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将来に漠然とした不安を抱え、代わり映えのしない日常には飽きている。そんな、ちょっとお疲れ気味の中高年に手にとってほしい、少し勇気を出して、新しいことにチャレンジする物語。40半ばの井本正美は、近所に洋風のあしらいのあるかわいい古民家を見つけ、そこを間借りして土日限定のおにぎりカフェを開くことを決意する。家主のムツさんはまさに「おばあちゃんの知恵袋」といった人で、おいしい焼きおにぎりの作り方、100年続くぬか床など、正美の目を輝かせてくれる。独身で特に趣味もない正美だったが、俄然「週末の人生」が変わり始めた――。『カフェ、はじめます』を文庫化に際して改題。
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Posted by ブクログ
タイトルと裏表紙の「アラフォーにして人生初の冒険、休日に始めてみます!」に誘われて手にしたけれど、カフェオープンする迄がとにかく長い!笑
半分過ぎてもオープンせず、思わず表紙を確認。
そっか、カフェはじめます…だもんね、メインは始める迄なのか…と納得。
まあまあ素人がどんなふうに店を始めるのか、その辺りはそれはそれで楽しく読めた。
1から準備を始める感じは細かく描かれていたのにあらっ?と途中いきなりはしょられオープン!みたいな感じがした。
オープンしたけどお客様来ない…で終了。
古民家のようなおむすび茶房さんかくのその後はどうなったのでしょう?
アラフォー女子正美さんの生活スタイルなども織り交ぜて読みたかったなぁ。
ムツさん…切ない。
最初の方のムツさんと正美さんのやり取りが楽しかったので余計に切ない。
2人で茶房やって欲しかったなぁ〜なんて勝手な事も思いながら読んでました。
Posted by ブクログ
何かで紹介されていた。
40代半ばの独身女性が近所のスーパーで知り合った老婦人の家が気に入り、その家が不動産業者に買い取られて解体されそうであることを知る。それを阻止するために賃貸することを思い立ち、有効活用するためカフェを始めるという話。
地味で無難な人生を送ってきた女性が、思い切って新たなことを始めるという内容は興味深い。
カフェを始める準備も、ある程度実際に近い感じで書かれている。そして始めた途端に大繁盛!というのではなく、全然お客さんが来ないというのもリアル。
でもそのまま終わりなので、小説としては、そこから商売が、そして人生がどうなったかを書いてほしかった。
Posted by ブクログ
43才、一人暮らし、小さな会社で事務員をしている井本正美が、ひょんなことから週末だけのおむすびカフェを開くまでを描いた話。
正美はよく行く店で見かける老人、ムツが買った商品を家に持ち帰るのを手伝い、そこで、焼きおむすびと糠漬けをごちそうになる。
ムツのところには、その土地を狙って、不動産屋の仁岡と加奈子が足繁く通ってきていたが、その家のかわいさに一目惚れした正美は、家を売ってほしくないばかりに、借りたいと申し出る。
ある種、勢いで家を借りることになり、そこで週末だけおむすびカフェを開くことにして、周りの人たちのアドバイスを得ながら開店にこぎ着ける。
開店しても、お客はなかなか来ないが、それまで、堅実に暮らしてきた正美にとって、40代半ばでも新たなチャレンジはできる、思いきることでより人生を豊かにできると感じられたこと自体が意味があるんだと思う。
ただ、ムツがお店を訪れたときにはすっかり弱っていたという設定は、個人的にはちゃっと残念だった。
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