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作家としての精神を育んだフランス留学時代の内的記録――1950年6月、第1回カトリック留学生として渡仏し、1953年2月、病によって帰国するまでの2年7ヵ月の、刺すような孤独と苦悩に満ちた日々。異文化の中で、内奥の〈原初的なもの〉と対峙して、〈人間の罪〉の世界を凝視し続けた、遠藤周作の青春。作家としての原点を示唆し、その精神を育んだフランス留学時代の日記。
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Posted by ブクログ
正確には「作家の」日記ではない。フランスでの2年半の思索と模索の記録。研究者か小説家か評論家か、道はまだ定まっていない。 場所はルーアン、リヨン、そして時々パリと田舎の町や村。部屋には師や友人たちがよく訪ねてくるし、お茶や食事にも頻繁に招かれ、忙しい毎日。しかし本務は勉強と研究、心は時に静謐、孤独な...続きを読む修行僧のよう。持ち前のおどけや冗談は一切感じられない。モーリアック、ベルナノス、ジッド、クローデル、サルトル、ボーヴォワール、カミュ、マルロー、フォークナー……興味の赴くままに読み耽り、真摯にものごとを考える遠藤青年がいる 日記には、天気や風景の描写もあり、その時の空気や日差しも感じられる。どこか朝永振一郎の『滞独日記』を思わせる。 巻末の高山鉄男の解説がいい。日記そのものには踏み込まずに、この留学で遠藤がなにを手にしたのかをきっちり論じている。
サウンド文学館・パルナス「作家の日記」 朗読・山本學 若い人のもやもやした頼りない気持ちがストレートに表現されている。 どうして死んだ後の世界が必要なんだろう。
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