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Posted by ブクログ
数年前にひとまわり上の旦那さんと結婚しました。見た目も若々しく私が誕生日を迎えるたび、実年齢差は変わらないのに見た目がどんどん追いついてしまっているようで、怖くなります。
優しくいつも私を大切にしてくれる旦那さんが、私が急に死んで、もし、1人になったら。
同じようになるのだと思ったら、絶対に私が後から逝くべきだと感じました。
年老いてもあの世で旦那さんを見つける自信がある、と。
わたしがちゃんと最後まで看取って、送ってあげようと。
おはよう、おやすみ、ありがとう、ごめんね、愛してる。
これは居なくなった時に、言えばよかった、居なくなっても言いたかった、言いたい、と思う言葉だと思うので、日頃から口に出してるけど、名前をたくさん呼んでたくさん伝えて、伝えてもらって、同じものを見て感想を共有します。
そういうことに気づかされて、涙が出た一冊でした。
Posted by ブクログ
城山さんの作品は魅力的なタイトルが多い。『男子の本懐』、『雄気堂々』、『粗にして野だが卑ではない』、『少しだけ、無理をして生きる』など。本書もそう。
また、城山さんの作品は高確率で感涙する。本書の存在はかなり前から知っていたが、内容が想像でき、なんとなく避けてきた。
思い切って読んでみると、案の定、泣けた。笑いもした。最愛の妻、容子さんとの運命的な出会い、ペンネーム「城山三郎」の由来、取材旅行での思い出の数々。二編の詩、闘病中のお二人。
「ふと、容子に話しかけようとして、われに返り、「そうか、もう君はいないのか」と、なおも容子に話しかけようとする(p134)」
想像以上の感動。寂寥感。巻末の次女、紀子さんの「父が遺してくれたもの」と児玉清さんの解説も良かった。
最後に、オレより長生きしてね、かみさん…。
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