時給三○○円の死神

時給三○○円の死神

572円 (税込)

2pt

「それじゃあキミを死神として採用するね」
ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。曰く「死神」の仕事とは、成仏できずにこの世に残る「死者」の未練をはらし、あの世へと見送ることらしい。あまりに現実離れした話に、不審を抱く佐倉。しかし、「最後まで勤め上げれば、どんな願いも叶えてもらえる」という話を聞き、半信半疑のまま死神のアルバイトを始めることとなり――。初恋相手の幼馴染、出産直後の母親、虐待を受ける子ども……様々な死者が抱える、切なすぎる未練、願いとは――。暖かな涙が止まらない、ヒューマンストーリー。

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時給三○○円の死神 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    成仏できなかった人の未練を晴らして、
    あの世に行くためのお手伝いをする
    “死神”のアルバイト

    小説のタイトルを作中で回収する流れは
    よくあるのですが、これまでに読んだ小説のなかでも
    特に切なくて儚いタイトル回収の仕方に感動しました。

    誰にも語られるはずがなかった、
    いつか消えてしまうかもしれない

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    読み終わりました。
    タイトル名とイラストの良さに引かれて思わず購入しました。
    想像と違った内容に思わず驚きを隠せませんでしたが、とても素敵な物語に涙が零れました。幸せを再認識させてくれる小説となりました。

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。「半年間務めあげれば、どんな願いも叶えてもらえる」という話などを聞き、疑いながらも死神のアルバイトを始めることとなり。 朝月静香「佐倉くんと二人きりで、いっぱいわがままな時間を過ごしたい」黒崎「息子からの手紙を見つけたい」広岡「智

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃイイお話だった。
    物語の展開は予想外で常に裏切られ、バッドエンドなのにほんの少しの希望や幸せが見出だせる。それだけで、よかったと思える。
    私にとっては、新種のハッピーエンドだった。
    どうか、誰もが「生まれてきて、生きていてよかった」と思えるような、幸せな瞬間がありますように。
    そう強く願

    0
    2024年04月04日

    Posted by ブクログ

    泣いていました…。
    文章は軽く、個人的には少し読みづらかったのですが、最後まで手を休めることはできませんでした。
    電車の中から青空がとてもきれいに見えました。

    0
    2023年10月03日

    Posted by ブクログ

    表紙とタイトルに惹かれた本。
    切なくて美しい話だった。お話の中に出てくる"透明な本"はまさにこの本のことなんだろうと。
    幸せとは今が幸せだと知ること、失う前に気づけること。失っても幸せだったと思い出せること。
    忘れたくない言葉がたくさんありました。

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    将来を期待されていたが怪我で挫折、両親の事情で家族も失った佐倉がクラスメイトに誘われて6カ月契約で、この世に未練を残した死者をあの世に送りとどける死神のアルバイトをする。死者と過ごす時間は大切なことに気づかされる時間となった。それは、【今、自分は充分幸せだ】と思うこと。

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    ブック・オフで発見、購入本

    思っていたよりも良かった
    こういう話はまず泣くけれど、思った以上に泣きました

    世界は残酷で、それでも美しい
    悲しさに溢れているかもしれないけれど、優しさも同じくらい溢れてる

    悲しくもなるけど、心が温かくなるものでした

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    夏にあるアニメの映画を観たような感じ。
    内容はとても読みやすい。
    読書苦手な人でも手に取りやすい作品に感じた。

    0
    2024年06月06日

    Posted by ブクログ

    途中からおっきなオチ?はわかっちゃうけどラストは畳み掛けるようにこー…なんというか油断したら泣いてたかも。

    0
    2023年06月26日

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