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社会人2年目の渚は、仕事も一人暮らしも手探り状態の毎日。家でおいしいものが食べたいけれど、ゆで卵すらまともに作れない! しかも職場では、辞職した先輩を引き留めたいと相談を受けてしまい……。
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Posted by ブクログ
社会人になって一人暮らしを始めた人、つまりたくさんの人が共感できる一冊だと思いました。お料理が苦手な主人公が一人暮らしをきっかけに母親との関係、職場での仕事や人間関係、現代社会が抱える問題も取り込まれたストーリーです。こう聞くと重く聞こえるかもしれませんが、全然そんなことありません。笑 気軽にサクサ...続きを読むク読めて、ときどきクスッと笑える心温まるお話です。
読み終わった後味が凄くいい お料理も仕事もできなかったソースちゃんが 成長していくお話 ソースちゃんだけでなく まわりにいる人も 成長していく感じが心地いい
主人公が料理を通してお仕事、自分のあり方を見つけていくお話し 鍋の中を覗いてみる、中を見なければわからないは上手にかけてあったなぁと思う 主人公が後ろ向きになりすぎず前に進んでいく力が羨ましく感じた
サクッと読めて面白かった。 主人公が自分なりに料理を頑張る姿がステキ。 でも、料理出来ない人は動画とか本を見るより、料理教室行ったほうが良いと思うなぁ。 お正月のシーンでは、謎の緊迫感にハラハラし、よく考えたらアホらしいなと思いつつ、気づいたら泣いてた…。 母と娘って複雑だよね。
主人公が自分なりに悩みながら自分の道を見つけていこうとする姿がとても良かった!料理苦手でホットクックを眠らせている私としても共感できるところがあり…母とのやり取りもなんだか他人事ではいられなかった! 少し勇気をもらえたし、自分を肯定する大切さも実感した一冊になった。
凝った料理でもなく、定番料理でもなく、人並みの料理でもなく、自分が美味しいと思うものが作れたら、それでいい。
自分がおいしいものを作るって、シンプルだけど大事なこと。渚ちゃん、前半の料理への奮闘が可愛らしくてニマニマしてしまった…。米川さんと課長との会話もまた楽しい。レシピ本は写真集、なるほどなー。なんだかいつもよりほんの少し料理したい気持ちが生まれたような。
「料理が好き」と言えない人への応援歌。100点じゃなくてもいい。いつも素晴らしくなくていい。自分らしく。 「頑張ろう!」と叫ぶのではなく、応援してくれる。寄り添ってくれる。それが一番ありがたい。
持田渚。24歳。日本郵便株式会社に入社して2年目の春。本社勤務になったのを機に始めたひとり暮らしだったが……。 料理というものが絶望的にできない不器用女子の成長物語。 ◇ 「なんじゃ、こりゃ!?」 蓋を開け鍋の中を見た私は、思わず叫んでしまった。 そこにあったのは、爽や...続きを読むかな朝に不似合いな白いぶよぶよしたものが大きくはみ出た不気味な物体。鍋の湯の中で爆発している卵だった。 ここは先月越してきたばかりの1Kの賃貸マンション。そのミニキッチンで私が作ろうとしたのはただのゆで玉子のはずだ。なのに出来上がったのは、見るも無残な姿で漂う卵の溺死体である。 自分には料理が絶望的にできないということを思い知らされた私は、やむなく実家に足を向けたのだった。 ( 第1話「朝食すら作れない」) ※全6話。 * * * * * 家事はすべて母親任せで育ったため「お料理できない女」になった女性が、少しずつ料理の楽しさに触れながら成長していくだけの軽いお話かと思って読み始めたら、意外にも母娘の確執という乗り越えるべき障壁が根底にあるヒューマンドラマでした。 普通に仲の良い家族でも同性間ではつい張り合ってしまうのはよくあることだと言います。例えそれが親子の関係であっても、対抗意識がメラメラと燃え上がるのを抑えることはできないのかもしれません。 本作でおもしろく感じたのは、渚の母親の設定です。 作中で「ママ」と呼ばれるこの女性は、頭の回転が速く手先も器用で、何でも卒なくこなすことができます。さらにいくつもの資格を持ち美しい容姿にも恵まれた、まさに才色兼備を地で行く女性として登場してきます。 家事を完璧にこなし、夫や子どもが動きやすいよう家庭内のことはすべて周到に準備を整える渚の母親。 そんな「自慢の母親像」を体現したような彼女には、実は大人げないほど負けず嫌いなところがあったのです。 主人公の渚が悩みつつ成長する姿もさることながら、聖母のような母親のダークな一面が少しずつ顔を見せる描写が、私には興味深く感じました。 さて、話を本題に戻します。本作で描かれる渚の成長ポイントは3つあります。 1つめは、料理に対するコンプレックスの克服です。 渚が自身に合った料理やレシピを工夫しながら少しずつスキルを身につけていく姿が描かれます。 2つめは、仕事に対するスタンスの確立です。 本社勤務となり、何事にも自信のない渚ですが、職場の仲間や先輩、上司の助けを借りつつ、自分に何ができるか、何をしなければいけないかを見極めながら、誠実に仕事に向き合う姿勢を確立していく姿が描かれます。 3つめは、大人としての真の自立です。 特に、母親の大きく強固な羽の下から渚が脱却するまでの姿が描かれるのですが、その過程が本作のメインになっています。 短く軽めの物語ではありますが、親元を離れひとり暮らしを始めようという人にとっての手引き書になるかもしれません。
すぐ読み終わった、さくさく読みやすい文章。 わたしは普段から料理する方だけど、この本の主人公みたいにひとつの料理を集中して作る楽しさを知らない(というかやったことがない)から、好きな料理を極めてみたいな〜と思った。
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