混沌作品一覧

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  • 現代地政学 国際関係地図
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最高峰の知性が読み解く 世界情勢の現在と未来 世界を俯瞰する100の地図を収録! ✔巨大企業は世界を支配しうるか? ✔移民問題はコントロールできるか? ✔中国は世界の主導権を握れるか? ❖目次 イントロダクション グローバリゼーションとはなにか│6 国際秩序│10 │第1部│世界 第1章│歴史的視点 1945年の世界秩序│20 ヨーロッパの分断│24 冷戦と雪どけ│28 非植民地化と第三世界の出現│32 ソビエト帝国の崩壊│36 1989年の戦略的状況│40 第三世界の終焉と、西側による力の独占の終焉│44 第2章│国際関係のプレイヤー 要となるプレイヤー、国家│50 国連は世界を統治できるか?│54 国際機関は脇役か?│58 NGOは新たなプレイヤーか?│62 多国籍企業は世界の新たな支配者か?│66 力を増す世論│70 第3章│地球規模の課題 国際統治とは?│76 経済発展│80 気候温暖化:戦略上の重大な脅威│83 人口増加は抑制できるか?│86 移民の動きは制御不能か?│90 テロリズムは生存にかかわる脅威か?│94 核拡散は避けられないか?│98 組織犯罪とマフィア│102 スポーツ外交│106 国際的司法機関は夢物語にすぎない?│111 民主主義と人権は広まっているか?│114 文明の衝突へ?│117 第4章│歴史上の重大な危機と戦争 ドイツの分断とベルリン危機│122 朝鮮戦争│125 スエズ戦争(第二次中東戦争)│128 キューバ危機│131 ベトナム戦争│134 アフガニスタン紛争(ソ連)│137 アフガニスタン紛争(NATO)│140 湾岸戦争│143 ルワンダ虐殺│146 バルカン半島の紛争│149 コソボ紛争│153 イラン、アメリカ、イスラエル│156 イスラエル・アラブ紛争│159 イラク戦争│163 第5章│現代の危機と紛争 ロシアとウクライナは和解不能か?│168 奈落の底に落ちたシリア│171 イスラム国(IS)は国家並みのテロ組織か?│174 イランとサウジアラビアの対決│178 イスラエルとパレスチナ:果てしない紛争?│181 イラクは再建に向かっているか?│185 東・南シナ海における緊張│188 朝鮮半島:紛争は凍結?│191 米中関係:協調か敵対か?│194 │第2部│各地域 ヨーロッパ フランス:主要な大国│202 ドイツ:復活した大国│206 イギリス:ヨーロッパの大国?│210 イタリア:役割の見直し│213 イベリア半島│217 中央・東ヨーロッパ諸国:均質ではない地域│221 北欧:多様な特色を持つ地域│225 ヨーロッパの再建│228 紛争後のバルカン諸国│232 再確認されたロシアの強さ│235 トルコよ、どこへ行く?│240 南北アメリカ アメリカを再び偉大にする?│246 カリブ海地域:アメリカの裏庭?│252 中央アメリカ:安定を求めて│256 アンデス諸国:新たな出発│260 コノ・スール(南の円錐):力を秘めた極地?│264 アラブ世界 マグレブ地域の統合は不可能か?│270 マシュリクは混沌とした地域か?│274 安定が脅かされるアラブ・ペルシャ湾│278 アフリカ 西アフリカ:民主化と人口問題の間で│284 中部アフリカは立ち往生?│288 東アフリカとアフリカの角:開発と専制政治の間で│292 南部アフリカの大きな存在感│296 アジア インド:将来の大国?│302 東南アジア:地域統合と経済発展│308 朝鮮半島:分断の固定か、克服か?│312 日本:不安な大国│316 中国は世界一の大国か?│320 地図一覧│326
  • 現代の肖像 澤本嘉光
    -
    巷には、テレビよりも魅力的な新メディアとコンテンツが爆発的にあふれている。CMの世界もしかり。クリエイター=華やかとは言い難い混沌さの中で、広告表現の隘路と戦い、答えを導いてきた。「白戸家シリーズ」でみせたその答えのひとつは、感性や感覚よりも大切にしてきた緻密さに宿る。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現場検証 平成の事件簿
    -
    宮崎勤、酒鬼薔薇聖斗、地下鉄サリン事件、毒入りカレー事件、世田谷一家殺人事件、相模原障害者施設殺傷事件、東日本大震災。平成の世を震撼させた数々の事件を覚えていますか?事件記者を務めたた著者が、25の重大事件現場を訪ね、混沌の平成30年史を紐解く。実際の現場や犯人の写真、現場の地図など豊富な資料や「平成重大事件年表」も掲載。
  • 公営競技史 競馬・競輪・オートレース・ボートレース
    4.5
    世界に類をみない独自のギャンブル産業はいかに生まれ、存続してきたのか。戦後、復興と地方財政の健全化を目的に公営競技は誕生した。高度経済成長期やバブル期には爆発的に売上が増大するも、さまざまな社会問題を引き起こし、幾度も危機を迎えた。さらに低迷期を経たが、7兆5000億円市場に再生した。各競技の前史からV字回復の要因、今後の課題までを、地域経済の関わりから研究してきた第一人者が分析する。 【目次】 序章 活況に沸く公営競技界 第一章 夜明け前――競馬、自転車、オートバイの誕生 一八六二~一九四五年 第二章 公営競技の誕生――戦後の混沌で 一九四五~五五年 第三章 「戦後」からの脱却――騒擾事件と存廃問題 一九五五~六二年 第四章 高度成長期の膨張と桎梏――「ギャンブル公害」の時代 一九六二~七四年 第五章 低成長からバブルへ――「公害」からの脱却 一九七四~九一年 第六章 バブル崩壊後の縮小と拡張――売上減から過去最大の活況へ 一九九一年~ 終章 公営競技の明日 あとがき 参考・引用文献一覧
  • 荒野は群青に染まりて 暁闇編
    4.5
    1~2巻1,683~1,980円 (税込)
    太平洋戦争に敗れ、大陸からの引揚船で、中学生の阪上群青は母とはぐれ、直後に何かが海に落下する音を聞いた。その場に居合わせたのは、赤城壮一郎という男。さらに謎の男が現れ、「赤城が君の母親を突き落とした」と告げられる。母の失踪に赤城が関係しているのか。疑惑がぬぐえないまま、行く当てのない群青は、赤城と共に焼野原を生きることに。戦後の混乱期、上野の闇市で商売をするうちに、人々が衣食の次に必要なのは「清潔」だと気づき、二人は仲間たちと石鹸会社を立ち上げた。ともに困難に立ち向かう日々の中、群青にとって赤城がかけがえのない存在となっていく。だがそんな時、引揚船の男が再び現れ、衝撃の事実を群青に伝えた。果たして二人の行きつく未来は……。敗戦の焦土から立ち上がれ。混沌の時代を生き抜いた男たちの、反骨と絆の物語。
  • 国際ビジネスウォーズ 無国籍企業橘商会
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    舞台は1991年、湾岸戦争の爪痕がまだ真新しい中近東。 “無国籍企業”とあだ名される名うての商社橘商会に勤める金子洋平は、カイロ支店への転勤を命じられる。 次期社長候補と目される支店長の大曲太一に出迎えられた金子は、大曲に連れられ秩序のない混沌とした商戦(ビジネスウォーズ)の最前線に身を投じていく。 中東情勢に精通する考古学者教授の吉村作治が原作を手がける、異色のビジネスコミックが電子書籍でついに復刊!
  • 国鉄史
    4.5
    【"この国のかたち"を鉄路で描いた者たちの、栄光と蹉跌の全史】 かつて日本には、国家の所有する鉄道があった。 その組織は平時においては陸軍をしのぐ規模を誇り、列島津々浦々の地域を結びつける路線を構想することは、社会のグランドデザインを描くことそのものであった。 歴代の国鉄トップは、政治家や官僚たちは、そして現場の人々は、この巨大交通システムに何を託し、いかに奮闘したのか。 近代化に邁進する明治政府が新橋・横浜間を開設してから昭和末期に日本国有鉄道が分割民営化されるまで、「鉄道と国家」の歴史を一望する壮大なパノラマ! 【本書より】 日本の鉄道の歴史は大きく四つの時代に分けることができます。まず、明治時代の私鉄が主役だった時代、次に、日露戦争後に多くの私鉄を買収した政府が直営した時代、さらに、第二次世界大戦後、国鉄が公社化されて日本国有鉄道となった時代、そして現在のJRの時代です。 (中略) 本書ではこれから、日本の鉄道の歴史を、鉄道がいかにあるべきかというグランドデザイン、その実現のための経営体制、そしてそれを動かしてきた人物ということに焦点を当てて描き出していきます。それにあたって、この四つの時代区分という捉え方は、たいへん見通しをよくしてくれるので、これに従って議論を進めていきたいと思います。 【本書の内容】 プロローグ 「鉄道一五〇年」と国鉄 [第一部  「国鉄」形成の道程] 第一章 私鉄の時代(一八七二─一九〇六) 1.官設鉄道の誕生  2.「鉄道の父」井上勝  3.鉄道敷設法と私鉄の繁栄  第二章 国家直営の時代(一九〇六─一九四九) 1.鉄道国有法の制定 2.「国鉄」の誕生 3.初代総裁後藤新平の組織作り 4.原敬と改正鉄道敷設法 5.国鉄ネットワークの充実 6.戦時下の苦闘とその遺産 [第二部 日本国有鉄道の興亡─公社の時代(一九四九─一九八七)] 第三章 「復興」の中で(─一九五五) 1.占領期の混沌 2.「公共企業体」の桎梏と総裁たち 3.組織と人々 第四章 「近代化」への邁進(―一九六五) 1.新しい時代の鉄道像 2.「改主建従」の夢 第五章 光と影の昭和四〇年代(─一九七五) 1.都市交通と国鉄の使命 2.効率化がもたらすもの 3.「政治主導」の時代 4.国会とストライキと債務と 第六章 再建の試みと崩壊(─一九八七) 1.「後のない計画」 2.分割民営化への道 エピローグ JR以後(一九八七─)
  • 告白
    完結
    -
    全1巻440円 (税込)
    私は友人を殺した――で始まる、永劫の鬼才ジョージ秋山、衝撃の告白。妄想なのか、それとも現実なのか……。自身の混沌とした苦悩を綴った著者入魂の衝撃作――。
  • 蝴蝶酒店奇譚
    -
    自称100歳!?の幼女がオーナーの不思議なホテル。 やってくるのは妖艶な包帯美女やワケアリな方言少女、ギャンブル好きギャルなど一癖も二癖もあるお客様ばかり! 混沌なアジアの大都会にあるホテルを舞台にしたちょっと不気味、時々ほっこり、少し切ないオムニバス。
  • 胡蝶は夢なのか 知っておきたい中国故事
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    時代の趨勢で漢文は言うに及ばず、古典が大学入試に占める比率も徐々に小さくなり、青少年が論語の素読を、という時代も遠いものになりつつある。しかし長い日本語の歴史を通じ、漢文や中国古典の教養が私たちの生活に深く浸透したのも事実で、近年では「論語」などを現代的に解説したもので多くのヒット書籍が生まれた。そこで今作では広島大学副学長で漢文学者の佐藤氏が中心となり、どこかで耳にしたり、読んだことがあったような、代表的な中国故事を選出。越智広島大学学長とともに、明日誰かに話したくなる内容で解説を展開する。コロナ禍で混沌とする時代だからこそ、磨き抜かれた「古典」に学べ!
  • 国家の尊厳(新潮新書)
    4.0
    尊厳ある国へ――令和の時代、日本が誇りある国として生き延びるには、この道筋しかない。憲政史上最長に及んだ安倍政権を引き継いだ菅政権は、国家観を持たず、危機管理能力に疑問符が。世界ではグローバリズムが浸透し、中国に象徴される「力」が横行、アメリカの「自由」と「民主主義」は大きく揺らいでいる。混沌とした状況下、国は、個人は何に価値を置くべきなのか。ポストコロナを代表する堂々たる国家論の誕生。
  • COTTON100% 極上のどん底をゆく旅
    5.0
    逃げろ、逃げろ、逃げろ!! 恋に破れたオレはNYを捨てて旅に出た。アメリカ大陸をヒッチハイクで横断しながらシカゴでホームレス見習いになり、LAでマヤ人とエッチな歌を熱唱し、ラスベガスで土下座している教授を助け、そして再び混沌のNYへ――。最底辺の人々とボロボロになって人生の偉大さを思い知る、不朽の傑作&ぶっ飛びロードノベル。
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から
    4.5
    「わたしの政治への関心は、ぜんぶ託児所からはじまった。」英国の地べたを肌感覚で知り、貧困問題や欧州の政治情勢へのユニークな鑑識眼をもつ書き手として注目を集めた著者が、保育の現場から格差と分断の情景をミクロスコピックに描き出す。2008年に著者が保育士として飛び込んだのは、英国で「平均収入、失業率、疾病率が全国最悪の水準」と言われる地区にある無料の託児所。「底辺託児所」とあだ名されたそこは、貧しいけれど混沌としたエネルギーに溢れ、社会のアナキーな底力を体現していた。この託児所に集まる子どもたちや大人たちの生が輝く瞬間、そして彼らの生活が陰鬱に軋む瞬間を、著者の目は鋭敏に捉える。ときにそれをカラリとしたユーモアで包み、ときに深く問いかける筆に心を揺さぶられる。著者が二度目に同じ託児所に勤めた2015-2016年のスケッチは、経済主義一色の政策が子どもの暮らしを侵蝕している光景であり、グローバルに進む「上と下」「自己と他者」の分断の様相の顕微描写である。移民問題をはじめ、英国とEU圏が抱える重層的な課題が背景に浮かぶ。地べたのポリティクスとは生きることであり、暮らすことだ──在英20年余の保育士ライターが放つ、渾身の一冊。
  • 古武術からの発想
    3.3
    目まぐるしく動いていく現代社会。何が良くて、何が悪いのかが見えにくい時代である。その混沌とした状況の中で私たちは生きていく重心をどこに置き、どう対応していけばいいのか、誰しもが悩み、考えるのではないか? 現代人の常識を覆すその独特の身体論が、スポーツ界をはじめ、各方面から注目をされている著者も、同様に考え抜いている。しかし、身体を通して見るその視点は、私たちが見過ごしやすい世の中の事象を鋭くとらえる。また、歴史の中で忘れられた古伝の術理から、常に新たな発想を見出すのである。本書は、前作『武術の新・人間学』から時を経てさらに進展した「『小よく大を制す』武術の復活」「相手の予測を外す無住心剣術」のような技の新たな展開はもちろん、古武術を通して見える日本の教育や科学への疑問までを、架空の人物との対話形式で著者が語り尽くすものである。人間の身体と思考が秘める未だ見ぬ可能性を示唆する一冊である。

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  • 今昔物語集
    3.5
    貴族文化が咲きほこった平安時代だが、庶民の生活は追いはぎ・盗賊が横行し、災いや鬼や魔物たちにおびえながら暮らす、混沌の世界だった。『今昔物語集』には、武士・僧侶・農民といった、それまでの文学では無視されがちだった人々が主人公として登場し、人間ドラマを展開する。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 混沌
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 混沌からの表現
    4.0
    情報化や国際化が一段と進み、文化や文明が本質的な変貌をとげたかのように見える現代。この歴史の曲がり角で日本人は、どのように自らを表現し、生きていけばよいか。世の中の流れの中で立ち止まり、日本の歴史や伝統文化の諸相を見つめ直すところから始めてみよう。透徹した思考に支えられた文明批評・日本文化論。
  • 混沌時代の新・テレビ論 ここまで明かすか! テレビ業界の真実
    4.0
    「死んだメディア」を蘇らせる逆転の発想が満載!さまざまな業界にも通用する秘策とは? いったい、テレビの現場で何が起こっているのか? テレビ東京制作局長・伊藤隆行氏、「YOUは何しに日本へ?」村上徹夫氏との鼎談収録! テレビ東京の元名物プロデューサーにして、大学教授へと転身した著者によるテレビ業界の実情と復活への提言。テレビの権威は失墜してしまったのか? そして、テレビは腐敗してしまったのか?
  • 混沌の大地―イスラムの女と僕の憂鬱―
    -
    1巻880円 (税込)
    主人公の「僕」(ヨシオ)は、フランス語と英語の翻訳・通訳者として雇われて、アルジェリアにやって来た。「僕」はコンスタンチンヌから車で二時間近く離れた野営地にある事務所で働くことになった。周囲はテロの脅威から守るために高い塀とライフルで警備されていた。 「僕」は、初めて見るアルジェリア人と、イスラムの生活習慣、宗教に大きな興味を持つ。また、身近で働くイスラムの女性に魅了され、やがて、イスラムの若い女性、イマネと出会う。  日本の企業はムスリムの女性をタブー視する傾向があった。多くは、イスラム教を忌避した。「僕」の行動は日本人の目から批判すべきものと映る。「僕」は自分の拠り所のない不安定さに常におびえていたが、職場の人間から嫌われても、外国人からは好かれ、多くの友達を持つにいたった。  交流を深めるイマネと、ひょんなことから、イマネの家庭に招待されることになった。友人も同行するはずだったが、結果、当日僕はイマネと二人で会うことになる。  そしてこれが、最後にはイスラムのタブーに触れることになり………。  この体験談では、孤独者としての「僕」と企業倫理との間で生じる様々の問題、人間性を重視した考えと、個人の自由を営利のために否定する立場での葛藤が、アルジェリアの若い女性との出会いによって、屈折し、表面化する。  日常生活に宗教意識を持たない日本人と、イスラム教によって生活の隅々を支配されているアルジェリア人たちの違いが、僕とイマネや事務所で働く女性たちの姿を通して、ありありと浮かび上がってくる作品。
  • 混沌を生き抜く ミュージシャンたちのコロナ禍
    -
    音楽とは何か、文化とは何か、「生きる」とは何か。 かつてない自粛要請により、不要不急とされた「ライブ」の現場。 あの時、彼らは何を想い、どう動いたのか――。 表現者たちが語った2年間と未来への記録。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 混迷の東アジア【2冊 合本版】 『東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』
    -
    韓国、中国の執拗な日本外し、北朝鮮とロシアの接近、東南アジア諸国と中国の衝突――なぜ東アジアは混乱しているのか。世界地図の上下を逆にすれば、日本が大陸の国家にとって大きなフタになっていることに気付く。長く防衛研究所で研究官として東アジアを追ってきた著者が、地政学的観点から各国の外交戦略を分析。日本が東アジアで、そして世界で果たすべき役割に言及する。 『東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割』は、緊張が続く東アジアの現状と、その原因を分析。かつてナポレオンI世は「一国の地理を理解すれば、その国の外交政策が理解できる」と言ったが、日本では注目されなかった。しかし、現在進行形の混沌を読み解くのに、地政学の視点は欠かせない。著者によれば、大陸国家(ランドパワー)である中国、ロシア、モンゴル、北朝鮮、韓国などと、海洋国家(シーパワー)であるアメリカ、日本、オーストラリアなどがまとまりはじめ、同時に、せめぎ合う時代が到来しているという。そのなかで戦略的な場所にある日本はどのような振る舞いをしていけばいいか探る。 『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』は、韓国在住30年超の日本人記者との対談によって構成。「北と南はどこが違う?」「なぜつぶれない?」「拉致問題は解決する?」など、日本人が持つ疑問に答えながら、金正恩の第一書記就任後の変化を読みとく。スキー場建設など“新経済政策”で変化を感じる一方、戦争危機騒動などの威嚇行動も続ける。“猛虎出林”と称される猛々しい人々の気質、韓国より先進的だった理由、金正恩に刻印された日本――さまざまな事象から知られざる国の現状に迫る。 ※本電子書籍は『東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』を1冊にまとめた合本版です。
  • 混迷の世を生き抜くための哲学
    NEW
    -
    今の時代は、情報の氾濫とイデオロギーの喪失によって、全てが混沌とし、混迷した世界が現出している。そんななか、生きるための指針たりうるのが「哲学」だ。哲学というと難解なイメージがあるが、本来は見通しの悪い世界を理解するためにこそ、哲学は存在するのだ。  本書では、「人の本性」「定位」「格率」「生き甲斐」の四つの側面から、混迷する世の中を生き抜くための指針を呈示する。市井の哲学者である著者が、悩める人々に贈る「実践的」哲学書の登場!
  • Coders(コーダーズ)凄腕ソフトウェア開発者が新しい世界をビルドする
    4.0
    「社会を作り変えたいなら、コードを書くのが一番だ」 フェイスブックやツイッター、ウーバー、ペイパル、インスタグラムといった各種サービスを開発・提供する「ソフトウェア開発者」の多彩かつ具体的なエピソードを通じて、彼ら・彼女らはどのように考え、行動し、デジタル世界に大きな影響を与えるソフトウェア/サービスを生み出しているのかを解き明かした読み物です。 デジタル世界、およびソフトウェア・ファーストが浸透するにつれて、社会におけるプログラマーの重要性はますます高まっています。彼ら・彼女らの役割と実態を、IT分野で活躍したい方々はもとより、彼ら・彼女らと接するビジネスパーソンも知ることで、生産性を高め、よりよいサービスを生み出す大きなヒントが得られるでしょう。 ――――――――――――――― ソフトウェアにより世の中が変わりつつあることが明白ないま、企業は、企業の管理職は、コーダーをどのように活用するかを考えなければならない。本書はそのようなコーダーを活用することが必要となった管理職にとって必読の書だろう。 本書の原題は「Coders The Making of a New Tribe and the Remaking of the World 」だ。世界のリメイク。自分の周りや組織、会社など、すでにできあがっているようなものも、いまの混沌とした社会状況の中、再構築が必要だ。コーダーが世界をリメイクする人種であるのだが、あえて逆説的に言うと、世界をリメイクするのがコーダーなのだ。世界をリメイクするために、あなたも本書を指南書として、コーダーになろう。 及川 卓也、「ソフトウェア・ファースト」著者
  • コーチングのすべて ― その成り立ち・流派・理論から実践の指針まで
    4.0
    著書累計150万部突破! 60カ国6000人のコーチを輩出した ICC(国際コーチング連盟)設立者の叡智を一冊に凝縮。 NLP、ポジティブ心理学、行動コーチング…… 多様なアプローチを総合してコーチングの本質に迫る。 「この本を書いた理由――それは、私たち自身がこうした本が必要だと考えていたからです。 『コーチングとは何ですか?』と尋ねられるたびに、私たちは考えなければなりませんでした。 『その質問に答えるには一冊の本が必要です」と私たちはよく言っていましたが、 その〈一冊の本〉が、まさに本書なのです」(「イントロダクション」より) 「本書は、『様々な知識を身につけて、もっと自分の幅を広げたい』と考えているコーチングの実践者から、 『コーチングとは、一体どういうものなのだろう?』と思っているコーチングの初学者まで、 コーチングを学びたいすべての人に向けて書かれた本です」(「訳者まえがき」より) ●『コーチングのすべて』目次 第I部 コーチングの歴史 第1章 混沌の縁にあるコーチング 第2章 コーチングの歴史 人物編 第3章 コーチングの歴史 時代編 第II部 コーチングのモデル 第4章 インナーゲーム、GROW、コーアクティブ・コーチング 第5章 インテグラル・コーチング 第6章 NLPコーチング 第7章 ポジティブ心理学コーチング 第8章 行動コーチング 第9章 オントロジカル・コーチング 第10章 インテグレーテッド・モデル 第III部 コーチングの効果 第11章 コーチングの効果測定 第12章 発達コーチング 第13章 脱近代主義的コーチング 第14章 コーチングの未来
  • 50の傑作絵画で見る 神話の世界
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有名画家たちの作品をギリシア・ローマ神話と芸術というふたつの視点から見ることで、理解がさらに深められる。神々は残酷で腹黒く、女神たちは美しいが強情で、人間は弱くても創意工夫に富んでいる。原初の混沌から古代ローマの最初期まで、とくに重要な50のエピソードを紹介。絵画の各部解説とテーマにまつわるコラム、同じテーマの別作品との比較も掲載。傑作絵画を通して、神話の物語が鮮やかに再発見できる。
  • 54歳引退論 ――混沌の長寿時代を生き抜くために
    -
    わが国の経済は低迷を続けている。多くの企業が、人員整理、賃金カットなどのリストラを敢行、中高年の雇用は悲惨な状況だ。特に、五十五歳以降の人たちに対する処遇は厳しい。多くのサラリーマンにとって、ローンや子供の教育が一段落するこの年齢。しかし年金はもはやあてにできない。本書は、かつて余生だった五十五歳以降を、高度成長期の単線・単眼的な捉え方でなく、寿命八十歳時代をベースとした人生再構築期とし、さまざまな角度から「五十四歳引退」を提唱する。中高年にあらたな挑戦を呼びかける静かな革命の書。
  • ゴーマニズム宣言 2nd Season 第1巻
    5.0
    1~4巻1,320円 (税込)
    あの『ゴーマニズム宣言』が、23年ぶりに『週刊SPA!』に復活!! 小林よしのり、最期の戦いが「より凶暴に」始まる! 1995年、オウム真理教事件への報道姿勢の違いから『週刊SPA!』と決別した小林よしのりさんが、23年のときを経て『ゴーマニズム宣言』の連載を再開し、『週刊SPA!』に復活しました(2018年4月から)。 小林さんは『ゴー宣』を復活させた理由を、次のように語ります。 「再びわしが毎週という過酷なペースで『ゴーマニズム宣言』を描くことにしたのは、怠惰と堕落の底に沈んだ日本を、再浮上させるための最期の戦いが必要だと決意したからである。 未だ皇位の安定的継承もならず、戦後レジームからの脱却もならず、貧富の格差拡大や、少子高齢化における将来不安、女性の地位やLGBT等の問題、先端生殖医療の倫理観など、あらゆる価値が混沌とする状況で、総合的に語る思想漫画を子孫に残しておこうと考えた。」(巻末収録「檄文」より) するどく現在の社会問題に切り込む本作では、 ●安倍改憲には権力の暴走を縛る「立憲的改憲」で対抗せよ! ●オウム13人の死刑を経て、「オウムに殺されかかった漫画家」としてあの事件を総括! といった大テーマのほか、セクハラ問題、日米地位協定、新幹線通り魔殺人事件など、さまざま事象に対し、「ごーまんかましてよかですか!?」と数々の"断言"な問題提起します! 【小林よしのりさんプロフィール】 漫画家。1953年、福岡県生まれ。『東大一直線』でデビュー。『おぼっちゃまくん』などのギャグ漫画が子供たちの間で大ブームに。1992年、『ゴーマニズム宣言』の連載スタート。思想エッセイ漫画という新ジャンルを打ち立て、1998年の『戦争論』も大ヒット。その他、『沖縄論』『台湾論』『天皇論』などヒット作多数。2014年、23年ぶりにかつて決別した『週刊SPA!』で『ゴーマニズム宣言』を復活させる。 【本誌掲載内容】 第1宣言 復活の狼煙を上げる 第2宣言 西部邁、属国に死す 第3宣言 権力忖度システムの愚劣 第4宣言 立憲的改憲という選択がある 第5宣言 女人禁制は伝統ではない 第6宣言 セクハラより人材だ 第7宣言 枝野幸男・コスタリカ・ガンジー主義 第8宣言 長谷部恭男の愚民思想を撃つ 第9宣言 地位協定と憲法9条 第10宣言 安倍「自衛隊明記」の危険 第11宣言 「自衛隊明記」に潜むコンプレックス 第12宣言 君たちはどう生きるか 第13宣言 オウム教祖・幹部、死刑執行 第14宣言 なぜ高学歴の若者がオウムに入ったか 第15宣言 VXガス暗殺団との戦い 第16宣言 吉本隆明らインテリの犯罪 第17宣言 オウムを利する危険なリベラル BEFOR 2nd Season 特別収録 教育勅語で道徳は復活しない 特別収録 憲法と山尾志桜里の真実 檄文 『ゴーマニズム宣言』の復活をここに宣言する!
  • ゴールデンパス
    -
    かつてないほど世界は混沌と化し、常識や通念では太刀打ちできず、あらゆる定石が通用しなくなっている──。そんなときだからこそ、私は、本書のタイトルでもある「ゴールデンパス」(The Golden Path)が必要だと思っています。  ゴールデンパスとは、黄金の行路、輝ける道すじ──。  あるべきものがあるべきところに収まり、すべてを輝かせる道のことです。  「どうして実現できたのか、今でも信じられない」  「このやり方、この順序でなければ、絶対にうまくいかなかった」  まるで未来から逆算してすべての難所をクリアしてしまうように、パズルのすべてのピースが見事にはまってしまうような道が現れるときがあります。  そんな現実を経験したことのある人は、その道すじを「ゴールデンパス」と呼ぶことに強く同意されるでしょう。  ゴールデンパスは、起死回生の道であると同時に、すべてを輝かせる道です。  ゴールデンパスは、単なる成功物語の道ではありません。  ゴールデンパスは、勝つことによって負ける人を生まない道です。  ゴールデンパスは、勝ちの中にしかない道ではなく、負けの中にもある道です。  ゴールデンパスは、始まる前は、そんな道があるとは考えられなかったのに、それが見出された後から振り返ると、それ以外の道は考えられない道です。  つまり、ゴールデンパスとは、まさに奇跡のような道なのです。  それは、決して架空の存在ではありません。どんな状況にあっても、私たちには、そのようなひとすじの道があることは紛れもない事実なのです。 (本書「プロローグ」より)

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  • 最高の人生のつくり方 グレートカオスの秘密
    5.0
    「最高の人生」と聞いて、あなたはどのようなイメージをもたれるでしょうか? それは、今の人生と全く別の人生をつくることではありません。 今のあなたの人生に眠っている最高の可能性を結晶化させることです。 そのために、10年に1度、あなたに訪れるグレートカオス(巨大な混沌、人生の大転機)に秘められた秘密を解き明かさなければなりません。 その方法は、「そんな道があったのか!?」と誰をも唸らせる驚きに満ちています。 本書は、すでに「最高の人生」を生き始めている多くの方々のリアルな姿をご紹介するとともに、すべての方がその道を歩める具体的な方法を伝授します。

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  • 最終講義――分裂病私見
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「分裂病は、研究者から転じて後、私の医師としての生涯を賭けた対象である。私は医師としての出発点において、実に多くの分裂病患者が病棟に呻吟していることを知った。…当時は、分裂病でも目鼻のない混沌とした病気で、デルフォイの神託のような謎だと言われていた。分裂病に取り組んだら学位論文ができないぞと公然と言われていた。幸か不幸か、私はすでにウイルス学で学位は持っていたが、持っていようといまいと、もう少し何とかならないかと私は思った。私は、それまでの多少の科学者としての訓練や、生活体験や、文学などの文化的体験を投入して、何とかこれに取り組もうとした。」1966年にウイルス学から転向して精神科医になった著者は、それまで研究者の数も少なく、治療よりも「不運な人の傍らにいよう」という時代のなかで、本格的に分裂病の治療に取り組みはじめた。以後30年、分裂病の回復過程の問題を中心に、一方は「風景構成法」を編みだし、データやグラフや絵画療法を駆使し、他方では病棟などの治療環境も含め、患者との関係のあり方に配慮を尽くして対処してきた著者の活動は、日本の分裂病研究に「革命」をもたらしたといってよい。1997年3月5日、聴衆で立錐の余地のない神戸大学医学部第五講堂で、文字通りの第一人者がこの30年間を語り下ろした最終講義は「専門」をこえた感動を読者に伝えるであろう。
  • 最終戦争 樹海都市伝説(1)
    完結
    5.0
    全1巻550円 (税込)
    鬱蒼たる木々に大地は覆われ、人々の営みが埋没する。かつての栄華は失われ、混沌が統べる時代。辺境の小さな宿を襲う異形のモノ達と美しき妖婦。度重なる異変が、か細き平穏の終焉を告げ、世界は激動の時を迎えようとしていた。森の宿で育った竜の血を引く少女・エバは、謎を秘めた美青年に導かれ、新たな運命を紡ぐ旅を始める! 重き宿命は、少女に何を求めるのか!? 待望の本格ファンタジー・シリーズ、いよいよ開幕。
  • 細胞と組織の地図帳
    -
    1巻4,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ミクロの視点からみた人体器官のしくみと働き】 虫めがねのレベルから電子顕微鏡のレベルまで、 人体器官の複雑で美しい微細構造が一目でわかる。 ミクロ解剖学の決定版。 《本書のおもな内容》 1 器官を構成する細胞と組織 ・細胞/上皮/結合組織/軟骨/骨 /筋組織/神経組織/血液/造血と骨髄 2 器官の構造と機能 ・血管/扁桃/胸腺/リンパ管とリンパ節 /脾臓/喉頭、気管,気管支/肺/唇と歯 /舌/唾液腺/消化管/胃/腸/肝臓と胆嚢 /膵臓/松果体/下垂体/甲状腺/副腎/腎臓 /尿管と膀胱/前立腺/精巣と精巣上体/卵巣と卵管 /子宮と胎盤/鼻/眼/耳/皮膚 《なぜイラストレーションなのか?》 私たちのからだは小宇宙である。 60兆もの細胞が美しい秩序にしたがって集合し組織や器官をつくり、 たがいにコミュニケーションをとりながら、 混沌のなかにも無数の化学反応を整然と進行させている。 細胞はさらに小さな単位、細胞小器官を擁し、 そこでは信じがたいような見事な機構が働いている。 本書は、 この細胞や器官の構造と機能をイラストレーションで表したものである。 顕微鏡写真は複雑な構造体を忠実に写しだすが、 慣れない人には〈肝心なことはなにか〉がかえってつかみにくく、 写しだされたものからなにを選択し、抽出すればよいか戸惑うだろう。 最近では新しい顕微鏡がつぎつぎと開発され、 さまざまな解析手段が長足の進歩を遂げている。 しかし、 そこから得られる豊富な知見を組みあわせて全体像を構築することは、 ますますむずかしくなってきた。 知識の統合によるイマジネーションを一挙に表現するには、 イラストレーションをおいてほかにあるまい。                               (「はじめに」より) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • サイレンズ・イン・ザ・ストリート
    3.9
    スーツケースに詰められた死体と軍人射殺事件の関係は? 刑事ショーンはさらなる混沌に足を踏み入れる。人気沸騰! シリーズ第二弾
  • さちおくん 1
    5.0
    世界で最も純度の高い混沌、それがさちおくん。全方位に好奇心旺盛でピュアな心を持つため、ときに“純粋”という名の凶器を周りに突きつけるわんぱくボーイ。そんな純粋キモカワさちおくんが放つちょっと異色なショート65本!! 世界でいちばん優しいファンタジー!!
  • 真田妖戦記(1) 「燦星秘伝」編
    -
    1~3巻770円 (税込)
    三つの燦星が地上で出会う時、この世が混沌と化す……。慶長一八年(一六一三)春、猿飛佐助は、徳川・豊臣両家の命運を決する秘密を記した「燦星秘伝」受け取りのため、幕府金蔵番大久保長安館を訪れた。だが、佐助と同じ星を持つ柳生佐久夜姫によって、その在り処を秘す茶入の片方を奪取された。ここに、家康謀臣本多正純と林羅山一派を加えた三つ巴の争奪戦が始まった! 柳生に捕われた長安の真の意図とは? 「燦星秘伝」の内容とは? 佐助たち真田十勇士は、命を賭けて立川流秘儀の全容を解き明かす。  立川流密教、妖術、必殺剣、忍法入り乱れる痛快無比の伝奇時代小説「真田妖戦記」シリーズ第1弾。 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 錆喰いビスコ2 (1)
    完結
    5.0
    最強のキノコ守り 赤星ビスコと、美貌の少年医師 ミロの最強バディが、大宗教国家・島根で全てを撃ち抜く!! 人、都市、文明、全てを錆びつかせる、《錆び風》が吹き荒れる世界。霊薬キノコ《錆喰い》由来で特殊体質となった赤星ビスコは、相棒・ミロとともに、その身体を治すべく長い旅路を歩んでいた。二人が辿り着いたのは、《出雲六塔》を擁する大宗教国家・島根。その地には二百年に渡り島根を治めていたとされる、不死僧正・ケルシンハの噂が残っていた。治療の手がかりを掴むため、とある神殿に潜入した一行であったが、眼前では無垢な少女を贄とする儀式が行われる寸前で…?様々な宗教ひしめく混沌都市でビスコは、元の身体を取り戻せるのか!?最強バディの弓矢が全てを撃ち抜く冒険ファンタジー、第2幕ここに始動!! (C)Shinji Cobkubo 2022 Licensed by KADOKAWA CORPORATION┴(C)2022 SOU NATSUKI┴(C)2022 Akihito Hagiori
  • 「30代の生き方」を本気で考える本
    4.0
    30代といえば、会社では職場のリーダーとして率先して働き、家庭では結婚をし、子どもも生まれ、そろそろマイホームの準備に入るなど、公私共に責任も重く、それだけ忙しくて大変な時期に入るころではないだろうか。しかしながら、バブル崩壊、金融不安、雇用不安など、世の中は大きく揺れ動き、混沌とし、不透明なことばかり。今では、30代をいかに生きるかが、40代、50代の生活を大きく左右する時代になった。30代を「人生戦略のスタートライン」ととらえ、仕事で、家庭で、30代にしておくべきことを総点検する人生案内書。

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  • ザ・ファンドマネージャー 1
    完結
    3.0
    ファンドマネージャー(FM)とは株等の銘柄を選定し、多くの投資家から集めた資金をダイナミックかつリスク分散して運用する投資のプロをいう。凄腕FM沢村竜之介と新人・吉永亜里砂の凸凹コンビは、可能性を秘めた“本当によい企業”を探すべく、日々奮闘中! 混沌の資本主義市場で正義と理念を追求する…!!
  • ザ・ボーダー 上
    4.4
    国境、人種、階級、法、 あらゆる境界/限界(ボーダー)を超えた麻薬との戦い―― これこそが犯罪小説の完成形。 ――解説:杉江松恋 エンタメ直球の疾走感と文学の重み… ウィンズロウの3部作はまさに『ゴッドファーザー』と『戦争と平和』のハイブリット版だ。 ――ニューヨーク・タイムズ グアテマラの殺戮から1年。メキシコの麻薬王アダン・バレーラの死は、麻薬戦争の終結をもたらすどころか、新たな混沌と破壊を解き放っただけだった。後継者を指名する遺言が火種となり、カルテルの玉座をかけた血で血を洗う抗争が勃発。一方、ヘロイン流入が止まらぬアメリカでは、DEA局長に就任したアート・ケラーがニューヨーク市警麻薬捜査課とある極秘作戦に着手していた――。
  • ザ ワールド オブ ディビジョン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 トム・クランシーの世界観を完全ビジュアル化 人気オープンワールドゲーム『ディビジョン』『ディビジョン2』 シリーズ初の公式ワールドガイドがついに完成!! ユービーアイソフトの完全監修のもとで制作された本書は、記録的な大ヒットゲーム『ディビジョン』および『ディビジョン2』の世界観を深く掘り下げたシリーズ初の公式ビジュアルガイドです。 本書では、「Strategic Homeland Division(ストラテジック・ホームランド・ディビジョン/通称“SHD”または“ディビジョン”)」の起源と組織編成、戦術、ハイテク装備、ミッション、敵対勢力──その全てを解説。読者の皆様がひとたびページをめくれば、トム・クランシーによって創設された独自の世界観──荒廃したニューヨークやワシントンD.C.の街路へと引きずりこまれてしまうでしょう。そして同時に、膨大な知識を得られることが約束されています。そう、ここには、ディビジョンの起源、エージェントの登用から訓練、戦術、ハイテク・ツール、重要ミッション、さらには敵対組織に至るまで、機密すべてが詰まっているのです。危険と混沌が交錯する世界の全てが詰め込まれた本書は、ゲームのファンはもちろんのこと、トム・クランシーのファンのみなさまにも楽しんでいただける一冊となっております。 「ディビジョン」シリーズの膨大な知識を得られるまたとない機会を、どうぞお見逃しなく。
  • シェリィー
    -
    自然災害や様々な社会問題が混沌としている現在の日本社会において、単なる成長記録ではなく「命の共生」を感じ、シェリィーと共に生きた時間を振り返ると、この世に生まれてきた役割や命の尊さ、人としてどうあるべきか、今をどの様に生きるべきか、心のよりどころや未来をどう生きていくべきなのかを改めて考えさせられる作品。
  • 仕事の質が劇的に上がる88の質問
    4.5
    会議を変えるリーダーの質問 セリフと雰囲気をやさしく伝授  本書は、会議でありがちな問題状況を想定し、会議の進行役であるファシリテーターが使うとよい質問を集めています。 例えば、 ・話しの長い人、ズレる人へ対処するための質問 ・対立、葛藤、混沌に対処するための質問 ・結論を1つにまとめられない時に使う質問 など、質問は全部で88個あります。  質問は「何を言うか」より、「どんな雰囲気で、どのように言うか」が重要です。そこで本書では、具体的なセリフを使った「使用例」を詳細に解説し、どのようなときにどんなセリフを使えばいいかを無理なく学ぶことができます。 <質問の例>  「どうしてそう思ったの?」  「○○とは具体的にどのようなこと(状況)ですか?」  「○○を別の表現で言うと何ですか?」  「今議論していることとどのように関係していますか?」  「発言のポイントは何ですか?」  「今の話はこの議題とどのように関係していますか?」  「この件について他の人はどう思いますか?」  「ここまでの話を聞いてどう思いましたか?」  「これができるとうれしいですか?」  「自分で書いてもらっていいですか?」
  • SICK -私のための怪物-
    4.0
    身を焦がす戦慄を力に、少女は恐怖を殺す。 「あなたを絶対に、ひとりぼっちにだけはさせないから」 少女はそう言って、幼い少年の手を取った。その約束が、いずれ最悪の形で破られてしまうとも知らずに―― 〈ゾーン〉と呼ばれる精神世界に侵入できる異能を持つ叶音と逸流は、精神に巣食い恐怖症をもたらす概念生命体フォビアを殺す仕事を請け負っていた。彼女達の所に、視線恐怖症を患った少女が助けを求めにやってくる。 少女の〈ゾーン〉に潜った叶音が遭遇したのは、物語によって恐怖を育てる謎の奇術師。戦いの最中、奇術師は叶音に問いかける。 「あなたは目を背けていますね? おぞましい自分の過去から」 精神世界での激しい戦いは叶音の精神を摩り減らし、やがて彼女がひた隠しにしていた真実を暴き出していく。心が壊れ、正気を失い、戦いは絶望と恐怖にまみれた混沌の領域へと踏み込んでいく。 戦慄を力に変えて恐怖を殺す、ダーク・サイコアクション ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 失敗しない大人の 無敵の語彙大全 社会人が知っておくべき言葉555
    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    日本語は難しい。でも、これ一冊あれば一生困らない! 一人前の大人が知っておくべき重要な言葉「555語」を解説。語彙力がないまま社会人になってしまった人へお勧めしたい、お値打ちの一冊! 語彙力に自信がある人も、テレビなどでもおなじみ、山口謠司先生の解説に、目からウロコが落ちること間違いなし。 【本文より抜粋】◆破天荒(はてんこう)……「天地未開の混沌とした状態をきりひらくこと」また「今まで誰も行えなかった事を成しとげること」をいう言葉で〈以下略〉 ◆姑息(こそく)……「その場しのぎのことをする」という意味です。「姑息な手段」といった言い方で使います〈以下略〉 【もくじ】●第一章 かしこまった場所で失敗しない言葉 ●第二章 ビジネスシーンで失敗しない言葉 ●第三章 相手を持ち上げたいときに失敗しない言葉 ●第四章 知っておくと、いろいろ失敗しない言葉 ●第五章 失敗しないカタカナ言葉

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  • 執事と私の毎日ごはん
    完結
    -
    2000年代中期…戦争が起き、人類は大きく数を減らし文化も文明も後退し、混沌の世界に。すべてが失われた世界の中で荒野にポツンと立つ館で、執事アデルはエミリーお嬢様のために数々の美味しいメニューを再現!はじめてのごはんの感動を伝えるグルメコミック!
  • 死都 ホーラ
    3.7
    神の起こす奇蹟か、それとも罰なのか エーゲ海の小島を訪れた不倫関係の男女を襲う不可思議な出来事。 重い現実を背負う2人が行き着く場所は? ゴシック・ホラー長篇 十数年の不倫関係を続けるヴァイオリニストの亜紀と建築家の聡史。 束のまの濃密な時間を求めてエーゲ海の小島を訪れた二人は、 島にかつて存在した混沌の都・ホーラに迷い込む―― 次々と襲いかかる恐ろしい出来事は、神の奇蹟か、それとも罰か。 重い現実とギリシャの壮大な歴史が織り成すゴシック・ホラー傑作。
  • SIDOOH―士道― 1
    完結
    4.2
    ニッポンが“幕末”と呼ばれる少し前、動乱の世に放たれた二人の兄弟がいた。兄は雪村翔太郎:14歳、弟は雪村源太郎:10歳――たった二人で生きる決意を誓った幼き“侍”に、容赦なく降りかかる時代の混沌、修羅の世界。ROCKする《SAMURAI COMIC》の決定版、ついに始動!
  • 科戸の風の天の八重雲 囚われの媛神
    -
    長野県のとある山中で、古から封じられていた媛神という祟り神を解き放ってしまった大学生の十朱春生。しかし、祟り神というにはあまりにも弱々しく見える媛神に、春生はいつしか保護欲をかきたてられていく。一方、代々、媛神を封じ続けてきた御室忠行にとって、この世に混沌をもたらすとされる媛神は必ず封じ直さなければならなかった。果たして、媛神が招く災いとは? そして、春生の運命は…。日本神話をベースにした長篇伝奇小説。 ●加門七海(かもん・ななみ) 東京都生まれ。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、怪談、エッセイ、フィールドワーク作品などを著す。最新刊は『お咒い日和 その解説と実際』(KADOKAWA)。小説に『目嚢』『祝山』『鳥辺野にて』など、エッセイ『猫怪々』『霊能動物館』『墨東地霊散歩』など多数。
  • 死にいくhostを夢見るキャバジョーのhostile・ワールド
    -
    1巻1,100円 (税込)
    細菌に浸食された世界、20X9年。 混沌とした世界に立ち向かい、人の心の深奥をさらけ出す、異色のミステリー小説! 目まぐるしく変化する社会。 そこには解決困難な問題が立ちはだかっていた——。 個性豊かなキャラクターたちの視点から綴られる、世界の行く末とは。 上野文G(うえの ぶんじ) 1972年生まれ。都内在住。

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  • シニカル・ヒステリー・アワー 1巻
    完結
    4.0
    全6巻580円 (税込)
    (第1巻)キリコちゃんほか子供たちのシニカルな視線を通して描く不条理体感ギャグ。理屈抜きのかわいさ、おかしさで日常の過激な混沌を鋭く斬る!?
  • 死ぬことしか知らなかったボクたち  龍野忠久・原田奈翁雄往復書簡集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 敵を殺し、自分も死ぬことしか知らなかった皇国少年のふたりの、混沌たる青春の惑い、稀有な友情が織りなす軌跡がここに。

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  • 死の淵より
    -
    つめたい煉瓦の上に/蔦がのびる/夜の底に/時間が重くつもり/死者の爪がのびる(「死者の爪」)。死と対峙し、死を凝視し、怖れ、反撥し、闘い、絶望の只中で叫ぶ、不屈強靱な作家魂。醜く美しく混沌として、生を結晶させ一瞬に昇華させる。"最後の文士"と謳われた高見順が、食道癌の手術前後病床で記した絶唱63篇。野間文芸賞受賞作。
  • 支配せよ、と世界樹は言った
    4.0
    201X年、新金融システム始動前夜。1秒を制する者が世界を制す――まさに弱肉強食の戦国時代さながらの混沌を前に、世界中のくせ者たちが動きだす。米最大IT企業トップ、華僑の若きトレーダー、娼街育ちでEU経済界の女帝、そして流浪の日本人、矢野。世界経済の支配権を賭けた四者の熾烈な攻防は、ついに最終局面へ――。未曾有のスケールと、手に汗握るコンゲーム。現代版「三国志」と絶賛の第26回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
  • 資本主義の終焉と歴史の危機
    4.1
    資本主義の最終局面にいち早く立つ日本。世界史上、極めて稀な長期にわたるゼロ金利が示すものは、資本を投資しても利潤の出ない資本主義の「死」だ。他の先進国でも日本化は進み、近代を支えてきた資本主義というシステムが音を立てて崩れようとしている。16世紀以来、世界を規定してきた資本主義というシステムがついに終焉に向かい、混沌をきわめていく「歴史の危機」。世界経済だけでなく、国民国家をも解体させる大転換期に我々は立っている。500年ぶりのこの大転換期に日本がなすべきことは? 異常な利子率の低下という「負の条件」をプラスに転換し、システムを構築するための画期的な書!【目次】はじめに――資本主義が死ぬとき/第一章 資本主義の延命策でかえって苦しむアメリカ/第二章 新興国の近代化がもたらすパラドックス/第三章 日本の未来をつくる脱成長モデル/第四章 西欧の終焉/第五章 資本主義はいかにして終わるのか/おわりに――豊かさを取り戻すために
  • 写真家はインドをめざす
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ写真家はインドに向かい、何を撮り、何に心を打たれるのか。人々はうずをまき、聖なる河はすべてのものを呑み込む──混沌・喧騒・氾濫の大地。14人の写真家がはるかかの地に想いをはせ、魅惑的な写真と文章で描く、凝縮されたインド。

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  • 上海特急 1巻
    完結
    5.0
    全2巻484円 (税込)
    1920年代、欲望の混沌と化した街、上海。 14歳の殺し屋月の次の標的は貿易会社社長の有森真吾。 月は有森の愛人マリアがオーナーの高級娼館に潜り込み、チャンスを伺うが…。 一方マリアは月の正体を知りながらも月を可愛がる。マリアの真の姿は、そして謎の過去とは…。
  • 上海の白い雲
    -
    1巻1,144円 (税込)
    87階スカイラウンジから眺める雲は、 下から見上げる灰色の雲とはまるで異なっていた。 妹の死、家族の離散がリーピンを変えた—— 中国上海の観光会社に入り込んだ彼女は、「上」を目指しひたすらに突き進む。 中国ビジネスシーンの描写も魅力の成長譚。 両親と病気の妹を故郷に残し、大連の大学に進学したリーピンは、アルバイト先のクラブで遭遇した日本人に広い世界の魅力を教えられた。 やがて彼女は夢の海外国費留学を勝ち取るも、最愛の妹の死と家族の離散とともに理不尽に破綻する。 自身の力で生きていくことを決意したリーピンは、大連の小さな旅行会社から、大都会上海で再起を期す——。 一人の中国人女性が混沌の時代に立ち向かい、力強く行動する、希望を抱く若者の活劇。

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  • 上海輪舞曲
    -
    1巻1,320円 (税込)
    第二次世界大戦中の上海、戦後の日本。意図せずして諜報員として戦争に関わる青年と、それを取り巻く個性的な仲間たちの人生を躍動的に描いた長編歴史小説。 花街で育った賢治は、歳の割にませた少年だった。昭和11年、明治大学の予科に進学した賢治は、広告研究会に所属し、華やかな時代の流れに乗り、広告の研究に情熱を燃やす。卒業後、サークルの機関誌をきっかけに就職した会社は外国向け宣伝誌の制作会社だったが、ある日上海への転勤を命じられる。 当時の上海は、“洗練と猥雑”が同居した、まさに“混沌"とした街だった。 第二次世界大戦の戦火が激しくなる中、ダンスホールや、バーで出会う人々との交流を通して、「魔都」と称される上海の裏側に、賢治は意図せずして足を踏み入れていく――。

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  • 終焉のエリュシオン: 1
    完結
    4.0
    混沌の王――遥か昔から存在している彼は、人の心の隙間に入り込み、惑わし、混乱させ、恐怖に陥れていた。数百年前、王を食い止める役割を背負った神楽木家の碧は、命と引き換えに王を封印することに成功するが、一族の者は、高い能力を持った彼が永遠の眠りにつくことを許さなかった。禁忌の術により、魂が血に縛られた彼らは、転生を繰り返す――。そして現代。何度目かの転生を繰り返した碧は、同様に転生した一葉、双葉とともに、混沌を断ち切るべく闇を駆ける――!!『噂屋』の蓮見ナツメが描く刀戦少年転生ファンタジー、開幕!!
  • 周波数手帳ワイド2020-2021
    -
    毎年、年末に発売される『ラジオライフ2月号』の付録『ラジオライフ手帳』。 その周波数データをアップデートして、さらに大判サイズで掲載しました。 情報が増えると同時に『ラジオライフ手帳』では小さかった文字が大きな文字で見やすくなっています。 本年度版は混沌としているVHF~UHF帯のデジタル無線の割当て表を掲載。 電波型式も表記しているので、デジタル対応受信機での受信に活用してください。 掲載ジャンルは以下の通りです。 消防無線(デジタル消防&救急・アナログ署活系) 防災行政無線(同報系・移動系) エアーバンド(飛行場管制・航空路管制) カンパニーラジオ 鉄道無線(JR・私鉄) 国際VHF バス無線(路線・貸し切り) マスコミ無線(テレビ局・ラジオ局) レジャー無線 各種業務無線 一般簡易無線 警備無線 官庁無線 ミリタリー無線 ラジオ放送(AM/FM放送) 盗聴波 デジタル無線割当て表 これらのジャンルを県別に掲載していますので、聞きたい無線がすぐに調べられます。 そして今年も「聞けるデジタル無線」を大量に掲載。 増ページでお届けしています。 ※受信は環境や機材によって個々に異なります。よって掲載データは受信を保証するものではありません。
  • 終末のマリステラ 1
    完結
    3.6
    宇宙は崩壊し、人類はわずかに残った大地で暮らしていた。旧世界の情報が溶け出し、混沌とした情報の海と化した大気が満ちる世界。その海から飛来してくる有翼海洋生物の襲来に対抗するため、人類は旧世界の叡智を結集して生み出した、「天使」と呼ばれる少女たちに世界の未来を託した。
  • STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 変移空間のオクテット1
    4.5
    8bit時代を彷彿とさせる内容で話題を呼んだPCゲームのノベライズが降臨! 果てしない“戦い”の末、「シュタインズゲート」の世界線に到達した岡部倫太郎の元に届いた「Dメール」が、新たな混沌を呼ぶ!
  • 出現する参加型社会 (未来叢書)
    3.5
    2017年に『Zoomオンライン革命!!』を著して、コロナ情況の中で爆発したZoomのファシリテータを多数育成し、Zoom文化の扉を開いた一人である田原真人による、時代を切り拓く渾身の一冊。9年前からマレーシアに居を移し、オンライン生活、リモートワークを実践してきた体験のなかでみつけた、新しい時代の可能性。 (著者「まえがき」より) コロナ・パンデミックによって、今、世界は混沌としている。しかし、混沌は可能性の塊だ。世界中には、その可能性を感じとって、インスピレーションを得て暴走している仲間がいるに違いない。私は、まだ会ったことのない、同時多発的に動き出している仲間の存在を感じて、その仲間の一人であるあなたに向かってこの本を書いた。 あなたはあなたのテーマと方法で暴走してほしい。 そういう人たちが合流して、新しい参加型社会が生まれるのだと思う。 参加型社会の実現に向けて、合流しよう! 目次 1) 新しい世界観の出現 ・・・人類史における参加型社会の出現 2) Zoomとの出会いとネットワーク実践記 ・・・個人史における参加型社会の胎動 3) コロナ状況で起こったこと ・・・個人史における参加型社会の出現 4) 次世代コミュニティ生成運動 ・・・ 参加型社会の概念モデル 5) 参加型社会の探究テーマ案 ・・・ あらゆるものを換骨奪胎する 6) 参加型社会学会が目指すもの ・・・ 参加型社会が出現するための研究 (※本書は2021/4/5に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)
  • SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。
    4.3
    ●世界最強のブランドはいかにして生まれたか? ●創業者が自ら語る、ナイキの創業秘話! ●日本がナイキを創り、日本がナイキを救った!?  日本とナイキの意外な深いつながり! ●全米熱狂! 絶賛の声続々! ●待望の翻訳、ついに刊行! 父親から借りた50ドルを元手に、アディダス、プーマを超える 売上げ300億ドルの会社を創り上げた男が、ビジネスと人生のすべてを語る! 1962年晩秋、24歳のあるアメリカ人が日本に降り立った。 彼の名はフィル・ナイト。のちに世界最強のブランドの一つとなる、 ナイキの創業経営者だ。 オニツカという会社がつくるシューズ「タイガー」に惚れ込んでいた彼は、 神戸にあるオニツカのオフィスを訪れ、役員たちに売り込みをする。 自分に、タイガーをアメリカで売らせてほしいと。 スタンフォード大MBA卒のエリートでありながら、なぜあえて靴のビジネスを選んだのか? しかもかつての敵国、日本の企業と組んでまで。 「日本のシューズをアメリカで売る」。 馬鹿げたアイディアにとりつかれた男の 人生を賭けた挑戦が、このとき始まった! ●著名人も絶賛! ビル・ゲイツ称賛! 2016年おすすめの5冊に選出! 成功するビジネスのありようを、誠実に思い起こさせてくれる。 それは混沌と混乱に満ちた危険な旅であり、誤りと闘いと犠牲が常につきまとう。 ここまで赤裸々に自身の歩んだ道を語るCEOなど、ほとんどいないだろう。 フィル・ナイトが読者に何かを教えようとしたとは思えないが、 読者はすばらしい学びを得るはずだ。 彼はできうる限り正直に人生を語っている。驚愕の物語だ。 (マイクロソフト創業者) 2016年の最高の本。フィル・ナイトは天性のストーリー・テラーだ。 ――ウォーレン・バフェット(伝説の投資家) 率直で、ユーモアがあり、スリルもあって文学的なこの本は、スポーツを愛する人、 そして伝記を愛するすべての人のための本だ。 ――アンドレ・アガシ(元プロテニス・プレーヤー。ゴールデンスラム達成者) ありえない夢を追いかけるすべての人への啓示。 ――マイケル・スペンス(ノーベル賞受賞経済学者) アントレプレナーシップについて読んだ本のなかで、最高の一冊。 ――ファリード・ザカリア(ジャーナリスト)
  • 将棋・ひと目の決め手
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自玉には少し余裕があるものの、相手玉にもまだ詰みはないという局面での次の一手を出題。鋭い寄せ、あるいは確実な必至。勝敗の天秤が揺れる混沌とした終盤を、勝利というゴールに一気に導く一手。これにて勝ち!勝負を決める一手185問。 ■CONTENTS 【第1章】初歩クラス/【第2章】上級位クラス/【第3章】初段クラス ■著者 渡辺明(ワタナベアキラ) 1984年4月23日、東京都生まれ。1994年9月、6級で所司和晴七段門。1997年10月初段。2000年4月四段。2005年11月九段(史上最年少記録)。2004年第17期竜王戦で初タイトル獲得。2008年第21期竜王戦で5連覇。初代永世竜王の資格を得る。2011年第59期王座戦でタイトルを奪取し自身初の二冠に。2012年第25期竜王戦で9連覇。2013年第38期棋王戦、第62期王将戦でタイトルを奪取し、三冠を達成した。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 正信偈に学ぶ―親鸞聖人からの贈り物
    5.0
    浄土真宗で最も読み親しまれ、本願の教えを伝える親鸞聖人の偈(うた)「正信偈」。混沌の現代(いま)を生きる私たちに届けられた、阿弥陀如来の本願「えらばず、きらわず、見すてず」の心とは?著者自身のさまざまな人との出会い、先師の言葉を交えつつ「正信偈」全百二十句のあじわいを丁寧につづる。
  • 小説 劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち
    -
    3700万部突破の大ヒットマンガ『七つの大罪』が、再び劇場版アニメに! いまだ人と人ならざる者の世界が分かたれてはいなかった、古の時代を舞台に、七人の大罪人により結成された、王国史上最凶最悪の騎士団〈七つの大罪〉が世界の危機に立ち向かっていく姿を描く、ヒロイックファンタジー。待望の劇場版第2作品目となる本作も、原作者・鈴木央描き下ろしの完全新作オリジナルストーリー! 世の混沌を望む者により崩されていく日常。全種族を脅かす恐るべき陰謀が交錯する。光と闇の戦いの果てに待ち受ける未来は?! 呪われた世界は真の平和を手にすることができるのか。壊れゆく世界の運命は〈七つの大罪〉に託された――。 最凶の大罪人たちが再び、巨大なスクリーンで大暴れする“最終章”のその先とは――。 ド派手なアクションと仲間たちの熱い絆と共に壮大なスケールで描かれる劇場版『七つの大罪 光に呪われし者たち』を完全ノベライズ! この夏、活字でも熱くなれ! 【「七つの大罪」原作者・鈴木央 コメント】 この映画、大罪本編ではあえて描かなかった要素がたっぷり詰まってます!! キングとディアンヌの〇〇〇とかメリオダスとゼルドリスの新たな関係性、名前しか出ていなかった〇〇〇と〇〇〇の登場、ラストバトルの〇〇〇戦、見なきゃ損ですよ!!
  • 昭和史 戦後篇 1945-1989
    4.4
    授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博した「昭和史」シリーズ完結篇。焼け跡からの復興、講和条約、高度経済成長、そしてバブル崩壊の予兆を詳細にたどる。世界的な金融危機で先の見えない混沌のなか、現代日本のルーツを知り、世界の中の日本の役割、そして明日を考えるために。毎日出版文化賞特別賞受賞。講演録「昭和天皇・マッカーサー会談秘話」を増補。
  • 食戦記 (1)
    4.0
    舞台は、文明社会が跡形もなく消滅した未来。グルメどころか、料理法すら忘れ去られた世界に、「食師」と呼ばれる特殊な部族がいた。食師は、食物の栽培や多彩な料理法を知る、言わば食のエキスパート。だが、奇術を操る危険な存在と誤解された彼らは、権力者から皆殺しにされてしまう。その中で奇跡的に生き延びた青年・ワタルは、食の知恵と技術を武器に、混沌とした世界に立ち向かっていく。前人未到のグルメファンタジー!
  • ショコラ【Agata】
    -
     一人の記憶喪失の男がたどりついたショコラの森。そこにある「本の館」に迷い込むところから物語は始まります。  そこに居る不思議な女性「アガタ」は語ります。  「――その本の主人公は画家を目指す青年で彼には妹が居て、彼はその妹をモデルに画を描いていた。世界は暴力と混沌が溢れる中世の国。インフラの機能しないその世界で兄と妹は世界で唯一心を許しあった特別な存在だった」  ペストの中で画を通して青年が「愛」を知るまでの物語。

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  • 白土三平異色作品集 泣き原
    完結
    -
    ▼第1話/雨女(あまめ)の島 (神話伝説シリーズ今昔物語より)▼第2話/泣き原(なきがはら) (女星シリーズ)▼第3話/犬狩り (女星シリーズ) ●主な登場人物/▼雨女の島/八州一(やしまはじめ。復員後、山中で倒れていた雨女を助けた事をきっかけに、波瀾に満ちた人生を歩み、後に日本を代表する実業家になる)、鏡雨女(かがみあまめ。山の中に隠れるように建つ名家の美女。自分を救ってくれた一に夢中になる)▼泣き原/磯村香(神奈川県平塚の宿・虫窪で、一人小さな峠の茶屋を営みながら、戦争から戻ってこない夫を待ち続ける)、磯村五郎(春の夫。南方に出兵したまま、20年間行方知れず)▼犬狩り/山田(都心から2時間ほどの地方都市で、市役所の苦情係を担当する平凡な中年公務員)、ゴロ(猟犬の血を引く、山田家の飼い犬。最初はおとなしかったが、後に手がつけられないほど凶暴に) ●あらすじ/磯村春は終戦から20年間毎日、「泣き原」と呼ばれる、海に向かった丘に立って夫・五郎を待っていた。五郎は南方へ出兵したまま、戦争が終わっても復員してこなかったのだ。女手一つで一人娘・道子を育ててきた春は、道子の結婚を機に気持ちの整理をつけるため、夫の戦死地である南方への墓参団に参加。ソロモン諸島のある島で、春は聞き覚えのある懐かしい草笛の音色を聞くが…(第2話)。 ●本巻の特徴/戦争のため海の向こうで死んでいった人々の慟哭が聞こえ、残された者の悲しみが痛切に伝わってくる表題作の他、復員兵・八州一、名家の美女・雨女と、裏で糸を引く謎の老人を巡る、戦後の混沌の時代から現代までの物語「雨女の島」、野性を呼び覚まされた動物の恐ろしさと、動物を飼う事に対しての人間の身勝手さを描いた「犬狩り」の全3編を収録した、異色作品集。いずれも初出は81年。 ●その他のデータ/巻末に美術館学芸員・美術評論家の正木基氏によるエッセイ「白土三平一一絵が物語ること」を収録。
  • 新・エリート教育 混沌を生き抜くためにつかみたい力とは?
    4.0
    わが子には、どんな困難にあっても知恵を出して 生き延びる力を身につけさせたい! ! 世界中のグローバルエリートが、こぞって子弟を 通わせたがる最先端のすごい学校を一挙紹介。 すべての人が知っておきたい真新しい教育マニフェスト! 経済・社会が激変するなか、変化の波は教育に押し寄せる。 すべての価値観が一新されつつある今、わが子、次世代の若者に、 変化に対応して生き延びる知恵をつけさせるには、どうしたらいいのか? IT企業の創業者でもある著者は、創造性豊かな人材の不足を痛感。 米国西海岸の先端的な学校に注目し、日本に紹介する活動を始めた。 著者はこれまで取材してきた公立・私立約50校(小・中・高)の取り組みから、テストの点数よりも 人間的な魅力で判断される「Whole Child Approach(全人アプローチ)」が台頭していることに注目する。 AI全盛時代だからこそ、わが子には、暗記によるテストの点数より、AIができないことや創造性を伸ばしてほしい。 シリコンバレーの起業家やIT企業に勤めるニューエリートたちほど、先を争い、新しいアプローチの学校に子弟を学ばせる。 本書は日本にいながら、そうした最前線の海外エリート教育を垣間見ることのできる内容となる。 教育関係者、親、人材育成にかかわる、すべての大人が知っておきたい真新しい教育のマニフェストの登場!
  • Thinkers50 マネジメント
    -
    本質をこの1冊で。“THINKERS50”シリーズ第1弾! 人を動かし、会社を動かし、成長と成功に至るための思考。 最高の知性に学ぶ実践的経営論! マネジメントは世の中を形づくり、私たちを混沌から守る大切な砦であり、 何かを実現する使命を帯びた職業である。 本書はマネジメントにまつわる古今の優れたアイデアを集め、 ビジネス思想の大家たちとの対話をまじえながら 現代的な視点からその意味を解き明かすことを目的としている。 マネジメント理論の基礎、本質、最先端が詰まった一冊。 ≪本書に登場する主なビジネス思想家≫ヘンリー・ミンツバーグ、ダニエル・ピンク、リンダ・グラットン、ゲイリー・ハメル、 ロザベス・モス・カンター、ジョン・コッター、C.K.プラハラード、デービッド・ノートン、 ダニエル・ゴールマン、ジェームズ・チャンピー、デイビッド・ウルリッチ ほか ≪Thinkers 50とは≫ Thinkers 50は、マネジメント思想を調査、ランク付けしたうえで世の中に広く紹介する取り組み。 2001年以降、隔年で発表されているランキングは、「マネジメント思想のアカデミー賞」とも言われる。 歴代の第1位は、ピーター・ドラッカー(2001年、2003年)、マイケル・ポーター(2005年)、 C.K.プラハラード(2007年、2009年、クレイトン・クリステンセン(2011年、2013年)。 日本人では、大前研一、野中郁次郎が殿堂入りしている。 Thinkers50書籍シリーズは、マネジメント理論のエッセンスを世界のトップ思想家を 直接インタビューした内容とともに紹介する新しいスタイルの入門書である。 【目次】 ◆第1章 マネジメントの発祥 ◆第2章 マネジャーの仕事 ◆第3章 働く人の動機づけ ◆第4章 業務プロセスの管理 ◆第5章 成果の把握 ◆第6章 変化のマネジメント ◆第7章 人材のマネジメント ◆第8章 グローバル経営 ◆第9章 マネジメントと感情 ◆第10章 ミレミアム世代のマネジメント
  • 新宿少年探偵団
    3.8
    1~6巻680~827円 (税込)
    希望と絶望、あらゆる欲望が交錯する混沌都市・新宿に出現した、「θ(シータ)」と呼ばれる怪物体。不思議な磁場に引き寄せられるように集まった、4人の少年たち。魔物を自在に操り、次々と猟奇殺人を犯す「髑髏王」の目的とは!? 恠しく邪悪な意志に対峙する「少年探偵団」。読みだしたら止まらない、傑作冒険譚!
  • 新宿で85年、本を売るということ
    -
    新宿駅東口を出て、新宿通りを右へ100m足らず。そのビルの古色蒼然とした煉瓦の壁には「紀伊國屋書店」の文字が輝く。フロア面積1450坪、蔵書120万冊。1927年以来、同業者も憧れる意思ある店として混沌の街・新宿から独自の文化を発信してきた書店だ。書店を知り尽くすライターが、伝説的書店のドラマを初めて明かす。
  • 新宿・夏の死
    3.0
    闇深い街に多様にうごめく人間の情念を描く 人生の最後を息子の復讐のために使い切ろうと灼熱の新宿を疾走する老いた父親。生きて虐げられ、死んでなお見捨てられるオカマたちが誇りをかけて立ち上がったささやかな戦闘。非情な取立てを生業とする貸金業の男が夢見た現実からの脱出と、残酷な誤算。プロ棋士になる夢に破れ、ぼったくりバーを営む叔母のもとに身を寄せた青年が見聞きした欲望と純情の谷間。仲間との束の間の友情を感じつつ、消すことのできない過去に縛られ続ける元高校教師のホームレス。失踪人の捜索をするうちに、みずから抜き差しならない状況に追い込まれていく興信所勤めの元女刑事……。違法と合法、幻と現実、正気と狂気、男と女。あらゆるものが混沌と混ざり合うこの街の、喧騒の底に沈む深い闇のなかから、宿業のように生み落とされる人間のドラマ。焦げつくような真夏の新宿を舞台に繰り広げられる8編の熱い物語。

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  • 新宿馬鹿物語
    -
    1巻770円 (税込)
    昭和40年代、喧騒と混沌の町・新宿。だが、バー〈ルヰ〉の周りには、穏やかな大人の遊び場としての新宿が生きていた。直木賞受賞作「雨やどり」に続き、1軒のバーを舞台に男女が綾なす人間模様を描く、半村良の新宿人情物語、ついに電子化。「昔カウンターの中から水上先生や柴田先生を畏敬の目で見ていたバーテンが、今ではその先生方のように客として新宿を歩き回っている。人と人とのからみ合いとはふしぎなものだ。そんなことを考えると、自分の人生がいとしくって、ふと涙ぐんだりする。」(著者あとがきより)
  • 新 聖母烈伝 印度艶遊ノ巻
    -
    上海蜜月旅行(ハネムーン)からの帰路のはずが、風子はタージ・マハルが見えるホテルにいた。そればかりか、夫・伊織は修行僧となって頭から次々とひなげしの花を咲かせてしまう。おなじみの悪友・撫子、虹子には何かが憑依して……。謎の「SM×SM(スマ・スマ)団」につけ狙われて大ピンチの風子の強い味方は、あそこに住みついた「超能力コオロギ」だ! 混沌(カオス)の印度で、『新聖母烈伝』、怒濤の完結!
  • 新装版・帝王学ノート 混沌の時代を生き抜く
    4.0
    1巻1,200円 (税込)
    「古典と歴史と人物の勉強。これなくして識見は生まれてこないが、現代人は、この最も大事な根幹を忘れて、あまりにもつまらぬ本を読み漁りすぎているのではないか」。雑誌『財界』の名物編集長として経営者から愛され、独立してからは陽明学者・安岡正篤師の説く東洋人物学を基本にしたリーダー論というジャンルを確立し、出す本はすべてベストセラーという売れっ子評論家だった著者だが、惜しくも50代半ばで急逝。しかし、彼の遺した著書は、いま読んでも新鮮、いやむしろ、いまだからこそ役に立つ箴言がちりばめられているといってよい。本書は、ビジネス社会を生き抜くリーダーに必要とされる資質を、古典の名句、歴史の教訓を例に引きながら明快に示した名著を新装版として復刻したもの。著者はいう。「出処進退ではとくに退が難しい。女々しい奴はいつまでもポストに恋々とするし、知慧があって男らしい奴は最盛期にさらりと退く」。さて現代はどうか?
  • 新装版 パチンコ滅亡論
    -
    発売前から重版出来するなど、ファンだけでなくメーカーやホールなど、パチンコ業界に大きな衝撃を与えた『パチンコ滅亡論』を再構成し、加筆修正と新章を書き加えた一冊です。 書き加えられた新章では、主にYouTubeとパチンコの関係性に加え、話題の機種「P大工の源さん 超韋駄天」についても言及。コロナ以降、混沌とするパチンコ業界の勢力図を一変させた源さんについて、鋭く斬り込んでいます。 不況に強いと言われ、長らく娯楽の王様として君臨したパチンコですが、コロナ以降は激しいバッシングと相次ぐ規制、そして依存症問題などにより苦境に立たされています。パチンコを取り巻く問題は複合的に絡み合い、先行きも極めて不透明な状況にあります。 そんなパチンコ業界を取り巻く諸問題、そしてこれからの姿をユーザー目線で鋭く語り下ろした本書は、他に類を見ないパチンコ文化論の決定版とも言える一冊です。 ・合法でも違法でもない……根幹を成す「二大グレーゾーン」 ・「ちゃんとしてる人」はパチンコ屋に来るな ・パチンコはいくらでも叩いていいという風潮 ・そもそも「依存=悪」なのか? ・パチンコ屋のYouTubeは地獄 ・源さん韋駄天の功罪
  • 身体構造力 日本人のからだと思考の関係論
    -
    理想的なからだと心のバランスを維持するために私たちがすべきこととは。 推薦の声が続々 門田隆将氏(ジャーナリスト)「治療家である著者だから見えた日本人の問題点が面白い!!」 八津弘幸氏(脚本家)「整体師のドラマを書きたくなった。面白い!」 澤井昭彦氏(映像ディレクター)「読書が苦手な私が一気読み! 生理学と哲学が融合」 「積み重ねてきた歴史は、脳だけでなく、身体全てで表現されている」と著者は語る。 「身体構造力」は著書による造語で、 「身体自体が持つ構造の力」と私たちの意志によって「身体を構造する力」という2つの意味が込められている。 自分の身体構造を理解することの大切さを伝え、 治療家としての矜持を持って混沌とした整体業界に問題的提起をする一冊。

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  • 神道入門 ──民俗伝承学から日本文化を読む
    3.3
    日本の神道とは何なのか。それは、いくつもの信仰が、繰り返し「上書き保存されたもの」と捉えることができる。古代天皇の神祇祭祀に、仏教や儒教・陰陽道等が流入、さらに幽界霊界の存在への信仰が加わって、混沌としたまま全てを含みこむ形で展開。そのため、日本の神道は複雑に見えるのだ。本書では、その後、さらに天皇崇拝を中心とする近代の国家神道を経て、現代の宗教法人神社本庁が統括する神社神道へと至る変遷全体を追う。伝承分析の手法によって上書き保存の履歴を解明しつつ、変わることなく伝承されてきた神道の中核部分をあらわにする。
  • 新橋アンダーグラウンド
    -
    「サラリーマンの街」として知られる新橋ですが、その様相は駅の東口と西口でまったく異なります。東口(汐留口、銀座口)は電通や日本テレビ、パナソニックなど大手企業の本社ビルが立ち並び、日本一華やかな街・銀座も間近。一方の西口(烏森口、日比谷口)はというと、時代に取り残されたかのように昭和の面影が残り、ガード下・路地・地下街には安上がりな飲食店、喫煙者だらけの昭和喫茶や飲み屋が密集しています。それに加え、お色気マッサージ店やセクキャバ、レンタルルームを利用した出張風俗、出会い喫茶、大人のおもちゃ屋、囲碁将棋会館、古びたゲーセン(脱衣麻雀ゲームがいまも現役)など、サラリーマンたちを癒す様々な娯楽産業が乱立する混沌としたエリアとなっています。まさに「オヤジたちの楽園」ともいえるこの界隈はいかにして生まれ、今に至るのか。そこに集まる男たち、その男たちを相手に商売する女たちは、どんな日常を過ごしているのか。そしてなぜ新橋は政界・闇社会のフィクサーたちを引き寄せるのか。本橋信宏“東京の異界シリーズ”第4弾、昭和の街・新橋に生きる男と女に迫るノンフィクションです。最後の黒幕と呼ばれる朝堂院大覚、スタジオジブリ鈴木敏夫代表、食堂のおばちゃん作家山口恵以子、新橋再開発最高責任者なども登場、本書でしか語りえない貴重な証言の数々も必読です。
  • シンプル・プラン
    3.8
    平凡な生活は破壊され、しだいに混沌と恐怖の深みにはまり込んでいく。 ある雪の日の夕方、借金を苦にして自殺した両親の墓参りに向かうため、ハンク・ミッチェルは兄とその友人とともに町はずれの道を車で走っていた。途中ひょんなことから、彼らは小型飛行機の残骸とパイロットの死体に出くわす。そこには、440万ドルの現金が詰まった袋が隠されていた。 何も危険がなく誰にも害が及ばないことを自らに納得させ、3人はその金を保管し、いずれ自分たちで分けるためのごくシンプルな計画をたてた。だがその時から、ハンクの悪夢ははじまっていたのだった。
  • [新訳]鉄舟随感録 「剣禅一如」の精髄を極める
    -
    未曾有の国難により、混迷の度を深めている現代は、幕末維新の混沌とした時代と共通点が多い。「維新」という言葉が、いまの政界を中心に広がっているのは、内憂外患の困難な局面を打開しようとするエネルギーの反映として受け取ることができる。その明治維新の立役者の一人が、江戸城に対する新政府軍による総攻撃を回避すべく、一命を賭して行動し、「無血開城」という歴史的成果をもたらした山岡鉄舟である。本書は、その鉄舟が若き日から自己を啓発するために綴った文章、口述を収録した労著の現代語訳と解説を「原文」と併せて紹介する書である。激動の時代を生きた最後のサムライ・鉄舟は、何を悩み、考え、自分を自ら叱咤激励したかを知ることは、日本人の「心」、とりわけ「負けじ魂」をみつめ直すことは、現代企業の組織人はもちろん、教育関係者、文化・スポーツ関係者の羅針盤になるはずである。

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  • 007/ロシアから愛をこめて【白石朗訳】
    -
    「恥辱を与えて殺害せよ」――ソ連国家保安省内の殺害実行機関SMERSH(スメルシュ)へ、死刑執行命令が下った。標的は英国秘密情報部の腕利きのスパイ、007のコードを持つジェームズ・ボンド。かつてソ連側に敗北をもたらした彼を陥れるために、SMERSHの作戦計画立案者が送りこんだのは、英国秘密情報部が飛びつくに違いない、魅力的な餌を抱えた国家保安省の美女だった。ヨーロッパとアジアが交わる混沌の都市イスタンブールやオリエント急行を舞台に、巧妙に張りめぐらされた二重三重の罠。最大の危機がボンドを襲う! 新訳で贈るシリーズ最高傑作。/解説=戸川安宣、小山正
  • 時空の旭日旗 我ら、未来より
    5.0
    2008年、あずみ海洋大学の海洋調査船「あずみ丸」が昭和十年、二・二六事件前年へタイムスリップ。乗員は、横須賀鎮守府の井上成美や山本五十六と接触、日本の敗戦の事実を突きつけ、さらに天皇をも動かし、日本の将来を変えるべく国家体制を変えていく。

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  • 時空の旭日旗 過去と未来の間で
    3.0
    マーシャル、ポナペ攻撃の失敗で戦力を消耗した連合軍は、敵兵站線を分断する通商破壊作戦へと方針を転換、南太平洋では狼群作戦を展開。これに対し日本は未来情報による航空海防艦『鶫』型などを投入し、さらなる戦いを挑む

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  • 自助論の精神 ―「努力即幸福」の境地を目指して―
    4.3
    昨日よりも今日、今日よりも明日―― 運命に立ち向かい、 打ち克っていく力を。 人生を好転させる智慧とは。この国を復活させる鍵とは。 先の見えない混沌の時代を生きる私たちに、いま 必要なマインドは、これだ。 自分の運命と未来を、創りだしていく喜び ◇「嫉妬するかわりに祝福する」ことの大切さ ◇高学歴でも出世しない4つの落とし穴 ◇成功したら運、失敗したら自分の責任 ◇謙虚な心がなければ成功は続かない ◇組織の上に立つ者の大切な心構え ◇淡々と仕事をこなす習慣を身につける ◇うぬぼれたら、そこから脱落がはじまる ◇凡人の自覚から非凡への高みへ ◇幸福の科学の自助努力と発展の軌跡
  • 自走式銭湯
    完結
    5.0
    全1巻440円 (税込)
    どことも知れぬ荒廃したSF的世界。 街から街へと移動する自走式銭湯「虎之湯」の 客としてお湯に浸かってくつろいでいるのは 廃品回収業の三人娘たち。 長旅の疲れを癒していたのも束の間、 銭湯を狙う強盗団たちが虎之湯を襲撃し……。 混沌とした架空未来世界を舞台に、 銃と暴力、愛欲と人情が交錯するSF活劇! 本文全49ページ。
  • 時代に挑んだ反逆者たち 近代日本をつくった「変革」のエネルギー
    5.0
    反乱、革命、クーデター……昨今、日本という国で、人びとが自分のエネルギーの全てを振り絞って権力や体制に向かって暴動を起こすといった出来事はほとんど見られない。しかし江戸、明治、大正、昭和と、現代に続く日本の歴史の過程では、時代の趨勢に命懸けで抗った男たちがいた。彼ら“反逆者たち”は、決して一個人の理想や空想に目を奪われて無謀な戦いを挑んだわけではない。混沌として先が見えない“時代の文脈”によって歴史の表舞台に呼び寄せられ、その反逆のエネルギーによって次の時代への扉を開く役割を担ったのである。大石内蔵助、大塩平八郎、高野長英、佐久間象山、西郷隆盛、田代栄助、田中正造、出口王仁三郎、宮崎滔天、石原莞爾――数多くの“反逆者”の中でも、激動期の日本人の心情を最もよく表した10人の男たち。彼らがなぜ“反逆の道”を歩んだのかを著者独自の視点で探っていくことで、近代日本の新たな実相を浮かび上がらせた会心の一作。
  • 時代を見つめる「目」
    5.0
    1巻1,150円 (税込)
    混沌の今を生き抜く“座標軸”がここにある!台頭する中国、不透明な日米関係、エネルギー戦略の行方、そして日本経済の未来……。藤原帰一氏、船橋洋一氏、姜尚中氏など各界の論客との対談も収録。
  • [実践活用版]聖書の成功法則
    -
    聖書に秘められた「成功原理の超エッセンス」を事例にそって抽出!仕事、家庭、個人…物質も精神も、もっと豊かで楽しい繁栄の人生へと劇的に変える、時代を超越した最高の法則がここに!混沌の時代を鋭く読み解くキリスト教聖職者が、はじめて聖書に隠された力の活用法を一般向けに分かりやすく解説します。

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  • 自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける
    4.0
    書く喜びを取り戻そう。 いい言葉が見つかるか不安、欠点ばかりが目につく、評価が怖くて手が止まる...... 「書けない」感覚に徹底的に寄り添う! 読み継がれる不朽の実践書。 個人エクササイズ×グループ・セッションで、「恐れ」も「正解」も手放せるライティングの旅へ。 学生のレポート/ビジネスの企画書/趣味の日記/プロの小説や詩まで── ●フリーライティング:「自己検閲」がはずれ、次々と言葉が流れ出すエクササイズ ●グローイング:大量の脱線と混沌から、「重心」を見つけて言葉を育てる ●クッキング:要素どうしを化学反応させ、文章を豊かにする ●ティーチャーレス・ライティング・クラス:「改善案」ではなく「純粋な反応」を伝え合い、自分の言葉の響きを確かめる 目次 第1章 フリーライティングを練習しよう 第2章 ライティングのプロセス①──グローイング 第3章 ライティングのプロセス②──クッキング 第4章 言葉の響きを確かめよう──ティーチャーレス・ライティング・クラス 第5章 ティーチャーレス・ライティング・クラスをもっと理解する 補遺 ダウティング・ゲームとビリービング・ゲーム──知的な営みを分析する
  • 自分を鍛える道 ―沈黙の声を聞き、本物の智慧を得る―
    4.0
    すべては、真実のために。 世界の人びとの幸福のために。 著作シリーズついに 3000書! 1985年の第一作から37年―― いま、世界165ヵ国(40言語)に 愛読者がひろがっています。 私たちの周りには、 世紀末的現象が あふれ返っている。 乗り切るには、 智慧を磨くしかない。 世界のコロナ・パンデミック、 ロシア―ウクライナ戦争、 そして新たな世界大戦と さらなる大恐慌の危機…… 混沌と崩壊が加速する世界を 私たちはどう生きるべきか。 霊的な自分にめざめる秘密から、 知的生産性を高める秘訣まで。 時代が急速に変化したとしても 決して変わることのない 人生の真理が、この一冊に結晶。 時代を読む。原点に還る。 本質をつかむ。 ◇精読と多読の両立――  成功者の読書法 ◇なぜ知識を学び続ける  必要があるのか ◇若い人が才能を生かす  ために知るべきこと ◇自分の仕事年齢を  伸ばしていく努力を ◇日本経済と世界情勢の  今後の動向を読む ◇コロナで露呈した現代の  医学信仰の限界 ◇神なき民主主義の  危険性とは何か ◇古典を読み直す――  人類の叡智を学ぶ ◇霊的なものを知ることの  大切さとその難しさ ◇天上界からの  インスピレーションを  得るために ◇霊の声や霊現象に  振り回されない知性を磨く ◇天狗になる人と  天使になる人の違いとは
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    「男の考えていることはよくわからない」のか? 「感情の言語化」と「弱さの開示」の先にあるものとは? 劣等感、権力欲、マウンティング、ホモソーシャル、処女信仰、ED、DV etc. 見たくなかった自分と向き合った男たちの、切実な「自分語り」の記録。 どうして、男ってこうなのか、と思い続けた。 そんな私も男なので、思うだけじゃなく、 考えないといけないーー武田砂鉄(ライター) ホモソ大国、ニッポン。 “何かを勝ち得たり他者に与える存在である”ことでしか、 自分自身を愛せないし、他者からも受け入れてもらえない。 そんな恐怖に縛られた男性たちが、 自分の弱さを許せるようになるための指南書 ーー辻愛沙子(クリエイティブディレクター) 男性たちの率直な語りには、怒りや悲しみ、加害者性や被害者性、競争意識や逃避癖、女性蔑視や男性嫌悪、プレッシャーや特権性、優しさや残酷さ、純粋さやしたたかさ、成熟や未熟、計算や衝動、上から目線や劣等感、反省や自己弁護、視野の狭さや懐の深さ、暴力性や愛情など……実に様々な要素が混在しており、表面がつるつるにコーティングされた「一般男性」という存在の内実が、実は複雑で混沌としたモザイク模様になっていたことがおぼろげながら見えたんじゃないかと思う。(本書より)
  • ジャン=ジャックの自意識の場合<新装版>
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    一九六八年、日本人青年医師に、ルソーの魂が降臨した。彼は『エミール』の理想を実現すべく、理想の子供を育てることを決意し、孤児院を創設する。集められた子供たちは、“世界の救い主”を作り出すための、実験体であった…。天使が舞い、混沌が支配し、血と精液にまみれた溟い幻想が憩う、濃密な作品世界。全く新しい才能の誕生! 第8回日本SF新人賞受賞作品。 人々は、今あるこの世界が、根底から作り変えられることを望んでいるんだ。いつの時代もそうだった。しかし、それは容易なことではない。だから、必要とされるのは、現状との闘いから変化が勝ち取られることではなく、現状を作り出した源にまで遡って作り変えられることだ。地下の王国が、父たちの歴史を飲み込んでしまう、そんな矛盾した革命だ。気づかぬうちに起源を置き換えてしまう。闘い自体が無力化されることを望んでいるのだ。それができるのは、ただ一人の子供だけだ。その子は子にして親なんだ。天使が巨人を産み、巨人が世界を産んだように。子孫にして父祖、結果にして原因、その両者を結ぶものだ。その子は、やがて《世界の救い主》になるだろう。
  • 十字道
    完結
    5.0
    人を助け人の道を照らすとされる、人・王・正・神“陽の四道”が廃れ、己の快楽を尊び思うがままに全てを貪る“陰の四道”が栄えし時代……。略奪が横行し人殺しが跋扈する混沌とした世の中に人の情と絆を胸に人道を以て挑む一人の男がいた――。伝説的人気を誇った魂震わす熱き剣劇バトルファンタジーweb漫画を堂々リメイク・コミカライズ!!
  • 十二支のE話 正編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この書籍は、現在の混沌とした世の中を変革し導くユニークな経営学・人間学の書である。その要旨は著者の「はしがき」に明確に述べている。 「はしがき」─“「新しい年を迎えるたびに、来年の“年頭訓示” でなにを話そうか。これが頭痛のタネです。なにかよい知恵はありませんかね」。経営顧問先の社長さんから、そんな相談を、うけたことがある。そのとき、ふと頭をよぎったのが十二支・十二支獣のことであった。 そこで即座に「心配ご無用。“えと” にちなんだ話題をスピーチされては如何でしようか。 十二支は年ごとに去り、新たにめぐり来るので、聴く人たちにも新鮮味があって必ずうけますよ」とアドバイスしたところ、「先生、虎の巻を考えてくださいな」ということになった。 言い出しっぺの私にお鉢がまわってきたものの、咄嗟の思いつきだけに妙案があるはずがない。いろいろ考えた末、次の五点についてE話をひねり出すことにした。 1.十二支・十二支獣の漢字の語源とその意味を解説する。 2.その年の“えと”にまつわる故事・格言・ことわざを引用してE話を導き出す。 3.その年の十二支獣の習性をヒントにE話を創り出す。 4.生まれ年の“えと”から人の性格を浮き彫りにする。 5.その年の十二支の「おもしろ雑学」を付記する。 十二支に関する書も二、三市販されているが、いずれも物語風のものであり、経営的視点からとりあげたものは全くない。故事・格言・ことわざにしても同様である。それだけに、経営コンサルタントのノウハウを披露した本書にはユニーク性があり、経営者ばかりでなく経営幹部にとっても、話の材料としての活用価値は大きく、本書は関係先へのプレゼントにも適している。また、営業マンが得意先を訪問したときにも、十二支を話題にすれば商談がスムーズにいく。“えと”われわれの日常生活と切り離すことができない関係にある。人は誰しも生まれながらに一生身につけた自分の“えと”があり、人一倍関心が強く限りない親しみをおぼえる。 私は申どしで、平成四年に還暦を迎える。一休禅師の狂歌に“還暦も冥土の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし”というのがあるが、私も還暦を人生の一つ節目として本書を上梓する気になった。その年の“えと”にちなんだ話題集を出し続けて六年経過した。毎年十二月になると、経営者の方がたから心待ちされるようになり、ファックス通信とか情報誌に掲載することによって、年賀状などにも大いに利用していただいた。 十二支にちなんだ話題のファンは年々増え、“えと”が一巡し、過去の十二年分を一冊にまとめればぜひ購読したい、という要望が多くの経営者から寄せられている。 幸か、不幸か、病床に臥す身になったのを機に、療養のつれづれなるままに一気阿成に書き下ろしてみた。限られた情報をもとに創作したため、足らざる点も多いと思うが、年頭訓示なり、その年のE話としてご活用いただければ望外の喜びである。”と。是非、十二支を篤学して頂き、人生や己そして社会を見つめ直して欲しいものである。編集部 山岸豊 拝 大龍堂書店刊
  • 10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと 答えのない不安を自信に変える賢者の方法
    4.3
    27歳・独身・彼女なし、将来の見えない仕事をしている「僕」。 どんよりした気持ちで出かけた「成功した友人」の結婚式で出会った紳士が 「今後生きるために必要なこと」を教えてくれた……。 価値観の変容、広がり続ける格差、AIの台頭、資本主義の終わり、グローバル化……。 混沌とする社会の中で、自分の足で生き抜くために必要なことは何か。 ・“やる気”なんてなんの意味もなさない ・「学び方を学ぶ」ことが、最大のスキル ・優秀さは「謙虚さ」と「能力」の掛け算である ・「能力がない」ということは「勇気がない」ということに等しい ・「信頼」はクレジットになる など 多くの起業を再生に導き、自らも起業家・思想家として活躍する著者が、 新時代に必須のスキル・考え方を紹介します。 ●読者の感想 ・タイトルに惹かれて買った。自分で考えることの大切さを、益々感じた(30代 男性) ・今後の人生の指針にしたいと思う。良書です(50代 男性) ・この本を読んで、今後の自分の生き方に勇気が持てました(20代 男性) ・ひさしぶりに面白い本を読みました!(20代 女性) ・どんなときでも、自分自身が出発点であるということを思い出させてくれました。今後の生き方が変わりました(30代 女性)

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