歴史・時代ランキング(週間)

  • 宝引きさわぎ 鎌倉河岸捕物控<二十の巻>
    続巻入荷
    1位
    正月の藪入り前の江戸。亮吉が発案した宝引きで大いに盛り上がっていた金座裏に、町火消の幹部と魚問屋の若い衆がやってきた。 町火消い組と魚河岸連中での宴会の最中、場を盛り上げようと飛び入りで宝引きの景品に名乗りを上げた人気芸者の小夏が、隣の座敷で何者かに殺されていたという。 ふすま一枚隔てた座敷にいたわずかの間に、何があったのか。手がかりは小夏が必死に噛み切ったと思われる手拭いの切れ端のみ。 宗五郎、政次と金座裏の面々は探索に乗り出すと、浮かび上がってきたのは意外な人物で……。
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控
    続巻入荷
    2位
    思いが通じ合った相手の元へ嫁ぐ娘と、 両親に溺愛された美しい娘。 失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した。 --その発端は、すべての女性が持つ「迷い」。 嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。すべて表裏一体だ。 真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自信番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。 悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も全部吸い取ってくれる。 だから、宮部みゆきはすごい。 霊験お初シリーズ、第二弾!
  • 【合本版】知らぬが半兵衛手控帖(全20巻収録)
    3位
    【本電子書籍は『知らぬが半兵衛手控帖』シリーズ全20巻を1冊にまとめた合本版です。重複購入にお気を付けください】 惚れた男のために苦界に身を沈めながらも、果たされぬ約束に一縷の望みを抱く女・・・・。十年前に亭主を殺して行方知らずになった女と同じ顔の女・・・・。幼い我が子を無礼討ちにされた浪人が縋る武士の矜持・・・・。 「世の中には、私たちが知らん顔をした方が良い事がある……」 そう嘯く北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の粋な人情裁きを描く大好評の時代小説が全20巻収録の【合本版】として登場! 藤井邦夫の人気を決定づけた『知らぬが半兵衛手控帖』シリーズ、その魅力あふれる作品世界を是非最後までご堪能ください。 《収録一覧》 「姿見橋」「投げ文」「半化粧」「辻斬り」「乱れ華」「通い妻」「籠の鳥」「離縁状」「捕違い」「無縁坂」「雪見酒」「迷い猫」「秋日和」「詫び状」「五月雨」「渡り鳥」「夕映え」「主殺し」「忘れ雪」「夢芝居」
  • 【合本版】口入屋用心棒 其の肆(文庫31~40巻収録)
    4位
    1~4巻 4,950~5,500円 (税込)
    【本電子書籍は『口入屋用心棒』シリーズ31巻~40巻を1冊にまとめた合本版です。重複購入にお気を付けください】 母の田津と護国寺に参詣した帰り途、頭巾を被った侍に声をかけられた定廻り同心樺山富士太郎は、湯瀬直之進の亡骸が見つかったと告げられ驚愕する。だが、急を知らせに小日向東古川町の長屋に走った田津の前に現れたのは、当の直之進だった。忽然と姿を消した富士太郎の行方を追う直之進と中間の珠吉。富士太郎を誘き出した謎の侍の狙いは何なのか、そしてその正体とは!?(『口入屋用心棒 : 31 徒目付の指』より)。鈴木英治の人気時代小説シリーズ、一気読み必至の【合本版】第四弾!
  • アメリカ陥落5 ロシアの鳴動
    5位
    米大統領選後の混乱で全米が麻痺する中、攻め寄せる中国海軍を翻弄した海上自衛隊。しかしアリューシャン列島に不穏な動きが現れ……混迷のアメリカで日米中露の戦力が激しく交錯するシリーズ第5弾!
  • 新版 平家物語 全訳注 全四冊合本版
    6位
    「おごれる人も久しからず」――12世紀末、平家はたちまちに権力の座に就くものの専横から反発を招き、東国の源氏勢によって急速に滅ぼされる。この平家一門の栄華と滅亡を物語った『平家物語』は、日本史上もっともあざやかな転換期の全容を語る叙事詩であり、民族的遺産といえるものである。かつて刊行された講談社学術文庫版全12巻をまとめ、新版として刊行。年表、地図、系図を併録。
  • 剣客商売(一~十六、番外編) 合本版
    7位
    勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負わねばならぬ。それが剣客の宿命なのだ――剣術ひとすじに生きる白髪頭の粋な小男・秋山小兵衛と浅黒く巌のように逞しい息子・大治郎の名コンビが、剣に命を賭けて、江戸の悪事を叩き斬る――田沼意次の権勢はなやかなりし江戸中期を舞台に剣客父子の縦横の活躍を描く、吉川英治文学賞受賞の好評シリーズ。 ※当電子版は『剣客商売』(一)~(十六)と『剣客商売番外編 黒白』(上)(下)、『剣客商売番外編 ないしょ ないしょ』の全十九巻をまとめた合本版です。
  • 漫画版 徳川家康 8
    8位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大坂、夏の陣で、真田幸村はじめ豊臣恩顧の武将たちが 戦いに散り、秀吉の残した寵子・秀頼も死した。 家康は大御所として幕府の発展にいそしむが、 六男・忠輝が伊達政宗と怪しげな動きをしている噂が広まった。 その家康も病に倒れ、駿府城で75年の生涯を閉じる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 【小説】超弩級空母大和 完全版 8
    完結
    9位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「世界最大の戦艦大和が超大型空母として建造されたら…」 というifの世界を追求した仮想戦記もいよいよ完結!! ※本作は小説です。漫画版も発売中。 日本海軍は、超弩級空母大和を含む主力機動部隊、 そして秘密裏に開発した電子情報航空管制艦・葛城を有効利用し、 敵機動部隊を翻弄し、敵空母を丸裸にした。 そして、真打ちとも言うべき本命の攻撃が開始される。 日米の運命を決める大海戦の結果は…。 壮大なスケールで送る仮想戦記、ついに終戦! <目次>小説版第8巻 プロローグ ~贖罪 第1章 ~爆裂弾道交差線 第2章 ~愚者の楽園 第3章 ~犠牲の罠 第4章 ~逆襲の修羅! 第5章 ~勇者の名の下に 第6章 ~総反撃! 第7章 ~決着! 第8章 ~真実の彼方に 第9章 ~死に逝く者たちへの祈り エピローグ ~ジェネレーションズ【最終話】初版:歴史群像新書(学習研究社)1998年
  • 老いても現役 北町の爺様4
    続巻入荷
    10位
    血に染まる菊人形は、心中を装った殺人! 下手人の思惑とは? 隠密同心の和田壮平と八森十蔵が下手人二人を捕縛。 男女を殺めた裏に隠された謎とからくりは何なのか? 悪事は暴かれるのか? 北町の爺様こと、八森十蔵と和田壮平は、物売りに扮して江戸市中を探索中、流行りの菊人形に隠された二体の亡骸を発見する。下手人を二人拘束したものの、だんまりを決め込まれては、背後に潜む黒幕を炙り出すことは難しい。そんな折、十蔵は因縁の相手、越前屋茂兵衛を追い、木場の貯木場で勝負を挑む。十蔵と茂兵衛⋯⋯二人のあいだに何があったのか? 八森十蔵と和田壮平、第4弾!
  • 戦国の覇者5 血戦!関ヶ原
    11位
    竹中半兵衛の死に憤慨した羽柴秀吉が、主君・信長へ叛旗を翻した!西国大名の多くが秀吉に加担、総勢四万で関ヶ原に陣取る。一方、兵数で劣る信長だったが、余裕綽々、恐るべき秘策を携えて決戦に臨む。実は羽柴方諸将の多くが、密かに信長に通じていたのだ!この窮地に、秀吉はいかなる策をもって立ち向うのか?未曾有の死闘の末、今、真の戦国の覇者が決まろうとしていた

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  • 剣客商売番外編 黒白(下)
    12位
    真剣勝負のその日、波切八郎はついに姿を現わさなかった。しかし秋山小兵衛はなぜか八郎を憎めない。一流の剣客が約束を違えるとはよほどの事がその身を襲ったからであり、実際、道場出奔後、八郎の運命は激烈に転変し、見えない勢力に操られ人斬りを重ねる日々であった。対照的な生き方をとる二人は、互いへの想いを断てぬまま思いがけぬ所で……。「剣客商売」ファン必読の番外編。
  • 飾結び 新・秋山久蔵御用控(十九)
    続巻入荷
    13位
    殺気を放つおんな 菊結びに秘めた夫婦愛 ――商人殺しの黒幕を探せ! 大人気シリーズ第19弾 険しい表情で口入屋を見詰める年増。 その様子にただならぬものを覚えた秋山久蔵は、女を見張らせる。 飾結び作りをしながら暮らす村岡佐奈と判明するが、 佐奈には切腹に追い込まれた夫がいた。 浪人暮らしを抜け出した矢先に、商人との刃傷沙汰を起こした夫。 しかし、その騒動の裏には悪辣な企てが……。
  • うつ蝉 風の市兵衛 弐[33]
    14位
    輿入れした大身旗本は破綻寸前。 嵌められた花嫁を、愛する人々を、市兵衛は護れるか。 虚飾にまみれた名門の奸計を斬る!  鬼しぶ父子も大活躍! 傑作時代小説!! 家格の違いにも拘らず、三千石の旗本岩倉家に輿入れした村山早菜。藩の陰謀で父を失うも唐木市兵衛に助けられた川越藩士の娘だ。 だが、幸せは束の間だった。市兵衛は兄・片岡信正から、岩倉家の逼迫した台所事情を知らされ、憤る。 早菜の幸福を願う後見人の大店両替商《近江屋》の財を貪らんとする卑劣な縁組か。 そんな折、変死体を調べる渋井父子は妙な金貸の噂を聞く・・・・・・。
  • 禁裏付雅帳十二 継争
    15位
    罠と知りつつ、江戸へ向かう禁裏付の東城鷹矢。 待ち受けるのは老中首座松平定信だ。 幕府の走狗として京に赴き、 朝廷の弱みを探る密命をこなしてきた。 しかし、その結果朝幕の主導権争いに巻き込まれ 命を狙われることになった。 この不毛な争いに終止符を打たなければ。 道中の刺客を次々退け、 決意を胸に定信と対峙した鷹矢だが――。 二大権力の暗闘の行方は!?  大人気シリーズ、堂々完結!
  • 装甲空母大国【2】中部太平洋大決戦!
    続巻入荷
    16位
    アメリカ海軍は1944年初頭までに7隻のエセックス級空母を戦力化してきた。対する帝国海軍は3隻の大鳳型空母を竣工させていたが、量産性においては断然エセックス級が優れ、搭載機数でも大鳳型を圧倒していた。 機動部隊の航空兵力が日本軍を上まわったとみるや、米艦隊は伝統的戦略「オレンジプラン」の大方針に則って中部太平洋を一気に進軍して来る! 空母の数こそ拮抗していたが、はたして連合艦隊はマーシャル諸島(ハワイ攻略の策源地)を護り切れるのか!? 空母14隻対14隻の大機動部隊がマーシャル沖で激突!──大鳳型とエセックス級がついに雌雄を決する!!
  • 殺される理由 栄次郎江戸暦29
    17位
    兄は殺されたんです! 妹は栄次郎に訴える。 だが決定的な謎が浮上。 兄が首吊りしていたそばに血のついた匕首。 さらに、匕首で刺殺された女の死骸。 女を刺した上での首吊り? だが妹は兄の無実も訴える。 一橋治済の庶子、三味線の名手で田宮流居合術の達人、矢内栄次郎を若い女が訪ねてきた。首を括って死んだ兄・多吉の件だという。兄は自分で死ぬとは考えられず殺されたと訴える。しかも、首吊りのそばに血のついた匕首があり、三ノ輪で女が匕首で刺されて死んでいるのが判明。多吉は女を刺した上で首を括ったとされた。が、妹は兄の無実も訴える。栄次郎は⋯⋯。 大人気シリーズ第29弾!
  • 第二のお庭番 古来稀なる大目付10
    続巻入荷
    18位
    三郎兵衛の警護役桐野。 孫・勘九郎と共に爆死? 残された三郎兵衛は⋯。 二十年前の事件に拘る桐野。 過去を突き放す三郎兵衛に、訳知りに近づき桐野を断罪する謎の男の目的は? 将軍吉宗は二十年前に⋯⋯。 二十年前の失敗を今も悔やむお庭番の桐野。昔のことをいつまで⋯と突き放す大目付の三郎兵衛。そこに根来の源八郎なる謎の男が現れ、すべては桐野の謀と断罪し、桐野と三郎兵衛の仲を裂こうとする。なぜ桐野は真相を追いつづけるのか? 源八郎の狙いとは? 二人の思惑が交差するとき、二十年前の将軍吉宗の過去が明らかになる。吉宗は何をなそうとしていたのか? 好評シリーズ第10弾!
  • 付添い屋・六平太 飯綱の巻 女剣士
    続巻入荷
    19位
    時代劇脚本の名手が贈る、入神の第17弾! ●第一話 初春祝言 天保五年の正月、六平太は年礼回りの付添いに勤しんでいた。今日は木綿問屋信濃屋の主・太兵衛のお供だ。帰途、ならず者に乱暴されている商人を助けに入ろうとしたが、破れ菅笠を被り、黒袴を穿いた小柄な侍が先んじた。なんと侍の正体は? ●第二話 洗濯女 六平太は同心・新九郎の相談に応じていた。上総から妹を探しにきた粂七の訴えだ。妹は洗濯屋に住込みで働いているはずだが、店に行ってみるとすでに畳まれていたという。数日後、主の釜五郎が見つかって、今は出合茶屋を営んでいるのが分かり……。 ●第三話 父と子と 小間物屋寿屋の娘・美鈴との仮祝言に迷う穏蔵は、踏ん切りをつけるべく、六平太と恋仲のおりきに頼みごとをしてみたものの……。一方六平太は、沢田庄助に関宿藩久世家の屋敷へ来てほしいと頭を下げられていた。女乗り物を救ってくれた縁だというが。 ●第四話 春嵐 六平太が師範代を任されている相良道場に女剣士が現れた。是が非でも腕比べをしたいと譲らない。気乗りしないが、師範・庄三郎の命もあって、仕方なく女剣士と立ち会う羽目に。そして寿屋の主・八郎兵衛からは穏蔵の返事があったと知らされて……。
  • 婿殿開眼十 一抹の福
    20位
    1~10巻 726~737円 (税込)
    宿敵との最後の決戦! そして愛妻にある変化が――。 好評の時代剣戟シリーズ、堂々完結! 無実の罪で囚われた名与力・仁杉五郎左衛門が獄中で非業の死を遂げた。 仲間から経緯を聞いた笠井半蔵だったが、謹慎中のため身動きが取れない。 歯噛みする半蔵に、思わぬ人から救いの手が差し伸べられ、真相を突き止めることを決心する。 宿敵・三村兄弟との最後の決戦が間近に迫るなか、愛妻の佐和に変化が起きていた――。 好評の人気剣戟シリーズ、堂々完結! 〈目次〉 第一章 名与力死す 第二章 半蔵、再び立つ 第三章 男たちの覚悟 第四章 三角決闘の夜 第五章 父として 終章  武州にて
  • 朝比奈凜之助捕物暦 美しい女房
    続巻入荷
    21位
    評判の鴛鴦夫婦の裏の顔──。 娘たちを食い物にする色悪に凜之助が迫る! 日本橋に店を構える榛沢屋の羽左衛門とお多代は、近所でも評判の鴛鴦夫婦。 美貌のお多代は笑顔で今日も客に愛想を振りまく。 だが、羽左衛門は誰にも言えない深い悩みと、妻への暗い情念を抱えていた。 ある日、妻を待ち伏せる羽左衛門の目の前で惨劇が起きる。 折しも、江戸では近頃、若い娘の夜鷹が出没するようになり……。 新米同心・凛之助が、絡み合った事件の切ない真相と、 背後で暗躍する裏組織を追う! シリーズ91万部突破「おれは一万石」著者、待望の書き下ろし時代小説。
  • 華舞剣客と新米同心 女郎蜘蛛の罠
    続巻入荷
    22位
    佳純は父の道場で剣術を磨いた、凄腕の女剣士。ひと月前、江戸中を震撼させた鬼蜘蛛という盗賊は、佳純の活躍によって壊滅したが、頭の色右衛門は逃げのび、再び佳純へと触手を伸ばそうとしていた。 一方、上方より新たな盗賊が江戸に入っていた。夜叉姫という女盗賊だ。 南町同心の真之介は、湯屋を探るように下知される。頭の絹の股間には、女郎蜘蛛の刺青があるというのだ。しかし、絹は、抜群の美貌で男を籠絡し、手引きさせた押込み先でも男を犯し精気を吸い尽くすともいわれている。 夜叉姫と対峙する真之介は、絹の誘惑を振り切り、捕らえることができるのか……。痛快無比の時代エンタテインメント!
  • 完本 妖星伝【合冊版/全3巻】
    23位
    神道とともに発生し、超常能力をもって歴史の闇で暗躍してきた異端の集団・鬼道衆。彼らの出没する処、必ず戦乱と流血、姦と淫が交錯する。八代将軍・吉宗が退いた今、鬼道衆の跳梁が再び開始された!人類の破壊と再生を壮大なスケールで描く大河伝奇巨編、全3作が合冊版で登場!
  • 大富豪同心 : 29 天下無双の型破り
    24位
    1~29巻 517~748円 (税込)
    爆発に巻き込まれ、美鈴は記憶を失っていた。濱島与右衛門はそれを利用して敵は卯之吉だと思い込ませ、美鈴を世直し衆の剣客として手元に置く。皆で捜しても見つからないわけである。世直し衆を操り、謀略を企む尾張藩附家老・坂井は浪費で更に幕府を弱体化させるため、将軍の日光社参を推し進める。それに対抗し、上様に翻意を促すのは老中・甘利とまさかの卯之吉!? 後がない世直し衆は大金を運ぶ三国屋を襲う。「三国屋ッ、覚悟!」美鈴が卯之吉に刀を振り上げたそのとき……。ドラマ『大富豪同心 参』の終盤に当たる原作本!
  • ぶらり平蔵 決定版【20】女衒狩り
    続巻入荷
    25位
    浅草花川戸町の両替商[湊屋]から四千両の金が奪われ、二人の娘が攫【さら】われた。 賊は西国を荒らし回ってきた希代の盗賊・漣【さざなみ】権兵衛一味。攫われたのは主人の娘・千代と女中のおみさだった。しかも、おみさは平蔵の患者。北町同心・斧田晋吾から事件を聞いた平蔵はおみさの安否を憂うが、自分は一介の町医者の身。いかんともしがたい事態に歯噛みするばかりだった。 だが、そこに現れたのは徒目付組頭の味村武兵衛。味村は盗賊捕縛の助太刀を平蔵に依頼する。そして、それは将軍吉宗直々の命だった。 品川沖に停泊する千石船に娘たちが囚われていることを察知した平蔵たち。伝八郎、女忍のおもん、黒鍬組・火盗改総出の決戦の行方は? 大人気痛快時代シリーズ、ついに完結!
  • 若殿はつらいよ 死神の美女
    26位
    将軍家斎の婿でありながら、江戸を揺るがす数々の事件を解決してきた隠密剣豪・松平竜之介──。 ある夜、橋から身投げをする女を助けた竜之介は、後日、その女がお蓮といい、両親の月命日の十五日に、関わった者が次々に死ぬという噂があることを知る。 竜之介は、その怪奇譚になにやら悪事の企みを嗅ぎ取り、娘御用聞き・お錦とともに捜査を開始。だが、自らを慕うお錦を女にした竜之介に、謎の夫婦死客人、タメニ屋ら難敵が襲いかかる。 そしてさらに、公儀の影の重鎮が姿を現すのだが……。果たしてお蓮の潔白を証明し、彼女を幸せにできるのか──!?  全国コンビニで発売中の漫画版「若殿はつらいよ!」全四巻(画・ケン月影/ぶんか社)も好評。書下ろしシリーズ、怪艶極まる十八巻目!!
  • 落ちぶれ同心と将軍さま 旅立ちの花
    27位
    橋廻り同心という閑職をいいことに、日々を飲み歩く服部半四郎。だが、ひょんなことから御庭番という大役に任じられ、副業としていた素っ破抜き…いわゆる、悪党の弱みにつけこんだ強請りたかりも、開店休業というありさま。その日の飲み代にも困る窮状ではあるものの、本人にしてみれば、それどころではない事情もある。想い人、真鈴との祝言が控えていたのだ。だが、肝心の真鈴は、どうにも浮かない顔。それもそのはず、真鈴の過去となにやらかかわりのある男が現れて……。ぐうたら同心・服部半四郎と、時の将軍・徳川家斉のおかしくも奇妙な縁。痛快娯楽時代の大人気シリーズ、ここに感涙の大団円!
  • 本所おけら長屋(二十)
    28位
    江戸は本所亀沢町にある「おけら長屋」には、落語の登場人物のような個性的な住人たちが揃い、今日もお祭り騒ぎだ。ある日、おけら長屋の万造と恋仲である聖庵堂の医師・お満に、長崎留学の話が持ち上がるが、最低三年は長崎で学ぶ必要があると聞き、お満は思い悩む。一方、両親に捨てられたと思っていた万造に母親の手がかりが見つかり、長屋の住人たちは奔走する……。大人気シリーズ、ついに完結か!? 文庫書き下ろし。 ●目次 その壱 おとこぎ/その弐 ひきだし/その参 とこしえ
  • 江戸っ子出世侍 将軍御側衆
    29位
    わずか二年前まで冷飯食いの身であった峰近香四郎は、今や千石の奉行にまで上り詰めていた。この出世街道はまだ続いているのか──。 そんな折、赴任地の浦賀を突然訪れてきたのは、老中首座・阿部正弘であった。まさか、不行状を問われ罷免となってしまうのか!? だが老中が口にしたのは、「御台様広敷番頭、並びに、将軍御側衆を兼ねよ」との将軍の密命であった。 このおれが上様の御尊顔を間近に……。またもや信じられない大抜擢である。浦賀に別れを告げ、意気揚々と千代田城に登城する香四郎。そこで待っていたのは──。 自ら幕臣の鏡と豪語し、日々奮闘する江戸っ子侍。見えてきたのは双六の上がりか否か。唸りを上げる妖刀村正を手に、今日も強敵に立ち向かう!
  • 燃えよ剣(下)
    30位
    「かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか」(「あとがき」より) 歴史と今を見つめ続けた司馬遼太郎さんが、自らにこう問いつつ新選組副長・土方歳三の生涯を鮮烈に描ききった『燃えよ剣』。下巻では物語もいよいよ佳境に突入。新選組も幕府軍の一角として加わり、薩長と激突した鳥羽・伏見の戦い。ここを転換点として幕末も最終局面を迎える。甲州勝沼、下野宇都宮、奥州会津……新政府軍に追い詰められていく過程で局長の近藤勇は離脱し、沖田総司は病死。残る隊士を束ねて歳三がたどり着いたのは函館五稜郭。そして、最後の決戦が迫る――! 渦巻く時代の激流に抗して闘い続け、歴史にその名を深く刻んだ男。司馬さんが活写する歳三の姿に、数多の日本人が心震わせてきました。不世出の小説家、司馬遼太郎の代表作『燃えよ剣』、電子書籍という器を得て、今ここに新たに登場!
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻
    31位
    1~25巻 570~1,700円 (税込)
    「晴明よ、おまえ、おれのことが好きであろう」 いまなお熱い”陰陽師”ブームの火付け役、夢枕獏の「陰陽師」シリーズ。 作者のがん闘病による執筆休止期間を経て、復活後初のシリーズ最新刊。 目次 兼家奇々掻痒 金木犀の夜 ちび不動 媚珠 梅道人 殺生石 なた太子 按察使大納言
  • 千金の街~読売屋 天一郎(六)~
    32位
    読売屋を営む水月天一郎たちの元へ、南町奉行所の同心が読売の種をもってきた。吉原の遣手で「鬼婆あ」と恐れられるお稲が病に倒れ、武家に里子に出した息子に会いたがっているという話だった。「鬼の目にも涙」という読売種を調べ出したが、とんでもない悪事が発覚。天一郎たちは、吉原に巣食う闇と対峙する。江戸情緒と爽やかさ満点の人気シリーズ第六弾!
  • 孟嘗君(5)
    33位
    嘗邑(しょうゆう)を与えられた孟嘗君・田文(でんぶん)は、「天下万民のための宰相たれ」との孫ぴんの遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗(けいめいくとう)で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相にして中庸の思想を体現した大器を描ききった、感動の歴史ロマン。全5巻完結。(講談社文庫)
  • 烈火の太洋6 消えゆく烈火
    34位
    連合艦隊が総力を挙げて臨んだトラック沖海戦は、米海軍の撃退に成功したものの被害は甚大であった。開戦以来、艦隊の主力を担ってきた空母「赤城」「加賀」、戦艦「長門」他多数の艦艇や航空機が失われてしまったのだ。 もはや彼我の勢力は完全に逆転し、連日の空襲に晒されるトラックの防衛は限界に達していた。 じりじりと戦力を削られ続ける状態に、連合艦隊は苦渋の決断を下す。トラックを放棄し、マリアナに集中させた全軍をもって米海軍との最終決戦の敢行。 果たしてこの戦いの先に講和への道は開けるのか――。
  • 新火盗改鬼与力 最後の秘剣
    値引きあり
    35位
    1~4巻 352~396円 (税込)
    日本橋本石町の呉服屋・松浦屋に七人の賊が押し入った。番頭が殺された上、千五百両余りが盗まれたというのだ。火盗改の雲井竜之介は、賊の一味に、数人の手練れの武士がいることに警戒するのだが──。
  • 新 天下布武 4 信長を継がん!
    36位
    光秀、勝家、家康が繰りひろげた関ヶ原合戦は、すでに落命していると思われていた信長嫡子・信忠の出現で、予想外の展開となった。織田信長亡き後の天下を統べる者は、果たして誰か? 光秀は主君の遺志を継いで、天下布武を実現することができるのか!?

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  • 殿さま浪人 幸四郎 裏切りの夏祭り
    37位
    根岸の屋敷に住まう謎の浪人、青葉山幸四郎。あくせくと働くこともせず、ぐうたらと日々を遊び暮らす自堕落な侍だが、この男の正体は、身分を隠して市井にくだった、さる藩の大名であった。ではこの幸四郎、寝て過ごしてばかりかというと、そうでもない。親しい岡っ引きの六助や、同心の朝比奈、はたまた変わり者の目明かし・完治などから相談を受け、世間を騒がすさまざまな難事件を解決に導いているのであった。そんな幸四郎が出くわしたのが、男女ふた組のあいだで起きた不可解な事故。一見、仲むつまじげに思える若者たちだが、その奥底には、危険な悪意とよこしまな企てを秘めていた……。
  • 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)
    38位
    江戸の人気者が帰ってきた! 記念書き下ろし お蔭まいりが大流行する中、小籐次親子や読売屋の空蔵が連携して人を救う? 書き下ろし300冊記念、人気者が帰ってきた!
  • 果し合い~若鷹武芸帖~
    39位
    将軍家斉に武を誇る番方の武芸の腕を調べよと命じられた公儀武芸帖編纂所頭取の新宮鷹之介。四番勝負を終え、仕合も鷹之介の圧勝となる。と、改めて五番目の勝負を命じられたのだが、その相手はなぜか鷹之介の右腕・水軒三右衛門。そして、鷹之介に知らされた父・孫右衛門の死の真相。周囲は暗澹となる。果たして、勝負の結末は――。涙と笑いと震える感動が待つシリーズ最終巻!
  • 脱藩さむらい 切り花
    40位
    伝説の時代劇脚本家が贈る落涙の剣豪小説!  石見国浜岡藩奉行所の同心頭・香坂又十郎の平穏な暮らしは一つの藩命により一変した。「謀反を企んだ脱藩ものを討て」。その相手とは又十郎の義弟で、勘定方の兵頭数馬のことであった。藩命を拒むことはできず、数馬を追うべく妻・万寿栄を残し江戸へ向かう。断腸の思いで数馬を斬った又十郎だったが、お役御免とはいかず、江戸屋敷の目付・嶋尾久作から汚れ仕事を担わされてしまう。故郷に戻る事も許されない孤独な戦いが続いていた。  妻に会いたい――。又十郎の思いを汲み、万寿栄と会えるよう段取りを請け負ったのは、数馬が最期にその名を呟いた、下屋敷お蔵方の筧道三郎だった。筧は数馬を目黒不動前の成就院に匿った人物であり、数馬が国元を出た理由を知る者だった。万寿栄に会うことは叶わずとも、一目見られた事に安堵する又十郎だったが、嶋尾からの無理難題は続く一方。  困窮する又十郎の元に訪れた廻船問屋『備中屋』の作右衛門は「嶋尾久作を斬っていただきたい」と願い出たのだった。決断を迫られる又十郎に、浜岡藩を取り巻く陰謀が明かされる!この戦いに終止符は打てるのか?大河時代小説シリーズ涙の最終巻!
  • 牙小次郎無頼剣 恋小袖
    41位
    江戸市中で富裕な商人が立て続けに三人、不審な死を遂げた。調べにあたっていた定廻り同心らも惨殺死体となって発見される。闇に蠢く悪を追う牙小次郎は、殺された商人と関わりがあった深川芸者「夕顔」に近づくが…。好評人気シリーズ第六弾!

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  • お江戸やすらぎ飯 初恋
    42位
    吉原育ちの孤児と思われていた佐保は、大火に遭ったことで失った記憶を取り戻し、水戸藩士の父と再会を果たす。 佐保が武家の娘とわかって周囲は戸惑い、多紀家の五男・元堅(もとかた)の嫁候補という噂まで立てられる始末だ。 佐保はこれまで通り、料理と勉学一筋に励もうとするが、ある人の涙に心乱されて――。 優しい思い出の味は、辛い過去から人を救うのだろうか。 美味しい料理とほのかな恋にときめくグルメ時代小説シリーズ第3弾。
  • 旅立ノ朝 居眠り磐音(五十一)決定版
    43位
    関前での別れ、そして――。堂々の完結! 父・正睦の病状を案じた磐音一家は、故郷の豊後関前藩への里帰りを果たす。そこでは、藩の行く末を揺るがす事態が進行していて……。
  • 合本 世に棲む日日(一)~(四)【文春e-Books】
    44位
    「思想」の師、「行動」の弟子。維新前夜の青春群像を活写した怒濤の歴史長編、全四巻合本版。 2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公は久坂玄瑞の妻、文(ふみ)。文の兄であり玄瑞の師である吉田松陰こそ、『世に棲む日日』前半の中心人物です。「人間が人間に影響をあたえるということは、人間のどういう部分によるものかを、松陰において考えてみたかった。そして後半は、影響の受け手のひとりである高杉晋作という若者について書いた」(「文庫版あとがき」より) 嘉永六(1853)年、ペリー率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕かをめぐり、国内には激しい政治闘争の嵐が吹き荒れていた。この時期、骨肉の抗争を経て倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ松下村塾主宰・吉田松陰と、後継者たる高杉晋作がいた――。
  • 真田太平記(十二)雲の峰
    45位
    関ヶ原の折の屈辱を忘れかねる徳川秀忠は、家康が死去するとただちに信之の真田藩に襲いかかった。秀忠は、信之の側近に送り込んだ隠密を使い、冬の陣の直後に幸村と密会した事実を突いて取潰しに追込もうとするが、ただ一人生き残った草の者お江の活躍で信之は難をまぬがれる。そんなある日、上田城に向井佐助の最期を見とった摂津の農夫が遺品を届けに現れる……。全十二巻完結。

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  • 春秋戦国志(下)
    46位
    治乱興亡の500余年も、考えてみれば、中央集権国家を産むための厳しい模索期間だった。紀元前256年、有名無実の東周王朝が完全に亡び、その25年後に秦王政が天下を統一する。彼こそ、世界最古の帝国を築いた始皇帝である。そして諸子百家の思想は、以後東洋を支配する。秦始皇帝によりついに動乱の歴史は閉幕。国家とは何か?を考える、世界史上まれな壮絶の時代を描く、壮大物語ついに完結。(全3冊)
  • 拵屋銀次郎半畳記 汝 想いて斬 三
    47位
    幼君を暗殺し、江戸幕府を倒して大坂に新たな幕府を創ろうとした、湖東藩主で前老中首座の「幕翁」こと、大津河安芸守の企みは潰えたかにみえたが、安芸守の遺志を継ぐ勢力がまだ各地に存続していた…。 そんな中、黒書院直属監察官となった桜伊銀次郎は、不穏な動きのある近江・水口宿を訪れた。 そこで次々と銀次郎に襲いかかる血みどろの刃。 そして最強の騎馬軍団と恐れられている謎の御嬢隊とは? 銀次郎とともに奮戦する忍び集団の黒鍬衆と御嬢隊との凄絶な戦いの行方は!? 凄絶にして優艶、雄渾にして華麗。剣戟文学の大山脈に燦然と輝く、「門田泰明時代劇場」のベストセラー大河シリーズ第二期(全3巻)遂に完結! オリジナル長篇時代小説。
  • 無敵浪人 徳川京四郎【四】天下御免の妖刀殺法
    続巻入荷
    48位
    根津の屋敷で、まこと嬉しそうに野良仕事にいそしむ浪人・徳川京四郎。ふらふらと遊び暮らしているかと思えば、身にまとう着物は牡丹や桜、虎や龍など派手なものばかり。 女読売屋の松子を相棒にして、奇怪な難事件や騒動を快刀乱麻を断つがごとく解決する、謎多き若侍である。また、松子による京四郎の読売や錦絵は、庶民の間で飛ぶように売れていた。 そしてこの京四郎、じつは徳川家の血を引いており、現将軍・吉宗からは、弟や甥のように目をかけられている雲上人なのである。 そんな変わり者の若さま京四郎が、将軍拝領の妖刀村正をひっさげ、許せぬ悪を成敗していく! 痛快時代小説のシリーズ第四弾!
  • 逆襲の帝国艦隊【2】マーシャル大海戦
    49位
    昭和19年10月、「興号計画」を実行していた日本は、帝国戦艦部隊の行動により、マリアナ沖で米太平洋艦隊と衝突。期せずして米国との短期決戦へと突入してしまった。幸いにも、この戦いで米空母部隊を撃破し、勝利を収めた日本海軍ではあったが、もはや最終決戦までの時間は残されていなかった。そんな中、昭和20年2月、日本海軍は国の命運を決める最大にして、最後の大作戦「烈号作戦」を計画。マーシャル諸島の奪還を目的とし、米基地部隊を撃退して環礁を制圧する作戦だった。そして、ついに戦艦大和を擁する大水上艦部隊が、米太平洋艦隊が待ち構えるマーシャルへと出撃する――!
  • 同心亀無剣之介 殺される町
    50位
    くたびれた足取りで、愚痴りながら事件現場へと向かう北町奉行所同心の亀無剣之介。 やる気や情熱などとは無縁の性格で、冴えない風貌と相まって、周囲からは馬鹿にされがちだが、じつのところこの男……卓越した推理力で犯人の裏をかき、難事件をいつくも解決に導いた、凄腕の同心であった。 そんな剣之介の前に現れたのは、人気の手妻師、有名料亭のあるじ、そして堅物の駕籠かき……。それぞれ立場は違えど、共通しているのは、おのれの犯罪に絶対の自信を抱いていることである。 彼らの完全犯罪を前に、剣之介はそれを凌駕する頭脳で、下手人たちを徐々に追いつめていく! 傑作シリーズ・待望の新作。
  • 【合本版】道連れ彦輔 居直り道中
    NEW
    51位
    「道連れ稼業は、冗談抜きの命懸けの仕事でござんすよ」 江戸の旅情あふれる傑作時代小説! この娘はもめごとの種になる―― 素性も分からぬ美少女の道連れ(付き添い)で中山道を旅する彦輔を数々の難関が待ち受ける。 この電子書籍は「道連れ彦輔 居直り道中」上下巻の合本版となります。重複購入にご注意ください。 電子書籍限定!連載時の挿絵を収録。

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  • 喬四郎 孤剣ノ望郷  さらば故郷
    52位
    驚異の新人による書き下ろし人気時代小説シリーズ、ついに完結! 宿敵・東条兵庫を討ち取るべく、上和田表へ乗り込んだ喬四郎だったが、まんまと裏を掻かれてしまう。瀕死の喬四郎を救ったのは、多田源氏の血を引くという村長(むらおさ)だった。時は流れて天保4年。平穏に暮らす喬四郎の許へ、兵庫の憎むべき所業が伝えられる。義を見てせざるは勇なきなり。立つべし、有馬喬四郎!
  • 紫草の縁 更紗屋おりん雛形帖
    53位
    1~6巻 652~815円 (税込)
    弟・右近の仇討のため、江戸を離れた蓮次と別れたおりんは、さびしさから針仕事ができなくなってしまう。そんなある日、おりんは大奥入りした熙姫する。喜び合う二人だったが、熙姫から大奥の派閥争いに巻き込まれそうになっていることを打ち明けられれ、おりんは将軍・綱吉主催の衣裳対決に望むことになる。一方、大老・堀田正忠が城中で刺殺され、幕閣にも暗雲が漂い始め……。好評・更紗屋おりんシリーズ最終巻。
  • 超時空艦隊
    NEW
    54位
    テロ発生により、アメリカのアフガニスタン侵攻が決定した。日本は後方支援のため、イージス艦こんごうを含む海上自衛隊第二護衛隊群を出撃させる。ところがその一時間後、静寂に包まれていた全艦は、正体不明のサイバー・テロに遭遇し、霧中を抜けるとそこはマリアナ沖海戦直前の昭和19年6月10日の太平洋上だった! 歴史を知る小野田海将補は、サイパン・グアム陥落がB‐29の焦土作戦の始まりと考え、大日本帝国海軍第二戦隊として参戦することを決意する。 マリアナ諸島を舞台に繰り広げられる、智将スプルーアンスと小野田海将補の一進一退の頭脳戦。果たして最新鋭兵器を有する第二護衛隊群は、日本の未来を変えられるのか!?
  • 村上海賊の娘(一~四) 合本版
    55位
    時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊――。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景(きょう)だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦(かんぷ)で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く――。本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞! 木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。 ※当電子版は新潮文庫版『村上海賊の娘』(一)~(四)の全四巻をまとめた合本版です。
  • 塞王の楯
    56位
    越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次(きょうごくたかつぐ)より琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。一方、そこを攻めようとしている毛利元康は、国友衆(くにともしゅう)に鉄砲作りを依頼した。「至高の矛」たる鉄砲を作って皆に恐怖を植え付けることこそ、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎(げんくろう)は、「飛田屋を叩き潰す」と宣言する。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける――。どんな攻めをも、はね返す石垣。どんな守りをも、打ち破る鉄砲。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
  • 秘密の花園
    57位
    日本小説の祖・曲亭馬琴、「八犬伝」を生んだ劇的人生! 200年の時を超え、作家の本分に迫る傑作長編!! 大名の家臣の家に生まれるも何一つままならず、彷徨い続けた青年時代。放浪の末、当代一の戯作者・山東京伝の門をたたき、蔦屋重三郎の店に奉公して戯作の道に踏み出す。葛飾北斎らとの交誼を経て、馬琴はやがて江戸随一の戯作者となりおおせるのだが…… 妻は不安定、愛する息子は柔弱、『南総里見八犬伝』に着手するも板元とはトラブル続き。それでも馬琴は、武家である滝沢家再興の夢を捨てず、締切に追われながら家計簿をつけ、息子とともに庭の花園で草花を丹精する。 狷介で知られた馬琴の素顔、けなげな哀歓が鮮やかに蘇る。苦難の末、大戯作者が辿り着いた花園とは?
  • 前夜 奥右筆外伝(十三)
    58位
    「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」に二度にわたり第一位に輝くなど、平成時代小説文庫を代表する人気シリーズ「奥右筆秘帳」。幕政の闇を知り、命を狙われる奥右筆組頭の立花併右衛門。併右衛門と愛娘瑞紀を護るのは、厄介者となっていた隣家の次男柊衛悟。「筆」と「剣」の力で闇と闘う彼らの前に立ちはだかるのは無敵の甲賀忍・冥府防人、そして権の亡者と化す一橋民部卿治済。物語前夜の彼らの葛藤と謎を描く銘々伝。
  • 超弩級空母 大和<小説版>8.
    完結
    59位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が誇る世界最大の戦艦大和が超大型空母として建造されたら、第二次世界大戦はどうなっていたかを追求した仮想戦記、堂々の完結! ※本作は小説ですが、漫画版も併売中。 日本海軍は、超弩級空母大和を含む主力機動部隊、そして秘密裏に開発した電子情報航空管制艦・葛城を有効利用し、敵機動部隊を翻弄し、敵空母を丸裸にした。そして、真打ちとも言うべき本命の攻撃を開始しようとする。日米の運命を決める大海戦の結果は果たして…。 世界を巻き込んだ仮想戦記、ついに終幕! <目次>小説版第8巻 プロローグ ~贖罪 第1章 ~爆裂弾道交差線 第2章 ~愚者の楽園 第3章 ~犠牲の罠 第4章 ~逆襲の修羅! 第5章 ~勇者の名の下に 第6章 ~総反撃! 第7章 ~決着! 第8章 ~真実の彼方に 第9章 ~死に逝く者たちへの祈り エピローグ ~ジェネレーションズ【最終話】 あとがき 初版:歴史群像新書(学習研究社)1998年
  • 闇医者おゑん秘録帖 碧空の音
    NEW
    60位
    わけありの女たちを診療するおゑんの許へ、何かを極度に怖れている妊婦が訪ねてきた。彼女は目を血走らせ、十両を差し出しながら言った。「お願いします。この子を産ませてください」と――。 後日、吉原惣名主に依頼され診ることになった女郎も、奇矯な妊婦だった。大店の主人に身請けされることが決まっていて、その子を身籠っていながら、「産みたくない」と叫びながら自死しようとしたのだ。 彼女たちは何者で、何故、一人は出産を望み、もう一人は出産を拒否するのか? 疑念がきざしたおゑんは、遊女連続死を調べる過程で親しくなった吉原の用心棒・甲三郎や薬草に詳しい末音らの力を借り、その謎に迫ろうとするが……。 「読売新聞オンライン」人気連載、待望の書籍化。
  • ローマ世界の終焉──ローマ人の物語[電子版]XV
    61位
    1~15巻 979~2,090円 (税込)
    教科書によれば、紀元476年に西ローマ帝国は滅亡し、一方で東ローマ帝国は1453年まで続いたとされている。しかし、地中海世界全体に高度な文明をもたらした空前絶後の大帝国は、本当にそのような「瞬間」に滅びたのか? 古代ローマ1300年の興亡を描き切ったアジア発、前人未到の偉業がここに完結。「永遠の都」よ、さらば。 ※当電子版は単行本第XV巻(新潮文庫第41、42、43巻)と同じ内容です。
  • 貧乏神あんど福の神 なぞなぞが謎を呼ぶ
    62位
    大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助は、自分の好きなままに絵を描くが故に、仕事が無く、貧乏神と呼ばれ、本業では食えず、筆作りの内職で糊口をを凌いでいる。おまけに、様々な難題が持ち込まれることもしばしば。それは彼の部屋にある屏風に封じられている厄病神のせいらしい。 残暑厳しいある日、力丸という小悪党が殺された。死体には、突き出した舌の上に大きな石を載せた閻魔大王の絵が置かれていた。この謎めいた事件の瓦版の挿絵を依頼された幸助は、この不可解な事件に関わっていくことに……。 色街で豪遊することから福の神と呼ばれる謎の商人。幸助とは、身なりも何もかも違うが気が合う。彼と、筆問屋の丁稚の亀吉らとともに、様々な事件を解決する人気シリーズの第四弾! 第一巻は刊行後、即重版! 第七話 なぞなぞが謎を呼ぶ 素丁稚捕物帖 四 怪談なんて怖くない 第八話 なぞなぞがまた謎を呼ぶ
  • ちぎれ雲(二) 女犯の剣
    続巻入荷
    63位
    闘いの傷を癒やすべく、箱根を訪れた愛之助は、孔雀という謎めいた美女と出逢う。あわや男女の仲になる寸前、愛之助は急遽江戸に呼び戻されてしまった。一方、江戸では、不良旗本と佳穗が真剣で対峙する最悪の事態が……。愛之助の前に再び現れた残虐な盗賊・煬帝、そして彼を執拗に追う孔雀の目的と正体とは!? 風雲急を告げる、シリーズ第二弾。
  • 天子蒙塵 4
    64位
    累計590万部突破! 「蒼穹の昴」シリーズ第5部完結巻! シリーズ史上、もっとも哀切なラストに涙する。 ふたたび玉座へ。 ラストエンペラー・溥儀は満洲国皇帝に。 日中史の最大の転換点を描き切る奇蹟の小説! 日本軍による張作霖爆殺で、自らの足を失った吉永将は、関東軍への強い不信を募らせていた。 満洲国建国の真の目的は何なのか。 新京では人々のあらゆる思惑を呑み込み、溥儀の皇帝即位の大礼の準備が進んでいた。 その裏に隠された悲劇。その時、春児は。 1934年新京。 梁文秀、李春雲の支えを得て、溥儀はついに満洲国皇帝になる。 上海に帰還した張学良は、次々に襲い来る刺客を返り討ちにしつつ、 龍玉を抱きこの国を統べるべき救世主を探し続ける。 満洲に生きる希望を見いだそうとした正太と修の進む道は。
  • 生きて候 本多正信の次男・政重の武辺 下
    続巻入荷
    65位
    慶長の役における武功により、政重の名は国中に鳴り響いていた。政重には幾多の召し抱えの誘いがあったが、宇喜多秀家の元で徳川家に挑み、天下分け目の合戦に臨むことを決意する。何より義を重んじた男の波乱万丈の人生を活写した歴史巨編。
  • 明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語
    66位
    明治23年(1890)、横浜港を出航したドイツ汽船に乗っていた唯一の日本人女性、高橋瑞。ドイツへの女子留学生、それも私費で渡ったのは瑞が最初だった――。  嘉永5年(1852)、西尾藩士の末っ子として生まれた瑞は幼い頃から利口な娘だった。維新後に家は没落、未婚のまま長兄の家で子守として過ごす。しかし、「瑞は学問をやるといい」という亡父の言葉を胸に24歳で家を出る。旅芸人の賄い、住み込みの女中、短い不幸な結婚など、様々な職を経て、明治13年(1880)、前橋の産婆・津久井磯子の内弟子となる。磯子の後押しで東京に出た瑞は、28歳で念願の学生となり、産婆の資格を取る。だが、産婆では救えない命がある、医者になりたい――瑞は、女にも医術開業試験の受験を許可するよう、内務省への請願を始める。  この頃、荻野吟子(公許女医第一号)や生澤久野(同第二号)、本多銓子(同第四号)らも個別に請願を行っていた。彼女らの動きが実り、ついに明治17年(1884)、女子受験者を迎えた初の医術開業試験が行われた。瑞は女学生として初めて済世学舎に学んだ後、2年間の医学実習を終え、明治20年(1887)、公許女医第三号として医籍登録し、翌年、日本橋に「高橋医院」を開く。36歳だった。医院は繁盛したが、1年半後、「もっと産婦人科学を究めたい」とドイツへの留学を決める。女には大学で研究する道が閉ざされていたため、外国へ行くしか方法がなかったのだ……。 ドラマチックな高橋瑞の人生とともに、瑞が出逢い、見送った無名の女たちの運命、また、女医誕生への門戸を開いた仲間たちとの友情も感動的である。
  • ぜえろく武士道覚書 討ちて候 下
    67位
    ベストセラー快進撃! 大衆文学の王道を貫く「門田泰明時代劇場」の原点にして初期代表作! 剣戟文学の大山脈に燦然と輝く会心の傑作長篇! 闇の忍群との死闘で毒矢を大腿部に受け、死線をさまよった松平政宗。 事件の背後に見えかくれする、次期将軍の座をめぐる幕閣の暗闘…。 やがて政宗は、柳生の忍びとは違う、古流忍法集団である打滝一族の存在を知る。 事件の陰で糸を引く豪商・駿河屋と打滝一族との因縁とは? 徳川家綱を、そして幕府を守るため西に向かった政宗は伊勢松坂で最大の敵と対峙することに…!? 娯楽文学の荒野を休むことなく疾駆する「門田泰明時代劇場」炎艶の舞! 下巻は第七章~第十三章。
  • 新装版 忍びの女(下)
    68位
    伴忍びの万蔵が、裏切りを働いているらしい。女忍者・小たまは、危険を省みず万蔵の元へ飛び込み、敵の正体を見極めようとする。老獪な家康は、真意を隠しながらも天下統一へ1歩ずつ近づいていく。豊臣の臣下として全力を尽くす福島正則だったが……。戦乱の世を駆ける美貌の女忍者の活躍を描く傑作長編。
  • 湯どうふ牡丹雪 長兵衛天眼帳
    69位
    〈村田屋〉は、江戸で一番と名高い眼鏡屋。あるじの長兵衛の知恵は、困り事を抱える人から頼りにされている。懇意の十手持ちの新蔵に誘われ、長兵衛は王子村の旅籠を訪れた。夕餉の湯豆腐の美味しさに感激し、夢見心地でくつろいでいたところ、突如自身番に引き立てられてしまう。二人には、とある嫌疑がかけられているというが……。すぐれた頭脳と家宝の天眼鏡であらゆる事件を解決する。謎と人情が溢れる絶品時代小説。
  • 味ごよみ、花だより 二、朝顔の誓い
    70位
    小石川薬園同心の岡田弥一郎は、存在が気になりはじめた時枝に桜草を届けるため、古道具屋の泉屋を訪ねた。桜草を渡すと、時枝は濃い紅紫色の花をとても喜んでいる様子だった。弥一郎は、時枝が自ら仕立てたという手甲をお礼に受け取り、帰路に就くが、何者かの視線を感じていた。それは、時枝に嫌がらせをしている芙美の弟・新田翔右衛門のものだった。弥一郎は翔右衛門と対峙するが──。運命の恋の行方を描く、書き下ろし。
  • 茶屋占い師がらん堂 招き猫
    71位
    最福神社門前にある茶屋「たまや」は、母・きよと明るく心優しいすずのふたりで切り盛りする、甘味と季節の蕎麦がうまい人気の店だ。店の一角では、縁あって、大物占い師・一条宇之助が「がらん堂」として客を迎えている。悩める客の話をじっくり聞き、花札の絵柄から将来を占い、客を励ますことですでに評判だ。そんな冬晴れのある日、小網町で魚料理の店をやっている鯛造と名乗る男が、宇之助の占いを求めてやってきて……。大好評時代小説シリーズ第二作!
  • マンガ 三国志Ⅲ 諸葛孔明亡き後の三国の興亡
    72位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 蜀・魏・呉の 覇権争いには、新たな ステージが待っていた―― 諸葛孔明の好敵手 司馬懿が権力を 掌握してゆく魏。 孔明の遺命を受けた 姜維が蜀を支え、 呉とともに北伐を重ねる。 三国の終焉に向けて 姜維を軸にその奮闘と 英傑の活躍を描く大河ドラマ! 魏・蜀・呉の三国は どうして終焉を 迎えたのか――― 原作は20万部を突破した 内田重久の小説 『それからの三国志』。 渡邉義浩教授による 三国志のダイジェスト& 三国の興亡の解説付き。 三国志の世界に 精通できる 最高の教養入門書です!
  • 駿河城御前試合
    73位
    巷説寛永御前試合は虚構である。 事実は、秀忠の次子・駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合が、その下敷きとなっている。 その日、駿河城内には腥風悽愴と荒び、戦国生き残りを賭ける武芸者たちは、だが、無骨さゆえの生きざまが宿痾となって、だれもが破滅の淵へと疾走し、血海に斃れていった。 日暮れ、人去った城内は寂として声なく、人心の倦厭の気のみ残されていたという。 時代巨篇。大人気コミック「シグルイ」(漫画/山口貴由)の原作小説!
  • はなの味ごよみ 花笑み結び
    完結
    74位
    神田の一膳飯屋「喜楽屋」で働いていた「はな」は、武家の結城良太の家に嫁ぐため、伊澤家に養子入りを請い、修養することになった。だが、「はな」にはやはり捨てられないものがあった──。涙の完結巻。
  • 剣士の薬膳 世嗣暗殺
    NEW
    75位
    父のお役御免によって御家人の身分を失い、剣の道のかたわら、医師・柴垣青山のもとで医術を目指すことを決意した清河涼介。 涼安と名を変えた彼が修業のため始めた養生食は評判を呼び、旗本や大店に請われて薬膳を振る舞うまでになっていた。 そんな涼安が依頼されたのは、西国の大名・猪狩宗盛の御膳。不調を訴える宗盛の身体の質を見立て、涼安が供した薬膳によって宗盛は復調。涼安は役目を果たしたかと思われた。 だが、涼安は屋敷の奥に不穏な動きがあることを知る。世嗣の鶴丸が急に寝込むようになり、それには家老が雇ったもう一人の薬膳師が関わっているらしいのだ。 幼い命を脅かすのは邪な薬膳なのか?気鋭が贈る書下ろし長編。
  • 碁盤斬り 柳田格之進異聞
    76位
    妻を想う男、父を信じる娘。誇りをかけた闘いの結末は!? 藩を追われ、貧乏長屋で暮らす柳田格之進。悲劇の真実を知った彼は、仇討ちを決意し……。草なぎ剛主演映画の小説を脚本家が自ら執筆。 映画『碁盤斬り』は、落語の演目として長く親しまれてきた「柳田格之進」を題材に、『日本沈没』『クライマーズ・ハイ』『凪待ち』などを手掛けてきた脚本家の加藤正人さんが、3年半の月日をかけて書き上げたストーリー。 この映画の世界を、加藤さん自身が小説として書き下ろしました。 登場人物の細かな心情の描写はもちろん、映画では描き切れなかった若き日の格之進の姿、また映画のラストの「その後」がしっかりと描かれており、小説好きの読者も十分に楽しめる作品です。 【あらすじ】 娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。 彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。 しかし、かねてから嗜む囲碁にはその実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。 ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。 絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。 父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!
  • 若さま同心 徳川竜之助 : 13 最後の剣  〈新装版〉
    77位
    悩み苦しむ市井の人々を助けるために、自ら封印していた風鳴の剣を解き放った徳川竜之助。新たな覚悟を胸に、竜之助は同じく新陰流に伝わる秘剣雷鳴の剣の遣い手である徳川宗秋との対決の時を遂に迎える。徳川の名を冠するもの同士で行われる死闘の果てに、竜之助が見る新たな時代の景色とは――? 傑作時代小説シリーズ新装版、感動の最終巻!
  • 日雇い浪人生活録(十五)金の蠢動
    78位
    将軍家重の治下、江戸に流れ込む者が増えた。無宿者たちは、地元の博徒の習わしを無視して町中での横暴や商店への暴挙を働き、治安が悪化。そのため、財十万両とも言われる両替商・分銅屋をこれまで幾度も盗賊から守ってきた用心棒・諫山左馬介は、浅草界隈でちょっとした有名人になっていた。商家は左馬介のような用心棒を求め、町奉行所は無宿者狩りに着手するが──。一方、先代吉宗からの遺命「米から金へ」の改革がなかなか進まぬことに焦れた田沼意次は、権力を欲するようになっていた。大人気シリーズ、第十五作!
  • 越中なさけ節 小料理のどか屋 人情帖39
    続巻入荷
    79位
    信平は初陣の薬売り。 亡父への想いを胸に江戸の街を行く。 信平の父は時化にのまれ、江戸を見ることなく逝った。 信平を見守るのは父の親友。 懸命に薬売りに励むが、折しも捕物騒ぎが勃発! 日の本じゅう、津々浦々を旅する薬売りが久々にのどか屋に現れた。時を同じくして、黒四組が探索しているのは「上方訛り」の京から下ってきた悪党だという。なりは越中の薬売りだが、中身は上方からきた悪党どもを探し出すことはできるのか。「おいらたちの真似をするとは、許せねえっちゃ」と気概を示す越中の薬売りたちは果たして手柄を立てることができるか――。 *本書登場の小料理 「焼き茄子」 焼きたての茄子は水につけないで皮をむく。 熱いので、指のほうを水につけて、手際よく。 むけたら、へたを切り落とし、箸で四つに割く。 それを器に盛り、だしが二、濃口醤油が一の割り醤油をかける。 おろし生姜を添え、糸がきの鰹節をふわりと載せれば出来上がり。
  • 軍艦長門の生涯(上中下) 合本版
    80位
    総排水量4万3千トン、40サンチ砲8門搭載、最高速力26.7ノット。世界最大・最強・最高速の戦艦としてその威容を誇った軍艦長門は、帝国海軍の栄光と矛盾を一身に背負って激動の大正・昭和期を生きた。連合艦隊が壊滅し、ただ一隻生き残った長門を、敗戦後待ちうけていたのは劇的な終焉……。一隻の軍艦の生涯を通して今よみがえる、“あの時代”の日本と日本人の一大スペクタクル! ※当電子版は『軍艦長門の生涯』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 終わらざる夏 下
    81位
    1945年8月15日、玉音放送。国民はそれぞれの思いを抱えながら、日本の無条件降伏を知る。国境の島・占守(シュムシュ)島では、通訳要員である片岡らが、終戦交渉にやって来るであろう米軍の軍使を待ち受けていた。だが、島に残された日本軍が目にしたのは、中立条約を破棄して上陸してくるソ連軍の姿だった。――美しい北の孤島で、再び始まった「戦争」の真実とは。戦争文学の新たなる金字塔、堂々の完結。
  • 姫さま剣客 柳生飛鳥 斬刃新陰流
    82位
    類い希なる美貌の女剣客・飛鳥は、剣豪・柳生十兵衛に実の娘として育てられたが、じつは将軍・家光の落とし胤であった。その飛鳥は、幕府転覆を謀る豊臣国松らと激戦を展開した後、江戸城でまさに籠の鳥。飛鳥の身を案じた家光が城から出るのを許さないのだ。その一方で国松は、家光の首級をあげることよりも飛鳥の肉体に取りつかれ、そして飛鳥の思い人・政之介も、近くにいながら飛鳥と手も握れない状況に悶々とする日々を送っていた。ところが、そんな政之介の前に色香ただよう熟れ後家があらわれて……。さらに国松の飛鳥に対する執着に業を煮やした薩摩藩主・島津光久がついに動き出し――。疾風怒濤の書下ろし時代娯楽小説!
  • 裏火盗裁き帳【七】
    続巻入荷
    83位
    紅蓮の業火が立ち上がる。家人を皆殺しにして金品を奪い取る悪党の中の悪党、赤猫の捨蔵一味の押し込みの完了を告げる狼煙火だった。 現場に向かった「裏火盗」の御頭・結城蔵人だったが、黒装束の男らに行く手を阻まれる。敵が放ったのは柳生流十字手裏剣。将軍家剣術指南役が残忍な事件にかかわっているのか?と蔵人は愕然とする。 一方、蔵人からの報告を火盗改方長官・長谷川平蔵は老中・松平定信に告げるが、過去に捨蔵を取り逃がした件を叱責されるのみ。 今度は旗本屋敷が一味に襲われる。手掛かりは十字手裏剣と焼け残った異国の風景画。蔵人は大胆な策を柳生家に仕掛け……。 果たして赤猫の狙いは?愛刀同田貫が悪を断つ、待望の第七弾!
  • 織江緋之介見参 七 終焉の太刀 〈新装版〉
    84位
    将軍家綱は家光十三回忌のため日光に向かう。次期将軍をめぐる暗闘が激化する最中、危険な道中になるのは必至。老中阿部忠秋は大勢の警固に加え、剣術指南役の小野忠常とその息子織江緋之介に供奉(ぐぶ)を命じた。死を賭して凶刃を向ける死兵たちとの死闘のゆくえは。そして御免色里・吉原と徳川将軍家の驚愕の因縁が明らかになったとき、緋之介もまた数奇な運命をたどる。シリーズ堂々完結!
  • 流言 武商繚乱記(三)
    85位
    吉川英治文庫賞作家・上田秀人がおくる 書下ろし時代小説、最新刊!! 世に怖きは噂の力。 見せよ! 町方同心魂 時は元禄、大坂では莫大な富を得た大商家・淀屋が隆盛をきわめる。 淀屋に借金をする大名が増えて、返済が滞る、さらにカネを借りるという悪循環に陥っていた。 もはや、淀屋は世を動かす重要な歯車になっていることに危惧を覚えた 幕府は、目付の中山出雲守を大坂東町奉行の増し役(ましやく)に任じ、淀屋を探らせることに。 大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、 上役の娘だった妻の不貞を許せず、少々手荒に離縁したのを理由に東町奉行所内で孤立していた。 「淀屋を潰す証拠を見つける」という密命を帯びた中山出雲守は、気概あるはぐれ者の小鹿に目をつけて、 淀屋の監視を命じる。いっぽうの淀屋も密かに策を練っていたーー。 カネを駆使して武士を水面下で操ることに長けた豪商との争いに直面する 町方同心・山中小鹿は、持ち前の粘り強さでいかに立ち向かうのか。
  • カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉>
    86位
    第二次世界大戦によりオルガ女学院が閉鎖されてから四年。大学進学したシャーロットは英国からインドへ想いを募らせていた。行方不明のカーリーとの再会を求める彼女に、美しき王子ル・パオンは驚くべき提案をする。「インドに行きたいなら僕と婚約すればいい」。少女小説の最高峰、待望のシリーズ第三弾。
  • 花神(上中下) 合本版
    87位
    周防の村医から一転して討幕軍の総司令官となり、維新の渦中で非業の死をとげたわが国近代兵制の創始者大村益次郎の波瀾の生涯を描く長編。動乱への胎動をはじめた時世をよそに、緒方洪庵の適塾で蘭学の修養を積んでいた村田蔵六(のちの大村益次郎)は、時代の求めるままに蘭学の才能を買われ、宇和島藩から幕府、そして郷里の長州藩へととりたてられ、歴史の激流にのめりこんでゆく。 ※当電子版は『花神』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 騎虎の将 太田道灌 下
    88位
    関東大乱! 足利成氏と両上杉の因縁の対立や、古河と堀越の関東公方が並立するという異常事態を背景に、 坂東は数十年にわたる泥沼の戦塵に塗れる。 継嗣問題に揺れる幕府が、京を灰燼に帰すことになる応仁の乱に向かうなか、 扇谷上杉家の家宰として太田資長(道灌)は、生き残りをかけて戦う。 関東一円の調略をすすめ騎虎の将と呼ばれた不世出の武将、 太田道灌の生涯を描く戦国歴史大河小説。 【下巻目次】 第九章 二人の関東公方 第十章 扇谷上杉家の失脚 第十一章 山吹問答 第十二章 入京 第十三章 応仁の乱 第十四章 景春と盛時 第十五章 虎の挙兵 第十六章 都鄙和睦 第十七章 騎虎の春秋 解説 北上次郎
  • 夜の戦士(下) 風雲の巻
    89位
    暗殺に失敗して武田信玄の器量と人格に心服した丸子笹之助は、忍者の掟に背き、信玄のために身命を賭して働くことを心に誓った。今川義元を桶狭間に討ち取り、京都の将軍・足利義昭の後見となった織田信長と信玄の、忍びの者を使った虚々実々の駆け引き。元亀三年十月、ついに信玄は起った。襲いかかる甲賀随一の遣い手、孫兵衛と笹之助の意外な運命の絆を描いて圧倒的な感動巨編。
  • 双調平家物語16 落日の巻(承前) 灌頂の巻
    90位
    1~16巻 921~1,152円 (税込)
    信濃から北陸にまでその勢力を広げ、進攻する平氏軍を打ち破った源義仲は、敗軍を追って都へ攻め上る。義仲軍に都を包囲され、これを恐れた平氏一門は都を捨て西国へと落ちて行くが、義仲もまた都に受け入れられず無残な死を遂げる。後白河法皇は再び御世最大の権力者となり、源頼朝は鎌倉に覇権を確立し、動かなかった。そして、屋島にあった平氏一門は、源義経率いる源氏軍によって、ついに長門の国壇ノ浦で海に沈む。

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  • はだれ雪 下
    91位
    赤穂事件に端を発し、扇野藩にお預けの身となった旗本・永井勘解由。紗英は勘解由の監視役ながら、彼のやさしさに惹かれてゆく。だが身分を隠した大石内蔵助が訪ねてきて――扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。 ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 幕末動乱の男たち(下)
    92位
    幕末動乱の時代、勤王か佐幕か、攘夷か開国か、それぞれの立場は異なっても、激変する世相の中であくまでも己が志に忠実であろうとした維新期の人物群像を活写。その苛烈な生き様を、著者は極限まで潤色を排した筆致で鮮やかに描き上げる。上巻では有馬新七、平野国臣、清河八郎、長野主膳、武市半平太、小栗上野介の6人を、下巻では吉田松陰、山岡鉄舟、大久保利通のほか、田中新兵衛、岡田以造、河上彦斎の3人の刺客を取り上げる。綿密な実証に基づく海音寺潮五郎の「史伝」文学は、司馬遼太郎を始め多くの後進作家に大きな影響を与えた。
  • 故郷忘じがたく候
    93位
    十六世紀末、朝鮮の役で薩摩軍により日本へ拉致された数十人の朝鮮の民があった。以来四百年、やみがたい望郷の念を抱きながら異国薩摩の地に生き続けた子孫たちの痛哭の詩「故郷忘じがたく候」。他、明治初年に少数で奥州に遠征した官軍の悲惨な結末を描く「斬殺」、細川ガラシャの薄幸の生涯「胡桃に酒」を収録。
  • 桜田門外ノ変(下)
    94位
    1~2巻 616~660円 (税込)
    水戸の下級藩士の家に生まれた関鉄之介は、水戸学の薫陶を受け尊王攘夷思想にめざめた。時あたかも日米通商条約締結等をめぐって幕府に対立する水戸藩と尊王の志士に、幕府は苛烈な処分を加えた。鉄之介ら水戸・薩摩の脱藩士18人はあい謀って、桜田門外に井伊直弼をたおす。が、大老暗殺に呼応して薩摩藩が兵を進め朝廷を守護する計画は頓挫し、鉄之介は潜行逃亡の日々を重ねる……。
  • 浮雲十四郎斬日記 : 5 鬼風
    95位
    1~5巻 528~550円 (税込)
    尽忠報国の名の下に軍資金を強要する凶賊が江戸市中を震撼させていた。直心影流の遣い手である雲井十四郎は、呉服問屋・豊島屋から用心棒として雇われるが、一味は武士の集団であり手強い。十四郎は、巨漢で強力の持主や軍学を修めた牢人を仲間に引き入れ、策を練る。果たして十四郎は、盗賊一味から大店を守りきれるのか。
  • 高積見廻り同心御用控【合冊版/全3巻】
    96位
    南町奉行所の高積(たかづみ)見廻り同心・滝村与兵衛、通称“滝与の旦那”。 普段は、荷の積み降ろしに違反や乱雑な振る舞いがないか、人出が多いところで荷を広げ、通行の邪魔をしていないか取り締まるのがお役目だが、お店や町屋の様子に詳しいことから年番方与力に見込まれ、市中を騒がす事件の探索を命じられるようになるが……。 名手が描く人情時代小説、全3巻を収録した合冊版。
  • 大和砲撃決戦  ヤマトに賭けた男たち【3】
    97位
    太平洋波高し。豪州を脱落させて優位に立ったのも束の間、米英軍の熾烈な反撃が始まった。アメリカ軍はウェークを奪回し、伸びきった日本軍の補給線を脅かす。 一方、インド洋には再編されたイギリス東洋艦隊が姿を現す。前門の虎、後門の狼。連合艦隊はついにそろい踏みとなった『大和』『武蔵』『信濃』『紀伊』の大和型戦艦四隻を投入して事態の打開をはかるが、そこにはさらなる強敵『モンタナ』『オハイオ』の最新鋭戦艦が待ちうけていた。 三国同盟の解消、満州国の仲介と、終戦、和平への流れが加速するなか、果たして、大戦と日本の行く末とは!? 男は涙を見せぬもの……心揺さぶる結末やいかに。
  • 秘剣の名医【十六】蘭方検死医 沢村伊織
    98位
    医者の名家に生まれ、長崎にて蘭学と西洋医学を習得、さらに西洋剣術を学んだ沢村伊織。 さまざまな出会いを経て、いまや、怪奇な事件が起きた際に奉行所に頼られる、腕利きの名医として知られるようになっていた。 そんななか、いつものように伊織は、ある殺しの検死を依頼される。被害者はお種という女……しかも、自分の家を商売の場所に使う、特殊な女郎であった。 亡骸は無惨にも下腹部が切り裂かれており、伊織はするどい観察眼で、下手人が女性の胆嚢を欲したのではないかと推理する。 果たして、陰惨な連続殺人を繰り返す凶悪犯の狙いはどこにあるのか?ますます絶好調のシリーズ第十六弾!
  • 兵、北の関ヶ原に消ゆ 前田慶次郎と山上道牛
    99位
    戦国時代に異彩を放つ二人の男がいた。一人は、北条、上杉と戦い、織田信長、豊臣秀吉に仕えた猛将の山上道牛。そして一人は天下の傾き者・前田慶次郎。相反する二人はどのように邂逅したのか──1556年秋、山上城城主の山上氏秀は、関東を席巻する北条軍に城を包囲されていた。近隣諸侯に援軍を求めるも、北条を怖れて二の足を踏む事態に、氏秀は徹底抗戦を余儀なくされる。武勇で鳴らす氏秀の活躍も空しく、城は陥落寸前。重臣たちの説得により降伏を選択した氏秀は、北条氏康により領地追放となる。城を失った城主……己にできることは北条と戦うのみ。出家し、山上道牛となった男は、北条に敵対する佐野家を頼り、新たな戦場を求めるが──。
  • 男泣(おな)き川~剣客船頭(二十)~
    100位
    元南町奉行所の定町廻り同心の沢村伝次郎は船頭として生計を立てている。伝次郎のところへ、同心時代の小者で、いまは油屋を営んでいる音松が斬られたと知らせが入る。音松は、かつての伝次郎の仲間である定町廻り同心の探索の助をしていたという。音松を斬ったのは何者なのか。伝次郎は、下手人の探索に奔走するが――。人気シリーズ、ついに慟哭の最終巻!