浮遊

浮遊

1,650円 (税込)

8pt

高校生のふうかは、会社経営の男の家で柔らかいソファに座り、男の元恋人を象ったマネキンの下、夜毎ホラーゲームで悪霊たちから逃げ続け――。芥川賞受賞作『破局』を超える衝撃。

モモコグミカンパニー(BiSH)、戦慄!
「恐怖」の概念を覆す衝撃作! 「読んでいる間、身体が透明になったりまた人間に戻ったりする。ゲームと現実、幽霊と人間、その境目の混沌を彷徨いながら、最後には、私は人間でいたいと思った。しかし、なぜか、遠野ワールドでは、幽霊の方が息をしやすそうなのだ。」

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

浮遊 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    登場人物それぞれの内面が気になる作品。
    心の暗い部分が見え隠れしていて不安定さがあるものの、全体としては安定感があった。
    そしていつの間にか読み終わっていた。

    0
    2023年12月20日

    Posted by ブクログ

    ゲームの中と現実が入り混じるような描写が好き。主人公ふうかの、大人らしさと子どもらしさの両方を求められて上手くコントロールしようとするところがちょっとしんどかった。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    会社のCEOの彼氏がいながら、埋められない年齢差を嘆き、寂しさを誤魔化すようにゲームに没頭する高校生のふうか。ゲーム実況のような内容と、現実が混ぜこぜに描かれていて、現実味のない物語になっている。悪霊に取り憑かれ、何度もコンティニューすることで、ゲーム内のアバターの寿命が短くなっていくという設定だ。

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    全体的に、どこからが現実でどこからがそうじゃないのか分からないような不思議な作風なので、好みが分かれそうですが、私はそのふわふわした感じが逆に主人公や結末が気になりサクサク読めました。ちょっと奇妙で引き込まれるところがあるし、共感できる部分もあったので色んな意味で気になる作品でした。遠野遥さんの他の

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

    今までで一番面白くないけど一番好き。主人公の悩み事が膝の傷跡くらいしかないし、さらに金銭面の余裕もあるというあたりから、体力を使わずに読むことができた。ストレスを感じることなく読めた。文章を素直に楽しむことができた。この物語の中で主人公は自分自身の未来のことを考えて不安になることがないというか、決し

    0
    2023年03月29日

    Posted by ブクログ

    なんの話やねんとひたすらツッコミ続けるような内容がつらつらと書かれており、よくわからない内容ではあるけれど、面白かった。
    どこが面白いか述べよと言われても、よくわからないが。
    掴みどころのないふわふわとしたもののを表現した作品という意味でいえば、かなり考え抜かれているようにも思うが、いかんせん掴みど

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    着地点の見えないまま淡々と話が進む。地に足のつかない、まさにふわふわと浮遊する感覚が物語全体を覆う。会話すらも心ここに在らずの様な上辺だけの様な…。これぞ純文学って感じの作品。

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    現実とホラーゲーム2つの話を交互に繰り返して物語が進んでいく。中でも抜け落ちた髪の毛について“人間の体のうち、本体から離れてしまったものはゴミになるのだろうか“ という問いが好きで作品の見方が変わる瞬間でもあった。

    0
    2023年01月28日

    Posted by ブクログ

    さすが芥川賞受賞作家。すごく読みやすい文章だった。
    この本の目的やテーマが分かりづらくて、何か解決したいのか辿り着きたいものがあるのか分からないのが残念なポイントであり、魅力でもある。
    きっと主人公にとっては自分が幽霊でないことを自覚するのがゴールだったのかな?とちょっと思った。

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    この方の作品の感想は本当に何と言っていいのか分からなくなる。特殊な環境でありながら、それでもその人にとっての日常が進んでいる感じというか。1人で喋り続ける女性の言葉とか、頬側の捲れた肉の破片とかよくそんな描写できるな、としみじみ思う。自分はなにも読み取れていないけど、きっと数十年後くらいにこの小説の

    0
    2023年12月17日

浮遊 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

遠野遥 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す