集英社作品一覧
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4.3【ページ数が多いビッグボリューム版!】「母さん、なぜ私を生んだの?」虐待を受けながら育った娘は、ずっと自問していた――。一度は自分を捨てた母に、父の死後引き取られ、ともに暮らすようになった照恵。しかし、それは実の母親から壮絶な虐待を受ける、地獄のような日々の始まりだった。やがて自らも母となり、やっと穏やかな生活を手に入れた照恵だったが、1本の電話が、彼女の封印してきた過去の記憶を呼び覚まし…。虐待により踏みにじられた魂の再生を、曽根富美子が描ききった感動作。原作のその後を描いたオリジナル番外編『闇がひらかれるとき』、原作者・下田治美氏の解説文も収録した完全版。
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3.0「母さん、なぜ私を生んだの?」虐待を受けながら育った娘は、ずっと自問していた―。一度は自分を捨てた母に、父の死後引き取られ、ともに暮らすようになった照恵。しかし、それは実の母親から壮絶な虐待を受ける、地獄のような日々の始まりだった。やがて自らも母となり、やっと穏やかな生活を手に入れた照恵だったが、1本の電話が、彼女の封印してきた過去の記憶を呼び覚まし…。虐待により踏みにじられた魂の再生を、曽根富美子が描ききった感動作。分冊版で登場!! ※こちらの作品は『愛をこうひと』を6話に分冊したものになります。ご注意ください。
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3.0男女の愛、家族愛、友愛――滞日60年を超えるカトリックの神父が、哲学者、神学者の観点から愛を論じる。依然として続くコロナ禍の中、人生に迷い将来の不安を感じている人々に向けて、互いを愛し、高め合うために必要な方法を伝授する。キリスト教、そして日本人の結婚・恋愛観を知り尽くした神父でなければ伝えることのできない金言が満載。自己を見つめ、自信をもって生きていく方法を一緒に考える。
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-【SD名作セレクション(テキスト版)】カネに目がない赤毛の美少女・アキラと、美女なその兄・クロディーヌ。秘宝を求めて古代遺跡(ガルガライラ)にもぐったふたりは、そこで奇妙な石を発見する。ところが、うっかりそれを呑み込んでしまったアキラのヘソが突然喋り出して…ナゾのヘソ野郎に取り憑かれ、おまけに命まで狙われるハメになった美人姉妹(?)の運命やいかに!? ビミョーな兄妹愛+魔神(アウゴエイデス)の、ヘソ萌えアクションアドベンチャー!! ※この商品にはイラストが収録されていません。
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4.2アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた“学校”。ここには8冊だけの秘密の“図書館”がある。図書係に指名されたのは14歳の少女ディタ。本の所持が禁じられているなか、少女は命の危険も顧みず、服の下に本を隠し持つ。収容所という地獄にあって、ディタは屈しない。本を愛する少女の生きる強さ、彼女をめぐるユダヤ人の人々の生き様を、モデルとなった実在の人物へのインタビューと取材から描いた、事実に基づく物語。感涙必至の大作!
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-これさえあれば、憎い人間を葬れる。ある日、路地裏で手にしたカプセルは、日々降り積もっていた私の怒りを快楽に変えてくれた。しかし、それは私にとっても破滅への一歩だったのか…。誰もが抱える心の闇に潜むサスペンス。
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4.6あの日の君に、今なら答えを伝えられる気がしたんだ── 中学校教師の室町は、慣れきった毎日をただ無気力に過ごしていた。だがある日、巣から落ちたツバメの雛を一緒に助けたことからひとりの女子生徒と話をするようになり…。一瞬のきらめきを描く表題作「青に光芒」。 “どーでもいい事を全力で”がモットーのイヨ。決して深刻にならず、自由に、お気楽に。でも、そんな日常をふいに変えてしまう少年と出会って…「花咲くマーブル」。 青春の痛みがやわらかく心に突き刺さる。俊英が描き出す4つのストーリー。 【収録作品】青に光芒/雨が止んだら/17才の標本/花咲くマーブル
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3.7【小説版登場!】雪男が中学生の頃の出来事――。兄に悟られることのないように、祓魔師の仕事をこなす雪男。ある土曜日、チャリティーコンサートのボランティアをすることになった奥村兄弟の前に、悪魔に寄生された男が現れる…!! その他、しえみ、出雲、竜士、志摩、子猫丸、メフィストたちの小説でしか読めないエピソードを収録!!
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-【デジタル版にはプレゼント応募券は付属しません】【小説版登場!】スパイ。諜報活動を行うものの総称。敵の情報をいち早く手に入れ、状況を有利に導く者。手段は、問わない――。志摩廉造はいかにしてスパイになったのか、その酷薄非情な訓練の実態に迫る……!! 表題作『スパイ・ゲーム』はじめ、5本の小説でしか読むことができない(秘)エピソードを収録!! 大人気小説シリーズ第4弾!!
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3.8【小説版登場!】祓魔師マリア。彼女は、南米の小さな村を舞台に、恐ろしい惨劇を演出しようとしていた。しかし、ふらりと現れた2人の男によって、その目論見は打ち砕かれようとしている。男達は名前を、藤本獅郎、ヨハンと名乗った…。表題作はじめ、『聖天使團』結成を巡るシュラの死闘、燐の貧乏生活など、必見のエピソードを収録した小説第3弾!!
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3.5【小説版登場!】小学生の頃の燐は、獅郎から重大な『にんむ』を託された…!! 風邪で倒れた雪男や教会のみんなを、たった一人で看病しなくてはならないのだ!! 燐の奮闘がはじまる…!! その他、幼い頃の勝呂たちがクリスマスをめぐって起こす騒動、正十字学園の学生だった頃の柔造と蝮が、藤堂の課題に挑むエピソードなどを収録した、小説第2弾!!
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3.6その「青さ」は、本物か――? 最年少で管理職となり、仕事一筋で駆け抜けてきた編集者・有沢真由子。 五十歳の誕生日を迎え、つかの間の息抜きに訪れたリゾートホテルで、彼女は一枚の絵画と出会う。 ジャンピエール・ヴァレーズ――バブルの時代に煌びやかな海中画で大衆の心を掴み、一方で当時悪質商法が話題にもなった、“終わった画家”。 かつて鼻で笑っていた彼の絵に、不覚にも安らぎを覚えた真由子だったが、ほどなくして都内の外資系ホテルでヴァレーズの原画展が行われるという情報を得る。 なぜ今再び、ヴァレーズなのか? かつての熱狂的ブームの正体とは? 違和感を手繰り、真由子は単身ハワイの地を目指す――。 煌びやかな「バブル絵画」の裏に潜んだ底知れぬ闇に迫る、 渾身のアート×ミステリー大長編! 【著者略歴】 篠田節子(しのだ・せつこ) 1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、09年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞、2020年紫綬褒章を受章した。他の著書に、『夏の災厄』『弥勒』『ブラックボックス』『長女たち』『失われた岬』『セカンドチャンス』『四つの白昼夢』『ロブスター』など多数。
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4.4北方領主の父を冤罪で亡くし、絶望に心が壊れた家族を人質にとられ、リディエは下級女官として王宮で働かされていた。そんなリディエのたったひとつの望みは平穏に任期を終えて故郷に帰ること。ところが「王女と王子の仲を取り持ち、世継ぎ誕生の後押しをせよ」との命令がくだる。婚姻関係が破綻している二人の仲を取り持てというのだ。「絶対に無理だわ」と思うリディエ。しかし家族とともに故郷に帰りたいという衝動には逆らえず、リディエの長い闘いがはじまる。それは、やがて国を揺るがす動乱へと繋がり、リディエ本人の運命も大きく変化させていく……。下級女官が駆け抜けた、壮大な王国年代記!
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4.12歳で完成したヒトの体内時計は生涯、健康に影響する。赤ちゃんのひどい寝ぐずりや夜泣きの原因には諸説があるが、著者は長年の臨床経験から以下のように想定している。それは「誕生直後は『超日リズム』で生活していた赤ちゃんが、乳児期になり『概日リズム』を身につけるときに、自身の体内時計と社会活動のリズムとの間でずれが生じることで、睡眠障害や不機嫌さを起こす」というものである。この状態は赤ちゃんが〈時差ぼけ〉を起こしているようなもので、心身に様々な影響が出ることを意味する。ヒトの体内時計は生後1歳半から2歳にはほぼ完成し、生涯にわたり健康に強い影響をもたらす。本書では、体内時計の知識、睡眠障害と発達障害との関連性、睡眠治療の検証などを提示する。【主な内容】○体内時計の準備は胎児期後半に始まる ○概日リズムと超日リズム ○健康な乳幼児に必要な睡眠時間 ○脳の海馬は睡眠欠乏に弱い ○遅刻リズムと不登校リズム ○概日リズム睡眠障害と発達障害 ○眠るタイミングがつかめない赤ちゃん ○フランス人の睡眠教育 ○赤ちゃんに「時間」を教えよう ○夜間授乳は定期的な覚醒のリズムを作ってしまう ○うつ、糖尿病、認知症、がんとの関連性
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3.7極端な育児観をもつ親が増えている。赤ちゃんが集中しているからと1日7時間もテレビを見せる、手当たりしだいに育児教室に通わせる、赤ちゃんが思いどおりにならないからと自信喪失する。これらの行き過ぎた現象の背景には、20世紀的な右肩上がりの成長、発達観があるのではないか。「子どもの成功」にこだわりすぎることで、子どもからの自然な成長のメッセージを無視しているのではないか。本書では、脳科学、発達行動学を専門とする小児科医が、親を駆りたてる早期教育、臨界期等の“科学的根拠”をもう一度科学的に検証しなおすことで、「普通の育児」こそが今まさに重要であると説く。新しい「赤ちゃん学」の誕生である。【目次】序章 悩める母親の育児事情/第1章 誤解を生んだ「科学的根拠」/第2章 胎児の能力の不思議/第3章 生後二ヶ月革命/第4章 神経ダーウィニズムと子育て/第5章 テレビと育児/第6章 育児の目的と目標/第7章 子どもの発達を幅広く「見る」/あとがき/参考文献・引用出典
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-想いはめぐる。たとえ形は変わっても…。 岡本モカ夫は、実家の喫茶店でいつも勉強をしている奈美子に恋をした。父親からもらった「幸運のカップ」を受験のお守りと一緒に奈美子に贈るが奈美子は他の子供にあっさりあげてしまう。「幸運のカップ」のたどり着く先は…? 心があったかくなる読みきり5編 【同時収録】春色の肖像/*Blossom Season*/赤糸リール/poco a poco
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2.0武器は“言葉”! 完全論破ディベートバトル!! 「お前、いま納得したな――?」 町中でフードを被った少女と大男が揉めている。そこへふらふらへらへら安物のマント姿の男・ワードがやってきて、剣も魔法も使わずにあっさり問題を解決! 彼はこの世界でもっとも恐れられる存在――言葉で納得させることによって、絶対的な力で相手を操る“戦闘論者”(バトロジカ)と呼ばれる流浪の能力者だった! 危険視されて連行されたお城でワードを待っていたのは先ほどのフード女あらため、この国の王女であるミシェル殿下。 「あんた、私に力を貸しなさい!」 「シュークリームで手を打とう」 気がつくと国を揺るがす一大事件に巻き込まれていたワードは、ミシェルを守り抜けるのか!?
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3.7「いいか 本はな自分をここじゃないどこかへ連れていってくれる天才だぞ」高校1年生の咲希は、父親のリストラをきっかけにあかね書店で人生初のバイトに挑戦中! 店長の梶は、イケメンだけど、いつも冷たい態度で「本しか愛せない」と噂のなんだか怖い人…。でも、困っているとさりげなく助けてくれたり、誰にも言えない悩みに気づいてくれたり、店長の飾らない言葉に、咲希は救われて…? 不器用な大人×まっすぐな高校生10歳差のピュア恋、第1巻です。 <実在する小説やまんがもさりげなく登場♪>「パーマネント神喜劇」(万城目学)「流星ワゴン」(重松清)ほか
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4.0「死にそうになったら延命治療なし 人工呼吸× 死んだら読経、戒名なし」という遺言を東日本大震災の年にしたためていた女優・木内みどり。2011年3月11日以降、彼女はそれまでとはがらりと生きかたを変え、政治・社会活動に積極的に参加し、脱原発や反戦運動などに奔走した。常に死を意識して、生きているうちにやれるだけのことを、と世界と日常を見つめ、日々発見をし、学習し、発信する。出張先で亡くなる直前まで元気に自らの思いを表現していた。最期も自分らしくありたいからと、亡くなる1年前には散骨の場所を見つけている。そんな彼女のあかるい死生観を、遺されたエッセイや、絵、お別れのために開催された「木内みどりさんを語りあう会」の様子から紡ぎだす。
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3.0【SD名作セレクション(テキスト版)】★品名:アキカン!★あらすじ:ファーストキスはメロンソーダの味!? ある日、大地カケルが飲もうとした缶ジュースが、突然女の子に! わがままメロンソーダの「アキカン」・メロンのオーナーになってしまったカケル。学校に通いはじめたメロンの存在にカケルの幼なじみ・なじみの気持ちは複雑。さらに「アキカン」たちが戦いあう「アキカン・エレクト」がスタート! 戦いたくないカケルを尻目に、メロンは戦闘意欲充填満タン! 前代未飲のすっからかんラブコメ、開封!! ★賞味期限:開封後はお早めに。なくなる前に新しいメロンソーダを足してください。※この商品にはイラストが収録されていません。
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-【生と愛の尊さを謳う与謝野晶子の“反乱”の物語】未だ男尊女卑の色濃き明治の世に、女性の情念をあふれんばかりに綴った歌集・「みだれ髪」――数多くの恋に、子育てに、創作にまっすぐ突き進む晶子の生涯を、高橋由佳利が鮮やかに描き出す。
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3.9『こち亀』作者・初のビジネス指南書! 長く、そして面白く仕事をする秘訣がここに! 「なぜ、40年間も週刊連載を休まずに持続できたのか」これは僕がとてもよく聞かれる質問です。対する僕の答えは、さほど面白いものではないかもしれません。いまになっていえることといえば、“目の前にあることをこなし、ひとつ ひとつ積み重ねること”。月並みかもしれませんが、これしかないのです。(まえがきより)週刊少年ジャンプで『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称『こち亀』を一度の休載もせずに40年間連載し続けた作家=秋本治は、どのような思考・行動で日々仕事をしていたか? ・週刊連載時代、そして現在もどのようなタイムスケジュールで働いているのか。・『こち亀』の毎回のアイディアはどこから出てきたのか。・歴代担当全員とうまくいった人間関係はどうやって築いたのか。など、偉業を成し遂げた著者の仕事の取り組み方、考え方を「セルフマネジメント術」「時間術」「コミュニケーション術」「発想術」「健康術」「未来術」の6章立てで、本邦初公開。巻末には本書のために描き下ろした特別漫画「両津勘吉の仕事術」も掲載!
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3.5遭難したダイビング仲間を探すため、奥多摩の地底湖に潜った正人は複雑に枝分かれした水中洞窟に迷い込む。命綱は切れて酸素の残りもわずか。死を覚悟した正人を出口へと導いたのは、直接頭に入り込んできた“彼女”だった。体の奥に響く衝撃とともに浮かぶイメージ。あれは一体何だったのか。正体を明らかにしようと再び正人はその地へと向かう――。著者の原点となった傑作ファンタジー小説。
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5.0時は平安末期。300年続いた貴族の世も乱れ、貴族の血を継ぐ武士が台頭し始めた。その武家のひとつ「清和源氏」源義朝の長男として生を受けた“義平”は日本一の武士となるため平安の世を駆け抜けるのだった―――
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3.8小さな村に越して来た美しい少女・綾乃。彼女の美貌の虜になった男に訪れるのは、破滅への道だった――。これは偶然? それとも――? 激動の時代・昭和を舞台に描き出す、愛と憎しみが渦巻くサスペンスがここに始まる!
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-「文芸漫談にようこそおいでくださいました。今回は芥川龍之介『藪の中』を読むという、大変な回となっております。」(奥泉)。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。本電子書籍は、文芸誌「すばる」2011年3月号に掲載された作品の電子版シングルカットです。
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4.2羽田空港に突如、中国のステルス爆撃機が飛来した。女性パイロットは告げる。「積んでいるのは核兵器だ」と。核テロなのか、あるいは宣戦布告なのか。警察庁の鶴来は爆撃機のパイロットを事情聴取しようとするが、護送中に何者かに拉致されてしまう。囚われた彼女を助けたのは鶴来の義兄で警備員の真丈だった。核起爆の鍵を握る彼女の身柄をめぐり、中国の工作員、ロシアの暗殺者、アメリカの情報将校、韓国の追跡手が暗闘する。爆発すれば人類史上最大の犠牲者が――その恐怖の中、真丈と鶴来が東京中を奔走する。数々のヒット作を生み出した著者が、作家生活25年のすべてを込めた極上の国際テロサスペンス!
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5.0【小説版登場!】「ダイハチ」の凸凹コンビが刑事に転身!? 「金塊強奪事件」の後始末で、県警の手伝いをすることになった黒騎と瀬名。そこで二人は、とある事件の裏に隠された陰謀を捜査しようと動きはじめ…!? その他、「ダイハチ」のメンバーのゆる~くて騒がしい日常を描いたオリジナルエピソードを多数収録!!
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3.3現代科学を根底から変えた進化論──そこには語られざる「暗黒面」があった。生物学のみならず、現代史をも変えてしまったダーウィニズムの功罪を、神学、西洋哲学史、資本論などの観点から、現代日本を代表する「碩学」が解剖する。同志社大学で行なわれた「伝説の集中講義」を、学生たちとの率直なやりとりも含めて完全再現。
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3.6川崎市中一男子生徒殺害事件、群馬大病院事件、名古屋大女子学生の殺人・傷害・放火事件、酒鬼薔薇聖斗、ルフトハンザ系航空機墜落……。周囲では日々、「悪の力」が増大しているように映る。そして、ひとたび「悪」を見出したとき、人々は心の奥底からどす黒い感情が湧き出すのを感じるだろう――“こいつだけは許せない”、と。しかし、そうした憎悪のエネルギーは、実のところ「誰かと繋がりたい」という叫び声でもある。現代人を苦しめる「悪」はどこから生まれるのか。私たちはそれとどう向き合えばいいのか。100万部のベストセラー『悩む力』の著者が、人類普遍の難問に挑む。『教団X』の中村文則氏推薦!【目次】プロローグ/第一章 悪意に満ちた世界/第二章 悪とは何か/第三章 なぜ悪は栄えるのか/第四章 愛は悪の前に無力か/エピローグ/後書
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3.7藤子不二雄Aの名作漫画『笑ゥせぇるすまん』では、主人公の喪黒福造が日常のどこにでもいるような老若男女を言葉巧みに陥れていく。喪黒は<誘惑の悪魔>として、様々な手段でターゲットを破滅に導く――。人間は誰でも驚くほど簡単に騙すことができる。そして、人間の心は簡単に操ることができる。喪黒福造というキャラクターを分析しながら、喪黒の<騙しと誘惑の手口>を脳科学の視点で考察し、「人間の心のスキマ」を解き明かす! 巻末には藤子不二雄Aとの対談も収録。■主な内容:ココロと呼ばれるものの正体/「悪の教科書」というタブー/絶対に守れないルールを課す/「意志の力」は、いつか必ず負ける/人間の脳は、全体像ではなくパターンを認識する/心を開かせるために、相手の目を見て話す/相手が感じる「後ろめたさ」を利用する/優秀な営業マンが美男美女とはかぎらない理由/人間の「我慢の総量」はあらかじめ決まっている/喪黒福造が狙う月曜日/怖がらせることなく、命令する/サイコパスの世界観/喪黒福造が誕生するまで/感情と理性/嫉妬心を認める