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図解でわかる 14歳からのLGBTQ+
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “LGBTはSDGsのすべての項目に関わる問題”(元国連事務総長パン・ギムン氏) 国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)とも関わる、「LGBT」や「ジェンダー」について、図解を使ってわかりやすく紹介。 「LGBTQ+って何?」、「LGBTQ+の人ってどれくらいいるの?」、「LGBTQ+だと学校で困ることはあるの?」など、32の素朴な質問に答えるQ&A形式で構成しました。 読んだり、眺めたりするうちに、LGBTQ+がとても身近なテーマに! 巻末には関連用語集も収録。 授業や研修、学習会の教材にも使いやすい1テーマ=1見開き完結式です。 【ひと足早く読まれた方々の声より】 「ファッションやエンタメのことも取り上げられていて、楽しく読み進められました」 「図説やイラスト、写真がたくさん入っていて、眺めるだけでも楽しそう」 「Q&A形式になっていて、知りたいことを調べるのに便利」 「えーっ、今は、男の子も一緒におままごとできるんだ! 」 「制服もジェンダーレスに変わってきてるんですね! 」 「社会的課題を、こんなにわかりやすく解説してる本は見たことがない」 「私はヘテロセクシュアルなのか。初めて知った! 」 「自分らしく、の本質がわかる本」 「世界が変わってきているのが、あらためてわかる本」 「紹介してある映画、観まーす! 」 「LGBTQ +ってけっこう身近じゃん! 」 「バービー人形すげえ! さすが! おもしろい! 」 -
多様な社会はなぜ難しいか 日本の「ダイバーシティ進化論」
アベノミクスで女性活躍が重要政策として掲げられたにもかかわらず、日本のジェンダーギャップ指数は先進国で最下位のまま、他の先進国にますます遅れを取っている。 なぜこの国にはダイバーシティが根付かないのか、どうすればこの硬直した社会を変えることができるのか? MeToo、ポテサラ論争、ゲス不倫、五輪組織委、男性育休、逃げ恥、♯わきまえない女、女性入試差別など、近年話題をよんだキーワードをもとに、日本における多様性の問題を、女性活躍、結婚、子育て、男性問題とさまざまな視点から掘り下げる。 日本経済新聞女性面連載コラムに大幅な加筆を加え書籍化。 -
ブランド米開発競争 美味いコメ作りの舞台裏
2018年2月、美味しい米の代表とされる魚沼コシヒカリが食味ランキングで特AからAに陥落したニュースは衝撃を呼んだ。翌年、魚沼コシヒカリは無事特Aに返り咲くが、各産地が「美味しい米」の開発・生産に努め、しのぎを削る状況は激しさを増す一方だ。美味しさはもちろん、冷害耐性、豊富な栄養、収穫量など多様な目標のもと、今日も新品種の開発が続けられている。ブランド米開発の舞台裏と米作現場のさまざまな課題に迫る。 目次 ブランド米の生まれた背景――まえがき 第1章 ブランド米狂騒曲 1 コシヒカリ覇権の経緯/2 新品種はどう開発されるのか/3 あきたこまちと大潟村の挑戦/4 ブランド米の価値はどう決まるか/5 ササニシキの復権に賭ける/6 変わる食味テスト/7 日本一誉れ高いコメ――コシヒカリの味を超えるコメを/8 海外から求められる「龍の瞳」/9 収穫期をずらせるのが魅力「五百川」/10 栄養素が豊富な「金のいぶき」/11 ブランド米と小売店 第2章 ブランド米の功罪 1 味にこだわりすぎた「つや姫」/2 ブランド維持が裏目に出た「青天の霹靂」/3 美味しさの追求は諸刃の剣/4 コシヒカリの受け皿となる品種 第3章 需要に合わせてコメを作る 1 業務用米の世界/2 コメ代わり食品の登場/3 「ご飯」を食べてもらう試み/4 安くて美味しいコメが求められている/5 コメ輸出という悲願/6 耕作放棄地は増え、担い手は減る 第4章 コメの未来 1 広い面積にはドローンが有効/2 今までの限界を超えるコメ作り/3 コメの種子をめぐる大変革/4 民間のやる気を削ぐ現行システム/5 民間育種は壁を越えられるか――住友化学の挑戦/6 執念の民間育種家 コメの取引のあり方が大きく変わる――あとがき -
医療崩壊の真実
【『医療崩壊の真実』――新型コロナであぶり出された日本の医療体制の問題点と急所、病院現場が取るべき戦略とは?】 コロナ禍の医療ビッグデータ分析で、メディアが報じる「医療崩壊」とは全く異なる真実が浮き彫りになった。 米スタンフォード大学の医療経済学者として、また米国および日本を拠点とする医療コンサルティング会社の幹部として長年、日米の医療を俯瞰してきた著者が、新型コロナウイルスが病院経営に与えた影響と現在の医療界に横たわる数々の問題をデータとともに分析。客観的なデータが暴く、コロナ以前からの医療クライシス。日本医療の「急所」と病院現場が取るべき戦略とは。 〈本文より〉 「新型コロナでベッドが足りなくなる」、「ベッドが不足して医療崩壊が起きる」と恐れられた予測は実態から乖離していたのです。問題は日本全体の病床数そのものではなく、コロナ患者を受け入れた医療機関の病床機能や専門医師などの医療資源について、場所やタイミングなど「配分」の問題であることがみえてきました。コロナ患者を受け入れた医療機関で必要な医療資源が不足していたり、受け入れていなかった施設の中には充足していたけれどコロナ対策に活かされず有効活用されなかったりといった医療資源もありました。医療資源「配分」の問題の背景に、日本において“病院数過多”による医療資源の「分散」という深刻な問題があるのです。今回コロナがその「分散」の問題を「医療逼迫・医療崩壊」という形で炙り出したのです。 〈本書の特長〉 ・客観的なデータが暴く、コロナ以前からの医療クライシス! ・日本医療の「急所」と病院現場が取るべき戦略を解説 〈本書の目次〉 ■はじめに 新型コロナが日本医療で浮き彫りにしたもの ■第1章 新型コロナウイルスが病院に及ぼした破壊的影響 「病床不足による医療崩壊」の危機とは/全国の急性期病院3~4割のデータを分析/コロナ入院患者の7割は軽症だった/肺炎、ウイルス性腸炎、急性気管支炎の「患者が消えた」 ……他 ■第2章 コロナ前から日本医療は「崩壊」の危機だった? 日本は世界一のベッド数、「急性期病床大国ニッポン」/「患者のため」か「病院のため」なのか/「外来で可能な医療」実施のハードル/「素泊まり入院」試算、8900億円の衝撃 ……他 ■第3章 需要と供給のミスマッチ――「医療崩壊」を避けるためには 日本医療の歪んだ現実/一般病棟やICUはどれほど逼迫していたのか? /コロナ受け入れ病院の4割強で集中治療専門医存在せず/重症患者が「一般病棟」で軽症患者がICUを利用していた? ……他 ■第4章「日本病院会」相澤孝夫氏鼎談――「医療と介護を存続させるための解決策」 コロナ禍の「医療崩壊」は「10年後の日本社会」/「おまかせ医療・おまかされ医療」の限界/コロナ禍における「保健所」の機能/「医療介護福祉総合提供施設」による役割分担 ……他 〈著者プロフィール〉 渡辺さちこ 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン代表取締役社長。看護師として臨床に携わったのち、慶應義塾大学経済学部入学。同大卒業後、米国ミシガン大学へ留学し、医療経営学、応用経済学の2つの修士号を取得。帰国後、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社コンサルティング事業部などを経て、2003年より米国グローバルヘルスコンサルティングのパートナーに就任。800以上の急性期病院のビックデータ実証分析で経営改善支援を行う。主な著書に『患者思いの病院が、なぜつぶれるのか? 』、アキよしかわとの共著に『日本医療クライシス』(いずれも幻冬舎メディアコンサルティング)がある。 アキよしかわ 国際医療経済学者、データサイエンティスト。カリフォルニア大学バークレー校とスタンフォード大学で教鞭を執り、スタンフォード大学で医療政策部を設立する。米国議会技術評価局(U.S.Office of Technology Assessment)などのアドバイザーを務め、欧米、アジア地域で数多くの病院の経営分析をした後、日本の医療界に「ベンチマーク分析」を広めたことで知られる。米国グローバルヘルス財団理事長、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン会長。米カリフォルニア在住。主な著書に『日本人が知らない日本医療の真実』(幻冬舎メディアコンサルティング)、『日米がん格差』(講談社)などがある。 -
ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている
地域経済はもっと儲かる! 地域で自ら仕事をつくる「ローカルベンチャー」。 発祥の地は、人口わずか約1500人の岡山県・西粟倉村だ。 この村で2009年に『西粟倉・森の学校』を起業し、現在は「ローカルベンチャー」をサポートする事業などを行う『エーゼロ』も経営する著者。 二社の売り上げは、合計5億8千万円(2017年)となっている。 本書では、これまでの軌跡とその哲学、地域経済への思いなどを紹介。 地域で起業した「ローカルベンチャー」たちや、地域で熱く活動する自治体職員の物語も収録している。 移住者や自治体職員など、日本の地域に住むすべての人へ贈る“地域経済の指南書"として、地域にはビジネスの可能性があふれていることをおおいに実感できる一冊だ。 -
原発ゼロ、やればできる
右も左も関係ない。 国を愛するということは、原発をゼロにするということだ。 元首相が渾身の力を込めて書いた原発をめぐる初の単著!! 私は首相時代、「原発は安全・低コスト・クリーン」だと、経産省に完全に騙され、原発を推進していた。その自分が本当に悔しくて腹立たしい。そして、世界史に残る福島原発事故が起こった。事故の検証もちゃんとできないで再稼働するというなんという非常識なことか。原発は一〇万年後まで核廃棄物を抱え続ける「トイレなきマンション」である。時代遅れの原発技術に日本経済の未来は託せない。私はこの本で、経産省が原発を推進したがっている本当の理由や、自然エネルギーだけで電力は補えること、原発をゼロにする、ただひとつの簡単な方法があるということを書いた。原発ゼロ、やればできる。 -
【新訂版】図解国会の楽しい見方
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2013年7月の発売以来、定番ロングセラーとなっている国会のしくみ本の新訂版です。 国会中継や政治のニュースをTVで見ているとき、ときどき不意に生じる素朴な疑問を、サッと参照することでサクッと解決してくれるハンドブックです。 中学公民で習ったのに忘れてしまっていることや、そもそも習っていないのでわからない政治の裏側まで、この一冊があれば、もう困りません。 -
最新 世界情勢講義50
地政学の世界的権威が間違った「定説」を覆す! 驚きと発見に満ちた地政学最良の入門書 「ドイツがヨーロッパを支配している?」 「9・11が世界を変えた?」 「国際的な制裁は有効である?」...etc 政治家や外交官、官僚、研究者など、 地政学の専門化たちにも広まっているこのような「定説」は、 インターネット上に限らず、新聞や雑誌、本においても、 いくらでも見つけることができる。 たいていの「定説」は事実から生まれるが、 間違いも多く、それが誤った解釈を生み、 私たちが世界を正しく理解することを妨げているのだ。 なぜ、それらは間違っているのか? その裏には、いったいどのような事実が隠されているのか? 本書を紐解けば、世界の本当の姿が見えてくるだろう。 ◎本書で覆される国際情勢の「定説」 「国境はもう存在しない」 「9・11が世界を変えた」 「外交交渉が弱腰の姿勢を招く」 「西洋は危機に瀕している」 「地球温暖化は技術の進歩によって食い止められる」 「陰謀が世界を動かしている」 「多国籍企業が世界を動かす」 「やがて中国が世界を支配する」 「ドイツがヨーロッパを支配している」 「ブレグジットはEUにとって致命傷」 「『ならず者国家』が存在する」 「核拡散によって世界は危機に瀕する」 「国際的な制裁は有効」 「民主主義は輸出できる」 「現実主義の政治は道徳的観念を欠く」 「ロシアは強権体制でなければ統治できない」 「テロは欧米諸国の存亡に関わる脅威」 「イスラム教がテロの元凶」etc ◎目次 - イントロダクション(No.01 - No.02) - グローバリゼーション(No.03 - No.17) - 世界を動かす力(No.18 - No.28) - 戦争と紛争(No.29 - No.38) - 民主主義(No.39 - No.46) - テロリズム(No.47 - No.50) -
【最終版】大学教授になる方法
今こそチャンス! 団塊世代の引退で、大量のポストが発生! ★注目!大学は過去も現在も「冬の時代」ではない! 「定員割れ・廃校・限界大学」の意味は誤解されている。それどころか大学教授のポストが大量発生する流れがある。これらをすべて数字で実証しつつ、どうすれば大学教授になれるかを具体的に解説。実例も多数。 ★努力すれば偏差値50でも大学教授になれる。これは25年前から変わっていない! ★三重短大・札大・中大・東大生諸君! 君は、大学教授にならないか! 社会人も!! ベストセラーから25年 正確な情報と実用性 シリーズの決定版。【もちろん本書は書き下ろし】 -
富山の逆襲 すごいぞ!富山を大きな声で
目立たない実力県のままでいいんですか? 富山はたしかに地味で目立たないけれど、その実力たるや半端ではありません。勤労世帯の「実収入」、「持ち家比率」など各種指標が示すように、県の「幸福度」はつねに上位。暮らしやすさに加え、教育熱心で偉人もたくさん、ものづくりを得意とするオンリーワン企業、だれでも知ってる「富山の薬売り」、食の王国「富山湾」、水の恵み……、そんな「すごさ」が、県外へはもちろん県内にも伝わっていない! そこで逆襲本の登場です。富山の「すごさ」を知ってください。まじめでコツコツ実績をあげるが、自己主張が苦手という富山県人の特質は、そのまま日本人の特徴です。ですから、富山が輝けば日本も輝く! 宿敵・金沢へのホンネも解禁(爆)。 -
教養としての戦後<平和論>
中島岳志氏、開沼博氏が推薦! 「平和」は、なぜ口にするのが気恥ずかしい言葉になったのか。それは「平和」と対になる「戦争」に、明確なイメージを持ちにくくなったこととも関係している。記憶の風化に加え、対テロ戦争に象徴されるように戦争そのものが変質しているなかで、「平和」という言葉も「戦争」という言葉も、機能不全を起こしているからである。 では現在、その語り方をどのように「更新」していくことが可能か。石原慎太郎、色川大吉、江藤淳、大江健三郎、大塚英志、小田実、高坂正堯、小林よしのり、坂本義和、SEALDs、清水幾太郎、鶴見良行、西部邁、野坂昭如、福田恆存、丸山眞男、三島由紀夫、山口瞳、吉田茂……。本書はそのヒントを探るために論壇での議論に重点を置きつつも、文学やポピュラー文化にまで視野を広げ、戦後日本「平和論」の正体に迫る。 -
ザ・議論!
トランプ米大統領誕生で、「自主防衛」「九条改正」の議論、待ったなし! 両派の最強論客が、「天皇制」「歴史問題」「憲法九条」「日米関係」等をテーマに、日本の正義と真理を追求した白熱の9時間! 井上達夫(東京大学教授)は日本法哲学界の最高権威で、「岩波哲学・思想事典」の「自由主義」の項を執筆したリベラリズム論の第一人者。「日本的リベラル」の偽善を指弾し、公正と正義を礎とする真のリベラリズムを提唱する。 対する小林よしのりは、「東大一直線」「おぼっちゃまくん」などギャグ漫画のヒットメーカーであると同時に、明快な論理と絶妙な表現力を駆使した「ゴーマニズム宣言」で大きな影響力を誇る保守の論客。 思想と立場は違えど、民主主義の根本は「議論」だ、という点で一致する二人。胸襟を開き、日本の現下の重要問題について意見をぶつけ合った。 井上教授の「九条改正案」と改正の実践戦略、初公開! -
地方創生大全
日本一過激な請負人のノウハウを1冊に凝縮した、日本一まっとうなガイドブック。 地方が抱える問題を「ネタ」「モノ」「ヒト」「カネ」「組織」の5つに体系化。 28もの「問題の構造」を明らかにし、明日から取り組める具体的な「再生の方法」を提言する。 ●●●ネタ:「何に取り組むか」を正しく決める●●● 【問題の構造】「ゆるキャラ」は、大の大人が税金でやることか? 【再生の方法】地元経済の「改善」に真正面から向き合おう ほか ●●●モノ:使い倒して「儲け」を生み出す●●● 【問題の構造】「道の駅」が地方を衰退させるワケ 【再生の方法】民間が「市場」と向き合い、稼ごう ほか ●●●ヒト:「量」を補うより「効率」で勝負する●●● 【問題の構造】乱暴すぎる「移住促進」策 【再生の方法】「誰を呼ぶのか」を明確にしよう ほか ●●●カネ:官民合わせた「地域全体」を黒字化する●●● 【問題の構造】補助金こそ「諸悪の根源」だと断言できる理由 【再生の方法】「稼いで投資し続ける」好循環をつくろう ほか ●●●組織:「個の力」を最大限に高める●●● 【問題の構造】地方は「みんなで決める」から間違える 【再生の方法】無責任な100人より行動する1人の覚悟を重んじよう ほか -
感情化する社会
「天皇」も 「文豪」も 「お気持ち」化する 天皇の「お気持ち」、スクールカースト、多崎つくる、腐女子AIりんな、LINE文学…。 私たちはあらゆるものを「感情」として表出し、「感情」として消費して生きている。余りに感情的すぎる日本の現在を不愉快に「批評」する試み。 「感情化」とはあらゆる人々の自己表出が「感情」という形で外化することを互いに欲求しあう関係のことを意味する。理性や合理でなく、感情の交換が社会を動かす唯一のエンジンとなり、何よりも人は「感情」以外のコミュニケーションを忌避する。(略)その結果、私たちは「感情」に対して理性的でありえることばを政治からジャーナリズム、文学にいたるまでことごとく葬っている。私たちは私たちに心地良い感情を提供することばしか、政治にもジャーナリズムにも文学にも求めず、その要求にそれらはいとも簡単に屈した。だからぼくは本書で敢えて不快なことばを連ねる。(「第一章 感情天皇制論」より) -
喪失の戦後史―ありえたかもしれない過去と、ありうるかもしれない未来
平川克美氏の好評セミナー「100分授業」をベースに単行本化。 戦前から戦後の日本人が、何を考え、どう変化してきたのか。 成長の「残影」と消費の「幻影」とは何だったのか。 授業形式で、大衆文化の変遷や、人口構造の変化にともなう家族構造の類型を分析。 100年にわたる時間の帯のなかを鳥瞰し、わたしたちがどういった時代に立ち、これからどこへ向かって歩み出そうとしているのかを考える。 1950年に東京・蒲田の町工場の長男として生まれ、「三丁目の夕日」に象徴される高度成長期から今日までの日本の栄枯盛衰をリアルタイムで見てきた著者による、映画・小説・プロレスなど大衆文化史も交えた体験的戦後史論。 -
日英対訳 外国人をサポートするための生活マニュアル 役立つ情報とトラブル解決法 第3版《デジタル版》
「こんなとき、どうすれば良いの?」そんな質問を、あなたの周りの外国人から受けたことはありませんか?日本に200万人以上暮らす外国籍住民。ダブルの子どもたちなど広く「外国にルーツを持つ人々」を入れると、それ以上の多民族・多文化なバックグラウンドを持つ人たちで、私たちの周りはあふれています。どんなに小さな町にも、外国籍住民がいます。けれど、働いたり、学校に行ったり、様々な人生の場面で制度の壁にぶつかることも多いのが事実。困っているのは日本語が分からないからだけではありません。言語の壁を取り除くことから、もう一歩先に進んで「壁」を乗り越えませんか?日英対訳『生活マニュアル』デジタル版は、きっと「こんなとき、どうすれば良いの?」への実践的な答えを提供してくれるはず。 -
コミックばかり読まないで
これが現代日本のルポルタージュだ。 ルポライターとは、都市の荒野を駆ける“野良犬”である。その眼の先にある種別、対象、テーマ、職業、性別、世代、有名、無名、権力、カネの有無を問わない。野良犬が追うものは、同時代の権力や制度の網からこぼれ落ちた個々の人間の本能の姿だ。 東京オリンピックの喧騒の中で、「日本のアニメやマンガは世界一」と喧伝される標語化した「クールジャパン」に潜む、半ば無意識下に既成事実化される表現規制(都条例や児童ポルノ法をめぐる表現の自由問題)、オリンピック開催による環境浄化の本質を長年の取材から、戦後日本の社会・権力の闇に照射し、鋭く抉り出す渾身の長編ノンフィクション! -
中国で尊敬される日本人たち
戦中・戦後の中国に優れた貢献を果たし、中国で尊敬をもって語られていながら、一般の日本人にはあまり知られていない人々にスポットをあて、彼らの活動を活写する一冊。 田中角栄、大平正芳というふたりの国交正常化の功労者を政府間交渉という側面ではなく、中国との人間ドラマに着目したエピソードをはじめ、新中国空軍創設に寄与した航空隊のプロたち、医療や鉄道など建国の「インフラ」整備にかかわった人たち、中国の広告教育の礎を築いた成田豊、未来志向で上海万博を支援する堺屋太一など、さまざまな分野でその持てる力を尽くした日本人の物語を紹介する。「中国人から現在も感謝される、こんな日本人がいたのか!」と読んでいて勇気づけられ、賛否を問わず、新時代の日中関係において希望を持つことができる。 -
レイチェル・カーソン いまに生きる言葉
『沈黙の春』から半世紀――カーソンが生きていたら、いまの日本を見てなんと言うだろう? レイチェル・カーソンとはどんな人だったのか? もの静かで、家族思いの、控え目な人だったが、茶目っ気もあり、ユーモアの人でもあった。 幼い頃から文章を書くのが得意で、自然観察も大好き。コピー機もファックスも、もちろんコンピュータもない時代に、膨大な情報を集め、やがてその細い指先から自然破壊を告発する言葉がつむぎ出された――そして完成した『沈黙の春』で環境問題に警鐘を鳴らしたレイチェル・カーソン。 その思想が、いま新たに見直されている。本書は、いまだに根強い人気を誇るレイチェル・カーソンの思想から生涯までをあまり知られていない側面に光を当て、当時の写真や彼女がつむいだ言葉とともに紐解いていく。 とくに、亡くなる半年前、1963年10月におこなった「環境の汚染」という講演は、彼女の遺言とも言うべき思いがあふれている。 「わたしたちが住む世界に汚染を持ちこむという、こうした問題の根底には道義的責任――自分の世代ばかりでなく、未来の世代に対しても責任を持つこと――についての問いがあります。当然ながら、わたしたちは今現在生きている人々の肉体的被害について考えます。ですが、まだ生まれていない世代にとっての脅威は、さらにはかりしれないほど大きいのです。彼らは現代のわたしたちが下す決断にまったく意見をさしはさめないのですから、わたしたちに課せられた責任はきわめて重大です」 東日本大震災、福島第一原発事故の後、読者が増えてきているのは、何を物語っているのだろう。 著者紹介 上遠恵子(かみとお・けいこ) 東京都出身、東京薬科大学卒業、研究室勤務、学会誌編集者を経て、現在はエッセイスト。レイチェル・カーソンの著書の『潮風の下で』(岩波書店)『海辺』( 平凡社)『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)のほか、伝記の翻訳など多数。著書に『レイチェル・カーソンの世界へ』(かもがわブックス)など。1988年に「レイチェル・カーソン日本協会」設立に加わる。現在会長。執筆、講演などで活躍中。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
神山プロジェクト
IT(情報技術)ベンチャーの“移転ラッシュ”に沸く過疎地があります。それは、徳島県神山町。高齢化率46%と少子化と高齢化に苦しむ中山間地の典型のような地域ですが、これまでに9社のベンチャー企業がサテライトオフィスを開きました。ヤフーやグーグルなど大企業の社員が短期滞在で訪れることもしばしばで、空き家として放置されていた古民家が続々とオフィスに姿を変えています。 その動きはオフィスだけではありません。移住者の増加に伴って、店舗や施設のオープンが相次いでいます。ここ数年を見ても、パン屋やカフェ、歯医者、図書館などが地図上に姿を現しました。アーティストやエンジニアなどの移住も進んでおり、まさに町が生まれ変わっている印象です。 「21世紀の最先端は、東京でも上海でもシンガポールでもなく、神山にこそある」と、『里山資本主義』や『デフレの正体』を著した藻谷浩介氏が語るように、日本の未来が見える場所といってもいいでしょう。NHK「クローズアップ現代」やテレビ東京「日経スペシャル ガイアの夜明け」など、神山に着目するメディアも増えています。 神山には全国的に有名な観光スポットはありません。企業誘致に力を入れている自治体もいくつもあります。それなのに、なぜ神山に人々が集まるのでしょうか。本書は、その理由を様々な角度から明らかにしました。クリエイティブを生む場であり、新しい働き方の実験場であり、さらに人間再生の場でもある――。 -
SQ “かかわり”の知能指数
「IQ(知能指数)」「EQ(こころの知能指数)」から 「SQ(かかわりの知能指数)」の時代へ! ●なぜ、若者たちはお金より人の役に立つ仕事を望むのか? ●なぜ、女性たちは高級外車よりエコカーを“カッコいい”と思うのか? ●なぜ、父親たちは郊外のマイホームより職場の近くに住むことを望むのか? TBSラジオ「文化系トークラジオLife」、NHK「青春リアル」でメインパーソナリティを務め、 若年層の圧倒的支持を集める気鋭の社会学者が10,000人の社会調査データを基に描きだす、 21世紀、日本人の「新しい幸せのかたち」。 ◎ ◎ ◎ 少子高齢化、地方の過疎問題、無縁社会など、課題山積のわが国において、これからの社会を考える鍵となるのは「“身近な他者”とのかかわり」である、と著者は説く。 そして本書では「SQ」というキーワードを提唱する。SQとは、「身近な他者への手助けによって、人がどのくらい幸せになるかを表す指数」。 震災後、「絆」という言葉が注目され、また、「袖振り合うも多生の縁」ともいわれるように日本では古来より大事とされてきた人間関係が、 高度経済成長期、ポスト黄金時代を経て、今後どのように変容していくのか――― 「SQが高い人は幸福な人である」 「SQが“いざというときに頼れる人”をつくる」 「クールビズが普及しないのはSQが低いから?」 「SQで考える新しい居住・通勤のかたち」 「SQ的コミュニケーションが地域社会を再編する」 などなど、具体的かつ刺激的な処方箋まで提示しつつ、さまざまなデータや社会事象をあげながら考察していく、提言の書。 特別付録:あなたのSQタイプを診断できる「SQチェックシート」つき。 -
日本教の社会学
日本人は誰しも、日本が普通の社会であり、外国もまあこんなものだと思いこんでしまっている。ところがどうして、世界中で日本ほど奇妙キテレツな社会はなく、外国人とはどうしても理解しあえない。中国・朝鮮と欧米諸国とはずいぶん違った社会だが欧米人と中国人・朝鮮人とは割合と容易に理解しあえてしまう。が、日本人だけは例外だ。その理由は世界中どこでもあり、日本だけに存在しないものがあるからである。それが宗教と論理だ。山本学を社会的に整備して、すぐに理解でき、誰にでも使えるようにするために実現した対談である。1981年講談社刊行『日本教の社会学』再刊行。 -
日本の夜の公共圏:スナック研究序説
サントリー文化財団が奇妙な団体に助成金を出したと話題になっている。その名も「スナック研究会」。研究題目は「日本の夜の公共圏――郊外化と人口縮減の中の社交のゆくえ」という。 スナ研のHPによると、「日本に十万軒以上もあると言われる「スナック」について、学術的な研究がまったく存在しないことに憤り」を感じて決起したという。目指す到達点は以下になる。 〈スナックは、全国津々浦々どこにでもあるが、その起源・成り立ちから現状に至るまで、およそ「研究の対象」とされたことは、いまだかつて、ただの一度もない。本研究では、社会的にはおよそ真面目な検討の対象とはされて来なかった、このスナックという「夜の公共圏」・「やわらかい公共圏」に光を当てることで、日本社会の「郊外/共同体」と「社交」のあり方を逆照射することを目指すものである。〉 調べた結果は仰天するものばかり。人工衛星による夜間平均光量データまで駆使して出てきた統計結果にメンバーも困惑するしかない……。 -
堤ノート ~愛子さま誕生までの300日~
雅子さまの主治医が明かす愛子さま誕生秘話。 今年25才になられる愛子さまご誕生までを、東宮職御用掛として母・雅子さまの主治医だった堤治医師が、その約300日を自ら綴った「堤ノート」をもとに明かします。 流産の悲しみを乗り越えられてのご懐妊、出産予定日を公表しなかった理由、批判を受けられながらも貫かれたご夫妻一緒の妊婦健診、秘密裏に決めた日本初の遠隔分娩監視装置導入、そして感動のご出産――お側で見続けてきた医師だからこそ語れるエピソードがふんだんに盛り込まれています。 また、日本の産科医療は皇室のお産がリードしてきたといえます。皇族の誕生という国家的プロジェクトには時の最先端医療が導入され、そののちそれらは広く国民に浸透してきた歴史があります。66年前、美智子さまの浩宮さまご出産から愛子さままでを当時の証言、資料とともにたどります。 「お産がとても楽しかった」 雅子さまはご出産後そう堤医師にお話しになりました。天皇陛下とともに新しい生命の誕生を待ちわびた日々を思い起こされ、万感の思いを込められたのでしょう。ご夫妻と堤医師の日々の交流も交えながら、天皇家の慶事を綴る皇室史に残る一冊です。 ※この作品はカラーが含まれます。 (底本 2026年6月発売作品) -
ニュースのあとがき
ニュースと現場と、ときどきネコと――。 「報道ステーション」に来てからの怒濤の日々。 その裏で自らの“仕事”と向き合い、書きためてきた思いの詰まったコラム集。真っ直ぐな言葉が胸に響く全71篇を収録。 その週のニュースの中から、自分の心がとらえたものを改めて整理し、言葉を当てはめ、文章を紡いでいく。そして、行きづまったときはネコに助けてもらう。遊んでいるうちに視界が開けることもあれば、新たな気づきに至ることもある。そうして書き上げたコラムは、一つひとつがいわば「ニュースのあとがき」であり、この本のタイトルそのものだ。 (「はじめに」より) 番組HPの名物コラム「報ステ後記」がついに書籍化! -
ミドルシニアのための日本版ライフシフト戦略
世界は大きく変わろうとしている。 特にこれからの5年間はまさに時代の大転換点。30代後半から40代、50代のビジネスマンもいまのままでは生き残れない。ではどうしたらいいのか。 ライフシフト大学の門外不出の戦略を大公開。ミドルシニアが戦うための方法を伝授する。 ミドルシニアサラリーマン(40~50代前半)に向けて、卒社後(60~65歳以降)を見すえたキャリアの築き方、働き方、考え方を豊富な事例ともに紹介する超実践的「ライフシフト」入門書。 人生100年時代を迎え、70~80代であっても現役で働くことが(下流老人化を防ぐために)当たり前になりつつあり、それに対して不安を感じている40代以上の会社員は多い。しかし、現在、彼らのニーズに答えるノウハウ、ロールモデルなどの情報は圧倒的に不足している。 本書はそうしたミドルシニアが、自分の「強み」を武器にして戦っていくための戦略を具体的に語る。将来に不安を感じているミドルシニア層が、これからの働き方を考えるうえでの必須の知識を提供する。 -
生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義
私たちはみな、資本主義という恒常的な災害の被災者である。パン(金)も、バラ(尊厳)も、両方よこせ! 女性の活躍、ケア労働、路上生活、再開発、生活保護...あらゆる格差、貧困、分断の問題を最新のフェミニズムの視点から読み解き、国内外の事例から日常的で具体的な抵抗の方法を探る。気鋭の社会学者、初の単著。 目次 はじめに I パンとバラのフェミニズム/私たちはみな、資本主義という恒常的な災害の被災者である パンとバラのストライキ――ローレンスの移民女性労働者たちのストライキ 「活」という名の妖怪――パンを食わせずバラ(のようなもの)を差し出すネオリベラリズム 魔女は禁欲しない――パンもバラもよこせ! パンデミックにおけるケアインカムの要求 II 個人的なことは政治的なこと/路上、工場、周辺の場から 紙の味 現代の屑拾い 無菌化された労働力商品たちの夜 「声」をきくことの無理 III ジェントリフィケーションと交差性/日常の抵抗運動 クレンジングされる街で 猫のように体をこすりつけろ 抵抗する庭 「開発」と家父長制 差別の交差性(インターセクショナリティ) 路上のホモソーシャル空間 夜を歩くために -
東京は遠かった
中央と地方、格差社会、転落する男と女――時代を超えて清張ミステリは読み継がれる。昭和文化や都市論、映画に造詣の深い評論家が、「東京」「昭和」「映画と小説」「旅」など、さまざまな切り口から不世出の作家の魅力に迫る。これまでに書かれた清張にまつわる文章に書き下ろしを加えた決定版・松本清張ガイド。 「一億総中産階級と言われた一九八〇年代のバブル経済期に誰が、その先に格差社会が来ると想像しただろう。しかし、いま、松本清張の初期の作品を読むと、日本の社会は、いまもむかしもそれほど変わっていないのではないかと思ってしまう」(本書より) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください -
つながりの人類史 集団脳と感染症
ヒトが集まるほど技術は発展しやすく、同時に感染症が蔓延しやすい。つまりわれわれに脅威を与える感染症と、恩恵をもたらす技術の発展は似た性質を持つ、ということだ。「感染症によって多くの人が倒れ、また社会のあり様が影響を受けるということ自体は、人類史ではありふれたことと形容して差し支えない出来事でした。そのメカニズムが、過去も今も変わらず、われわれがあつまり、そして交流することにあるというのが、本書のテーマです」(「はじめに」より抜粋)。人類学と「文化進化」を専門とする著者が、憶断を排して両者の密接な関係を追いかける。 〈目次〉はじめに 人類史の研究の「不確かさ」 第1章 感染症と文化の伝達の共通性 第2章 社会の「複雑化」と感染症 第3章 集団脳・イノベーション・社会ネットワーク 第4章 人類は病をどう防ごうとしてきたか おわりに 情報空間の「感染症」と人類史研究の将来 -
日米の教育の違いから見えた グローバル・エリートの条件
アベノミクスの立役者、イェール大学名誉教授、内閣官房参与の著者による「グローバル・エリート論」。なぜ、ノーベル経済学者トービン博士は著者を叱ったか。日本人学生に唖然とした理由。エリート不在の日本が被る不利益とは? アメリカ人が大事にしている意外なスキル。STAP細胞騒動から見る日本のエリート論。「よい頭」と「強い頭」の違い。朝河貫一、松本重治というグローバル・エリート。日米の大学の教壇に立ち、その人材観の違いを目の当たりにした著者が、「日本人が世界で戦うために必要なこと」を語り尽くす。教育者、女性、アメリカの大学生との特別対談も収録。柳沢幸雄(開成中学・高校校長)――自分の人生を自分で決められる人材を育てる。林裕子(山口大学大学院特命准教授)――女性エリート育成には何が必要か。笠井淳吾(イェール大生)――現役イェール大生に聞く! 真の「グローバル人材」とは何か -
「大停滞」脱却の経済学
1990年代以降の「大停滞」については、金融政策の誤りではなくて、日本が構造改革に取り組まなかったからだという説が主流である。しかし、構造論者が、いつ、どのような構造改革を怠ったから日本の実質成長率が低下したのかという問いに、まともに答えてはいない。構造問題説とは、雑多で、内容のない、誤った議論の寄せ集めなのである。本書では、むしろデフレから脱却することこそが、真の構造改革であると考え、金融政策の誤りがいかなる経路で大停滞をもたらしたのかを分析。金融政策とは金利を決める政策ではなくて、物価を決める政策であるという観点に立って金融政策の誤りを検証し、どのように金融政策の誤りをただすかを具体的に提言していく。このままでは3000兆円の日本の富が失われてしまう! すべての原因は金融政策の誤りにある。間違いだらけの日本再生論を排し、徹底した実証分析による正しい処方箋を提示する。 -
移行期的乱世の思考 「誰も経験したことがない時代」をどう生きるか
世界は今、「お金とテクノロジー」に支配されきってしまった感がある。そんな中で、著者の省察では、「日本は、誰も経験したことがない時代」に突入した。どういうことかというと、まず、人口が減少を始めた。このことは、経済という観点から見れば、右肩上がりの経済成長は見込めないということを示し、したがって、日本としては、「経済成長のない未来」を考える必要に迫られた。また、その経済成長にともなって運営される筈の、民主主義ということにも、見直しをせざるを得なくなった。さらには、いつになったら解決するのかわからない、「フクシマ」という問題を抱え込んだ。これらはいずれも、「解き難い問題」であり、それを含んだ未来を我々はいかにして肯定的に考えてゆくべきなのか。これまでの著者の問題意識を総覧した、「平川克美への入門書」というべき一冊である。 -
ろくでなしのロシア─プーチンとロシア正教
欧米諸国はロシアの将来のモデルにはなりえない! 復権著しいロシア正教会と大統領プーチンの癒着と野合。その末に生まれた超権力の構造とはいかなるものなのか? 現地を縦横に歩いて観察し、混迷する社会のゆくえを展望した異色のロシア論。 ●「宗教は、悩めるもののため息であり、心なき世界の心情であるとともに精神なき状態の精神である。それは民衆のアヘンである」と若きマルクスが『ヘーゲル法哲学批判序説』で記したように、70年間の共産主義を捨て貧富の差が激化するロシアにおいて宗教の復興ぶりは著しいものがあります。 一時はオウムなどの新興宗教が勢力を伸ばしましたが、いまは旧来のロシア正教会の力が復活しています。プーチンがロシア正教会と在外ロシア正教会の和解を斡旋したり、ソ連邦時代に没収された財産を返還したりしたことによって、正教会は一種の財閥の観を呈しています。 カトリックと違い、かつてのロシア正教においてはピョートル大帝以降、総主教が廃止され皇帝(ツァーリ)が教会の首長でありました(皇帝教皇主義)。それは英国国教会の首長がイギリス国王であること以上の強い権力であり、人民(ナロード)にとってツァーリは神でした。 さて、なぜプーチンが正教会に対して融和的なのか……。すでに多くの教会ではプーチンを「聖人」とみなすイコンが掲げられはじめていると著者はいいます。その一方で強烈な反発も生じているとも。 プーチンとロシア正教の癒着、野合。それはソ連邦時代の個人崇拝の流れを汲みながらも、よりロシアの「古層」に根ざした権力アプローチであり、西側や日本のインテリによる「民主化」必然論を容易には寄せつけないものでもありましょう。 -
夫と妻の定年前後のお金と手続き 税理士・社労士が教える万全の進め方Q&A大全 年金大改正に対応!収入が減っても困らない!140問に本音で回答!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ☆★☆★☆★☆ 3万部突破! ☆★☆★☆★☆ マンガと図解でとにかくわかりやすい!こんな疑問を解決します! ○老後資金はどう準備? ○得する年金の受取り方は? ○給付金のもらい忘れを防ぐには? ○払い過ぎた税金はない? 会社員や公務員にとって「定年」は、第二の人生へと踏み出す大きな節目。 定年前から老後の生活を支える資金準備が不可欠であり、退職後は継続雇用・再就職の交渉、公的年金・失業給付・健康保険・退職金・税金などの諸手続きが必要になります。 こうした定年前後の手続きには、知らないと損する「落とし穴」がいっぱい。逆に知っていれば正しい手続きができ、公的年金を2倍近くに増やしたり、失業給付を長期間受け取ったり、健康保険料を無料にしたりできるのです。 そのためには、夫と妻の協力がとても大切。夫婦で知恵を出し合えば、損する手続きが得する手続きに一変し、退職後のゆとりある老後生活を送ることが可能になるでしょう。 そこで本書は、定年前後の手続きとお金について140問を列挙し、一問一答式で図解・マンガをふんだんに使って解説します。退職前・退職時・退職後・65歳以降・70歳以降でそれぞれの手続きが一覧できる「やるべきことマップ」も掲載。定年後に収入が大幅に減った、給付金がもらえない、年金額が少ない、健康保険・介護保険の保険料が高い、生活費が足りない――あらゆる場面で「困ったときにどうする?」の答えが本書にあります。 【目次】 第1章 「定年準備期(40歳~54歳)」若いうちから定年に備えるお金についての疑問13 第2章 「定年前(55~59歳)1」厚生年金・国民年金の仕組み受給額についての疑問14 第3章 「定年前(55~59歳)2」雇用保険・健康保険の仕組みや給付についての疑問14 第4章 「定年時(60歳前後)1」定年退職・継続雇用の手続きについての疑問13 第5章 「定年時(60歳前後)2」退職金の受取り方や運用についての疑問12 第6章 「定年後(60~64歳)1」再就職に必要な雇用保険の手続きについての疑問11 第7章 「定年後(60~64歳)2」退職後の年金・健康保険の手続きについての疑問18 第8章 「定年後(60~64歳)3」再雇用後の年金・雇用保険の手続きについての疑問16 ...ほか -
カムオン ピンクブック ―小さな命がつないだ、日本とベトナム35年の物語―
母子手帳が生んだ、 35年の絆と奇跡。 一人の女性の小さな一歩が、 やがて国境を越える希望になった。 序章 第1章 ベンチェ省への初訪問 第2章 支援する会の誕生と広がる信頼 第3章 ベンチェ省での母子手帳の開始と発展 第4章 ベンチェ省から政府機関へ 第5章 日本外務省草の根無償資金協力による山岳少数民族地域での母子保健の改善 第6章 ベトナム最北端ハーザン省での母子手帳の一部村展開 第7章 ベトナム最北端ハーザン省での母子手帳の全村展開 第8章 第5回母子手帳国際シンポジウム 第9章 JICAの協力を受けて4省でのパイロット事業 第10章 全国での講習会、そして全国展開へ 第11章 ベンチェ省のその後 第12章 母子手帳の “ その先 ” へ 終章 母子手帳がつないだもの、そして未来へ -
仕事!
全米で長期ベストセラー、ジャーナリズムの記念碑的著作。ピューリッツァー賞作家の代表作にして伝説の名著を復刊&上下分冊で文庫化。市井の人々から「仕事」について聞き書きしたインタビュー集。 脱帽だ! この本はあまりにも強烈で、独創的だ。 いちど読みはじめたら、自分の生き方や日常の仕事を、きびしく、じっくりみつめなおさずにはいられなくなる。 ──ルイス・マンフォード(文明批評家) 「ふつうの」仕事についている無名の人々の声を記録した、ピューリッツァー賞作家の代表作。 初版刊行から半世紀を経てなお、重要な意義を持つアメリカ文学の古典にして“口述の歴史”の原点。 新聞配達員、ガス検針員、消防士、教師、ジャズ奏者、出版業、政府広報担当官── 115の職業、133人の「声」がつくった、ジャーナリズムの記念碑的名著。 「どうしようもない人生だけど、それでも私たちは「仕事」に生きる。 『ふつうの人びと』の声を集めた、生活史の決定版にして金字塔!」 ──岸政彦さん推薦(社会学者) -
「さや」の覚醒
本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 2025年の参議院選挙(東京)で予想に反し66万8568票を獲得して見事当選を果たし、 注目された参政党の新人・さや氏。 この本は彼女の初めての自叙伝である。 横浜に育ち、日教組教育を受け、「アジアを侵略し、悪いことばかりしてきた日本なんて大嫌い!」だった少女が歌手になり、 縁あって日本の歴史や経済を学び、日本愛に目覚め、国会議員になるまで。 そして若いお母さんや「就職氷河期世代」を救う政策と情熱を赤裸々に綴った。 先人が守りたかった日本を守り抜く! 〈本書の内容〉 ・「日本なんてなくなってしまえばいい!」 ・私が受けた日教組教育 ・2番までしか教えない「蛍の光」、3番、4番は? ・チャンネル桜で「左から右へ」覚醒! 歴史観がひっくり返る ・「右翼シンガー!」 ・「就職氷河期世代」が保守になった理由 ・「日本はいい国である」と教えてくれた田母神さん ・経済理論の師匠、三橋貴明さん ・日本経済の本当の敵 ・夫と音楽のこと ・止むに止まれず国政へ ・メディアからのバッシング ・現実的な防衛力としての核武装 ・全ての元凶は緊縮財政 ・大東亜戦争、左翼が触れない「アジア解放」 ・さぁ、高らかに「君が代」を歌おう! ほか -
日本を甦(よみがえ)らせる「高市早苗」の敵
本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 日本復活を阻もうとする勢力への宣戦布告の書! 高市政権がスタートした。「日本再興」を掲げ、邁進している高市首相の前に立ちはだかる重要政策課題の数々。そして、高市政権の足を引っ張る「巨悪」たち……。長年、政界をウォッチしつづけている門田隆将氏が、高市政権成立の経緯、そして、高市政権が何と戦っているのか、あますところなく書き記す! 「巨悪」中国・オールドメディア・媚中議員・財務省 と戦う“最後の政治家”高市早苗 ・終わりかけた日本が「救われた日」 ・「国民は許さなかった」 ・マスコミの誘導も「敗北」 ・悲願の総裁の座へ ・中国問題も改善される「高市パワー」の凄まじさ ・対中政策最大の肝は日本企業の中国撤退 ・“岸田・石破政権”を操った財務省 ・日本はLGBT法で何を失ったのか ・川口市からの“SOS”を無視しつづけたマスコミ ・皇統を「守り抜く」ことはできるのか ・目に余る品性下劣な朝日新聞 ・米国に“曖昧戦略”を捨てさせた中国の大失敗 など 高市総理が誕生するまでに、なぜこれほどの時間がかかったのか。どれほどの障壁が高市氏の前に立ちはだかっていたのか。日本復活を阻む勢力とは「誰」であり、これまで「どんなこと」をやってきたのか。これを知らずして保守・現実派の「高市政権」が長期政権になることもできないし、抵抗勢力の反撃を封じることもできない。 -
美味しさの記憶 人文的「食」紀行
ゆっくり読んで深く味わう食の風土記 各地に実際に足を運んで取材するとともに、和漢洋の古典史料や詩歌などの文献を引きながら、独自の目線で食文化をひも解く。 さらには、「食べる」という営みによって受け継がれている人類の記憶をたどる。 著者がパーソナリティーをつとめる「PLENUS RICE TO BE HERE」(J-WAVE、2023 年から放送中)の内容をもとに、大幅に加筆・再構成した作品。 【目次】 江戸の情 音と甘い香りの記憶 道具と器の物語 異国の味 命の恵み 空と土と水の饗宴 米にまつわる光と影 【著者】 山口謠司 中国学研究者(専門は文献学、書誌学、日本語史など)、博士(中国学)、平成国際大学学術顧問、大東文化大学名誉教授、中国山東大学客員教授。1963年、長崎県に生まれる。大東文化大学文学部大学院博士課程後期在学中、東洋文庫兼任研究員を経てケンブリッジ大学東洋学部共同研究員となる。同時に、フランス国立高等研究院人文科学研究所博士課程後期に在籍。帰国後は大学で教鞭をとるかたわら、イラストレーター、書家、ラジオのパーソナリティとしても活動している。 -
トランプvsディープステート 最後の死闘
本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 馬渕睦夫氏の真骨頂、ついに成る! 関税戦争、ウクライナ、ハマス戦争の仲介、ハーバード大への圧力、USAID(国際開発庁)の廃止、国連諸機関からの脱退及び支援見直し、ケネディ暗殺の解明などなど…… 「トランプ大統領が矢継ぎ早に打ち出た全方位にわたる政策は、実は全てがディープステート潰しを目的としたものでした! なのに日本の識者の論評があまりに的外れなので、いま指摘しておかねば、との思いでこの本を上梓しました」(著者) 〈目次〉 はじめに~トランプ革命の真実 第1章 トランプ関税戦争はFRB潰しだった 第2章 国際金融資本の支配から「国民ファースト」へ 第3章 トランプの"DS潰し”は本気だ 第4章 私が世界情勢の予測を外さずに住む理由 第5章 トランプの勝利で「第3次世界大戦」は避けられた 第6章 トランプ・プーチン時代は日本の大チャンス -
生成AIの脅威 情報偏食でゆがむ認知
日に日に高度化する生成AIが作り出す情報に、あなたの心がハッキングされる! 大災害や選挙の偽動画、組織的に展開されるスパモフラージュ、架空の口コミ――ネット空間に溢れるディープフェイクに騙されるな! 『読売新聞』の大型連載「情報偏食 ゆがむ認知」に大幅加筆の上、書籍化。 【目次より】 ●第1章身近に潜むリスク ダイエット、整形、ゲーム依存、オーバードーズ SNSに翻弄される人々 ●第2章揺れる教育現場 ネットの情報を信じ、宿題をAIに丸投げ 子どもたちの今 ●第3章混沌もたらす者たち 炎上系、迷惑系、誹謗中傷 過激化するユーチューバーに迫る ●第4章操られる民意 ネット上に溢れる偽動画 不安や怒りで分断を煽る「物語」 ●第5章求められる規範 多様性が失われつつあるデジタル空間 必要なものは何か? -
「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
『「社会」の誕生』(2011年)、『「社会」のない国、日本』(2015年)に続く講談社選書メチエ「社会三部作」、完結。 前著以降の約10年、日本は幾度も自然災害をこうむり、実質賃金が上がらぬまま円高から円安に移行し、物価高に苦しめられている。それに呼応して、さまざまなレベルで分断や分離が進行しているように見える。そして、著者もこの期間に人生の苦難を経験し、三部作の構想をいかに完結させるか、完結させられるかを考え続けた。 「日本ではフィクションつまり作り話が増殖し、蔓延し、しまいには事実や現実に取って代わってしまった。庶民の実態とはかけ離れた「好況」、「経済成長」、科学的事実を無視あるいは隠蔽した「安全・安心」、違法な証拠隠滅さえ厭わず明らかな嘘を押し通す国政の運営等々。あげくの果てには荒唐無稽な陰謀論の不気味な浸透……」――そんな現状認識から始める著者は、こう断じる。「今日ついに我々は、ばらばらになり、互いに共に生きられなくなっている。強者・弱者、マジョリティ・マイノリティの話だけではない。人が人として、個人が個人として生きられなくなっている。人々は分断され、「互いに同じ人間同士」であると思えなくなっている」。 それが証拠に、コロナ禍で叫ばれた「ソーシャル・ディスタンス」に、この国の人々はいとも容易に適応したではないか。では、「社会」が存在しないとは、「社会」が存在しないところで生きるとは何を意味しているのか。――この根本的な問いに答えるために、著者は「社会」を成り立たせる最も根底にあるものを問うことを決意した。前2著での議論を簡潔に振り返り、その末に到達する結論とは? 誰もが考えるべき問いを静かな感動とともに伝える完結篇にふさわしい名著。 [本書の内容] 序 章 分解する日本社会 第1章 社会の誕生、人間の誕生、社会学の誕生 一 トクヴィル──民主主義と人民 二 デュルケーム──社会学の創造 三 ベルクソン──社会的事実の基底 四 永井荷風──日本「社会」の不在 第2章 社会的生の規範性と社会学の基底 第3章 社会を成す=為す個人──デュルケーム道徳教育論 一 道徳性の第一、第二要素──規律の精神と集団への愛着 二 道徳性の第三要素──意志の自律性 三 意 志──生たる社会 第4章 合意に依らない民主主義 一 トクヴィル民主主義論の基底 二 ベルクソンの民主主義論 三 民主主義の根底 第5章 社会の根底 一 生という事実 二 賭けの網 三 生という絶対所与 四 社会と社会学の現実性=実在性 五 民主社会を生きるということ──平等と自由、意志の自律と多様性 終 章 現代日本を生きるということ