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嘗邑(しょうゆう)を与えられた孟嘗君・田文(でんぶん)は、「天下万民のための宰相たれ」との孫ぴんの遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗(けいめいくとう)で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相にして中庸の思想を体現した大器を描ききった、感動の歴史ロマン。全5巻完結。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
自分に全く馴染みのない戦国時代の話だったが、文章が非常に読みやすく、一気読み。 難しい読みの名前や地名に、必ずページの最初に出てくる難読漢字にはルビが振ってるのが親切。
白圭、田文といった登場人物が魅力的で一気読み。戦国の世で、仁義や調和を信念とした孟嘗君がとても魅力的だった。
全5巻は、内容も量も読み応えばっちりだった。 話の中で唐突感があるのが残念といえば残念。 しかしおもしろかった!
秋戦国時代に生きた宰相の話。食客を招き、大切にした人である。人を大切にすることにより自分が助けられるというのを感じる物語です。 孟嘗君も魅力的なのですが、養父の白圭(風洪)の方がさらに魅力的ですね。民の益となる包みを建造したり、人のために生きた商人として描かれているのですが凄く格好良いです。 ...続きを読む臨終の際に孟嘗君に告げた「人を助ければ、自分が助かる」「助けてもらった人に礼を言うのではなく、助けてあげた人に礼をいうものだ」という言葉は胸に染みました。人間の価値は、どれだけ多くの人の心の中で温かい記憶として残っているかなのかなというのを感じられる物語です。
孟嘗君は食客に恵まれ、人に恵まれた。斉、魏、秦の宰相として大きな力をふるったのは人生の中年を過ぎた頃、と大器晩成の宰相として本当に人から評価されるようになったのは若い頃養父と実父に育てられ、いろんな人に会うことで人を見る目を養ったからだろう。
先日、宮城谷昌光さんの「重耳」を読んだことを紹介した際、「孟嘗君」全5冊を買ったことにも触れていましたが、ようやく読み終えました。 全5冊、読み終える日数はかかりましたが、実際はかなりぶっ飛ばしました。 というか、面白くてついつい端折ってしまった感はあります。 「重耳」のときは、重耳自身の活躍ぶ...続きを読むりが、あまり紹介されていなかった…と思ったのですが、この「孟嘗君」は、孟嘗君(田文)の活躍ぶりもしっかりと描かれています。 ただ、5巻中、3巻の後半までは、ほとんど孟嘗君(田文)はでてきません。 どちらかというと「白圭(風洪)」の活躍が中心で、ものすごく魅力的に描かれています。 この白圭(風洪)と同じぐらい、孟嘗君(田文)も魅力的に描かれているのが、「重耳」との違いでしょうか。 白圭(風洪)、孟嘗君(田文)だけでなく、孫子(孫臏の方)をはじめ、多くの魅力的な人が描かれています。 周囲にいる人の魅力も描かれた小説なので、どこをとっても面白いです。 いろいろな名言がちりばめているのも、この本の魅力です。
孟嘗君、最盛期。 「鶏頭狗盗」のエピソードも載っている。 ■読み終わった感想 伏線をきちんと回収してて、面白かった。 歴史小説というか、本当によく出来た小説だと思う。 人は人に助けられて、生かされているということを学んだ。
孟嘗君だけでなく、白圭のような大人のかっこよさ。一つ目指していくべき指標だと感じた。 孟嘗君の食客への接し方は現代の組織にも通ずるところがあると思う。 人によって態度を変えない。月並みな言葉だが実行し続けるのはなかなか難しい
◯助けてくれた人に礼をいうより、助けてあげた人に礼をいうものだ。(292p) ◯戍よ、長生きせよ。人が生きることはたいへんなことだ。そのたいへんさがわかって生きることは貴い(293p) ◯今日つくったいのちも明日にはこわれる。それゆえ、いのちは日々産みだすものであろう(293p) ★色々なこと...続きを読むが凝縮された5巻。最後に思いがけない回収があった。 ★それにしてもこの小説は、風洪(白圭)の魅力が際立った。
全巻読破。最後までしっかり楽しめた。 師・孫臏の「天下万民のための宰相たれ」という遺言で魏・斉・秦の宰相をつとめる孟嘗君・田文。 白圭から受け継いだ「仁愛」の精神で施政を行い、孫臏から学んだ知略と食客たちの助力により困難を切り抜けていく。 激しい戦乱の時代ながら物語全体を通して実に爽快でスケールが大...続きを読むきく登場人物たちが生き生きと描かれている。 特に前半は白圭の人間性、後半は田文の成長していく姿にすっかり引き込まれてしまった。覇道・栄達を目指す時代の中で全く異なるスケールの大きさと魅力を持った親子だ。 今まで中国ものの歴史小説は北方謙三ばかり読んできたが、これからは宮城谷昌光も選択肢に入れるようにしなければ。
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