桜田門外ノ変(下)
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桜田門外ノ変(下)

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

水戸の下級藩士の家に生まれた関鉄之介は、水戸学の薫陶を受け尊王攘夷思想にめざめた。時あたかも日米通商条約締結等をめぐって幕府に対立する水戸藩と尊王の志士に、幕府は苛烈な処分を加えた。鉄之介ら水戸・薩摩の脱藩士18人はあい謀って、桜田門外に井伊直弼をたおす。が、大老暗殺に呼応して薩摩藩が兵を進め朝廷を守護する計画は頓挫し、鉄之介は潜行逃亡の日々を重ねる……。

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桜田門外ノ変 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 桜田門外ノ変(上)
    825円 (税込)
    安政七年(1860)三月三日、雪にけむる江戸城桜田門外に轟いた一発の銃声と激しい斬りあいが、幕末の日本に大きな転機をもたらした。安政の大獄、無勅許の開国等で独断専行する井伊大老を暗殺したこの事件を機に、水戸藩におこって幕政改革をめざした尊王攘夷思想は、倒幕運動へと変わっていく。襲撃現場の指揮者・関鉄之介を主人公に、桜田事変の全貌を描ききった歴史小説の大作。
  • 桜田門外ノ変(下)
    825円 (税込)
    水戸の下級藩士の家に生まれた関鉄之介は、水戸学の薫陶を受け尊王攘夷思想にめざめた。時あたかも日米通商条約締結等をめぐって幕府に対立する水戸藩と尊王の志士に、幕府は苛烈な処分を加えた。鉄之介ら水戸・薩摩の脱藩士18人はあい謀って、桜田門外に井伊直弼をたおす。が、大老暗殺に呼応して薩摩藩が兵を進め朝廷を守護する計画は頓挫し、鉄之介は潜行逃亡の日々を重ねる……。

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桜田門外ノ変(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻の途中からはどんどん読める。

    事件そのものの描写は100頁から133頁までしかない。

    事件前後の緊迫した状況が、確かな筆致で描かれている。

    0
    2023年08月03日

    Posted by ブクログ

    桜田門外の変が、現場を指揮した水戸藩士関鉄之助の視点から訥々と語られている。膨大な資料を基に徹底的にリアルに描かれており、読みながら大老井伊直弼は生かしてはおけぬと思わされるほどである。桜田門外での井伊大老の襲撃シーンは、鉄之助の横で観ていたかのような映像記憶が残る。事変後は、鉄之助はじめ関与者の過酷な逃避行には胸が締め付けられた。吉村昭の筆力に感動する。★5つでは足りない。

    0
    2023年06月16日

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆2020年5月レビュー☆☆☆



    非常に緊迫感の伝わってくる内容だった。
    桜田門外の変、歴史を揺るがしたその時間が遂に起きる。
    雪の中を、井伊直弼の行列に迫る水戸藩士たち。
    P70~120ぐらいの、決行決定から井伊を斃すまでの展開は、本当に手に汗握る。自分がその場にいるような感覚に陥る。


    そして、桜田門外の変のその後。
    高橋、金子といった事変の主導者が次々と切腹、投獄の憂き目に。薩摩藩との連携は失敗。
    桜田門外の変は確かに歴史を動かしたが、当の実行者には悲劇をもたらした。関鉄之助の逃避行。ここまで調べたか、作者の力量に恐れ入る。

    0
    2020年05月18日

    Posted by ブクログ

    吉村昭氏の書き方の物悲しさはなんだろう。
    高野長英、この本の主人公関鉄之助然りあまりにも切ない。
    しかし、世に無名の人が歴史を動かした張本人であったことを、ひしひしと感じさせるその綿密な調査のあとにはただ脱帽である。
    世の中を変化させているのは、歴史的功績からすれば極一部の人かも知れない。
    しかし、世の中を維持させる役割は、歴史にも残らない一般人である。
    我々は、ついつい目立つ人々に目を囚われがちだが、世の中には数多の民がいて、それらは互いに支え合って生きている。
    良いことも、悪いことも、その時の情勢で刻一刻と変化する。
    ただ、世話になった人にお返しをしようという気持ちは、そう簡単には変化しない。

    歴史の転換点では、その人間同士の温もりが、様々な大事件を起こすきっかけとなる。
    吉村昭さんの筆蹟を辿ることは、人間とは何かを訪ねる旅である。
    私は、最近そんなことを思っている。

    0
    2015年01月19日

    Posted by ブクログ

    旧暦の3月3日、その桜田門外の変の日は、雪だった。
    その事件後のことも、くわしく展開される。
    事件にかかわった水戸藩士に資金的に援助していたのが、こんにゃく商人であることも興味深い。今は群馬が名産のこんにゃくは、もともと茨城が名産だったよう。

    0
    2011年10月29日

    Posted by ブクログ

    決行準備からその後の逃亡生活を詳細に記している。
    上下巻合わせて圧倒的なボリューム。
    よくぞこれほどまで調べ上げ一つの読み物としてまとめたものです。


    それにしても当初の予定が狂ったとはいえ、事件の後がお粗末ですね。
    赤穂浪士みたいに全員で自害するって思いはなかったのかな。

    0
    2011年06月14日

    Posted by ブクログ

    ついに主人公関鉄之助を中心とする水戸藩士の井伊直弼大老暗殺、つまり桜田門外の変がようやく下巻にて達成。

    しかし、この事件自体はわずか5分の出来事。小説内での描写もあっという間。その後、藩士たちは逃亡を続け、ほとんどが死を迎える。桜田門外の変は前フリで、作者が描きたかったのは、関鉄之助たちの逃亡生活だったのか。

    桜田門外の変から2年、関鉄之助は水戸藩内で捕縛され、江戸に送られて処刑される。37歳だった。

    0
    2011年03月27日

    Posted by ブクログ

    上、下巻でとても読み応えがありました。
    資料を取材して書かれているということで歴史を知る上でも大変勉強になりました。
    暗殺に至るまでの時代の状況や経緯、そして暗殺、その後の諸藩の動き、逃亡生活、まさにドラマのようでした。

    0
    2011年02月23日

    Posted by ブクログ

    緊迫した展開でストーリーに引き込まれて一気に読んでしまった。特に今まであまり歴史小説などで読んだことがなかった幕末の水戸藩の動きがよく分かった。桜田門外ノ変で薩摩藩が動かなかったのは、水戸藩の志士には気の毒だが、歴史の大きな流れの中では間違いなく重要なターニングポイントで、それは志士たちも誇っているはず。

    0
    2026年08月24日

    Posted by ブクログ

    水戸藩士の関鉄之介が主人公で、時代が変わるきっかけを作った桜田門外ノ変について書かれています。
    歴史的小説でありながら、非常に読みやすかったです。
    実行までの入念な計画を立てるますが、計画通りにいかなかったことや、事件後の逃亡生活など、授業では教えてくれなかった事柄を多々知ることができました。
    著者の主観も入っていますが、それでも史実を淡々と書いているように思えるので、ある程度は真実に沿っているのかなと思いました。
    井伊直弼の暗殺の場面は、文面からも緊張感が伝わってきて、結末は分かっていても、ドキドキしながら読みました。

    0
    2026年05月08日

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