吃音の世界

吃音の世界

880円 (税込)

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吃音は、最初の語を繰り返す「連発」(ぼ、ぼ、ぼ、ぼくは)と、最初の言葉を引き伸ばす「伸発」(ぼーーーくは)と、言葉が強制的に発話阻害される「難発」(………ぼくは)の三種類がある。吃音症の人は100人に1人の割合で存在し、日本では約120万人、世界では約7000万人いると言われているが、近年、時代の変化の中で吃音者をめぐる状況にも変化が生じている。幼少期から吃音に悩み苦しんできた医師が綴る「吃音の世界」とは。

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吃音の世界 のユーザーレビュー

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Rated 4.4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    当事者のみならず、その他の人が読んでも分かりやすく書かれておりとても勉強になりました‥

    本書は吃音について薬のこと、対策、社交不安、これまでの歴史、実際の相談事例等についても触れられており、吃音に関する様々な知識を学ぶことができます!

    個人的には社交不安についての記述が読めて満足

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    2023年03月10日

    Posted by ブクログ

    吃音で悩む人だけでなく、全く吃音とは無縁な人生を送っている人にとっても、わかりやすく心に響くメッセージや発想が散りばめられていて。私は好きです。

    0
    2021年09月02日

    Posted by ブクログ

    吃音の生徒が自分の担当しているクラスにいるため、その子のことを知るきっかけに、読んでみました。

    吃音のことを私自身、誤解していました。努力でなんとかできるものだとか、治すことのできるものだとか、いろいろな面で自分のイメージだけで判断していたのだなと思いました。
    この本を読み、そういった誤解を解くき

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    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    吃音の治療の歴史や、本人の吃音のこと、また吃音外来の実際のケースについて触れている。

    この本を読んで驚いたこと:吃音について本人に話すと悪化するという話をよく聞くが、むしろちゃんと説明したほうがよいというのは驚いた。
    この本を読んで実践すること:子が吃音を持つ場合にはしっかり話をして向き合おうと思

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    2023年01月25日

    Posted by ブクログ

    難発性の吃音もちです。
    吃音でかかっている心療内科の先生に勧められて読みました。

    この本の序盤の「作者の体験」の部分は、本当に共感しかありません。
    今までずっと吃音が普通だったので「吃音じゃない人って、どうして吃音の人がこんなことするのかわからないんだ」とも、気づかされました。例えば、言いづらい言

    0
    2020年08月30日

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