エッセイ作品一覧

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  • 岳史よ、生命あるかぎり
    -
    息子へ。これは声を失った父からキミへ歯をくいしばって書いたメッセージだ。ガンとどう対決し、生きたか――激動の昭和を奔放無頼、仕事一筋に走り抜けた一ジャーナリストの凄絶な舌ガンとの闘いの記録である。生死の際にもなお旺盛な好奇心と冷静な目、強靭な精神で自分を生きる姿は熱く哀しく胸を打つ。
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)
    3.8
    内田樹×竹宮惠子の目ウロコ初対談。  内田樹と竹宮惠子の初対談。日本のマンガはなぜグローバルになったのか?よくある質問だが、誰も言わないことを言う内田樹と、少女マンガの常識を打ち破ってきた竹宮惠子は、思いがけない理由を次々とあげる。核心になるのは「オープンソース」。マンガは描き手が次々生み出す手法をコンピュータのOSのように公開し、誰が使ってもいい許容の中で成長してきたからすたれない、と言う。  ふたりは共に1950年生まれ。戦後マンガの黄金時代の始まりと成長期がぴったり重なった世代で、人生が変わるくらい大きな影響を受けた。マンガ家とヘビー・リーダーに分かれたが、共に大学教授になるなど、じつは共通点が多い。奥深いマンガ界に迫る「竹と樹の詩」ならぬ「竹と樹のマンガ論」。
  • 竹富島に移住して見つけた人生で大切なこと
    3.0
    65歳、島に家を建てて、暮らしはじめました 伝統家屋の家に住むということ、祭り、食、人々との交わり。 光と祈りあふれる島での日々を綴った八重山日記 著者は勤めていた大学を定年前に退職し竹富島に移住、赤瓦で平屋造りという伝統家屋の家を建て、65歳にして初めての一人暮らしを始めます。 人口330人、娯楽施設はもちろん、買い物ができる店もない「不便」な島。ですが、年間25もの祭事・行事がある島での暮らしは、つねに神様とともにあり、島の人たちとの深い人間関係にも守られています。 伝統家屋の家に暮らすということ、祭り、食、人々との交わり……。島で暮らすことの喜びとともに目覚め、喜びのうちに眠りに就く、移住最初の1年を綴りました。写真多数。
  • 竹本泉のいろいろぶっく
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 竹本泉ファンの皆様お待たせしました! 竹本泉のゲームライフや、ゲーム以外の日常まで見えちゃう面白フシギな連載をまとめた『竹本泉のいろいろぶっく』が電子書籍化されました! 1997年「セガサターンマガジン」~2006年「ドリマガ」掲載分の、「いろいろのーと」「いろいろですく」「色々ですくすくす」「いろいろきっさー」を一気に収録。 また、過去にコミケ限定で発売した「いろいろのーと&ですく」での追加原稿のほか、「いろいろのーと」以前に単発で掲載された「ある日のなんか色々TVゲーム」も収録。 各ページ欄外には当時を振り返ってのコメントコーナーもあります。カラー連載になった「色々ですくすくす」からはもちろんカラーで収録! ファン感涙、お腹いっぱいの内容でお送りします。

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  • 他諺の空似 ことわざ人類学
    3.8
    「目糞鼻糞を笑う」も人類共通? 「寄らば大樹の陰」「蛇の道は蛇」「朱に交われば赤くなる」「頭隠して尻隠さず」……。世界中のことわざには、類似の文句が同じ意味に使われている例が多い。世界各国でのことわざの用法を比較しながら、持ち前の毒舌で現代社会・政治情勢を斬る。知的風刺の効いた、名エッセイスト面目躍如の29篇。
  • 蛸足ノート
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    「海が似合いませんね」ええ、まあ、と曖昧に微笑みながら、内心は傷ついている―― にゅるりと世界も自分も裏返る、読売新聞人気連載の蛸足的エッセイ。 世界中の人間がみんな私じゃなくて、本当によかった―― 「将来、君はちくわ天が好きになるよ」 「ちがうんだ。俺は犯人じゃない。そっくりさんなんだ」 「今日、首にバッタが止まったこと、いつか忘れちゃうのかな」 「隣の家のおじさんが目から赤いビームを出して私の掃除機を壊したから」 (本文より)
  • タコの丸かじり
    3.6
    獲れたてのタコをがしがしと丸かじりして「いけない……うまいもの食ってると嫉妬される」とおびえながらもついうっとり。フライ一族の中でトンカツの次に偉いのはメンチカツとハムカツのどっち? カレー専門店は明るいのに牛丼屋の雰囲気はなぜ暗い? ヒラメとエビ入りネコ缶の味わいとは? うまくて凄いショージ君の日常は、読むほどにしみじみじんわり、笑いの涙がにじみます……。あくなき探求心と鋭い観察眼が捉えた抱腹絶倒の食べ物エッセイ「丸かじり」シリーズ。
  • たしなみについて 新装版
    3.0
    初期傑作の新書の新装版。毅然として生きていく上で、いまを生きる男女に有益な叡智がちりばめられる。身につけておきたい五十七の心がまえ。人生の本質。
  • 他者が他者であること
    -
    文学から趣味まで、宮城谷昌光の素顔 二十代の頃、歴史小説を侮蔑していた――。いかにして現代を代表する歴史作家への道が拓けたのか。創作への思いが見えるエッセイ集。
  • 他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
    3.7
    『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の大人の続編本! 「自分が生きやすい」社会に必要なのものとは?  感情的な共感の「シンパシー」ではなく、 意見の異なる相手を理解する知的能力の「エンパシー」。 この概念を心理学、社会学、哲学など様々な学術的分野の研究から繙く。 うまく活用するために、自治・自立し相互扶助のアナキズムを提唱。 新しい思想の地平に立つ刺激的な一冊。 他者はあまりに遠い。“共感”だけではたどり着けない。 ジャンプするために、全力で「考える」知的興奮の書!  ――東畑開人 ※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • たすきがけの親孝行 ひと筋の光をみたようだ
    -
    結婚二十三年になる夫とは再婚同士。十二年間の“道ならぬ恋”を経て結ばれた。夫婦になってからも数々の困難や葛藤を乗り越えながら、お互いの両親を大切にする『たすきがけの親孝行』を実践してきた。古希を迎える著者が、両親との思い出、デザインを学んだ学生時代、ボランティア活動、様々な資格取得や折形制作など、半生の振り返りも交えて綴った自分史エッセイ。
  • 助けがたくさん降り注ぐ しあわせ護心術
    -
    「忙しいほど楽しい!」 疲れるまえに、傷つくまえに、笑って心を癒しちゃえ!  元アイドル・ラジオパーソナリティ・シングルマザーの近藤さや香が綴るポジティブエッセイ。 オール書き下ろし、珠玉の70篇! 「美味しい言葉」「夜はワクワク」「そのままが本物」「ひとりの時間」「飛ばずに走れ」「おしりの話」「いじわる力」「母乳神話」「銀杏のセオリー」「You are what you eat」ほか 「本には知識だけでなく、気持ちを切り替える力や引き込ませる魅力があります。 ですがこの本にはそんなカッコイイ効能はありません。 皆さんが日々頑張り、毎晩『はぁ、疲れた~』ってベッドに横になる時に、適当に開いたページを読んで、ふっと力が抜けてくれるといいなと思って綴ったものたちです。 タイムラインどおりではないのでどこから開いても良いし、ページをめくる事なくいつでも寝落ちできますよ。睡眠大事」(はじめにより) 【著者プロフィール】 近藤さや香(こんどう・さやか) 1984年生まれ。愛知県出身。セント・フォース所属。 幼少期をアメリカ・ミシガン州で過ごす。慶應義塾大学文学部卒業。 2009年から2012年まで、アイドルグループ・SDN48の一期生として活動。 現在はFMヨコハマ「Lovely Day」(月~木 9時~12時)でラジオパーソナリティを務める一方で、働く一児の母として子育て世代から広く支持されている。 特技はネイティブの英語。趣味は読書、書店めぐり、立ち飲み、競馬。
  • 黄昏綺譚
    3.3
    ――この世に霊魂は存在する。そう確信するに至ったF君の幽霊との出会い、自らの前世を知った驚くべき経緯、記念写真に写り込んだUFO、各地の伝承に隠された意外な真実……。著者が実際に体験したとっておきの逸話と、様々な史料を丹念に読み解きながら導き出した、妙にして奇なる事実を紹介し、読者を興味尽きせぬ“怪異”の世界へ導く話題満載のエッセイ集。
  • 黄昏のロンドンから
    -
    LONDON滞在中の一日本人家族が繰り広げる悲喜交々の触れ合いとハプニング! これがロンドン? これがイギリス? ――女性特有の鋭い観察眼と、やさしく伸びやかな文章で“斜陽の国”英国を浮き彫りにした話題のベストセラー!
  • たそがれビール
    3.7
    パリの蚤の市で宝物探しに奔走し、モロッコでは夕日を見ながら屋台で舌鼓。旅先でお気に入りのカフェを見つけては、本を読んだり、手紙を書いたり、あの人のことを思ったり。年末に帰ってきた自宅ではおせちカレンダーを作り、新しい年を迎える準備を整える。ふとすると忘れがちな、当たり前のことを丁寧にする幸せを綴った大人気日記エッセイ。
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由
    3.6
    叩かれてもうまくいかなくても、しなやかに強く輝き続ける方法 私はずっと、私のためだけに存在する 私の椅子が欲しかった―― 一条ゆかり(漫画家) めげず腐らず、花を咲かせた 13人の女たちに聞いた「私」の見つけかた。 ――――――――――――― よく知られている13人の女性たちが歩んだ道について聞いた、初のインタビューエッセイ。 つまずきにもめげず腐らず、自分らしい花を咲かせた女性たちに、初めから特別な人はいませんでした。 *毎日働いて、明日にバトンをつなぐだけで精一杯 *「自分なんて」とつい諦めてしまう *人生が上手くいく人は自分とは違う人 *自分を信じることができない人… そんな女性にもぜひ読んでほしい1冊です。 ■お話を聞かせていただいた13人 齋藤薫/柴田理恵/君島十和子/大草直子/吉田羊/野木亜紀子/浜内千波/辻希美/田中みな実/山瀬まみ/神崎恵/北斗晶/一条ゆかり 「週刊文春WOMAN」連載を加筆・編集したインタビューエッセイ!
  • たたかうきみのうた
    -
    病気により命の危機をむかえた子どもたち、その子を見守る親、そしてその家族をさまざまに支える医療従事者――それぞれが大きな自然の流れの中、あるいは社会の流れの中で静かに命の炎を燃やしている時、<闘病>という積極的な表現とはまた異なる、穏やかな<たたかうきみのうた>が聞こえてくるように感じることがあります。 「はじめに」より

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  • たたかうきみのうたⅢ 時を継ぐ君へ
    -
    医師になり40年。 定年退職後、北海道で初めての「こども便秘専門診療」を始めた 小児外科医の感動のエピソード。 大好評『たたかうきみのうた』シリーズ第三弾。

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  • 闘う小児科医 ワハハ先生の青春
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 それは1968年東大・医学部から始まった。トホホでおちゃめ、まっすぐで熱い生き方。ワハハ先生の言葉に励まされ支えられた子育て。ご近所に、こんな小児科医がいてくれたらと何度も思った。そんなあなたに贈るワハハ先生誕生の物語。

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  • 戦う哲学者のウィーン愛憎
    3.0
    東大で二つの学部を卒業したものの、社会不適応を繰り返す中島青年。明日死ぬなら何をしたいか? せめて重度の「哲学病」を全うしたい、との願いのみ。三十三歳、逃げ場無し。ウィーンで自分を変えられるかもしれない……。だが、待ち受けていたのは頑固・高慢・偏見に凝り固まったヨーロッパだった。家を借りる、試験を受ける、映画を観る、とにかくすんなり事が運ぶためしはない。泣き寝入りもままならず、青年は決意する。ヨーロッパ人と顔突き合わせ喧嘩することを。戦うことと、哲学することはどこか似てる。自分自身になるための、怒りと涙と笑い溢れる奮闘を綴る、ウィーン喧嘩留学記。 ※本書は'90年1月、中公新書として刊行された『ウィーン愛憎』を、加筆、改題したものが底本です。
  • 闘って、人生を得よ!
    -
    1巻1,683円 (税込)
    生きる保護者、教育者に送る、「昔のこと」で片づけなられない今も続く教育問題解決へのヒント。昭和の「荒れる」学校での悪戦苦闘の体験記。子どもたちの無限に広がる未来を信じて。──精神的、肉体的緊張から弱気になり、家内に「辞めたい」と言った。「そのような子供達が好きだったでしょう。あなたが投げ出したら誰がその子供達を指導する? 誰もできないんでしょう」(本文抜粋)
  • たたかわない生き方
    4.0
    大下アナの「たたかわない」という、「たたかい方」。 テレビ朝日の情報番組「ワイド!スクランブル」「大下容子ワイド!スクランブル」を23年にもわたって担当し、2002~17年には香取慎吾さんと「SmaSTATION!!」に出演。 また、20年には役員待遇・エグゼクティブアナウンサーに就任。 人気・実力ともそなえた大下アナがはじめて語る、仕事のこと、生きること、これからのこと。
  • タタタタ旅の素
    3.8
    トラブルがあってこそ、旅は楽しい! 幼少時からの放浪癖、ホテルの備品にめっぽう弱い吝嗇(りんしょく)癖、父親から受け継いだ乗り物好きのDNA、それに持ち前の好奇心と大雑把な性格が掛けあわさって、アガワの旅にはドタバタ喜劇が付いてまわるのだった…。「あの旅行は本当にきつかった、エライ目に遭ったと語れるものほど思い出深い」と開き直り、また旅仕度。オトボケ爆笑エピソード、プライベート写真も満載。ありとあらゆる旅を詰め込んだ、旅エッセイ集。
  • ただ、愛した
    -
    「不倫は文化」騒動の真実が、今、明かされる――。 夫の不倫、ハワイ移住、2度の離婚……。どんな困難も、この子がいるから乗り越えられた。 複雑な環境の中、娘・すみれを育て上げた「母娘の絆の物語」 2度の離婚、ハワイ移住など、大きな変化や苦難を経験し、しなやかに強く生きる女優・松原千明の堂々たる半生記が登場! ハリウッドに進出し、女優として大活躍するすみれ。その母、松原千明の「子育て」に注目が集まっている。 複雑な環境で育ったにもかかわらず、すみれはなぜあんなにもまっすぐに、賢く美しく育ったのか。 松原千明が語る「子供を愛し、そのよいところを伸ばす秘訣」は一読の価値ありです。 すみれとの母娘対談も収録! すみれの涙が止まらない…… 涙なしには読めない感動の一冊。
  • 只今 修業中
    -
    作業療法士として、また関連分野の専門養成機関の教員として、家庭と両立させながら勤めてきた著者が、定年退職後に空白を感じ、社会人学校に通って歴史や文化を学んだり、書道を習ったり、文芸に親しんだり、社交ダンスやピアノを始めたり、作業療法士の仕事も再開したりという新たな挑戦の経験と、またその折々に甦る、逝ってしまった夫や父母、義父母との思い出を綴ったエッセイ。
  • ただいま知事一年生
    -
    赤潮の発生を機に「せっけん条例」を制定した滋賀には、県民と行政のパートナーシップの姿がある。当時、水政問題を担当していた一職員國松善次が、二十余年を経たいま、滋賀県を預かる知事として「生活者原点」の県政を語る。第1回日本アカデミー賞評論部門地域振興賞受賞。
  • 只今 トイレ清掃中
    -
    私はとある企業の契約社員で、富士桜市役所出張所の所長を務めています。役所の入札は三年ごとですが、働くメンバーはほぼ変わりません。 長年勤める人も多いものの、待遇は最低賃金のまま。 若い頃に思い描いた悠々自適な生活とは違いますが、似たような仲間と過ごす日々に充実感を覚えています。 健康で働けることを幸せとする人々がここにはいます。 近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。 これは老人ホームのような職場からの手紙です。
  • ただいまとおかえりの間で
    -
    近所で女子高生とお喋りしていたら、マンホールにつまずいて膝を強打。その後、知り合いから心無い言葉を浴びせられ、コロナに感染したとあらぬ噂を立てられる。ウクライナの現状に胸を痛め、親切なご近所の方や子供たちとのふれあいに倖せを感じていたら、懸念事項だった息子にやっと彼女ができて、とうとう結婚!? 誰もが戸惑うコロナ禍での生活を綴ったエッセイ集。
  • ただいま、日本 世界一周、放浪の旅へ。37か国を回って見えたこと
    4.0
    本を飛び出した乙武洋匡が、電動車椅子で海外移住も視野に入れた世界一周の旅へ! LGBTQ、障害者、難民……。世界のマイノリティと触れ合い、あらたに見えた日本社会の姿とは 旅で出会った人々●ロンドンパラリンピックを成功に導いた立役者は自身も障害者●アウシュビッツ唯一の外国人公認ガイドは日本人だった●空爆で手足を失ったパレスチナの車椅子先生●東南アジアを股にかけるビジネスマン●ルワンダで20年間義足を作り続ける日本人女性 大炎上した乙武洋匡が、人生の次なるステップに選んだのは海外移住!? 一年間で37か国を回る旅が始まった。LGBTや障害者、難民など、世界のさまざまなマイノリティと触れ合うことで得られた“気づき”の数々。これまでにはなかった視点から、あらためて見えてきた自分自身、そして日本社会の姿とはどのようなものなのか。人権問題やバリアフリー、歴史問題から文化・気候・食事まで、電動車椅子から見下ろした世界を捉える。
  • タダキ君、勉強してる?
    4.0
    小学校1年生。最初の学期末にもらった通信簿はオール1! そんな西山忠来(タダキ)少年はいかにして伊集院静となったのか!? 故郷の師、銀座のママ、伝説の車券師、阿佐田哲也、高倉健、城山三郎、ビートたけし、松井秀喜から愛犬、両親まで――。幼少期から大人に至るまで、人生の折々に大切なことを教えてくれた凄い「先生」たちとの出会いと学びと知られざる秘話、ちょっと恥ずかしい事実を綴ったエッセイ集。最後の無頼派作家が遺した人生の指南書である本書を読むと、きっとあなたもあなたの「先生」に会いたくなる!
  • 正しい大阪人の作り方
    3.3
    地元を愛し、おもしろさを貪欲に求め、生れたときからのツッコミ体質と徹底したノリの良さを併せ持つ大阪の人々。そんな魅力あふれる「正しい大阪人」とは、一体どうやって作られるのか!? 他県民が抱く大阪人への期待と誤解の数々をわかぎゑふが鋭く解説。日本人の「総大阪人化」を目指しておくる大爆笑エッセイ。これを読めば、あなたにも「正しい大阪人」流の元気が湧いてくる!
  • ただしい暮らし、なんてなかった。
    3.9
    モノの持ち方、人づきあい、身体のケア、変わり続ける住まい……試行錯誤の末に気づいた、いまの自分にフィットする暮らしのヒント
  • 正しい団塊の世代白書
    3.0
    懐しの昭和30~40年代。戦後日本の思春期時代にちょうど青春だった僕たち。すべてが躍動していたし、いつだって感動していた。もう二度と僕たちのビートルズや長嶋茂雄は現れないけれど、こんな素敵な人達がいたことは伝えておきたいんだ。そう、町っ子高田文夫の戦後芸能スポーツ文化グラフィティ!!
  • 正しい欲望のススメ
    3.5
    「欲望」とは自分の内から噴出する、我慢できない感情。有ると無いとでは人生の色が違う。目先の快楽だけでなく、胸を張って生きたいと思うのも、大事な人の幸せを願うのも、また欲望。仕事も自分磨きも努力を惜しまぬ人気漫画家が、デビュー40周年を機に自身の欲望の変化を振り返る。恋愛や人生における欲望と正しく向き合うヒント満載の自伝的エッセイ。代表作『有閑倶楽部』『プライド』等の創作秘話も。
  • 正しく時代に遅れるために 有栖川有栖エッセイ集
    3.9
    日常はミステリーにあふれている。すべての人間は<六段階の距離>でつながっている!? ネット書店で著者がオススメされたものは……? 日々の生活、映画、小説に隠れた謎。作家・有栖川有栖のことがもっとよくわかるエッセイ集。
  • ただ成功のためでなく
    3.0
    「外食産業の会社」から「外食産業もやる会社」になって5年。ワタミが、新たなる挑戦と成長を続ける理由は、ここにある。 居酒屋と定食屋の中間業態である「和民」の1号店が開業して18年が経過した。いまや、外食事業のみならず、農業、介護事業などでも活躍めざましいワタミグループ。そのグループを率いる渡邉美樹が、自身と会社の軌跡、理念、夢を語る。「どうしてもやりたい」ことに挑戦し続けるカリスマ会長が、「人は何のために生まれ、何のために働くのか?」と迷うすべての人に送る、ファイトコール。 ※本書は、2005年3月に刊行された『新たなる「挑戦」―夢をカタチにする時』を2010年9月現在の状況に合わせて改訂し、加筆したものです。 第一章 外食産業の会社から、「外食産業もやる会社」へ 第二章 「農業」への挑戦 第三章 「環境」への挑戦 第四章 「教育」への挑戦 第五章 「医療・介護」への挑戦

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  • ただそれだけの片想い 始まらない恋 終わらない恋
    4.1
    恋をみつけることのできない片想い。忘れることのできない片想い。幸せになりたくて恋したのに、何もなかったときよりずっと切ない。それもやっぱり片想い。いつだって愛しすぎる女たちは、片思いという報われない恋に傷つくのだから――。やっかいだけど素敵な恋をあきらめないで。さまざまなかたちの片想いに悩む女性たちに贈る、ちょっとビターな恋の処方箋。
  • ただ時の過ぎゆかぬように 僕のニュース詩
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    世紀末から新世紀にかけ,時代の結び目に何が起きたか? 忘れてはならないこと,記憶しておくべきことは何か? 著者は毎週,世界的大事件からスポーツ・芸能まで,時代の肌触りを記録すべく,ホームページに「ニュース詩」を創り続けた.「ニュース詩」100篇と語り下しによる,異能の作家渾身の現代日本社会論!

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  • 多田富雄 からだの声をきく
    3.8
    生命とは何かを問い続け、究極の生命表現としての能に行き着いた免疫学の雄の思考を一冊で。STANDARD BOOKS第2期完結
  • ただのいぬ。
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ただのいぬ。それは値段のない犬たちのこと。全国の処理場施設で里親を待ちこがれる子犬たちの表情と胸を突く詩とともに小さな命の尊さを問う、かわいくてでも泣けてしまう写真集。
  • 「無償」の仕事
    3.0
    「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように」――六輔流ボランティアのある生き方 「生きているのではない生かさせていただいているのだ」父の口癖だった。 「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように……」これも父の口癖。もの心ついたときからボランティアの仲間に囲まれていた。ボランティアというのは「生き方」なのだということも教えられた。だからといって、ボランティアだけで生きてきたわけではない。音楽、放送、出版、いろいろなジャンルですぐれた仲間と出逢い、ラジオを中心に、印税という収入も増えた。 『「無償」(ただ)の仕事』というタイトルを誤解しないでいただきたい。僕の場合、決して、立派な「無償の仕事」ではない。落語のなかのセリフだが「いただけますればいただきますが いただけませんければいただきません」に通じている。 ●「頑張ってください」 ●する側、される側 ●いい割りばし、悪い割りばし ●鬼のような人 ●お寺とボランティア ●だめなお母さん ●腑に落ちないサービス料 ●ハガキの点滴 ●「雨ニモマケズ」 ●四天王寺の精神
  • 漂う 古い土地 新しい場所
    3.0
    老境に入ったベテラン作家が、自身ゆかりの土地を訪ねながら来し方をふり返り、自らの人生と対話する。 懐かしさと希望に充ちた珠玉のエッセー。 <目次> プロローグ 記憶の光景と目の前の眺め 大久保通り 身の奥から浮かぶバス通り 国分寺街道 門だけが残っていた 丸の内 商店街にいるような 新宿 環状線の内と外 井ノ頭通り 玉蜀黍畑に飛びこんだ日 日比谷公園 ある年、ある時間の熱 都心の夜景 色彩のドラマの底に 箱根・精進ケ池 最高地点から少し下って 京都市学校歴史博物館 ひんやりした冷気とともに 下田 忙しい港町 目白 開かれなかった卒業式 大阪・通天閣  地面から持ち上げる力 横浜 遠藤さんと祖父に会いに 小渕沢 緑の中のポップアート 小樽 鴎と鴉が飛ぶ 御宿 旅の駱駝がはるばると 多摩川 手元に残る「入漁證」 長野・上林温泉 疎開児、地獄谷を行く 長野 六十年ぶりの「帰省」 前橋 ただ川だけが流れる 熱海 凋落の影の中に 静岡 変らぬものは何もなく 名古屋・東山動植物園 ライオンが跳んだ日 新潟 古い煉瓦塀と光の海 高尾山 昭和生まれの猿 隅田川 西瓜ばかり食べていた 羽田空港 国際便、ふたたび 川越 遠くにある隣家 仙台 モノクロームの海辺 神戸 急な長い坂道の先に 高松 未知なる故郷へ 広島 歴史に屹立するドーム 長崎 暮色を背にして 有田 焼物の世界の近くに立つ 東京駅 人と時間が戻る場所 あとがき
  • 立ちそば 春夏秋冬
    3.0
    定食マエストロ・今柊二のシリーズ第七弾!! 新聞、雑誌等で数多くの連載を抱え、著作もコンスタントにリリースされている“定食マエストロ”今柊二の最新作。スマッシュヒットを記録した「立ちそば大全」に続き、今回も日本が誇るファストフード「立ちそば」を食べ歩きました。 春に「桜えびと筍そば」、夏には「冷やし月夜のばかしそば」、秋には「舞茸春菊天そば」、そして冬には「肉力そば」…、春夏秋冬季節限定メニューを中心にご紹介。読むだけでお腹が空くこと間違いなし!!
  • 達者じゃなくても
    4.0
    アイナ初のフォトエッセイ! 幸福と孤独の30年の軌跡を、本人の文章と構成、写真で表現。 2023年6月に、惜しまれながらも解散した”楽器を持たないパンクバンド”『BiSH』。ソロ活動を本格化したアイナ・ジ・エンドは、圧倒的な表現力で、見る者、聞く者への感情を揺るがし続ける。まさに令和のディーバであるアイナが、このたび初のフォトエッセイを上梓! 仲間への想い、ソロになってから抱いた覚悟、ダンスへの目覚め、初めての恋、大人になってわかったこと……何者でもなかった一人の少女時代から、アイナ・ジ・エンドを名乗り出したあとの歩みを惜しみなく綴っている。 文章・構成は本人によるもので、写真も本人の撮りおろしを多数収録した本作は、まるで1つのアルバムを聴くような、愛しさや切なさが滲み出た1冊。
  • たった一度の女の人生
    -
    女の人生80年時代、“ついていく”だけでは女の人生は決して終わらない──ひとり歩きできる人間、一人でも楽しめる人間、一人でも困難を恐れぬ人間になったとき、夫や子どもを含めて、多くの人々の出会いはもっと豊かになるはずだ。自立とは孤立ではなく、連帯の母となるものだと思う(「あとがき」より)。
  • たった一人からの発想 証明の原型
    -
    自分自身の生き方を最終的に決定できるのは、自分一人しかいない! 鉄の信念をもって自ら脱サラを成功させた作家が、これまでの処世を省みて、多くのサラリーマンにエールとアドバイスを贈る。文壇の鬼才が劇的な生き方革命を発見するまでの苦難の道程は、不況下に生きる現代人に力強い励ましの金言となろう。脱サラ作家・森村誠一が説く人生の勝利者とは? サクセス人生へのアドバイス!
  • たった一人の存在として 宝物みたいに扱って
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    死にたいと願ったり、「大丈夫」と笑ったり。 気を遣って、頑張って、我慢して。もう傷付きたくない。だから期待しない。 そう決意してもやっぱり、生きていたい。 38万人がSNSで共感、「今日」を乗り越えるための言葉が詰まった一冊。
  • たった独りのための小説教室
    3.8
    獲るぞ、新人賞! 目指せ、エンタメ作家デビュー! 小説推理新人賞、小説現代新人賞、文學界新人賞……数多くの新人賞の選考委員を務めた作家だけが知っている、新人賞受賞のための一本道! 覚悟を決めた貴方だけに向けた全35講。 「能力や才能といったものを特別扱いしていませんか。バカと鋏は使いようという私に向けたかのような失礼な諺がありますが、これは能力と鋏は使いようとしたほうが正しい。『たった独り』の貴方は能力や才能のあるなしを悩む前に、それらの使い方、用い方を考えましょう。だいじょうぶ。その他大勢でない『たった独り』の貴方にはそれらを自在に使う能力が備わっています。ヒントはこの本にしっかり詰め込んでありますから」(「あとがき」より) 主な目次……「日記を書く」「小説にオチはいらない」「セックスを書いてみる」「嘘をつくセンス」「新人賞に応募する」「描写と説明1~3」「テーマとモチーフ」「辞書を引く」「地図を描く」「段落の作り方」「エンタメ作家の心構え」「承認慾求と名誉」など。
  • たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション
    4.5
    幻のエッセイ集『みどりの家の窓から』を全篇収録し、未収録エッセイとともに新編集した一冊。飾り気のない体当たりのエッセイからは、人々を魅了してやまない感性の源泉が見えてくる。
  • 縦糸横糸
    3.5
    酒鬼薔薇聖斗、和歌山カレー事件、オウム真理教、新潟少女監禁事件、自殺者の増加、引きこもり──日本人の生活は豊かに、快適になったが、〈心〉はその変化に対応できず、多くの問題が生じてしまった。効率を追い、結論のみを急ぐ現代社会は、育児や教育には不向きだ。欲望を満たしても幸せにはなれない。ではどうすればいいのか。〈心〉の専門家から、困難な時代を生きる私たちへの提言。
  • 立川志らく まくらコレクション 生きている談志
    4.0
    落語立川流に禁句は無い! 落語界の風雲児“立川談志”から、「落語家の中で才能ならば志らくが一番」と評された志らくが“まくら”で語った談志論が文庫で味わえる! 談志の逸話を語らせたら、落語家の中で一番面白く聴かせる“立川志らく”が、厳しい修行生活の思い出を通じて、師匠・立川談志の生き様と、己の落語哲学をたっぷり語ります。 前座時代の苦い酒の思い出、兄弟子の著書『赤めだか』の真相、談志が可愛がっていた縫いぐるみを苛めた冤罪の波紋騒動、声を失った師匠を見舞った日、そして散骨の様子等々、「立川志らく」の話芸にかかると、談志の生き様と死に様がたまらなく面白い。
  • タテジマ 新・阪神OB会会長が、その想いを綴る
    5.0
    強烈な個性を自己発光していた70年代の「虎戦士」を、希代のホームランアーティスト・田淵幸一氏が生き生きと語る。 同時に、まだ夢や希望を信じることができたあの時代の記憶が甦ってくる一冊。

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  • たてつく二人
    3.5
    「白クマと黒クマどっちが軽い?」(清水)「軽く感じるのは白クマですけど、強いのも白クマですよ」(三谷)/「僕は初めて買ったサントラが『大脱走』ですよ」(三谷)「わかりやすいわね、あなたの人生」(清水)。潜水艦映画にはずれなし? すきやきに白菜を入れる? タメになることからどうでもいいことまで、侃々諤々が止まらない!
  • 立てないけど、立ち上がれ! ~目指せ! 車いすのオピニオンリーダー
    -
    国内外で経験した様々なことを活字にして伝え、さらに車いすから見た日本社会の実態を明らかにする。そしてボランティア・バリアフリーとは何なのか!障がい当事者と政策を決めている人のベクトルのズレや、本当の社会貢献とは何なのかについて社会に問いかける。
  • たてもの怪談
    3.5
    「建物」にまつわる怪の話を集めた、加門七海待望の怪談実話集。 幻の連載『引越物語』に加えて、本書のために新たに4編を書き下ろし。 自らの引っ越しにまつわる不思議な出来事や、自宅での恐怖体験、 訪れた文化財で出会った“この世ならざるモノ"、東京の最新風水事情考察など、 妖しくも興味深い実話怪談が満載!

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  • たとえばの楽しみ
    -
    本が教えてくれた、人の心の温かさ。古本屋の謎、哀愁漂ういい話……読書人生の楽しさを語り尽くす。「書物にしか、私の郷愁はない」。筋金入りの“本の虫”である著書が、読書人生の楽しさを語り尽くす。30分で10冊分「つまみ読み」する方法とは? エッチの語源は「悦痴」!? 本にまつわる秘密のエピソード、古本屋の謎、哀愁漂うイイ話、人の心の温かさ……書物のすべてをつづるおもしろエッセイ134編。(講談社文庫)
  • たとえる技術
    3.8
    芥川賞作家・ピース又吉直樹や、直木賞作家・西加奈子らとの共著でも知られる文筆家、せきしろ。 エッセイが東海大の入試に使われるなど、確かな文章力に定評があり、また数々の芸人にコント脚本を提供するなど、圧倒的なユーモアを生み出すせきしろの、表現力の秘密は「たとえ」にあった――。 「オダギリジョーが本名と知ったときのように驚いた」 「『この犬、他の人になつくこと滅多にないのよ』と言われたときのように嬉しい」 「雨天中止を知らなかったような孤独」
  • たどりつく力
    3.5
    運命の扉は重いほど中が明るい……。音を失った苦悩のピアニスト、フジコ・へミングが今、あなたに伝えたいこと。 『これから正直に私の人生を綴りたいと思います』。 貧しさ、いじめ、そして聴力の喪失……。数々の苦難と絶望を突き抜け、如何にして世界を感動させるピアニストとなったのか。 苦悩のピアニスト、フジコ・へミングが人生を通してあなたに伝える、運命の扉を開く生き方。 もくじ 第一章 運命を開く 第二章 自分らしいピアノ、自分らしい生き方 第三章 魂は不滅だと、音楽が教えてくれた 第四章 ピアノの奥深い楽しみ、そして底力
  • 田中小実昌ベスト・エッセイ
    3.5
    牧師の家に生まれ、戦争では死にかけ、東大に入学しながらストリップ劇場に転がり込んだ男、田中小実昌、通称コミさん。香具師をやったり、米軍基地で働いたりしながら翻訳や創作を始め、いつの間にか直木賞作家に…?! そんなコミさんの、人に優しく「物語」に厳しいエッセイを精選。入門編にして決定版! コミさんの「目」は、今も輝きを失っていない。
  • 田中裕明追悼
    4.0
    明澄、端正な句風で「伝統派の貴公子」と評された俳人・田中裕明。多くの評論家、俳人たちの眼から生前の人柄と作風、思想まで田中裕明を論じる。 清水哲男・坪内稔典・石田郷子・小澤實・小屋敷晶子・西村和子・仁平勝・林 桂・宗田安正・上野一孝・辻桃子・四ッ谷龍・萩野雅彦・酒井佐忠・岸本尚毅・辻田克巳・高橋睦郎・茨木和生・満田春日・山口昭男・対中いづみ・山西雅子・岩田由美・中岡毅雄・高柳克弘・森賀まり・堀込学・庄田宏文・中山世一・中村雅樹・久保文子・彌榮浩樹・南うみを・太田土男・山本洋子・田中裕明
  • 田辺聖子の 万葉散歩
    5.0
    清らかな自然の美しさや人を恋うる心、夫婦の情愛、別れゆくこと……。千年変わらぬ人間の真情を歌うわが国最古の歌集・万葉集。かつて戦意昂揚のために利用された不幸な歴史を塗り替え、わかりやすい口語訳で、この歌集の真の魅力をあますところなく伝えるエッセイ集。万葉集入門最適の書。〈解説〉中 周子・酒井順子
  • 谷村新司101の言葉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 黒柳徹子さん推薦! 谷村新司が74年の生涯で紡いだ 「愛」と「夢」の言葉と 数々の未公開エピソードを収録! 「限りはない。ココロの果てに終わりはない……」 2023年10月8日に急逝した谷村新司さんが、生前残した心に響く101の言葉を軸に、数々の未公開エピソードと写真で綴ります。 大阪の田舎に住む少年時代から、アリス時代、グループ解散後の曲調の変化、そして晩年のボランティア活動や社会貢献活動など、多岐にわたり活躍した谷村さんのココロの言葉が紡がれた一冊です。
  • たぬきが見ていた
    -
    PUFFYデビュー25周年! 手芸に漫画にウサギに釣りにK-POPアイドル、そして最愛の娘!! 大好きなものを詰め込んだ、大貫亜美、初の個人エッセイ集。小学校2年生の時、母が作ってくれた手提げバッグの刺繍にすさまじく感動! 以来、母を手芸の師と仰ぎ……(「母と娘と、暗い趣味」)小さい頃からずっと、丸いものとふわふわなものが大好きで、ウサギをこよなく愛してきた。高校生のある日、ペットショップで衝撃の出会いが……(「ウサギ大好き倶楽部」)娘がお友達と盛り上がっていたのをきっかけに自分もハマったK-POPアイドル。「韓流ってね、思いっきりハマった方が楽しいよ」というママ友の言葉にリミッターが外れて……(「アーミー、愛してます」)とことん多趣味で、娘大好き! 月刊誌「小説すばる」7年間の連載をギュギュッと一冊に!!
  • たぬきババアとゴリおやじ 俺とおやじとおふくろの昭和物語
    -
    毒蝮三太夫の知られざる半生を描く。親友の立川談志に「お前の親を見てるとお前が上品に見える」と言わしめたひょうきんでユニークな父と母。口は悪いが愛のある、天衣無縫で八方破れなエピソードを軸に、戦前戦後の激動の昭和史を綴った一冊。
  • 狸ビール
    4.0
    24のお話。狸はビールによく合うと狸を食べ過ぎ2週間も狸の臭いが抜けずに困った話、鴨の沖撃ち、多摩丘陵の小綬鶏と河上徹太郎氏そして猟犬達の思い出など30年熟成、ユーモア+ほろ苦ビール。講談社エッセイ賞受賞。
  • 種まきガールズコレクション
    -
    「種まきガール」とは… あくまでも悟られない形で異性の意識下に自らの存在を植えつけてモテる 「種まき」の技術に特化したやや最悪な女性の総称である! お笑いポータルサイト「オモコロ」(http://omocoro.jp) ほかで活躍中のライター・小野ほりでいのメルマガ連載が電子書籍化!! 世の男性に「ちょっとした勘違い」を植え付けモテる女性達を、 独自の論理で軽妙かつ鋭く風刺したエッセイ集。 ☆電子書籍用書き下ろし二編を特別収録! ※本書は、お笑いポータルサイト「オモコロ」(http://omocoro.jp/)の有料メールマガジン 「スーパーオモコロメールマガジン」内のコンテンツ「小野ほりでいの種まきガールズコレクション」を改題し、加筆・修正を加えたものです。
  • 楽しい編み物で人生をばら色に ─マインドフルネスニッティングのすすめ─
    NEW
    -
    幼少期から編み物と歩み、環境化学物質の生体影響を探求した研究者が、禅やヨガの呼吸と呼応する手編みのリズムを通じて、心身のストレスを軽減し集中力を高めるマインドフルネスニッティングの理論と実践を解説。技術継承の希少性と教室に響く笑い声、BPA研究の信頼感が交差する、芸術としての編み物の新しい視座。子どもの情操教育や心豊かな人生のヒントも示し、幅広い世代に贈る一冊。
  • たのしい暮しの断片
    4.0
    「婦人雑誌」の料理のこと、ホーロー鍋あれこれ、泉鏡花の湯どうふ、猫の毛の色……。些末で豊かな日常の喜びと退屈を描く、待望のエッセイ集。雑誌『天然生活』の人気連載の書籍化!
  • 楽しい古事記
    3.7
    イザナギ・イザナミの国造り、アマテラスの岩戸隠れ、八俣の大蛇。伝説の主役たちが、嫉妬に狂い、わがままを言い、ご機嫌をとる――。神々と歴代の天皇が織りなす武勇伝や色恋の数々は、壮大にして奇抜、そして破天荒。古代、日本の神様はとっても人間的だった! 「殺して」「歌って」「まぐわって」物語と歴史が渾然一体となっていた時代、その痕跡をたどり旅した小説家・阿刀田高が目にしたものは!? 古事記の伝承の表と裏をやさしく読み解いた一冊!
  • たのしい・わるくち
    3.8
    「わたしは負け犬でーす。きゃいーん」とおなかを見せて開き直り、淡々と人生を歩む「自称・年寄」の酒井順子が女のウソを看破。「つきあおう、とか言われて困っちゃって」「アタシってぼーっとしちゃってるからー」「○○ちゃんって、すっごくいい子なのよ」「お医者さまに行ったほうがいいわ」「いいなあ、田舎がある人って」──だまされてはいけません。こんな台詞のウラにも、毒や悪意が隠されているのです。痛快きわまりないわるくちの数々。
  • たのしか
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 弱冠30歳にして中国・イタリアの大きな賞をとり、映画「北の零年」、愛知万博のメインパビリオン等様々な題字を書き、さらには伊勢神宮の神主に「筆先に神が宿っている」と言われ書を奉納する。いま最も注目される若手書道家・武田双雲、初めてのメッセージ集ができました!(詩には英訳・中国語訳併記)
  • 楽しく生きる100のヒント 新装版
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    遅すぎることはない。 今が人生でいちばんいいチャンス! あなたにとって、本当にやってみたいこと、 好きなことはたくさんあるはず。 多くの人たちは、人から認められたりほめてもらったりするために、毎日いろいろなことをしています。 そして、自分が好きでもないことをして努力している、苦労していると思っている。 けれどもそれは、実は楽をしているんだと僕は思います。「するべきこと」「しなければいけないこと」ばかりやって、 「したいこと」に目を向けない。自分の人生を自分で創る責任から逃げているのじゃないかと思うのです。 この世の中には、あなたにとって、本当にやってみたいこと、好きなことがたくさんあるはずです。 あなたは何をしてもいいのです。そして、本当に好きなことをしていくためには、 常に責任がついてくる。 世の中がよくないといっても、逆に素晴らしいと言ってもいい。 すべてはあなたの自由です。あなたが自分で選んだ行動に、責任をとる覚悟さえできていれば。 (「はじめに」より抜粋)
  • 楽しまなきゃ損だよ人生は
    3.0
    「人生、楽しまなきゃ損!」を座右の銘とする著者が、後半生を味わいつくすためのヒントを一挙公開。残された日々をエンジョイするための実践的なコツを紹介します。箱根駅伝の楽しみ方、ぶらり途中下車の旅、女性との距離感、手料理、節約術など「お金をかけずに楽しむ方法」を皆さまにご提案、これぞ勇気を与えてくれる一冊です。シニアライフは神様がくれたボーナストラックなのです。 【目次】 第一章 日常を楽しむ 人間を楽しむ スーパーのレジで遊ぶ 回文づくりに挑戦 第二章 スポーツを楽しむ 競技場に足を運ぶ 野球と相撲は似ている? 箱根駅伝を楽しむ 第三章 家の外で遊ぶ 見知らぬ駅で降りてみる インスタで遊ぶ 初めての店を楽しむ 第四章 一人遊びの原点 料理を楽しむ ホームパーティーで遊ぶ 映画を楽しむ 第五章 最後まで遊ぶ 恋愛を楽しむ 節約で遊ぶ 歳をとることを楽しむ ほか 【著者について】 弘兼憲史(ひろかね けんし) 1947年9月9日、山口県生まれ。早稲田大学卒業後、松下電器産業(現パナソニック)勤務を経て、1974年に『風薫る』で漫画家デビュー。以降、「島耕作」シリーズ、『人間交差点』『ハロー張りネズミ』『加治隆介の議』『黄昏流星群』などを世に送り出す。『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長 島耕作』で講談社漫画賞、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。2007年に紫綬褒章を受章。現在も『社外取締役 島耕作』『黄昏流星群』を連載中。『弘兼流 60歳から、好きに生きてみないか』『捨てる練習』『人生は70歳からが一番面白い』『迷わない生き方』などエッセイも多く手掛ける。
  • 楽しみと日々
    -
    着実に知識を積み重ね大きな業績を残す研究者は、多いとは言えないがいる。古典的な意味での文人と呼ぶべき人々も、今でもいる。ただ同時にその両者であり、しかも大胆な冒険心や心の熱や軽妙な遊び心を備えた人が、知と文の東西を自在に行き来しながら書き綴った文の数々をこれほどの濃密さで愉しむことができる幸福は滅多にはないものだと思う。佐藤亜紀(作家)「目新しいものばかり追う風潮はやはり読書の愉しみとは無縁のものだ」。プルースト、石川淳、澁澤龍彥、種村季弘、市河晴子、吉田健一、中村真一郎、矢野峰人、『ルバイヤート』……数々の鍾愛の書。再読できなければ本の意味はなく、精神の自由を守り、生きる喜びに出会う瞬間のために本を読み続ける。『失われた時を求めて』個人全訳刊行中の仏文学者にして、稀代の随筆家でもある著者の半世紀に及ぶ文筆の集大成。
  • 「たのしみ」な生き方 歌人・橘曙覧の生活法
    -
    たのしみは/朝おきいでて/昨日まで/無かりし花の/咲ける見る時。平成六年六月、アメリカを訪問された天皇・皇后両陛下を歓迎する席で、クリントン大統領は一篇の歌を紹介した。その歌の作者、福井の歌人・橘曙覧は、一切の仕官や利欲を断ち、市井において歌と自然と家族を愛し続けた幕末・福井の歌人である。貧しい中でも日常のすべてを「たのしみ」に変えてしまう彼の生き方は、藩主・松平春嶽の共感を呼び、アメリカ大統領をも魅了した。人生の達人・曙覧が教える本当の幸せとは何なのか、心の豊かさを忘れた現代人に与うる書! ※本書は、96年2月に主婦と生活社より刊行された「橘曙覧『たのしみ』の思想」を改題して加筆・訂正し、文庫化したものです。
  • 旅ガール、地球3周分のときめき
    -
    女子1人、バックパッカーでカラフルな世界を歩く! 24歳の女子が、たった1人、バックパッカーで世界40か国を旅した絶景の写真が、 SNSで話題に! 英語も地理も苦手、写真の撮り方もわからなかった著者が、ただ「旅が好き! 」というだけで見てきた世界は、とってもカラフルで、息を飲むほどの美しさに満ちている。 まるで奇跡のような、これらの絶景に出会えたのは、ちょっとだけ、勇気を出したから。 どんなに情熱があっても、最初の1歩を踏み出さなければ、何にも出会えないし、何も始まらない。 本書は、そんな著者のあふれる思いがつまった1冊。 ウユニ塩湖の壮大な自然、 サハラ砂漠の黄金に満ちた世界、 ポルトガルの大空から降り注ぐ、カラフルな光のシャワー……。 120点に及ぶ数々の写真を見ると、 ちょっと勇気を出して、 1歩を踏み出して、思わず旅に出たくなる! また、何かに夢中になりたい! もっと元気と勇気がほしい! と思っている人はもちろん、 大切な人へのプレゼントにも最適!

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  • 旅先のオバケ
    3.3
    「旅の多い人生だ。世界各国、日本各地。ホテルや旅館などの恵まれた寝場所だけでなく、原野やジャングルなどでも寝なければならない」(本文より)。真冬のロシアのホテルで遭遇した信じられないホラー体験、モンゴルのゲルにやってきた深夜の来訪者、ラオスでカビと虫の死骸に囲まれた一夜、一瞬で身体ごと蚊に包まれるツンドラのテント生活など、旅の達人・椎名誠がこれまでに泊ってきた「宿」を振り返り、驚き・発見・恐怖・感動のエピソードをまとめたエッセイ集。地球を股にかけた、オドロキのエピソードが満載!
  • 旅路 遠い空
    -
    若者がリュックひとつでユースホステルを泊まり歩くのが大流行した時代である。トシエは、幼なじみのチエミと北海道旅行をした。名所をすべて回る意気込みで計画立てたものの、チエミは恋人が恋しく、すぐに帰りたいという──若い頃の旅程を綴りながら、過去と現在を行き来しながらさまざまな思い出を汲みこんだエッセイ。市井に生きる女性の人生の足跡が、生き生きと描かれた一冊。
  • 旅路遙か<上>
    -
    1~2巻799円 (税込)
    生ある限り心は「青春」。父の早逝、愛娘の死、敗戦の記憶、学生時代の日々など、激動の時代を歩んできた男の、波乱万丈人生の総決算(上巻)。
  • 旅する温泉漫画 かけ湯くん
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『旅の手帖』で長期連載中の漫画「かけ湯くん」がオールカラーで一冊に。温泉を旅する猫のかけ湯くん。露天、混浴、秘湯、共同浴場、町歩き、名物、お土産と盛りだくさんで旅情たっぷり。
  • 旅する神々
    5.0
    五つの名を持つ大国主神の変幻自在な旅、浦島太郎のモデルとなった山幸彦の海神の宮訪問、吉備津神の温羅退治遠征、天照大御神の「永遠の宮所」を探し求める倭姫命の国覓ぎの旅、民俗行事にみえる仮面・仮装の神々の来訪――神は常在せず、古来、人びとの延長線上にあった。『古事記』をはじめ神話や行事に息づく奔放で多情多様な「旅する神」の姿に、日本独自の神々と人びとの関係をさぐり、原信仰を浮かび上がらせる。 「日本は、ついぞ宗教統制をさほどに大事とせず、多神教が共存を是としてきた。おもしろい、というしかない。そこでの神々も多様な性格があるが、それも絶対的ではない。時どきに変化もあり習合もあり、それがおもしろい。ということは、神々と人びとの自在な関係がおもしろい――」(「第一章」より) 序章 呼べば応える日本の神々 第一章 大国主神の旅 第二章 山幸彦の旅 第三章 吉備津彦の旅 第四章 倭姫命の旅 第五章 倭建命の旅 終章 招かれざる神々の来訪
  • 旅するカラス屋
    5.0
    ここに行けば、どんなカラスに会えるだろう──カラスの生態を専門とする動物行動学者・松原始先生は世界地図を見ながら日々考える。そんな松原先生がカラスを追いかけ、日本を、そして世界を旅した距離はゆうに五万㎞超。調査で奥秩父や屋久島を駆け回り、冬の知床では雪の原野に身を隠すため頭から白いテーブルクロスを被る。音楽の街ウィーンでもマレーシアのジャングルでも、とにかくここのカラスが見たい! と探し歩く。カラスとカラス屋、どちらの生態も興味深い「カラス旅」エッセイ!
  • 旅するこころ
    -
    いい旅をするための知識と心がまえを説く本。旅ブームの今日だが、軽薄な旅が多すぎる。旅の専門家である著者が、旅の思想、歴史、問題点などを豊富な事例で語り、次の旅への効用を大にしてくれる。――旅する人間の精神風土は、年々荒廃してきていないだろうか。例えば、自然に対する我々の感応の貧しさ。自然は旅における環境であり、旅先自体でもあるのだから、今こそ自然と人間のかかわりを見つめ直す好機である――との視点から、旅のさまざまな面を論じる「いい旅の仕方、考え方」。
  • 旅する舌ごころ:白洲次郎・正子、小林秀雄の思い出とともに巡る美食紀行
    4.0
    2018年は、白洲正子没後20年。本書は、白洲正子の孫である文筆家・白洲信哉氏による、旅と食のエッセイ集です。京都、鎌倉、北陸、英国、ヨーロッパなど、旅の地で出会った食の恵みを旅の思い出とともに紹介。父方の祖父母・白洲次郎と正子、母方の祖父・文芸評論家の小林秀雄とのとっておきのエピソードも数多く登場します。巻末には、便利なお取り寄せリスト付き。
  • 旅する桃源郷
    値引きあり
    5.0
    ラオスのルアンパバーン、パキスタンのフンザ、ウズベキスタンのサマルカンド、日本の多良間島、チベットのラサ、そして著者の故郷である長野県安曇野。自分にとってそれらの地がなぜ桃源郷なのか、自らの人生を重ねながら、その理由を紡いだ珠玉の紀行エッセイ集。 旅の桃源郷は人によって違うが、そこに至るプロセスは酷似している。それぞれの桃源郷をみつけてほしい――と著者は読者に問いかける。忘れかけていた旅の魅力と力を改めて思い起こさせてくれる一冊。
  • 旅する名前 : 私のハンメは海を渡ってやってきた
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雨宮処凛さん(作家)評 名前が変わるとは、いったいどういうことだろう。人から様々な名前で呼ばれるというのは、どんな気持ちだろう。逆にそのことは、自分自身の「核」を強く意識させることになるのではないだろうか。 彼女の名前は何度も変わる。本名、本名だけど読みが「日本式」、通名。しかしだからこそ、彼女は揺るぎない「自分」と対峙しているように見えるのだ。けっして肩ひじを張らない軽やかさで。「在日」として生きる一人の女性の幼い頃の記憶、家族、仕事、恋、結婚、子育て、そして自分との、歴史との真摯な対話。日常から綴られる、私たちのすぐ傍にある物語。

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  • 旅するにゃんこの12の物語 ハイジが伝えるネコと動物たちの会話
    -
    保護猫のだいちとふくの2匹は、旅をしながら、いろいろな動物に出会っていく。 旅のなかで出会った動物たちとの会話を、テレビで話題となった「動物と話せる女性」ハイジが読み解き、教えてくれます。笑いあり、涙ありの猫の旅路。 【目次】 はじめに Episode1 それぞれの出会い Episode2 自由なだいちの気ままな旅日記 Episode3 しっかり者ふくちゃんの心の旅 Episode4 終わらない大吉の物語 おわりに
  • 旅する町医者 蝙蝠のつぶやき篇
    -
    谷崎潤一郎原作の映画『細雪』三作を見比べた考察、初めて飼った猫に学んだこと、突如現れた幼児と出かけて翻弄された週末。西行の足跡を追って西へ……、歴史を探って旅すれば、われわれはどこから来たのかという問いに辿りつき、柳田國男の民俗学からアダム・スミスの経済理論まで、探究する旅は続く。少々回り道になっても、客観的に物事を見すえる努力を続けながらの旅は面白い。
  • 旅するように生きてみたら お金と時間から自由になる20の方法
    3.7
    「まさかこんな場所にたどり着くなんて、思ってもいなかった――」働く女性に向けて多くのアドバイスを発信してきた著者が、いろいろなものに縛られず自由に生きるためのコツを綴ったリアルエッセイ。 住まいを移しながら、たくさんの人に出会いながら、著者が見てきたものとは……? 自分を改めて見直した心を震わせる1年間の記録。自分を縛っているのは、自分自身の“こころ”なのだ。お金を稼ぐこと、一生懸命働くことが自由になる方法ではない。自由とは、なにかにとらわれず、生きたいように生きることだ。「私たちの人生は、奇跡的に与えられた自由時間、自分自身の幸せのために生きてみませんか」 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 旅と料理
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 台湾・中国・韓国・インド……、フィガロJPとフィガロ本誌連載で綴られた、料理家・細川亜衣の原点ともいえる、旅から生まれる料理のこと。レシピのない家庭料理や食堂の味を舌と記憶にとどめ、台所でよみがえらせる一皿に隠されたストーリー。料理とレシピ、そしてエッセイを美しい写真とともにまとめた1冊。
  • 旅に遊んで
    -
    「旅」のほか、家族のこと、幼き日の思い出、趣味の読書について言及し、未来に思いを馳せる。自由な形式で伸びやかに綴られた随筆書。 奈良井千軒と言われ、今日でも老若男女から多くの熱視線が注がれる人気スポットの奈良井。中山道六十九次の江戸側から三十四番目の宿場町を二十年ぶりにまた一人で訪れてみた。(本文より) 【目次】 第一章 旅 第二章 家族 第三章 あのころ 第四章 秘密の恋 第五章 読書 第六章 未来へ おわりに

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  • 旅日記 ヨーロッパ二人三脚
    4.0
    こうしてパリでぼんやりしている事の何とすばらしい事か──昭和33(1958)年、ヴェニス国際映画祭の後、名女優・高峰秀子は夫とともに7か月間、ヨーロッパを巡り歩く。パリ、ボン、マドリード、ローマ……、誰にも気兼ねせずに腕を組み、蚤の市を訪ね、人々と語り、おいしいものを楽しむ。死後に見つかった、最も幸せだった旅のすべて。秘蔵の写真を加えて文庫化。
  • 旅に出たナツメヤシ (角川ebook)
    -
    アメリカ人と付き合っているはずだった。結婚してみて大変さが身にしみた。義父はバグダッドでアメリカンスクールに通ったのち、祖国を追われ難民となったユダヤ人。義母はユタ州のモルモン教徒。フランスに留学していたクリスチャンの著者は、結婚を機に、「スイス在住」「クリスマスはイスラエル」「息子はインター」「娘はリセ」「墓参は多磨墓地」と、ごちゃまぜの人生を生きることに。フランスのクロワッサン、旧フランス領ベトナムのフォー、トルコショップの枇杷、イスラエルのファラフェル、東京の蕎麦、ユダヤ系イラク人に伝わる「タビット」、魔法のスパイス「バハラット」。世界各地の香り高い料理の数々にまつわる記憶を描いたエッセイ集。 ※本書は、2017年4月27日に配信を開始した単行本「旅に出たナツメヤシ」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 旅に出る理由
    4.0
    「孤独に向かう旅」「道標に出会う旅」「情に触れる旅」――あなたは、いつ心の旅に出ますか? 出発準備の心構えや時差ボケの対処法など、旅に出る前のこと・旅で記憶したこと・旅から帰って考えたことを綴った、直木賞作家による旅にまつわる至高のエッセイ。
  • 旅の遠近
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エルメス、ライカ、シトロエン……旅が生み、鍛えあげてきた一流のモノたち。その誕生から世界への飛翔を、リズミカルな文と貴重な図版で立体化する「旅するモノたちの物語」。意外なエピソードが、時空を超えて旅の魅惑を刺激する。

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  • 旅のかたち 彩りの日本巡礼
    -
    旅も人生も、演出家は自分。 色鮮やかに描かれた旅の記録をまとめた本格的エッセイ。 百名山制覇、通算300回の屋久島山行――。 全国各地の山々や名所を旅する中で見えたものは、 我が国の風土の美しさと人生を輝かせる教訓だった。

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  • 旅のち、チャイ
    4.3
    ◆チャイと焼き菓子のレシピ&旅ノート 長野の人気チャイ店「mimiLotus(ミミロータス)」店主・吉池浩美さんの初の著書! 紅茶とスパイス、牛乳を煮出し、たっぷりの砂糖を加えるインド式ミルクティー「チャイ」。今では世界中で親しまれています。 ネパールやインドに行き、現地の人にチャイをふるまう旅をして、そこからたくさんのアレンジチャイを生み出してきた吉池さん。ミミロータスとっておきのチャイや焼き菓子のレシピを、旅のエッセイと共にお届けします。 旅気分を味わったり、チャイやお菓子を作ったり、お気に入りのチャイを見つけてみたり――多彩な楽しみ方ができる一冊です。

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  • 旅の途中 ジャーナリストとしての私をつくった39人との出会い
    4.7
    2008年逝去した著者の半自伝的書籍が待望の文庫化。巡りあった人々を描きながら、自分のジャーナリストとしての軌跡をつづる。そのジャーナリストとしてのあり方、考え方は、日本が混迷している今こそ、一層心に響く。

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  • 旅の窓
    3.8
    「旅を続けていると、ぼんやり眼をやった風景のさらに向こうに、不意に私たちの内部の風景が見えてくることがある」。マラケシュのホテルで見た「待つ女」、ローマで旅愁を覚えた終着駅、カトマンズで胸をしめつけられた裸電球――。旅先で撮った八十一枚の写真から、人生の機微を描いた物語が立ち上がる。沢木耕太郎「もうひとつの旅の本」。
  • 旅の窓からでっかい空をながめる
    3.5
    世界に向かって窓は開け放たれている。そこから吹き込む一陣の爽やかな風は、彼の地の景色を立ち上がらせ、旅情を誘う。ラオスやミャンマーのアジアの窓からは沸き立つ活気が。ロシアや北極の北の窓からは人間の営みが。アマゾンやニューギニアの南の窓からは生命の息吹が――。49枚の写真と情味あふれる解説文の二重奏が地球を鮮やかに彩っていく。国内外をくまなく旅したシーナによる、心躍る極上フォトエッセイ!

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