学歴社会は誰のため

学歴社会は誰のため

999円 (税込)

4pt

■長年の学歴論争に一石を投じる! 学歴不要論など侃侃諤諤の議論がなされるのに、なぜ学歴社会はなくならないのか。誰のために存在するのか。背景にあるのは、「頑張れる人」を求める企業と、その要望に応えようとする学校の“共犯関係”だった!? 人の「能力」を測ることに悩む人事担当者、学歴がすべてではないとわかっていてもつい学歴を気にしてしまうあなたへ。教育社会学を修め、企業の論理も熟知する組織開発の専門家が、学歴社会の謎に迫る。 ■本書の要点 ●学歴は努力の度合いを測るものとして機能してきた ●ひろゆき氏の学歴論は本質を捉えている!? ●日本の学歴主義の背景にあるメンバーシップ型雇用 ●仕事は個人の「能力」ではなくチームで回っている ●「シン・学歴社会」への第一歩は職務要件の明確化 ■目次 ●第1章:何のための学歴か? ●第2章:「学歴あるある」の現在地 ●第3章:学歴論争の暗黙の前提 ●第4章:学歴論争の突破口 ●第5章:これからの「学歴論」――競争から共創へ

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学歴社会は誰のため のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    学歴に関する歪んだ現状について、背景となっている日本社会の構造との関係を巧みに分析し暴き出している。AI時代、少子高齢化による人手不足時代を迎えてこの現状は変化するのだろうか。早く変化して欲しい!

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    学歴社会は誰のため。勅使川原 真衣先生の著書。学歴社会に不平不満を言っても何も変わらないし学歴社会ほど公平な社会はないのかな。学歴社会であるとわかっているなら高学歴を手に入れる努力をするしかないもの。学歴社会を変えたいのなら自分が努力をして高学歴を手に入れて学歴社会を変えるための影響力を持てばいいだ

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    勅使川原真衣さんの本は本当にしみる内容だ。いよいよ働く人がどんどんと減っていく社会で、遠回りなようだが、彼女が提案する「凸凹するみなの個性を組み合わせる」マネジメントが実現する社会を選べるようになればいいのですが。我が社も新年度からかなり踏み込んだマネジメントの変革を謳っていますが、勅使川原さんの考

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。新卒一括採用とか、メンバーシップ型の働き方とかと、学歴社会・主義は関係があるんですね。

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    人事組織や評価制度の成り立ちがよくわかった。学歴のある方にとっては、モヤモヤを消すことができるいいきっかけになるかもしれない。

    勉強してきた側からは想像もつかないと思うが、してこなかった側からすれば、受験勉強で成功した人は、それだけで目標設定力とサボらなかったコミットメント力は秀でているし、同じ条

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    いくらか傾向が変わりつつあり感はあるものの、就職における学歴の立ち位置がいかにして築かれてきたかという、そのある種消極的な理路について納得する部分が多かった。組織論にまつわるコンサル業に携わる点ではポジショントーク的な部分もあろうが、日本的な職業慣行(いわゆるメンバーシップ型)の中で学歴が重視された

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    企業が新卒をガバッと採ること。それは経済成長期のこの国において長期的に働く力を確保するのに適していたし、労働者側もそこに適応した。
    ジョブローテが前提である以上「訓練可能性」としての学歴が影響力を持つのは必然だが、本人の資質や能力にのみ依拠するわけではないそれに頼りすぎるのは問題。

    「働くというこ

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    内容も文体も面白いが、時間なくて斜め読みで。
    最後の第5章とおわりにがとても良い。姫野カオルコの「彼女は頭が悪いから」に言及している点が素晴らしい。学歴社会の負の側面を大いに表している。

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    既存の学歴論争は日本の雇用慣習が前提とされており、そうした慣習を変えない限りは従来の学歴論争は不毛であるということが著者の主張だと解釈しました。
    その上で、著者は組織開発を専門とされていることから、会社組織の仕組みを変えるべきということを大胆に提案しています。確かに、巷での学歴論争が不毛であるという

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    学歴は「頑張れる人の指標」とのことで、確かに子供の頃から目標達成のために努力できる人は大人になっても大概のことに努力できるだろう。なんだか斬新な意見を期待したのだが、それ以上でも以下でもなく、結局本書で何が言いたいのかよくわからなかった。

    0
    2025年08月14日

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