夏目房之介の作品一覧
「夏目房之介」の「別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎」「人生の達人(小学館文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「夏目房之介」の「別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎」「人生の達人(小学館文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
夏目房之介が日本におけるマンガ評論が立ち上がりつつあった60年代から70年代を「ガロ」と「COM」を中心に当時における「マンガを語る」ことについて回想する読み物。漫画の歴史についての本は多いが、漫画評論史というのはちょっと珍しいかも。2000年代以降のマンガ評論的な視座も踏まえ、当時の漫画評論の問題点や課題も踏まえた内容で、当事者としての単なる昔話で終わっていないところが良い。もともとがWEBで連載していたコラムだったこともあり語り口も夏目房之介らしい柔らかさでサクサク読める。
文中で村上知彦が使った「僕ら」という語への違和感を述べているにも関わらず、本書の書名が「僕らはマンガを言葉にしたか
Posted by ブクログ
キャラの内面描写を可能にした描線や、その感情や行動を一瞬にしてわからせるマンガ記号、コマの分節による時間の流れなど、今日のマンガ表現の基本を作った手塚治虫。作品論や作家論ではなく、「マンガの描かれ方」という表現論で評しているのがミソ。自分で模写をする著者だからこそできる解析だと思う。常にマンガ界の一線での表現者でありたい、という思いから手塚は自分で生みだした制度を、他で起こった新しい流行を取り入れるために壊しては再構築を試みる。手塚が自らの表現方法を求め、何を取り入れてゆき、何を取り込めなかったのか、白土三平、梶原一騎、水木しげる、大友克洋など、その時代その時代での手塚のライバル作家たちの作品