これは素晴らしい本ですね。
貯蓄の目標を教えてくれる。
日本人は1億800万円を目標にすればFIREできる!
ネタバレですが、以下よろしければどうぞ。
- 4%ルール
- 毎年、総資産の4%の資金を引き出しても株式の成長率から考えると総資産は減らない(95%の確率)
- 毎年の利用費用の25倍の総
...続きを読む資産を持っていれば毎年4%引き出しても減らない計算になる
- (個人的意見)日本では36万円/月あれば十分裕福な生活が送れると言われている → 36*12*25=1億800万円
- 1億800万円あればFIREできる!!! ←貯蓄のゴール
- FIRECalc.comのツールが有用
- リスク回避方法
- (1)5年分の現金クッション → 市場が下落した時4%引き出すと総資産が減って市場が戻った時に総資産が戻らなくなるので現金を利用する
- ETFの分配金を蓄えて利用すると良い(分配金を自動再投資しない設定にするだけ)
- 下記などで現金が入る仕組みにすればそれ以上は蓄える必要性は無し
- (2)優先株
- 株式と違って議決権は無いが、債券と違って利回りあり。利回りは株式より高い
- iShares US Preferred Stock(PFF)や PowerSharesPreferredPortfolio(PGX)などが有力
- (3)不動産投資信託REIT
- 投資家に分配金をもたらすために作られたので利回りは株式市場よりも高い
- iShares Core US REIT(USRT)など
- 株の大幅下落時には債券を売って株を買い増す★重要(現代ポートフォリオ理論)
- 株を売りたくなる衝動に駆られるが、株は保有し逆張りで買うこと
- 株上昇時(ポートフォリオ全体あ上がっている時は)最も上昇しちえるETFを必要な分だけ売却
- 生命保険は「定期生命保険」に加入すべし。例えば5年契約など
- 終身保険は死ぬことが必ず想定されているので保険会社からの支払いが発生するが5年定期保険などは死ぬ比率は少ないので安く設定されていることが多い
- 自宅を売って旅行をすることで年間支出を減らす
- 物価が安い国(東南アジアなど)でAirbnbなどを利用して安く長期に泊まることで安く済ませる
- 複利の力。72の法則
- 投資のリターンが6%としたら72/6 = 12年が投資金額の2倍になるまでかかる年数
- 住宅は様々な経費がかかる。150の法則
- 住宅ローンに150パーセントをかけた費用が賃貸家賃を上回るならば賃貸で済ませるのが良い
- 今までは年齢と同じ割合の債券を保有するというのが定石
- →今後は株式の複利効果の方が大きい
- グローバルでバランスを取り、リスクを軽減するのであれば自国のポートフォリオに占める比率は世界中の比率にしなければならない
- (個人的意見)日本は今後発展の可能性が薄いので日本株比率を減らした方が良いだろう