小説 - 双葉社 - 癒やされる作品一覧

  • 沖縄のことを聞かせてください
    4.2
    1巻2,420円 (税込)
    この島で流れた涙と、この先も流れる歌のために。  「島唄」の三十年、沖縄を生きる十人との対話。  「ヤマトの人間がこの曲を発表していいのだろうか?」  音楽家・宮沢和史が沖縄戦の生存者から聞いた話に衝撃を受け、迷いながらも制作・発表した「島唄」。空前のヒットとなったこの歌は、沖縄の景色と宮沢自身の運命を大きく変えていくことになった。 それから30年、「自分はどんな顔をしてこの歌を歌い、沖縄を語っているのだろう」―― その葛藤を抱えながらも沖縄の島々のことを真摯に学び関わり続けた歳月と、音楽家として計り知れない影響を受けたその歴史や文化への思いを今こそ綴る。 また、「自分の目からは見えない沖縄の姿について話を聞き、沖縄のこれまでとこれからを考えたい」と、20代〜90代まで、それぞれの場所で「沖縄」を生きる10人との対談を収録。 日本“復帰"から50年という節目に「沖縄を語る、この先の言葉」を探す、宮沢と沖縄の対話の書。  1 本人エッセイ(紙書籍版での分量:約150ページ) 沖縄でのシングル発売で火がつき、全国的な大ヒットとなる一方で批判も浴びた代表曲「島唄」から30年。ヤマトの音楽家として沖縄と関わり続ける歳月の中で考えてきたこと、ヤマトと沖縄の近現代を通じて変わらぬ非対称性な関係性に対する思い、沖縄の歴史や芸能文化への尽きせぬ愛情を語った、全10章のエッセイ。  2 対談パート(紙書籍版での分量:約300ページ強) 「自分から見た沖縄の姿を発信するのではなく、さまざまな形で『沖縄』を生きる人々との対談を通して、自分の知らなかった彼らの個人史や、沖縄の歴史の中における思いを知りたい」と、沖縄で生まれ沖縄で活動する人、現在は沖縄を離れた人、生まれ育ってはいないが自らの沖縄ルーツを深く考える人など、20代から90代までの10人と対談。  [対談] ※取材順 具志堅用高(元ボクシング世界王者) 「沖縄人お断り」の時代を生きた人たちのために  山城知佳子(現代美術家) 経験し得ない記憶、語られなかった声を聴く  大工哲弘(八重山民謡歌手) 沖縄の“来たるべき言葉"はどこにあるのか  又吉直樹(お笑い芸人、作家) 記憶と生活に流れ込み、歴史と接続する「沖縄」  中江裕司(映画監督) 野田隆司(桜坂劇場プロデューサー) 「土地から生えている文化」とどう向き合うか  島袋淑子(元ひめゆり学徒隊員・ひめゆり平和祈念資料館前館長) 普天間朝佳(ひめゆり平和祈念資料館館長) 戦争の記憶と何度でも「出会い直す」場所として  平田大一(演出家) 「斜めの景色」を提示し、土地の尊厳を取り戻す  西由良(「あなたの沖縄 コラムプロジェクト」主宰) 個人史が出会うところにある「対話の可能性」を信じて  表紙写真:野村恵子  歴史・文化記述監修:前田勇樹、濱地龍磨、栫大也、古波藏契、秋山道宏  ブックデザイン:加藤賢策、守谷めぐみ(LABORATORIES) 
  • つくみの記憶
    3.5
    1巻2,090円 (税込)
    31歳の松谷遼平は会社の懇親会で8歳下のアルバイト・隠善つくみと初めてまともに話すと、奇妙な感覚に襲われる。……この人は俺に会いに来たんじゃないか? 遼平は幼少期、生死の境を彷徨ったことがある。その記憶とつくみとが不思議と繫がってくる。遼平がつくみと結婚すると、別れた恋人の友莉が失踪してしまう。その捜索によって知った関係者の出自や記憶が大分のある地域に奇妙に収斂し、人間関係が因縁めいた連環の形となっていく。やるせなさ、ずるさ、だらしなさが随所に描かれながら、どこまでも澄んだ読み心地がする物語。
  • 奇蹟のピアニスト フジコ・ヘミングのことば エンジェルはそばにいる
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    2024年4月21日にピアニストのフジコ・ヘミングさんが永眠されました。幼い頃から才能を発揮し、高く評価されていたにもかかわらず、不遇の時代をすごしてきた天才ピアニスト。 激動の時代を乗り越え、ピアノとともに壮絶な人生を歩んできたフジコさん。彼女が語った多くの言葉はたくさんの人の気持ちを楽にさせ、励ます、優しくて強いメッセージばかりです。 本書では、写真とともにフジコ・ヘミングさんを振り返り、彼女の残した言葉に焦点をあてました。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 「ウルトラセブン」の帰還
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    放送開始50年! かくてヒーローは去った。新事実多数の決定的ドキュメンタリー。圧倒的分析力で「そのとき何があったのか」を再構築する迫真のドキュメント。新発見の資料を総合することから見えてくる“歴史的事実”…。著者にしか書けない驚異の一冊。「ウルトラマン」から半年を経た1967年10月1日、待望の「ウルトラセブン」がテレビに姿を現した。子供達は大喝采で迎え、金城哲夫をはじめとする若きスタッフも自信満々であった。しかし、ある人物が作品の先行きに危惧を抱いていた…。前作2冊でファンの度肝を抜いた著者が、ついにシリーズ最高の人気作に挑む第3弾。豊富な一次資料を駆使し、あくまで同時代の視点で、制作過程を再構築する。かくて「ウルトラセブン」は朝焼けの空へ飛び去った……!
  • 奇蹟のピアニスト 人生哲学 やがて鐘は鳴る
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    奇蹟のピアニスト、フジコ・ヘミング。幼い頃から才能を発揮し、高く評価されていたにもかかわらず、不遇の時代をすごしてきた天才ピアニスト。1969年、リサイタル直前に風邪で聴力を失い、やむなくすべてのコンサートをキャンセル。その後、耳の治療に専念する傍ら、ピアノ教師として生計を立て、演奏活動を行ってきた。1999年、そんなフジコを取り上げた『フジコ~あるピアニストの軌跡~』(NHK)が放送されたことがきっかけでブレイク。多くの苦難を乗り越えたフジコの演奏は視聴者の魂を揺さぶり、大反響を巻き起こした。ピアノと共に壮絶な人生を歩んできたフジコ。本書では「うまくいかないほうが当たり前」「じぶんらしく生きる」という、偉才ならではの人生観や死生観、生活観に迫った気持ちが軽くなるエッセイです。フジコに密着し続けてきた写真家・中嶌英雄氏の貴重写真も多数掲載。
  • 世界の涯てを生きるあなたへ 寺山修司詩集
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    寺山修司生誕90周年記念となる、新たな詩集が誕生。 この世界をどう感じ、どう愛せばいいのか。そんな問いに答える、魅惑の言葉たち。  迷いの連続である人生を歩むために、詩が必要だった。 『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』など数多くの話題作を世に送り出してきたアニメーション監督・幾原邦彦は「寺山修司の言葉は、僕の地図だった」と語る。そんな幾原邦彦が案内人となり、人生という旅に寄り添うテーマごとに詩を選び、読者へのメッセージを書き下ろした寺山修司詩集。
  • 宙い夢に棲む
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    老齢の両親の介護をきっかけに微妙になっていた夫婦の関係を修復しようとしていた絵里だったが、話し合いの場で夫の伸朗から突如、「ほかに好きな人ができた。別れたい」といわれてしまう。子宝には恵まれなかったものの仲良く暮らしていたと思っていた絵理はショックを受けるが、実は伸朗には妻にも言えないある秘密を抱えていた。傷ついた女性が「奇妙な同居生活」を通して再生し、そして自立していく姿を描く長編小説。
  • しふく弁当ききみみ堂
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    鳴神冴良が営むお弁当店「ききみみ堂」には、特別な「しふく弁当」がある。依頼主の事情や想いを仕立てた、心を届けるお弁当だ。「育休明けの仕事と家庭の両立に悩む同僚へ、そっと応援する味を」「新しい生活になじめずひとり落ち込む大学生に、元気をくれる一品を」「亀裂の入った親子の仲を修復するお弁当を」。冴良が作るやさしい味わいが心に染みわたり、食べる人の背中をそっと押す。ひと口食べれば、心がほどける。 あなたの想いを、お弁当に詰めて届けます 。小さな包みに込められた、あたたかな絆の物語。
  • いつか会ったあなたと、きっと出会う君に
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    目が覚めると、隣で寝ている彼女が子どもの姿になっていた。お互いのふるさとを巡る旅をしている最中に起きた衝撃的な出来事に驚く大学生の晴文に、子どもになった彼女・雛子は旅を続けたいと告げる。言われるままに旅を続ける中、晴文はやがて自らの閉ざされた過去が眠る島に辿り着く。一方、雛子が子どもになったのは、生まれ持った特異な能力のためであり、彼女もまた大きな使命と目的をもってこの旅に臨んでいた――。時を超えて愛する人へ想いを繋ぐ、感動のファンタジー!
  • 繭の中の街
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    歴史の中で多くの出会いを見届けてきた神戸の街を舞台に、様々な形の出会いと別れを描く傑作短編集。ある時は運命的な男女の出会いを、ある時は破滅的でさえある恋を、またある時はパラレルに存在する神戸での不思議な邂逅を描く。読後感も、時にはジャンルさえも全く異なる独立した物語である一方で、それらは確かな繋がりを持ち、それぞれに響き合って作品世界を美しく彩る。読み終わった後、必ず誰かと語り合い、分かち合いたくなるような魅力に溢れた1冊。 『エデンの102号室』 大学受験に失敗し、モラトリアムに生きる布珠は、異人坂でどこか浮世離れした男性、シンと出会う。博識な彼に日に日に惹かれていく布珠は、ある日、シンの部屋で書きかけの神話を見つける。 『let’s get lost』 目まぐるしく変わっていく、どこかで見たような視界。あるいはどこかで聴いたような世界。そのなかでかつてあった大切な存在について想いを馳せる、一人の男性の物語。 『つめたいふともも』 就活に苦戦する大学生の明彦は、兄の知り合いである美羽という女性と偶然知り合う。磊落な美羽に心の癒しを得る明彦だが、やがて彼女に隠された重大な秘密を知ることになる。 『赤い恐竜と白いアトリエ』 ガントリークレーンの操縦士である左巴は、刹那的で衝動的な生き方をしている。そして、彼女の働く会社の傍のコンテナには、ただ白い絵を描き続ける一人の画家が棲んでいた。 『秋の午後、神様と』 九歳の「わたし」は、さびれた神社で覇気のない神様と出会う。 『プロフィール』 かつて地上に棲む人間と分かたれた、翼を持つ一つ目の種族が存在する世界で、港湾労働者として苦役する足守大地は彼のプロフィールに興味を持った一人の≪一つ目≫と邂逅する。 『待ち合わせの五分前(おわりとはじまりの詩)』 初めて出会う相手との待ち合わせに向かう五分前を、街が見守っている。
  • 「ウルトラマン」の飛翔
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    ●放送開始50年! 今こそ歴史的事実に迫る。 ●驚きをもたらす決定的ドキュメンタリー。 ●かつてない綿密な考証で定説に挑む!! 「こういうことだったのか…!!」証言と各種資料を丁寧に照合し、ヒーロー誕生の軌跡を再現する。 戦後日本最大のヒーロー「ウルトラマン」は、ちょうど50年前、 1966年7月17日放送の第1話「ウルトラ作戦第一号」でブラウン管にその姿を現した。 銀色に輝く巨大宇宙人という前代未聞のアイディアにたどり着くまで、 金城哲夫をはじめスタッフは文字通り産みの苦しみを味わった。 そして誕生したヒーローの物語は、才能溢れる若者達の情熱によって、驚くべき発展を遂げていく。 各メディアで絶賛された『「ウルトラQ」の誕生』の著者が、 いよいよ本丸「ウルトラマン」誕生の軌跡を追うドキュメンタリー第2弾。 証言と史料をつきあわせ、かつてなく丁寧に、限界まで歴史的事実に迫る。 こうしてウルトラマンは飛び立った。 【伝説から歴史へ。】 ・TBS版「WoO」とは何か? ・第1話誕生までの遠い道のり ・作家・金城哲夫の目覚め ・39話で終了したのはなぜか?
  • ふつうにふつうのふりしたあとで、「普通」をめぐる35の対話
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    「cakes」の人気連載「ハッピーエンドに殺されない」を書籍化!『付き合ったら恋愛がわかるかも感』『男だけど男社会がしんどい』など、世間から求められる“ふつう”を問う人生相談35本と、書き下ろし2万字+特選ブックガイドを収録。時代を象徴する悩みを一緒に考えていく、今よりもっと自由に生きるための現代サバイブ本。
  • あとはおいしいご飯があれば
    3.9
    1巻1,815円 (税込)
    子どもの寝かしつけの最後の日、深夜にこっそり口にした大人たちの秘密の夜食。高校時代にたった一日だけお昼を一緒に食べた、風変わりな友達がわけてくれたお出汁。結婚前にやっと母に感謝を伝えられた日、伝授された炊き込みご飯。夫の昔の恋人を想像しながら一人で啜る、夜のラーメン。なんでもない日常の中で浮かび上がる、色鮮やかなショートストーリー13話+作中に登場する料理の作り方を収録した、心温まるレシピ物語集。 レシピ監修:杉本史織
  • アロハで酒場へ なぎら式70歳から始める「年不相応」生活のススメ
    3.0
    1巻1,815円 (税込)
    酒場の話を書かせたら天下一品。カメラに自転車、絵画と多芸多趣味で人生を楽しみ尽くしている「あこがれのオヤジ」。古稀を迎えますます融通無碍に生きる達人の「頑張りすぎないけど、枯れもしない」生き方指南。なぜ、こんな「こ隠居」の境地に至ったのか人生を振り返りつつ、「これから先」を楽しく生きるヒントを紹介。
  • おおぎりぼっち 大喜利百題百答
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    芥川賞作家でお笑い芸人の「ピース・又吉直樹」も推薦、「赤嶺総理は、面白い言葉を生み続けている。日常を掘り下げ、世界を拡張し、純性の愚かさで笑わせる。大喜利界、異端の旗手だと思う。 」ーーー。大喜利最強芸人の頭の中が丸分かり。「こんな学校はイヤだ」をテーマに赤嶺総理自身がお題をアレンジ。「こんな〝少年漫画みたいな〟学校はイヤだ」のような自作アレンジお題が100題ズラリと並ぶ、。そのお題にストイックに打ち返していく姿は、まさに大喜利100本ノック。R藤本、ザ・ギース高佐との共作のお題・回答も収録。読むだけで少し大喜利が得意になった気になれる至極の一冊。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • リクと暮らせば レンタル番犬物語
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    シェパードやドーベルマンなど、訓練を受けた優秀な番犬を自宅に迎えられる「レンタル番犬サービス」。番犬たちの散歩や健康管理は、「スマイルペットサービス・マキタ」の優秀なスタッフにすべておまかせ。利用者は手間なく、日々の安全と癒しを手にすることができる。ただし、月額十万円。高齢のひとり暮らしや女性ばかりのシェアハウスなど、さまざまな事情を抱えた人々に、番犬たちは静かに寄り添い、家を守る。心強い存在によって、利用者たちの毎日が鮮やかに彩られていく――。犬と人との幸せな絆の物語。
  • いろいろやりましたが、全力だすと壊れます。
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    自身のSNSに毎日5~6件の相談が寄せられるみやぞん。些細な事情や思いがけない難問に対して、シンプルな答えを導き、その内容が反響を呼んでいる。人気バラエティ番組で過酷なロケを体験し、24時間マラソンを走ったり、挑戦し続ける男の超越したプラス思考とは――。SNSに実際に寄せられたお悩み相談に対するみやぞんの名(迷)回答。やさしい言葉に癒されること必至です。
  • 定食屋「雑」
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女〝ぞうさん〟がいた。沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり——。個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。
  • 予感(ある日、どこかのだれかから電話が)
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ●ストーリーA:「ねえ。嫌な予感がするの」少女はそう言って電話をかける。やがて、その相手と思しき女性が襲われる。●ストーリーB:「先生の新作小説、あれは先生が実際に関与した事件がもとになってるんですよね」男は作家に電話をかける。やがて、作家に男から原稿が届く。●ストーリーC:「いやな予感がするんです」男は老女に話しかける。それは、完全犯罪の始まりを告げる一言だった……。■A・B・C。3つの物語が交差するとき、思わぬ事件の真相が立ち上がる。仕掛けに満ちた長編ミステリ。
  • 湯あがりみたいに、ホッとして
    3.5
    1巻1,705円 (税込)
    設計事務所から転職し、「番頭兼イラストレーター」として活躍した銭湯を退職、画家として独立した著者。100℃のサウナと0℃の水風呂を往復するように波瀾万丈な人生ではあるけれど、銭湯やサウナ、それを愛する人々に助けられたり、笑わされたりして、少しずつ自分らしくいられる場所を作っていく。銭湯の番頭業務の裏側や『銭湯図解』制作秘話、フィンランドサウナ旅など、濃厚エピソード満載! 読むとホッとして、ちょっとだけ前に進む気持ちになれる――。『銭湯図解』で話題沸騰の著者による、笑いあり涙ありのエッセイ集。
  • ひとっこひとり
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    私たちが日常で交わす何気ない言葉、「大丈夫」「ごめん」「もういいよ」「なんで?」「ありがとうね」などのひとことをテーマに綴った短編を収録。孤独や寂しさを抱える現代人の心を掬い取りながら、ラストにはほのかな希望をそっと提示してくれる物語。歌人としても活躍する著者の、言葉のセンスがきらめく12編。装画を手がけた人気イラストレーター、三好愛氏の挿絵が彩りを添える。
  • 「美しい」のものさし
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    「彼女が書いたコスメは必ず売れる」と、女性誌編集者から絶大な人気を誇るビューティライター兼「OSAJI」メイクアップコレクションディレクターの、AYANAさん初エッセイ。独自の視点で、様々な「美しさ」について、「人」「外見」「趣味」「時間」「コンプレックス」の5章で綴ります。コラムでは人生を変えたスキンケア、メイクアイテム、漫画、レシピ本も紹介。
  • 駆け込み寺の庵主さん 心のモヤモヤ「供養」します
    3.3
    1巻1,595円 (税込)
    姫路の地で300余年続く尼僧庵・不徹寺。現住職の松山照紀さんは「駆け込み寺の庵主さん」として迷える女性たちを受け入れ、体を張って守ってきた。2匹の寺猫ともども傷ついた女性を癒やす庵主さんだが、その半生は激動の連続。学生結婚、シングルマザー、大病を経て看護師となった庵主さんは、なぜ不徹寺へと導かれたのか? そして不倫の恋やパートナーへのモヤモヤ、大切な人との別れなど、しんどい思いをどうとらえればラクに生きられるのか? 実体験に基づく禅の教えに、心がスッと晴れる「読む駆け込み寺」。
  • センスにたよらない 感じて、考えるインテリア
    4.5
    1巻1,584円 (税込)
    登録者数10万人突破! YouTube急上昇入りチャンネル「クリエイティブの裏側」待望の書籍化。そもそも、センスはいりません。広さ、色、光、素材。あなたが住みたいおしゃれな部屋をイメージして、4つの基本にそって考えながら部屋作りを進めます。ニュアンスではなく、すぐ実践に移せるよう的確にアドバイスします。参考動画にアクセスできるリンクも掲載。よりよい生活はインテリアから。あなたの生活が少しずつ変わります。
  • パパが貴族 僕ともーちゃんのヒミツの日々
    3.5
    1巻1,540円 (税込)
    漫才コンビ、髭男爵の山田ルイ53世。漫才師、「ルネッサーンス!」の人、一発屋芸人、エッセイスト、貴族──様々な顔を持つ男。だがそんな彼も家に帰りシルクハットを脱げば、愛する娘を持つ一人のパパだった。芸人と気づかれないように、でも、娘のボケにはきっちりツッコむ。芸人と父親の狭間で揺れ動く、一人のパパの愛すべき日常。
  • ハイサイ! 沖縄言葉
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    「ちゅらさん」のヒットで話題になった沖縄弁。話すだけでリラックスできそうな魅力的な方言です。面白半分で沖縄弁をしゃべりたい内地の人も、ウチナーグチを知らない沖縄の若人もお気軽に楽しめる南国本。  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。  ※2025年3月下旬の復刻重版を機に、電子書籍版も制作・配信する事となりました。「ウチナーヤマトグチ」を集めたロングセラー作品である本書を、是非お楽しみ下さい。
  • たべっ子どうぶつ占いBOOK
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    2023年45周年を迎える、ロングセラーのビスケットお菓子「たべっ子どうぶつ」の占い本が登場! 人気キャラクター12種のどうぶつたちから自分のキャラクターを見つけよう。気になる相性占いやラッキーアイテムも。監修は多数の媒体で占いコンテンツに携わる青木良文さん。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • パブリック・ブラザース
    3.4
    1巻1,320円 (税込)
    これまでの自分を変えたい。そう願う二十歳の智は、夏休みに海外へのひとり旅を計画する。だが旅行会社に騙され旅行は中止。仕方なく地元で過ごす智に中学時代の友人から連絡がある。「おれを赦してほしい」 ――“あの頃”の郷愁と“これから”の希望を描く青春小説。
  • ASKA 書きおろし詩集
    5.0
    1巻1,232円 (税込)
    「SAY YES」「YAH YAH YAH」「はじまりはいつも雨」など、数多くの名曲を生み出してきたASKAが綴る「散文歌」。書きおろしの詩55篇で、希代のアーティストの真髄に触れることができる一冊。濃密な郷愁、創作の秘密、燃えたぎる苦悩、音楽の未来。一片の言葉から広がる世界には、読む人のすべてを変える力が宿っている。
  • 俳句でつくる小説工房
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    世界一短い詩のかたち・俳句と、世界一短い小説のかたち・ショートショートが、世界初のコラボレーション! 読者から寄せられた3000を超える句を俳人の堀本裕樹氏が選句し、選評を加えた上でショートショート作家の田丸雅智氏が小説化。WEB上で読者と言葉のプロが一緒になって物語を生み出した文芸史上最先端の試みを一冊に!
  • 世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカ 日本人へ贈る言葉
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    2015年7月に発売し、ベストセラーとなった『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』に続く第2弾。今や、その生き方や言葉は人類の財産になろうとしているウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏。2016年春、日本を訪れたムヒカ氏は日本でもさらに注目されましたが、本書は、ウルグアイでのムヒカ氏本人への単独取材も含め、現在の日本人の心に響く名言を集めたものです。
  • 沖縄オバァ烈伝
    5.0
    沖縄戦を生き抜き、老いてなお現役で働く沖縄のおばあちゃんたち。彼女たちのパワフルな日常生活とそのすばらしき人生哲学を生き生きと描いたルポエッセイ。出版されて以来沖縄でロングセラーとなり、日本中に「沖縄オバァ」の存在を知らしめた話題作。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 青い孤島
    3.9
    俺は小さな広告会社で「無能」といわれて働く小島佑。この名前のせいで僻地の小島へと島流しにされてしまったんだ。しかも「島を活性化させるアイデアが出るまで戻るな」と社長に意地悪されてしまう。辿り着いた小鬼ヶ島では、島の住人がなぜか東西で対立していて空気は険悪。同調圧力って怖いなぁって思っていたら、たまたま同じ船で来島した絶世の美女・るいるいさんのブッ飛んだアイデアに巻き込まれて、まさかのリアル・ロールプレイング・ゲームが始まる。俺も島もヤバいことになってきたぞ~!
  • はにわラソン いっちょマラソンで町おこしや!
    4.3
    新市長の無茶ぶりで古墳の町が大荒れ!? 一触即発のマラソン狂騒曲! フルマラソンの大会起ち上げって、めっちゃ大変! 「二億円ですって!?」  ――調達目標額に驚くメンバー 「マラソンにはビタ一文出す気はない」  ――地元中小企業 「往復コースにできませんかね?」  ――県警交通部 「通行止めって、お前ら何様やねん?」  ――ラーメン店の店主 「そこを何とかすんのが、君の役目やろ?」  ――無茶ぶり新市長 マラソン大会の開催を目指して裏方たちが大奮闘! 埴輪もビックリ!? ドタバタお仕事エンターテインメント! 「フルマラソンの大会をやりたいんや。倉内くん、やってくれるか?」“古墳の町”土師市の新市長からいきなり無茶ぶりされた市役所職員の倉内拓也。前職でマラソン大会の運営に携わっていた拓也は役所の内外に声をかけて即席の準備チームを立ち上げるが、拓也以外のメンバーは未経験者ばかり。難航するコース設定、資金不足、警察との折衝、大荒れの住民説明会など、膨大な仕事量と次々に発生する問題を乗り越え、拓也たちは無事大会開催にこぎつけられるのか!? 書き下ろし長編、ドタバタ青春お仕事小説!
  • 死神を祀る
    3.8
    1巻880円 (税込)
    東北の寂れた街に一ヶ月間欠かさず、お菓子を供えてお詣りすると、30日目の夜、この世のものとは思えない快楽のなかで死を迎えることができる神社があるという。それを体験した男の日記がネットで拡散し、その神社は話題に。街には死を願う人たちが集まり、活気を取り戻すが……。「死神によって蘇った街」を舞台にした連作短編集。(解説/友井羊)
  • 読むこと考えること
    3.0
    養老孟司が折々に書き綴った思索の数々を九つのテーマへと編み分け。「読むこと」と「考えること」を往還しながら、物語に遊び、世相を眺め、虫に逃げられ、言葉に驚く──。解剖学者のユーモアと明晰な論理のメスが、物語のむこうに見える社会を鮮やかに切り開く。読むほどに、世界が前より少しだけややこしく、そして面白くなる一冊。
  • 時帰りの神様
    3.9
    うちの神様に選ばれた方ですね。はい、境内の竹林を抜けると行きたい過去に戻れます。その前に休憩処でお抹茶を一服いかがですか?――ここはイケメン神主・若宮雅臣と美人巫女・汀子の兄妹が切り盛りしている北鎌倉の一条神社。残念ながら人気はなく、台所事情は厳しいけど実は時帰りの神様が鎮座まします知られざる超パワースポット。タイムリープ後はすべてあなた次第、さて「2回目のあの日」で何をしますか? 帰ってみて結局心が揺れまくる「やり直しチャレンジ」物語5編。あなた様にも時の御利益がありますように。
  • 共謀小説家
    4.0
    「女が書いたものなんざ」――日本の文壇にまだ女性の書き手が少なかった明治時代。小説家になることを夢見る十七歳の宮島冬子は、当代一の文学者・尾形柳後雄のもとで女中をしながら執筆に励んでいた。同じ志を持つ男弟子たちが次々と世に出ていく一方、冬子は家事に追われてなかなか筆が進まない。焦りを感じる冬子はある日、尾形からおぞましい誘いを受けて……。女性の直面する社会的な困難を克明に描き、己の道を歩き続ける強さに胸を打たれる。現代を生きる私達に寄り添う、勇気と希望の湧き立つ傑作長編。
  • 感染シンドローム
    3.5
    1巻847円 (税込)
    タジキスタンで原因不明の感染症が発生した。フリージャーナリストの御堂万里菜は年下のAD小島と共に現地取材に出発するが、乗り換え地のモスクワで小島がウイルス感染の症状をみせて突然死する。特効薬のないウイルスが全世界で猛威を振るう中、ひとりの女性ジャーナリストが真実を追う! ※この作品は2016年4月に新潮社より刊行された単行本『シスト』に加筆訂正を加え、改題して双葉社より文庫化したものです。
  • 旅立つ君におくる物語
    4.6
    老人ホームで介護士として働く稲夏陽。理想を抱いて就いたはずの介護職だったが、勤務十年目にして、現実とのギャップに心が折れそうになっていた。そんなとき、元担当入居者からの手紙をきっかけに、終末医療や看取りの介護を受けざるを得なくなった患者たちの最期の願いを叶える特殊リゾート施設「楽園クロッシング」に転職することに。夏陽は理想の「看送り」を探して成長しながら、介護士としての自分を取り戻していく。自分らしく生きて、死ぬこととは――。心を揺さぶる感動のヒューマンドラマ!
  • 言葉は君を傷つけない
    4.0
    人のいちばん言われたくないことが分かる、内向的で人付き合いが苦手な弟と、人のいちばん言われたいことが分かる、社交的で明るい兄。まるで正反対の性質と特殊な能力を持つ兄弟は、身近な人物の間で起きるトラブルに潜む謎を、能力を使って解き明かしていく。言葉は時に刃となって心を傷つけるが、一方で、活力となって人を救うこともできる。言葉の持つ力を全く新しい形で描き出す、特殊能力兄弟バディミステリー!
  • 家族のかたち
    4.3
    1巻825円 (税込)
    家族とは、自然に「ある」ものではなく、「なる」ものではないか。人間の一人一人が持つ希望や悩み。そこには、家族の数だけドラマがあり、笑いもあれば涙もある――。一貫して「家族」のあり方を描いてきた著者の作品から、選び抜かれた7編を収録。ときに切なく、ときにあたたかく。多くの読者の涙を誘った「家族」シリーズのベスト版。
  • LO 警察庁ローンオフェンダー対策室
    4.0
    LO=ローンオフェンダーとは組織に属さない単独の攻撃者のこと。SNSや爆発物原料などLOの前兆情報を収集し、事件発生を未然に防ぐ――対策室設置を警察庁に提案した三〇歳の警視、天童怜央は自ら初代室長になった。平成初期から凶悪犯罪を教唆し続けてきた伝説の存在「アジ子」との拘置所でのやり取りも参考に、クセの強いメンバーの力を捜査に結集させる。政治家、芸能界の大物、丸の内の商社、風俗店、はたまた家族などその標的はさまざま。LOの脅威を排除せよ! 社会の暗部をあぶり出す文庫オリジナル警察小説。
  • ゆうぞらビール 〈新装版〉
    4.1
    海辺のあやしい洞窟でホームレスとシェアハウスしたり、酔っ払って防波堤に寝転んで夜空のUFOを見物したり、河原でキャンプしていたら鮎を30匹も食べるハメになったり……どうもおかしなことばかり起きるベストセラー作家・森沢明夫の若かりし頃。さすらいのバイク旅や悪友たちとのアウトドア遊びなど、バカ笑いと哀愁に満ちた珍事件と怪事件の数々は、読み出すと笑いが止まらない。『あおぞらビール』に続く青春乾杯エッセイの第二弾、新装版で登場!
  • まずはこれ食べて
    3.7
    学生時代の友人同士で立ち上げたベンチャー企業「ぐらんま」で働く社員たちは、多忙な日々を送っている。不規則な生活のせいで食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。そんな状況を改善するため、社長は会社で家政婦を雇おうと提案をする。やってきた家政婦の筧みのりは、無愛想だが完璧に家事をこなし、心がほっとするご飯を作ってくれる。筧の作る食事を通じて、社員たちは次第に自分の生活を見つめ直すが、その矢先思わぬ出来事が……。人生の酸いも甘いもとことん味わう、滋味溢れる連作短編集。
  • 週末は、おくのほそ道。
    3.4
    高校教員の美穂は30歳。仕事に追われ疲労困憊の日々、恋人ともうまくいっていない。そんなある日、高校時代ともに「俳句甲子園」に出場した友人・空と、SNSで再会する。美穂は俳句に親しんだ日々を懐かしみ、いつか行ってみたいと思っていた「おくのほそ道」をめぐる旅に空を誘う。週末ごとに松尾芭蕉たちが辿った地をふたりで旅しながら、日常を離れ心を休める美穂。同行してくれた空は、この旅路で「会いたい人」がいるようで――。古人の足跡を辿りながら「今」を生き直す女性たちの感動の物語。
  • 恋ひとすじに
    5.0
    奈々子は文具メーカーで働く平凡なOL。しかし商社の取締役を名乗る湯川と出会った日から、身辺が騒がしくなる。突然妹が上京してきたかと思えば、同僚が殺されてしまい、奈々子自身も命を狙われ危険にさらされる。真相に近付こうとするたび、ちらつくのはある人物の影だった…。事件と事件が絡み合うノンストップサスペンス!
  • ジグソーパズル48
    3.0
    私立曙女子高等学院の問題児ばかり集められるクラスに、ある生徒が異動してきた。家族が借金を抱えているため、自分で学費を稼ごうと校則違反のアルバイトをしていたことが理由だという。それを知ったクラスメイトたちは彼女が特待生資格をとれるよう一致団結するが……(「マルキュー」)ほか全七篇を収録。個性豊かな女子高校生達が日常で起きた事件を解決! 
  • Dr.グレーゾーン
    3.9
    雑居ビルの一室にある完全紹介制のクリニック。そこを訪れるのは、教師、議員、作家……といった「先生」ばかり。悩み疲れて、人生に迷う彼らに現代医療の“グレーゾーン”を巧みに渡り歩く医師が手を差し伸べる。  天才でも、善人でもない。患者を選り好み、型破りな診療を貫く彼は命の恩人か詐欺師か。しんどい心にじわっと効く医療脇道エンタメ小説。  【目次】 相談1 あいつさえいなくなれば   中学校教諭   相談2 新しい自分になりたいです   区議会議員  相談3 医者に向いてないんだね   内科医   相談4 認知症ってことにできませんか   作家  相談5 寿命を延ばしていただきたい   会社理事長 
  • 南西の風やや強く
    3.0
    「そうだ、南西を目指さねえ?」親の期待に応えようと、難関私立中学合格を目指す伊吹は、夏の夜に神社で偶然会ったクラスメイトの多朗にそう誘われ、一夜の冒険に足を踏みだす。家出、友情、反抗、初恋、裏切り……。鎌倉の海辺を舞台に、ひとりの少年の12歳から18歳までの成長を描いた、瑞々しくも、切なくほろ苦い青春小説。 本書は、あすなろ書房より2018年7月に刊行された単行本を文庫化したものです。
  • レトロ喫茶おおどけい
    3.7
    1~2巻770~792円 (税込)
    東中野の商店街にひっそりと店を構える〈喫茶おおどけい〉。昭和レトロなその喫茶店には、今日も悩みごとを抱えたお客さんが、偶然訪れる。元気で優しい老店主ハツ子と物静かな孫のハヤテ、二人のあたたかな接客に後押しされて悩みを打ち明けると、店の大時計が不思議な鐘の音を響かせ、店内の時が昭和時代へ巻き戻る。クリームソーダ、オムチキンライス、ミルクセーキ……絶品喫茶メニューと大時計がつなぐ過去が、生きづらさを感じるお客さんたちに前を向く力をくれる。懐かしくてほっとできる、五つのあたたかな物語。
  • 迷犬マジック
    4.1
    1~4巻770~836円 (税込)
    家族から認知症を疑われているおじいちゃん、夜の商店街で路上ライブをする若者、理髪店を営むメタボ気味の独身中年男、会社を辞めて独り暮らしを始めたアラサー女子――。そんな四人の冴えない日常に〔マジック〕という名の犬が一匹、ひょっこり迷い込んできた。“吠えない咬まない粗相しない”三拍子そろってるのはいいけれど、飼い主は一向に見つからない毎日。困惑しつつも仕方なくマジックを預かることにした四人に、やがて小さな奇跡が訪れる。読めばほっこり心が和む、ハートフルでユーモラスな書き下ろしスーパーわんこ小説。
  • たそがれ大食堂
    4.2
    伝統あるマルヨシ百貨店に勤める美由起は、最上階にある大食堂のマネージャーに就任した。しかし、長年愛されていた大食堂は時代の変化とともに廃れ、存続の危機に直面していた。状況を改善するため社長が都会から連れてきたシェフの智子は、大食堂の昔ながらの味を否定し、現代風に変えようと試みる。美由起たち従業員はそんな智子に反発しながらも、思い出の詰まった大食堂が再び輝きを取り戻せるよう、少しずつ改革をはじめて――。美味しい料理と懸命な奮闘に勇気をもらえる、お仕事グルメ小説!
  • るり姉  <新装版>
    3.2
    十代の三姉妹が慕う、お姉さんのような叔母るり子。自由で愉快で感激屋、一緒にいると世界がたちまちカラフルに色づく。そんなるり姉が入院した。――でも大丈夫、みんなの祈りは絶対届くはず。「本の雑誌」09年上半期エンターテインメント・ベスト1に輝き、ずっと愛されてきた家族の物語。新装版特典として、物語誕生のきっかけとなった掌編を収録。解説・宮下奈都
  • 猫の目を借りたい
    4.3
    入院した叔父に代わって飼い猫のユキの面倒を見始めた島村千鶴は、ユキの特殊能力を知らされる。ユキが許せば、霊がその体に入り目の中に姿を現して、この世の人間ともう一度対面することができるという。ただしユキが7回瞬きをする間だけ。突然死した弁護士が支えてくれた妻に。殉職した消防士が高校生の妹に。毒親に育てられた苦労人が実の母親のように接してくれた大家さんに。感謝、謝罪、告白――たとえ時間は短くとも、大切な人に今こそ伝えたい。スペシャルな猫の力を借りた再会の物語。
  • お父さんはユーチューバー
    4.3
    宮古島のゲストハウス「ゆいまーる」のひとり娘、小学5年生の海香は絵を描くことが大好きで、将来は東京の美術大学に入りたいと思っていた。楽しく毎日を送っていたが、父親の勇吾が突如「俺はユーチューバーになる!」と宣言した――。宮古島の自然とゲストハウスに集う人々を通じて描く、涙なしでは読めない家族小説。
  • 有吉メモ
    4.0
    有吉弘行の頭にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴ったメモの数々。「有吉メモ」は、そんな有吉氏のメモとともに、あなた自身のメモも書き綴れるオリジナルメモ帳です。日記のように毎日使うもよし、何か気づいたときに書き留めるために使うもよし。「バイデン昭和17年生まれ午年」「みんなが褒めてくれない仕事にこそ価値がある」など、有吉氏が日々書き留めたメモは果たして含蓄ある金言か、便所の落書きか――。有吉氏のメモだけでも読む価値ありですが、ぜひ自分だけのオリジナルの1冊を作り上げていただきたいです。  ※電子書籍版は、紙書籍版とは体裁が異なります。紙書籍版では読者の皆様が自由にメモ書きできる余白のスペースを大きく設けてある一方、電子書籍版ではメモ書き用の余白を無くして「本日の有吉メモ」を大きく見せるデザインに改めています。  ※この商品は固定レイアウトの画像で構成されるページが多い為、比較的大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、画像で表示されたページでは、文字列のハイライト・検索・辞書の参照や引用などの機能が使用できません。
  • マヨナカキッチン収録中!
    4.1
    1~2巻759円 (税込)
    テレビ番組制作会社で働く浅生霧歌は、深夜の料理番組『マヨナカキッチン』アシスタントプロデューサーだ。ライフプランなんて考える暇もない忙しさに、「このままでいいのかな?」と迷いを抱えつつも、誰かの心に残る番組を作りたいと仕事に奔走する浅生。不機嫌な出演者、ロケでの連絡ミス、深夜におよぶ編集作業……番組制作の現場にはトラブルが付き物だ。そんな時、浅生は得意の時短料理でいざこざを解決していく! 働くすべての人に贈る、明日からちょっとご飯が作りたくなる、お仕事×お料理ストーリー!
  • ほろよい読書 おかわり
    3.8
    今夜はお疲れ様な自分を癒す、とっておきの一杯を。麗しい女性バーテンダーと下戸の青年の思いを繋ぐカクテル、本音を隠した男女のオイスターバーでの飲み食い対決、父の死後に継母と飲み交わす香り高いジン、少女の高潔な恋と極上のテキーラ、不思議な赤提灯の店で味わう日本酒……。大注目の5名の作家が「お酒」をテーマに描いた、心満たされる短編小説集第2弾!
  • イン・ザ・ルーツ
    3.5
    1巻759円 (税込)
    大法螺吹きでラッパ吹きのじーちゃんが遺した精緻なミニチュア。この中に、過去の殺人事件を解く鍵と深い物語が込められているらしいが……。青春小説の名手が描くハートウォーミング家族小説。
  • 名古屋お疲れメシ通信
    3.5
    1巻748円 (税込)
    名古屋に本社を構える中京新聞社。生活部に配属された、新人記者・仁木千春は元料理人という異色の経歴だ。仁木が任されたのは、「県外の人から見た名古屋メシ」のコラム執筆。小倉トースト、あんかけスパ、ひつまぶし……唯一無二の食文化に魅了されるも、仁木は仕事の難しさに直面する。限られた文字数、伝わりやすい写真、取材相手との駆け引き――記者の仕事は甘くない! それでも、料理人だったからこそ書ける言葉がある。食への情熱を武器に、仁木は名古屋メシの魅力を伝えきれるのか!? どえらいうまい名古屋グルメ×お仕事奮闘記、開幕!
  • 猫も歩けば文豪にあたる
    3.6
    少年のロクはある晩、盗みに入った家で主人の夏目金之助に見つかってしまう。しかし金之助はロクを新しく来た書生と勘違いしたようで、そのまま夏目家で生活を共にすることになり……。(「夏目家どろぼう綺談」) 離婚して実家に出戻った君江は、路上で猫を拾い可愛がる。しかしその猫は高名な小説家・内田百閒の飼う「ノラ」だった。失踪した愛猫を探し東奔西走する百閒のもとへ、ノラを帰そうと試みるが――。(「内田家うらない綺談」)テレビ朝日新人シナリオ大賞を受賞した脚本家が描く、猫を愛した文豪たちの心温まる物語。
  • 天使のにもつ
    4.2
    中学二年生の風汰が、授業の一環である職場体験として選んだ先は保育園。「子どもとあそんでいればいいってこと?」と安易な気持ちで選んだ体験先だったけれど、いざ始まってみればもちろん楽な仕事のはずはなく、なかには親との関係が気がかりな園児もいて……。保育士や園児たちと過ごした5日間、風汰の目や心がとらえたこととは? 青少年読書感想文全国コンクール課題図書(2020年中学校の部)選出作。等身大の十代読者をはじめ、大人にも読んでほしい物語。 解説・椰月美智子
  • あなたに会える杜のごはん屋
    3.6
    1巻748円 (税込)
    杜のなかにひっそりとある「あなたに会える、ごはん屋」。ここは一日一名限定、亡くなった人との思い出の料理を提供する。訪れる客はみな、過去を思い出しながら、不思議な再会を果たすことができる。和解できぬまま父を亡くした娘、子供と突然の別れを余儀なくされたシングルマザー、客との思い出を抱える元ホスト、仲間を想う営業マン。そして、店主の天国(あまくに)の使命と過去も明らかに……。悲しみに寄り添い、心を解放するハートフルストーリー。
  • ざらざらをさわる
    4.1
    1巻748円 (税込)
    塾の休み時間にしていたひそかなおまじない。ひとりごとを言うときの見えない誰か。落ちこんだ気持ちをなぐさめてくれるおとも。結婚して気づいた名前というものの存在……。日常の中で通り過ぎてきた、ちょっとしたでこぼこを、やわらかな言葉と絵で切りとったエッセイ&イラスト集。初めて著した本書で、「紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30『キノベス! 2021』」に選出される。文庫化に際し、書き下ろし5編を収録。 ※本作品は2020年6月に晶文社から刊行された単行本を文庫化に際し、加筆修正をしたものです。
  • ケータイをヤバい男に拾われて
    4.0
    デパートに勤める野本尚美は美人で仕事ができ、まさに順風満帆だった。お天気の昼休み、新宿の公園にケータイを置き忘れるまでは。持ち去ったのはストーカー行為で会社をクビになって失踪中の中年ホームレス。頭は切れるがモラルに欠ける男はケータイを覗き見て狂喜した――そこには尚美の絶対に人に知られてはいけない秘密が保存されていた。不倫中の上司との裸の写真や淫らなメールの数々が。興奮したストーカー男はフルに悪知恵を働かせて生身の尚美に接近する! 必死の攻防、裏切り、直接対決……リアルな恐怖に震える、不朽の一気読みサスペンス! ※本書は2008年2月にハルキ文庫より刊行された『ケータイ紛失!』を改題し、再編集したものです。
  • セブンズ!
    4.0
    7人制女子ラグビーチームの監督を務める浩子は、来年に行われる国体で優勝するべくチーム作りを始めた。子育て中の主婦や俊足女子高生、重量級の双子の姉妹ら個性豊かなメンバーが集まるが、所詮は寄せ集めチーム。うまくはいかない。一方、浩子の妹、泉は悩んでいた。姉と一緒にラグビーをするべきかどうか。泉はかつてラグビーをやっていて能力はあったのだが、ある理由でラグビーから離れていたのだった。
  • 活動寫眞の女<新装版>
    4.0
    京大生の<僕>は、古びた映画館で清家忠昭に出会い、彼のつてで映画撮影所のアルバイトをすることになった。ある日、清家は撮影所に現れた美しい女と恋に落ちる。しかし、彼女は三十年前に自殺したはずの女優だった――。清冽な叙情とたおやかな文章で綴る、青春恋愛小説の傑作。
  • 掌から伝わる【好き】について。
    4.0
    高校1年生の足立萌香は人には言えない特殊な能力を持っていた。それは、両手で触れた相手の「好きな人の顔」が見えるというもの。望んで手に入れたわけではないこの力で友達の恋愛相談にのることも。しかし、他人と交わらず、授業中も寝てばかりのクラスメイト• 関谷琉己に触れると、なぜか何も見えなくて……!? 過去のトラウマから人を好きになることをやめた萌香は周囲の「好き」や「恋」に振り回されながら、自分らしく生きるために必要なことに気付いていく。後悔と葛藤を繰り返して「人を好きになること」の意味を知る涙と感動の青春成長ストーリー。
  • 会社を綴る人
    3.8
    普通の人ができることがうまくできない――はたから見ればポンコツのアラサー男子・紙屋がなんとか内定をもらったのは老舗の製粉会社だった。案の定、配属された総務部では仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。しかし紙屋は唯一の特技「文章を書くこと」で社内で起こる小さな事件を解決していく。すこしずつ自分の居場所を見つけていく一方で、会社は転換期を迎え……。
  • きらきら眼鏡
    4.3
    最後の1ページまで切ない――人生の岐路に立つ若者の、ひたむきな恋と決断の物語。愛猫を亡くしたばかりの立花明海は古本屋で自己啓発本を買った。中には「大滝あかね」と書かれた名刺が挟まっていて、自分がもっとも心を打たれたフレーズには傍線が。明海は思い切ってあかねにメールしてみるが……。2018年9月映画公開。
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。
    4.0
    1~3巻693円 (税込)
    住宅地の奥でひっそりと営業している、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ出したくなったお客さんが、ふらりと訪れる。SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込み体調を崩したり……。目まぐるしく変わる世の中で疲れた体と強ばった心を、店主そろりの美味しい料理が優しくほぐします。今宵も「あなたの悩みに効くメニュー」をご用意してお待ちしております。心がくつろぐ連作短編集、開店。
  • 旋律 君と出逢えた奇跡
    4.2
    一人娘とともに、専業主婦として平凡な日々を過ごす西沢円香。唯一の楽しみは、毎朝、端正な顔立ちの高校生とすれ違うことだった。ある日、偶然、気になっていた高校生の広瀬楓と言葉を交わすようになる円香。そして毎週水曜日、お互いに英語とピアノを教え合う約束をする。そんな日常に些細な幸せを感じていた円香だが、夫の裏切りを知ったことで、すべてが狂い始めて、そして何かが動き出す――。『京都寺町三条のホームズ』の望月麻衣が贈る、眩しく狂おしい純愛小説!
  • 遥かに届くきみの聲
    3.4
    かつて天才子役と謳われた小宮透は、子役だった過去を隠して高校生活を送っている。しかし偶然にも、同級生の沢本遥は子役時代の透が朗読に励んでいたことを知っていた。遥は自分が所属する朗読部へ入部するようしつこく勧誘するが、透は拒み続ける。なぜなら、今の透には決して人前で声を出せない理由があった――。 第1回双葉文庫ルーキー大賞受賞作!!
  • ときどき旅に出るカフェ
    4.1
    氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うように。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい”連作短編集。
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情
    4.3
    小6の拓人、忍、宇太佳はスケボーが大好きな仲良し三人組。新たに見つけた格好のスケボー練習場所で出会ったのが神社の管理人、田中さんだ。その日から、11歳と85歳の交流が始まった。いつも穏やかに話を聞いてくれる「マジで菩薩レベル」の優しい田中さん。だが田中さんは拓人たちと同じ11歳の頃、家族も家も失っていた。それを知った三人組は、ある行動を起こす――。第69回小学館児童出版文化賞受賞作。 解説・森絵都
  • 長崎眼鏡橋 カフェよりどころ
    3.0
    1巻682円 (税込)
    長崎でOLをしている丸川頼子は、眼鏡橋そばで居酒屋を開いていた父親が亡くなり、お店を継ごうと決意するが、母親に反対されてしまう。そんな折、店の前で行き倒れになっている謎の男を発見した頼子は、男に食事をふるまう。すると、コータと名乗るその男は「君の料理に胃袋を掴まれた。もう一度、ここで店をやろう!」と、いきなり宣言してきて……。長崎の名物グルメてんこ盛りの、読めばお腹が空いてくる食べ物小説。
  • 小説 星守る犬<新装版>
    4.2
    道ばたでないていた子犬の「ぼく」を、みくちゃんって女の子が拾ってくれた。ぼくの新しい生活がはじまった。みんな一緒の楽しいくらしは、ずっと続くと思ってた。でも、家族はだんだん離ればなれになって、ぼくは一人取りのこされたおとうさんと「旅」に出ることになったんだ――日本中が涙した大ヒットコミック、その感動が小説になって蘇る!
  • 夜は不思議などうぶつえん
    3.8
    1巻660円 (税込)
    動物園でアルバイトをする飛鳥は、急な代理で夜間見回りを頼まれ、一緒に夜勤当番をする職員の不破の秘密を知る。なんと、不破は動物と「入れ替わる」ことができる特殊な体質だった。ライオン、キリン、サイ、フラミンゴ……不破の体を借りて檻の外に出た動物たちと、夜ごと愉快な時間を過ごすうちに、飛鳥は諦めていた夢を思い出す。しかし、老朽化による動物園の閉鎖が半年後に迫っていて――。楽しい動物たちとの交流と、人間の再生する姿を描いた、温かく不思議な夜の物語。
  • 本日もセンチメンタル<新装版>
    3.0
    成屋詩織、十七歳はひと一倍感激屋の女子高生。そんな詩織がデートの最中、強盗事件に巻き込まれ、おさな妻・啓子と赤ん坊の二人を引き取ることになってしまった。ところが、その母子が次々と成屋家から蒸発。しかも啓子は暴力団の娘だったから大騒動!! 長編ユーモア・ミステリー。
  • 拳に聞け!
    3.8
    芸人になることを諦めた池上省吾は、便利屋でアルバイトをしていた。ある日、古びたボクシングジムの前で佇む女性を見かける。聞くと、ジムに立ち退きを迫っているらしい。一枚かんで金儲けをしようとジムに通うようになる省吾だが、そこでひとりの若いボクサーと出会い、ボクシングに魅力を感じ始める。やがて省吾自身の中であることが……。『罪の声』の著者が、綿密な取材を重ねて描いた意欲作。息を詰めるボクシングシーンや人物の深い心理描写はまさに圧巻!
  • 海色の壜
    3.7
    初老のマスターが営むその小さなバーには、酒の種類がひとつしかないという。出されたグラスの美しさに驚いていると、マスターは酒の名前を告げた。口に含んだとたん、目の前に海の景色が広がって――(「海酒」)。不思議なのに懐かしさを感じさせる、現代ショートショートの傑作集。1話5分で楽しめる、夢と驚きに満ちた世界がここに!
  • 幹事のアッコちゃん
    4.1
    アッコさん節、次々とサク裂! 妙に冷めている男性新入社員に、忘年会プロデュースの極意を…(「幹事のアッコちゃん」)。敵意をもつ取材記者に、前向きに仕事に取り組む姿を見せ…(「アンチ・アッコちゃん」)。時間の使い方が下手な“永遠の部下”澤田三智子を、平日の習い事に強制参加させて…(「ケイコのアッコちゃん」)。そしてアッコ女史にも一大転機が!? 大人気シリーズ第3弾待望の文庫化。
  • ウツボカズラの夢
    3.7
    斉藤未芙由は長野から上京する。亡くなった母の従姉妹の家に住み込み、家事の手伝いをしながら毎日を過ごす。団体職員の父、専業主婦の母、大学生の長男、高校生の長女が暮らすその家、鹿島田家の日常を未芙由の静かな視点で描く。
  • 忍者だけど、OLやってます
    3.6
    1~4巻627~726円 (税込)
    一見普通のOL・陽菜子には秘密がある。実は代々続く忍者の里の頭領娘で、忍者の生き方に嫌気がさして里を抜けだしたのだ。ある日、会社の上司・和泉沢が仕事の重要書類を紛失する。どうやら盗まれた可能性があり、陽菜子はこっそり忍術を使い書類を取り戻そうとするが、背後には思いがけない陰謀が待ち受けていて……!?
  • ひとたびバイクに ツーリングを愛する者たちへ
    5.0
    涙の再会、微笑ましいスレ違い、喜びの因縁……。バイクとツーリングを通して描かれる人間模様、人(ひと)が旅(たび)する意味と人情の機微を掬い上げる珠玉の短編集。単行本未収録の7編を文庫化に際し追加収録。
  • 方舟は冬の国へ
    3.5
    失業中の男が法外な報酬を提示され、初対面の女性と少女と1か月間、擬似家族を演じるという仕事を引き受ける。別荘で滞在を始めると不思議な現象が次々と起きるが、3人は次第に愛を深めていく。だが、この仕事の裏には壮大な計画が隠されていた。「書店員が選んだもう一度読みたい文庫第1位」に輝いたハートフルミステリ!
  • ウィザードグラス
    4.3
    大学生の陽輝の下に、ずっと連絡のとれなくなっていた兄から、突然荷物が届いた。荷物の中身は、見慣れない眼鏡型のデバイスとタブレット。説明によると、それは他人の検索履歴を見ることができるAR機器「ウィザードグラス」だった。なぜ兄はこんなものを自分の下に送ってきたのか。陽輝は次第に、ウィザード・グラスをめぐる予想外の事件へと巻き込まれていく――“1億総監視社会”の危険と希望を描き切り、巨大IT企業が個人情報を収集する現代へ警鐘を鳴らす。「プロパガンダゲーム」でデビューした著者による意欲作!
  • 女主人公
    3.0
    売れないシナリオライターだった大多の毎日は、人気女優あやめの主演ドラマを手掛けることで、一転する。脚本制作の忙しさに加え、出演者の降板や関係者の死亡事故など数々の事件が巻き起こり、あやめ達に頼られ奔走することに。一方で、不穏な動きをするのは、ドラマのモデルになった一人のシングルマザー。大多は犯人を突き止められるのか!? 事件と事件が絡み合うノンストップサスペンス。
  • 十津川警部 捜査行 東海道殺人エクスプレス
    3.5
    京浜運河に面した鶴見線の駅から出られないことや、真下に海面が見えることでも知られる海芝浦でデートを楽しむ若いカップル。そのカップルに悲劇が起きる。女性が絞殺死体で発見された。被害者には殺害されるような事情は見当たらず、十津川警部と亀井刑事は、別の事件との関連に着目し、巻き込まれた被害者の恨みを晴らす。
  • ひかりの魔女
    続巻入荷
    4.1
    1~4巻594~803円 (税込)
    浪人生の真崎光一は一日中家にいる。そこへ祖母が同居することになった。小柄で温厚で普通のおばあちゃん……と思ったらなんだかめちゃめちゃ多くの人に慕われてるし!? 周囲の問題解決してるし! たちまち家庭の状況も好転してるし!! うちのばあちゃん、一体何者!? ばあちゃんにひっついていた光一だけが目にした奇跡の数々。これぞ痛快、スーパーおばあちゃん小説!
  • 図書室のキリギリス
    3.5
    バツイチになったのを機に、学校司書として働きはじめた詩織。人には言えない秘密を抱える彼女のもとに、様々な謎が持ちこまれる。本に込められた思いと謎を読み解くブックミステリー。
  • シャッター通りの死にぞこない
    3.0
    潰れかけたシャッター商店街に、元ヤミ金の男が流れついた。さびれた店と老人だらけのこの商店街はバンビロードというよりゾンビロード。男は住人の依頼で町おこしイベントをでっちあげるが、当然のように大失敗。昭和のアッパー系おやじアサカツの登場で、事態はカオスの頂点へ。著者初の長篇小説は、3ページに1回は腹筋が痛くなるハイテンションコメディ。
  • 前世の時効
    4.0
    ある夏の夜、一組の男女が崖から海に身を投げた。以後、平和だった町は自殺の名所として有名になる。十二年後。海辺の町に暮らす小学生の直は一見、笑顔の絶えない明るい性格。が、実際は前科のある義父の虐待生活に疲れ、一刻も早くこの閉鎖的な町から出て行きたいと願っていた。そんな中、東京で民俗学を専攻する大学院生の男、高瀬が町にやって来た。目的は十二年前に心中した男女の死の真相を知ることにあった。亡くなった女性は高瀬の年の離れた姉であり、彼は二人の死が心中ではなく殺人事件だったのではと疑っていた。
  • 時給三○○円の死神
    4.2
    1巻572円 (税込)
    「それじゃあキミを死神として採用するね」 ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。曰く「死神」の仕事とは、成仏できずにこの世に残る「死者」の未練をはらし、あの世へと見送ることらしい。あまりに現実離れした話に、不審を抱く佐倉。しかし、「最後まで勤め上げれば、どんな願いも叶えてもらえる」という話を聞き、半信半疑のまま死神のアルバイトを始めることとなり――。初恋相手の幼馴染、出産直後の母親、虐待を受ける子ども……様々な死者が抱える、切なすぎる未練、願いとは――。暖かな涙が止まらない、ヒューマンストーリー。
  • ハンザキ
    5.0
    競馬解説者の娘の誘拐事件、弟分がヤクザに持ち掛けられた高額のポーカーゲーム、ルーレットに耽溺する政治家に仕掛けられた罠。破天荒な凄腕ギャンブラーの半崎が、「命」を賭けたゲームに挑む。「この手500万」は、日本推理作家協会編のアンソロジー『ザ・ベストミステリーズ2012』にも収録された会心の作! 血湧き肉踊るギャンブルミステリー連作短編集。2014年に第17回大藪春彦賞候補になった単行本の文庫化。
  • 見当たり捜査官
    3.0
    警視庁捜査共助課。久米山はそこに所属する「見当たり捜査官」である。見当たりとは、指名手配犯を見つけ出すことで手配写真がすべて頭に入っているといっても過言ではない。久米山は過去に警視総監賞をとったこともあるほどの優秀な刑事だったが、最近は逮捕することもなく焦っていた。焦れば焦るほど状況は悪化。果たして負のスパイラルから抜け出すことはできるのか。
  • 海岸通りポストカードカフェ
    4.0
    横浜みなとみらいにある風変わりな喫茶店。お客さんから送られてきた絵葉書を大切に保管し、壁一面に張ってある。だから書いた本人はいつでも想い出に出会えるし、知らない人にも楽しんでもらえたりする。今だからこそ、手書きでしか書けないことがある。喫茶店をめぐる人間模様は、温かく、せつなく、さわやか。読んだ後は、大切な人に手紙を書きたくなります。
  • 週末の人生 カフェ、はじめます
    3.4
    将来に漠然とした不安を抱え、代わり映えのしない日常には飽きている。そんな、ちょっとお疲れ気味の中高年に手にとってほしい、少し勇気を出して、新しいことにチャレンジする物語。40半ばの井本正美は、近所に洋風のあしらいのあるかわいい古民家を見つけ、そこを間借りして土日限定のおにぎりカフェを開くことを決意する。家主のムツさんはまさに「おばあちゃんの知恵袋」といった人で、おいしい焼きおにぎりの作り方、100年続くぬか床など、正美の目を輝かせてくれる。独身で特に趣味もない正美だったが、俄然「週末の人生」が変わり始めた――。『カフェ、はじめます』を文庫化に際して改題。
  • 小さな理由
    3.6
    1巻550円 (税込)
    離婚した妻が引き取り、もう15年も会っていない娘から突然連絡があった。それは結婚の報告のためで、披露宴に呼べないことを涙ながらに告げるが……「いちばん新しい思い出」。大好評、森浩美の家族シリーズ第三弾、待望の文庫化!

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