角川文庫の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
昭和二十年夏、女たちの戦争
人生で最も美しい時を戦時下で過ごした5人の女たち。作家・近藤富枝、評論家・吉沢久子、女優・赤木春恵、元JICA理事長・緒方貞子、作家、評論家・吉武輝子。彼女たちには、明日の見えない日々でさえも、その日常には青春の輝きがあった。妻でもなく、母でもなく、ただの若い女性だった彼女たちは、あの戦争をどのように生き抜いたか。大宅壮一ノンフィクション賞受賞の作家が綴った、あの戦争の証言を聞く。 -
かのこちゃんとマドレーヌ夫人
かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて……。元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。 -
書を捨てよ、町へ出よう
あなたの人生は退屈ですか? どこか遠くに行きたいと思いますか? あなたに必要なのは見栄えのよい仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、おしゃれな服でもない。必要なのは想像力! 家出の方法、ハイティーン詩集、競馬、ヤクザになる方法、自殺学入門……。時代とともに駆け抜けた、天才アジテーターによる100%クールな挑発の書。 -
空想科学読本
マンガやアニメ、特撮映画などで描かれる設定やエピソードは、科学的にどこまで正しいのだろうか? 初刊行から20年、累計500万部突破のベストセラー『空想科学読本』シリーズから、原稿31本を厳選、全面改訂して収録する。本書で検証するのは『ウルトラマン』『ONE PIECE』『名探偵コナン』『シン・ゴジラ』『おそ松さん』など、世代を超えて愛される作品の数々。爆笑の果てに、人間が描いた夢の世界の素晴らしさが見えてくる! -
トンネルの森 1945
太平洋戦争さなか、幼くして母を亡くしたイコは父の再婚相手になじめぬまま、生まれたばかりの弟と三人で小さな村に疎開することに。家のそばにある暗く大きな森がトンネルのようで怖くてたまらなかった。同級生たちはあの森に脱走兵が逃げ込み自殺したのだ、と噂をしていた。ある夜、森の奥からハーモニカの細い音色が流れてくる。数日後、沼で失くしたイコの下駄が森の出口に置かれていた。「あり・が・とう」イコはちいさく呟いた。戦争は激化し、東京大空襲で半死半生の父が見つかる。不安に押しつぶされそうになったイコは森に入る。「兵隊さーん」そこでイコが目にしたものは……。「「魔女の宅急便」の著者が描く少女の戦争。(解説:小川 洋子) -
火鍛冶の娘
古代日本。火鍛冶(ほかじ)の匠を父に持つ少女、沙耶は、 父のような火鍛冶になるのが夢だった。 しかし里には、女は鉄を鍛えてはならないという掟があった。 そこで男と偽り、父が病で逝った後も鍛冶を続けていた沙耶だが、 そんな彼女に意外な依頼が。 それは麗しの王子の成人の祝いに、剣を鍛えてほしいというもの。 沙耶は夢中で鍛えるが、その剣は恐ろしい魔剣へと変貌し……。 少女の夢と挫折、そして冒険を描いた傑作和風ファンタジー! 【登場人物】 ■沙耶(さや)……天才的な鍛冶の才能を持つ少女。男と偽って鍛冶の匠を目指す。 ■阿古矢王子(あこやおうじ)……伊佐穂の国の第一王子。驚くほどに美しい。 ■加津稚王子(かづちおうじ)……第二王子。武に秀でた、茶目っ気のある青年。 ■護足(ごたり)……武人。沙耶のもとを、剣の製作を依頼しに訪れる。 -
新訳 ナルニア国物語
【全世界1億2千万部以上! カーネギー賞受賞シリーズ第1弾】 児童文学の金字塔! 新訳&挿絵付 装画・挿絵:ソノムラ ※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに【【大幅に】】加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビをへらしたものです。 ●あらすじ 両親と離れ、田舎の風変わりな教授の家に預けられた4人の兄妹。ある日末っ子のルーシーが空き部屋で大きな洋服だんすをみつけるが、扉を開くとそこは残酷な魔女が支配する国ナルニアだった! 「4人の人間がナルニアを救う王になる」という予言のせいで、子どもたちは魔女に命を狙われることに。4人は聖なるライオン“アスラン”と共に魔女に戦いを挑むが…。カーネギー賞受賞シリーズ第1弾。不朽の名作が新訳でよみがえる! ●新訳のここがポイント 翻訳にあたって、原作の英語の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。「英米の子どもたちが原文を読んで味わうとおりの「楽しさ」――知らない世界に出会うときのわくわく感や(略)好奇心もふくめて――を大切にしました」「とくに原文の解釈には最新の注意をはらいました」と、この本の底本となった角川つばさ文庫版の訳者あとがきに記されています。 ・第十三章で、魔女が「深遠なる魔法のことを忘れたのか?」と問われ、先行訳ではアスランが「忘れてしまったようだな」や「どうかな、忘れてしまったかもしれない」と答えていたが、アスランがそんな大事なことを忘れるはずがないので、原文の「Let us say(と仮定しよう)」を活かし、「忘れていたということにしよう」に。 などなど、注意しないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。 -
あやかし和菓子処かのこ庵
見習い和菓子職人・杏崎かの子、22歳。 彼女には不思議な力があった。幼い頃から、妖や幽霊の影が見え、人の嘘が「猫語」に聞こえるのだ。 その能力のせいで親しい友人もできず、苦労しながらひっそりと生きてきた。 ある日かの子は、経営難と技量不足を理由に、勤めていた和菓子店をリストラされる。 夜道をとぼとぼ歩いていると、後ろから来たバイクに全財産が入ったバッグをひったくられてしまった……! 彼女は、そんな窮地を謎の大きな2頭の犬を使役する着物姿の美男子・御堂朔(みどう・さく)に救われる。 なぜか自分を知っているらしい朔に連れていかれたのは、東京の下町にある神社の境内に建つ和菓子処「かのこ庵」。 なんと、同じく和菓子職人だった亡き祖父が、朔に一億円の借金をして構えた店らしい。 そして朔は、陰陽師の血をひく人間で、この神社の鎮守だという。先ほどの大きな犬は式神だったのだ。 一億円の借用書を見せられ、「店で働けば借金をチャラにしてやる」と言われたかの子だが、なんと「かのこ庵」はあやかし専門の不思議な和菓子屋だった。 しかもお客様は、なんと猫に化けてやってきて――!? イラスト/前田ミック -
目を合わせるということ【電子特典付き】
“楽器を持たないパンクバンド”として人気を誇るBiSHのモモコグミカンパニーによる初エッセイが、待望の文庫化! 2015年3月のグループ結成後、わずか3年で初のMステ出演を果たすまでのグループと著者自身の軌跡を辿る1冊。 約半年間にわたって綴られた本編の他、モモコグミカンパニー母とWACK代表の渡辺淳之介氏のインタビューも掲載。 また、書き下ろしの「文庫版あとがき」に加え、単行本刊行当時のツイートから「名言ツイート」をピックアップした「Twitter名言集」を新たに収録。当時のツイートを振り返った書き下ろしの一言も掲載。 グループで最も多くの楽曲で作詞を手がける著者だからこその、瑞々しく真っすぐな言葉が胸を打つエッセイ集!※電子書籍特典として著者の直筆メッセージ画像を収録しています。 -
フラ・フラダンス
福島県いわき市に暮らす高校生・夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)。 卒業後の進路に悩む日羽は、かつて姉・真理が勤めていた「東北のハワイ」こと「スパリゾートハワイアンズ」のポスターを見て衝動的に、新人ダンサー=フラガールの採用試験に応募する。 未経験ながらも採用された日羽は、鎌倉環奈、滝川蘭子、オハナ・カアイフエ、白沢しおんたち同期と共にフラガールへの道を歩み始めるが、 個性豊かすぎる5人の足並みはそろわず、初ステージで、ある大失敗をしてしまう。 「今までで、一番ざんねんな新人たち」と呼ばれ、落ち込む彼女たちだったが、 恋、ダイエット、そしてフラ…と、いいことも辛いことも分かちあいながら、フラフラしながらも絆を深めていく―――。 それぞれの想いを胸に彼女たちは今日もステージへ 笑いあり涙ありの新人フラガール成長物語を完全ノベライズ! 解説「ココにいるわたしたちは、ひまわりのように空を見上げる」――吉田玲子(脚本家) -
斉国札術士録 活版書房と札見習い
黒い炎を纏う獣――“妖(よう)”を唯一退治できるのは、神木札を扱える札術士(ふじゅつし) 。 18歳の朱雨露(しゅ・うろ)は、名門の札術四家に生まれたにもかかわらず、落ちこぼれとして周囲から冷たい目を向けられている。 ある日、長兄から黄土版の記者・呂天佑(りょ・てんゆう)の護衛を頼まれた。 商家の跡取りと門閥貴族の奥様の密通を記事にして以来、命を狙われているとのこと。 雨露は、常に行動を共にするうちに、天佑の隠された過去に気づき……。 落ちこぼれ術士とやる気のない美形記者が街中の悪事を暴く! 人気作家・九条菜月による超刺激的な中華ファンタジー開幕!! -
ブルーもしくはブルー
高収入でスマートな男性と結婚し、都心の高級マンションで人から羨まれる暮しを送る佐々木蒼子。しかし夫には愛人、自身にも若い恋人がいて夫婦の関係は冷めていた。恋人と旅行の帰途。偶然、一人で立ち寄ることになった博多の街中で昔の恋人・河見を見かける。彼に寄り添っていたのは、なんと自分そっくりのもう一人の「蒼子」だった。「ドッペルゲンガー?」名前も顔も同じなのに、全く違う人生を送る2人の蒼子。互いに言いようのない好奇心と羨みを抱いた2人は、1か月だけ期間限定で入れ替わり生活してみることにする。しかし、事態は思わぬ展開となって……! 「私より、あっちの蒼子の方が幸せなのかもしれない」読みだしたら止まらない、中毒性ありの山本ワールドが新装版で登場。 -
身代わり若殿
海賊剣術の遣い手が、旗本の病弱若殿の身代わりに!? 広島藩の村上家(村上海賊の末裔)でたくましく育てられた村上虎丸は、 江戸に牡蠣を献上に行った折、旗本・葉月家の用人、坂田五郎兵衛に目をつけられる。 なぜなら、葉月家の若殿・ 葉月定光と虎丸は、瓜二つだったのだ! ある日、病弱だった葉月家の若殿が急逝してしまう。 跡継ぎもおらず、このままだと御家取り潰しの危険もある。 用人・坂田五郎兵衛は、以前見た若殿と瓜二つの若者を探し出しに、代わりに当主になってもらおうと広島藩主へ頼み込むのだった。 若殿の代わりに、葉月定光として生きることを引き受けた虎丸。 だが、色白で病弱だった若殿に似せるため、日焼けが取れて痩せるまでは外出禁止。 江戸の葉月家の屋敷の一室から出られない。 動きたくて仕方がない虎丸は、屋敷を抜け出し、身分を隠して市井の事件を得意の剣術を駆使して解決するようになり――。 -
さくら、うるわし 左近の桜
小旅館「左近(さこん)」の長男・桜蔵(さくら)は、母と弟が暮らす家を離れ、父・柾(まさき)の元から大学に通っている。柾の庶子ではあるが特に不自由はなく、柾の本妻である遠子(とおこ)とは、気軽に連れ立って出かけられるほどだ。複雑な家族関係に不満はないが、誰からか継いだ、不可思議な体質は困りものだ。見えないはずのものを見てしまうだけでなく、その者たちに魅入られ、身体をほしいままにされてしまう。それも、集まってくる者たちはいずれも桜蔵を「いい女」と呼んではばからないのだ。 耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン――この世ならぬものたちが桜蔵の身体を求め……。生と性、死の気配が絡み合う珠玉の連作幻想譚。 -
藤色の記憶
心中間際に心変わりした恋人によって、土の中に埋められてしまった優枝。掘り起こし救い出してくれたのは、白兎という見知らぬ少年だった。彼は恋人への復讐をそそのかすが、どこかからかうようなその態度に、優枝は戸惑うしかなかった。そこへ、生き別れの弟・慶介から突然電話がかかってくる。母が手遅れの病で入院し長くなく、優枝に会いたがっているという。かつて父と自分を捨て家を出ていった母。逡巡する優枝に白兎は「生き返った命は7日間しかもたない」と告げる。それを聞いた優枝は白兎とともに、一度は捨てた故郷へ戻る決意をする……。大人の女のサスペンス・ミステリ! (※本書は、2012年9月講談社より刊行された単行本『白兎2 地に埋もれて』を加筆修正し、改題の上文庫化したものです) -
緋色の稜線
ホテルで行きずりの女を殺してしまった吉行は、車で逃げる山中で不思議な少年と幼女に出会う。「和子」と名乗る幼女の家に帰る途中だという。なりゆきで乗せてやることになった車内で、無邪気に話す和子の声を聞きながら、ふと吉行は自分の過去を振り返る。夜の闇が迫りひどい疲労感に襲われた吉行は、親子と偽り小さな旅館に宿をとる。穏やかな夕食と温泉。まるで本当の親子のようだ、そう独り言ちる吉行の目に飛び込んできたのは、膝に乗ってきた和子の首に残る、一筋の赤い線だった。過去の記憶がよみがえり苛む……。大人のサスペンス・ミステリ! (※本書は、2012年9月講談社より刊行された単行本『白兎1 透明な旅路と』を加筆修正し、改題の上文庫化したものです) -
バブル・コンプレックス
子どもに就活アドバイスができずに悩む「親バブル子ゆとり」、平野ノラの芸がイタくもあり嬉しくもある「ディスコの灯を守り続け」、とんねるずとフジテレビの運命に無常を見る「女子大生ととんねるず」、奥田民生に学べ!バブル崩壊後のナチュラルブーム――「ナチュラルの波を乗りこなせ」……など、全20章を収録。受験戦争はらくらく通過、就職活動は売り手市場。苦労知らずで、おめでたくて、50代になっても後輩気分……そんな駄目な世代を自認する酒井順子が見る、バブル世代の功罪とは。団塊・新人類世代と氷河期・ゆとり世代にはさまれたバブル世代。消費に積極的でコミュニケーション能力が高くて肉食、というイメージはどうしてできたのか。メディア、ファッション、名付け、IT、出世……あらゆるテーマでバブル世代を振り返る、バブル世代もそうでない世代も、おもわず頷く新しい愛ある世代論! -
僕の目に映るきみと謎は
あなたは呪いの人形を受け取りました。 この人形を親友に渡さなければ、あなたは、次の友引の日に死んでしまいます。 あなたは、親友に、渡しますか? 僕の幼馴染、祀奇恋子(まつりぎ・こうこ)の視る世界は異常である。 彼女は謎(オカルト)を視て、怪異(ミステリ)を解き明かす霊能探偵だ。 ある時、僕たちの通う高校で生徒の連続自殺が起きた。そこには受け取った相手を呪い殺す「トモビキ人形」がかかわっているらしい。 親友から人形を渡された女子生徒の相談を受け、恋子は5W1Hを駆使して怪異を暴く、「除霊推理(オカルトトラッキング)」に挑むことを決める。 怖がりのくせに逃げない幼馴染を守るため、僕も助手として調査を始めるが――。 -
お咒い日和 その解説と実際
知識があれば効果が得られる。超えてはいけない一線の手前で踏みとどまれる。そして、一線をこえることも、できるかもしれない。 海女が身につけるドーマンセーマンのお守りの意味、神社の御幣が麻である理由、羽織の組紐に込められた思い、マタギや日本酒醸造元や宮大工などの伝統的職業の方々が大切にしている儀式、 かごめかごめや影踏みなど、わらべ歌に秘められたものとは。 ふだん何気なく話している言葉や見かけるもの、お守りと思っているものや作法や所作などが、実は呪いにつながっているとしたら。 圧倒的な数の文献と民俗学知識とフィールドワークにより、お咒いの実態を明らかに。すぐにでも実践したくなるおトクなうんちく満載。「お祓い日和」と併せて読みたい一冊。 第一章 お咒い日和●日常的な行為も、実はお咒いと密接に関わっている。言葉の持つ力、何気ない所作に宿る呪術的なエネルギー、現代では娯楽として扱われている音楽も、かつてはマジカルな存在だった。それらひとつひとつを繙く。 第二章 古来のお咒い●信仰、禁忌、験担ぎ――。伝統的な職業・産業の世界には、今もお咒いが残っている。古の昔から今に至るまで、各所に根づいたその知られざる実態を、多くの文献とフィールドワークから明らかにする。 第三章 お咒いと占い●マジナイ、あるいはノロイは、願望成就を目的に行う行為だ。ではその願いが果たして叶うかどうかを知るためには――。その方法が占いだ。深い関係にある両者について、第一章、第二章を踏まえながら解き明かす。 -
紅い糸のその先で、
この運命を結んで欲しい。この苦しみを解いて欲しい。 縁もゆかりも関係ない、君と一緒にこの先の人生を紡げるのなら、 いつかそれが運命だったと言える日まで共にいよう――。 子供の頃から「運命の糸」が見えていた主人公・つむぎは両親の不仲は糸が繋がっていないせいだと思っていた。 生きている全ての人間には小指に運命の赤い糸が結ばれていて、誰かと必ず結ばれているというのが彼女の見ている世界だった。 なので、自分が付き合うのであれば必ず赤い糸が繋がっている相手がいいと思っていた。 高校生になったつむぎは入学式でとある男子生徒とぶつかる。 気怠そうな雰囲気で目の下に隈を作っていた彼は驚いた表情を浮かべるも緩く口角を上げて去っていった。 偶然、その男子生徒と委員会が一緒になった。名前は解人。 委員会の仕事を通して解人と仲良くなっていくつむぎだったが、ある日衝撃の告白を受ける――。 『僕と彼女の365日』の著者が紡ぐ、運命の物語。 -
八丁堀赤鬼忠孝譚
因縁をつけられて父親を無為に殺された高井伊八郎は、加護藩からひとり、江戸に仇討ちに出てきていた。憎き仇の名は、竜崎又右衛門。長らく仇を見つけられぬまま、行き倒れた伊八郎が助けられ意識を取り戻すと、そこは多くの恵まれない生い立ちの子どもを引き取って育てている、忠孝園という施設だった。そして、忠孝園を運営する有徳の士・祐源は、話に聞いていた父の敵、又右衛門と面影がそっくりだった――果たして、祐源の正体は善人の面をかぶった極悪人なのか? 自分が祐源を斬ったら、遺された子どもたちはどうなる??様々な黒い噂も耳に入り、伊八郎は真実を突き止めるべく、祐源に近づこうとするのだが―― さまざまな人生模様が交差する人情時代ミステリ! -
まことの華姫シリーズ
江戸は両国。暮れても提灯の明かりが灯る川沿いの茶屋は、夜も大賑わい。通りの向こうの見世物小屋では、人形遣いの芸人、月草の名が最近売れてきている。 なんでも、木偶の姫様人形、お華を相方に、一人二役の話芸を繰り広げるのだという。それも、話芸が目当てというより、お華に会いに来るお客が多いというのだ。 何故なら。“まことの華姫”は真実を語る―― 姉を殺したのは、実の父かもしれないと疑う、小屋一帯の地回り山越の娘・お夏。 六年前の大火事で幼な子を失い、諦めきれずに子ども捜しを続ける夫婦。 二年前に出奔したまま行方知れずの親友かつ義兄を探しにはるばる西国からやってきた若旦那。 そして明らかになる語り部・月草の意外な過去…… 心のなかに、やむにやまれぬ思いを抱えた人々は、今日も真実を求めてお華の語りに耳を澄ます。 しかし、それは必ずしも耳に心地よいものばかりとは限らなくて…… 快刀乱麻のたくみな謎解きで、江戸市井の人々の喜怒哀楽を描き出す、新たな畠中ワールド!
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。