アンマーとぼくら

アンマーとぼくら

792円 (税込)

3pt

いつの世までも あなたを思う

母と子、そして家族を描く感動の物語、待望の文庫化!

母の予定に付き合う約束で沖縄に里帰りしたリョウ。実の母は子供の頃に亡くなり、再婚してリョウを連れ沖縄に移り住んだ父ももういない。休暇は三日。家族の思い出の場所をめぐるうち、リョウは不思議な感覚にとらわれる。この三日が、恐らくタイムリミット。三日目が終わったら……終わったら、どうなる?


「過去は変えられない。分かるよね?」
「言いたかったことは、今の君が言えばいい」
「頑張れ。君はもう大人なんだから」

一体、ぼくに何が起こっている?

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アンマーとぼくら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつの世までも あなたを思う

    母の予定に付き合う約束で沖縄に里帰りしたリョウ。実の母は子供の頃に亡くなり、再婚してリョウを連れ沖縄に移り住んだ父ももういない。休暇は三日。家族の思い出の場所をめぐるうち、リョウは不思議な感覚にとらわれる。この三日が、恐らくタイムリミット。三日目が終わったら……終わっ

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    不穏な空気を感じながら読み進める。

    ・やっぱり自分で火葬とお骨あげをしたかったなとも思う。いまそう思っても仕方ないのだけれど。
    でも当時、6月下旬という、暑さと湿度の中、兄たちに、いたむかもしれない妹の姿を見せたくないという気持ちも、正解だったと思う。戻っても同じ選択をするような気もする。

    ・夫

    0
    2025年03月24日

    Posted by ブクログ

    とても不思議な話し。
    次の日、目が腫れるほど泣きすぎた。
    「お父さん」と「お母さん」と「おかあさん」とリョウ。ダメダメだけど憎めない子供以上に子供な父親と2人の母親。みんなとても愛情深い。
    有川さんの作品には、悪い人がいない。

    0
    2024年10月14日

    購入済み

    とてつもなく優しい話

    全編に死という暗いものを背負いつつ、そこで生きる家族それぞれの温かい思いが胸をうつ。
    みんな優しい
    世界がこんな優しさに包まれますように。

    #泣ける #感動する #エモい

    0
    2024年07月10日

    Posted by ブクログ

    現実と幻想が密接に関わり合ってて
    この本の人々が,時を超えてみんな幸せであれば良いと思う。
    みんな魅力的。
    沖縄料理食べたいな!

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    5年生だったぼく「リョウちゃん」はお母さんを病気でなくし、写真家の父「カツさん」と沖縄に移住する。空港では晴子さんおかあさんが待っていた。アンマーとは沖縄でお母さんという意味。3日間の里帰りで、ぼくは晴子さんと、子どものままの父と晴子さん、ぼくの思い出を辿っていく。何度も泣けて、ほっこりして、とても

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    好きな本。
    2月に父の17回忌を終えたタイミングで読みました。うちの父も事故だったので、重なる部分も多く、泣けました。かつさんのような、不遇の家族ではなかったけど、戦後満州から引き上げてくる船上で、兄弟を失くして帰ってきた父。なくなる前にそんな話は知らなくて、いろいろ抱えてたんだろうなーと想像するこ

    0
    2024年04月19日

    Posted by ブクログ

    とてもほっこりとした。わがままで子供な父も本当は寂しがりで、妻が亡くなったことを誰よりも悲しんでいたのだ。現在と過去の記述が改行なく書かれていて状況把握するのに少し困惑したが、時間を超えた一体感があり新鮮な感覚を味わえた。

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

     現実と夢が入り混じったようなストーリーだが、母親のどこまでも深い愛情が描かれている。
     母親孝行する目的で沖縄に帰省した主人公・リョウ。母親に従い沖縄各地を旅する中で、自分が実の母を病気で亡くしてすぐに沖縄に移住した父が許せず、そしてそこで母になった人のことも許せずにいたことを思い知る。移住して間

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    大好きな有川さん!
    最初は所々なんなんだろうと思わせるような生きてるのか死んでるのか分からないぼくとおかあさんのお話。親子の旅の終わりごろ目頭が熱くなってきて…。ハートフルなお話だったなあ。沖縄行ってみたいなあと北海道に住むわたしが思った本だった。
    最近親戚や家族を亡くす事が多くて、そういう年だから

    0
    2025年07月10日

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