夫婦幻想 ──子あり、子なし、子の成長後

夫婦幻想 ──子あり、子なし、子の成長後

ビジネス・実用
946円 (税込)

4pt

夫婦関係は、今や精神的にも経済的にも不安やリスクを増大させるものへと変容してしまっている。にもかかわらず、人はパートナーを求め続ける。夫婦は実際にどう変わっているのか。かつての理想の夫婦像はすでに「幻想」なのか。いや、変わらない部分――夫婦の根源的な何かがあるのではないか。戦後家族モデル崩壊後の混沌状況における夫婦のあり方を、子どもを作るかどうかの選択、子の成長による変化などにも注目し、長期にわたる確かな取材をベースにその実態に迫っていく。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

夫婦幻想 ──子あり、子なし、子の成長後 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夫婦幻想。奥田祥子先生の著書。夫婦関係に限らず友人関係や全ての人間関係は他の誰かから強制されて続けるものではない。自分が快適で心地良いなら関係を続ければ良いし、自分が不快で嫌だと思うなら関係を続けなければ良いだけ。無理して続けても自分も相手も不幸になるだけ。

    0
    2019年08月12日

    Posted by ブクログ

    まさに「人生いろいろ」。
    夢が幻想に変わった時をいかに多くの人が体験してきていることか。
    まず、未婚者、早いうちに読んでおいた方がいい。

    0
    2021年01月22日

    Posted by ブクログ

    各年代の夫婦/子供がいない夫婦/子供がいる夫婦/国際的な夫婦/などなど…本当に多様な夫婦のあり方を、服装や表情など細かい部分まで行き届く筆者の観察眼を通して分析し、体系化したものだということを踏まえると、
    夫婦の苦悩はもちろん、「多様性」を痛感した。
    その多様性を受け止め、夫婦の苦悩や葛藤を受け止めようという筆者のマインドに、とても共感しました。

    0
    2019年10月27日

    Posted by ブクログ

    現代の夫婦のあり方に一石を投じる良書。
    自分達の親世代(高度成長期)には、「夫は仕事、妻は家庭」という分業が成立していたが、経済成長が頭打ちになった現在ではこのような分業が成り立たなくなっている。さらに時代は女性の社会進出を推し進めていため、夫婦の形も多様化してきている。
    本書では、それらの代表的なパターンとして、「活躍する妻とイクメン夫」「大黒柱と内助の功(前時代の夫婦像)」「恋人夫婦(子供なし)」「羽ばたく妻と立ちすくむ夫(熟年離婚)」について、それぞれ長年の取材事例を紹介している。
    そこには、それぞれのパターンにおける夫と妻の「こうあるべき」という幻想と理想の解離に苦しむ姿が赤裸々に紹介されている。
    夫は家庭内や社会から孤立し、「男らしさ」の呪縛から解放されずに苦しんでおり、妻は家事と仕事の両立に苦しめられている。さらに一旦離職した女性は正規雇用ではなく非正規雇用という低賃金にも苦しめられている。
    政府は盛んに働き方改革という名目だけを推進しているが、実行面は企業に押し付けているだけであり、それがそのまま現場の労働者に押し付けられてしまい、以前よりも働きづらい労働環境になっていると一人の労働者として思う。よく言われることではあるが、政府・企業ともに真の働き方改革を推進すべく、現在の労働環境の問題を直視した実効性のある対策を早急に打ち立てることを望むばかりである。

    0
    2019年09月17日

    Posted by ブクログ

    夫婦はこうあるべきという幻想にとらわれて、現実的な等身大の夫婦になれない夫婦を長期にわたる取材を通して明らかにしていくルポ。

    子育てを終えて、積極的に外に出て行く妻と定年後孤立していく夫。
    その理由として、女性は長年妻として、母として精一杯努力してきたからすっきりするが、男性は夫として、父として役割を果たしてこなかったからうまく子育てを終えられないというのには納得。

    戦後は明日の生活が豊かになることが夫婦の共通の目標だったが、今はある程度豊かになったのでただ一緒に生活しているだけでは満足できなくなってしまった。
    より多くを相手に求めるようになる。

    その解決策として
    ・コミュニケーションを十分に図る
    ・経済的・生活的・社会的・精神的自立が必要。
    相手への依存度も期待値も下げる。
    利他の心を持ち、寛容に。
    ・全ての人の長時間労働をやめる。仕事も家事も育児もみんなで分担。
    女性も働いて、夫からの経済的自立。
    男性も働いて、妻からの生活的自立。
    子育てしていない人も解放された時間でリカレント(学び直し)や趣味など私的領域で有効活用できれば、不公平感も解消され、職場風土も改善される。

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    夫婦がすれ違う様とその原因をケーススタディとして深く関わり長い月日を追って取材された著者。
    夫婦の互いの奥深い心理と、社会における夫婦の問題点をわかりやすくまとめられている内容だった。

    0
    2023年06月07日

    Posted by ブクログ

    夫婦の在り方様々だ、その時々の世間の風潮でかくあるべしという考え方も変わってくる。
    夫婦はお互いに影響し合って、関係性が変化していく。一方がしっかりしていて、何でもテキパキこなせば、片方は少し怠惰になる傾向がでる。逆なら逆の傾向に振れる。
    今放送されている、知ってるワイフと言うドラマでは、上手くいかなくなった夫婦の夫が、過去を変えて別の妻と結婚するが、前の妻が身近に現れて、夫婦だった時の妻との違いに驚き、荒れた妻の状況が自分のせいだった事に気づくと言うストーリー。
    コミュニケーションが不足している事が、日本の夫婦の最大の問題なのだと思う。

    0
    2021年02月08日

    Posted by ブクログ

    電子版で読みましたが検索しても出てこないのでこちらに。せっかく学者先生が書かれているのでルポライターのレベルを超えた分析が読みたいです。

    0
    2021年01月30日

    Posted by ブクログ

    力作。
    たゆまぬネットワーク構築の努力で多彩な取材対象に基づいている。
    紹介された夫婦は、社会的地位が高くてもかえってそれが仇となり、幸せになれない人が多い。向上心が高すぎるように感じた。もっと気楽に生きれないものか。
    現代は夫婦、家族として生きにくい時代らしい。裕福になったということらしい。選択の自由は広がっている。
    無理せず、生きたいように生きるということか。

    0
    2020年06月27日

    Posted by ブクログ

    何組もの夫婦に、長期にわたって継続インタビューをしているのが興味深い。
    登場する夫婦はお互い深刻な時期を経ながらも、ほとんど離婚はしていないようだ。もっと離婚が一般化している世の中なのかと思っていたが、意外とみんな我慢しながら夫婦を続けているらしい。
    それにしても、女性活躍推進が、単に女性の負担増になっている現状を、社会的にもっともっと取り上げてもいいように思う。

    0
    2019年12月18日

夫婦幻想 ──子あり、子なし、子の成長後 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

奥田祥子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す