堅田香緒里の作品一覧
「堅田香緒里」の「生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義」「お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「堅田香緒里」の「生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義」「お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ネオリベラルフェミニズムという言葉をはじめて知る。
大学のころはフェミニズムを学び、
キャリアも子育ても、どちらも叶えるぞと息巻いていた。まさにシェリルサンドバーグの「lean in」のように。子供を産み、仕事を続け、そのどうにもならないしんどさに直面。
女性が社会進出すること活躍することが、
ある種の断絶や、自助努力と結び付いてしまう。
どうしてこんなことになってしまったのだろう。
どんな人だって、パンとバラを求めることができる。幸せに生きることができる。
そんな社会をつくりたい。
内面にある家父長制に苦しむけれど、
わたしも魔女になりたいと、そう思う本でした。
Posted by ブクログ
タイトル通り、たしかに本書の通奏低音として「フェミニズム」が流れている。ただ、一読した感想としてはもう少し射程が広く、女性を含めた弱者全般を扱ってるといったほうが正確。実際、社会的成功をおさめたアッパークラスの女性による、いわゆるリーン・イン・フェミニズムには「偽装フェミニズム」「多様性の名の下での排除」と厳しい。
政府が進める女性活躍推進法や少子化対策にも批判的である。それは女性への支援でも女性の活躍でもなく、国のために「活用」しようという話でしかない、といった具合に。
上で挙げた「リーン・イン」の著者はハーバード大を卒業しFacebookのCOOを務め、子ども2人を育てる女性である。こ