破局

破局

693円 (税込)

3pt

充実したキャンパスライフ、堅実な将来設計、そして新たな恋――。肉体も人生も、潔癖なまでに鍛え上げた私に、やがて訪れた破局とは。現代の実存を問う芥川賞受賞作がついに文庫化。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    芥川賞受賞作品というのと、作品名で読もうと思った。
    最初はよく分からなかったが、読み進めていくうちに状況が理解できた。
    ところどころ?と思う文が挟まっている。違和感も覚える。主人公の感情がほとんど書かれていない。解説を読んでようやく主人公の性が分かった。
    彼ほどではないにしても、感情よりも理性を大切

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    歪で美しい物語
    ベンチ上のくたびれたトートバッグを「疲れきって眠った犬のよう」さらに「二人の飼い犬のよう」と繋げるシミリーにシビれた
    登場人物の描写も細やかでリアリティがある
    作品中に漂う独特の世界観
    これは芥川賞受賞も納得

    後に知ったがBUCK-TICKのボーカル櫻井敦司さんのご子息とのこと

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    本人が「気持ち悪い小説」(超意訳)と言ってた意味は分かる各章の繋がりをまだ見いだせてないけどそれでもラストの書き方はすごい実体験なんじゃないのか

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    4.2/5.0

    この小説を読み終わった時の第一の感想は「カッコいい」だった。そしてそれはハードボイルド的とも言えるような無骨な文体によるところが大きいと感じた。
    独特の気持ち悪さと掴みどころのなさがこの小説に不穏な空気を纏わせている。
    世の中を冷めた溜息と共に冷笑している感じがなんとも痛快だった。

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    何も考えず、欲のままに生きた結果。
    こういう人、きっとたくさんいると思う。こういうことをして、みんなが破滅するわけではないけど、誰もが破滅の可能性を抱えているのではないか。

    個人的に好きだったところは、ゾンビ映画をホテルで観るところ。映画を見始めないから、映画の人々はゾンビにならずに済んだ的な流れ

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    内面を晒さず感情に向き合わない代わりに、法律や規範にはどこまでも従う。
    他人と感情を共有することを避ける代わりに、身体の交わりには能動的。

    そういう在り方が「ハイスペック」な男性性をレプリゼントしてしまうのは、ちょっと病的なんだなと思う。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった
    芥川賞をとった作品ということで身構えてしまったが全然読みやすかった。
    人間味のない感じに逆に人間味を感じた。

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    下品、下品すぎる笑笑
    クソ真面目な顔して下ネタぶっぱなしてるのなんなん、読んでて気が狂いそう笑
    誰かの視線を感じる描写が下ネタと同等に多かった
    登場人物全員マトモじゃない

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    どこかでチラ見したこの本の感想に惹かれて一気に読んだ。いわゆる今の日本のいい大学の学生なんて大体こんなものだと思う。社会の一員として、自分がどう自分の頭で考え生き抜いていくのかを訓練されない日本だからこそ、こんな若者が量産され、日本は取り残されるのだ。それにしても、人生の破局っぷりが、脳天文字通りぶ

    0
    2024年09月13日

    Posted by ブクログ

    第163回芥川賞受賞作。自分も他人も傷つけながら進んでいく割れたガラスみたいな登場人物たち。主人公の「異物感」の感覚的には『コンビニ人間』に通ずるところもあるが、周囲とのずれの自己認識の仕方が異なる。どちらの作品も発達障害やそのグレーゾーンの登場人物の話と切り分けてしまう読み方もできるだろうけど、個

    0
    2024年07月30日

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