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Posted by ブクログ
日常に潜む側から見たらなんてことないことかもしれないけど、その人にとっては大事な生きる糧になっているものを描いた物語。
重要なのは、日常に潜んでいることだったと思う。
何も非日常で、まるでドラマや映画のように予想外の出来事ではなくて、日常のほんの些細なことが私たちにとっては生きる糧になるだなと感じた。
特に1話目のいちばん新しい思い出は、離婚し、離れ離れになった父娘のお互いを思う温かさに涙した。
家庭の事情で結婚式には呼ぶことはできないけれど、それでも大事な存在であった父親に宛てて書いた手紙が胸に響いた。
大人になればなるほど、自分の理想とは異なる予期せぬ出来事が起こる。
離婚、家族の死、リストラ…
それでも前を向いて折り合いをつけて、生きていかなくてはいけない。
そんな時に支えとなる小さな理由、私も日常を大事にして感謝して生きていきたいと感じた。
Posted by ブクログ
森浩美さんの家族シリーズ3作目。
どの作品も家族をテーマにした物語になっていますが
本作品は父がメインとなったお話が詰まっていました。
この家族シリーズは「日常」が綴られているのですが、
読んでいて飽きが来ないのは
物語のどこかで「そうだよねぇ」と共感してしまう部分があるから。
このシリーズを読むと、
何で小さいときにあんなことしちゃったんだろう」と
自分の家族への態度に後悔??したり、
「これからはこうしよう」と今後の自分と家族のことを考えたりしてしまう。
読んでいて暖かくなり、切なくなり、そしてちょっと心がきゅっとなる。
私がいいなぁ、と思ったのは
「いちばん新しい思い出」と「黒たまご」。
ゆっくりと落ち着ける場所で読むことをお勧めします☆
Posted by ブクログ
家族シリーズ 第三弾
*いちばん新しい思い出...離婚後15年振りの娘との再会間もなく結婚する娘との会話
*夜の鯉のぼり...離婚決定後母方の実家で暮らす息子。今後しばらく会えなくなるであろう実家への訪問
*皿を洗う父...無口な父が黙々と皿洗いをする訳。
*手のひらが覚えてる...突然田舎から出て来た母。そんな母をつい疎ましく思う自分...
*黒たまご...夫に先立たれアップアップの毎日でつい息子に言 ってしまった一言。
*玄関先の犬
*渡り廊下の向こう...コンサートに行っても良いかとねだる娘 に高校の自分が重なる。
*桜散らず...老夫婦の病室にて
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