著者で、元NHKの人気アナウンサーによる、元気を出して心美しく生きる人生のすすめ! 「元気を出して暮らしてみたら、そこに一人でも多くの人と仲良く握手し、手を取り合って生きていくチャンスが生まれてくる」……美しい人生の設計を説く感動の書。生きていくよろこびを説く感動の1冊――「生きることはらくではありません。しかし、不安の壁を乗り越えたところに、新しい生きる楽しみがあるはずですし、またそう信じたいものです。 他人はどうあれ、社会がどんなであろうと、まず、自分が心美しく生きてみることです……(本書第三章より)」元気と明るさを失いがちのあなたにおくる心の1冊!
  • 幸せのものさし

    幸せのものさし

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    人生の幸せは、素敵な人とのめぐり逢い。柔らかな、心優しい眼で見つめる人間への旅……「門」「あなたへのメッセージ」「静かな名人」など、58編のエッセイ――自分の幸せを自分のものさしで測る、これが自立の基本で、それは家庭にいようと、外で働いていようと、同じことである。そのことが、結局は、魅力ある自分、充実した自分を作り出すことにつながるのだろう。人生の幸せは、素敵な人とのめぐり逢い。柔らかな、心優しい眼で見つめる、人間の旅エッセイ集。
  • 愛をうけとって

    愛をうけとって

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    できる範囲でゆったり生きる! 39歳で人工透析、会社を辞め、腎臓移植を受けた夫と妻の、新しい人生――人工透析からアメリカでの腎臓移植へ。人生の大きな方向転換に、とまどいながらも明るく生きる夫婦。仕事優先の生き方から離れ、病人であることを受け入れた新しい環境で、何ができるかを考えたとき、真に前向きの新しい人生が見えてきた! ゆったりと生きる喜びをつづる。<『おもいきりおしっこがしたい』改題作品>
  • マルクスその可能性の中心

    マルクスその可能性の中心

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    作品を読むことの意を問う、画期的マルクス論。作品の外に、どんな哲学も作者の意図も前提にしないで読むこと、まだ思惟されていないものを読むこと、可能性の中心においてマルクスを読むとは、そういうことである。柄谷行人の不朽の名作。 ◎ある作品の豊かさは、著作家が意識的に支配している体系そのものにおいて、なにか彼が「支配していない」体系をもつことにある。……私にとって、マルクスを「読む」ことは、価値形態論において「まだ思惟されていないもの」を読むことなのだ。……マルクスをその可能性の中心において読むとは、そういうことにほかならない。<「序章」より>
  • ベトナム報道1300日 ある社会の終焉

    ベトナム報道1300日 ある社会の終焉

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    戦争と革命の中の人間を描くルポルタージュの名篇――1975年4月30日、南ベトナムの首都・サイゴン陥落。その歴史的瞬間を現場にあって目撃するなど、日本人特派員として最長の滞在記録を持つ記者が見た「ベトナム戦争」とは何であったのか? 本書は、記者自身が報道という仕事を通して見た、南ベトナムの興亡と、戦争と革命の中での人間の記録である。
  • この骨董が、アナタです。

    この骨董が、アナタです。

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    骨董と病気は人間を変える。伊万里、李朝、唐津、仏像と、骨董に狂った男の笑えて悲しいエッセイ集――李朝白磁に始まった骨董狂い。他人のモノは、よく見える。他人のモノは、欲しくなる。東に珍品あれば、目を三角にして駆けつけ、西に迷品あれば、骨折した足をひきずってでも手に入れる。二転三転、贋作に泣き、掘り出し物に笑う。骨董に翻弄される快楽の日々を、当代一流のコピーライターがつづる、傑作エッセイ。
  • 12歳までに身につけたい お金の基礎教育

    12歳までに身につけたい お金の基礎教育

    小説・文芸
    4.2
    1巻660円 (税込)
    ファミレス、CM、回転寿司……実例で学ぶ超経済入門――幸せな人生を送るため、健全な金銭感覚を身につけよう。ファミレス、回転寿司、フリーマーケット、スーパーなどでの実践例から、陥りやすいお金の罠と経済の仕組みを解き明かします。悪徳商法から身を守る方法、我が子がカツ上げに遭った時の対処法から、銀行・証券との付き合い方まで。親と子で学ぶ、超経済入門。
  • 飛騨岩稜殺人事件

    飛騨岩稜殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻682円 (税込)
    北アルプス涸沢岳西面の岩稜ルート、通称「飛騨泣き」で中年男性の死体が発見された。遺体の腹部は横一文字に切られていたことから、転落死ではなく、他殺と断定し、捜査を開始した。 長野県警豊科署の道原伝吉刑事は東京に出張し捜査を開始するが、手掛かりは得られない。捜査に行き詰まり感がではじめた頃、同様の切り傷をつけた殺人事件が発生した。 点と点はつながるのか。連続殺人ではないのか。道原伝吉の地道な捜査と、透徹した眼力で、殺人の深層をえぐり出していく。人情刑事・道原伝吉の山岳長編ミステリー。
  • 修善寺温泉殺人情景 駅弁味めぐり事件ファイル

    修善寺温泉殺人情景 駅弁味めぐり事件ファイル

    小説・文芸
    -
    1巻712円 (税込)
    謎と事件、グルメをひっさげ、「駅弁探偵」伊豆の名湯に登場! 新世紀、新世代の、新・旅情ミステリー!! ――地方活性化のPRを扱う企画会社のプランナーとして、全国を飛び回る矢島耕平の趣味は、駅弁食べ比べ。ゆえに、食欲優先のあまり、仕事がおろそかになることもある。〈あじ寿司〉につられるかのごとく、修善寺にやってきた耕平は、人気漫画家ユニットと出会うが、メンバーの絞殺体が発見されて……。
  • 原発労働記

    原発労働記

    小説・文芸
    4.3
    1巻712円 (税込)
    「これでは事故が起きないほうが不思議だ」……放射能を浴びながらテイケン(定期点検)に従事する下請け労働者たちの間では、このような会話がよく交わされていた――。美浜、福島第一、敦賀の3つの原子力発電所で、みずから下請けとなって働いた貴重な記録=『原発ジプシー』に加筆修正し、27年ぶりに復刊した名著。 ◎「原発事故は人災です」<瀬戸内寂聴>
  • 風の仲間

    風の仲間

    小説・文芸
    -
    1巻730円 (税込)
    ニューヨーク在住のフリーライター柳生謙二は、全米で最も古いパブリックコースである“バン・コートランド・パーク・ゴルフコース”(通称バンコー)をホームコースに、個性豊かな仲間たちとゴルフに興じる毎日。「警察の中で強盗にあったってちっとも不思議じゃない」物騒なブロンクス地区にあるその老舗ゴルフ場に、これまた個性的な連中がやってきて一緒にプレーするのだが……。かわいい名前の連中と、真剣勝負の行方は……(「おにぎり友の会」)。プロゴルファー井戸脇進の奇想天外なスランプ脱出劇(「チキン」)。ゴルフ場に宝物が!? 仲間たちは勇んで掘り始めた(「ラプソディ」)。ホールの攻略法を女性の口説き方に見立てる変な男が登場(「色事師」)。憧れのコースでプレーする謙二とムノさんだが……(「アーメンコーナー」)。笑いあり涙あり、ちょっとペーソスあり。スポーツ小説の名手が贈る、心にそよ風が吹く5編の物語。
  • 魔性の封印

    魔性の封印

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    人気絶頂のロックバンド「ビートクラブ」のボーカル・藤原七瀬が何者かに拉致誘拐され、その直後、富山の奥深い行者村で彼と瓜二つの男の死体が発見された。誘拐事件との関連を調べるため富山にとんだ第三埠頭署の島津享平刑事は、土地を二分する宝生家と首藤家の確執、そして現場付近に何百年にもわたって伝わる「辰子姫伝説」を知る。一方、この伝説を小説化し、脚光を浴びていた美人作家・水村若子の父親が殺害され、彼女も消息を絶った。二つの事件をたぐりよせた「辰子姫伝説」の怨念とは……。  長篇耽美ミステリの傑作。過去に刊行された廣済堂ブルーブックス、天山文庫、立風書房、アテール文庫での歴代あとがきをすべて巻末に収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • ペルソナ

    ペルソナ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    能舞台の跡地で発見された、奇妙な面をつけた死体。歴史の闇に葬られた幻の能、封印された宗教民画、失われた秘面……。さまざまな謎を秘めた禁忌の里に蠢く、野望に憑かれた男たち、怨念に呑まれた女たち。かりそめの生を呪いながら輪廻を彷徨う幾多の魂に、果たして神は、仮面の下の真実の貌を顕すのか?  壮大なドラマの中に人間存在の根源を描破する長篇ミステリ。「電子版あとがき」を追加収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • ブルータワー

    ブルータワー

    小説・文芸
    3.8
    1巻790円 (税込)
    死を宣告された男に残されたのは、夢見る力 悪性の脳腫瘍で死を宣告された男の意識が、 突然200年後にタイムスリップする。 そこは黄魔という死亡率87%のウイルスが猛威を振るう、 外に出ることは死を意味する世界。 人類は「塔」の中で完全な階級社会を形成して暮らしていた。 その絶望的な世界に希望を見出すため、男は闘いを決意する! 長編SFファンタジー。 解説・香山二三郎
  • カフェであった泣ける話

    カフェであった泣ける話

    あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか 本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。 収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。 本書では「カフェ」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。 【掲載エピソードの一部】 「二十三年分のエスプレッソ」 郊外のベッドタウンにある小さな喫茶店。閉店直前に来店した客に見覚えが…。 「ツケのきく店」 喫茶店の昼食を楽しみにしている会社員。今日も常連の老人から話しかけられた。 「たしかにあの窓辺が好きだった」 臨時休業の張り紙を見て、がっかりする美沙。仕事帰りにここへ来るのが楽しみだったのに。 「名前のない喫茶店」 昔ながらの喫茶店に惚れ込み、「アルバイトは募集していませんか?」と聞いてしまった。 「思い出のカヘバー」 小学校時代、友人と通っていた雑貨屋の奥のスペース。僕たちが「カヘ」と呼んでいた場所。 【執筆陣】 二人の岐路/朝比奈歩 名前のない喫茶店/浅海ユウ たしかにあの窓辺が好きだった/石田空 ツケのきく店/神野オキナ 二十三年分のエスプレッソ/桔梗楓 ひなたの傷/澤ノ倉クナリ 思い出のカヘバー/霜月りつ 待ち合わせの途中/那識あきら 孫はアメリカにいる/鳴海澪 偽物ビジュー/浜野稚子 コーヒーの味/水城正太郎 注文の少ないクソ客と注文の多い神客/南潔
  • 柿本人麻呂

    柿本人麻呂

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    学殖ある文芸評論家たる著者の、実証的にして、深い洞察とすぐれた創見にみちた労作!! ――生活伝承に対する卓抜な理解に基づいて、日本詩=短歌の源流たる万葉集に新たな光をあて、短歌的抒情の変革者にして偉大な完成者たる歌聖・柿本人麻呂の芸術を見事に解明した。柿本人麻呂は著者のライフ・ワークの一つであり、文芸評論家であるとともに折口信夫門下でもある著者が、人麻呂と日本の詩の誕生に論究した名著である。
  • あなたの正しさと、ぼくのセツナさ

    あなたの正しさと、ぼくのセツナさ

    小説・文芸
    4.3
    1巻817円 (税込)
    株の売買で崩壊した「ぼく」。髑髏の山を築いたポル・ポトに会いに……。ライバルは命を懸けてまで、何を知りたかったのか? ――1985年。ぼくは、未曾有のバブル景気の端緒となったこの年に、株のディーラーになった。同い年の永遠のライバル、修一の背中を追って。狂奔する相場に「運命の日(ドゥームズ・デイ)」が過ぎ去ったあと、修一はカンボジアへと姿を消した。彼は何を求めて森に入ったのか? 私たちの正しさや生きる意味を問う、挑戦的物語。 ◎「奴はぼくを完膚なきまで叩きのめして、殺意を抱かせた。何と薄情で、身勝手で、鼻持ちならない、唯我独尊野郎だろう。」<本文より> ◎「しまった!すばらしい作品の出現を、4年遅れで祝福させてもらいたい。」<白石一文「解説」より>
  • ナイン 9つの奇跡

    ナイン 9つの奇跡

    小説・文芸
    4.0
    1巻850円 (税込)
    野球大好きの老若男女で結成された、9人だけの草野球チーム「ジンルイズ」。20歳の学生から81歳の老人まで、職業もラーメン屋店長、会社経営者、元プロ野球選手と様々だ。しかし彼らは勝負にこだわらない。様々な事情で過去に野球を断念しているジンルイズ・ナインにとっては、「野球を楽しむ」ことこそ第一なのだ。ある日、ジンルイズのオーナー吉見高志(8番レフト)は、遠藤と名乗る不思議な老人と出会う。遠藤の魔法と計らいによって、ジンルイズは全日本野球選手権大会の地区予選に出場することに。一回戦、二回戦、と奇想天外な試合運びで勝ち進むジンルイズ。遠藤の魔法のおかげなのか、それとも……。本書は『翼はいつまでも』で坪田譲治文学賞を受賞した著者が、野球を題材にした長編小説。物語の展開とともにナイン一人一人に起こり始める「小さな奇跡」を通じ、人生の応援歌として描いた大人のためのファンタスティック・ストーリー。
  • 異邦の仔

    異邦の仔

    小説・文芸
    4.2
    1巻858円 (税込)
    3カ月300万円。 それは人生最悪のアルバイトだった。 戦争に巻き込まれた 実体験を基に描く衝撃のサスペンス! 著者のコラム(「日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄」)が 「すごい!」「壮絶すぎる!」「自分と決して無関係ではない!」とSNS世代に大反響!  俺の命を狙うのは誰だ!? 謎を解く鍵は灼熱の地に―― 放送作家の立花遼一が電車を降りた直後、車両が爆発した。 さらに数日後、都内で起きた爆発事件の被害者は、遼一が三十四年前に中東イラクで出会った人物と同姓同名だった。 もしや、電車で命を狙われたのは俺では? 一九八〇年、摂氏五十度の国での凄絶な地獄体験が脳裡に蘇り――著者の実体験を基に描く、衝撃と慟哭のリアルサスペンス。
  • もうひとりの4番サードN

    もうひとりの4番サードN

    小説・文芸
    -
    1巻899円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、難波が主役で長嶋が脇役です——「いくらナガシマ好きでも、好きなだけでいい本が書けるわけではない。そこで、考えました。長嶋さんを脇役にしよう、と。で、長嶋さんのまわりを見てみると、いました。長嶋さんを脇役にする格好の主人公、難波昭二郎さんを発見。「東の長嶋、西の難波」と言われ、1950年代の大学野球で日本中を盛り上げた、長嶋茂雄と難波昭二郎。常にスポットライトを浴びる長嶋とは対照的に長嶋の陰に隠れるような選手生活を送った難波。この本は、そんな難波昭二郎に焦点を当てたノンフィクション作品である。
  • ある女の遠景
    値引きあり

    ある女の遠景

    小説・文芸
    -
    1巻1,093円 (税込)
    愛慕する年若い叔母・伊勢子の、自裁の謎を追ううちに、維子は、不実な男・泉中紋哉との官能の罠に、みずから墜ちていく。性愛に囚われた維子の現在、ミステリアスな伊勢子の過去、さらに情熱の歌人・和泉式部の生きた遠い昔……時空を隔てた3人の女人像を、巧緻な遠近法でとらえ、王朝文化と戦後風俗という「聖」と「俗」のあわいに、独得の官能美の世界を現出させた、筆者晩年の傑作。毎日芸術賞受賞作品。
  • 凍える花: 福田晋短編小説集

    凍える花: 福田晋短編小説集

    小説・文芸
    -
    1巻1,249円 (税込)
    青森から東京の大学へ進学した主人公の丸山茂太。英米文学科の生徒として多忙な毎日を送るなかで、横浜の下宿の娘・久子と恋に落ちる。数年後、結婚を機に弘前の中学・高校に就職した茂太と久子は、これからも幸福な日々が続いていくと信じていた……衝撃的なラストを迎える表題作ほか二編を収録した短編小説集。
  • オーロラ輝く最果ての海(北洋編)

    オーロラ輝く最果ての海(北洋編)

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    日本の北海道の漁師たちがロシアの監視船に沈没され、毎年命を失っていく現状と日本の新聞などが報道しないことに危機感を感じた男達が立ち上がる作品です。
  • オーロラ輝く下で

    オーロラ輝く下で

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    オーロラ輝く南極海で鯨との格闘に命を懸ける男の海洋ロマン小説。太陽の光を浴びて煌めく氷山の美しさやオーストラリア近海の暴風圏をお楽しみください。
  • 階段にパレット

    階段にパレット

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    イラストレーターの実弥子は、下町の古い民家を借りて絵画教室を始める。ひっそりと開いた教室だったが、類まれな絵の才能を持つ少年、長いつきあいの編集者、近所の子どもたち、隣家の母娘など、さまざまな人たちが訪れるようになっていく。画家だった夫の突然の死を受けとめきれずにいた実弥子だったが、絵を教え、ともに描くことで、次第に生きる力を取り戻していく。街の片隅で紡がれる人の営み、再生の時間を丁寧に描いた物語
  • ふたり、この夜と息をして

    ふたり、この夜と息をして

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    男子高校生の夕作まことは、顔にある痣を祖母から教わった化粧で隠して生活している。それがばれることを恐れ、誰にもかかわらずに過ごすことを望んでいた。ある日、新聞配達のアルバイトの帰りに、公園でクラスメイトの女子・槙野がタバコを吸っているところを目撃する。不良でもない槙野が何故……? 互いに“秘密”を抱えた二人は徐々に距離を近づけていくが――。第9回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞した感動の青春小説。
  • 反文学論

    反文学論

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    抜群におもしろい文芸時評の白眉――1977年から78年にわたり、初期代表作となる『マルクスその可能性の中心』、『日本近代文学の起源』と並行して書かれた、著者唯一の文芸時評集。100人近い現役作家を俎上に載せた短い<時評>と<感想>に、この類稀な批評家のエッセンスが凝縮し、横溢する。転換期に立つ「近代文学」の終焉を明瞭化した記念碑にして、これから文学にかかわる者の、必読の書。 ◎「……この『反文学論』は、著者の批評活動すべてが圧縮されたものだと言える。読者は、本書に対して、まるで「柄谷行人」という映画の予告編をみているような印象をもつであろう。そのことを可能としているのは、ひとえに本書が「文芸時評」という制約を受けていることによるのだ。」<池田雄一「解説」より> ※本書は、1991年11月『反文学論』(講談社学術文庫)を底本としました。
  • 坂口安吾と中上健次

    坂口安吾と中上健次

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    闘う知性が読み解く、事件としての安吾と中上――日本の怠惰な知性の伝統の中で、「事件」として登場した坂口安吾と中上健次。二人は、近代文学の根源へ遡行しつつ、「自然主義」と「物語」の止揚を目指す。安吾は、自らを突き放すような他者性に文学の「ふるさと」を見出し、中上は、構造に還元することなく、歴史の現在性としての「路地」と格闘する。闘う知性としての安吾と中上を論じた、74年から95年までの批評を集成した、伊藤整文学賞受賞作。 ◎「文学」とは、どんな秩序にも属さず、たえず枠組を破ってしまう荒ぶる魂であった。文学をやっている人がすべてそうなのではない。むしろその反対である。文学という枠組を吹き飛ばすようなもの、それが「文学」だった。私と中上は文壇において暴風雨のような存在であった。そして、われわれがともに敬愛していたのが坂口安吾である。(中略)私は安吾を高く評価していた。しかし、小説家としてではない。私にとって、彼の作品は、哲学であり、歴史学であり、心理学あり……、それらすべてをふくむ何か、要するに、「文学」であった。<「著者から読者へ」より>
  • 芸者小夏

    芸者小夏

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    故・丸谷才一氏が愛した、花柳小説の金字塔――温泉芸者の子に生まれ、水商売の中で育った夏子。この宿命の絆を断ち切りたいと希いながらも、外に道はなく、夏子は15で芸者小夏となった。純情を捧げた初恋の教師に裏切られ、夏子は日ましに「女」になっていく……。若き日に色町に親しみ男女の機微を知る著者が、戦後の脂の乗りきった時期に書き継ぎ、「夏子もの」として人気を博した連作小説の第1作。
  • 句集 秋灯

    句集 秋灯

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本で初めて俳句という語を用いた、「ホトトギス」の主宰者、正岡子規は主観を省略したスケッチ、つまり写生の用法を生み出した。 主観は読者がそれぞれに感じとって欲しいということだろう。その流れを汲む飯島俊子の句集もしかりである。 飯島俊子の俳句は、事実を自分の目で見、耳で聴き、肌で感じ、生きていく上での中で体感し、その中で生まれたのである。 部屋に閉じこもり、机に向かい、頭の中だけで作りあげた作品ではこうはいかない。 日本は世界の数多くある言語の中でも、特に美しい言葉を持っていると言われている。例えば四季がはっきりしている日本の季節、「秋」を表現するにしても、露・白露・露結ぶ・釣瓶落し・白秋・花野・山粧う・小春日和など数えきれない程の表現方法がある。つまり同じ秋でもいち日ごと、また朝夕によって表現が変化するのである。それを十七文字で表現するにはなまじの語彙力では不可能である。それを見事に生かしているのがこの『秋灯』である。そこには現代人が忘れている、日本の美が、心が我々の琴線に触れて来るのである。」 (吉田 司氏 『秋灯に寄せて』より)
  • ブラインドから君の歌が聴こえる

    ブラインドから君の歌が聴こえる

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    大人気ヒップホップグループHOME MADE 家族のKUROが放つ小説第二弾!光を失ったミュージシャンが、その超人的な耳を活かして再起をかける感動の物語。
  • 畏怖する人間

    畏怖する人間

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    その出発以来、同時代の「知」に、圧倒的な衝撃を与えつづけて来た著者の、秀れた光芒を放つ第一評論集。群像新人文学賞受賞作「意識と自然――漱石試論」をはじめとし、その後の『マルクスその可能性の中心』『日本近代文学の起源』『探究1』『探究2』など、柄谷行人のその後の力業を予告する、初期エッセイ群。
  • 意味という病

    意味という病

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    日本のシェークスピア論のパラダイムを批判し、明晰な論理と思考の下に、新しい「マクベス」像を描く、柄谷行人の初期秀抜エッセイ「マクベス論」をはじめ、秀作『マルクスその可能性の中心』につながる、その明視力の圧倒的展開を収録。
  • 夜ふけに読みたい神秘なアイルランドのおとぎ話

    夜ふけに読みたい神秘なアイルランドのおとぎ話

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,936円 (税込)
    人気の『夜ふけに読みたい数奇なアイルランドのおとぎ話』の続編。不屈の生き様を涙と笑いで語るフィン・マク・クウィル伝説に、時代を超えて愛されるアーサー・ラッカムの挿絵つき。
  • 奥の細道

    奥の細道

    小説・文芸
    3.0
    1巻2,299円 (税込)
    清新な現代語訳「奥の細道」と刮目の「軽み」論――俳聖一代の名紀行を読み究めた、滋味深々にして平明達意の訳文と清新懇篤な解説・鑑賞の第一部、芭蕉芸術の到達点としての「軽み」の境地を考究しつくした第二部。優れた啓蒙性と深い文学性を併せ持つ名著。
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

    九度目の十八歳を迎えた君と

    小説・文芸
    3.7
    1巻779円 (税込)
    通勤途中の駅で見かけた二和美咲は、あのころの、僕が恋をした18歳の姿のまま佇んでいた。それはまぼろしでも他人の空似でもなく、僕が高校を卒業したあとも、彼女は当時の姿のままでずっと高校に通い続けているという。周囲の人々は不思議に感じないようだが、僕だけはいつまでたっても違和感がなくならない。なぜ彼女は高校生の18歳のままの姿なのか。その原因は最初の高校3年生のころにあるはずだと、当時の級友や恩師のもとを訪ね、彼女の身に何が起こっているのか調べ始める。気鋭の作家が描く、心締めつけられる青春と追想のミステリ。/解説=若林踏
  • 放課後の嘘つきたち

    放課後の嘘つきたち

    小説・文芸
    3.3
    1巻858円 (税込)
    英印高校ボクシング部の寡黙なエース・蔵元修は、幼馴染で同級生の白瀬麻琴に誘われ、部活同士のトラブル解決を担う部活連絡会を手伝うことに。カンニング疑惑のある演劇部を探る修は、皮肉屋の部長・御堂慎司が黒幕だと推理するが……陸上部の幽霊騒動や映画研究会の不可解な作品改竄など、よく知るはずの放課後に潜む仄暗い謎と、その謎が呼び起こす修たち自身の嘘――高校生たちの成長と再生を綴る青春ミステリ連作集
  • 寄宿学校の天才探偵2 エリンガム最後のメッセージ

    寄宿学校の天才探偵2 エリンガム最後のメッセージ

    生徒の不審死、さらに容疑者の失踪と、エリンガム・アカデミーでの事件が相次ぎ、スティヴィは無理やり家に連れもどされてしまう。せっかく学校にも馴染み、念願だった80年前の事件の再捜査も進んできたところなのに。そこに上院議員のエドワード・キングが現れ、息子のデヴィッドが放校されないように協力してくれるなら、スティヴィを学校に戻してやると言ってきた。他に手はなく、役目を引き受けたスティヴィだったが、アカデミーでさらなる事件が……。天才を集めた学校での事件に挑む、少女探偵スティヴィの活躍を描いたシリーズ第2弾。
  • オペレーション雷撃

    オペレーション雷撃

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,800円 (税込)
    日本最西端の島に漂着した一隻の潜水艇。 孤島に強行着陸した 「琉球独立団」を名乗る謎の武装組織。 彼らが狙うのは、そう、〈あの島〉――。 国防最前線を知り尽くした自衛隊元陸将が初めて書き下ろした シミュレーション小説! 二つの軍事作戦をめぐり、 台湾海峡に緊張をはらむ中、 米中、そして日本の暗闘が始まる。 迫真の諜報・特殊作戦スペクタルロマン。 電磁攻撃によって、宮古島と石垣島の間に浮かぶ 孤島・多良間島を占拠した謎の武装組織は何を目指しているのか。 東京、沖縄、北京、大連、さらにはアフリカ・エチオピア、ジブチを舞台に、 日本、中国、米国各政府の思惑を同時進行的に描く。 アメリカ大統領選をめぐる混迷、緊張感を増す台湾海峡の情勢――。 風雲急を告げる現実世界との類似も感じさせながら、 陸上自衛隊の緻密な戦略分析、政府の意思決定手続きなど、 特殊作戦群の創設にもかかわった著者ならではの記述が冴える。
  • ニッケル・ボーイズ

    ニッケル・ボーイズ

    小説・文芸
    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    1960年代アメリカ。アフリカ系アメリカ人の真面目な少年エルウッドは、無実の罪により少年院ニッケル校に送られる。しかし校内には信じがたい暴力や虐待が蔓延していた――。実在した少年院をモデルに描かれた長篇小説。ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
  • 黒魚【クロウオ】都市

    黒魚【クロウオ】都市

    感染症〈ブレイクス〉が流行している北極圏の街クアナークでは、さまざまな事情を抱えた人々が暮らしていた。そこでなかば伝説として語り継がれるのは、シャチやホッキョクグマといった動物と意識を共有し一体になれる女の物語だった。キャンベル記念賞受賞作
  • トリップ

    トリップ

    小説・文芸
    3.7
    1巻748円 (税込)
    普通の人々が平凡に暮らす東京近郊の街。駆け落ちしそびれた高校生、クスリにはまる日常を送る主婦、パッとしない肉屋に嫁(とつ)いだ主婦――。何となくそこに暮らし続ける何者でもないそれらの人々がみな、日常とはズレた奥底、秘密を抱えている。小さな不幸と小さな幸福を抱きしめながら生きる人々を、透明感のある文体で描く珠玉の連作小説。直木賞作家の真骨頂。
  • メイド イン 十四歳

    メイド イン 十四歳

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,265円 (税込)
    主な登場人物は、ナチュラルボーン優等生とステルスくんと、サニーとパンダ、それから兎屋に来るちょっと変わった大人たち。 性格も良くて、なんでもほどほどにできてしまう主人公。秘密だって、釣り堀「兎屋」に毎週来ていることと、『フーアーユー?』という小説が好きすぎることくらいなものだ。そんなある日、透明人間の転校生の案内係を頼まれてから、クラス内で微妙な立場がくずれてしまい……!?  ぐらつく日常を送るぼくらのためにYAの旗手が描く、あざやかな物語! 未来の自分は、いまの自分がしたことで作られていく。だれかをおとしめるという行為は、そういうことができる人間にみずからなっていくという行為でもあるのだ。それをするのかしないのかは、ある意味、一生を左右する重要な選択といっても過言ではないだろう。いずれ出会う新しい友人、意中の人、志を同じくする者たち――人生が進んで行く中で、どうしたって気づくときがくるはずだ。たとえば、ああ、こいつにはかなわない、と思ったときに。ああ、この人が自分なんかを好きになってくれるはずがない、と思ったときに。ああ、この差をどう埋めればいいのだろう、と思ったときに。      本文より ・著者紹介 石川宏千花 『ユリエルとグレン』で、第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。主な作品に『お面屋たまよし1~5』『死神うどんカフェ1号店1~6』(以上、講談社)『墓守りのレオ』(小学館)『拝啓パンクスノットデッドさま』(くもん出版)などがある。『少年Nの長い長い旅』(YA! ENTERTAINMENT)と対をなす物語『少年Nのいない世界』(タイガ)(共に講談社)を同時展開して話題となった。
  • MEMORY 螺旋の記憶

    MEMORY

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ホラー作家の失踪、酒蔵関係者の連続惨殺事件、そして九年前の奇妙な依頼。その真相は螺旋の記憶の奥底で蠢いていた。 元刑事の探偵・槙野康平と「捜一の鉄仮面」と呼ばれる刑事・東條有紀の捜査が再び交差する本格ミステリー。 鏡探偵事務所を訪ねてきたのは九年前に奇妙な依頼を持ち込んだ女性だった。そして新たな調査を依頼する。「失踪した息子を探しい欲しい。息子の失踪には前回の調査が関係している」と――。 当時の調査記録を元に調査を開始した槙野だったが、九年前の調査で訪ねた人物が二年前に塩素ガスで殺害されていたことが判明。  一方の東條は、奥多摩の山中で発見された凄惨な逆さ吊り殺人事件を追っており、報道で被害者の身元判明を知った槙野から、その被害者が九年前に調査した案件の関係者であることを教えられるのだった。 本書が出色なのは、作品世界の内側にも、そういう精査をする登場人物がいるということである。このメタ的構造は――槙野や有紀よりも先に、その論理破綻に気づく事件関係者がいるというプロットに結実し、その結果、謎が謎を呼ぶ展開となって、見事である。 『MEMORY――螺旋の記憶――』の大胆な試みが成功だったかどうかは、読後感の爽やかさでも判定できる。われわれは、ちょうど神秘劇の観客のように、戦慄と共にカタルシス感を持って、この恐るべき輪廻転生劇が演じられた劇場を後にするのである。(解説より:波多野健)

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  • 誘拐ファミリー

    誘拐ファミリー

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    誘拐が七十年続く浅井家の家業。固い絆で結ばれる一家六人だったが、跡目を巡って長兄、次兄が反目しあっていた。家長は決着をつけようと、二人を競わせる課題を出す。それは、ある巨大教団の幹部二人を誘拐し身代金をせしめることだった。この課題が浅井家を二分する争いに発展する――。長編犯罪小説。
  • 私を月に連れてって

    私を月に連れてって

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,287円 (税込)
    現役女子高生作家が紡ぐ、鮮やかな人間賛歌。 ★遠くへ行きたい  田中花実は、中学2年生になった。前作『太陽はひとりぼっち』からのバディ、佐知子とは相変わらず仲良し。ある日、二人は少女と出会う。よかれと思って少女のために行動した二人だが、思わぬところから、深い社会問題に踏み込んでしまう結果に。笑いあり、涙あり、生きることへの肯定感を滲ませる「るりかワールド」はより広がり、深みを増す。 ★私を月に連れてって デビュー作『さよなら、田中さん』、前作『太陽はひとりぼっち』でも、常に名脇役として登場する2階の住人・賢人が主役の物語。相変わらずむさ苦しく、世捨て人となっている賢人がある日突然恋に落ちる。そのお相手とは……?そして、その恋が、彼の生活、人格すべてを変えていく。賢人が見つけた鮮烈な「恋」の行方は……? ★夜を越えて 今作の『遠くへ行きたい』を受けて誕生した作品。授業の一環、職場体験で出会った「ぶーさん」。彼女は、花実のお母さん・真千子の昔を知る人物だった。実の娘の花実にすら一切を語らない、真千子の壮絶な過去の一端が紐解かれる。そこで描かれる真千子の少女時代。そして、その時代から続く熱い想い、絆に心が震える一編。
  • 子どもが作る弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道

    子どもが作る弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,200円 (税込)
    西日本の小・中学校を中心に広がる「弁当の日」に迫る。 子どもが親の手を借りず、自分で作った弁当をもって学校に行く「弁当の日」。 この取り組みで変わる子どもと親の姿を記録する。 <目次> はじめに 母の罪悪感 第一章 「かわいそうな子」はそのままでいいの? 第二章 親が子どもに残せるもの 第三章 失敗するのもまた楽しい 第四章 「めんどくさい」には意味がある 第五章 子どもが変わった、大人も変わった 第六章 巣立つ君たちへ 第七章 アレンジは自由自在 第八章 百年後の子どもたちへ おわりに 罪悪感は幸せのスパイス
  • 放送室はタイムマシンにならない

    放送室はタイムマシンにならない

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    放送部に所属する高1の円佳。部には「放送室でタイムトラベルができる」という伝説があった。同級生の颯哉は幼い頃に離れた従兄とわだかまりがあり、タイムマシンで過去へ戻りたいという。颯哉から「放送部の伝説を演劇にしたい」と打ち明けられた円佳。過去にこの学校で何があったのか。真実の舞台が幕を開ける──。高校生作家としてデビューした著者の文庫書き下ろし新作。
  • 月曜日が、死んだ。

    月曜日が、死んだ。

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    目覚しのアラームが鳴り、スマホの画面を確認した。そこに表示されていたのは「火曜日」の文字。おかしい、今日は月曜日のはず!! 飛び起きたナカガキがカレンダーを見ると、あるべきはずの曜日が消えていた。薄れていく月曜日の記憶、おかしな宗教団体、そして元カノの存在。死んでしまった月曜日の悲しみに気づき、元の世界を取り戻せるのか。第3回文芸社文庫NEO小説大賞大賞受賞作。
  • 探偵はサウナで謎をととのえる

    探偵はサウナで謎をととのえる

    小説・文芸
    3.4
    1巻803円 (税込)
    刑事・水田龍二の義父・櫓竜太郎は探偵になりたいらしい。龍二は試しに解決済みの事件を話すも推理は的外れなものばかり。だが、竜太郎に連れられ入った温泉施設のサウナで、彼は言った。「謎は全てととのいました」
  • いつか~Someday soon

    いつか~Someday soon

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    落ちこぼれ医師のひろ子は、前途有望な勝ち組医師の彼氏、直樹との間に小さなズレを感じ始めていた。 そんな矢先に、地元の中学の同級生、福山と偶然再会する。福山はかつては極めて成績優秀で、東京の名門高校に進学するため地元を離れたのだったが、「実は自分も落ちこぼれだ。就活で全敗した」と打ち明けられる。 「自分達は負け組。似た者同士」と、ひろ子は福山に心惹かれるが、完璧な彼氏の直樹とも別れられない。 そんな三人をコロナ禍が襲い・・・。
  • 特急「北陸」「富士」個室殺人の接点
    値引きあり

    特急「北陸」「富士」個室殺人の接点

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    2つの寝台特急を結ぶ、驚くべき殺意の交差点! ――寝台特急「北陸」で、フリーライター・速野吾郎が刺殺された。一ヵ月後、「富士」で人妻・主藤有香が、同様の手口で殺害された。同一犯によるものか? 接点のない2つの事件に浮上した、交換殺人の疑惑。やがて、事件の根源にあるレイプ事件に辿り着いた「ごろつき探偵」鏑木一行。大興奮のトラベル・ミステリー!
  • 特急「日本海」最果ての殺意
    値引きあり

    特急「日本海」最果ての殺意

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    寝台特急のなかで変死した美女の謎。「女のことは女に聞け」辣腕調査員・鏑木一行が解き明かす女の過去――青森に到着した大阪発寝台特急「日本海」の施錠されたトイレの中から、美女の変死体が発見された。死んだ石飛日佐子(いしとび・ひさこ)の姉・多永子の依頼を受けた調査員・鏑木一行は、大阪駅に見送りに来た男の正体を探るために、恋人だった3人に焦点を合わせ調査を開始する。男女の愛憎を鋭く描く、傑作トラベル・ミステリー。
  • 新幹線「やまびこ8号」死の個室
    値引きあり

    新幹線「やまびこ8号」死の個室

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    美女女子大生変死! 奔放な男関係に鍵が……。盛岡から死の帰京を果した美女の隠された私生活と中年男性の影――盛岡発の東北新幹線「やまびこ8号」が東京駅に到着し、個室で美人女子大生の変死体が発見された。容疑をかけられた同乗の大学生も突然、青酸死を遂げ、捜査はふり出しに戻る。依頼を受けた鏑木一行(かぶらぎ・いっこう)は、事件の発端である盛岡で、彼女と同宿した中年紳士の存在を突きとめた……。傑作トラベル・ミステリー。
  • 寝台特急『瀬戸』鋼鉄の柩
    値引きあり

    寝台特急『瀬戸』鋼鉄の柩

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    高松→東京、深夜の謎、疾走する車中の殺人……偶然一緒に乗った同級生の美女に、なにが起き、なぜそうなったのか!? ――高松発東京行き寝台特急「瀬戸」で向かいあう席にすわった男と女は、偶然にも高校時代の同級生だった。だがその女は、車中で不審な死体となって発見される。おなじみの民間調査員の鏑木一行(かぶらぎいっこう)が、事件も美女も手玉にとり、バイオレンスに犯人をあぶり出す! 殺す人間と殺される人間のドラマを描く、傑作トラベル・ミステリー。
  • 寝台特急「出雲」消された婚約者
    値引きあり

    寝台特急「出雲」消された婚約者

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    山陰で出会った美女、殺人との接点は!? ――島根・日御碕(ひのみさき)で出会った美女・真矢は、自殺せんばかりの雰囲気だった。ごろつき調査員の鏑木(かぶらぎ)一行は、声をかけ朝まで一緒に過ごすことに。だがその夜、「出雲2号」で真矢の婚約者が毒殺された。偶然、事件を調べることになった一行。同じ寝台特急では、被害者の同僚がまた毒殺された。真矢と殺人の関わりは……。傑作トラベル・ミステリー。
  • 女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。
    値引きあり

    女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。

    小説・文芸
    3.7
    1巻341円 (税込)
    如何にモテるか――それだけをこの胸に問い続けて、今日まで生きてきた。この本の主成分は、これまで恋に関して沈黙するしかなかった有象無象たちの涙なのだ。 「有象くん」と「無象くん」というフツーの男子大学生をはじめ、女の子たちをめぐりもろもろ事件が起きる春夏秋冬のエピソードが綴られる連作短編集。「イケメンくん」に「二番手くん」「ダンベル先輩」「抜け目なっちゃん」、「都合良男先輩」などキャラクターを強調された登場人物たちの悲喜こもごもが描かれる青春ストーリー。
  • 猫はどこ?
    値引きあり

    猫はどこ?

    小説・文芸
    4.0
    1巻356円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『吾輩は猫である』の子孫猫をついに発見!? お気楽こそ身上。イラストと写真満載でつづる、猫エッセイの決定版! ――『吾輩は猫である』に描かれた猫の子孫を探して、いざ下町へ。路上観察家として活躍する著者が見つけた、肥やし猫、ミッキーマウス猫、広告猫、車猫、猫実……って何!? マイペースで生きる猫たちを、豊富なイラストと写真で、たっぷり紹介します。見るほどに読むほどに、いつのまにやら癒される、猫エッセイの決定版。
  • イタリア歩けば…
    値引きあり

    イタリア歩けば…

    小説・文芸
    -
    1巻402円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストと写真満載の路地裏めぐり! 駄犬・珍犬にご注意! 路地裏の犬の魅力、満載――「猫のなる木」をヴェネツィアで発見! 自分の目と足をアンテナに、イタリア中を歩いて出会った、どこか気になる物・モノ・者。カフェでの使用カップ調査、街のあちこちに生息する(?)動物を模した装飾品集めなど、観光ガイドではわからない、魅力たっぷり、路地裏めぐりの旅へ、豊富なイラストと写真でご案内します。
  • リネージュ(Lineage) 二つの会社と三つの家族の愛情物語

    リネージュ(Lineage) 二つの会社と三つの家族の愛情物語

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    若い後継者たちが目指す二つの会社の提携と、リネージュ(血統)の呪縛に苦しむ三つの家族を描いた物語。 新潟を舞台に、優良企業の優秀な長女・綾香と赤字会社の頼りない長男・雅樹、同窓生二人の恋から始まった二つの会社の提携話。だが綾香にはとても複雑な出生の秘密があった。三つの家族を巻き込んでゆく「リネージュ」の呪縛を乗り越え、会社も後継者も成長して行きます。若い二人がどのように二つの会社と三つの家族を幸せに導くのか、また彼らの父と母はどのように思うのか。「Lineage」を分解すると「LINE」と「AGE」。LINEを使いこなす新世代と、電話しか使えない旧世代との対比もテーマの一つです。 【目次】 はじめに 第1回:血の呪縛 第2回:閃き(ひらめき) 第3回:経営者の顔 第4回:奪われた印鑑 第5回:それぞれのベクトル 第6回:好々爺 第7回:役員秘書 第8回:原発 第9回:もう一つの家族 第10回:修行の日々 第11回:和解への期待 第12回:止められない流れ 第13回:急転 第14回:事件 第15回:小さな位牌 第16回:放鳥と帰還 第17回:ハニートラップ 第18回:化学反応 第19回:十字架の赦し 第20回:ホールディングス 第21回:次の時代 第22回:LINEの世代 第23回:失いたくないもの 第24回:目覚めの囀り おわりに 番外編その1:企業再編の方法 番外編その2:親愛信託&一般社団法人の活用法 【著者】 河合保弘 東京で「よ・つ・ば親愛信託総合事務所」を開業しており、司法書士としての長年の経験から、いろいろな人生を見てきました。60歳を過ぎて後継者も育ち、今は次世代に何かを残すことを考えて、ブログでの情報発信に注力しています。https://yotsu8.com/
  • 富士恩愛[歌画集]六段の調べ――仁愛の短歌・俳句と[廣重画]東海道宿駅 富士四十四景

    富士恩愛[歌画集]六段の調べ――仁愛の短歌・俳句と[廣重画]東海道宿駅 富士四十四景

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    富士の麓で生まれ、富士の恩恵を受けて育ち、富士の信仰を生き抜き、富士の懐で息を引き取った信仰者、森一。彼が生涯に詠んだ、家族(母、妻、子、孫、愛猫)と親しい人たちに対する深い思いやりと感謝を表現した短歌、俳句を、家族の一人としてその仁愛に満ちた想いを存分に享受し体験した次女、藤元光世が厳選、編纂(歌集)。併せて、江戸時代、日本の風景画として広くたくさんの人々に親しまれた『東海道五十三次』『名所江戸百景』の作者、歌川広重が、その風景に象徴的に描きこんだ富士山のある画、44図をフルカラーで掲載した[歌画集]。編者のあとがきには、歌句の著者(森一)について、亭主関白で横の物を縦にもしない人であり、母を大事にしていても面と向かって優しい言葉を掛ける姿はほとんど見せなかったのに、表面に見える姿とは裏腹に、残された多くの歌は豊かな愛情で溢れていたと解説しています。その存在が、富士山という山の絵姿に重なるものが本書から見てとれます。
  • 夢二の小徑

    夢二の小徑

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    男は泣くもんじゃない、淋しいだとか、悲しいだとか、そんな感傷を歌ったり、描いたりするのは、女女しいことであり、男として恥ずかしいことだ、という男性原理がつくりだした根強い意識のなかで、夢二は死ぬまで感傷を正直に吐露し、悲哀をそのまま描きあげた。勇気なくして、激しい情熱なくして、だれがそれをよくなしえようか。……竹久夢二の魅力に迫る!
  • 女たちの海峡

    女たちの海峡

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    病床の父の最後の願いに涙がとまらない。失踪した父を探しに海峡を渡った女が知る、複雑な人生の軌跡――あなたのお父様、丁大吉さんはご健在でいらっしゃる……謎の手紙に導かれ、幼いころ失踪した父親を捜しに、海峡を渡った唐谷美弥子の韓国への旅。そしてそこで知る、複雑な人生の軌跡。日本・朝鮮の歴史の暗部を抉り、太平洋戦争から現代にかけて、時代の荒波に翻弄される親子二代を描く、重くて深い感動の小説。
  • 耳すます部屋

    耳すます部屋

    小説・文芸
    3.1
    1巻660円 (税込)
    結末まで決して油断しないでください――娘の同級生を、放課後に預かることになった久恵。だが、母親同様ずうずうしい小学生・ゆかりには、盗癖があった。結婚指輪までが消えた日、包丁を手に、久恵はついにキレてしまう。「ゆかりが帰ってこない」、その夜、鳴り続ける母親からの電話。どこまでも執拗に……。日常の恐怖に彩られた、叙述ミステリーの傑作10編!
  • メロンパンの真実

    メロンパンの真実

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    読んで食べるといっそうおいしい!! ――昭和6年、実用新案登録番号=1540571。これが、メロンパンのルーツだ。しかし大正時代中期には、メロンパンは日本に出現しているという! 広島人のメキシコからのみやげ、ドイツ人捕虜の手になるドイツ菓子、日本人の奇妙な発明……。さまざまな発祥説を追って、日本中を飛び回り、果ては日本のパンの起源に迫る!
  • もっと美味しくビールが飲みたい! 酒と酒場の耳学問

    酒と酒場の耳学問

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻660円 (税込)
    さあ読んだら呑みに行こう! ぐわっと呑んだらまた読もう! ビールのプロがお伝えする「うっまー!」の教室――ビールの肴に、水がいいってホント? ビヤホールで一番美味しく飲める席は? プロ並みに注ぐ秘訣って? 無礼講の由来は? 地名にまでなったビール名とは? などなど、酒場で盛り上がること間違いナシの話がてんこ盛り。専門家が伝授する、ビールを1120%美味しく飲む方法&薀蓄。飲む前に読め、読んだら飲め!
  • 富士恩愛[歌画集]富士を仰いで――深慮の短歌・俳句と[廣重画]富士五十景

    富士恩愛[歌画集]富士を仰いで――深慮の短歌・俳句と[廣重画]富士五十景

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    富士の麓で生まれ、富士の恩恵を受けて育ち、富士の信仰を生き抜き、富士の懐で息を引き取った信仰者、森一。彼が生涯に詠んだ、富士の自然に触れて湧いて出た色鮮やかな短歌、俳句を、この世に生き、喜び、悲しみ、怒り、笑った証として享受した次女、藤元光世が厳選、編纂(歌集)。併せて、江戸時代の北齋につづく日本の風景画の魁となった歌川広重の『富士三十六景』と、『五十三次名所図絵』から富士が描かれている画を逢わせて50図を選びフルカラーで掲載した[歌画集]。「半世紀に亘り、四季折々に父の心に浮かんだ素直な思いを詠った歌を集めました。毎日の何気ないことから闘病に至るまで、時にユーモアを交え、実にいきいきと詠いあげています。」(本書、あとがきから)。短歌、俳句にこめられた慈愛が、いつ見ても心をなごませる富士山のある風景に溢れだす書です。
  • 富士恩愛[歌画集]祈りの海――哲理の短歌・俳句と[北斎画]富嶽三十六景〈全四十六図〉

    富士恩愛[歌画集]祈りの海――哲理の短歌・俳句と[北斎画]富嶽三十六景〈全四十六図〉

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    富士の麓で生まれ、富士の恩恵を受けて育ち、富士の信仰を生き抜き、富士の懐で息を引き取った信仰者、森一。彼が生涯に詠んだ、人生と信仰の哲理と祈りに満ちた短歌、俳句を、自他共に信仰に厳しく強く激しい言葉で教えを受けてきた次女、藤元光世が厳選、編纂(歌集)。併せて、富士を中心に江戸時代の日本の風景を大胆に描き、日本という国における富士の威容をヨーロッパから世界にまで知られるきっかけとなった葛飾北齋の画『富嶽三十六景』〈全四十六図〉をフルカラーで掲載した[歌画集]。「信仰と宗教は全く別のものです。信仰とは、神仏を頼りに生きる、その人の生き方そのものであり、祈りとは、神仏を求める魂の叫びです」(本書、あとがきから)。短歌、俳句の奥深い人生の祈りと、北齋画の雄大で大胆な発想の接点にある富士山。その偉大な山の存在を味わえる書です。
  • 水の殺人者

    水の殺人者

    小説・文芸
    3.4
    1巻662円 (税込)
    恐怖の「殺人リスト」にまた、一人の名が記された。1通のコピーから始まった連続殺人の謎――次はお前だ! 恐怖の「殺人リスト」にまた一人の名が記された……。会社のコピー室に置き忘れられた1通の書類から始まった連続殺人事件。次々にリストに加えられる名前、しかもその通りに殺人が起こる。密かにせせら笑っている真犯人とは? 折原トリックの魔術が最後の最後まで読者を欺き続ける傑作サスペンス。<『水底の殺意』改題作品>
  • さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ

    さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ

    小説・文芸
    2.9
    1巻682円 (税込)
    「私といれば怖くなくなりますよ――。」 書店で働く三角康介は、幼い頃から霊が見える体質に悩まされていた。 恐ろしい姿をした彼らが恐ろしく、人間と幽霊を区別するためメガネが手放せない。 ある日、書店に冷川理人と名乗る男が訪れる。 「私といれば怖くなくなりますよ」という言葉に心を動かされ、三角は冷川の“仕事”を手伝うことに。 だが、あるバラバラ殺害事件に関係する霊が、祓われる際に恐ろしい言葉を残す。 「ヒウラエリカに騙された」 ヒウラエリカとは何者なのか? なぜ、霊を“騙し”ているのか。 3人の“運命”が交わる時、東京中を巻き込む大事件が起きる。

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