ないものねだりの君に光の花束を

ないものねだりの君に光の花束を

748円 (税込)

3pt

すべてにおいて普通で個性がなく、自分は(永遠の脇役)であると思っている高校生・影子。
同じクラスには、世間を賑わすアイドルで、学校でも人気者の男子・真昼がいる。
そこにいるだけで目立つ彼は、まさに〈永遠の主人公〉。
別世界の住人のような彼とは、同じクラスなのにほとんど話したことがなかった。
だが、一緒に図書委員をすることになったのがきっかけで、真昼の陰の部分を知ることになる――。
読み終えたあと、きっと世界が輝いて見える、希望の物語。

文庫版限定! アフターストーリー<掌編 尊い愛>を収録。

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ないものねだりの君に光の花束を のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一般人からしたら誰かの 特別 は人生において憧れていたものだった。

    毎日のように目にするSNS上の有名人たち
    一度は「私も有名になりたい」と思ったことがあるだろう。 

    私もその一人だった。

    有名人たちの考えはわからない。わかりずらい。
    けれどわかってほしい。
    「誰しもいろいろな経験を体験してい

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    真昼と影子の名前を最初に見て表と裏の関係のような名前だなと思った。
    けれど、この作品を読んでいく中で、お互いに光り輝く存在であると主張するような名前だと知り、とても勉強になった。
    光がなければ、影もできないように、影ができなければ、光の存在は寂しいものになってしまうかもしれない。
    お互いが、お互いに

    0
    2025年07月07日

    Posted by ブクログ

    2人のお互いに普通だと思っていたものはお互いに特別なもので、①普通に与えられているものは実は特別なものだということ、②ネットや道端などで大っぴらに何気なく発言した言葉が、誰かを深く傷つけたり将来を左右してしまうということを伝えてくれた1冊です。
    現代の社会にタイムリーな話題でもっと広まってほしいと思

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    平凡な主人公とみんなの憧れの存在の1人の物語。
    自分の人生なんて普通で何も面白くない。そう思っている人に読んで欲しい本。自分の人生の豊かさに気づかされてくれる本で人生が明るくなった気がした。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    誹謗中傷が増えてきている、現社会にいい本だと思いました。自分の普通は、相手にとって特別なことに気付かされる1冊でした。

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすかった。なんとなく「ないものねだり」って言葉に引っかかって買ってみた。やっぱり人の数だけ人生があるし、見えない部分ってわからないよなぁ、なんて。すごく素敵なお話でした。伏線もあって読んでて楽しかった!
    読書の面白さって、その人物の人生を覗けるところ、自分にはない考え方を知れることだと思

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

    前から気になっており、どうしても読みたかったため、珍しく新品で本を購入。
    光と影。主人公の影子は自分を永遠の脇役と考えている。そんな中、芸能活動をしており、一見完璧な人気者鈴木真昼と同じ図書委員になる。影子の影と真昼の光。本当に正反対かと思ったら、彼の影の一面も見えてきてしまう。
    この本を読む前は正

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    キラキラしたアイドル芸能人の真昼とごく普通の女子高生の影子が最初は対比的に描かれるけど、図書委員で繋がる事から芸能人の苦労や内なる思い、イケメン人気者、性格も良くてスポーツ万能の真昼にも人間らしい表と裏や意外にも普通な感じがバレた事により影子は親近感を感じドンドン惹かれていく。

    真昼も自分にはない

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    自分から見て、人の光は自分にとって憧れの様な特別なことに見えても、その人からしたら特別なことではなく普通であり、当たり前であると言うこと。逆に、相手から見て、自分自身が普通で当たり前と感じていたことが、相手からすると光であり、憧れの様な特別なことであると言うこと。つまり「ないものねだり」だと言うこと

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    汐見さんの作品を読んだのは高校生ぶり。
    3.4年読んでいなかったのですが、彼女の作品は青くて優しくて、透き通ってて、真っ直ぐで、すぐに高校生の頃の自分に戻れた気がしました。

    完璧主義で責任を負いがちで、常に他人の評価や感謝を頭に留めている真昼を影で支える影子。

    普通と思ってた私の生活は普通ではな

    0
    2025年05月08日

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