職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

1,870円 (税込)

9pt

『他者と働く』『企業変革のジレンマ』
宇田川元一氏 推薦
「職場で傷ついた人は、企業変革の入り口に立っている。」

『「能力」の生きづらさをほぐす』で鮮烈なインパクトを残した気鋭のコンサルタントが、なきものとされてきた「職場の傷つき」に着目し、これからの組織開発のあるべき道筋を探る意欲作。
1ON1、対話、パーパス、人的資本経営、ウェルビーイングなど、目新しい言葉に飛びつく前に、まずその「傷つき」に「気づく」ことから、始まる。

「能力主義」の限界に気づき始めたすべての人へ。

【もくじ】
第1章 「職場で傷つく」とはどういうことか?
第2章 「職場で傷つく」と言えない・言わせないメカニズム
第3章 「能力主義」の壁を越える
第4章 いざ実践ーー「ことばじり」から社会の変革に挑む

■あの社員は、なぜ辞めたのか?
■ハラスメント未満の「傷つき」をなかったことにされる職場とは。
■仕事で傷ついたなんて言ったら負け?
■うまくいっている人の行動分析をしてマネして、本当に「できる人材」になれるのか
■かけ声ばかりで、実は排他的な職場とは。
■出世した、でもいつまでこのぎりぎりのラインで働き続ける必要があるのか
■優秀な人がいれば、組織の問題は解決するのか
■評価はどこまで「正しい」のか
■「自分で考えろ」の意味
■真面目な社員の「闇落ち」ーービックモーター社の事例から
■「天才職人」の降格
■形だけの「ストレスチェック」
■「通過儀礼」としての就活
■個人的なこと=気の毒だけど自分で何とかすべきこと
■「主体性」のある人材、欲しい? いらない?
■「人的資本経営」への違和感
■お調子者の静かな「傷つき」
■優秀ならば、傷つかない?

「職場で傷つく」を諦めない、当たり前にしないために、個人ができること・会社が具体的にできることとは何か。具体例を示しながら解くきほぐす。

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職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まずタイトルがキャッチャーですよね。
    私だってたくさん傷ついてきました。それが平均的な傷つきと比べてどうかはわからないけど、傷ついてきました。だから思わず手が伸びました。
    能力主義の限界を指摘するこの本に出会えて、とてもよかったと思っています。仕事の成果はどこで誰と何をするか。おっしゃるとおりだと思

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    「他者と働く(宇田川)」同様ここまで自身の想いを代理で言語化してくれている書籍はないと感じた。広く読まれてほしい一冊。

    最後部で、著者は具体的にどうするか、という問いに対し「評価より謝意」というアイデアを提示している。資本主義に塗れた私が資本主義を超えるために、これからもずっと心に留めておきたい。

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    仕事ができる、できないの判断だけでは組織は良くはならない。一人ひとりの持ち味をどのように組み合わせて行くかが重要。
    第4章からの実践編についてはとても参考になる事が多く面白かった。
    個人に当てた本ではあるかもしれないが、チームで仕事をして行く職種をマネジメントしている管理職も読むべきものではある。

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    能力主義は幻想という提言が面白い
    確かに、職場どころか上司が変わっただけでもその人の評価(能力)が落ちてしまうという話はよくある

    必要なのは評価ではなく感謝
    そう、それ

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    ライトで分かりやすく、良い本です。
    能力主義が企業側の論理でしかないという指摘はかなり自分にはヒットしました。他の著書も拝読しようと思います。

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    就活等で言われる「コミュニケーション能力」に関する違和感を言語化しているところがあり幾ばくかすっきりした。「コミュニケーション能力」は個人の能力に属するものではなくて、関係性の問題であること。アンガーマネジメントに感じる違和感も読んでいて面白かった。

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    この人の本はもっと売れて、読まれなくてはならない。耳障りの良い、わかりやすい言葉にばかりにかまけず、脳に汗をかかせて、小さなケアを始めることからやっていかなければならない。自分に何ができるだろう?勅使川原さんの次作が楽しみです。

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    最近、「生きづらさ」「傷」でキーワード検索しているかのように、この手の本ばかり読む日々。
    勅使川原さんの著書3冊目にしてようやく理解できたような気が…

    私自身、今の職場はあまり「傷つく」ことのない恵まれた環境で働いている。でも、職場以外のあらゆる場面で「傷つく」ことは常にあるし、職場で誰かを傷つけ

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    絶賛実践中。とりあえず責めないようになった。今は、感謝の言葉を意図的に言う練習。なぜならたくさん支えられているから。ここを先に読んでいたので、小説にある能力主義や傷つきを言えないことの苦しさを感じられるようになった。
    発言、態度、振る舞いを評価しない。成長を評価しない。能力というよりスキル。子どもに

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    私もたまに思います。「あいつ使えないな。なんでそんな事も出来ないんだろう。」
    そう言う事はストレートに口に出さずに、やんわりとこうして欲しいともう一度伝えるようにしています。そうすると相手が何が分からなくて、何に困って、何を勘違いして、それが出来なかったのか分かることがあります。問題になった部分を次

    0
    2025年10月04日

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