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Posted by ブクログ 2022年05月31日
“恋愛小説が嫌いという人に限って、恋愛への欲望が実は深い”。
そうなのかもしれない。
偶然でもいい
必然でもいい
目標でもいい
野望でもいい
これしかない
これだけができる
これだけが好きだ
そう思えることをひとつだけ見つけられたら
一生を通してそれを追求する
…
私は一生かけて英語を好きでい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月27日
僕と千波瑠は八つ違い。
僕は彼女を「ハルちゃん」と呼び、彼女は僕を「なっくん」と読んでいた。初恋の相手でもあった、憧れの美しい叔母・千波瑠が、14年間暮らしたNYのアパートで、僕は一人彼女の残した秘密の恋の残骸を整理する事となり…。
一言で言えば、折角の若さ・美貌・知性・情熱・一途さを、報われない...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月03日
小手鞠さんの作品はやっぱり難しいなあと実感。
こういった方の作品が面白いと思えたらきっと私は大人になれてるんだろうなと思う。
「人の一生は、まるで蜘蛛の巣のように、細い糸と糸で丹念に編み込まれたものであるということ。
美しいけど、壊れやすい。
獲物が引っかかれば穴もあくし、修繕してもまた壊れてしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月19日
シングルマザーの母親の年の離れた妹、ハルちゃん。ニューヨークで一人で暮らしていたが、突然亡くなり、日本に住む甥である夏彦の元に遺灰の引取主として連絡が入る。小説家を目指し、ボーイフレンドは不倫で結ばれることはなかった。夏彦は、ニューヨークのアパートを片付けながら、ハルちゃんを思う。
ニューヨークの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月09日
10年ぶりくらいに小手鞠さんの作品を読む。
あぁ、ひさしぶり。
と思わず声をかけたくなるほど、彼女は変わらない。
恋愛小説ってひさしぶりに読んだなぁ。
ルーの生き方はわたしにはとうてい理解できないけれど、ここまで強い想いを持って生きられたら、幸せであり不幸だろうな。
なんだか、読後は寂しくなり...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月25日
ハルちゃんが死んでしまった…という事実から始まっていて、死因だけが最後まで何なのか…と付き纏うんだけど、終わりはちょっとホッとした。一つの事を突き詰めたら、周りがどう評価しようとも自分だけは確固たる己を手に入れることになる。それを体現した千波瑠は読み手からすると寂しいけど、夏彦や何も知らない娘に圧倒...続きを読む
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