混沌作品一覧

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  • 夫婦幻想 ──子あり、子なし、子の成長後
    3.5
    夫婦関係は、今や精神的にも経済的にも不安やリスクを増大させるものへと変容してしまっている。にもかかわらず、人はパートナーを求め続ける。夫婦は実際にどう変わっているのか。かつての理想の夫婦像はすでに「幻想」なのか。いや、変わらない部分――夫婦の根源的な何かがあるのではないか。戦後家族モデル崩壊後の混沌状況における夫婦のあり方を、子どもを作るかどうかの選択、子の成長による変化などにも注目し、長期にわたる確かな取材をベースにその実態に迫っていく。
  • Facebook+Twitter 販促の教科書
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    “正しいソーシャルメディア販促”のやり方、教えます Facebook、Twitterをはじめとしたソーシャルメディアが広く普及し、これらを利用した企業の販促活動も数多く見られるようになりました。しかし、次々に新しいソーシャルメディアが登場し続け、混沌とした状況の中、自身のビジネスや商品にマッチした販促手法がわからないまま取り組んだ結果、「なかなか思うように販促効果が上がらない」「スパムと勘違いされ、逆にユーザーが離れてしまった」というケースは少なくありません。 本書では、複数のソーシャルメディアを利用した双方向型販促の手法を具体的に示しながら、その効果やコスト、リスクまでを体系立てて解説します。FacebookやTwitterはもちろん、ロケーションサービスや動画配信、従来のウェブ販促で利用されていたブログやアフィリエイトと組み合わせた場合なども、しっかりと解説していますので、商品や目的に合った正しいソーシャルメディア販促が実現できること間違いなしです! ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • フェラ・クティ自伝
    -
    フェラ・クティは生涯、自由であることを求め生きた。その混沌の奥底から生まれた超普遍的グルーヴ、フェラ・クティの音楽、フェラ・クティの芸術。私たちは今、彼の存在をどう受けとめればいいのか。そこから何を想像することができるのだろうか。生きること自体が闘いであり、アートそのものだった偉大な「兄弟」による自伝。
  • 不死の子供たち
    値引きあり
    4.0
    〈あらすじ〉 記憶を失くした青年“レイラ”が目を覚ましたのは、文明が崩壊し戦争によって荒廃した世界だった。 今までの考え方や価値観が通用しない世界で、彼は静止軌道上にある軍事衛星の『自律式対話型支援コンピュータ・カグヤ』から受信する声を頼りに、かつて栄華を極めた『旧文明』の遺物を回収するスカベンジャー(廃品回収業者)として生きていくことを選択する。 そしてレイラは、放射性物質が今も残る瓦礫に埋もれた廃墟の街で、恐ろしい姿をした危険な突然変異体や、冷酷無比の略奪者たちを相手に熾烈な生存競争に身を投じるのだった。 〈著者からの一言〉 この物語は(母語ではないため)日本語の不得意な作者が、辞書と睨めっこして日々試行錯誤しつつ執筆しました。自分が表現したい世界を文章として的確に表現できるように、たとえば廃墟の街に流れる空気や匂い、果ては日の光によって変化する街の表情までが読み取れるように書いています。じっくり読んでもらえたら嬉しいです。
  • 藤井聡太論 将棋の未来
    4.0
    「天才は天才を知る」。レジェンドが迫る巨大な才能の秘密。 AIの登場以降、大きく変貌する将棋界。そこに現れた若き天才・藤井聡太。 14歳2ヵ月・史上最年少のプロデビュー後、衝撃の29連勝から始まり、史上最年少でのタイトル獲得など、次々と記録を塗り替えていく彼のすごさとは? 人間はどこまで強くなるのか? その謎を、史上最年少名人位獲得の記録を持つレジェンドが、自らの経験を交えながら、さまざまな角度から解き明かすとともに、多士済々の頭脳集団が切磋琢磨し、進化しつづける将棋の魅力を伝える。 第一章 進化する藤井将棋     ケタ外れの「頭の体力」・棋士も経験する「ゾーン」状態・時間配分をコントロールする etc. 第二章 最強棋士の風景      谷川・羽生の両方を持っている・トップ棋士の研究量・シビアな勝負師に徹して etc.      第三章 不動のメンタル     負けん気と平常心の両立・記録ではなく、強くなること・最年少名人記録は破られるか etc.  第四章 「将棋の神様」の加護     羽生世代が起こした序盤革命・苦手意識をどう克服するか・恐ろしいほどの強運 etc. 第五章 「面白い将棋」の秘密     勝った相手に楽をさせない・将棋は学業にも役に立つ・盤面をイメージせず読む・強さの源泉は詰将棋にあり etc.  第六章 AI革命を生きる棋士     人間と異なる形勢判断・強さとAIは関係ない・自分で考えなければ強くなれない・一局で一手研究が進む時代・五十代の戦い方 etc.   第七章 混沌の令和将棋 堅さよりもバランス重視・トップ棋士に求められる受けの力・美学に反した手を見直す etc.
  • 二つの「インドから」 時代のうねりの中で
    3.0
    ■内容紹介 20代で初めて訪れ、何度も通い続けたインド。だが1990年以降、経済が発展し勢いに乗るインドは、私にとって居心地の悪さを感じる地になった。「貧困」が代名詞だった1973年のインドと、IT時代の活気ある2010年のインドはどのように変わったのだろうか。次々とビルが建設され、ITを中心としたグローバル化が進んでいるインドは、豊かになったように思えるが、農村では作付けのための借金を苦にした自殺者が増えているという。結婚や就職、金銭のごまかしや物乞いなども、同じように見えていても根本は昔と違っているようだ。中流が急増し欧米的な思考が浸透しつつあるからこそ、より貧しくなった問題も多いのではないか。インドを研究し続ける著者が見た、新たな「インドの混沌」とは? ■著者紹介 高邑 青(たかむら あお) 東京外国語大学インド・パーキスターン語学科を卒業後、NHKの国際放送局(ラジオ・ジャパン)でインド亜大陸向けニュース編集や番組制作に携わる。1972年、デリー大学でインド事情、ヒンディー文学を学ぶ。その後、外務省ヒンディー語講師を経て現在、拓殖大学国際学部、商学部講師。NHKラジオ・ジャパンでインド・南アジア向けニュース編集などを担当。著書に、『蓮と紅茶とマハーラージャー ―インドに関する三十三章―』(新風舎)、『まずはこれだけヒンディー語』(国際語学社)がある。千葉県柏市在住。

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  • フットボールクラブ哲学図鑑
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では歴史の古いヨーロッパのフットボールクラブを「常勝」「“ザ哲学”」「港町」「ライバル」「成金」「小さな街の大きな」「名将」の7つのカテゴリーに分け、それぞれのフィロソフィーがどうなっているのか見てみようと試みた。 例えばマンチェスター・ユナイテッドは「ミュンヘンの悲劇」によって、「何があっても前進する」精神性を身に付けている。 レアル・マドリーはアルフレッド・ディ・ステファノの補強が大成功し、「計画できないところは選手が補ってくれる」ことを現在も具現化している。 バルセロナはまさに哲学と呼ぶに相応しいものを持っているが、負ける時は負けるべしくて負け、ユナイテッド、レアルのように奇跡を起こすことがあまりない……。 それぞれのクラブにはやはりDNA(遺伝子)があり、“香り”がある。 ヨーロッパの厳選20クラブの哲学を知れば、現在のフットボールシーンをより楽しむことができるはずだ。 【目次】 まえがき/クラブ年表/クラブ相関図 「常勝クラブ」の哲学 Iレアル・マドリー強い奴を集めてとにかく勝つこと IIユヴェントスまとまりすぎの安全第一主義 IIIバイエルン・ミュンヘン精神的支柱は皇帝の激怒 「“ザ哲学クラブ”」の哲学 Iバルセロナ永久に問う「クライフ原理主義」と「メッシシステム」の共存 IIアスレティック・ビルバオビッグクラブが失った「幸福」を追い求める 「港町クラブ」の哲学 Iリヴァプール特権階級を作らない平等なハードワークの流儀 IIナポリ神の子をも巻き込む情熱と反逆 IIIマルセイユDroit Au But――ゴールへ真っ直ぐ 「ライバルクラブ」の哲学 Iインテル×ミラン革新性溢れるアンチテーゼVS伝統を重んじるコスモポリタン IIベンフィカ×ポルト似た者同士の名将が形成した「豪快な攻撃力」と「堅実無比」 「成金クラブ」の哲学 I マンチェスター・シティ先進性と理詰めのアプローチで水色の細い糸をつなぐ II パリSG中身は薄っぺらくとも外見だけは華やかに 「小さな街の大きなクラブ」の哲学 I ボルシア・ドルトムント×ボルシアMGドイツフスバルを体現する秩序と混沌の両立 II ヴィジャレアル黄色いタイルを盗まれても新たな黄色いタイルを作ればいい III モナコ空虚な黄金時代というルーチンを繰り返す 「名将クラブ」の哲学 I マンチェスター。ユナイテッド「赤いバス」は何があっても走り続けなければいけない II アーセナルヴェンゲルの麻酔が切れても「勝利は調和から」は普遍 あとがき
  • 吹雪物語
    -
    希望の裏打ちのない若者の行為があり得ようか過去・現在・情念・観念の行きかう193X年冬の新潟。鋭利、俊敏な安吾が、全青春を賭けて敢闘した力作――後の"安吾"を生んだ"夢と混沌"の巨大な"坩堝"。同時代の批評に埋没させられていた秀作『吹雪物語』。
  • 浮遊
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    高校生のふうかは、会社経営の男の家で柔らかいソファに座り、男の元恋人を象ったマネキンの下、夜毎ホラーゲームで悪霊たちから逃げ続け――。芥川賞受賞作『破局』を超える衝撃。 モモコグミカンパニー(BiSH)、戦慄! 「恐怖」の概念を覆す衝撃作! 「読んでいる間、身体が透明になったりまた人間に戻ったりする。ゲームと現実、幽霊と人間、その境目の混沌を彷徨いながら、最後には、私は人間でいたいと思った。しかし、なぜか、遠野ワールドでは、幽霊の方が息をしやすそうなのだ。」
  • フラクタル 混沌と秩序のあいだに生まれる美しい図形
    -
    自己相似性をもつフラクタル図形は、どれだけズームしても果てしなく同じ形状が現れる不思議な図形だ。自然界ではリアス式海岸、カリフラワーの仲間の野菜ロマネスコ、樹木の枝ぶりから、人間の血管のパターンまで、さまざまなところに現れる。本書は有名なジュリア集合やコッホ曲線など、コンピューターにより美しく表現されたフラクタル図形を多数掲載し、現代数学の最前線の一端をコンパクトにわかりやすく伝える。
  • ふることふみ(1)知泉的古事記
    完結
    -
    先祖からの言い伝え、古事(ふること)を未来の人に伝えるという大役を命じられた太安万侶(おおのやすまろ)。記憶のエキスパート稗田阿礼(ひえだのあれ)と共に、壮大な神々の物語を紐解く旅が始まる! 「無」という混沌から、続々と神が現れ、高天原から地上に降り立ったイザナギとイザナミによって始まった国造り。神の歴史はやがて人の歴史へ…。再発見&うんちくの嵐!「古事記」ってこんなにオモシロかったの!?
  • 武器としてのヒップホップ
    4.8
    ヒップホップは逆転現象だ。病、貧困、劣等感……。パワーの絶対値だけを力に変える! 自らも脳梗塞、余命5年の宣告をヒップホップによって救われた、博学の現役ラッパーが鮮やかに紐解く、その哲学、使い道。 DJのように過去と現在をつなげ、MCのように混沌を乗りこなせ、 スクラッチは自分だけが世界に刻む新しい音だ! 1973年のアメリカの手作りパーティから始まったヒップホップは、今、世界でもっとも聞かれる音楽ジャンルだ。ヒップホップは、常に前提を問う。お前は誰だ? お前は今どこにいるんだ? どこから来たのか? どこへ行くのか? 繰り返されるこれらの問いが世界の流れを知覚させる。 「The MC」「Break 」「 Beat」「Loop」……28のヒップホップ用語を軸に、逆境の乗り越え方、隙間をつく思考法、日常の目の付け所など、ヒップホップの精神とともに、閉じ行く社会のなかで、瓦礫を搔い潜る生き方を伝授する。 構造の外に出ろ! それしか選択肢がないと思うから構造が続く。 ならば別の選択肢を思い付け。 「言葉を演奏する」という途方もない選択肢に気付いたヒップホップは「外の選択肢」を示し続ける。 まさに社会のハッキング。 現役ラッパーがアジテートする! ――宮台真司(社会学者) 混乱こそ当たり前の世の中で「お前は誰だ?」に答えるために"新しい動き"を身につける。 ――植本一子(写真家) あるものを使い倒せ。 楽器がないなら武器を取れ。進歩と踊る足を止めない為に。 イズムの<差異>より、同じ世界の<裏表>を繋ぐリズムを感じろ。 ――荘子it (Dos Monos) この本を読み、全ては表裏一体だと気付いた私は向かう"確かな未知へ"。 ――なみちえ(ラッパー) ヒップホップの教科書はいっぱいある。 でもヒップホップ精神(スピリット)の教科書はこの一冊でいい。 ――都築響一(編集者)
  • 歩山録
    4.4
    1巻1,771円 (税込)
    どうなっているんだ、ここは――? 完璧な登山のはずが――男に襲い掛かるイレギュラーの数々! 奇想天外&予測不能! 狂信者を量産したドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の生みの親が描く、スーパーサイケデリックマウンテンノベル! 奥多摩から埼玉、長野の県境を歩いて山梨の北杜市へ。 製薬会社勤務6年目、何より理屈を愛する男・山田が思い立った登山は、完璧な計画通りに遂行されるはず、だった――。 「あなたは少年を探しにここまで来たのでしょう?」 山中で出会った博士風の奇怪な男の一言を発端に、山田はいつしか思いもよらない異常事態に迷い込む。 理屈が通らない混沌の先、山田を待ち受けていた運命は――?
  • 武装島田倉庫 1
    完結
    4.0
    前代未聞興奮必至!荒廃未来冒険譚(ディストピアアドベンチャー)、始まる!! 長い長い戦争が終わりを告げ、17年の時が過ぎた。地上に残されたのは化学兵器や放射能によって汚染された大地と空、異態進化した生物、そして激減した人類だった。文明も国家も崩壊した混沌とした世界で人々は地べたを這いずり、「生き延びること」、ただそれだけを目的として往かざるを得なかった。滅びの日が間近に迫る中、人類は現在を生きている… 辺境のドヤ街で育ってきた少年・百舌は、南都を目指して旅立つ。そして彼は「島田倉庫」に積荷として、運ばれてきた少女・アサコと出会う! 椎名誠渾身の傑作小説が鬼才・鈴木マサカズの大胆なアレンジでよみがえる!絶望の世界に希望を求める少年ともに、この世界を旅せよ!!
  • 仏教の復権
    -
    多様化する価値観のなかで、イデオロギーの衝突や目標の喪失など、人間社会に横たわる課題は日々深刻化している。幸福になることを求めながら、混沌した社会の問題に悩まされる人間に対し、仏教の存在意義はいかにあるのか。戦中・戦後の日本における仏教の変遷を解説しながら、再評価された仏教がもたらす可能性に言及していく。

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  • ブッディスト・セオロジー 全五冊合本版
    -
    諸宗教の多元的共存は可能か? 「仏教の神学」に挑む連続講義! ※以下全5巻の合本版です。 1『聖なるもの 俗なるもの』 宗教という営みは何を目標としているのか? キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、そして仏教。異なる世界を出発点としながらも、その上に伝達可能で整合的な知の体系を構築することは、神学的方法論によって可能になる。「聖なるもの」を問う、仏教学第一人者の野心的な講義がはじまる! 2『マンダラという世界』 聖書、インド思想、近代哲学、そして仏教。明快に語りおろす「世界」の本質。いま、社会の急激な変化に対して、仏教のうたう「普遍的な悟り」は有効なのか? 死すべき自分が「他者」の存在を理解できるのか? 各宗教の「世界」把握の方法論をたどり、現代日本に求められる世界観の体系を解明する。 3『仏とは何か』 あらゆる宗教の根源存在である「聖なるもの」は、仏教においてどのような姿でイメージされたのか。儀礼をキーワードに、仏・菩薩と人間との関わりかたの具体的なプロセスを通じて、いよいよ仏の本質へと迫る。 4『空の実践』 仏教の中核思想「空」とは何か。自己否定とそれを通してのよみがえりという「空」の実践のプロセスから、実践行為としての仏教の本質を考究する、碩学渾身の思考。 5『ヨーガと浄土』 仏教を構造的に分析し、宗教の普遍的本質にせまる画期的シリーズ最終巻。縁起・空・マンダラなど仏教の伝統的概念を更新し、混沌の21世紀にこそ必須の思想として再生をはかる。碩学畢生の「セオロジー」がついにここに完結する。
  • 文藝春秋オピニオン 2023年の論点100
    4.0
    いま知っておくべき論点を1テーマずつ専門家がコンパクトに解説。混沌とした世界を見通すための1冊。 コロナ禍と戦争が終わらないまま、我々の未来はどこに向かうのか? 新たな知見と判断材料を提示する。 【テーマと寄稿者】 地方自治……泉房穂(明石市長)/メタバース……養老孟司/反カルト法……鈴木エイト/プーチン……藤原帰一/被選挙権年齢……能條桃子/離婚後共同親権……木村草太/アメリカ分断……近藤奈香/台湾問題……富坂聰/中小企業倒産……橋本卓典/女性登用……浜田敬子/富士山噴火……島村英紀/海外移住……中田敦彦/ノーベル文学賞……鴻巣友季子/女性棋士……上田初美/短歌ブーム……高柳祐子/おひとりさま……富士眞奈美/「どうする家康」……木俣冬/覆面シンガー増加……スージー鈴木/大谷翔平……四竈衛/井上尚弥……前田衷/両陛下ご成婚30年……河西秀哉/佳子さま……佐藤あさ子/小中学校受験……高濱正伸/コロナ治療薬……佐藤健太郎/がん治療……池田徳彦/ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡……渡部潤一 など全100テーマ
  • 【分冊版】極道ファウスト 1
    -
    1~25巻110円 (税込)
    魔法を使う極道たち、通称“極魔道”! かつて世界に存在していた魔法は、近代化によって失われつつあった。 しかし、実は裏社会でのみ闇に力として密かに引き継がれていた。 そして、暴力と魔法の混沌とした抗争で新宿が壊滅状態になって20年。 神楽ファウストとメフィストのコンビは歌舞伎町のど真ん中で事務所を構え、 さらなるバトルの火種となっていく! ※この作品は『COMIC MeDu』掲載時のものです。単行本版と内容が異なる場合がございます。
  • 【分冊版】すずめくんの声 1
    4.0
    1~21巻110円 (税込)
    元カレと声だけそっくりな彼と土下座から始まる歪で混沌な愛 「人は人のこと 声から忘れるらしい」突然恋人の「すずめくん」と連絡が取れなくなって3ヶ月、綿野ほのかは、恋の終わりを感じつつも忘れたくなくて録音した彼の声を聞いていた。だが、その声をいつの間にか聞き流していたことに気づき、「平気になっちゃうんだ。」と思うのだった。まさにそのとき、会社のエレベーターからなぜかすずめくんの声がして......? 「声」から始まる、ほろにがラブストーリー。
  • 分析が導く 最新SEOプラクティカルガイド
    4.0
    ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12829-6)も合わせてご覧ください。 現在のSEOで最も大切なことはなんでしょうか? 検索エンジンが登場してから,すでに30年近くの時が過ぎ,SEOという言葉もすっかり定着してきた感はありますが,現在では,黎明期のような小手先のテクニックは通用しなくなり,状況は混沌としています。やれコンテンツが大切だ,やれ内部施策が重要だ,などと右往左往し,なかなか効果がつかめない状況に陥っている方も少なくないでしょう。 本書は,こうした状況において,本来のマーケティングの王道的な手法,セオリーに立ち返り,自社の商品・サービスの価値,市場やターゲット(ユーザー)の分析・把握を起点に,本当に必要なSEO施策を解説します。現在の激化する市場のなかで,確実に効果を生み出す施策,そしてSEOを軸としたプロモーション方法などを,実践しやすいタスクベースに落とし込み紹介します。
  • プラハの墓地
    3.9
    イタリア統一、パリ・コミューン、ドレフュス事件、『シオン賢者の議定書』……すべてに関わるひとりの男がいたとしたら? 知の巨人が描く憎しみのメカニズム。ユダヤ人嫌いの祖父に育てられ、法学を学んだ青年、稀代の美食家シモーネ・シモニーニは、祖父の死後、ある公証人のもとで遺言書等の文書偽造の仕事を任されるようになる。陰謀渦巻く、混沌とした19世紀ヨーロッパを舞台に、偽造の腕を買われた彼は各国の秘密情報部との接点を持つようになり、その守備範囲は遺言書や証明書等の個人的な書類から政治的な文書へと広がっていく。そして、行き着いたのは史上最悪の偽書と言われる『シオン賢者の議定書』だった。捏造であることが判明した後も、ナチのホロコーストの根拠とされ、アラブ世界ではいまだに読まれつづけているというこの文書の陰に、シモーネ・シモニーニの存在が……。本書の登場人物中、彼以外はほぼ全員、実在の人物である。
  • プロ弁護士の「勝つ技法」
    3.3
    「崖から転落するときになって『理不尽だ』と憤っても遅い」「世の中は多くのウソとわずかの真実で成っている」。危ない人を見分ける7つのポイントとは? なぜ決断は「安全策」が最もよいのか? 人物の本性を見きわめ、情報を吟味して未来からのシグナルをつかむのが「負けない人生」の要諦である。「マイナス情報こそ貴重な視点を提供する」「『すでに始まった未来』を探せ」「懐疑は動揺を抑え、正気を取り戻す武器」――。多国籍企業を顧客とするプロ弁護士が、情報の入手から判断、決断、行動まで、ビジネスと私生活を守るために知っておくべき「技法」を伝授。混沌とした現代社会を生き抜くうえで必須の物の見方、考え方がここにある。 ●視点1:広く深く情報を収集する ●視点2:情報の真偽を吟味する ●視点3:状況の全体を俯瞰する ●視点4:人間の本性を見きわめる ●視点5:時間軸で将来を見通す ●視点6:「多彩なオプション」を創り出す
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人
    4.2
    小池栄子さん(女優)推薦! 「私がTAJIRIさんを初めて知ったのは ハッスルのリングでした。それぞれ個性の強いレスラーの皆さんの中、私はTAJIRIさんのパフォーマンスに、他の選手達とは違う知的さを感じたのを覚えています。この本を読んでその個性のルーツを知りました!世界を旅した強い肉体!世界を旅して磨かれた感覚!プロレスラーTAJIRIがわかる本です。」 特別師弟対談 vs.朱里選手(スターダム) メキシコ遠征でのすごい体験 プロレスと酒、そして旅があれば生きていける― 世界最大の米WWEから ノーギャラも当たり前なアジアの新興団体まで 世界のプロレスを知るTAJIRIが放つ 闘いと酒と食と文化と おかしなヤツらに出会った旅の記録 イタリア、マルタ、ポルトガル、オランダ、アメリカ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、香港 並みの旅行記では読むことができない プロレスを通して見えてくる豊穣な世界と未知なる各国の素顔。 100カット超の激レア現地写真満載 長文な写真キャプションもいちいち楽しめる。 旅とプロレスが存分に楽しめぬコロナ禍の今 読んだそばから、旅の空の下にとべる 窮屈な時代に必読の書! ハッスル以来の師弟コンビ スターダムの朱里選手との旅と人生をめぐる対談も特別収録! 『プロレス/格闘技DX』の超人気連載を大幅加筆&書き下ろし多数で書籍化! <目次> まえがき プロレスラーは、プロレスがなければ死んでしまう生き物である 第1章 美少年の国と砂の男の国 イタリア、マルタ篇 ◆旅のあと① イタリアの「子供」は今―― 第2章 旅人は理想郷をさがし求める ポルトガル、オランダ篇 ◆旅のあと② 危険な街で危険な目に遭わない方法 第3章 プロレスで金持ちになれる世界唯一の国 アメリカ編 ◆旅のあと③ なぜアメリカのプロレスはいつの時代も面白いのか 第4章 混沌と神秘、アジアのプロレス フィリピン、シンガポール、マレーシア、香港篇 ◆旅のあと④ プロレス後進国からのオファーに応えるのもオレの旅だ 特別師弟対談 vs.朱里(スターダム) プロレスラーを磨く、タフな旅に出よ! あとがき 人類が危機に襲われても空は蒼く、人生の旅は続くのだ
  • プーチンとロシア人
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    クリミア、シリア、北朝鮮―― 世界激動のキーマンは、戦争をどう捉えているのか。 「勝利をもたらす小さな戦争」の愛好者であり、その戦術使用の名人でもある プーチンの闘争哲学を、ロシア研究の第一人者が人間学的アプローチで読み解く。 交渉は闘争、交渉は戦争、交渉は武器 ロシア人の国境観、領土観、戦争観は日本人とまったく異なる。 彼らには「固有の領土」という概念はない。 防衛的膨張主義――防衛の名目のもとに、結果においてはれっきとした膨張に終わる ――に代表されるロシア人の本質を知らなければプーチンは解けない。 この3月の大統領選挙で今後6年、トータル24年もの間、ロシアのトップに君臨する男は、 どんなトリックで自国を実力以上に見せているのか! 経済がどん底であるにもかかわらず、なぜ世界に影響力を持ちうるのか! 【主な内容】 第1章 背景――日本とは対照的な地勢的環境 第2章 性格――自由を求め、かつ混沌を嫌う二面性 第3章 政治――「力は正義なり」が中央集権化を生む 第4章 外交――強い国にも強気、弱い国にも強気 第5章 軍事――不安ゆえの「過剰防衛」癖 第6章 交渉――交渉は闘争の手段 第7章 連続――体制変化で「新しい人間」は必ずしも生まれず 第8章 労働――資源依存症で働くことは大嫌い 第9章 技術――外国からの拝借思想の限界 第10章 社会――奇妙な結託、プーチンと国民は共犯者
  • 兵器たち 1巻
    完結
    -
    全2巻730~750円 (税込)
    「俺が絶対、アキオを元に戻すから」友のために己を焦がすSF王道ジュブナイル!! 人間は、愚かである。自らを「支配」と「従属」に二分した。支配を合理化するために製造された殺戮兵器はいつしか知能を持ち自分たちを創った人間を駆逐し始めた。血が流れ続ける混沌とした世界で少年・ワタルは兄と慕うアキオとの時間だけに幸せを感じていた。そんなある日、空を殺戮兵器が埋め尽くす。「対策兵器はどこだ――」始まった大規模蹂躙から逃げ惑うワタルだったが、殺戮兵器を殲滅する兵器の「支配者」となる事を突き付けられ…。友のために己を焦がせるか、SF王道ジュブナイル、第1巻――。 (C)2023 Jun Miura
  • 変見自在 サダム・フセインは偉かった
    3.5
    イラクを救った英雄サダム・フセインをわざわざ倒し、再びアラブを混沌とさせたバカなアメリカ、ありもしない事件をでっちあげ、堂々と反日を推進する朝日新聞、日本から多大な恩恵を受けておきながら、それを何倍もの仇にして返す下劣な中国──。世にはびこるまやかしの「正義」とそれを持ち上げる無能なジャーナリズムを一刀両断する、「週刊新潮」の大人気辛口コラム。
  • 変身物語 上
    -
    古代ローマの詩人オウィディウス(前43-後17/18年)が残した唯一の叙事詩、待望されて久しい文庫版での新訳! 内乱が続いた紀元前1世紀の古代ローマは、その一方で「黄金時代」と呼ばれる詩や文学の最盛期でもあった。その初期を代表する詩人がウェルギリウス(前70-前19年)なら、後期を代表するのがオウィディウスであり、そのオウィディウスの代表作が本書『変身物語』にほかならない。 愛する男女の往復書簡という体裁をとる『名高き女たちの手紙』、恋愛詩人としての本領を発揮した『恋の歌』といった初期作品で知られるオウィディウスは、愛を成就させるための技法を性的なものまで含めて赤裸々に指南する『愛の技術』を書いたことが一因となって、のちに流刑の憂き目に遭った。このあと後期の円熟を遂げるオウィディウスが、ローマの祝日や祭礼の縁起を説く『祭暦』(未完)とともに着手したのが、本書『変身物語』である。 ウェルギリウスの『アエネイス』と並んでローマ文学における最高峰をなす本書は、オウィディウスが手がけた唯一の叙事詩であり、全15巻から成る大作となっている。その背景にあるのは「万物は流転する。すべての形あるものは生成しつつ、移ろう」(本書第15巻178行)と表現される世界観、宇宙観であり、事実、本書は原初の混沌から秩序としての世界の創造を歌う「序詞」から始まり、「金・銀・銅・鉄」の四時代、イアソンやテセウス、ヘラクレス、オルペウスといった英雄たちの時代、そしてトロイア戦争を経て初期の王の時代に至る壮大な世界史を描き出す。 その質においても量においても他を圧倒する本書が後世に与えた影響ははかりしれない。その代表が、シェイクスピアやミルトン、モンテーニュであり、ルーベンスやブリューゲル、ダリである。にもかかわらず、文庫版で手にできる現代にふさわしい日本語訳は長らく存在していなかった。数々の名訳で知られる訳者が自身のライフワークとして手がけたこの新訳は、今後のスタンダードとして長く読み継がれていくことを確信するものである。 「上」には第1巻から第8巻を収録。上下巻それぞれに「人名・神名索引」と「地名・民族名索引」を掲載した。
  • 米軍提督と太平洋戦争
    -
    1巻1,303円 (税込)
    ■太平洋戦争を戦った、米海軍の主要なリーダーを紹介する1冊。 嫌われ者の天才――キング 処世術に長けた調整型――ニミッツ 平凡とされながら実戦で結果を残した――スプルーアンス 知られざる名将――ミッチャー 期待はずれとされた有望株――フレッチャー “本当の太平洋戦争”を理解するためには、日本軍だけではなく、米海軍と米海軍の主要リーダーたちを知る必要がある。 リーダーたちの経歴・戦歴から、知られざる人物像、エピソード、軍内部での人間関係までを詳しく取り上げる。 ■実は混沌としていた米海軍 一見、余裕があったように思われることもある米海軍だが、内情は苦しく混沌としていた。 また軍内部での人間関係も複雑怪奇で、軋轢も多かったことがわかる。 日本海軍と同じく、海戦の主力が戦艦から航空艦隊に移り変わる時代で、その綱引きも軍内部を複雑にしていた。 本書では、人事から見た航空艦隊の成長の歴史や、同じく急成長を遂げた海兵隊や、潜水艦部隊、インテリジェンス機関のリーダー、そして参謀職の人物も取り上げる。 ■例 ――フランクリン・ルーズベルト 大戦期の急成長を遂げた米海軍にとって、ルーズベルト一族の影響は極めて大きい。とくにフランクリン・ルーズベルトは抜群の国民的人気を得る一方、複雑な性格で直言した人間をけして許さず、彼の意を汲んで動くリーヒやスタークなどを重用する一面もあった。 ――アーネスト・キング 部下のニミッツやハルゼーほど知られていないが、アーネスト・キングは制服組のトップとして合衆国艦隊を指導した人物。人間的にはあくが強く、上からも下からも嫌われていたが、彼の能力に疑問をもつ者はいなかったとされる。 ドイツを優先する戦略に異を唱え、戦力を太平洋にも割くことを主張した。彼がいなければ、日本の太平洋戦争は違ったものになったかもしれない。 ――ロバート・ゴームリー 平時では優秀とされたが、食料や武器の補給もままならず、負傷者ばかりでまともに戦えない状況では、前に進めない者たちもいた。混沌としていたガダルカナルでは、消極的と判断されて更迭された。 ――レイモンド・スプルーアンス 兵学校の成績や普段の仕事ぶりは地味で平凡だったが、混沌とした戦時には力を発揮した。与えられた任務をこなして出世し、ニミッツの下で第五艦隊を率いた。 ■著者略歴 谷光 太郎(たにみつ・たろう) 1941年香川県に生まれる。1963年東北大学法学部卒業、三菱電機株式会社入社。1994年同社退社、山口大学経済学部教授。2004年、大阪成蹊大学現代経営情報学部教授。2011年同校退職。 著書に、『海軍戦略家キングと太平洋戦争』『海軍戦略家 マハン』(共に中央公論新社)、『敗北の理由』(ダイヤモンド社)、『青色発光ダイオードは誰のものか』(日刊工業新聞社)、『ロジスティクスから見た「失敗の本質」』『日本陸海軍はなぜロジスティクスを軽視したのか』(小社)、訳書に『統合軍参謀マニュアル』(白桃書房)など多数。
  • 米中経済戦争 AIIB対TPP―日本に残された大逆転のチャンス
    -
    1巻1,320円 (税込)
    「一帯一路」とAIIBで覇権をめざす中国。米国が主導するTPP。米中の狭間で日本は生き残れるのか。内幕情報を交えつつ論じる。 世界経済の成長センターであるアジア太平洋で、ルール形成の主導権をめぐる争いが熾烈になってきた。中国はユーラシアをまるごと勢力圏に置こうとする大戦略、「一帯一路」を打ち出した。これは、中国が経済的な対中包囲網とみなすTPPへの対抗策だ。海洋国家としてフラットな自由貿易圏の形成を求める米国に対し、大陸国家としての中国は二国間関係の束をつくることで自国に有利な秩序づくりを追求している。 その象徴であるAIIBは、当初想定された以上の参加国を集め、2015年12月に船出する。 米中は単純な対立構図にはなく、パワーバランスによりその関係は変転を続けている。中国は一時期までTPP参加を模索し、米国も将来的には中国を包含することを目指す。また、欧州諸国をメンバーに加えたAIIBは日米の参加をも働きかけている。それぞれ先進国と新興国を代表する米中は対立しつつ、協調を模索する関係にある。 この混沌とする情勢下で、日本が米中の動きに十分キャッチアップできているとは言いがたい。中国経済の構造問題、アジア太平洋の国際関係を深掘りし、AIIBをめぐる交渉の内幕情報を交えつつ日米中関係の明日を論じる。
  • 米中覇権戦争で加速する世界秩序の再編 日本経済復活への新シナリオ
    4.5
    米国は「アメリカ is バック」の基、対中包囲網の強硬化を進め、一方中国は共産党建党100周年を迎え、ますます右傾化の道を歩んでいる。 本書では、新進気鋭のエコノミストが「混沌の2021年」を地政学から考察し「したたかな投資戦略」を導き出す。 新たな覇権争いのテーマとなる半導体、脱炭素、EVなど次なる巨大市場を徹底解説! 旧冷戦終結で低迷した日本経済は新冷戦開始で大復活を遂げる。「ジャパン is カムバック」のシナリオを描く! ・目次 Phase1 バイデン政権が目指す世界 5大施政方針から読み解く Phase2 終わらない中国の覇権主義 毛沢東を標榜する習近平 Phase3 脱炭素社会に舵を切った世界 段階的に見直しが必要なエネルギーミックス Phase4 半導体戦争の行方 日の丸半導体が復活する Phase5 日本経済が復活するこれだけの理由 世界が日本を見倣う時代が来た! Phase6 『会社四季報2021年夏号』から株式市場を展望する (はじめにより) いわゆる”コロナ疲れ”である。これが原因で、世界で政権交代の嵐が起こるだろう。すでにアメリカでは政権が変わった。 トランプ政権のパンデミック対応の評価はさておき、パンデミックがなかったら民主党はまず勝てなかっただろう。 イギリス、フランスやドイツでも政権交代が起きる可能性が十分ある。欧州は最も長くロックダウンを行った地域であり、国民に相当不満が溜まっている。 日本国民も例外ではない。ーー 新しい世界はアメリカと中国の激しい覇権争いの舞台になるが、世界の平和と秩序を守るために日本が大きな役割を果たすことになる。 日本の人気がますます高まり、世界の富と頭脳が日本に集まり、日本はアジアの金融・貿易ハブとして栄える。
  • 米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    「米中貿易戦争」のカギは「5G」にある。 その5Gを制するのはアメリカか、それとも中国か。 趨勢(すうせい)を決する「周波数」と「基地局」について、「アメリカ国防報告書」は驚くべき真実を語っていた。 激化する米中対立の裏で、日韓対立が、東アジアの地殻変動を激化させている。 この展開を望んでいたのは、一体誰だったのか? 「モスクワ発の裏事情」を入手した著者が、混沌とする「米中貿易戦争」のゆくえを斬る。 〈目次(抜粋)〉 第一章乱舞する「米中露朝」、陰湿な「日韓」 一、ファーウェイ禁輸解除が前提条件だった―米中首脳会談の真実/二、グローバル経済と「中華の知恵」を読み解く/三、トランプvs.習近平、世界のリーダーにふさわしいのはどっちか?/四、トランプ電撃訪朝の裏側―地殻変動の予兆を読み解く/五、日韓険悪化が招く地殻変動―高笑いするのは習近平か:東アジアが中国の手中に落ちる「最悪のシナリオ」/ほか 第二章ファーウェイを「解剖」する 一、「改革開放の申し子」ファーウェイ誕生の秘密に迫る/二、国有企業ZTEvs.民間企業ファーウェイ/三、「ファーウェイは政府の支援を受けている」のは本当か?/四、ファーウェイと中国政府の「攻防」/CFO拘束の裏で暗躍する「謎のユダヤ人」の正体/ほか/五、5Gで世界をリードするファーウェイ 第三章米中「ハイテク覇権争い」のゆくえ―米国防報告書を読み解く 一、周波数が世界を制する―米国防総省イノベーション委員会報告書/二、中国の5Gに対して「敗北」を認めた国防報告書/三、中国政府「5Gの商業利用を許可」の衡撃「:5G関連特許」は誰が押えているのか?ほか 第四章米中インタビュー合戦 一、任正非が集団取材で語った「本音」/二、ポンペオの「ファーウェイは嘘つき」発言を検証する:中国政府によるスパイ行為の「真の実行犯」ほか/三、駐日米国大使「ファーウェイは国有企業」発言を検証する:ファーウェイの「本当の株主」は誰なのか?ほか/四、毛沢東の「農村を以て都市を包囲せよ」戦略を模倣した任正非 第五章二極化する世界 一、「ツキディデスの罠」に備えてきた中国/二、アメリカなしでも中国経済は成り立つのか:ゴールドマン・サックス100%出資を認めた中国の思惑ほか/三、「ファイブ・アイズ」の一角を崩したファーウェイ5G:ファーウェイを支援する香港華人の「正体」ほか/四、中国が胸を張る「ハイテク産業の成長ぶり」の真実/五、アメリカが「宇宙軍」を正式発足させた「真意」 第六章金融戦争に突入した米中貿易戦争 一、対中制裁関税第4弾発動&為替操作国認定の裏側/二、「金融核弾道ミサイル」米国債売却はあるのか―中国が取り得る報復措置を探る/三、「レアアース・カード」を準備する中国レアメタル禁輸でアメリカがすり寄る「驚くべき相手」ほか 第七章地殻変動と中国が抱える諸問題 一、韓国の「GSOMIA破棄」と「中露朝」のシナリオ/二、「米日豪印」対中包囲網と中露軍事連携:軍事パレードから見る中国の「ミサイル力」ほか/三、米中金融戦争と「国内問題」の真相/四、燃え上がる「香港デモ」と「台湾問題」の行方「:香港最高裁判所の裁判官は17人中15人が外国人」という「盲点」ほか/五、「米中二極化」のカギを握る日本「:日中友好ムード」が想起させる「かつての大失敗」/ほか
  • ベトナム戦記 新装版
    4.5
    ベトナム戦争とは何なのか? 最前線がどこにもない、いや、全土が最前線と化している。そんな“戦場”をカメラマン秋元と取材した100日間の記録(1964~65)。生と死、日常と非日常が入り交じる混沌を描く濃密な言葉。時を超えて読み継がれる傑作ルポルタージュ。
  • ペンギンの問題 令和大問題セレクション
    -
    『『あのペンギンが令和時代に再び問題提起 小学館漫画賞受賞ギャグ漫画『ペンギンの問題』が混沌とする令和の時代に再び問題提起します! 『ペンギンの問題』はゲームやホビーのタイアップ漫画が多いコロコロコミック誌の中でオリジナルギャグとして大人気となり一世を風靡しました! 第55回小学館漫画賞を受賞、ゲーム化やTVアニメ化はもちろん、劇場映画化までされ当時の小学生にとっては今でも忘れられないコロコロ作品の一つではないでしょうか! また、ホビーとして発売された「ペンギンの問題 面白大図鑑プレート」はコレクションカードとして大人気となり、当時入手困難なアイテムでした。 今回のこのセレクション版は、コロコロアニキ誌上で掲載され話題となった特別作品や少年サンデーで掲載されたレア作品も収納し、盛りだくさんな内容となります。 また、帯の企画では当時子供達にとって入手困難であこがれの的だったお宝アイテム「ペン問クレジットカード」が当たる企画もあります。当時手に入れられなかった方はこのチャンスにぜひ! あの無法者ペンギン・ベッカムにもう一度会ってください!!
  • Pen+ 京都カルチャー・クルーズ
    -
    青空の下で鴨川沿いをサイクリングしたり、 行きつけのカフェや雑貨店でのんびり過ごしたり、 古都の歴史に想いを馳せて自分を見つめ直したり。 京都には壮観な神社仏閣や日本庭園はもちろん、 日常の中にも何度でも足を運びたくなるような、 見たいものや体験したいものに満ち溢れている。 そこで、さまざまな分野で活躍する京都にゆかりのある25人に、 自分だけの「特別でフツウな京都」を紹介してもらった。 さらに、文化芸術の都から発信する現代アートスポットから、 町家暮らしやアート鑑賞など目的に合わせて泊まりたい宿、 美味しい一皿が味わえる注目の料理店まで、 いま楽しみたい京都のカルチャーを、ぎゅっと凝縮。 進化を止めない古都の魅力を、ぜひ満喫してほしい。 25人が見つけた、特別でフツウな京都。ー万城目 学/飯田美穂/Daichi Yamamoto/重松 理/ミヤケ マイ/角野卓造ほか 京都カルチャー・クルーズ全マップ 知的好奇心を刺激する、現代アートとの出会い。ー京都市京セラ美術館/京都芸術センター/DELTAほか 目次 古都の魅力を満喫する京都カルチャー・クルーズ 扉 25人が見つけた、特別でフツウな京都。ー万城目 学/飯田美穂/Daichi Yamamoto/重松 理/ミヤケ マイ/角野卓造ほか 京都カルチャー・クルーズ全マップ 知的好奇心を刺激する、現代アートとの出会い。ー京都市京セラ美術館/京都芸術センター/DELTAほか 座談会 5人のクリエイターが語る、深淵なる京都の魅力。ー齊藤太一/元木大輔/中村圭佑/井川充司/安田昂弘 目的に合わせて泊まりたい、京都の宿。ーデュシタニ京都/丸福樓/ BnA Alter Museumほか 美味しい京都を味わうなら、ぜひこの店で。ー木山/新門前 米村/ラパルテ/DODICIほか 創業の地・京都に誕生する、京都髙島屋S.C.の全貌。 新たな街のシンボル、京都髙島屋S.C.が開業。 「ドット」で演出する、任天堂の情報発信拠点。 アートと文化に触れ、感性を刺激する書店。 時間を忘れて趣味に没入する、混沌の空間。 余白ある空間で、待ち合わせ時間を楽しむ。 個性豊かな店舗で、頼りにしたいスタッフ 日常を楽しくする、モノとの出会い。 毎日訪れたい、京都の新たな美食空間。 京都の味が集結、イートインゾーン「EAT8」 何度も足を運びたくなる、全51店を一挙紹介。 食の空間「京回廊」で、全国の名店を味わう。 たしかなアートにふれて、買える「美術館」。 <インタビュー> 髙島屋京都店顧問 米田 庄太郎「人が集う場所、そして街を作ることが使命です」 京都最大級の靴売場で、欲しい靴を見つける。 常にアップデートする、充実の化粧品売場。 新しい自分が見つかる、上質の品ぞろえ。 選んで買える楽しみ、京料理と季節生菓子。 店舗情報 奥付

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  • Pen+ 【完全保存版】 ダークヒーローの時代。 (メディアハウスムック)
    2.0
    世界中のエンターテインメントを、ダークヒーローが席巻している。 アメコミはもちろんのこと、映画、漫画、ゲーム、小説、音楽……。 11月には、その最新型ともいえる映画『ヴェノム』が日本に上陸。 グロデスクな造形、冷酷非情な内面を抱えながらも、悪を撃つ! そんなダークヒーローの物語を、120%楽しむための一冊が登場。 あらゆるジャンルで活躍する現代のダークヒーロー像を読み解き、 閉塞感に満ちた社会に風穴を開ける彼らの活躍に喝采を叫ぶ。 いま、この時代こそ、ダークヒーローが求められているのだ。 目次 ダークヒーローの時代。 いまこそ、ダークヒーローの物語を楽しもう。 アメコミ┃アメコミのダークヒーローは、こんなにもカッコいい! アメコミを席巻する、10大ダークヒーロー アメコミ映画で知る、ダークヒーローの変遷。 ファンが待ち望んだ、『ヴェノム』がついに公開! この2人が組めば、面白さはお墨付きだ。 ポスターで体感する、「ヴェノム」のインパクト 映画版の見どころを、コミックで振り返る。 ヴィランから変貌を遂げた、ヴェノムの歴史。 ヴェノムに詳しくなる、7つのトリビア 本誌の表紙を飾った、ヴェノムの正体は? 中川翔子が、特殊メイクでヴェノムに変身! 善悪の垣根を超えた、“スーパースター”オカダ 映画┃これは観たい! ダークヒーロー映画12選。 アイドルだって、ダークヒーローに恋をする。 漫画┃時代ごとに特徴的な、漫画の世界のダークヒーロー 19世紀末の大英帝国、変革の覚悟と絆の物語。 狂乱の街で巻き起こる、混沌と虚無の群像劇。 描き下ろし漫画『ILL SPOT』(斎藤潤一郎) ゲーム┃ゲームの中で輝く、ダークヒーローの存在感。 『逆転裁判』の面白さは、魅力的なキャラにあり。 ラップ┃ラッパーが体現する、ダークヒーロー像。 テレビドラマ┃テレビドラマが描く、ダークヒーローの物語。 誰もが抱える暴力性を、テレビドラマで伝える。 アニメ┃日本のアニメにおける、ダークヒーローの変遷。 大河内一楼が語る、ダークヒーローの「覚悟」。 インディペンデント・アニメーション、そこに登場する多様な「ダークさ」。 小説┃一気読み必至の、ダークヒーロー小説。 古典芸能┃古典芸能こそ、ダークヒーローの宝庫である。 神田松之丞が語る、講談のダークヒーローとは? 日本史┃日本の歴史に現れた、7人のダークヒーロー 不幸な者がもつ、どうしようもなさに共感。映画監督/白石和彌 私がこよなく愛する、ダークヒーローたち。 並べて飾って身につける、ダークヒーロー・グッズ

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  • 法華経を生きる
    4.2
    この世は目には見えない『大きな仕組み』の中にある。その『仕組み』を少しでも理解できれば我々の人生はもっと豊かで有意義なものになるだろう。それを解く鍵が釈迦等が残した法華経の中にある。著者の数十年の実践からこれを平易に解き明かし、生と死という根源的問題にまで言及した、混沌の時代を生き抜くための全く新しい法華経ノート。
  • ホワイト・ティース(上)
    4.0
    ロンドン下町出身の優柔不断な中年男・アーチーと、バングラデシュ出身の誇り高きムスリム・サマード。第二次大戦で親友になったふたりは、ロンドンで新たな人生を模索する。 移民家族が直面する悲喜劇を知的でユーモラスに描く、ジャマイカ系イギリス人作家の衝撃作。カリブ海やインド亜大陸からヨーロッパにわたる壮大な家族の物語を背景に、歴史、信条、遺伝子などさまざまな差異を抱えて混沌の街ロンドンで生きる人々を描く。分断と混沌の深まる時代に希望の光を放つ、21世紀の必読書。全2巻 ブレイディみかこさん推薦! 「この本、いちおう社会派で、すでに古典と呼ばれているんです。 こんなにヤバくて笑えてぶっ飛んでるのに。 繚乱と咲く、移民たちのサーガ! ストリートの歴史はなんと猥雑でカオスなことか。 多文化共生の諸問題をごった煮にしておおらかに笑い飛ばす、才気煥発な本である。」 西加奈子さん推薦! 「これはすべての呪われた、そして祝福された人間の物語だ。 きっと100年後も、200年後も読み継がれるだろう。 人間がどうしようもなく、抗い難く、救い難く、人間でしかないことを、こんなに面白おかしく、鮮やかに、完璧に書かれた小説がこの世界に存在することに感謝したい。 20年前に誕生したこの傑作を、これから初めて読むことが出来る人に嫉妬する。そう思っていたけれど、何度目だって衝撃は変わらなかった。いや、増した。著者が描いたこの世界に、私たちは近づけているのだろうか。」
  • ホワイト・ティース(上下合本)
    -
    ロンドン下町出身の優柔不断な中年男・アーチーと、バングラデシュ出身の誇り高きムスリム・サマード。第二次大戦で親友になったふたりは、ロンドンで新たな人生を模索する。 成長したアーチーの娘・アイリーとサマードの双子の息子・ミラトとマジドは、遺伝子工学者のチャルフェン一家と関わり、生命倫理にふれる研究をめぐる問題の渦中へ……。 移民家族が直面する悲喜劇を知的でユーモラスに描く、ジャマイカ系イギリス人作家の衝撃作。カリブ海やインド亜大陸からヨーロッパにわたる壮大な家族の物語を背景に、歴史、信条、遺伝子などさまざまな差異を抱えて混沌の街ロンドンで生きる人々を描く。分断と混沌の深まる時代に希望の光を放つ、21世紀の必読書 ブレイディみかこさん推薦! 「この本、いちおう社会派で、すでに古典と呼ばれているんです。 こんなにヤバくて笑えてぶっ飛んでるのに。 繚乱と咲く、移民たちのサーガ! ストリートの歴史はなんと猥雑でカオスなことか。 多文化共生の諸問題をごった煮にしておおらかに笑い飛ばす、才気煥発な本である。」 西加奈子さん推薦! 「これはすべての呪われた、そして祝福された人間の物語だ。 きっと100年後も、200年後も読み継がれるだろう。 人間がどうしようもなく、抗い難く、救い難く、人間でしかないことを、こんなに面白おかしく、鮮やかに、完璧に書かれた小説がこの世界に存在することに感謝したい。 20年前に誕生したこの傑作を、これから初めて読むことが出来る人に嫉妬する。そう思っていたけれど、何度目だって衝撃は変わらなかった。いや、増した。著者が描いたこの世界に、私たちは近づけているのだろうか。」
  • 香港 返還20年の相克
    5.0
    英国から中国への返還が実現して20年。東洋の真珠とも呼ばれる世界的なフリーポートは、返還後も中国本土へのゲートウェイとして優位性を誇示してきた。 しかし、経済は中国本土に圧倒され、返還時に約束された「一国二制度」は「一国一制度」へと収斂しつつある。習近平政権は香港の自由を実力で奪い、各方面で対立が表面化。一部の若者からは「独立」の声もあがる。 上海、北京、広州など中国本土が急成長するなか、香港の相対的な地位低下が続いている。中国の国内総生産に占める香港の割合は3パーセントを割った。製造業は、コスト競争力はもとより、研究開発でも本土の後塵を拝す。国際金融センターとしての相対的地位は健在だが、行政の介入がマイナスに作用。傘下の本社登記地をケイマン諸島に移した李嘉誠など、大富豪たちの動静にもこれまでとは違う変化の兆しが見られる。英国流の教育制度は排除され、英語を話せる香港人も減少の一途をたどるなど、香港の優位性を支える基盤にも軋みが見られる。数多くの興味深いエピソード、背後にある文化や制度の変容から、混沌とも雑然とも形容される香港の実像を浮き彫りにする。 香港返還から今日に至る政治、経済、社会の深層に迫り、あらためて返還の意義を考えるとともに、今後の中国に対する視座を与える一冊。
  • 僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回
    4.4
    未来はすでに僕を侵食し始めている。未曾有のパンデミック、加速する気候変動……人類の自己破壊的な営みとともに、「日常」は崩壊しつつある。それでも流れを止めない「生命」とその多様な賑わいを、いかに受け容れ、次世代へと繋ごうか。史上最年少で小林秀雄賞を受賞した若き知性が2020年春からの「混沌」と「生まれ変わり」を記録した、四季折々のドキュメント・エッセイ!
  • ぼくの好色天使たち
    -
    戦後の池袋闇市を舞台に、心やさしき「街の天使たち」の連続殺人を描く傑作ミステリー。愛すべき街の天使たちを殺したのは誰だ!? ――テツガクさん、アラクマさん、春頭さん、トラックさん、リクシ、弘道、そして愛すべき「街の天使たち」……。混沌とした昭和21年、池袋駅前の焼跡に建てられた、闇市マーケットの人間模様。天使の京子が、そして義子が殺された。続いて由美も襲われた……。3つの事件の共通点が、意外な犯人を指名する!
  • 僕は月のように 1
    -
    新しくやってきた美術部の美人顧問・片瀬に恋した男子中学生・溝田。高まる性的な妄想は欲求不満へと変わり、そのはけ口はウブでやきもち焼きな彼女・尾上へ何度も向かうが解消されないまま悶々とする日々。一方で、移り気な溝田に対して、日増しに尾上の不安と嫉妬は増幅していく。そんな中、片瀬にヌードモデル経験があるとウワサで知った溝田はついにこらえきれなくなり……!? 内田春菊が描く、思春期の混沌。
  • ボールは丸い。 サッカーの真理がわかる名言集
    3.5
    古今東西の名監督・名選手の言葉からサッカーの真理を読み解く! サッカーIQが高まる名言集 <目次> 混沌とミスのスポーツ/シンプルであること/蹴る・走る・考える/監督という仕事/11の個、1の組織/ロマンチスト、リアリスト/サッカー人のメンタル/ひとりの人間/サッカーという喜び 著者について 西部謙司(にしべ・けんじ)…1962年9月27日、東京都生まれ。早稲田大学教育学部を卒業し、商社に就職も3年で退社。学研『ストライカー』の編集記者を経て、02年からフリーランスとして活動。ジェフ千葉のファンを自認し、タグマ版「犬の生活」を連載中。著書多数。
  • ポイズンガール(1)
    完結
    4.5
    毒属性ヒロイン登場!毒に侵されてる毒舌女子と、その周りの変なやつらが巻き起こすハイスクール混沌コメディ!
  • ポイズンガール【合本版】
    完結
    -
    毒属性ヒロイン登場!毒に侵されてる毒舌女子と、その周りの変なやつらが巻き起こすハイスクール混沌コメディ! ※本電子書籍は「ポイズンガール(1)」「ポイズンガール(2)」「ポイズンガール(3)」を1冊にまとめた合本版です。
  • 「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    文学史&エンタメ史の未確認混沌時代(ミッシング・ピース)! 「東海道中膝栗毛」の弥次喜多が宇宙を旅行する、「舞姫」の主人公がボコボコにされる、身長・肩幅・奥行きが同じ「豆腐豪傑」が秀吉を怒らせる――明治・大正時代、夏目漱石や森鴎外を人気で圧倒し、大衆に熱烈に支持された小説世界が存在した。 本書では、現代では忘れられた〈明治娯楽物語〉の規格外の魅力と、現代エンタメに与えた影響、そして、ウソを嫌い、リアルを愛する明治人が、一度は捨てたフィクションをフィクションとして楽しむ術(すべ)をどのようにして取り戻したのか、その一部始終を明らかにする。 朝日新聞とスタジオジブリも注目する、インターネット出身の在野研究者が贈る、ネオ・文学案内。

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  • 魔王都市 ー空白の玉座と七柱の偽王ー
    4.0
    無法都市を裁く、正義と仁義。 人類と魔族の講和の象徴である共存特区『ニルガ・タイド』ーー通称・魔王都市。 七柱の魔族の王が治めるこの街で、一柱の王が殺された。 均衡が崩れ極度の緊張状態に陥る中、事態を重く見た人類連邦司法庁≪不滅工房≫は事件解決のため勇者の娘であるアルサリサ・タイディウスを魔王都市へと派遣する。 彼女が組むことになったのは、なまくらキードと呼ばれる一人の捜査官だった。 法の名の下に正義を執行する、勇者の娘。違法を厭わず仁義を貫く、不良捜査官。 暴力と陰謀が入り乱れる混沌都市で、歪なコンビの常識外れの捜査が始まる。 一方、魔王都市内では各勢力による衝突が激化し、巨大な抗争へと発展していく。 刻限迫る中、アルサリサとキードは黒幕へと辿り着けるのかーー異世界舞台の世界破滅級クライムサスペンス。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 魔界都市ハンター異伝 魔聖杯
    完結
    -
    混沌の街・“魔界都市新宿”に京也が帰ってきた。漆黒の闇が鮮血で染まる。二千年の時を経て放たれた“ユダの悪鬼”との新たな戦いが始まる!!菊地秀行・細馬信一の黄金コンビが放つ超話題作。魔界都市ハンター異伝。
  • 魔界都市ブルース 美女祭綺譚
    3.0
    生者と死者、そして人外の者までが混沌を成す「魔界都市“新宿”」で、美人コンテスト開催が決定した。賞品は美しき二人の魔人の口づけ。“区民”たちはキスを求めてエステ、整形に殺到、街はたちまち阿鼻叫喚の坩堝と化した!折しも、秋せつらが人捜しを依頼されたタレント志望の多良子と、メフィスト病院を追放された悪徳外科医末次の存在が、ミスコン騒動と奇妙な交錯を始める。人と妖物の“美”への飽くなき欲望が招く殺戮の嵐。栄冠を決するは、せつらとメフィスト。前代未聞の妖宴の結末は?
  • マガイモノ(1)
    4.0
    「最強の魔法使い」が、あらゆる敵を撃滅するー!  エンタメ度10000%! SFもオカルトもエロも詰め込んだ、最新混沌バトル漫画開幕!! 『NEEDLESS』の今井神、最新作! 「悪牙拙矢‥‥この星最強の魔法使いだ」 不思議に憧れる女子大生・磯木雪は、ある日不思議な力を操る男・悪牙拙矢に出会う。 悪牙は、世界中に散らばる「マガイモノ」と呼ばれる呪物を破壊するために戦う、最強の魔法使いだった。 「この人についていけば不思議に出遭える」 ーそう考え助手になった雪は、魔法使いとあらゆるオカルトとの、異次元の戦いを目撃することになる‥! UFO! 手術!? 魔女! 異次元の超絶バトルに刮目せよ!! ハイテンションカオスバトル、驚天動地の第1巻!
  • ディストーションの秋
    -
    「損なわれるのは、いつだって気高く美しいものでなければならない。」日常と革命。秩序と混沌。強者と弱者。対立の縮図を鮮やかに描き出すマガミシリーズ「秋」の章。
  • マップメイカー――ソフィアとガラスの地図(上)
    5.0
    一世紀前の〈大崩壊〉により、世界中の地域や時代はばらばらになった。そんな混沌とした世界を把握すべく、地図の作成は地理や歴史・科学・魔法を包含する重要な学問になっていた。そして今、誘拐された著名な地図作成家の叔父の行方を追って、ひとりの少女がガラスの地図を手掛かりに驚くべき冒険の旅に出る!
  • MATSUMOTO
    4.0
    日本のマンガ界が真剣に対峙することを避け続けた「日本犯罪史上最悪の凶悪事件」を、フランス人の作家がバンド・デシネ作品として描き出した! 事実に着想を得、かつて実在した宗教団体のテロ事件をめぐる真実の物語、その衝撃の問題作が遂に邦訳化! 1994年、日本の小都市松本。物語の登場人物のひとりである宗教団体の教祖は、30以上の会社を束ねるコンソーシアム代表をも兼ねていた。しかし、信者たちにとって、彼はヒンドゥー教の神シヴァの生まれ変わりであった。だが、宗教に名を借りた彼の組織の真の目的は、「ハルマゲドン」を引き起こし、日本政府を転覆させることであり、組織の実行部隊を指揮する指揮官は、松本で致死性の神経性ガス兵器の開発を極秘に進めていた。 しかし、松本は彼らの計画の第一歩にしか過ぎなかった。 1年後の1995年3月20日――後に「地下鉄サリン事件」として世に知れわたることになる恐るべき計画。それは、第二次世界大戦後、日本で起きた犯罪史上、最大最悪のテロ事件として現実のものとなる! 『テラ・アウストラリス(南方大陸)』(Terra Australis)の作者LF・ボレとフィリップ・ニクルーが手を組んで贈る、想像を絶する事件の真実を後世に伝え、理解のための手がかりを与えてくれる、驚愕のバンド・デシネ作品、迫真のオールカラーで登場! 【巻末特別対談LF・ボレ×切通理作】 巨大な悲劇、サリン事件とは何だったのか!――事件から20数年。今なお混沌として、さらなる悲劇を繰り返し続ける現代社会への黙示録と化したこの事件の虚実を、気鋭の評論家、切通理作と『MATSUMOTO』原作者、LF・ボレが徹底解明するスペシャルインタビュー&解説を特別収録! 【切通理作プロフィール】 1964年東京都生まれ。文化批評。著書『お前がセカイを殺したいなら』など、映画、コミック、音楽、文学、社会問題とジャンルをクロスオーバーした批評で注目される。『宮崎駿の<世界>』でサントリー学芸賞受賞。映画雑誌、文芸誌、新聞など幅広いメディアで時評・書評・コラムを執筆している。
  • マニラの帝王
    -
    1巻880円 (税込)
    灼熱の混沌都市フィリピン・マニラ。ひょんなきっかけでこの地に暮らすことになった3人の日本人青年――スラムの病院の勤務医、在比日本大使館の書記官、ナイトクラブの俄かオーナーに、それぞれ厄介なトラブルが降りかかった。殺人、恐喝、汚職、麻薬、詐欺、訴訟……「何でもあり!」の喧騒の街で頻出する突発事故〈アクシデンテ〉に、命懸けで立ち向かわねばならなくなった3人。はたして彼らの運命は? “マニラの帝王”の座には誰が……。映画化された衝撃のデビュー作『緊急呼出し』(『灼熱の病棟 エマージェンシー・コール』)の作者が、『約束の十字架』に続いて放つ第3弾! 異国の地で葛藤する日本人の実態を見事に描いた、やるせなく、哀しく、だが爽やかな異色のヒューマン・サスペンス!
  • マリコを止めるな!
    3.5
    混沌とした時代を、鋭く斬る!人気エッセイ、最新刊! 大河ドラマ『西郷どん』が放映された記念すべき年―― “聖地”幸福書房の閉店を労い、 サッカーW杯に熱狂、母校の日大タックル問題に物申し、 世界のケンワタナベの舞台を観にロンドンへ。 八面六臂のマリコの大活躍は、決して 止まらない。 巻末に糸井重里との 対談 「マリコは一日にして成らず。」 を収録。 ※この電子書籍は2019年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • マルクスvs.ケインズ―週刊東洋経済eビジネス新書No.380
    -
    時代は大乱世に突入した。貧富の格差拡大や気候変動に代表される環境破壊、AI(人工知能)など制御困難なテクノロジーの脅威が資本主義を揺さぶる。同時に米国の民主主義が混沌とし、「一党独裁」の中国が台頭する中で、国家と社会、個人のあり方が今後根本から問われてくる。戦後社会の信念とイデオロギーが崩れ落ちる今、私たちに必要なのは、危機の根本を知り、それを乗り越えるための道を示す思想を手に入れることだ。脱経済成長を旗印に支持を広げる新マルクス主義と新型コロナで完全復活したケインズ主義を軸に、大思想家が残した知恵を学び直そう。 本誌は『週刊東洋経済』2021年4月10日号掲載の28ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
  • マンガでわかる 本当はエッチな物理学
    完結
    -
    固有振動数、素粒子、右ねじの法則、重力波、電荷、相転移、エネルギー保存則、エントロピーの増大…難しそうな物理学用語を、ドスケベ妄想少女リカちゃんがエッチに解説!! あなたのナイトライフを充実させてくれるかもしれない疑似科学ネタが目白押し!! webマンガの混沌大陸・リイドカフェで一年半にわたって連載してきたオトナの物理ギャグマンガ『恥的なリカちゃん』に、物理への理解をより深められる解説ページをたっぷり追加。楽しく読んで物理の知識が得られる学習マンガとしての機能も充分な、天才おバカコミックの決定版が満を持して単行本化! 本書はきわどい下ネタがふんだんに使用されていますのでご注意ください。
  • まんが病院崩壊 コロナで地獄世界
    -
    まんが病院崩壊 コロナで地獄世界 新型ウイルスで医療施設が壊滅!! 地獄世界ルポ漫画大ボリューム収録! ペスト、天然痘、エボラ出血熱、結核 etc 実録!パンデミックの歴史 世界の伝染病大全 すべて感染爆発が原因です 医者も看護師も精神錯乱の混沌 新宿“歌舞伎町”病院24時 犯罪者ばかりが搬送のカオス コロナで崩壊!来客ゼロ!伝染病流行で収入ナシ! 悲惨キャバ嬢「涙」の座談会 淋病、クラミジア、HIV…現役婦人科医が語る性病まみれの10代風俗嬢 強制収容、非道拘束、薬漬け…精神病院 生ける屍の作り方 顔面改造が止まらない! タレント整形依存症 看護師の入院患者虐待 暴力、手抜き治療、わいせつ行為の現実 病院ぐるみで人殺し 実在した安楽死専門医 異常繁殖“モンスター患者”ヤクザのどう喝、たかりババア、告訴大好き 歓楽街“闇医者”潜入体験!!ヤクザ、風俗嬢に混ざって受診しました 看護師どうしのいじめ凶悪惨状、切断専門医の切り裂き生活、実在した安楽死専門医の正体 ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • 万葉百歌 こころの旅
    4.0
    今、たどりつく。万葉集の新境地。選り抜かれた100首と独自の解釈が、新たな〈万葉観〉へと導く! 長歌、短歌、旋頭歌など、全4500余首が収められた日本最古の撰歌集「万葉集」。京都、飛鳥、奈良といった古都の散策を主題とする随筆の名手が、その中から100首を厳選し、瑞々しい解釈と美しいエッセイを添える。内乱が頻発し混沌とした社会にあって、歌の作者たちは嘆きや悦び、叶わぬ願いや迸る想いを懸命に詠み上げた。そうした先の見えない時代を生き抜く逞しさに満ちた古の詩が、私たちに今ひとたびの生命力を与えてくれるはず。詩歌の来歴はもちろん、著者自身が万葉ゆかりの地で見聞きした余話に豊かな学びと温かな癒しがある。また、躍動感のある大和路の風光描写が――たとえ物理的な移動がままならない時であっても――想像力あふれる魂の旅へと誘ってくれる座右の書。
  • 麻雀 新世代の戦術革命
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ネット世代が革命を起こした麻雀戦術の「今」を凝縮した一冊!!現在の麻雀戦術を見渡してみると、小倉プロ、渋川プロを中心とした若手がデジタル、合理的思考を武器に、これまでには考えられなかったような手筋や考え方を次々に編み出している一方、昔ながらの手作りや流れを重視している方もおり、非常に混沌としています。 では一般の麻雀ファンはどうしているかといえば、各種麻雀媒体やネット上でさまざまな戦術論が飛び交っている中、部分的に見聞きした戦術を採用しているが現実ではないでしょうか。本書はそんな激動の麻雀界において羅針盤となる一冊。ベテランプロ、中堅プロ、若手プロ…すべての世代の麻雀を見てきたバビィが現代麻雀戦術の地図を描き出します。 リーチの判断、仕掛けのタイミング、理牌や引っ掛けに対する考え方、子の第一打ダブ東切り、好牌先打の是非。以前と現在の違いを明らかにし、その裏にある考え方にも迫ります。もちろん、バビィならではの巧妙な語り口は健在で、麻雀年代記という読み物としても十分楽しめる一冊、まさに麻雀伝道師、バビィにしか書けない内容といえるでしょう。ぜひ本書を読んで自分の麻雀戦術を見つめ直していただき、「今」の麻雀を体得してください。
  • 麻雀放浪記2020 連載版 第1話
    完結
    -
    全16巻110円 (税込)
    混沌としていた戦後の東京――。そこには博打の世界に全てを賭け、憧れを抱く若者たちがいた。これは激闘を繰り広げながらもさまよう彼らの生き様を描いたピカレスクロマン………なのか!??
  • 「見えないもの」を大切に生きる。 生活と心を調える禅的思考のすすめ
    3.8
    自信が持てない。やりたいことが見つからない。何をやっても充実感がない。人を許せない。年をとるのが怖い。人が妬ましい。片付けができない。SNSの「いいね!」が気になって仕方ない……。 日々、悩みが尽きないのは、「自分にとって大切なものがなにか」を見失っているから。 モノと情報が溢れる現代では、意識しないと、混沌の底で「断ち切れない」「捨てられない」ものにとらわれ、大切なものを取りこぼしてしまうことに――。 大切なものと、そうでないものを見分けられるようになれば、きっと変わります。 実は、大切なものほど、目には見えません。 本当の幸せは、見えないものの中にあるのです。 ○言葉やものが心を満たしてくれるのは一瞬。言葉やものを欲しがらないこと。 ○大切な心理や教えほど、文字や言葉にはできません。 ○確かなものなど何もないのだから、「見えているもの」「そこにあるもの」にこだわらない。 ○大切なものは変わっていくのだから、「大切だな」と感じが瞬間を蔑ろにしない。 ○感情に、綺麗も汚いもない。怨みを知ることで、許すすばらしさに気づくかもしれない。 ○目に見える物には「見えない思い」がついている。「思い」を断ち切りたいなら、「もの」を捨てる。 ○正解と不正解にこだわらない。 ○SNSで「いいね!」を集めて満足しない。 ○五感を働かせる。 ○「縁」たを大切にする。 ○もったいないと思う心を大切にする。 大切なものを見る「目」を身につけるためには、「朝、気持ちよく起きる」「玄関とトイレの掃除をする」「姿勢を調える」「“ながら寝”をやめる」「見直す習慣をつける」「お金は、稼ぐときより、使う時に心を配る」「“たかが”に心をくばる」などの日々の心がけからです。 坐禅会に申込者殺到。安倍晋三首相、中曽根元首相も参禅する禅寺の住職から、悩める現代人へ、渾身のメッセージ。
  • 帝の毒薬
    4.0
    帝銀事件はなぜ起こり、葬り去られたのか? 終戦後の昭和23年1月、帝國銀行椎名町支店に1人の男が現れて「近所で集団赤痢が発生した。その家の者がこの銀行に来ていることがわかったので」と予防薬を全行員に渡した。それを飲んだ16人中、12人が絶命、4人が意識不明になった大量殺人事件に日本中が驚愕した。占領下の混沌たる東京で発生し、世界中に衝撃を与えた帝銀事件の真相とは?

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  • 未完少女ラヴクラフト
    4.2
    古今東西の神話群を実体化した世界、スウシャイ。この物語は、継ぎはぎのように新たな神話が付け足されて拡大し、混沌としていくスウシャイを舞台にして繰り広げられる、一大冒険譚である。臆病で力も弱い少年カンナはこの世界に迷い込み、「ラヴ」と名乗る黒髪の美少女と出会った。ラヴは「言語災」の影響によって「愛情」に関わる言語をすべて奪われたという。カンナは自分の世界に帰るため、ラヴは言語を取り戻すため、二人の旅が始まった! 短篇「ラゴゼ・ヒイヨ」で、史上最小のクトゥルー神話賞(学習研究社主催)最優秀賞を受賞した黒史郎が、クトゥルフ神話の始祖ラヴクラフトの美少女化に挑む!

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  • ミケランジェロ
    NEW
    5.0
    ダヴィデ、システィーナ礼拝堂天井画、「最後の審判」などで知られるルネサンスの巨匠ミケランジェロ。彫刻や絵画のみならず、建築、素描、詩篇にいたる超人的な芸術活動の核心には何があるのか。八九年に及ぶ波瀾の生涯をたどりつつ、代表的な作品を精緻に読み解き、そこに秘められたメッセージを解明していく。レオナルドの対極に位置する「混沌(カオス)」を生きる芸術家として再発見し、ミケランジェロ像を刷新する。
  • ミスタービーバー 1
    完結
    -
    「オレは社会の掃除屋。そして悪人の洗浄は(ガン)パウダーに限る」 有象無象の犯罪者がはびこるマーモット市。 その終わりなき悪事に終止符を打つべく、特殊部隊訓練組織アルファ・アカデミーから超特別捜査官が送り込まれた。 その名も『ミスター・ビーバー』! 「彼が来たからには、今日でやつらもおしまいだ。ケイジ刑事、相棒として行動をともにせよ」 「わかりました!」 しかしミスター・ビーバーは、相棒そっちのけで敵陣に突入するワンマンアーミーだった! ヘリからダイブ! 飛び散るガラスと血しぶき!! 電撃に銃撃にブービートラップ!!! 彼がマーモット市にもたらすのは平穏か、それとも混沌か? かわいらしい外見とは裏腹に、凄腕の戦闘技術で悪党どもを蹴散らしていく異色のヒーローが爆誕! 腕に刻んだ仇敵ゾディアック(十二宮)を討つまで、彼の戦いは終わらない! 硝煙とビーフエンパナーダの香るハードボイルド・アクション、ここに開幕!
  • ミスティーレッド はざまの街と恋する予言者
    3.0
    一九世紀末、ヴェルヘル王国第一王子のレッドと家庭教師のリリーベルは、フランスのアーブルに向かっていた。そこでベルギーの姫エレーナに会う、とレッドが予言したからだ。予言を信じて、家出同然にヴェルヘル王国を飛び出してきた二人の前に、エレーナは現れるが…!! 様々な人が集まり、混沌とする港町で、不思議な力を持つ少年レッドと美少女リリーベルの未来に待ち受けるものとは…!?
  • 水に犬
    完結
    4.7
    タイ内務省警察局中央犯罪捜査部(CSD)第7課のボスは、スラム出身ながらも名門大学を卒業したワッサン大佐だ。日夜、タイ全土にわたる凶悪犯罪と格闘するエリート刑事だが、プライベートでは日本人の妻を愛する食いしん坊のノンキなオジサン。清濁いりみだれ混沌としたタイ社会の中で、もがき続けながらもマイペースで生きている。 村上もとかがタイを舞台に繰り広げる人間ドラマ。
  • 三ツ首コンドル 1
    完結
    3.3
    かつて大陸を支配していた魔女が、各地に隠した伝説の宝――。それを求める者たちがひしめく混沌の時代に出会った、大盗賊マシマロと盗賊見習いのスー。いまここに、二人の“魔女の宝”を巡る大冒険が始まる!! 【特別収録/『ユミルの魔人』】
  • 緑の瞳シリーズ1:緑の瞳の悪魔
    無料あり
    -
    全3巻0~330円 (税込)
    魔女狩りという名の暴風が吹き荒れ、罪なき人々の悲鳴がこだまする中世ヨーロッパ。この混沌の時代に野望に燃えた領主がいた。彼は悪魔崇拝によって欲望を叶えようと画策し、今一人の少女を狂気の宴……<サバト>の真っ只中に放り込んだ! 娘が生贄として命を散らすその刹那、現れた半裸の美しい男は、傲然と言い放った。「これは私がもらう」。その瞳、そのほほえみは、たしかに人間のものではなかった……。光と闇を併せ持った魔人・ラガラをめぐる連作ストーリー。あるときは退屈しのぎに妖魔を斃し、あるときは血生臭い復讐にすすんで手を貸す。彼にとっては闘いも宝物も、生命さえもゲームの一部にすぎないのか!? シリーズ第1巻(全3巻)!!
  • ミドルノート
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ひと振りの香水で 明日のわたし、もっと輝く!  ベストセラー『翼の翼』『君たちは今が世界』で大躍進の著者がすべての女性に贈るエール。 食品会社同期でワーキングマザーの菜々と愛美。アロマデザイナーに転身した元同期の麻衣。 菜々たちと同い歳の派遣社員・彩子。 働くスタイルや活躍の場が異なる四人のアラサー女性は、新型肺炎が蔓延し、混沌とした時代の波に揉まれ、変化を余儀なくされる。 焦りや不安、重圧のなかで、彼女たちが拠りどころにしたものとは!? 「香水は、使われている成分の揮発性に細かい差があり、時間とともに香り方が変化してゆく。 肌につけた時、最初の数分の香りをトップノートというそうで、 次にくるのがミドルノート、その先にラストノートと呼ばれる香りがあって、 最後の香りがずっと続く(中略)とはいえ、ミドルノートも、ラストノートの手前の大事な香りです。 強く香ることも多いので、やっぱりミドルノートがその香水の中心っていうか、 わたしはミドルノートを基準に香水を選ぶことが多いかなって感じがします。」(本文より) 社会人同期として、同じスタート地点(トップノート)から歩み始めたのに、 結婚、出産、昇進、転職など、それぞれが別々の道を進んでいる―― 人生の「ミドルノート」で試行錯誤する女性たちは、この先どこへ向かうのか。
  • 水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話(1)
    完結
    3.5
    平凡な女子高生・水瀬陽夢は、ある日、不気味な男に誘拐されてしまう。間一髪の所を元探偵の古鉄に助けられた陽夢は、彼と共に事件の謎を追うことに。だが、これは混沌と狂気が渦巻く世界への幕開けだった――。
  • 宮本武蔵の『五輪書』
    3.0
    徳川時代の管理体制に独り挑んだ宮本武蔵。その思考法が私達に明示する、混沌に満ちた現代を勝ち抜くための叡智とは何か。戦国末期から江戸時代初期にかけて活躍した剣豪・武蔵。彼が晩年に二天一流と称する自らの剣術と兵法について解説したのが『五輪書』である。その考え方は、形だけにこだわった他の剣術書とは異なり、あくまでも「勝つこと」を目指した非常に合理的なものだったのである。武蔵が剣に託して兵法の道を極めたのは、日本全体に出現しつつあった巨大な管理社会に対する抵抗である。しかし、武蔵は負けることを承知しながら、その巨大な管理社会に立ち向かったわけではなく、緻密な計算と合理的な闘争方法によって、自分のできる範囲から管理社会に挑戦し、そして本当の人間のあるべき生き方を求めた。本書は、武蔵の『五輪書』を解説しつつ、現代社会においていかに武蔵の考え方が活用でき、また応用できるかを考察する一冊である。

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  • 未来IT図解 これからのキャッシュレス決済ビジネス
    -
    【キャッシュレス決済の未来が、やさしい文章と豊富な図解でよくわかる!】 2019年10月からキャッシュレス・消費者還元事業がはじまり、日常に浸透しつつあるキャッシュレス決済。現在の日本はクレジットカードやデビットカードといった従来のカード決済に加え、FeliCaを利用した非接触型電子マネー決済、QRコードを活用したスマートフォン決済など、さまざまな決済手段が存在し、各プレイヤーが主導権を握ろうとシェア獲得を目指しています。 では、支払いという行為から物理的な金銭の授受をなくし、データのやりとりに置き換えることで、消費者の購買行動やマーケティングはどのように変わるのでしょうか? 本書では、現在の混沌とした国内の状況を整理し、海外の先進事例なども紹介しながら、キャッシュレス決済がもつ可能性とインパクトをひもときます。 キャッシュレス決済を支える技術や、キャッシュレス決済を推進する意図、市場にひしめく多様なプレイヤー、インバウンド対応でのメリットや店舗が導入する際のポイント、さらには海外で誕生している新たなサービス、購買データの活用など、さまざまな構想が入り組むキャッシュレス決済の全体像を、図をふんだんに用いてわかりやすく解説しました。 いままさに起こりつつある購買行動の革命を勝ち抜く、必須のビジネスナレッジを凝縮した一冊です。 〈こんな方にオススメ〉 ・キャッシュレス決済の全体像を把握したい方 ・キャッシュレス決済のビジネスの仕組みを理解したい方 ・“決済”や“購入”に関連するビジネスチャンスを逃したくない方 〈本書の内容〉 PART1 キャッシュレス決済がなぜ話題になるのか PART2 キャッシュレス決済を可能にする技術 PART3 キャッシュレス決済の構図 PART4 複雑に絡み合うキャッシュレス決済のプレイヤー PART5 キャッシュレス決済がもたらすミライ 〈本書の特長〉 ・複雑なキャッシュレス業界の仕組みと構図が理解できる ・フルカラーの図解でわかりやすく解説 ・ビジネスパーソンに役立つ情報が充実

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  • 弥勒戦争
    3.0
    戦後間もない頃、人々は飢え、世は混沌としていた――。「掟を無視し、悪しき独覚が、世界を変えようと動き始めている。悪いことが起こらねばよいが……」一族の老師はつぶやいた。釈迦入滅後、ひたすら滅びの道を歩み、世と関わりを持つことを禁じられた超能力者集団、独覚一族。一族のなかの“悪しきもの”は誰なのか? やがて、老師の思惑どおり、世相は濁り、朝鮮半島に戦火のきざしがあらわれてきた! 山田正紀が戦後の動乱期を舞台に描いた、会心の“神シリーズ”。
  • 無気力勇者と知りたがり魔王
    4.0
    大陸を混沌の渦に陥れた魔王を勇者が退けてから五十年。勇者の孫は周囲に期待されながらも無職をつらぬいていた。しかし世界は戦争の真っただ中。無職でい続けることが許されるはずもなく、ついに就職した先が??『魔王城で魔王教育』。その仕事内容とは、偉そげで平和主義なかわいらしい魔王に『世界は平和だ』と信じ込ませること。「きちんと余と遊ぶのだぞ! 余は退屈が嫌いであるからな、余の勇者であるならばそのぐらいはして当然であるぞ!」次世代勇者の仕事は『魔王と遊ぶこと』!? ただし失敗したら世界滅亡??! 魔王城日常系ファンタジー、開門!
  • 無明長夜
    3.0
    “御本山”の黒い森をみつめて、白い闇の道を歩いた女の20年……。一種底の知れない、暗く混沌とした世界の中で、病める魂の咆哮を聞く芥川賞受賞作『無明長夜』。“捨てる”ことを根源に、自らの道を開こうとした著者の、戦後の出発を語る『豊原』。ほかに『寓話』『終りのない夜』など、新しい世代の世界とイメージを持って、多様な才能を遺憾なく発揮した作品群。ほか『静かな夏』『生きものたち』『わたしの恋の物語』全7編を収める。
  • 無面目・太公望伝
    完結
    5.0
    比翼鳥が飛ぶ高山の頂で碁を打つ、神仙・南極老人と東方朔。宇宙の始まりについて疑問を抱く朔は、昔、天が崩れかけた時、女かが五色の石を練って天の裂け目を塞いだことを老人に聞くが、遠い昔のことなので、天窮山の無面目、またの名を混沌という古い神に教えを乞いに出かける。だが、天地開闢以来動いたことのない無面目は、二人の話を聞くと下界に興味を持ち、仙廊を通って地上へ向かってしまい…。
  • 室町無頼(上)(新潮文庫)
    4.3
    応仁の乱前夜。天涯孤独の少年、才蔵は骨皮道賢に見込まれる。道賢はならず者の頭目でありながら、幕府から市中警護役を任される素性の知れぬ男。やがて才蔵は、蓮田兵衛に預けられる。兵衛もまた、百姓の信頼を集め、秩序に縛られず生きる浮浪の徒。二人から世を教えられ、凄絶な棒術修業の果て、才蔵は生きる力を身に着けていく。史実を鮮やかに跳躍させ混沌の時代を描き切る、記念碑的歴史小説。
  • 『名将言行録』に学ぶリーダー哲学
    -
    『名将言行録』は、戦国時代の武将から江戸時代中期の大名まで、日本を代表する名将の言行を収録した逸話集。幕末の館林藩士である岡谷繁実(1835‐1920)が、アメリカのペリー提督が率いる使節団を目の当たりにして衝撃を受け、「日本人の精神的指針」を示す必要性を痛感したのをきっかけに執筆を開始。1300以上の歴史書を渉猟・抜粋し、実に16年の歳月をかけて明治2(1869)年に完成し、明治9(1876)年に刊行された。以来、政財界のトップをはじめ在野の多くの人々によって読み継がれ、明治42(1909)年の増刷版の刊行に際しては、長年にわたって愛読していた大隈重信が序文を寄せたことでも知られている。 本書はオリジナルの『名将言行録』から93名の人物による100の言葉をピックアップし、見開き2ページで名言の意味や背景を解説。戦国武将たちを組織のトップ、リーダーと捉え、現代社会のあらゆる組織に属する人に向けて、応用しやすい解釈を行っている。 戦国時代、特に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康により天下統一が行われるまでの日本は、下剋上、弱肉強食、合従連衡が繰り返し行われ、めまぐるしく情勢の変化する混沌とした状況にあった。一方、現代の日本はバブル経済の崩壊以降、20年以上にわたって経済の低迷を経験する中で従来の価値観が通用しなくなり、自然災害や感染症の問題に直面する現在にあっては、ますます不確実性が増している。戦国時代と現代、この2つの時代状況には似たものを感じずにはいられない。 およそ100年にわたって武将たちが合戦を繰り返した戦国時代には、魅力溢れるトップが次々と登場して活躍した。彼らが残した言動や逸話には、現代を生きる人間にとっても、大いに役立つ教訓が多く残されている。
  • メイジオブリージュ
    -
    混沌濃度を高めることだけが得意な、おちこぼれのメイジのたまご・ビンス。無表情の美少女・メノウと共に暮らす彼に声をかけてきたのは、優等生の美少女・マルティナだった。3人のメイジのたまごが出会う時、新たな物語が始まる――! 大人気タイトル『グランクレスト戦記』のシェアワールド作品、ここに登場!
  • 明治の革新者 ~ロマン的魂と商業~
    -
    激動期を生き抜く秘訣 近代国家・日本を創り上げた 25人の名経営者たちの履歴書から学べ! 「明治・大正の、功成り名を遂げた実業家たちの伝記をひもといていくと、 心に『浪漫的な冒険』の精神と『詩』を抱えた人物でないかぎり、語の正しい意味での 革新者(イノベーター)たりえないことがわかってきた」(著者まえがきより) 同書は、近代国家・日本の礎を築いた二十五人の実業家たちの物語である。 仏文学者・鹿島茂氏が彼らの“履歴書”を通して、「人生に必要なものは何であるか」を 私たちに問いかけます。混沌と波乱に満ちた21世紀の今こそ 自らの力で道を切開いてきた男たちの人生から学ぶための一冊! 最終章「昭和の名経営者たちの人を奮い立たせる言葉」も、心に響く。
  • あやかしの裏通り
    3.6
    1~5巻1,452~1,815円 (税込)
    各年末ミステリランキングにランクインした傑作! ・『2019本格ミステリ・ベスト10』 第2位 ・『このミステリーがすごい!2019年版』 第6位 ・「週刊文春ミステリーベスト10 2018」 第8位 ・カバーイラストはポール・アルテ氏自身の筆によるもの(日本語版だけ、日本の皆様だけのために)。 ・作品に出た怪事件のもとになったのは、アルテ氏自身の実体験。氏本人が撮った、その体験をした場所の写真をスケッチ風にした絵を本書の最後に収録。 ・ミステリ作家・芦辺拓氏による解説を収録。 ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。 そこでは時空が歪み、迷い込んだ者は過去や未来の幻影を目の当たりにし、時にそのまま裏通りに呑み込まれ、行方知らずとなる――単なる噂話ではない。その晩、オーウェン・バーンズのもとに駆け込んできた旧友の外交官ラルフ・ティアニーは、まさにたった今、自分は「あやかしの裏通り」から逃げ帰ってきたと主張したのだ! しかもラルフは、そこで「奇妙な殺人」を目撃したと言い……。謎が謎を呼ぶ怪事件に、名探偵オーウェンが挑む!

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  • 酩酊奇譚 もらった羽根
    -
    1巻495円 (税込)
    「お兄さん、出したほうが良いよ。身体に良くない」心身に染みいる言葉だった。ついつい海中から水面に浮かぶように顔をあげて、隣を見た。とたんに妖彦は凍りついた。隣にいるのはやさしいオジさんではなかった。深海魚にも似ているが、ちがう。あえて言うならば、等身大の軍鶏だった。(「もらった羽根」より)  売れない作家・井之妖彦が体験した摩訶不思議な世界とは? 幻想、伝奇、ホラー、SF、酩酊……めくるめく倒錯と混沌。すべて未発表作品で構成された電子オリジナルの短篇集。 *案内嬢 *寄生虫 *アール・ブリュット *チーズの欠片 *びっくり箱 *ベンチの娘 *もらった羽根 *妹 ●飯野文彦(いいの・ふみひこ) 1961年、山梨県生まれ。早稲田大学卒業。1984年『新作ゴジラ』(講談社)のノベライズにてデビュー。『オネアミスの翼』(朝日ソノラマ)、『アーク・ザ・ラッド』(エニックス)などノベライズ作品を数多く手がける。『ゾンビ・アパート』(河出書房新社)、『怪奇無尽講』(双葉社)、『ハンマーヘッド』(TO文庫)など個性的なホラー作品でマニアックな評価が高い。その他に『バッド・チューニング』『アルコォルノヰズ』『惑わしの森』『黒い本1・2』『影姫』などがある。
  • 酩酊奇譚 初恋の人
    -
    1巻495円 (税込)
    玄関先でスニーカーを履いて、マッチを擦り、家内に放り投げた。赤い波のごとく床の上を火が走るのを確認してから、玄関戸を閉めた。後ろも振り向かず、ひたすら実家から離れた。心はかつてないほど晴れ渡っていた。ついにこのときが来た。憧れの君からお呼び出しがかかった。そうだ、私はこれを待っていたのだ。(「初恋の人」より)  売れない作家・井之妖彦が体験した摩訶不思議な世界とは? 幻想、伝奇、ホラー、SF、酩酊……めくるめく倒錯と混沌。すべて未発表作品で構成された電子オリジナルの短篇集。 *おかびさん *胡桃姫 *女の声 *電話にて *謎の女 *部屋を借りた *初恋の人 *露地のモツ煮屋 ●飯野文彦(いいの・ふみひこ) 1961年、山梨県生まれ。早稲田大学卒業。1984年『新作ゴジラ』(講談社)のノベライズにてデビュー。『オネアミスの翼』(朝日ソノラマ)、『アーク・ザ・ラッド』(エニックス)などノベライズ作品を数多く手がける。『ゾンビ・アパート』(河出書房新社)、『怪奇無尽講』(双葉社)、『ハンマーヘッド』(TO文庫)など個性的なホラー作品でマニアックな評価が高い。その他に『バッド・チューニング』『アルコォルノヰズ』『惑わしの森』『黒い本1・2』『影姫』などがある。
  • 酩酊奇譚 腸の反乱
    -
    1巻495円 (税込)
    このときの私も、完全にそんな状態に陥っていた。ただいつも以上の腹痛に襲われていたため、ほかに気持ちが行かず、抜け出せない悪夢のごとき感覚を楽しむ余裕がなかった。そんな状態のときに、またしても声が聞こえてきた。「いい加減にしろよ」今度は幻聴ではないとわかった。どこから聞こえているのかまでもわかった。私の体内からだった。(「腸の反乱」より)  売れない作家・井之妖彦が体験した摩訶不思議な世界とは? 幻想、伝奇、ホラー、SF、酩酊……めくるめく倒錯と混沌。すべて未発表作品で構成された電子オリジナルの短篇集。 *死人が踊る *私の気持ち *深夜の散歩 *腸の反乱 *特別展 *抜魂 *夜中の三鷹で *良い女 *信号 *まぼろし街 ●飯野文彦(いいの・ふみひこ) 1961年、山梨県生まれ。早稲田大学卒業。1984年『新作ゴジラ』(講談社)のノベライズにてデビュー。『オネアミスの翼』(朝日ソノラマ)、『アーク・ザ・ラッド』(エニックス)などノベライズ作品を数多く手がける。『ゾンビ・アパート』(河出書房新社)、『怪奇無尽講』(双葉社)、『ハンマーヘッド』(TO文庫)など個性的なホラー作品でマニアックな評価が高い。その他に『バッド・チューニング』『アルコォルノヰズ』『惑わしの森』『黒い本1・2』『影姫』などがある。
  • メソポタミア発 午前四時 イラン・イラク戦争が問いかけたこと
    -
    国境の向こう側に目を凝らしていた仲間が突然大声で叫んだ。 「おい、あれじゃないか?」 1980年に勃発したイラン・イラク戦争。突如として戦地となった両国では、日本企業の駐在員や出張者も国内に閉じ込められ、時間の経過と共に各々が命懸けの脱出を実行した。 本書は、総合商社に勤務し、イラク出張中に戦争に巻き込まれた著者が、当時の恐怖体験や脱出までの経緯を生々しく振り返る。さらに、有事の際の邦人救助の実態や、外務省・在外公館の危機対応能力など、当時の体験を通じて浮かび上がった課題についても語る。 東アジア情勢が緊迫度を増すなど世界情勢が混沌とする今、戦争やテロの恐怖に直面した著者ならではの視点から、国際社会における日本の在り方について提言した一冊。

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  • メタトロンの霊言「危機の時代の光」
    4.5
    中国の野望を打ち砕くカギは、日本の“決断”。 拡大し続けたコロナ感染の裏で、加速していた中国の覇権拡大、そして、混沌を深める世界情勢―― 宇宙の救世主存在から観た地球の危機と打開策とは? 分岐点に立つ人類にメッセージ。 【コロナの真相と中国の野望】 ◇コロナは中国の武漢ウィルス研究所から流出したもの ◇百何十種類もの変異種が存在! ワクチン対策はいたちごっこ ◇ベトナムやインドでのコロナ流行が異常な理由 ◇中国の狙いはワクチン外交で、世界をひざまずかせること 【日本の問題点と果たすべき役割】 ◇補助金、財産管理、監視カメラ・・・日本政府は中国化をめざしている ◇新天皇を中国に送ったりしたら、天安門事件の二の舞になる! ◇覇権を阻止し、中国を民主化に導く、日本が外交すべき2つの決断 【世界の混沌と崩壊を阻止せよ】 ◇ヒットラーが登場した時と同じ! 中国への宥和策は世界を滅ぼす ◇英米型の価値観が来世紀以降も、主導権を握るか否かの分岐点 ◇中東情勢の動向と中国の思惑 中国は最後まで石油や石炭を使う ◇戦後の宗教アレルギーを超えて、正しい宗教勢力が結集すべき時 【地球の正しい未来を拓くには】 ◇イエス・キリストと関係がある、宇宙存在メタトロンとは ◇救世主の降臨と人類の選択 コロナの次に迫る危機とは何か ◇“唯物論科学天狗”の増殖を止めよ 救世主が出る時は危機の時代でもある ◇神仏、霊的世界、宇宙の秘密 いまこそ地球レベルの意識変革を ■■ メタトロンの人物紹介 ■■ いて座・インクルード星の宇宙人。イエス・キリストの宇宙の魂(アモール)の一部。 主を護る最上級の天使(熾天使)の一人であり、「光の神」の一人でもある。 過去、地球で大きな戦いが起きたときには、地上を平和にするための宇宙的パワーの象徴的存在として助力してきた。 六千五百年ほど前にメソポタミア地方に生まれたことがある。現在は、大川隆法として下生しているエル・カンターレを支援している。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 機械どもの荒野
    3.5
    タケルは、荒野をさまよう機械どもを狩り、ジャンク屋に部品を売り払うのを生業とする狩人だ。ある日捕らえた機械が突然奇妙なことをしゃべりだし、タケルは半信半疑ながらその提案に乗って、花屋のカーシャと電脳調教師の鴉とともに荒野の果てを目指すことになってしまう。人類の技術文明が崩壊し、荒野には危険な機械どもがさまよう混沌の未来、衰退の一途をたどりつつある人類は、起死回生の一手に打って出るのだが?
  • 鋼鉄っぽいのが好き ‐人生9割メタルで解決‐
    -
    1巻1,540円 (税込)
    「新しいメタルの誕生」をテーマに「BABYMETAL」というプロジェクトを立ち上げ、斬新なアイディアとブレること無き鋼鉄の魂でプロジェクトを世界へと導いてきたプロデューサー・KOBAMETAL。 BABYMETALを率いて世界を駆け巡り、これまで培ってきた「メタル・ハート(鋼鉄の魂)」で、混沌と激動の世の中のあらゆる事象を「メタルの視点」でズバズバと斬りまくる! 本誌は2020年12月~2021年7月まで「ダ・ヴィンチニュース」での連載で好評を博した「KOBAMETAL メタルハートで常識を覆せ! メタルか? メタルじゃないか?」に加筆し、さらに倍以上の「KOBAMETALのシン・メタル論」を加え、メタル・エッセイストとして、1冊の「メタル本」として上梓。 「迷いの時代」と言われる昨今。 「それはメタルか? メタルじゃないか?」 その一つの問いかけの答えの中に、常識を覆し、閉塞感を感じる日常をブチ破るヒントが見つけられるはずだ!!
  • メディアリテラシーとジェンダー
    -
    1巻2,420円 (税込)
    メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか? メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか? ジェンダー差別の視点からなされるさまざまな偏見や誤謬を指摘し、メディアにおける表現の自由と個人の自由の併存の可能性を探る。 【目次】 はじめに  第Ⅰ部 第1章 メディアリテラシーとジェンダー──構成されたメディアと構成されたジェンダーの親密な関係  第Ⅱ部 第2章 「考えない時代」と「格差社会」の女性雑誌──女性を「思考停止」させ、女性としての「勝ち組」をめざすメディア 第3章 女性雑誌の痩身・整形広告と身体観──「みるみる痩せる」広告の構成のされ方、「痩せ」強迫の構成のされ方 第4章 テレビゲームにおけるジェンダー──暴力で敵を倒し地位と財と獲物を得る、男の子の経験世界  第Ⅲ部 第5章 性教育バッシング番組のメディアリテラシー的分析──番組はどのように構成され、視聴経験はどのように構成されるか 第6章 バックラッシュのカルチュラルスタディーズ──新聞記事のディスクールを分析する 第7章 新聞報道におけるNHK戦時性暴力改竄番組の高裁判決──果たして「期待権」だけがイッシューなのか 初出一覧 あとがき 【著者】 諸橋泰樹 フェリス女学院大学教授。メディア論・ジェンダー論の研究者で、著書に『ジェンダーで見る新聞のウラ・オモテ』(共編著)『ジェンダーの語られ方、メディアのつくられ方』(単著・ともに現代書館刊)がある。
  • 儲かる物理 ~人生を変える究極の思考力~
    3.3
    1巻1,694円 (税込)
    物理のすべてはたった3つの要素(長さ,時間,質量)が元になっています。そのような最小要素を常に意識して思考を組み立てていくという物理の考え方を身につけると,物事の本質が見えてきます。物理的思考こそ今身につけるべき力なのです。 私たちにもっとも身近なおカネの話と物理とを対比しながら物理的思考力を解き明かしていきます。著者は河合塾などでの予備校講師の傍ら,投資や商売,カジノを経験してきた鈴木誠治先生です。「混沌とした世の中だからこそ物理は必須科目である」をモットーに,机上の空論を一切排除し実体験を元にして,物理的思考力とそれを活かした儲け方をわかりやすく提示していきます。
  • 妄想トラベラー まさにカオス!マニラの混沌を歩こう 編
    1.0
    フィリピンの首都・マニラ。ダーティーなイメージの付きまとうこの街を楽しむには、混沌の中に身を投げ出してみることをオススメします。むせ返るほどの排気ガスにむせながら、街へ飛び出してみましょう!もしかしたら、目を背けたくなるような光景を目にするかもしれません。でもそれがマニラなのです。マニラに行ったことのある人も、まだ行ったことがないという人も、妄想トラベルしてみませんか?著者・まつり はるこプロフィール:Travel.jp「たびねす」にて執筆中 http://guide.travel.co.jp/article/7690/
  • もう、飛ぶのは怖くない
    -
    1巻880円 (税込)
    『危険を覚悟しなければほんとのものは掴めない』旅行先のオーストラリアのメルボルンで出会った運命の男ソルは冒頭の言葉を残して去って行った。帰国後、偶然にソルが亡くなったことを知った亜依は、ソルと関わる人達を訪ねる。 次々と起こる不思議体験に亜依の魂は次第に覚醒していく。そして、ある女性との出会いにより、ソルと自分の魂が繋がったと確信した瞬間、『危険を覚悟しなければほんとのものは掴めない』というソルの言葉の意味を理解することができた。 物資主義社会に生きる人々との葛藤、婚約者との別れ、友情の在り方について混沌としながら、ソルの辿った道を探し求めていく亜依。人間の幸福とは何か? 真実の愛とは? 性の究極のエクスタシーとは? 偶然という必然に導かれてほんとの自分に目覚めていく1人の女性の物語。
  • 網内人
    4.1
    網の中(インターネット)にひそむ悪魔をあぶり出せ! 『13・67』の著者、渾身の勝負作 自宅アパートの22階から飛び降り自殺した女子中学生シウマン。 彼女は通学電車の中で痴漢事件に巻き込まれ、犯人と目された男の甥からインターネット上で攻撃を受けていた。 ネットの誹謗中傷が彼女を死に追いやったのか? 自分の知らない世界で妹を脅かすどす黒い悪意の存在を知った姉のアイは、変わり者だがネット専門の凄腕探偵・アニエを説得し捜査を依頼した。 だが、アニエの調査の結果、次々に意外な事実が判明し、事態は混沌としていく――。 貧富の格差著しい香港を舞台に、ネットリンチや痴漢冤罪やダークウェブなどなど、我々日本人も同じように抱える社会問題を背景に、現代社会における人間の善悪を問う。 前作『13・67』で香港の現代史を俯瞰した著者が〈いま現在の〉香港の光と影を描き切った、華文ミステリーの最高峰!
  • もう一つの戦略教科書 『戦争論』
    4.0
    歴史において多くの人を魅了してきた名著、『戦争論』。プロイセンの軍人、クラウゼヴィッツが記したその内容は、アメリカをはじめとした各国の軍事に大きな影響を与え、現代においてもなお輝きを保ち続けている。そこで内外の戦略書に精通する著者が、自著『わかる・使えるクラウゼヴィッツの戦略』をベースに、そのエッセンスを抽出。争いにおいて予想外の事態が起こる理由とは、「頭の良さ」が決断を迷わせる、戦わないのも策のうち……。混沌とした今こそ『戦争論』が必要だ!
  • 魍魎探偵今宵も騙らず【電子特典付き】
    5.0
    常世とこの世が完全に繋がって十年――。 幽霊も妖怪も幻獣も精霊も、あらゆる怪異は人間の隣人と化した。 人の世は姿をがらりと変え、魑魅魍魎がそこかしこにあらわれて混沌と化していた。 無論、妖怪絡みの犯罪は後を絶たず、その解決を生業とする者が出てくることは必然で。 『魍魎探偵』 そう呼ばれる男は、今宵も助手の美少女とともに妖に関する事件に向かう。 依頼人からの手紙にはこうあった。 「自分は人魚です。このままでは喰われる。助けてください」と。 しかし向かった先の旧家では、人魚はもう一年も前に食べてしまったらしく……。 魍魎探偵が騙る、事件の真相とは――?【電子限定!書き下ろし特典つき】
  • もしあのBIGアーティストが [文春砲にやられた]歌詞を書いたら
    -
    ●ジャニーズ楽曲も手がける作詞家による、笑って学べる「エア作詞」! ●6状況×20人=120作品 ●『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』を プロデュース・編集した石黒謙吾が贈る 20アーティストの「なりきり作詞」競演 ●忌野清志郎が[文春砲にやられた]歌詞を ●aikoが[葬儀でお経を聞いている]歌詞を ●米津玄師が[歯に青ノリが付いた]歌詞を ●セカオワが[ゴキブリ退治の]歌詞を ●井上陽水が[遊園地で超ラブラブな]歌詞を ●椎名林檎が[宇宙飛行士になる]歌詞を etc…… ●アーティスト別 歌詞分析20人 [使用されやすいワード集][作品の傾向] [創作のキモ][類似アーティスト] <登場アーティスト名> [1]忌野清志郎 [2]椎名林檎 [3]奥田民生 [4]SEKAI NO OWARI [5]aiko [6]井上陽水 [7]米津玄師 [8]槇原敬之 [9]スガシカオ [10]木村カエラ [11]星野源 [12]Mr.Children [13]YUKI [14]吉田拓郎 [15]B'z [16]NOKKO [17]尾崎豊 [18]スピッツ [19]THE BLUE HEARTS [20]西野カナ <シチュエーション> [状況1]文春砲に… [状況2]葬儀でお経を [状況3]歯に青ノリが [状況4]ゴキブリ退治 [状況5]遊園地デート [状況6]宇宙飛行士に <アーティスト別歌詞分析> 椎名林檎 [使われそうなワード&センテンス] 着床・強い無意識・誘惑、思惑、疑惑の嵐・僕のアングルに君を閉じ込めて愛したい・部屋中の壁一面ほら君だけのフォトグラフ・神秘と狂気の二重奏・ソドムの林檎を口にした方がお互いのSlaveに成り下がる・混沌を抱きしめ人は生まれる・情炎に焦がされ常識は焦らされる・不揃いな愛の術・マテリアルは剝き出し・苦悶は愛のDoor・少し扇情的な眼差し・劣情にほだされ情緒は乱される・苦悶に歪むDoll・被写体をずっと見つめている・盗み見る君の日常・不条理・極楽恋模様・床の上のソウル・聖杯に注ぐ絶望のワイン・慟哭のナイフよ・悲しみのドレスで踊りましょう・抱き合うことで知る慟哭など容易い・Collection 私が知らないあなたを全て知り尽くしたい 私が知らないあなたを全て集めたい・あなたの羽根はピンで止まった私のCollection・脱げない自意識が過剰な胸・抱きしめ合うから噓が生まれる・確かなものなんてない、全て幻想・偽物でも奪い合う・ピンク映画・個室喫茶・ゴールデン街・冷凍保存・安っぽい上昇志向・プルシァンブルーの唇・感情の向こう側
  • もしくはルーズソックス
    完結
    4.0
    全1巻660円 (税込)
    のぞいてごらん?混沌とトキメキの新世界。鬼才、覚醒。 驚嘆 絶叫 そして胸キュン!やみつき注意の作品集! おれ(アラサー警備員)の部屋に夜な夜な現れる女子高生(セーラー服美少女)。こんな状況、ラノベかはたまたAVか!?しかもよくよく見てみれば、彼女はおれの「はじめて」の――。妄想がありあまる表題作「もしくはルーズソックス」をはじめ、事故死した女子高生 ミーツ 赤鬼(イケメン)in 地獄な「それではみなさん良い旅を」 不死身の浮気性彼氏と恋の攻防「たぶんもうゾンビ」 ワケありおじさん・夜太郎(よるたろう)とワケありOL・朝子(あさこ)が織りなす大人の同居物語「希望の王国の夜と朝」―― ショートから長編まで、実力派が描き上げる渾身の全4編を収録!!
  • 持たざる者
    3.9
    僕はどこだか分からないここにいる―修人。全ての欲望から解放された、いや、見放された―千鶴。人生とは結局、自分自身では左右しようのないもの―エリナ。きっと、私がここから別の道を歩む事はないだろう―朱里。他者と自分、世界と自分。絡まり合う、四者の思い。思いがけない事故や事件。その一瞬で、ねじ曲がる。平穏な日常が、約束された未来が。混沌、葛藤、虚無、絶望。――現代社会の風潮を照射した傑作小説。

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