格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

ビジネス・実用
1,760円 (税込)

8pt

開催中のキャンペーン

「自己肯定感」育て、「成長」の希求、「ウェルビーイング」や自発的「リスキリング」の勧め、「自立」の推進、「自分の機嫌」のとり方、「つぶしが利く」能力……。社会でもてはやされる「よりよい生き方」を疑い、軽やかに解きほぐす。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • タイトル
    :
    格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性
  • タイトルID
    :
    1780089
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年01月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    能力主義にまつわるエッセイ集。能力主義を起点として、世の中で良いとされているもの(自立、自己肯定感、成長、コミュ力など)について懐疑的な立場から考えを深めていく。
    何度も頷くような、これまで自分でも考えてきたようなことが語られている。新しい考え方を得て知見の広がりを感じたというよりも、同じ考えの仲間を見つけた嬉しさを感じた。

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    小さな違和感の積み重ねで、違和感がなかったことになっていたり、いつの間にか当たり前になっていたりする。このことに違和感を感じる。この感覚に拘泥していたい。簡単に分かったことにしたくない。

    20の概念を問い直すことによって、「自分」を生きる。
    1「分ける、分かる、分け合う」
    2 「格」
    3「能力」
    4「自己肯定感」
    5「矛盾」
    6「ガチャ」
    7「つぶしが利く」
    8「自立」
    9「覚悟」
    10「成長」
    11「自己責任」
    12「リスキング」
    13「タイパ」
    14「本当に困っている人」
    15「対話」
    16「人となり」
    17「ウェルビーイング」
    18「赦す」
    19「メリット」
    20「躊躇」

    ・違和感をなかったことにしないこと
    ・未来の希望のために、現状を問い直すこと
    ・それを発信し、議論すること
    ・それが仮にもできるなら、その特権性に自覚的であること
    ・一連の恩恵を、口を塞がれ、光が当たらない人のために還元すること

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    世の中には何か言葉にならない違和感を感じながらも「そういうものだから」と明確な理由もなく受け入れてしまっているものがたくさんある。
    人々が無自覚かつ盲目的に正しいと信じ、世間で広まっていくもの、意味が不明瞭もしくは非常に限定的な意味で流布されていく言葉、そのようなものに違和感を感じたら迷いなく立ち止まり、自身の違和感のもと、そしてその問題の奥の奥まで思考を重ねて行きたいと思わせてくれる素敵な本でした。

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    優秀で尖った人材をほしがる割に、採用したら組織文化に染まることを強要しその中で尖った成果も求める、みたいな、組織が多いと思うのだけど、組織の問題を個人の能力のせいにしている能力主義のあれこれにそもそも問題はそこですか?という問いを投げかけてくれる本。自分も流してるような事象にあらためて向き合いたい20の問いでした

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    言われてみれば、格差の「格」って何だろう?!

    小さな違和感に立ち止まり、考えてみる。
    最近、能力主義が気になる!

    多様性、ウェルビーイング、幸せという言葉に感じてきた小さな小さな違和感。違和感をなかったことにせず、立ち止まって「分け」ずに、その違和感が何なのか考えてみる。

    躊躇うことを躊躇わない。
    私も大切にします。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    後半はアリストテレスが言うところの「中庸」を説いていた。
    「能力」で人を「分かる」ことがいかに傲慢で危ういか、もっと自省的な社会になればいいのにとずっと思う。

    0
    2026年03月27日

    Posted by ブクログ

    「自己肯定感」や「格差」「リスキリング」「タイパ」「ウェルビーング」
    といった普段何気に使っている言葉に問いを投げかけてくる。
    その言葉の背景にある、前提を疑ってみる。

    リスキリングもウェルビーイングも、
    本来は前向きな概念だけど
    自己責任に寄りすぎると社会構造の問題を見えにくくするので、ちょっと危ない。
    リスキリングに、他からの能力主義の要求が
    混ざると、変化できないのはあなたの努力不足よ。という圧になる。


    強く言えば、気づき続ける態度を持て。というとかな。

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    それぞれの章のキーワードとそれに対する筆者の違和感のすべてに同意できるわけではありませんでしたし、どうしてそんなに面倒に考えるのだろう?と思う章もちらほらありましたが、それでも筆者の問題提起=言葉の多義性を無視し、物事を単純化された一元的な正しさに閉じ込め、分けて、分かった気になる世の中に対する問題提起、はとても大事な視座だと思います。

    二項対立的に良し悪しを捉える事を疑う思考や、例えば限られた人しか救えないなど、問題の設定そのものを疑ってみる思考は、仕事で追われる日々の生活の中ではとても注意力と労力のいる事だと思いますし、もしかしたら生きづらくなるかな?とも思いますが、ここが岐路ではないか?となるべく立ち止まれるようにしたいと思いました。

    多様などと呼ぶまでもなく我々は多様と言う言葉がありましたが、我々日本人が持ちがちな平等観とは異なり、少し宗教的だなと印象的でした。

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    「よりよい社会」といいながら実際は排他的だったり、選別的だったり、能力主義やら自己責任やら、よく言われる正論に対するもやもやや「それって?」と立ち止まりたくなること。
    組織開発専門家の著者が、そんないろいろに立ち止まり、それってどうなの?と向き合っている20の問い。

    なんとなく社会の風潮に合わせて頑張らなきゃ、できないと自己責任って言われちゃう、学び続けて自分をアップデートし続けなきゃ、と追われるように日々過ごしていたけれど、立ち止まって、疑問を投げかけていいんだと思えました。
    もやもやをこうして明確に言葉にしたり、ときほぐして考えられるってすごいな。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    p. 57 自己肯定感に問題がある、とうたったところで、自己肯定感を遮二無二いじっても、十中八九徒労に終わる。なぜなら、自分を好きになれない構造が必ずそこにはあるはずだからである。(中略)事実は一つではないし、正義も一つではない。複雑な背景、その人その人なりの合理性が絡み合っている。まずはそのことを紐解くのが、筋ってものではないか。つまり、自己肯定感なるものを上げたいのならば、なぜ自分を好きになれなくなってしまったのか。きっかけは?日々強化されるのはどんな場面で?
    そう考えたとき、学校で「自分がもっと頑張れる事は何か?」と宣言させられるようなことが、そのくじかれた自分を信じる気持ちを復活させるものには…なり得ないことに気づくだろう。

    p. 173 正当性の香りを醸すものこそ、私は疑うようにしている。

    p. 175 包摂に向かわない選別は、果たして誰得なのか?

    p. 199 あの人の/自分の、どこがダメか?を見ることが、巷で必要とされる「批判的思考」ではあるまい。それは空しいほどの単なる非難であり、その先に待ち受けるのは排除と拒絶である。
    包摂を前提に、批判的思考を真にするならば、次の問いこそが有効と考える。
    ・聖人君子を求めすぎていないか
    ・揺らぎある人間に、恒常的に一貫性を求めすぎていないか

    0
    2025年04月06日

格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • タイトル
    :
    格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性
  • タイトルID
    :
    1780089
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年01月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

勅使川原真衣 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す