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第二次世界大戦によりオルガ女学院が閉鎖されてから四年。大学進学したシャーロットは英国からインドへ想いを募らせていた。行方不明のカーリーとの再会を求める彼女に、美しき王子ル・パオンは驚くべき提案をする。「インドに行きたいなら僕と婚約すればいい」。少女小説の最高峰、待望のシリーズ第三弾。
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Posted by ブクログ
最高。すごく面白かったです。前巻までは少女小説だったけれどこの巻からは歴史小説のように波乱に溢れていました。シャーロットがどこまでも真摯にカーリーを求めてやまず、それとインドの変革期とあわさって本当にドラマチック。Ⅳはいつ出るんだ…待ちきれない。それにしてもフェビアンはなんていうか、不憫な子だね…ツ...続きを読むンデレゆえに好意が伝わっていないの、ほんと不憫というかなんというか…。あとちょこっとだけどヴェロニカやハウス長が出てきたの嬉しかったです。ヴェロニカは安定のかわいさでした!
がっつり歴史小説を読んだ気分。ついに『カーリー』のタイトル&名前の意味が明らかになった。気持ちはお互いの方を向いているのに、状況に許されず離れ離れになってしまう二人の関係が切ない。それでも前向きな情報がシャーロット父から得られたことだし、結末は大団円だと信じていたい。
裏切らないおもしろさ!インドの歴史勉強しないとついていけなくなりそう!そしてお気に入りの漫画を読みたくなる!
この作品は少女小説の枠を飛び越えたすごいものになりそうな予感…。でも少女小説のお約束というか美味しい再会などもあり、本当にきゅんきゅんしてしまうよ…。カーリーとシャーロットの心をトレスするように読んでしまった。二人の運命はまだまだこれから。続巻に期待大。
んもーっ!めっちゃ面白かった!!前作が出てから、なんと8年!打ち切られてしまった作品がまた日の目を見て、待ち望んでいた当時の読者は涙目だと思いますが、講談社文庫版からのにわかな私も、去年から待っていた待望の三巻!手に汗握る策謀の渦の中、イギリス専横時代のインド藩王国で、主人公シャーロットの望みとは裏...続きを読む腹に、勝手に暴走?いや、先導?される事件とは?誰が黒幕なのか、結局のところまださっぱり分からないのだけれど、この巻では、カーリーの複雑な子供時代が明らかに。そして、二人には衝撃の事実が!!(まぁ、こうでなきゃ困るんだけど!話進まないからね!)二人の波乱すぎる恋路と、インド独立の存亡やいかに!?うわー!!早く四巻読みたいー!こんなに一気読みしたのは久々です。それぐらい、頭キンキンに冴え渡りました。それぐらい面白かったです。でも、逆に冴え渡ってなきゃ、誰が誰やら訳わかんなくなります。ちょっと前巻2冊を読み直して、またこの巻を読もうと思います。
第二次世界大戦によりオルガ女学院が閉鎖されてから4年。大学進学したシャーロットは英国からインドへ想いを募らせていた。行方不明のカーリーとの再会を求める彼女に、美しい王子ル・パオンは驚くべき提案をする。「インドに行きたいなら僕と婚約すればいい」お互いの目的のため偽装婚約をすることになったシャーロットだ...続きを読むったが、インドのめまぐるしい情勢に巻き込まれていくことになる。 いったいどうなるんだ!カーリーとはいつ会えるの!?と気になって気になってあっという間に読破。おお、最後の最後に全て持っていかれました。ある人の正体に全く気付かなかった私はシャーリー並みに鈍いようです(笑)1、2巻の女学院時代とは打って変わり政治的なインド全体を巻き込む重い話が多くてラノベよりも歴史小説な感じ。そんな中で成長し考え続けて自分の心に素直に生きる主人公がまぶしい。しきたりや宗教ひとつとっても、インドって本当に様々なんだなと思う。その中で立ち上がろうとしているアムリーシュはどう動いていくのか。生まれのことや意味深なカーリーの言葉など、結末が待ちきれない楽しみなシリーズだ。
私は世界史の知識が恐ろしく乏しいので、ここに書かれている独立前夜インドの記述のどこまでが真実かもしれない歴史で、どの部分が完全フィクションなのかさっぱり判別できませんが、とにかくインド怖えええ(((( ;°Д°))))ってなりました。基本、インド=カレーみたいなイメージしかない日本人ってなんなんだ。...続きを読む しかもこの話、続くのか!!!まじか!4巻いつだ!
カーリーシリーズ3作目。寄宿舎での生活から4年が経ち、少し大人になったシャーロットは、カーリーに再開するため奔走する。舞台は独立直前のインド。藩王国、国民会議派、イスラム、ヒンドゥ、イギリス…、様々な立場の人々が現れ、近代史を勉強しているような気分に。それにしても、カーリー!!!最後なんやねーん!!...続きを読む続きがとても気になります。
あれから4年後、偽の婚約までしてインドに戻るシャーロット!感動のカーリーとの再会を期待していたら、まだまだ続く展開。4巻目が待ち遠しい。その一方でインドの独立について、色々と知ることになり為になる。
…まさかこの人…いや、さすがに四年経ってるしそんなわけ…と思ってたけどやっぱりだった。カーリー変わんねーな! そしてフェビアンがようやっとシャーロットの鈍さに気づいてくれたようで何より。まったくシャーロットは…。あんなにテンプレなのにね! インドの煌びやかさ、暗がり、挿絵で確かめたい!と思う場面が多...続きを読むかった。次巻も楽しみ。…次は早く出るといいなあ…。
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