国内文学作品一覧

  • 江戸川乱歩全集 明智小五郎シリーズ
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    日本の推理・探偵小説の巨人、江戸川乱歩の代表作「明智小五郎シリーズ」を一冊にほぼ網羅し、読みやすく編集した電子版ならではの江戸川乱歩全集です。 ●目次 D坂の殺人事件 心理試験 黒手組 幽霊 屋根裏の散歩者 一寸法師 蜘蛛男 何者 猟奇の果 吸血鬼 魔術師 黄金仮面 黒蜥蜴 人間豹 悪魔の紋章 地獄の道化師 暗黒星 兇器 化人幻戯 影男 月と手袋 大暗室
  • 江戸川乱歩全集 少年探偵団シリーズ
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    日本の推理・探偵小説の巨人・江戸川乱歩の代表作「少年探偵団シリーズ」を一冊に網羅し、読みやすく編集した電子版ならではの江戸川乱歩全集です。 ●目次 怪人二十面相 少年探偵団 妖怪博士 大金塊 青銅の魔人 虎の牙 透明怪人 怪奇四十面相 宇宙怪人 鉄塔の怪人 灰色の巨人 海底の魔術師 探偵少年 黄金豹 魔法博士 天空の魔人 サーカスの怪人 妖人ゴング 魔法人形 まほうやしき 赤いカブトムシ 奇面城の秘密 夜光人間 塔上の奇術師 鉄人Q ふしぎな人 仮面の恐怖王 電人M おれは二十面相だ 怪人と少年探偵 妖星人R 超人ニコラ かいじん二十めんそう(「たのしい二年生」版) かいじん二十めんそう(「たのしい一年生」版) 自作解説 怪人二十面相と少年探偵団
  • 江戸川乱歩全集 推理小説傑作選
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    日本の推理・探偵小説の巨人・江戸川乱歩の推理小説の代表作・傑作を一冊に網羅し、読みやすく編集した電子版ならではの江戸川乱歩全集です。 ●収録内容 赤い部屋 悪霊 悪霊物語 偉大なる夢 一枚の切符 芋虫 陰獣 江川蘭子 押絵と旅する男 お勢登場 恐ろしき錯誤 踊る一寸法師 鬼 鏡地獄 火星の運河 恐怖王 疑惑 空気男 空中紳士 黒い虹 五階の窓 孤島の鬼 湖畔亭事件 石榴 殺人迷路 新宝島 接吻 双生児 算盤が恋を語る話 断崖 智恵の一太郎 妻に失恋した男 盗難 毒草 二銭銅貨 日記帳 二癈人 人間椅子 灰神楽 白昼夢 白髪鬼 パノラマ島綺譚 秘中の秘 人でなしの恋 一人二役 火繩銃 百面相役者 覆面の舞踏者 ぺてん師と空気男 防空壕 堀越捜査一課長殿 魔王殺人事件 蟲 夢遊病者の死 目羅博士の不思議な犯罪 盲獣 木馬は廻る モノグラム 闇に蠢く 幽霊塔 指 指環 緑衣の鬼
  • 江戸川乱歩全短篇(1)――本格推理(1)
    4.1
    1~3巻1,155~1,375円 (税込)
    日本のミステリーの基礎を築いた巨人、江戸川乱歩のすべての短編を網羅する全3冊。エンターテイメントとしては異例の、数10年という長きにわたって読み継がれてきた名作が一気に愉しめる。各巻に著者自身による作品解説つき。本巻は処女作『二銭銅貨』や明智小五郎の初登場作品『D坂の殺人事件』など、謎解き・本格もののなかから100枚以内のものを中心に収録した。
  • 江戸川乱歩と横溝正史
    3.7
    日本の探偵小説を牽引した二大巨頭、江戸川乱歩と横溝正史。ほぼ同時期にデビューした二人は、盟友として認め合い、生涯変わらぬ友情で結ばれた。それも作家同士というだけでなく、時に一方が編集者となって支えるという希有なつながりだ。この濃密な関係はどのように生まれ、育まれたのか──二人の足跡を辿りながら、数多の作品群を通して出版界の興亡のドラマをも描き出す、空前の対比評伝。
  • 江戸詩歌の空間
    -
    1巻2,992円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 虫・蛍・いけ花など、自然を生活に取り込み、楽しむ術を発達させた江戸時代の人々は、どのような詩歌を残したのか。絵画とのイメージの交響や新鮮な題材など、江戸詩歌の多彩な世界を描く。

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  • 江戸時代女流文芸史 地方を中心に 旅日記編
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    1~2巻10,780~13,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 封建社会の普通の女性たちは学問をしなかったと思われがちだが、さにあらず、江戸時代後期には女性の手になる文芸作品が多く残された。その中でも特に数の多い旅日記から十数編を選び解説。
  • 江戸東京《奇想》徘徊記 新装版
    5.0
    1巻1,200円 (税込)
    当代きっての博覧強記にして粋人・種村季弘が、東京の裏町30を厳選して闊歩。ポストモダン臭一色になった東京のアスファルトを一枚一枚剥がすと、江戸や明治の名残が顔をのぞかせる。新装版に際し、森まゆみ氏による「令和版・徘徊の手引き」を収録。
  • 江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち
    4.0
    徳川の世は泰平。人びとはどこへでも旅ができる喜びを実感する。旅といえば辛く悲しいという中世以来の意識は劇的に変化し、「楽しい」「面白い」が紀行文の一つの型となり、さらに「いかに実用的か」が求められるようになる。辺境への関心も芽生え、情報量も豊富になっていく。好奇心いっぱいの殿様の旅、国学者のお花見、巡検使同行の蝦夷見聞などを通して、本書は江戸の紀行文の全体像を浮かび上がらせるものである。
  • 江戸の都市伝説
    3.0
    あ、あのこわい話はこれだったのか、という発見に満ちた、江戸の不思議な都市伝説を収集した決定版。ハーンの題材になった「茶碗の中の顔」、各地に分布する飴買い女の幽霊、「池袋の女」など。
  • 江戸文化再考 これからの近代を創るために
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 泰平の世、三百年をかけて文化を成熟させた江戸時代。歪み、行き詰まる現代社会が成熟するためのヒントがそこにある。社会・思想・書物・絵画-従来の近代主義的な評価にとらわれず、江戸に即して眺めることで、「江戸の本当の姿」を理解する。江戸文学研究の泰斗による講演会を収録。
  • 江戸文学の虚構と形象
    -
    1巻4,752円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 秋成・源内・馬琴など近世小説の刺激的な読解を展開し、幻想と怪談研究によって文化の深部にアプローチしてきた著者が、江戸文学の光芒と陰翳を集成、その虚構と形象の方法に迫る。

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  • NHK「100分de名著」ブックス アドラー 人生の意味の心理学 変われない? 変わりたくない?
    4.3
    1巻935円 (税込)
    その思想を平易に紹介した『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』がベストセラーとなり、注目を集めている心理学者アドラー(1870~1937)。アドラー心理学のエッセンスを平易に解説した「100分de名著」テキスト、待望の書籍化! 書き下ろし特別章「“当たり前のこと”の価値」収載。 ■内容 第1章 人生を変える「逆転の発想」 第2章 自分を苦しめているものの正体 第3章 対人関係を転換する 第4章 「自分」と「他者」を勇気づける ブックス特別章 “ありのまま”の価値 読書案内
  • NHK「100分de名著」ブックス 内村鑑三 代表的日本人 永遠の今を生きる者たち
    3.3
    1巻935円 (税込)
    西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮。無関係にも見える五人の生涯は、内村のなかでどのようにつながっているのか? 「無批判な忠誠心や血なまぐさい愛国心」とは異なる、日本人のあるべき姿を解き明かす。
  • NHK「100分de名著」ブックス 岡倉天心 茶の本
    3.0
    1巻880円 (税込)
    20世紀初頭、物質主義的文化が支配的だった欧米世界に対して、岡倉天心は『茶の本』を英語で書き、東洋の伝統的な精神文化の奥義を説きつくした。自然との共生を説いた先見の書の真価が、今、明らかになる!書き下ろしの特別章「『茶の本』をめぐる五つの日本文化論」収載。
  • NHK「100分de名著」ブックス 兼好法師 徒然草
    3.8
    1巻838円 (税込)
    有名な序文「つれづれなるままに…」で始まる、誰もが一度は触れたことのある日本古典文学『徒然草』。隠遁者の説教じみた「無常観の書」と思われがちな本書であるが、その実体は、合理的な思考と鋭い洞察力に富んだ、確固たる「価値観の書」であった。名僧でも天才歌人でもない、“何者でもなかった人”の柔軟な精神が生んだ、人生を身軽に生きるヒントを探る。
  • NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影
    4.0
    1巻880円 (税込)
    アイルランド人の父とギリシャ人の母の間に生まれたラフカディオ・ハーン。彼はなぜ、日本に帰化して小泉八雲となったのか。『怪談』と並び称される代表作『日本の面影』に、彼が深い愛情をもって描いた明治の日本の姿を通して、近代日本の歩みの意味を考える。
  • NHK「100分de名著」ブックス 古事記
    3.8
    1巻838円 (税込)
    歴史は一つではない 1300年にもわたり受け継がれてきた日本最古の歴史書『古事記』。その文学性は高く、稲羽のシロウサギやヤマトタケルなど、日本人に愛されてきた物語が数多く収められている。世界と人間の誕生を記した神話や英雄列伝を読み解きながら、日本の成り立ちや文化的特性を考える。著者渾身の書き下ろしを新たに収載した、『古事記』入門の決定版! [内 容] はじめに 古事記はこんなにおもしろい 第1章 世界と人間の誕生 第2章 文化と農耕の起源 第3章 出雲神話という謎 第4章 神話にみる列島の古層 第5章 人間たちの物語 読書案内
  • NHK「100分de名著」ブックス 歎異抄 仏にわが身をゆだねよ
    4.0
    1巻935円 (税込)
    「悪人正機」「愚者になりて往生す」に代表されるように、浄土真宗の開祖・親鸞の教えは逆説に満ちた革新的なものである。ゆえに市井の人々だけでなく、近代日本の多くの知識人を魅了した。『歎異抄』に収められた親鸞の言葉と、苦悩と矛盾に満ちたその生き方から、現代を生きる私たちへのヒントを探る。師・法然との邂逅にはじまる「親鸞思想をさらに深く知る」ための特別章を加筆。
  • NHK「100分de名著」ブックス 太宰治 斜陽 名もなき「声」の物語
    4.8
    1巻1,100円 (税込)
    隠され続けたのは、私たちの「声」なんだ――。 「一億玉砕」から「民主主義」へ――。言葉は変われどその本質は変わらなかった戦後の日本。そんな中、それを言われると世間が困るような「声」を持つ人たちがいた。酒におぼれる小説家・上原、既婚者・上原を愛するかず子、麻薬とアルコール中毒で苦しむ弟・直治。1947年に発表され爆発的ブームを巻き起こした『斜陽』に描かれる、生きるのが下手な彼らの「声」に、太宰治が込めた思いとは何だったのか。彼らが追い求めた「自分の言葉で」「真に人間らしく」生きるとはどういうことなのか。太宰が「どうしても書きたかったこと」に作家・高橋源一郎が迫る。秀作『散華』に焦点をあてた書下ろし特別章「太宰治の十五年戦争」収載。 *電子版では、権利上の理由により一部収録しない写真がございます。ご了承ください。
  • NHK「100分de名著」ブックス 道元 正法眼蔵 わからないことがわかるということが悟り
    4.0
    1巻935円 (税込)
    難解な仏教思想書の内容がこの一冊でわかる! 思想家・和辻哲郎やアップルの創業者スティーブ・ジョブズにも影響を与えた『正法眼蔵』のエッセンスを明快に読み解く。ブックス特別章「道元の『哲学』とは何か」を収載。
  • NHK「100分de名著」ブックス 夏目漱石 こころ
    4.6
    1巻838円 (税込)
    あなたは“真面目”ですか 自由と孤独に生きる“現代人の自意識”を描いた、不朽の名作『こころ』が誕生してちょうど100年。他者との関係性に悩む登場人物たちの葛藤を読み解きながら、モデルなき時代をより良く生きるためのヒントを探る。著者渾身の書き下ろしの特別章〈「心」を太くする力〉を収載! [内 容] はじめに 「心」を書こうとした作家 第1章 私たちの孤独とは 第2章 先生という生き方 第3章 自分の城が崩れるとき 第4章 あなたは真面目ですか ブックス特別章 「心」を太くする力
  • NHK「100分de名著」ブックス ブッダ 最期のことば
    4.3
    1巻880円 (税込)
    ブッダの死後に編纂された「マハーパリニッバーナ・スッタンタ(涅槃経)」には、ブッダの最後の旅の様子がストーリー仕立てで描かれている。ブッダが自らの死によって示した「人間のあり方」、そして2500年受け継がれる「組織のあり方」を読み解く。特別章「二つの『涅槃経』」を収載。
  • NHK「100分de名著」ブックス 松尾芭蕉 おくのほそ道
    4.0
    1巻838円 (税込)
    大震災後に歩む、芭蕉の「みちのく」 松尾芭蕉の『おくのほそ道』は単なる紀行文ではなく、周到に構成され、虚実が入り交じる文学作品である。東日本大震災の被災地とも重なる芭蕉の旅の道行きをたどり、「かるみ」を獲得するに至るまでの思考の痕跡を探る。ブックス特別章として、芭蕉による『おくのほそ道』全文を収載。 [内容] はじめに―『おくのほそ道』への旅 第1章 心の世界を開く 第2章 時の無常を知る 第3章 宇宙と出会う 第4章 別れを越えて ブックス特別章 『おくのほそ道』全文 松尾芭蕉 略年譜 あとがき
  • NHK「100分de名著」ブックス 万葉集
    3.5
    1巻880円 (税込)
    はじめに和歌があった 7世紀前半から8世紀半ばまでの歌、およそ4500首が収められた日本最古の歌集『万葉集』。額田王、柿本人麻呂、山上憶良、大伴家持……。大きく4期に分けられる作風の変化を代表的歌人の歌で辿りながら、日本人の心の原点を探る。恋の歌を厳選した特別章「相聞歌30首選」を収載! [内容] はじめに 混沌・おのがじし・気分 第1章 言霊の宿る歌 第2章 プロフェッショナルの登場 第3章 個性の開花 第4章 独りを見つめる 万葉集の時代 年表 ブックス特別章 相聞歌三十首選 あとがき
  • NHK「100分de名著」ブックス 柳田国男 遠野物語
    3.6
    1巻880円 (税込)
    山の神、里の神、家の神をはじめ、天狗、山男、山女、河童、幽霊などの話が百十九話収められた『遠野物語』。牧歌的な昔話としてイメージされる一方、そこには、現実世界を生きる人間たちの「負の遺産」ともいうべき姿が活写されていた。自然について、神様について、人間の生死について、かつての日本人は何を感じて生きてきたのか――。古層の記憶をたどりながら、私たち現代人の未来について考える。「100分de名著」ブックス書下ろし特別章として「世界の中の『遠野物語』」を収載。
  • NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集 「どん底目線」で生きる
    4.5
    1巻880円 (税込)
    子どもたちと手まりをついて遊ぶお坊さん――として、今なお多くの日本人から愛され続けている良寛。どん底の立場から世の中を見据えた清貧な乞食僧は、漢詩と和歌を愛し、亡くなる直前まで「こころの言語化」という精神活動を深めた表現者でもあった。厳しい競争と経済至上の社会のなかで「自分」というものを見失いがちな今日、みずからの姿でもって「人間の座標軸」を示そうとした良寛の生きざまを見る。 [内容] はじめに 「どん底目線」と「徹底した言語化」 第1章 ありのままの自己を見つめて 第2章 清貧に生きる 第3章 「人」や「自然」と心を通わす 第4章 「老い」と「死」に向き合う ブックス特別章 良寛さんの仏教理解
  • NHK「100分de名著」ブックス ルソー エミール 自分のために生き、みんなのために生きる
    4.2
    1巻935円 (税込)
    少年の成長過程を通して語られる教育論『エミール』は、民主主義社会を担う、自立した人間のあり方を問う人間論でもあった。真に自由な人間を育てるために必要なこととは何か? 現代の実践的哲学者が、稀代の思想家を掘り下げる。 [内容] はじめに 真に自由な人間を育てるために 第1章 「自然」は教育の原点である 第2章 「好奇心」と「有用性」が人を育てる 第3章 「あわれみ」が社会の基盤になる 第4章 理想社会のプログラム ブックス特別章 自由に生きられるための条件を考える 読書案内 ルソー 略年譜 あとがき
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    4.2
    1~2巻1,425~1,439円 (税込)
    NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、ついに書籍化! 病気、事故、災害、あるいは、失恋、挫折、そして孤独…… 人生における受け入れがたい現実に直面した時、人は絶望します。 古今東西の文豪たちもまた、例外ではありません。 絶望に行き当たり、絶望を見つめ、絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。 本書では、そんな文豪たちの「絶望名言」から、 生きるためのヒントを探します。 [登場する文豪たち] カフカ ドストエフスキー ゲーテ 太宰治 芥川龍之介 シェークスピア [内容紹介] 『絶望名言』――おかしなタイトルですよね。 『希望名言』なら説明は不要ですが、 『絶望名言』だと 「なんでそんなものを?」と思う人が多いかもしれません。 でも、失恋したときには 失恋ソングにひたりたくなるように、絶望したときには、 絶望の言葉のほうが、心にしみることがあると思うんです。 私自身も、そういう体験をしました。 絶望したときに、救いとなったのは、 明るい言葉ではなく、 絶望の言葉でした。 (著者/本書「はじめに」より)
  • 絵本の春
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時代を超え、遠い憧憬を呼びさます鏡花の傑作短篇、初の画本化! 異界を覗く愉悦と甘美な慄き! 言語のみを媒介として組み立てられた、 鏡花の自我の奥底にひそむドラマの構造が、 私の目にありありと映り、その超現実的な 言語体験を私もまた痛切に共有し得るという、 芸術作品の秘密は何であろうか。 澁澤龍彦 (『偏愛的作家論』より) 尾崎紅葉のもとで小説修業をし、作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫、澁澤龍彦らに多大な影響を与えた、 泉鏡花の幽玄華麗な文体が煌めく名作短篇。 金沢の年間約2万人、開館以来、約40万人が訪れた、泉鏡花記念館で開催予定の 「泉鏡花×金井田英津子『絵本の春』原画展」公式画本。 こちらが覗けば向こうからも、というわけで魔の小路を覗いた 少年は美しいあやかしに微かな毒意を秘めたいたずらをされます。 鏡花の少年は常に無垢で純粋な魂の標号のような存在ですが、 それが無惨なもの悪意あるものと対置されるとき、私にはちょうど 手で作った窓のような装置となって束の間の幻想を見せてくれるように 思われました。 ―「あとがき」より―
  • エロスでよみとく万葉集 えろまん
    3.5
    1巻1,430円 (税込)
    「君、センスいいね。俺、天皇」といきなりナンパしたり、「彼氏が来るからパンツ脱いで待ってよう♪」って赤裸々過ぎたり、単身赴任先で愛人に入れあげてたら本妻が乗り込んできたり! 新元号「令和」の出典として大注目の『万葉集』は、現代のツイッターも真っ青、エロ面白い歌のオンパレードだった! 衝撃の古典超訳。
  • エロスに古文はよく似合う
    3.8
    時は平安後期――貴族社会から武家社会へと移りゆくとき…“今はむかし…”で始まる『今昔物語』、その中にも意外や意外ありました―愛(エロス)の話―。「いやだわぁ」と言いながらも、愛(エロス)に関しての好奇心は〈現在(いま)〉も〈昔〉もかわらないようで…それでは、その不思議な世界へあなたも御一緒にどうぞ――
  • 艶色落語講談鑑賞
    -
    1巻440円 (税込)
    正岡 容による作品。
  • 燕石十種〈第1巻〉
    -
    1~6巻2,093~2,424円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高尾考/遊女考/猿楽伝記/瀬田問答他
  • えんとその周辺 平安文学の美的語意の研究
    -
    1巻12,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平安文学中、主要な美意識をあらわす「えん」を中心として、同時代の他の美的語意「なまめかし」「すごし」等との微妙な美意識の差に触れつつ、できる限り用例をあげて考察。
  • 老いた体操教師・瀧子其他 小林多喜二初期作品集 曾根博義編
    値引きあり
    -
    大正から昭和初め、働きつつ学ぶ青年・多喜二は、文学への熱情、人間を抑圧する社会への怒り、知り初めた恋の苦しみを、ノートに書きつけ雑誌に投稿した。虐げられる弱き者への優しい眼差しと、苦の根源への鋭い問いを秘めた、これら初期作品群こそは、29歳で権力に虐殺されたプロレタリア作家の多感な青春の碑である。86年ぶりに発掘された最初期の「老いた体操教師」、秀作「瀧子其他」を含む16篇を精選。
  • 鴎外の「舞姫」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編
    値引きあり
    3.5
    一九世紀末のドイツの都ベルリンを舞台に、有望な青年官吏太田豊太郎と美しい踊り子エリスとの悲恋を、浪漫派的雅文体で綴る名作。ふりがな付き原文と現代語訳の両方で楽しめ、地図・図版満載のビギナーズ版。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 王朝才女の謎 紫式部複数説
    3.0
    1巻935円 (税込)
    栄華を極める藤原氏政権の時代に源氏の王朝物語が生まれた不可思議な矛盾。源氏物語は反藤原の抵抗文学なのか? 才女紫式部の実体は? 先に「源氏物語は紫式部作ではない」と提唱して多くの古典ファンに衝撃的話題を投げかけた著者が、再び大胆な推論を展開、藤原氏の系譜を遡り、物語成立年代の誤りと“作者”紫式部の実体を解明し、才女伝説の虚像と実像を浮き彫りにする。好評『源氏物語99の謎』姉妹篇。
  • 王朝の色と美
    -
    1巻13,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『枕草子』、『源氏物語』をはじめ、平安の諸作品は、どのような時代情勢を基盤として生まれたのであろうか。つまり、王朝文学という大輪の花が開いたのは、作者というすぐれた種子が根をおろし、それをはぐくみ育てた社会という土壌があっての必然の結果と推察される。こうした意味から本書は、時代の情勢を出来る限り探り、その世相の上に諸作品を関連づけて考えてみた。
  • 王朝の表現と文化 源氏物語・枕草子を軸として
    -
    1巻9,680円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 漢籍の引用や先行物語を下敷きにする「引用」とは「文化継承」に他ならず、それが「生活文化」の中で活かされているという捉え方をした論を中心に、「語り」「出家女性」「住空間」にも注目し、その構造を位置づける。表現と文化という大きな枠組みの中で論述する刺激的な論文集。
  • 王朝の物語と漢詩文
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    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 漢詩文的基盤と表現に鋭く迫り、意欲的読解を試みる。平安朝文学研究者には必読の書。
  • 王朝文学入門
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    1巻1,408円 (税込)
    『源氏物語』や『枕草子』などの物語・エッセイ、『土佐日記』『蜻蛉日記』などの日記文学を中心に、主要な王朝作品のあらすじ、特徴・ポイントをわかりやすく解説。便利な「王朝文化ミニ辞典」付き。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 王朝文学の光芒
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    1巻6,050円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 和歌、そして日記文学の表現は如何なる歴史や文化の光明を背負っているのか。和歌が詠ぜられる場の変遷、また日記文学に於ける身近な文物に纏わる表現はどのような時代の光彩を帯びるのか。言葉の裏に潜む文化や歴史を解析し、表現をくるむ光の煌めきを掬い出す。
  • 王朝文学論考
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    1巻12,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前篇は『うつほ物語』の人物造型論で、物語の主題を「琴(きん)の族」の話柄と捉え、全体の構造を考察し源実忠にも論究する。後篇は、平安時代の和歌・物語・随筆・日記作品の論考。附篇は『源氏物語』研究の現在(講演録)を収載。
  • 王朝まどろみ論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女流文学の作者たちは日常の、男たちを待つ時間にあっても、神仏との出会いを待つ参篭の時間にあっても、しばしば、「まどろみ」の状態に入った。「まどろみ」の中で育った王朝女流文学の想像力を読み解く。
  • 王朝物語史論 引用の『源氏物語』
    -
    1巻9,680円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある物語の達成が、また新たなる物語の誕生をもたらす。その連鎖の果てに広がる風景とは…。『源氏』から『寝覚』『狭衣』へ、そして『今とりかへばや』へ。
  • 王朝和歌と歌語
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    1巻17,050円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 王朝和歌文学について、できるだけ具体的な数値や特異な表現、構造上の特質等を摘出して分析・比較し、歌人の詠風や時代による変遷を解明。とくに、用語・語法や枕詞の用法について詳細に検証する。
  • 王朝和歌の想像力 古今集と源氏物語
    -
    1巻13,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌や物語をつくりだす想像力という働きを追う書。本書は、和歌の表現の〈型〉を析出し、その形成過程を『万葉集』から『古今集』へ、さらに王朝和歌へとつづく和歌史の中で跡づける。その共通の〈型〉から個々の歌のかたちが出来上がっていく創造の仕組みはどのようなものであるか。また、特有の〈型〉をもつ言語である歌が、物語の中でどのように機能し何をもたらすのか、そして物語が歌に何を与えているのか考察する。
  • 近江の昔ものがたり
    -
    滋賀県内各地に残る伝説や伝承70余りを紹介しながら、物語が生まれた背景についても解説。長年湖国の歴史や文化についての調査・研究を続けてきた著者が、わかりやすい文章で筆を進めている。
  • 大江健三郎
    4.3
    死と再生、終末と救済を一貫して問い、闘い続ける圧倒的な大江文学。 女性原理を主軸にした長篇二篇に短篇とエッセーで全体像を提示する。 著者による加筆修訂。 [収録作品] 悲しみは人生の親戚――子どもの死に見舞われながら人生の事業に乗り出す女性を描いた長篇「人生の親戚」と汚染させた地球が舞台の近未来SF「治療塔」。 部屋に閉じ籠り<鳥たち>と暮らす青年を描く「鳥」、隣人となった「山の人」の自由への希求が市民たちを戦慄させる「狩猟で暮したわれらの先祖」。他に『ヒロシマ・ノート』より「人間の威厳について」、『私という小説家の作り方』より「ナラティブ・つまりいかに語るかの問題」。 解説=池澤夏樹 年譜=尾崎真理子 月報=中村文則・野崎歓
  • 大江健三郎論~怪物作家の「本当ノ事」~
    4.5
    「奇妙な仕事」以降、常に文学界の先頭を走り続けてきた大江健三郎。「飼育」で芥川賞、『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』で読売文学賞、そして九四年には、川端康成についで日本で二人目のノーベル文学賞受賞者となった。「民主主義者」「平和主義者」と捉えられている大江。だが、大江をそうした物差しだけで測ってよいのだろうか。従来の大江像に再考を迫る。
  • 大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる
    4.0
    「情報テクノロジーの支配する社会で、もっとも痩せているのが「文学の言葉」です。私は永く「文学の言葉」で生きてきました。いまも注意深く見れば創られている、力にみちた「文学の言葉」を、知的な共通の場所へ推し立てたいのです」大江健三郎――2007年から8年間にわたり大江健三郎一人によって選考された「大江健三郎賞」の全選考過程と受賞理由、および受賞者との対談を収録した、完全保存版!
  • 大岡昇平
    3.5
    対照的な二組の夫婦と復員兵の愛をめぐる心理小説の傑作『武蔵野夫人』とその創作過程に関する「『武蔵野夫人』ノート」、南方での戦争体験を元にした思索的小説『俘虜記』から「捉まるまで」等三篇、ユーモア溢れるおとぎ話の続編「一寸法師後日譚」、花柳小説の佳品「黒髪」、神話と文学の起源をさぐる評論「母と妹と犯し」、昭和天皇重篤に際して心情を綴った「二極対立の時代を生き続けたいたわしさ」など、戦争と人間の真実を、理性と知性に基づいて希求した戦後文学最高峰の多面的な魅力を示す。 解説=池澤夏樹 月報=青山七恵・大林宣彦
  • 大親分! アウトレイジな懲りない面々
    3.0
    1巻858円 (税込)
    河出新書で「北野武の最新小説」が登場!「利口はやらない、バカじゃできない、一途な人たち。」(北野武)の物語が、幕を開ける。
  • 大鏡抄
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大鏡のできるだけ重要な部分・興味深い部分について全本文の六割余を抄出し、頭註を施す。本文は松村博司博士の岩波文庫所収本(東松本)を使用。頭註は簡略を旨としたが、本文の解釈に疑問がある箇所には詳しく、特に文法的に注意すべき点にも説明を加えた。
  • 大阪城淀及治長恋後日譚遺恨姫櫓
    2.0
    あらすじ 桃山時代の大阪。豊臣秀吉は大阪城を築城した。淀川に浮かぶ大阪城、その郭の一角に男子禁制の姫櫓があった。 第一幕 大阪城下、森之宮神社近くにある西蔵の居酒屋の内部。人夫たちが淀川から上がる奇怪な水死体の噂をしているなか、大阪に出てきたばかりの若武者立原日之介が親友の住吉時之介に宛てた手紙を書いている。人夫たちが時之介を孤児呼ばわりしたことに腹をたてた日之介が、彼らと一戦交えているところに偶然来た大野治長が助太刀して両者を引き分ける。 第二幕 関白殿下の入城にあたり、城下でその準備が行われている最中、またもや二人の土左衛門が打ち上げられた。淀君は城下にいた陰陽師を呼んで占いをさせると、太政大臣の丸川安之丞の三日後の死を予言する。時之介には日之介がその土左衛門の一人だと言う。さらに、淀君には日之介を殺させた犯人だと暴露する。日之介が血で真犯人の名を書いた書付は時之介に渡した。それを脅しのタネに、治長は太政大臣になって淀君と二人で天下を治める野心を実現したいのだ。 第三幕  第一景 大阪城は開門の時刻を迎えてもまだ閉じたままである。そこに侍を従えた治長が登場して丸川安之丞の身柄を拘束する命令書を読み上げる。潔く縄につく丸山の高潔さに打たれる治長が今度は捕縛される番であった。  第二景 治長が牢屋に縛られている。勝利を味わうために淀君が見にくる。治長は淀君に最後に昔話を聞くことを所望する。秘密の話をした治長は牢屋を出て関白の次の位にまで上り詰めることに成功する。 第四幕 時之介に固執する淀君に対して、治長は最後の賭けに出る。姫櫓で関白の目を盗んで逢い引きをしてくれれば、手紙を返して淀君の不安のタネを取り除こうと約束する。淀君は手下に命じて忍び込んでくる男を殺せと命じる。一方、治長は淀君の失脚を望んで前川に命じて姫櫓にいるすべてのものの逮捕を命じる。 第五幕 姫櫓で淀君は逢引に来る者の殺害を命じていると、その治長が入り口ではなく窓から侵入してきた。治長が淀君に時之介が自分たちの子どもであることを告げると淀君は狂乱する。
  • 大阪の町人学者富永仲基
  • 大阪を歩く
    -
    1巻275円 (税込)
    真田幸村が討ち死にしたにもかかわらずその碑がない大阪に憤慨し、木津川から梅田にかけての風景を三流都市とし、谷崎潤一郎のように地震が怖くて料理がうまいから好きになったのではなく、ただ単に懐かしいのだと評するなど、軽妙に綴る直木三十五による大阪・大阪人論。「夕刊大阪」(大阪新聞の前身)にて連載された。大阪に見切りをつけ東京に出たものの、大阪を見る目がよくなってきた、という直木三十五は、この翌年に長編「大阪物語」を上梓することになる。
  • 大塩平八郎
    -
    1巻642円 (税込)
    森 鴎外による作品。
  • 大寺学校/ゆく年
    -
    浅草に生まれた万太郎(1889‐1963)が,青年期までをすごしたその土地に寄せる,エレジイともいうべき2篇である.代用学校が市立の学校へ「座」を譲ろうという時代の激しい変動が,さまざまの人の上に,どう乱反射したかを活写した「大寺学校」.「ゆく年」とともに明治末の東京の一隅の特異な風土を巧みな話術で描いた作品である. (※本書は1989/1/1に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました)
  • 大伴坂上郎女
    -
    1巻19,757円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大伴坂上郎女の全作品を読み直し、女流和歌史の上での位置づけをはかる。さらに、天平の女歌から後世へどのように享受されていくのか、歌の表現方法や中国文学との比較研究を通して、考察していく。
  • 大伴旅人逍遥
    -
    1巻16,553円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者のこれまでの研究の成果をたどる論文集。大伴旅人の太宰府への往復のコースを探る研究など、旅人をめぐる論稿と、「万葉雑考」として、万葉集関連の研究論文を収めている。
  • 大伴家持研究
    -
    1巻11,000円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大伴家持研究第一人者による23編の論文集。一つの家持像がここに成立する。
  • 岡本かの子全集(1)
    -
    1~12巻1,100~1,595円 (税込)
    「私はどこ迄行ったら満足出来る女なのでしょう。……」。処女小説「かやの生立」から戯曲を含め初期短篇32篇収録。
  • 岡本かの子名作集
    -
    1巻550円 (税込)
    「このように大きく豊かで深い女人は、今後いつまた文学の世界に生まれてくれるであろうか」(川端康成)。「渾沌未分」「過去世(かこぜ)」「夏の夜の夢」「金魚撩乱」「東海道五十三次」「老妓抄」「家霊(かれい)」「河明り」の代表作8編を収録。新字現代仮名遣い。

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  • 岡本綺堂集 青蛙堂鬼談 ―怪奇探偵小説傑作選1
    4.7
    絶妙な筆致で読者を魅了する岡本綺堂。その代表作「青蛙堂鬼談」シリーズをはじめとする怪談の数々を収録する。綺堂が愛した江戸情緒や、農村、湯治場、戦場など、今や失われた風景のなかで、この世に残る未練・愛憎・因縁が引き起こす、恐しい出来事が、人びとの心に哀しくひびく――。
  • 小川未明童話集 赤いろうそくと人魚・野ばらなど
    3.5
    1巻1,287円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今届けたい「野ばら」、「赤いろうそくと人魚」など小川未明の不朽の名作12話・生誕140年を迎えた、小川未明の不朽の名作12話を収録した童話集。・「赤いろうそくと人魚」「野ばら」「月夜とめがね」「どこかに生きながら」など、時を越えて、弱き者に寄り添う珠玉の作品を集めました。・新潟県上越市に生まれ、雪国の自然や命の儚さを描いた未明童話を、柊有花が大胆で柔らかな構図で、美しく表現。・巻末に、各話の<解説>と、作者と物語の背景を知ることができる<「小川未明」と文学の世界>を写真付きで掲載。・漢字はすべてふりがな付き。・小学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる一冊。「赤いろうそくと人魚」「野ばら」「月夜とめがね」「どこかに生きながら」など、時を越えて、弱き者に寄り添う小川未明の名作12話を収録。新潟県上越市に生まれ、“日本のアンデルセン”と称される小川未明。未明童話が放つ、ロマンとヒューマニズム、雪国の厳しい自然や命の儚さを、柊有花の大胆で柔らかな挿絵でお届けします。巻末には各話の<解説>と<「小川未明」と文学の世界>(写真付き)を掲載。漢字はすべてふりがな付き。小学生から大人まで、繰り返し味わえる一冊です。
  • 翁と媼の源氏物語
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神の姿が投影された、翁と媼の役割とは-神の世界から人の世界へと流れ込む信仰・思想から、源氏物語に隠された"系譜"と"構造"を鮮やかに描き出す。
  • 翁の発生
    -
    1巻440円 (税込)
    折口信夫による作品。
  • おくのほそ道論考
    -
    1巻6,600円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おくのほそ道の二部構成、謡曲的構成と名和歌集・松嶋眺望集等の典拠を実証。解釈の従来の誤解を正し、新見を提示し、語句の読みに根拠を与え、新しい読み方を提唱する。
  • 「奥の細道」をよむ
    4.4
    芭蕉にとって、『おくのほそ道』とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程は歌仙の面影を移す四つの主題に分けられる。出立から那須野までの禊、白河の関を過ぎてみちのくを辿る歌枕巡礼、奥羽山脈を越え日本海沿岸で得た宇宙への感応、さまざまな別れを経て大垣に至る浮世帰り。そして芭蕉は大いなる人生観と出遭う。すなわち、不易流行とかるみ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。
  • 幼さという戦略 「かわいい」と成熟の物語作法
    3.0
    1巻1,500円 (税込)
    現代日本社会には幼さが氾濫し、「かわいい」は文化の象徴でもある。では老いと成熟はどうなる?太宰治、谷川俊太郎、村上春樹、江藤淳、古井由吉、小島信夫の作品を通じて、賢く強い語りと幼く弱い語りの差異に注目する文芸評論の新しい地平。
  • 尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編
    値引きあり
    3.8
    許嫁・宮に裏切られた貫一は、冷徹な高利貸となり復讐を誓う。熱海海岸の別れや、二人の恋の意外な顛末など、見所を凝縮。やさしい現代語訳と詳細な解説・コラムで、尾崎紅葉渾身の大作が手軽に味わえる! ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 押絵の奇蹟
    3.8
    明治30年代、美貌のピアニスト・井ノ口トシ子が演奏中倒れる。死を悟った彼女が綴る手紙には出生の秘密が……。(「押絵の奇跡」)江戸川乱歩に激賞された表題作の他「氷の涯」「あやかしの鼓」を収録。
  • おじいさんのランプ
    -
    1巻110円 (税込)
    みなしごの巳之助少年は、いつかは身を立てたいと思っていた。当時は珍しいランプを売る商売を始めたのですが……。人間の大切さを思い出せる珠玉の名作です。
  • 恐ろしき通夜
    -
    1巻220円 (税込)
    ホラー短編集。風変わりな医学生の吹矢は腸のことばかり考えていた。死体から抜き取った腸を訓練し飼い慣らし始める。腸と吹矢との同棲生活。最初はガラスビンの液体の中でうごめいていたがついに外へ這い出した。腸は意思を持ったのである。想像してもおぞましい「生きている腸」。他に「恐ろしき通夜」「夜泣き鉄骨」「殺人の涯」「三角形の恐怖」を収録。
  • 小田実小説世界を歩く 【小田実全集】
    -
    端正でそつがなく、世に名文と呼ばれている文章より、「ヘタ」で「ういういしい」、ザックリとした豊かさを放つ文章を選びとった明治から昭和までの小説群。谷崎潤一郎から始って、有島武郎、武田麟太郎、長塚節、徳田秋声、徳永直、前田河広一郎、金史良、徳冨蘆花、夏目漱石、嘉村礒多、壺井栄、原民喜、そしてジョン・オカダまでの小説を、著者が一人の読者としてたっぷりと愉しみながら、ゆるりゆるりと文体を含味し、考えぬいたユニークな文学論。小説の醍醐味と効用を教えてくれる。
  • 落窪物語
    3.4
    『落窪物語』は、早くに母を失った姫君が、継母にいじめられ、苦労しながらも、やがてすばらしい貴公子とめぐりあい、幸せを得る物語である。このストーリーの基本的なパターンは、シンデレラに代表されるが、古来、世界各地で作られ、今に語り継がれている。平安時代に書かれたこの物語も、みやびな恋物語というより、生身の人間の喜怒哀楽を興味深く描いた大衆文学として、長く読み継がれ、語り継がれてきたロングセラー小説の一つである。
  • 落窪物語注釈
    -
    1巻33,000円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は管窺の伝本中最善本と目する宮内庁書陵部蔵「おちくほ」四冊を底本にした場合の整定本文を提示し、口訳・語釈を施し、解説等を添えたものである。
  • 落窪物語(一) 斑山文庫旧蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高野辰之博士旧蔵の古写本全四冊を精密に影印。書写年代は近世最初期の慶長元和頃かと推される。古雅な書体にして能筆。部分、古態を保持する本文は研究上重要。また、本作品は独立した継子いじめ物語の現存最古のものとして中古物語の演習教材として好適。
  • 夫の始末
    -
    女にとって、夫という男は、何ものなのか。「物事の始末が悪い」と言われ続けた著者が、この世の名残りに、散らかし放題に「始末」をつける。劇作家同士、雑巾を縫う夫と山を歩く妻……。見事に違う、個性鮮やかな夫婦の60余年を戯画化した、何ともおかしい自伝的連作集。女流文学賞・紫式部文学賞、W受賞作。
  • オットーと呼ばれる日本人
    -
    過剰なる情熱、マルクス主義の洗礼、したたかに感じた中国革命の現実――内閣のブレーンでありながら、国際諜報団員として時代の濁流にどっぷり浸かり、その熾烈な人生を精一杯生き、愛し、思考した一日本人――。その「ゾルゲ・尾崎事件」を題材に、転換期に生きる知識人の、深く屈折した内面を照射する、現代戯曲中屈指の名作。
  • お伝地獄(上)
    -
    1~2巻1,045~1,100円 (税込)
    女だてらに丁半勝負に興じるお伝の美貌の陰には、夫・浪之助への新妻の如き愛が息づいていた。時は明治初年、薬も加持祈祷も効のない夫の業病治療のため、彼女は利根川の村から東京の名医へと人力車を走らせる。前途に凄惨な運命が待ちうけているとも知らずに……。希代の毒婦として処刑されることになる高橋お伝の生涯と女心の振幅を、戯作的雰囲気と濃密なエロティシズムの中に描いた情緒派の代表作。
  • お伽草子
    -
    1巻110円 (税込)
    太宰治の短編小説。5歳の女の子のために絵本を読んで聞かせるという言葉で始まる物語。 「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」といったお馴染みのおとぎ話が太宰流にアレンジされている。 太宰治の解釈によるお話は、平成の時代を生きる我々が読んでも面白い。読みやすくするため、現代の言葉に近づけました。
  • お伽草紙
    -
    1巻330円 (税込)
    民話「瘤(こぶ)取り」「浦島」「カチカチ山」「舌切雀」が見事な風刺文学に変身! 面白さ折り紙つきの「日本文学の傑作」!

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  • おとぎ草子・山椒太夫 ほか
    -
    おとぎ話でおなじみの『おとぎ草子』。「山椒太夫」に代表される『説経集』。どちらも中世に成立した、庶民のための“語りの文学”だ。空想や教訓、信仰心を盛りこみ、同じ下層の語り手によって生き生きとした言葉で表現されてきた物語は、混沌の時代に庶民を楽しませ、勇気づけた。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 男の絆の比較文化史 桜と少年
    3.5
    中世の稚児物語,近世の浮世草子,近代の幸田露伴や福永武彦など,男たちの絆の結びつきは,日本文学において連綿と描き続かれてきたモチーフである.古典文学から近現代の小説,映画,漫画,海外文学に至るまで,男同士の絆の表象の系譜を幅広くたどり,その背後にある社会的メカニズム,ジェンダーの機能を鮮やかに読み解く.

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  • 男の詩集
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    七五調に代表される、日本の美しい言葉のリズム。その韻律に彩られた珠玉の名詩を味わいつくせるのが本書である。上田敏、北原白秋、石川啄木、島崎藤村、百人一首から、中島みゆきまで心を洗う名詩文がならぶ。ちなみに著者は、詩への要件として、次をあげる。●暗記できること●文章が美しいこと●わかりやすい文章であること●口ずさめること●リズムがあること●いつまでも忘れないこと●酔ったときに、口ずさむと急に幸福な気分を味わえること●他人に対してやさしい気持ちが持てること●「オレだって、生きていてもいいんだ」という自信も持たせてくれること●他人にも「こういう詩がありますよ」と教えてあげたくなること……。まさに、本書にはその要件を満たした詩が満載されている。本書を一読すれば、日本人がこれまでいかに美しい言葉を紡いできたか、あらためて感動させられるに違いない。生きていくために、これだけは知っておきたい名詩集である。

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  • 男読み 源氏物語
    3.5
    もつれた愛は、恨まれずに終止符を打つ。人脈と情報を駆使して出世競争を勝ち抜く。逆境で友情と忠誠心をしみじみ感じる。交わされなかった和歌が語る、愛の濃さ……。人生の達人・光源氏を通して恋と出世と人間関係の綾を描き、宮仕えの男女を魅了した『源氏物語』。現代を生きるサラリーマンにも通じる、波乱と哀切のドラマがある。気鋭の古典文学研究者が案内する、『源氏物語』の世界へ、ようこそ!

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  • オトナの短篇シリーズ01 「女」
    -
    1~5巻165円 (税込)
    与謝野晶子や太宰治、芥川龍之介に加え、岡本太郎の母・岡本かの子や夢野久作など一度は名前を聞いた事のある作品を中心に厳選。魅力的な「女」の作品と共に、編集部員の選考理由も掲載。電子書籍をまだ読んだ事がない!という方にもオススメの一冊です。
  • 乙女の本棚 女生徒
    4.2
    1~10巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 太宰治の『女生徒』が人気イラストレーターとコラボレーション! 太宰治の『女生徒』が、ファッションブランドAngelic Prettyなど、乙女心をくすぐる作品で知られるイラストレーター・今井キラによって、鮮やかに現代リミックス。全イラスト書き下ろしで贈る、珠玉のコラボレーション・シリーズです。巻末には、『グッドモーニング』『死んでしまう系のぼくらに』などで知られ、今をときめく詩人・小説家である最果タヒのシリーズ共通エッセイを収録。自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊です。
  • おどるでく 猫又伝奇集
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    室井光広とは誰だったのか? 誰でもない。宇宙を吹き渡るコトバの元気(げんき)、天籟(てんらい)だった。 ――辻原登 こんな凄い小説が書かれていたことに驚きました。 生きる悲しみが言葉の奥底に繋がっていることを知りました。 貪るように読みました。 ――町田康 カフカ、ボルヘス、ジョイスといった先達を読み/書くことを通して、日本という「辺境」から世界文学の最前線へ。詩と小説と批評の三位一体を追求した現代文学最高の精華が、ここに再生する――。 辻原登氏 町田康氏 多和田葉子氏 推薦! 表題作は第111回芥川賞(1994)を受賞しながらも、その余りに独特な内容と形態によって「はたしてこれは小説なのか?」と賛否両論を巻き起こした伝説の傑作。そのほか、著者の故郷・南会津を舞台にした関連作を「猫又」サーガとして初集成/初文庫化。 古今東西の博識を呼び込み、「言語」と「小説」そのものの謎を探究する室井光広の目眩くテクストによって、日本語文学は何を目指し、何を実現したのか。 遺作『エセ物語』へのイントロダクションともなる、まさに「室井入門」として最適な一冊。 今こそ、時代は室井光広に追いつくことができるか――? 【目次】 [本編] 猫又拾遺(1991) あんにゃ(1992) かなしがりや(1993) おどるでく(1994) 大字哀野(1994) 和らげ(1996)(初書籍化作品) [巻末資料] 単行本版あとがき(1994) 万葉仮名を論じて『フィネガンズ・ウェイク』に及ぶ(1994) インタビュー 室井光広氏と語る(1995) 巻末エッセイ=多和田葉子「海に向かえ山に向かえ言葉に向かえ」 解題=川口好美 《あらゆる翻訳は最終的に原作の行間にただようおどるでくを読者の心底にうつすことを目的とするといっていいだろう。そのうつし方は、病気をうつすようにしてなされる。私は再度キリシタン版の中にうつし方の現場をさがしにゆく。おどるでくをうつされるのを好む人は何よりも「写す」行為をいやがらないと露文氏はいっている。》――表題作より
  • 鬼

    -
    1巻110円 (税込)
    治水、開墾工事に命を賭けた男。それは他人には鬼に見えた。農民たちから反感を買い、恨まれながらも鬼となっても困難を乗り越えていく。プロジェクトリーダーの孤独や信念、いかに生きるかを考えさせられる。
  • 尾上柴舟・石川啄木
    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 柴舟・薫園・夕暮・牧水に「近代短歌史上の正統派としての位相」を発見し、啄木の魅力を引き出す新しい短歌鑑賞の本。
  • 小野十三郎の二日間‐傘寿を迎える初春の日に 橋本照嵩写真集
    -
    1巻1,309円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 抒情を否して“詩”に対峙し続けた詩人・小野十三郎が最晩年に辿りついた優しき表情。

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  • 小野小町追跡 「小町集」による小町説話の研究 新装版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小町の虚像と実像にはじめてカケハシを架けた名著決定版。
  • おはよう
    -
    「おはよう食堂」は安くておいしい朝食をたべさせる大衆食堂。切り盛りするのは美人で勝気な加代(若尾文子)。夫の大助(大橋巨泉)は一年前に女を作って外に出てしまった。舅の幸作(中村翫右衛門)は息子の不始末を詫び、加代を自分が経営する食堂に女将として迎え入れたのだ。気のいい客ばかりなのだが、近くのタクシー会社に勤める秀吉(堺正章)は詮索好きで、あれこれ加代の過去を調べては吹聴する。そんな秀吉が幸作を丸め込んで食堂に住みついてしまう。昭和47年にTBS系で放送。全17回。本巻では向田邦子執筆(2回)の第2、3話を掲載。
  • おばけずき 鏡花怪異小品集
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「泉のやつ、またはじまった」と仲間にいわれるほど無類のおばけずき。長短篇小説や戯曲で名高い鏡花だが、一方で怪異にまつわる小品群もまた格別に味わい深い。小説をはじめ、随筆・紀行、創作とも実話ともつかない逸品まで、喜々として異界に遊ぶ鏡花文学の知られざる真髄を編む。
  • 思い出の記
    -
    1巻554円 (税込)
    小泉節子による作品。
  • 思い出袋
    4.3
    戦後思想史に独自の軌跡をしるす著者が、戦中・戦後をとおして出会った多くの人や本、自らの決断などを縦横に語る。抜きん出た知性と独特の感性が光るこの多彩な回想のなかでも、アメリカと戦争の体験は哲学を生きぬく著者の原点を鮮やかに示している。著者80歳から7年にわたり綴った『図書』連載「一月一話」を集成。

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