【感想・ネタバレ】FIRE 最強の早期リタイア術―――最速でお金から自由になれる究極メソッドのレビュー

あらすじ

全米で話題!若手エリートがこぞって取り入れているライフスタイル、早期リタイアして自由に暮らす生き方「FIRE」。ニューヨーク・タイムズ、CNBC、ハフィントン・ポスト、CBC、ビジネス・インサイダーなどで話題のFIREムーブメントの第一人者が早期リタイアについて知りたいことを全網羅。

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FIREと聞くと、お金を貯めて経済的な余裕を作ることと考えていたけど、この本を読んだ後に、時間的かつ精神的な余裕を作ることだと理解した。

第12章からの、旅の話がものすごく魅力的なので、ここだけでも何度も読み直したい。

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2025年10月28日

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ネタバレ

久しぶりに脳裏にガツンときた

お金を貯めるまでは自らの情熱に従わず、コスパの良い仕事をする。(学費と、給料のバランス) エンジニアはいいらしい

お金は自分のドーパミンが一番上がるものに使う

4%ルールで資産が尽きる5%の人にならないように利回りシールドを使う

経済的に自立するということは、嫌いな仕事を辞めるということではなく、選択肢を自分で持てるということ

最高のFIRE本だった。

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

今まで読んできたFIREの本で、一番面白く、一番新しい知見が多い本だった。

特に刺さったのは、
「(まだ)自らの情熱に従うな」
「まず、お金を追いかけよ。好きなことはその後でもできる」ということ。

幼少期、とても貧しかった作者は、貧困によって図らずも身につけることになった欠乏マインドで、お金を貯めることに注力してきた。
作家になりたいという夢を持ちつつも、少ない学費で高い最低賃金を得られる作家とは無縁の学問を専攻する。
そのおかげで早期に経済的自立を果たすことができ、生活費を作家業に頼らずに得ることで、ストレスなく作家を続けられる生活を得ることができたのだ。

好きなことをしていれば、お金はあとからついてくると期待するのは、危険な考え方らしい。
ずっとお金ばかり追いかけて、やりたい夢を後回しにし続けて、結局夢が叶わないのは避けたい事態だが、少し夢を追いかけるのを先に伸ばして経済的自立を獲得してから、のびのびと夢を掴むというのは理想だと思った。

著者が薦めるオプティマイザーという、収入と投資は平均的だが、貯蓄は超優秀という生き方は、再現性が高いという。
確かに、収入の多いハスラーや投資に特化した投資家になるよりは、なれる気がしてくる。

所有するモノを減らし、経験にお金を使うこと、
物価が安い国に旅行して生活費を減らすトラベルハッキングをすること、
貯蓄率を上げること、
もし〇〇をすれば、リタイアまで△△年延びると考えること。
これらを行えば、FIREも夢でないことが分かった。

著者の信じられないくらいの貧困具合からの、まさに夢のような生活に至るまでの物語が、濃厚すぎてとても面白い。
FIREを学ぶ人でなくても、読み物として、単純に楽しめる。
FIREに少しでも興味のある人に大いにオススメしたい。

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2024年09月11日

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ネタバレ

・何かが不足しているとき、それはあなたの生活において最も重要なものになります。欠乏マインド。

・私たちは何か特別なものを買ったとき、もしくは昇給したとき、幸福になります。人生における前向きな変化を知覚するからです。同様に、何か悪いこと(タイヤのパンクや健康問題)が起きたときには、その後ろ向きの変化によって私たちは落ち込みます。ただ時間とともに、そのニューノーマル(新たな常態)にも慣れ、幸福感はもともとの水準に戻るのです。

・より多くのモノを所有するほど、人はより不幸になり、よりストレスを抱えるということです。逆に、より少ないモノを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験によりお金を使うほど、人はより幸福になり、より人生に満足するのです。

・モノの所有は最初はドーパミンがあふれますが、側坐核が順化するにつれて減っていきます。そしてあなたは最初のハイを求め続けるようになります。経験にお金を使った人の方が、より高い幸福度を得られるのです。

・あなたを幸せにしない基礎的な支出を削る

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2024年06月11日

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久しぶりの満点評価です。
胡散臭い金儲けの話だろ?違います。
貧困層出身の筆者が実現したミリオネアへの道は、やろうと思えば我々一般人にも実行可能なノウハウばかりです。
例えば、
【ルカ・パチョーリ72の法則】
年間投資リターン(%)÷72=資金が2倍になる年数
【4%ルール】
1年の生活費が投資ポートフォリオの4%に等しい金額であれば、リタイアしても95%の確率で30年以上老後資金が底をつかない。つまり、現状の生活レベルを維持しながらリタイア出来るタイミングを決定するのは、年収ではなく貯蓄率。
【お金を倹約するために旅行】
国家間のインフレ差を利用して安く生活、医療を旅行保険で賄うなど
【早期リタイアへの恐怖心と向き合う】
メンタル面での不安、例えばお金が足りなくなる、コミュニティがなくなる、アイデンティティを確立できない…こうした不安にも見事な解決法が提示されています。
どれも覚えておいて損のないルールや法則ばかりです。

筆者が実行しているのは、インデックス投資を含めた資産運用(運用収益率6%)を柱に、緊急時の準備金(下落相場でも資産ポートフォリオに手を付けないための現金クッション)と利回りシールド(利子や配当などの手元現金)を用意し、さらに海外旅行(滞在)を組み合わせて、実際に純資産を増やした。
難しいことは書かれていないばかりか、貧乏時代の苦労話も魅力的で、筆者の誠実な人柄もうかがわれる良書です。
唯一、日本語翻訳がイマイチでした。(後半につれて良くなるが、P36のcrapをウンコと訳したのは酷く、その後の日本語文脈からもクソもしくはくだらないことと訳すべき)

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2024年02月28日

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ネタバレ

これは素晴らしい本ですね。
貯蓄の目標を教えてくれる。
日本人は1億800万円を目標にすればFIREできる!

ネタバレですが、以下よろしければどうぞ。
- 4%ルール
- 毎年、総資産の4%の資金を引き出しても株式の成長率から考えると総資産は減らない(95%の確率)
- 毎年の利用費用の25倍の総資産を持っていれば毎年4%引き出しても減らない計算になる
- (個人的意見)日本では36万円/月あれば十分裕福な生活が送れると言われている → 36*12*25=1億800万円
- 1億800万円あればFIREできる!!! ←貯蓄のゴール
- FIRECalc.comのツールが有用

- リスク回避方法
- (1)5年分の現金クッション → 市場が下落した時4%引き出すと総資産が減って市場が戻った時に総資産が戻らなくなるので現金を利用する
- ETFの分配金を蓄えて利用すると良い(分配金を自動再投資しない設定にするだけ)
- 下記などで現金が入る仕組みにすればそれ以上は蓄える必要性は無し
- (2)優先株
- 株式と違って議決権は無いが、債券と違って利回りあり。利回りは株式より高い
- iShares US Preferred Stock(PFF)や PowerSharesPreferredPortfolio(PGX)などが有力
- (3)不動産投資信託REIT
- 投資家に分配金をもたらすために作られたので利回りは株式市場よりも高い
- iShares Core US REIT(USRT)など

- 株の大幅下落時には債券を売って株を買い増す★重要(現代ポートフォリオ理論)
- 株を売りたくなる衝動に駆られるが、株は保有し逆張りで買うこと

- 株上昇時(ポートフォリオ全体あ上がっている時は)最も上昇しちえるETFを必要な分だけ売却

- 生命保険は「定期生命保険」に加入すべし。例えば5年契約など
- 終身保険は死ぬことが必ず想定されているので保険会社からの支払いが発生するが5年定期保険などは死ぬ比率は少ないので安く設定されていることが多い


- 自宅を売って旅行をすることで年間支出を減らす
- 物価が安い国(東南アジアなど)でAirbnbなどを利用して安く長期に泊まることで安く済ませる


- 複利の力。72の法則
- 投資のリターンが6%としたら72/6 = 12年が投資金額の2倍になるまでかかる年数

- 住宅は様々な経費がかかる。150の法則
- 住宅ローンに150パーセントをかけた費用が賃貸家賃を上回るならば賃貸で済ませるのが良い

- 今までは年齢と同じ割合の債券を保有するというのが定石
- →今後は株式の複利効果の方が大きい

- グローバルでバランスを取り、リスクを軽減するのであれば自国のポートフォリオに占める比率は世界中の比率にしなければならない
- (個人的意見)日本は今後発展の可能性が薄いので日本株比率を減らした方が良いだろう

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2023年02月11日

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再読。FIREの第一人者によるFIREの達成方法をさまざまなデータを提示しながら紹介してくれる。

カナダでのFIRE達成で、日本とは税制その他色々異なるが、日本でも応用できるものがとても多いと感じた。

FIREについて色々言われているが、その答えの多くはこの本を読めば解消すると思った。

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2023年01月07日

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リタイアまでの道筋が丁寧に書かれている。
筆者の考えにとても共感した。

この本をおすすめしたい人
• 幼少期裕福でなかった人
• 倹約家で、支出を細かく把握している人

この本をおすすめしない人
• たくさん稼ぎ、たくさん使いたい人
• リスクを取って挑戦したい人

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2022年12月17日

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FIREに興味がある人の最初の1冊にお勧めです。
中国の貧困層出身の著者が親の仕事の都合でカナダに移住、進学・就職を経てFIREするまでの経緯が綴られています。
ほぼほぼ時系列で書かれていること、著者の体験談と主張が見事にリンクしているため本当に読みやすい。
海外のFIRE本だと海外特有の税制の話や職業観が出てきて「日本じゃ無理だよ」と思いがちですがカナダ特有の事情はほとんど出てこない上、学問や計算に基づく内容が多く日本でも応用が利く内容ばかりだと思いました。 

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2022年11月08日

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トリニティスタディの4%ルールの成功率95%の残り5%の失敗についての回避方法が提示されていたのが良かった。

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2022年10月02日

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中国出身のミレニアム世代の元コンピュータエンジニアによる生活及びお金のオプティマイザー型運用方法

FIREについてはもちろんのことだが、
その背景が知れて面白い

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2022年08月17日

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とても貧しい幼少期の体験から、実際にミリオネアに仲間入りするまでの道のりを描いたストーリー本。その過程を見ながらどのように資産形成すればいいのか参考になるポイントが多い。現在は世界を旅しながら、投資益で生活する姿に逆転の人生と夢を感じさせてくれる。

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2023年08月26日

Posted by ブクログ

個人的なまとめ

FIREについて
大好きな作家業でも髪をむしりたくなるほど嫌な事もあり、続けられているのは食べるためにやっていないため。必ずしも情熱はいい仕事には結びつかないし結果は後からついてくることに期待するのは危険である。
まずはお金を追いかけて好きなことはその後にした方が良い。
早期退職者のほとんどがサイドビジネスを持っている。
筆者は起業に何度も失敗している。
お金持ちになるカギは自分に最もあったやり方を選ぶこと(ハスラー・投資家・オプティマイザー)。
我が道を行きましょう。一時的なコミュニティの喪失は恐れなくて大丈夫。

投資について
現金クッションで5年分も持っておく、世界恐慌時に価値が戻るのに5年かかったため(中央値は2年)。
利回りシールドでETFや高配当株による配当収入を持ち、株式は基本はbuy &hold

感想
缶コーラを飲んで鼻血出すほどの美味しさの衝撃って、どんな笑顔か喜びか驚きか、その表情が見てみたいなって思いつつ、いつまでもちょっとしたことでも喜び続けたいなと思いました。
地元の人と同じように生活した場合、世界を旅行することで1つの場所にとどまるよりも生活費を安く抑えられることもある話にとても興味が湧きました。今の生活に耐えられなくなったら挑戦してみてプチ海外移住体験してみたい笑。

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2025年09月21日

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【目的】
お金のために働く日々だが、お金への執着を手放してお金から自由になるための思考を学ぶ。


【印象に残ったポイント】
・節約旅行。物価安の地域に旅することで、節約になるという発想。これは今まで読んできたお金本には書いてなかったので、斬新だと感じた。
・現金クッションと利回りシールド。配当資産も確保しておくことで相場変動にも耐えらえる現金を確保。これはよくあるインデックス全振りとは異なる生活の知恵と感じた。
・モノの所有は飽きが来るけど、経験はにはそれがない。なので、モノを少なく経験や学習にお金を使うことで人生が充実する。これは納得感ある。
・(まだ)自らの情熱に従うな、やりたいことはお金を稼いだ後でやる。
・マイホームは最悪の投資、というかそもそも投資ではない。
・欠乏マインド(生存のための金稼ぎ)はためこみマインドに変化し、やりたいことの実現の壁となってしまう。
(あとちょっとだけ、あと一年、といった先延ばしが後悔のもと。イノベーションオブライフでも触れられていた)
→冷静に自分の資産状況と生活を見つめ、システム2でフリーダムマインドへ移行させる。お金で自由を買うのである。
・本物の銀行強盗は銀行にいる、は言い得て妙なる表現

【具体的に生活や仕事にどう活かすか】
・効率的に資産を働かせるべく、市場に投資するとともにポートフォリオの見直し。インデックス全振りではなく、一定の配当資産への投資も必要と感じた。
(たぶん、長期運用だとインデックスの方が効率はよいが)
・いらない支出、多少の痛みを伴う支出の削減、高いものを減らし、ご褒美を設定する。
(これはすでにできているかも)

【ふりかえり・気づき】
ファクトフルに自分の現在位置を確認することが大事。年一時間で億になるbyニコラベルべでは放っておけという教えだが、早く仕事を辞めたい人にはこちらの書籍のほうが実践的。
過度な節約はストレスになるので、金を稼ぐために活力を生み出してくれるなら無駄ではないと割り切っていい。

【要点】
・貧困からの脱却
Shenは中国で貧困の中で育ち、その後カナダに移住。彼女の経験は、資産形成と早期退職の動機となった。 ​

・戦略的なキャリア選択
収入を最大化し、支出を最小化するためのキャリア選択の重要性を強調。​

・積極的な貯蓄習慣
収入の大部分を貯蓄し、生活費を抑えることで資産を築く方法を紹介。​

・投資戦略
株式市場への投資や地理的アービトラージを活用し、資産を増やす戦略を解説。​

・4%ルール
年間生活費の25倍の資産を築き、その4%を年間で引き出すことで、永続的な収入源を確保する方法を提案。

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2025年03月25日

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ネタバレ

FIREについて世に提示した人の本。

【メモ】
・モノを所有は最初はドーパミンが出るが、脳が順化して同じものを買ってもドーパミンが出にくくなる。よりモノを多く所有するほど人は不幸になってよりストレスを抱える。
・経験は同じ経験はないため幸福感は上がったままである

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2024年12月19日

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FIREするためには、戦略が重要、というのが本書の主張なのだろうが、本書の主人公である2人には圧倒的な入金力があった。貧困層から成功へと昇って行った成功譚ではあるが、成功者バイアスを抜きにして受け取るのは宝くじに縋るのと同じになってしまうため要注意。
また同時に、コーラが飲めるだけで幸せ、のような、欠乏マインドも非常に重要なポイントになる。
投資戦略×大きな入金力×出費を抑える節約。
どれが欠けてもいけない。
投資戦略は再現性が高いが、一方で投資資金を大きく稼ぎ続ける力と節約を長年続ける力は素質が試される。
特に投資は若いほど複利効果が高いが、同時に実行も難しい。
著者のように幼少期に臨死に近い強い体験を得てない人が、20代の多感な時期を節約と労働に全力で向かうのは難易度が高い。

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2024年11月10日

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1/3を占める第7章までは、著者の生い立ちから資産形成までのキャリアアップの方法などに費やされ、しばしば読むことを中断。しかし、第8章以降はFIREに向けての含蓄ある記述に惹き込まれた。ただし、この成功譚は米国での資産形成と経済発展が基になっているため注意して読む必要があろう。20代で月収10万ドルが、日本で誰もができるだろうか? 4%ルールが当てはまるだろうか? そこは日本人が書いたFIRE関連本を読むしかないだろう。余談だが解雇を示すFireと早期リタイヤを示すFIREが同じスペルというのも味わい深い

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2024年09月20日

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なかなか興味深い本だった。翻訳はちょっと残念。
31歳でFIRE(リタイア)した中国系カナダ人カップルが、早期退職するためのノウハウを解説している。著者は極貧の子ども時代を過ごし、幼少期に家族でカナダに移住した。貧しさから脱却するにはどんな学位を取得したらいいか、その後どういう仕事を得ればいいか、どう節約するか、を徹底的に数値化し研究したようだ。もうこれ以上働かなくてもやっていかれる、という計算をし、夫婦で1000万ドルの投資ポートフォリオを作った。仕事を辞めて世界旅行をしながら暮らしている。
この本が良く考えられていると思うのは、再現性が高いことである。誰でも真似しやすい。私も似たバックグラウンドで、実家は経済的に豊かでなく、若いころに必死で節約した資金を投資で増やし、30代とは言わないが40代で経済的自由を達成した。
本書ではさらに、想定可能なあらゆる反論に対して、答えを提示している。例えば子どもがいたら30代でリタイア可能か、家を買うべきか、株価が暴落したらどうすべきか、物価が上がったら、などである。30代でリタイアすればまだまだ気力も体力も有り余っており、好奇心も旺盛で、世界旅行も楽しめるだろう。
著者も言っているが、FIRE出来るステータスが与えてくれるものは、お金ではなく時間なのだ。もっと簡単に言うと、選択肢が増えるということだ。
具体的な資産を守るポートフォリオの作り方の提案も載っているので、FIREに興味がある人は一度読んでみるといいかもしれない。

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2024年08月03日

Posted by ブクログ

・インデックス投資と東南アジアでAirbnb暮らし。4%ルールで一生安泰。(但し現金クッションと利回りシールドで暴落ヘッジしておく。)
・子供はワールドスクーリングで!
・ヒント多い本。久々の高評価です!

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2024年06月20日

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お金を考えることは人生を考えること。お金によって時間的自由を得ることが出来る。人の下で働き続けることに疑問を感じ、お金を生み出すためにどうすれば良いか考え行動することが大切。病院で雇われるだけの収入じゃ不安だったから、今のうちにお金についてもっと勉強したいと思った!

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2024年01月06日

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貧しい環境で育った筆者が、資産を築き30代で早期リタイアするまでのサクセスストーリーと、筆者が実践してきた資産運用や支出のコントロール術などのノウハウを学ぶことができました。FIRE実践術としては、王道の手法が比較的多かったと思いますが、実体験がベースになっていますので、信憑性、再現性は高いのかなと感じます。生活支出を下げるために、世界中を転々とする生活は、かなりハードルが高いと思いますが、ごく普通の生活の中で実践できる内容や、インデックス投資の運用術などは非常に参考になります。また、FIRE後の負の側面などにも触れているところも興味深かったです。所々、筆者の表現がおもしろくて、非常に読みやすい内容でした。実践するには努力は必要ですが、誰にでもFIREできる可能性がある、という気づきを得られただけでも、非常に価値ある1冊だと思います。

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2023年01月26日

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具体的な数字を使いながら、FIRE、経済的自由を得るための方法を解説してくれています。お金持ちになる方法はひとつではありませんが、オプティマイザーとしての立場から貯金をすることの重要性、安全に資産運用する方法、為替を利用した海外での生活術など、多岐に渡りカバーされており、勉強になりました。

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2022年12月05日

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ネタバレ

中国内陸部の貧困家庭から父に伴いカナダ移民となった著者

● お金を効率よくドーパミンに変換する
・「幸福感」の切り口で「支出」を考える
・最初のアドバイスは「あなたを幸せにしない基礎的な支出を削る」

・朝のコーヒーやちょっとした贅沢(幸せ)よりも、「銀行の手数料」を削減しよう、という発想
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・支出で満足感を得るかどうかは脳が決める

●進路選択
厳しい経済環境の中、進路選択に用いたPOTスコア(Pay over Tuition)の考え方

「その仕事につくために必要な学位の経費」を「給与の中央値−最低賃金」で割る

・医学は中央値は高いものの、大学院の経費が乗るためスコア0.78
・一方で配管工なら短大相当で経費が安く、スコア5.14に上がる。
(というのを高3相当の学年で考えている)

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2022年10月31日

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おおむね以前読んだことがある資産運用の本の内容に近く、新たな発見はなかった。

欠乏マインド、ハングリー精神が力強いモチベーションを生み出すのだと感じた。
また、物よりも経験にお金を使おうと思った。生活水準が上がるにつれ、物欲が欲する物の価格は高まる。一方で得られる幸福度は手に入れた瞬間がMAXで、それ以降は減る一方。そのため、旅行や新たなスキルの習得など経験にお金を使おうと思った。

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2022年10月17日

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幼少期の貧困の話が印象に残った。経済的自立を果たす人は稼ぐ、支出を減らす、増やすのうちどれかが秀でているとあったが、筆者と同じく支出を減らすのが性に合っており、筆者ほどの貧困ではなかったものの似た境遇を感じた。また精神論に頼らず、数字ベースで話をしているのが特徴的で、説得力があった。今は仕事を楽しんでいて早期退職したいとは思っていないが、生き方の一つとして押さえときたい。

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

要所要所で数字を使って早期リタイアできる根拠が示されているのが説得力があってよかった。筆者の自伝的要素が強く、物語調でさくさく読み進められた。反面、筆者の体験談でない部分の説得力はやや弱く感じられたかも?
ともあれ、こんな生き方もあるんだと前向きな気持ちにさせられる良書だった。

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2022年08月14日

Posted by ブクログ

著者たちのFIREまでの具体的な体験例が挙げられており、とても納得したし、勉強になることが多かった。ただ、自分の人生と置き換えて真似できるかといえば、今の自分の生活を捨てきれないのでやっぱり凡人のまま人生を過ごすんだろうなと思いました。とりあえずコツコツ投資していきます。

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2022年08月06日

Posted by ブクログ

貧困からどうやって100万ドルの資産を築いていったかという前半の話はとても興味深く、容易に読み進めることができた(前半はお薦め)。
後半は、自分を頑張って正当化している感じが、あまり好感を持てなかった。
前半部分は読む価値あり。

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2022年08月02日

購入済み

資産形成の参考になればと思い購入。FIREを目指す、目指さないにしろ、人生100年時代において資産形成を行っていくうえでの一つのお手本になるような内容だなと思います。散財してしまい貯金したくても出来ません、みたいな方にも参考になる1冊ではないでしょうか。

#タメになる

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2021年08月01日

購入済み

実現可能

投資の勉強を始めて3ヶ月ぐらいです。色んな本を読み漁っている時に本書に出会いました。この本から学ぶべき事や実行すべき事は沢山あります。少しずつできる事はやりたいと思わせてくれます。誰もがお金持ちになって、経済的自由を手に入れたいと思う中でやるべき事が書かれています。一つの知識として読んでよかったなと思います。

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2021年05月05日

購入済み

自叙伝的投資ハウツー本

著者の壮幼少期の中国での貧困生活が壮絶で、カナダへ移住してからも貧困経験に起因する喪失への恐怖が彼女を支配していることのインパクトが強く、ハウツーものとしてだけではなく一種の自叙伝としても面白かった。インデックス投資やポートフォリオの作り方、それらを補完する仕組みについても理論と実践の両面で説明されている。北米をベースにする著者の環境での解が日本居住者にそのままは当てはまらない側面もあるかとは思うが、全体の方法論やマインドはかなり参考になる。

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2020年08月10日

Posted by ブクログ

はろこみ野沢謙介さん推薦
勝間さん推薦


・何か不足している時、それはあなたの生活において、最も重要なものになる(欠乏マインド)

・自分自身でセーフティネットをつくる


・笑ってしまったのは
 お金を浮かせるために旅行する

 クレジットカードの登録でもらえるポイントを利用して、飛行機のマイルを貯めまくる
 Airbnbを利用すると安い
 旅行保険に必ず入る
 世界旅行をすると、意外と安い
 生活費と大して変わらないかも

・目に見えない無駄を排除する

☆☆4%ルール
 1年間の生活費が投資ポートフォリオの4%と等金額であれば、リタイアしても95%の確率で30以上にわたり、老後資金が底ををつかないと言う法則

☆人々があなたの選択に怒りを感じているとき
 怒りの対象はあなたではない。
 彼ら自身


 あなたの失業仲間はあなたが仕事について
 昼間一緒に遊べなくなることを望んでいない、
 あなたにリタイアしてほしくない。
 それはあなたの行為が自分の生活に疑問の目を向けさせるから


・収入、貯蓄、投資
どれが自分の強みか?
考えてFIREを設計する。
やり方は1つではない。


・情熱に従ってキャリア選択をしない方がよい
 まずはお金を追いかける。
 やりたいことは後からでもできる


・借金をしてはいけない
 理由①時間とお金のつながりを断つ
②お金の価値を歪める


・資産が倍になるまでの年数
72÷投資のリターン(年6%とか)=12年

・お金を使うことに中毒性があるのは、脳が期待値をリセットしてしまうから
同じ支出を繰り返しも同量のドーパミンを得られないから。

3つの資質

①基礎的な支出
家賃や光熱費など
幸福感に影響を与えない。

②ご褒美
幸福感をしてくるたまにある支出

③想定外の費用問題に対処するための支出
幸福度を低下させる

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2023年04月04日

Posted by ブクログ

FIREを若くして実現したアメリカ人が、早期リタイア術を解く一冊。

日米の文化の違いは置いといて、貯蓄の4%(1億円なら400万円)で生活して、残りは投資に回すという考えは、シンプルで参考になった。

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2022年10月10日

購入済み

面白い

著者がどのように早期リタイアしたのか、その方法について書かれている本。
お金の使い方を見直し、貯蓄のヤル気を出させてくれる本。

#タメになる

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2021年05月25日

「ビジネス・経済」ランキング