孟嘗君(2)

孟嘗君(2)

748円 (税込)

3pt

快男子・風洪(ふうこう)は学問に志し、武を捨てて商人・白圭(はくけい)と名告り、国々を自由に往来する。戦乱の国々を行き交う学者や商人たちの姿……。秦の孝公が覇道を進み、公孫鞅(こうそんおう)に厳格な法の体系をつくらせるなか、白圭は美しい翡媛(ひえん)を妻に迎え勇踊、魏に囚われた、天才軍略家・孫ぴんを救い出す。法に生きる冷厳な男と、侠に生きる熱い血の男の、鮮やかな対比。(講談社文庫)

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孟嘗君 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • 孟嘗君(1)
    704円 (税込)
    斉の君主の子・田嬰(でんえい)の美妾・青欄(せいらん)は、健やかな男児・田文(でんぶん)を出産した。しかし、5月5日生まれは不吉、殺すようにと田嬰は命じる。必死の母・青欄が秘かに逃がした赤子は、奇しき縁で好漢風洪(ふうこう)に育てられる。血風吹きすさぶ戦国時代、人として見事に生きた田文こと孟嘗君とその養父の、颯爽たる人生の幕開け。全5巻。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(2)
    748円 (税込)
    快男子・風洪(ふうこう)は学問に志し、武を捨てて商人・白圭(はくけい)と名告り、国々を自由に往来する。戦乱の国々を行き交う学者や商人たちの姿……。秦の孝公が覇道を進み、公孫鞅(こうそんおう)に厳格な法の体系をつくらせるなか、白圭は美しい翡媛(ひえん)を妻に迎え勇踊、魏に囚われた、天才軍略家・孫ぴんを救い出す。法に生きる冷厳な男と、侠に生きる熱い血の男の、鮮やかな対比。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(3)
    671円 (税込)
    成長した田文を孫ぴんに託して、養父・白圭は周へと移った。師の孫ぴんに導かれて、仁の資質、信の確かさを増していく田文。「わたしは文どのに広い天地と豊かな春秋をあたえたい」――。遂に孫ぴんは田文を実父・田嬰(でんえい)に引き合わせ、田文は貴人の家の子にもどった。全土に秦・魏・楚が屹立する中、斉王は孫ぴんを軍師に決定した。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(4)
    715円 (税込)
    馬陵(ばりょう)の戦いで、斉(せい)は魏(ぎ)に大勝するが、斉王の周囲では佞臣(ねいしん)が暗躍を強める。田嬰(でんえい)・田文(でんぶん)父子は、有能な食客たちの力も使って必死に対決。周で商人として成功し、仁愛の事業を進める養父・白圭(はくけい)を訪ねた田文は、そこで哀しい美女・洛芭(らくは)を知る。戦国時代も半ば、次第に英傑の稟性(ひんせい)を示しはじめた田文は27歳になった。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(5)
    671円 (税込)
    嘗邑(しょうゆう)を与えられた孟嘗君・田文(でんぶん)は、「天下万民のための宰相たれ」との孫ぴんの遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗(けいめいくとう)で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相にして中庸の思想を体現した大器を描ききった、感動の歴史ロマン。全5巻完結。(講談社文庫)

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孟嘗君(2) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月14日

    風洪を中心に各国の駆け引きなども絡み、展開が早く面白い。
    身近な話から、国同士の駆け引き、勧善懲悪的要素も含まれているので、先が気になり一気に読みすすめてしまう。

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月08日

    めちゃたのしい。書いてて混乱しないのかな。
    あの時の人たちー!がたくさん出てくる。3巻への期待高まる。
    司馬遼太郎もだけど、こういう身体がうずうずしてくる作品は一気に読んじゃうな。

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月05日

    この小説は、斉の田文が主役であるが、前半は田文の育ての親である風洪の物語。第二巻は、風洪から白圭へ名前が変わり、武士から商人になる。この巻は、次巻以降で起こる事への布石が沢山あり、まるで探偵小説のよう。

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月14日

    風洪がその名を捨て、同時に無頼から商人になった。
    文で書くとあっさりしてるけど、
    変化を遂げる過程は常にワクワクしたし、
    そこに自分を重ねてみてがんばろうってやる気にもなった。

    後々の主人公の田文もすくすく育ち、
    凛とした仕草など、すごさをかいま見る。

    舞台が中国なだけあって
    登場人物の名前が難...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この2巻までが、田文(後の孟嘗君)の育ての親、風洪が主人公。
    田文は斉の君主の子、田嬰の息子であるが、出生日のせいで不吉な子どもとして殺されかける。それをたまたま助けたのが風洪。
    この風洪、とてもできた人物で、相手(友)のためにはあらゆる親切をする、とってもできた人物。人を見る目も高く、本人も努力家...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年09月10日

    学問に目覚め「白圭」と名を変え、商人になった風洪。魏に身を置き富国強兵を推進し法整備に着手する公孫鞅。そしてスリリングな孫ビンの救出劇。その裏で暗躍するホウ涓、謎の豪商・恢蛍。
    白圭の快い魅力が乱世の傑物たちの才覚を引き出している印象がある。物語のスケールがどんどん大きくなってきて、今後どんな人物が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年07月05日

    第2巻も文の育ての父、風洪の活躍がメイン。
    学問を志し、商人として生きることを決意した彼がその名を白圭と改め、新しい人生を歩み始めます。
    「孫子の兵法」の孫臏も登場し、盛り上がってきます。

    0

    Posted by ブクログ 2014年08月21日

    風洪が大活躍し、孫子と関わり、田文の父である田嬰と関わるようになる。また商鞅が秦であの有名は厳しい法律を作って国を新たに改めようとする。まだ田文は子供でまだ話の中では風洪の子でメインに活躍はしていない。でも話としては十分面白い! 再読中!

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月13日

    いつの世も。。ある意味、3000年前から変わってない??特に人間関係は。色々と学ばさせていただいてます。

    0

    Posted by ブクログ 2010年04月05日

    相変わらず、孟掌君の回りの人々の話が続く。秦の孝公に仕えて、国を法家思想で改革する公孫鞅(こうそんおう)や魏に囚われて孫鋤リ(そんびん、孫子)が両足を切断される話などが出てくるが、まだ孟嘗君は幼子で話題の中心にはなって来ない。これでは、主人公の話はまた尻切れトンボ??

    しかし、一つ一つの話は面白く...続きを読む

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