光文社 - 光文社作品一覧

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  • 座右の世阿弥~不安の時代を生き切る29の教え~
    5.0
    世阿弥は、室町時代に活躍した能楽師で、日本を代表する演劇人でもある。その世阿弥が残した『風姿花伝』『花鏡』は、現代のビジネスや、私たちの人生にも役立つ数々の「名言」が満載の指南書である。累計三〇万部、齋藤孝先生の「座右」シリーズ最新作は、世阿弥の言葉を今日的なわかりやすい表現で紹介する。世阿弥の言葉は古びない。むしろ現代的で、未来的ですらある。そのエッセンスにぜひ触れてほしい。
  • 甘やかな牢獄~奴隷商人サラサ~
    3.0
    多くの美女たちを売買してきた奴隷商人サラサは、妹を解放するため、自らを奴隷として売ることを決意した。買い主は某産油国国王の第4夫人の日本人女性ユリエ。彼女はサラサに、王の性の奴隷として仕えること、そして「王を暗殺しろ」という命令を与えるのだが――。傷つきながらも生き抜くため、したたかに闘うサラサの運命は? サスペンス長編!
  • 日本再生への羅針盤~この国の「ウイルス」を撲滅するにはどうしたらいいのか?~
    3.5
    1巻880円 (税込)
    「私が生まれてきた理由は、自分が知ったことをできるだけわかりやすく人に伝えていくことだと思っています。私が見たこと、聞いたこと、学んだこと、失敗の中で得たこと、それらをすべてあなたに伝えるために、私の生はあるのです」(著者)。「FLASH」で連載中の「ニュース食い倒れ!」をまとめた人気シリーズ第6弾。安倍政権から年金、少子高齢化問題、米中覇権争いまで・・・、日本再生への羅針盤を辛坊節で徹底解説いたします!
  • 歴史秘話 外務省研修所~知られざる歩みと実態~
    3.0
    外務省研修所は、1946年3月1日、日本が主権を喪失し、外交機能も停止され、外務省が機構を縮小し、東京が焼け野原という極めて厳しい状況の中で設立された。この英断には、国家の命運をも左右する「外交センス」を涵養する必要を痛切に感じた吉田茂など、元外交官の強い想いが込められていた。日本が国際社会で生き残っていくには何が必要なのか。現・所長が、華やかな外交の表舞台の対極に位置する研修所の意義と役割を問い直す。
  • 逃げる
    3.0
    ――家族に囲まれた幸せな日常に落ちた影。柴田澪は、夫の昌彦、娘の雪那と義母と暮らしている。小学1年の娘の笑顔は胸がしめつけられるほどかわいい。ある日、友人の見舞いに行った病院で、一時として忘れたことのなかった父の名前を聞いてしまう。「今の生活を守らなければ!」。余命に限りのある父親との再会が、あてのない逃避行の始まりだった――。
  • 搾取される研究者たち~産学共同研究の失敗学~
    4.7
    政府が推進する政策である「産学連携」または「産学共同研究」。一見、順調に見えるが、残念ながら様々な課題がある。企業側はともかく、大学側や研究者にとって、その労力に見合う効果が生まれたとは言い難い。本書は、研究者と弁護士の二足の草鞋を履く著者が、実際に解決に奔走した事件をベースにその実態を暴く。
  • 100万円で家を買い、週3日働く
    4.1
    お金をかけずに、豊かで幸せな生活を実践する人々の事例を、「再・生活化」をキーワードに紹介・解説。それは、(1)物の豊かさから人間関係の豊かさへ、(2)私有からシェアへ、(3)シンプル・ナチュラル・手作り志向、(4)日本・地方志向、の4つがカギとなる。モノやお金では幸せを感じられない現代人にとって理想の生き方とは?
  • だからあなたは殺される
    3.7
    兄の名前は汐崎正義、妹の名前は持田優羽。とある事情から苗字の違う兄妹が同居を始めたちょうどその頃、優羽と同い齢の読者モデル・紫苑が殺される事件が発生。残虐なこの事件を解決すれば昇進できるとあり、兄の正義は一心不乱に捜査を進める。一方、独自の情報網と行動力で妹の優羽は兄に協力するが――。二人の兄妹が辿り着く、驚きの結末とは!?
  • 談志は「これ」を聴け!~増補『談志の十八番』名演・名盤ガイド~
    -
    現代落語の「中興の祖」と評される立川談志。若くして天才と呼ばれ、歯に衣着せぬ毒舌でマスコミの寵児ともなったが、彼の本質は「誰よりも深く落語を愛し、格闘し続けた男」という一点にある。最晩年まで、その高座を追いかけ続けた著者だからこそ書ける談志論、そして名演ガイド。若い落語ファンにも、“談志嫌い”にもお勧めしたい、増補決定版!
  • 赤猫~刑事・片倉康孝 只見線殺人事件~
    3.0
    20年前、東京都練馬区で起きた放火殺人事件の現場から姿を消した謎の女、鮎子(あゆこ)。定年間近の刑事・片倉康孝(かたくらやすたか)は、女の足取りを辿るため、秘境のローカル線「只見(ただみ)線」に乗った。旅先の魚沼(うおぬま)で、40年前にも鮎子という女が火事で死んでいたことを突き止める。時空を超えて重なる「火事」と「鮎子」――二つの事件は、繋がっているのか。迷宮入り事件の真相を追う、傑作警察小説。
  • 宇宙は無限か有限か
    4.2
    私たちのまわりには空間が四方八方に広がっています。少なくとも、見た目にはどこまでも果てしなく続いているように思えます。果たしてこの空間は無限に続いているのでしょうか、それとも、十分に大きいだけで実際には有限に途切れているのでしょうか。(「まえがき」より) 宇宙は無限なのか、それとも有限なのか。宇宙に「果て」はあるのか、ないのか――。答えの出ていない“未解決問題”を、最新の宇宙論の成果を交えて考察。
  • 銀行告発 新装版
    -
    大日朝日(だいにちあさひ)銀行広報グループにかかった一本の電話。暴力団がからんだ不正融資の告発だった。電話を受けた峰岸貴之(みねぎしたかゆき)は、反社会的取引解消の特別任務を命ぜられた。合併再編によって生まれたメガバンクの派閥争いに振り回されながら、峰岸が「巨悪」に挑む! 実際に広報部員として不祥事に対応した著者が、正義感溢(あふ)れる中堅バンカーの奮闘を描いた意欲作!(『統治崩壊』改題)
  • 月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室
    3.0
    泣く子も黙る東京帝大に、一風変わった講座が開講された。実際に起きた未解決事件を題材に、実地の推理を繰り広げる趣向だという。担当教官は、有名事件を次々と解決に導いた探偵・月輪龍太郎。集まったのは個性的な三人の学生たち。初々しい探偵の卵らは、四つの難事件を解くことができるか? 明治期の帝都東京を舞台にした、奇妙にしてスリリングな推理合戦。
  • 怪談部屋〈怪奇篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選8~
    3.3
    怪談というものは、理におちてはこわくない。あとで合理的解決というものをくっつけては面白くない。徹頭徹尾、荒唐無稽なものでなくてはならない。怪談を成功させるには、天才的文章力と、一種病的性格の持主でなければなるまい(著者)。奔放な想像力を縦横無尽に駆使した、まさしく風太郎奇想小説のこれが真髄。20篇収録。巻末に少年篇5篇と緊急追加2篇も同時収録!
  • 達磨峠の事件〈補遺篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選10~
    3.0
    本書には、著者のデビュー作である「達磨峠の事件」の他、様々な中・短編ミステリーを収録した。懸賞小説に応募して当選した作品や、ショート・コントの傑作。さらには、「青春探偵団」や「笑う肉仮面」の原型ともいうべき「青雲寮の秘密」と「肉仮面」。戦前・戦後の世相を背景にしながら、次々と発表した作品の数々。風太郎ミステリーワールド堂々の最終巻!
  • 男性週期律〈セックス&ナンセンス篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選7~
    3.0
    5人の医学生によって結成する「刺絡会」が、とんでもないことを始めた。男の性欲にも、ある一定の周期があるはずだ。この仮説を証明するため、3年間、交合と手淫を禁じ、自然に夢精する回数を調べるという。このバカバカしくも涙ぐましい実験の結末は……?(表題作)人間というものの悲しき限界を、荒唐無稽な発想で描く。SF的味わいのある17篇収録
  • 天国荘奇譚〈ユーモア篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選6~
    -
    奇想天外な悪戯を企む悪童4人が、寄宿舎・青雲寮の屋根裏に「天国荘」と名付けた遊び部屋を作った。彼らはそこを参謀本部と呼び、教師いじめのさまざまなアイデアを練る。最初の標的は数学の教師で、その名も糞便攻撃なる途方もない作戦だった(表題作)。度肝を抜く着想と空想力、大胆不敵な悪戯を奔放に描く、ユーモアと皮肉のきいた青春小説。他6篇収録
  • 戦艦陸奥〈戦争篇〉~山田風太郎ミステリー傑作選5~
    4.5
    日本海軍のシンボルとして不沈を誇りながら、瀬戸内海で謎の沈没を遂げた戦艦「陸奥」。その「陸奥」を巡り、巡洋艦「白馬」の艦長、設計者、そして砲撃を命じた旗艦の艦長の子供たちが辿った数奇な運命とは……。人間の繰り返す普遍的な愚行を、実際の事件を取り入れて描く(表題作)。―太平洋戦争末期から敗戦後の世相を背景に、極限下の人間模様を活写! 他10篇収録。
  • 黄土(こうど)の奔流
    3.7
    中国に渡って15年、破産した紅真吾(くれないしんご)は、危機から救った大手商社の支店長・沢井(さわい)から、儲け話に誘われる。揚子江を重慶まで溯り、豚毛を買い集めて帰ってくればぼろ儲けできるのだという。だが流域の治安は劣悪で、命の保証はない。一攫千金を狙う真吾は、短剣投げの名手・葉村宗明(はむらむねあき)ら素性の知れない八人の猛者と出立する――。手に汗握る傑作冒険小説。
  • いちばん悲しい
    3.9
    ある大雨の夜、冴えない中年男・戸沼暁男(とぬまあけお)が刺殺された。暁男の不倫相手の妄想女・真由奈(まゆな)、残された妻杏子(きょうこ)と子供たち、交友関係や家族を巡って真相に迫ろうとする女刑事・我城薫子(がじょうかおるこ)だが、一向に進展を見ない。しかし、事件捜査がついに暴いてはならない秘密をつきとめた。女たちの心の奥底にうずまく毒感情を描ききった、イヤミスを超える傑作!
  • 柳生石舟斎
    -
    剣聖・上泉伊勢守を柳生の里に迎えた宗厳(石州斎)は、剣聖の剣技に心酔し、師と仰ぐ。 戦国乱世の非道な殺し合い中で、「剣の道は、殺傷のみを目的にするのではない」と気づき、修練を重ねて、ついに秘技「無刀取り」を会得。その子宗矩は、将軍家の兵法指南として、柳生の剣を後世に伝える道を拓く。 天下の指南役、柳生一族の礎を築いた男の波瀾の生涯を描く。(『柳生一族』改題)
  • 忍びの者 忍び砦のたたかい
    -
    関ヶ原の役後、天下統一を目ざす家康は、冷酷非情なまでの豊臣潰しを画策。風雲急を告げる大坂城に、真田忍者群は精巧な手投げ弾、犬・猿・蛇から鼠まで奇抜な武器を駆使して、壮絶な死闘を展開した。
  • 忍びの者 真田忍者群
    -
    太地の浦で一番の鯨漁師・霧隠才蔵、山伏修行の三好清海、そして服部半蔵率いる忍者の群から生まれでる、海野六郎・筧十蔵。太閤秀吉の朝鮮の役を背景に、忍者伝説の生まれでる源流を鋭く抉った大作!
  • 忍びの者 五衛門釜煎り
    -
    忍者から足を洗った石川五右衛門は、妻マキと紀州雑賀(きしゅうさいが)で百姓暮らしを送る。だが、信長の死後覇権を握った秀吉の残忍な雑賀・根来攻めで、マキを殺された! 復讐に燃え、五右衛門は秀吉の首を狙ったが……。?
  • 春日局(三)
    -
    密命を帯びた福は伊勢参宮と清水寺詣でにと上洛して禁中に参内。従三位春日局の称号を賜った福は、家光の幕閣作りに参画し、大奥では家光の男色を直して多くの側室を配し、徳川の天下を築いていく。波瀾万丈の完結編!
  • 春日局(一)
    3.0
    「狙いは本能寺にあり」――明智光秀の采配で、幼い福の運命は一変した。父の非業の死、一家離散、激変する境遇の中、女が「天下を取る」には……。三代将軍家光の乳母として、大奥に威勢を振るった女の生涯を描く大作!
  • 猫の舌に釘をうて〈青春篇〉
    4.0
    “私はこの事件の犯人であり、探偵であり、被害者……”一人三役というアクロバティックな設定が、主人公の手記を通して、変奏されながら明らかになっていく華麗なる本格推理。同時に、この作品は、青春の傷(いた)みをせつなく感じさせる恋愛小説としての魅力も併(あわ)せ持つ(「猫の舌に釘をうて」)。ほかに、郷愁を誘う幻の珠玉短篇集『哀愁新宿円舞曲』を完全収録。
  • 都会の狼
    -
    「殺(や)ったのはおれじゃない。伊勢佐木(ザキ)町のジャックだ!」無実の叫びを残して絞首台に消えた死刑囚・小山。小山に恩のあるヤクザ・荒井は復讐を誓い、真犯人捜しに乗り出す。“ジャック”とは何者なのか。しかし、“ジャック”と関係のある人物が次々と殺され、荒井に容疑が。事件は意外な展開へ……。 霧島三郎、因縁の縺れを解く!
  • 偽装諜報員
    -
    薄汚い諜報活動を退いた矢吹貴(やぶきたかし)に、ふたたび過酷な事件が! 愛車ミニ・クーパーを爆破され、恋人・由紀子とともに『平和促進同盟(P・P・F)』に捕らえられたのだ……体内に毒を盛られ、組織の一員としての行動を強いられる矢吹。与えられた任務は、日本国防省の秘密計画をソ連に漏洩させないことだった! 求めざる死闘に身をさらす矢吹の運命は? アクション小説屈指の傑作!
  • 灯籠爛死行
    4.7
    瀬戸内の小さな漁村島での出来事だった。海ぎわにある流木小屋のなかで、従兄弟の山藤憲春は火につつまれた。なぜ、彼は爛死(らんし)せねばならなかったのか!? 二年後、「私」は茶室の設計を依頼された。そこで見せられた織部灯籠の来歴と、憲春の焼死事件とがからみ――(表題作)。魔が放つ、恐ろしくも妖しい美に惹きつけられる13作品。
  • 禽獣(きんじゅう)の門
    -
    立花春睦(たちばなはるむつ)は能楽のシテ方S流家元の次男である。彼は能楽に奥深い美を見いだしながらも、虚無を感じていた。能の世界を離れデザイン関係の会社に勤めた春睦は、妻を連れて日本海の漁村を訪れる。そこで起こった衝撃的な出来事が、二人の関係に裂け目を生み出す(表題作)。巡りくる宿命、まとわりつく情念を描いた10作品を収録。
  • 花夜叉(はなやしゃ)殺し
    4.0
    (魔物や。魔物の庭や)京都・南禅寺町の外れにある郷田(ごうだ)邸は広大な敷地に庭木が植えられ『花屋敷』とよばれていた。ここで数十年前に無理心中があった。むせかえるほどの香気を放つ花木で埋めつくされた庭が、男と女を狂わせる(表題作)。夢幻が彷徨(さまよ)い、時空を超えてゆらぎ立つ怪・魔の世界。古都の寺社を舞台にした10作品を収録。
  • 日常世界を哲学する~存在論からのアプローチ~
    4.0
    存在論とは、何かが「ある」とはどういうことかを考える哲学の一大分野。ある事実が成立するためには何が存在し、存在するもの同士はどんな関係にあるかを問題にする。例えば「安倍内閣は辺野古移転を正しいと信じている」という時の「信念」の主体は誰か、「パワハラ」は社会の中でどうあるか、「KY」の「空気」とは何かなど、世界がよって立つ基礎を考察する。哲学の最前線へ導くスリリングな講義。
  • 満潮
    3.6
    大学生・茶谷は、結婚式場でのバイト中、美しい花嫁・眉子に一目惚れをした。彼女を分かってあげられるのは僕だけだからと、夫の会社に潜り込んで近づいていく。しかし、人を喜ばせることに依存して生きる眉子には、その過剰な自意識すら満たすべき対象となっていた――。過去の記憶も呼び起こし、思いのすれ違いが生んだひずみは、――暴走を始める。
  • 獣(ウルフ)たちの黙示録(下)死闘篇~エアウェイ・ハンター・シリーズ~
    -
    ソ連の最高軍事機密を奪取し、クレムリン要人一家の亡命を幇助せよ。さらにKGB幹部3名を暗殺せよ――遂行不可能とも思える数々の密命を受け、鉄のカーテンの向こうへの潜入を図る西城秀夫。だが、その動向はすでにKGBに察知されていた。組織を挙げての襲撃に絶体絶命の窮地へ追い込まれる西城の運命は!? 殺人機械の最後の戦闘を描くシリーズ最終章!
  • 獣(ウルフ)たちの黙示録(上)潜入篇~エアウェイ・ハンター・シリーズ~
    4.0
    西城秀夫は、アフリカのザンビアでハンティングを楽しんでいた。命がけの闘いで次々に大物を斃す彼のもとに、警察庁から緊急連絡が入る。50億円という報酬額以外、何も知らされないままアテネへと飛ぶ西城。やがて複数の連絡員から細切れに伝えられる密命――それは、究極の殺人機械・西城をもってしても、絶望的なまでに困難な任務の数々だった。
  • 不登校・ひきこもりの9割は治せる~1万人を立ち直らせてきた3つのステップ~
    4.2
    統計上、クラスに1人はいる不登校の生徒。きっかけは様々だが、ほとんどの場合は家にひきこもってしまう。学校や行政機関などのサポートは不足しており、2019年に起きた農水省元事務次官による息子の刺殺事件も、この問題の延長線上にある。適切な支援があれば、防げたであろう事態なのだ。若者のひきこもりに30年以上向き合い続けてきた著者が、独自に開発した「規則」「責任」「自律」の3ステップモデルを公開。
  • キッド・ピストルズの冒涜~パンク=マザーグースの事件簿~
    4.3
    1~5巻880~990円 (税込)
    50年間、家から一歩も出なかった老婆はいかにして毒殺された? 動物園園長が残した死に際の伝言の意味は? 他にも有栖川有栖氏絶賛のシリーズ中の白眉「曲がった犯罪」、レゲエ・バンドの見立て殺人「パンキー・レゲエ殺人」を収録。名探偵が実在するパラレル英国を舞台に、パンク刑事キッド・ピストルズの推理が冴える第一短編集が改訂新版で登場!
  • 街を歩けば謎に当たる~日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作家アンソロジー2~
    4.0
    日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作家によるアンソロジー第2弾! 海野碧、両角長彦、石川渓月、川中大樹、前川裕の五名が「街」をテーマに競作。旧型ポストがある田舎の街から基地のある街、さらには新宿ゴールデン街まで――その場所ならではの5つの「謎」。個性豊かな著者たちによる、バラエティーあふれる短編傑作集!
  • 大マスコミが絶対書けない事 この本読んだらええねん!
    4.0
    1巻880円 (税込)
    「ここに書いた話は、本来国民全員が基礎知識として共有しているべき話です。ところが、誰も知りませんよね。なぜならここに書いた本当のことについて、大手マスコミは絶対に伝えないからです。この本は、そんな現代の大手メディアが垂れ流す意図的かつ歪んだ情報から身を守る盾と、時代を生き抜く剣をあなたに授けるものです」(著者)。安倍政権から年金、北朝鮮・北方領土問題まで、大マスコミが報じない「真実」を伝える!
  • 揺らぐ街
    3.0
    東北に甚大なる被害をもたらした地震は、東京をも揺るがした。震災をきっかけに小説が書けなくなった桜城葵、被災地出身の作家で、いまは筆を折っている武山洋嗣。二人の担当編集者である山下亜依子は仙河海市を訪れた。葵の取材に同行するとともに、武山を探し出し、震災と向き合った作品を書かせるために――。それぞれの思いが込められ、作品が紡ぎ出される。
  • 毎日読みたい美智子さま~愛が生まれるおことば81~
    5.0
    50年以上にわたる皇室記者生活で、「民間侍従」の愛称もある皇室ジャーナリスト・松崎敏弥氏。その膨大な取材記録から選び抜いた、美智子さまの“勇気が出るおことば”が一冊に! 苦悩のなか考え尽くしたうえで生まれた解決策、膨大な読書量と人間観察から生まれたユーモア、愛情あふれる叱咤激励の数々――。美智子さまがいつもそばにいる。ページを繰る、心にふれる――。ご成婚直後に書かれた“美智子さまの恋文”も全文掲載!
  • 探偵・竹花 潜入調査
    -
    約20年前、金融会社社長が事務所で金庫破りと鉢合わせをして刺殺された。社長の娘から依頼を受けた探偵・竹花は、情報を受け犯人と思われる男が暮らす新潟に赴く。だがその男の身辺を探っていくうちに、竹花の周りで不可解な出来事が次々と起こる……。(表題作) しぶとく、そしてクールな男・竹花が、人間の悲しい性と心に寄り添い事件を解決する、珠玉の全4編!
  • ボディ・ピアスの少女 新装版~探偵・竹花~
    -
    夏の深夜、探偵・竹花は男に襲われていた少女・夏子を助けるが、ボディ・ピアスをした彼女は翌朝消えていた。殺人事件の新聞記事に、夏子の所持品の写真と同じ男を見つけた竹花は、被害者の家を訪れる。夏子は大手企業会長の孫だった。会長からの依頼で失踪した夏子とその兄の行方を追う竹花。だが彼の前に、新たな殺人が……。人気シリーズ第一作が新装版で登場!
  • 冷たい手
    3.6
    雨の音が聞こえる。冷たい手が伸びる――。アパレル店員として働く朱里には、隠し続ける「あの日」の過去があった。「あの日」が近づき、同じ過去を共有する典子が婚約の報告に訪れた。しかしその一か月後、典子は何者かに殺害されてしまう! 典子を殺したのは誰か。「あの日」に何があったのか。複雑に絡み合う真実の末に潜むのは、衝撃のラスト――!
  • 木足(もくそく)の猿
    -
    明治9年の横浜で、瓦斯(ガス)灯の鉄柱に英国人の生首がさらされた。居合の達人にして左足が義足の男・奥井隆之は、親友の仇を追い放浪していたが、連続殺人の背景にその仇がいると聞きつけ、事件の真相に迫っていく。思惑が入り交じる謎の先に、友の復讐を誓った奥井は何を見るのか――。第20回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞の傑作長編!
  • 殺人は女の仕事
    -
    大手出版社に勤務する志賀子は、幾人もの一流作家を抱える敏腕編集者として忙しい日々を送っていた。そんな折、ミステリー作家志望の美しい青年に出会い、少女のように胸をときめかせ、彼との将来を夢見るようになった。だが、青年が妻帯者だと知ったとたん、殺意が……。著者の体験に基づく表題作などミステリー本来の洗練された味わいが光る珠玉の8編を収録!
  • 面影橋まで
    -
    江戸は水の都だった。そして、水際にはたくましく生きる市井の人々の暮らしがあった。夜鷹を運ぶ船頭、橋を渡ることを禁じられている質屋の息子、母を失い船宿で働く幼い娘、水茶屋に売られて船宿の主に囲われた女……。『武士の家計簿』『武士の献立』の脚本家で小説家でもある著者が水にまつわる人々の物語を描いた七編を収録した心を打つ一冊。
  • 吃音の世界
    4.4
    吃音は、最初の語を繰り返す「連発」(ぼ、ぼ、ぼ、ぼくは)と、最初の言葉を引き伸ばす「伸発」(ぼーーーくは)と、言葉が強制的に発話阻害される「難発」(………ぼくは)の三種類がある。吃音症の人は100人に1人の割合で存在し、日本では約120万人、世界では約7000万人いると言われているが、近年、時代の変化の中で吃音者をめぐる状況にも変化が生じている。幼少期から吃音に悩み苦しんできた医師が綴る「吃音の世界」とは。
  • 襷(たすき)を、君に。
    4.0
    倉本歩は港ヶ丘高校1年。テレビで見た同い年の庄野瑞希の走りに圧倒され、彼女のように走りたいと陸上部に何とか入部するが、他の部員たちについていくのも大変だ。ある日、その瑞希が同じ高校に進学していることを知る。しかし、憧れた彼女にかつての面影はなく――。走ることが大好きで、仲間を思い、笑い、時に泣き、駆け抜けていく少女たちの青春駅伝小説。
  • ぶれない軸をつくる東洋思想の力
    3.5
    東洋思想の根源は内側を重視すること。自分の心のあり方がどうなのかが非常に重要、と考えます。東洋思想では、「外側にあるものもすべて内側の産物、心の産物である」と説いている。そういう意味では、西洋近代思想とはずいぶん違います。西洋近代思想では、基本的に外側が重要だと考えますから。もちろん、外側を良くすることが重要だというのも否定してはいけない。両方とも大事。相互補完関係にあるのです。(本文より抜粋)
  • 丹波家の殺人 新装版~黒星警部シリーズ4~
    4.0
    建設会社のワンマン会長・丹波竜造が、ヨットでの航海中に遭難した。葬儀が行われた当日、長男が密室状況の仏間で謎の死をとげる。密室好きで知られる白岡署の黒星光警部が駆けつけるが、しかし、それは丹波家を襲う連続密室殺人の幕開けにすぎなかった――。遺産相続を巡る悲劇に、“迷警部”黒星が挑む。異色の長編ミステリーが大幅加筆修正のうえ新装版で登場。
  • 二軍監督の仕事~育てるためなら負けてもいい~
    4.2
    プロ野球の東京ヤクルトスワローズ、メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックスでクローザーとして活躍し、韓国、台湾、BCリーグでもプレー経験を持つ現役二軍監督の著者が、定評のある育成・指導方法と、野球の新たな可能性を語りつくす。ヤクルトファンだけでなく、すべての野球ファン、指導者、プレーヤーも面白く読める一冊。
  • 自炊力~料理(レシピ)以前の食生活改善スキル~
    3.8
    「買い物に行き、その場で献立を考えられる」「食材の質と値段のバランスを考えつつ、買い物ができる」「買った食材と家にある食材を取り混ぜて、数日間の献立を作り回していける」「なおかつ栄養バランスを考えられる」――フードライターの著者は、上記の能力を「自炊力」と名付けた。テレビの料理番組の活用法から正しい買い物のテクニックまで、「自炊をはじめたい」人が、今日から取り組める食生活改善法を徹底網羅!
  • オリンピックと東京改造~交通インフラから読み解く~
    -
    1964年の東京五輪の前には、多くのインフラが整備された。首都高速道路や東海道新幹線は、その代表例だ。東京五輪に向けて進められたインフラ整備は、「都市改造」や「交通革命」とも呼べるほど大規模なものだった。五輪の大会経費(約265億円)の約36倍にあたる約9608億円が「五輪関連事業」としてインフラ整備に投じられた。(中略)インフラ整備を進める口実として、五輪が「利用」されたのだ。(「はじめに」より)
  • 弱気の蟲~松本清張プレミアム・ミステリー~
    4.0
    1巻880円 (税込)
    20年近く地道にある省の役人を勤めてきた川島留吉は、ふとしたきっかけで役人仲間と麻雀を始める。麻雀が弱い川島は負けが込み続けるが、ある日、川島の官庁に出入りの外郭団体の職員から自宅での麻雀に誘われる。そこから川島の地獄の日々が始まった――。(表題作) 俳句仲間と野鳥の声を録音しに行った軽井沢での殺人事件を扱った「二つの声」も収録。
  • 告訴せず~松本清張プレミアム・ミステリー~
    3.7
    1巻880円 (税込)
    選挙に出馬する義弟の不透明な資金3000万円を持ち逃げした木谷省吾。逃避行の間に温泉旅館の女中・お篠から、群馬県比礼神社の、農作物の出来高に関する占いがよく的中するという話を聞く。木谷は占いに従い小豆相場へ投資、大儲けをする。そして新しい人生を始めるため、さらに大きな利益を狙うのだが……。騙し騙され、人間の欲望が渦巻く超一級のサスペンス!
  • 網

    4.3
    1巻880円 (税込)
    作家の小西は、戦友が社長を務める地方紙に、小説の連載を始めた。原稿料に上乗せされる20万円の裏金は、選挙違反で指名手配中の元見習士官の逃走資金なのか。その逃亡犯が白骨死体となって発見され、さらに、第2の殺人事件が起きた――。旧軍隊の人間関係が色濃く残る昭和という時代。選挙という血みどろの争いを背景に、人間の絆と情念を描く傑作長編推理!
  • 人形の影
    3.0
    東京を離れた別荘地で、自動人形の発明に没頭する偏屈な父親・南瀬隆と、その世話をする健気な年頃の娘・蔦子。横暴な父の言動に翻弄されながらも、新しい時代の生き方を模索する若い女性の姿を描いた異色作。あの半七捕物帳の執筆開始からほどなくして、読売新聞に連載されたまま、ついぞ単行本化されることがなかった幻の長編が、100年の時を経て初刊行!
  • 僕らの青春~下町高校野球部物語~
    3.0
    1巻880円 (税込)
    下町高校は、伝統ある進学校だ。大学進学に向け、クラブ活動も自粛して勉強一辺倒。そんな高校生活に疑問を抱いた2年生3人が、野球の巧い生徒を集めて対外試合をしようと画策。3年生のエースを口説き落とし、チームを結成した彼らは、社会人野球チームとの練習で、その実力ぶりを発揮する。受験のため、青春を犠牲にしてしまうことに反旗を翻した奮戦記。
  • アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか?~心をつかむニューロマーケティング~
    3.5
    消費者への聞き取りやモニタリング調査のマーケティングは終わった。今や「脳」を見て無意識のニーズを探る科学の時代だ。商品開発の鉄則は人々が自分でも気が付いていない「欲求」を呼び覚ますモノを提示すること。そのための、より確実で効率的な戦略がニューロマーケティングである。「新奇性」と「親近性」、「サプライズ」、「計画的陳腐化」、「単純接触効果」、「他者の力」。最新の認知研究によるヒットの方程式を大公開。
  • 狼は復讐を誓う~エアウェイ・ハンター・シリーズ 第二部アムステルダム篇~
    -
    1巻880円 (税込)
    日本政財界のブラックマネーを強奪していたイスラエルの組織は、アラブ・ゲリラへの報復機関“シオンの星”だった。“シオンの星”パリ支局を壊滅させた警察庁の秘密捜査官・西城秀夫は、ついにヨーロッパ総局を標的に定める。アムステルダムからフランクフルト、コペンハーゲンへ――。鋼の肉体と冷徹な精神で、巨大組織に単身、最後の闘いを仕掛ける西城の運命は!?
  • 狼は復讐を誓う~エアウェイ・ハンター・シリーズ 第一部パリ篇~
    -
    1巻880円 (税込)
    警察庁からの依頼を受け、西城秀夫はヨーロッパへと飛ぶ。政府要人や財界の大物がスウィス銀行に預けた隠し金が、次々と強奪されていた。そこにはイスラエルの秘密組織が関わっているらしい。その組織の正体を突き止め、壊滅せよというのだ。パリへと金を引き出しに向かった不動産会社社長を囮に、西城は組織の中枢へと食い込んでゆく――。超絶アクション巨編!
  • 唇に微笑 心に拳銃
    3.0
    1巻880円 (税込)
    若林誠、29歳。一介の営業マンとして働きながら、脳裏には暗く巨大な野望を秘めていた。格闘技と銃の腕前を磨き、ついに行動を開始する。現金輸送車襲撃、資産家が貯め込んだ脱税金の強奪――次々と凶悪な犯罪を重ね、大金を掴むが、その欲望はとどまることがなかった。次なるターゲットは30億円の現ナマ。だが、背後には怪しい男たちの影が忍び寄っていた……。
  • 一度太るとなぜ痩せにくい?~食欲と肥満の科学~
    5.0
    「太るのはイヤ」と思っている人は多い。また、一度太るとなかなか痩せられないと実感している方も多いのではないだろうか。肥満そのものは病気ではない。しかし、糖尿病や高血圧、高脂血症を始め、肥満は様々な疾患の原因になっているだけでなく、心筋梗塞や脳卒中など、死と隣り合わせの重篤な疾患を引き起こす。そして現在、日本や世界では「健康を損なう肥満」が蔓延しつつある。健康に生きるヒントとは? 最新の知見を報告。
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~
    3.9
    素朴なギモンは貴重な情報源/人に説明して自分の理解を深める/異分野の知恵を借りて停滞を破る/想定外の問いで本音を引き出す――記者から「週刊こどもニュース」キャスターへ“左遷”されるも、お茶の間の人気を獲得し、「分かりやすさ」を武器にしてフリージャーナリストに転身した著者が、普段の環境を離れ、領域を跨いで学び続けることの効用と、積極的に“移動”することの重要性を説く、私たちのための「越境のススメ」。
  • 人生後半の幸福論~50のチェックリストで自分を見直す~
    4.0
    ある調査によれば、現在40歳以上の人の半数以上が95歳まで生きるという。まさに人生100年時代。人類がいまだ経験したことのない超長寿時代、働き盛りの40代、50代は、まだ人生のハーフタイムに過ぎない。人生を見つめ直し、これからどう生きるかを考え、軌道修正する。それが残りの半分を充実して生きることができるはずだと著者は説く。これから黄金期を迎えるための方法を、平易なチェックリスト形式で案内する。
  • デザインが日本を変える~日本人の美意識を取り戻す~
    4.3
    2009年、経営危機に陥り、米企業傘下から外れた小さな自動車会社では、久々に日本人デザイン部長が誕生。全車種のデザインプロセス一新を断行し、新製品は欧州を中心に海外市場で人気を獲得。マツダのモノづくりの根底にあるコンセプトの「魂動」は、今や海外メディアからも“KODO”と呼ばれるほどの地位を確立した。一地方の企業が世界と戦えるのはなぜか。これからの製造業の在り方を体現するリーダーの哲学がベールを脱ぐ。
  • 街は謎でいっぱい~日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作家アンソロジー~
    3.0
    日本ミステリー文学大賞新人賞が誕生してから20年。幅広く活躍を続ける受賞作家から、大石直紀、岡田秀文、新井政彦、望月諒子、嶺里俊介の5名が「街」をテーマに競作。普段、ぼんやりと見えている風景、行き交う人たちの何気ない行動……その中に数々の謎が潜んでいる。5つの味わい深い短編を収録した、珠玉のアンソロジー第1弾!
  • こんなこと書いたら日本中を敵に回す本~禁断のアホワールドへ~
    4.0
    1巻880円 (税込)
    「この本は敵を作るためのものではありません。私に『敵』と名指しされた人々が社会の行く末を考え、目先の利益よりも未来の日本の幸せを願って自らの権利を行使する、そのための参考書です」(著者)。「FLASH」で連載中の「ニュース食い倒れ!」をまとめたシリーズ第4弾。辛坊流年金改革案から安倍一強政治、北朝鮮の暴走、役所のアホな規制など、東京のマスコミが報じない「ニュースの真実」を辛坊節で斬りまくる!
  • かいぶつのまち
    3.0
    1巻880円 (税込)
    演劇全国大会の前日、出演予定の部員たちが何故か次々と体調を崩す。さらに、上演予定の作品「かいぶつのまち」と同調するかのように、主役の女生徒に凶器のナイフが届けられ、せっかくの晴れ舞台はだいなしに! 後輩たちの芝居を観に来た劇団「羅針盤」の元メンバーは、この騒動の背後に潜む「かいぶつ」の姿を探し始める――。人間の「悪意」と「壁」を描く傑作青春推理。
  • 乱十郎、疾走(はし)る
    -
    秩父・大嶽村に暮らす乱十郎。村の若い者を集め「乱鬼党」を作り、日々剣の稽古や畑仕事にいそしんでいた。あるとき、仲間だった由利ノ丞が、乱十郎の態度に腹を立て、党を飛び出した。導かれるように、運命が動きだし、十六年前の事件の真実が明らかになる……。神ならんとする相手に立ち向かうことを決意した、一人の青年が疾走り出す。
  • 東大生となった君へ~真のエリートへの道~
    4.1
    東大を出て活躍する人、活躍しない人。その違いは何か?――「東大卒」という人生の落し穴/「エリート」という言葉の誤解/競争社会で見失う「自分の人生」/なぜ、東大卒に「活躍する人材」が少なくなったのか/東大卒の人材が抱く錯覚/活躍する人材が持つ「五つの能力」/実社会における「優秀さ」とは/人事部が東大卒を採用する「本当の理由」/高校時代の「頭の良さ」は何も保証しない/「知識」が価値を失う時代
  • 美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。
    4.7
    1巻880円 (税込)
    『“隠れビッチ”やってました。』の著者が描く実話コミックエッセイ。イラストレーターになる夢がかなわないこと、ひいては自分が幸せでないことを、運や他人のせいにして妬んだり憎んだり「何者かになりたい」ともがいていた著者が見つけた答えとは――。実践したセルフカウンセリングの方法をわかりやすく漫画化するとともに、なぜ「あの子」が憎いのか、なぜ問題が起きたときに必要以上に傷ついてしまうのかなどを掘り下げる。
  • 砂丘の蛙
    4.0
    1巻880円 (税込)
    殺人事件を起こした崎津直也が刑期を終えて出所した直後に神戸で殺された。その直後、9年前に崎津を逮捕した刑事の片倉康孝も何者かに刺される。崎津から届いた手紙に書かれていた、「砂丘の蛙」という謎の言葉、戸籍には載っていない「妹」の存在。事件の渦中に巻き込まれた片倉は、捜査本部から外されても地道な捜査を続け、神戸、鳥取へと足を運ぶ。傑作推理小説。
  • 漏洩~素行調査官~
    3.7
    1巻880円 (税込)
    株のインサイダー取引事件を捜査していたベテラン刑事・戸田が、突然の解任辞令を受け退職に追い込まれた。疑惑をかけられたまま病に倒れた戸田。彼を慕う元部下の沢井は、事件の背後に暗躍する警察上層部の黒い人脈に気づく。「警察の中の警察」監察チームの3人は、孤立無援の沢井を助け、私腹を肥やし続ける巨悪へと斬り込んでゆく。大ヒットシリーズ第3弾!
  • ビッグブラザーを撃て!
    4.1
    1巻880円 (税込)
    一人の会社員が巨大組織の陰謀に立ち向かう! ソフト開発会社社員・石黒悠太は、目の前で変死を遂げた友人から、1枚のディスクを託された。中には、スーパーコンピュータを駆使しても解読に50年はかかる、世界最強の暗号ソフトが。国際的謀略組織〈ビッグブラザー〉の魔手が、悠太と家族に迫る――。 圧倒的なリアリティ! 冒険小説界の大器、衝撃の処女長編!(『『暗号』(阿由葉稜名義)』改題)
  • ストールン・チャイルド~秘密捜査~
    -
    1巻880円 (税込)
    老夫婦の連続変死。不慮の事故で愛妻を失った刑事・外岡が極秘で捜査に乗りだした。警察の杜撰な対応が明らかになり、外岡は老夫婦の会社を引き継いだ男に狙いを定めるが――。過去に起きた2つの乳児連れ去り事件。10歳で拉致され9年間、監禁された女優。いくつもの事件が交錯し、浮かび上がる意外な真相とは!? 結びつくはずもない、異国の政情との関連は!?
  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~
    3.8
    なぜ各社がこぞってスマートスピーカーの販売に乗り出したのか?――人工知能の研究開発者が語る、第3次人工知能ブームの終焉の可能性とディダクション(演繹法)による第4次人工知能ブームの幕開け。人工知能の次の5年、10年、20年を正しく理解できる決定版!
  • 図解 なんかへんな生きもの
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Twitterで大反響! 身近な生きものの意外な生態や、珍しい動物の生きざまが小ネタ&パロディ満載の図説になりました。洗わないしクマでもない「アライグマ」、秋を告げる肉食処刑人「モズ」、考える触手を持つ「マダコ」、世界一無防備な鳥「カカポ」、『シン・ゴジラ』のモチーフ「ラブカ」、地下王国で集団生活を営む「ハダカデバネズミ」など全40種を掲載。キュートでシビアな生きものワールド、お子様にも人気です。
  • まんが ケトン体入門~糖質制限をするとなぜ健康になるのか~
    完結
    4.5
    全1巻880円 (税込)
    2016年上半期Amazonランキング大賞3位の新書『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』(宗田哲男著・光文社)が、さらにわかりやすくパワーアップしてコミック化。ダイエットのほか、糖尿病、ガン、アルツハイマー病、うつ病治療などの分野でも注目をあびるケトン体とはいったい何か? なぜケトン体で健康になれるのか? どうすればケトン体質になれるのか? そのメカニズムを日本一やさしく読み解く。
  • 笑われる勇気
    3.7
    2017年秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、「世界一ゆるい自己啓発本」を刊行しました。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる1冊。ここには、建前だらけの世の中に生きにくさを感じているすべての現代人に効く「考え方」が満載です。※インターネットで大反響の「ゆるゆる人生相談」の新作108本も収録しています。
  • いまのはなんだ? 地獄かな
    -
    1巻880円 (税込)
    家庭には無縁と思い込んでいた小説家の愛葉條司の考えは、娘・愛の誕生で一変する。妻の志帆と共に成長を愛しく見守る日々の中、己を必要とする存在があることを知ったのだ。だが、愛が間もなく3歳になるころ、異変は突如降りかかる。その引き金は、志帆の抱える深い闇だった……。親と子、妻と夫、男と女。流れていく生の中で逃れえぬ関係を鮮烈に描く衝撃の長編。
  • ニッポンの穴紀行~近代史を彩る光と影~
    3.0
    「日本各地に残る廃虚や歴史的な遺構を見て回ることで、明治以降、この国が経てきた近代化の経緯に思いをはせ、自分が今までに気づかなかった別の一面に光を当てられるのではないか。そんな風に思ったのだ」(「はじめに」より)。軍艦島、国立国会図書館、黒部ダム、諏訪之瀬島、糸数壕……。トンネル、炭坑、地下世界etc. 北海道から沖縄まで、日本の近代化の過程で「忘れられた場所」をめぐる、12の旅の記録。
  • ねじ曲げられた「イタリア料理」
    4.3
    ピッツァはアメリカ生まれで、トマトソースはイタリアの伝統料理ではなく、オリーブオイルは偽装だらけ!? いまあなたたちが信じているイタリア料理の常識が、ねじ曲げられたものだったとしたら、どう思われるだろうか? イタリアで最も長い歴史を持ち、世界約150カ国に支部を持つ文化団体、ダンテ・アリギエーリ協会の東京支部会長を務める在日イタリア人による痛快料理エッセー。読めば、イタリアの「本当の」食文化がわかる!
  • 三成の不思議なる条々
    4.0
    たかが20万石の身代である石田三成が、なぜ西軍の大将として指揮をとったのか? 西軍、東軍、どちらに道理があったのか? 関ヶ原の合戦から30年、当時を知る人々を訪ね歩く町人がいた。『関ヶ原合戦大名衆振舞ノ子細』としてまとめられた一冊から浮かび上がる歴史の真相とは!? そして、敗軍の将・三成について、町人を使って調べさせた「さるお方」の思惑は!?
  • ロボットアニメビジネス進化論
    3.8
    「すべてはビジネスのために。だがそれだけではない。決して。」――作家・月村了衛氏推薦! 第一人者による、ロボットアニメと、その玩具・模型に関する進行形のビジネス史。マーチャンダイジングがなければ、マジンガーZもガンダムもマクロスも存在しなかった?
  • すべてのものをひとつの夜が待つ
    3.4
    本州最南端の半島沖の孤島に建つ巨大な洋館。ここに集められたのは、館を所有する満喜家の血を引く人間とそのパートナー、5組10人の男女だった。10日の間に館内から巨大ダイヤを発見した者だけが、莫大な財産を相続できるというのだ。外部との接触を断たれた中、謎に満ちた宝探しが始まる。そして幕を開ける連続殺人。壮麗にして昏く艶やかな、物語の迷宮へ――。
  • 大下宇陀児 楠田匡介~ミステリー・レガシー~
    3.5
    ミステリー文学資料館は、日本の探偵・推理小説の書籍や雑誌を収集保存し、研究者や一般読者の利用に供するために1999年4月に開館しました。本書は“遺産”ともいえるその膨大なコレクションより、戦前から人気作家として活躍した大下宇陀児と、トリックに執着し続けた楠田匡介のレアな長編2作を選りすぐり、さらには2人の共作も加えた傑作アンソロジー!!
  • 新廃線紀行
    4.0
    1巻880円 (税込)
    廃線旅行は、鉄道の歌枕を訪ねる旅である――。“現代の芭蕉”嵐山光三郎が、消えた鉄道の残影を求め、全国26路線を踏破する痛快紀行。重要文化財を擁する絶景廃線に、ご当地グルメと温泉を堪能する極楽廃線、追悼旅行で訪れた朽ちゆく思い出のローカル線……。苔生した線路を辿ってみれば、よみがえるのはムカシの匂い。読めばあなたも、きっと廃線の虜になる。
  • コミュ障腐女子、ダイエットに成功しました
    完結
    4.2
    全1巻880円 (税込)
    運動嫌いで食べること大好き、面倒くさがりな腐女子の私。自分はぽっちゃりだと思ってたけど、気付けば体の約半分が脂肪!! 一念発起してダイエットを始めるも、運動はしたくないし、食べることも諦めたくない! 泣いたり落ち込んだりしながら、持ち前の粘り強さで心にも体にも負担をかけないダイエットを模索するうちに、たどり着いた結論とは……。pixivで人気の著者による15キロやせのルポマンガ待望の書籍化!
  • 犬坊里美の冒険
    3.6
    1巻880円 (税込)
    衆人環視の総社神道宮の境内に、忽然と現れて消えた一体の腐乱死体。容疑者として逮捕・起訴されたホームレスの冤罪を晴らすために、司法修習生・犬坊里美が活躍する! 里美の恋と涙を描く青春小説として、津山、倉敷、総社を舞台にした旅情ミステリーとして、そして、仰天の大トリックが炸裂する島田「本格」の真髄として、おもしろさ満載の傑作司法ミステリー!
  • ネットメディア覇権戦争~偽ニュースはなぜ生まれたか~
    4.0
    フェイスブック上の偽ニュースがトランプ大統領を誕生させた?/DeNAのWELQ問題は起こるべくして起きたのか?/「マスゴミ」と言う人ほど、なぜ偽ニュースにコロリと騙される?――偽ニュースを生み出す背景や構造を明らかにした上で、Yahoo!、LINE、スマートニュース、日経、ニューズピックスという5つのニュースメディアを中心に、スマホを舞台にしたニュースを巡る攻防を描く。
  • 雪の鉄樹
    4.1
    祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、20歳の頃から13年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。遼平の祖母から屈辱的な扱いを受けつつも、その傍に居るのは、ある事件の贖罪のためだった。雅雪の隠してきた過去に気づいた遼平は、雅雪を怨むようになるが……。愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。本の雑誌『おすすめ文庫王国2017』第1位!
  • イ・ボミはなぜ強い?~知られざる女王たちの素顔~
    5.0
    【祝!イ・ボミ二年連続・賞金女王】日本女子ゴルフ界を席巻し、賞金女王を最後まで争ったイ・ボミ、申ジエ、キム・ハヌルら韓国人ゴルファーたち。彼女たちはなぜ日本に来たのか。なぜ強くてうまいのか。ゴルフ環境はもちろん、日本という国をどう見ているのだろうか。人気と注目を集める彼女たちの実像と、その人気の秘密を、日韓横断取材で解き明かすスポーツノンフィクション――。
  • 視力を失わない生き方~日本の眼科医療は間違いだらけ~
    4.3
    海外で修業を積み、数々の治療法を開発。海外の学会で最高賞を20回受賞の「眼科界のゴッドハンド」が語る、日本の眼科の真実。眼に関する日本の非常識、時代遅れを斬る! 併せて最善の治療法を解説。大学病院、総合病院は練習病院と心得よ/白内障も緑内障も真に優秀な眼科外科医なら治せる/「手術はもっと後で」「薬で様子をみましょう」にだまされてはいけない/レーシックの真実/眼球体操は危険/眼は水で洗うな…etc.
  • “隠れビッチ”やってました。
    完結
    4.5
    全1巻880円 (税込)
    男にチヤホヤされることで自分を満たしていた著者が、本当の自分を取り戻すまでの10年記。あなたの周りにもいるかもしれない“隠れビッチ”の生態をコミカルに描くだけでなく、“隠れビッチ”としてしか生きてこられなかった主人公が、自信のなさやコンプレックス、毒親との関係に必死で向き合う姿を描く。笑えて、苦しくて、やっぱり笑えて、ラストの切なさに身もだえる実話コミックエッセイ。
  • インサート・コイン(ズ)
    3.8
    ゲーム誌ライターの柵馬は、新たな記事を書くために、日夜奔走する。動くキノコを求めて奥多摩へ。共にゲームに明け暮れた初恋の人が抱えていた秘密。尊敬する先輩ライターが残したメッセージの意味は? 憧憬は現実に直面し、諦観に押し潰されそうな日々に、僕たちはどんな希望を抱けるのか? 往年の名作ゲームを題材に描く、シニカルでほろ苦い5編の青春ミステリー。
  • RAPIAN(上・下合冊版)~犯された地球~
    -
    近未来、世界的に凶悪なレイプ事件が増え、警視庁にも専門の捜査班が誕生した。しかし犯罪は後を絶たない。田中光二は、男と女の性が最も生々しく現出するレイプ事件に、SF作家の視点を採用した。一見、冒険アクション小説、SFとしての深味を合わせもつ 驚天動地のアドベンチャー・ホラー巨編。上・下巻合冊版。
  • ファミレスよりおいしい 家ごはんの基本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビ、雑誌で活躍中の料理家・上島亜紀さんが、「野菜をゆでるときの塩加減」「肉・魚の焼き方」から「落としぶたの使い方」など、今さら人には聞けない料理の基本を紹介。登場する「コツ」はどれも簡単で、ラクチン、手間いらず。けれど、いつもの料理が格段においしく、「ごちそう」に変身する優れものばかりです。「ママのごはんがいちばん!」。子どもが家のごはんをもっと好きになるレシピ本です。

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