尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

3.8

許嫁・宮に裏切られた貫一は、冷徹な高利貸となり復讐を誓う。熱海海岸の別れや、二人の恋の意外な顛末など、見所を凝縮。やさしい現代語訳と詳細な解説・コラムで、尾崎紅葉渾身の大作が手軽に味わえる!
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恋人お宮に裏切られた(と思っている)青年貫一が金貸しとなり邂逅する長編のダイジェスト版。熱海で女性に蹴りを入れている銅像が有名。昨今のコンプラには適さないと思う絵面だ。
    元が文語体なので古めかしい話かと思っていたが本書の現代語訳と解説がついたおかげでエンタメ作品として普遍性がある事が分かった。内容については未読の方もいるだろうからこれ以上は触れぬ。
    エンタメといえば話の内容よりも当時の人気。大ヒットしたは良いが先々の構想が無かったのか打ち切りendのような臭いがする。現代に例えれば週刊マンガのような立ち位置だったのではあるまいか。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    ビギナーズ・クラシックスの構成のおかげで古典的な文体で描かれる本作を理解しながら読むことが出来ました。原作の文体だけだと多分途中で挫折しただろうと思います。
    思っていた以上に面白かった。
    あまりにもメロドラマで出てくる人はみんなすごいテンションで笑ってしまうくらい芝居がかっているような、とても映像的で感情にぐいぐい訴えかけてくるある意味暑苦しいお話でした。


    以下ネタバレです。(本書にネタバレを隠す必要があるなら。)


    宮の裏切りの理由もはっきりしないし、婚家ではすごく大事にされてるのに終始気の狂わんばかりの大騒ぎなのが面白かった。
    なにより富山唯継っていう富の山を唯で継いだっていう名前をつけられたこの人がすごいいい人なのに可哀想で笑ってしまう。
    貫一も高利貸しになった割にはそれがなんのためと言うか、そこら辺もはっきりしないし女同士の修羅場には喉になんかが詰まったように声は出ないは、なんだかんだ弱腰過ぎて、しかも宮を蹴り飛ばしたり感情の起伏が激しすぎる。
    こういうなんというか、もうはちゃめちゃなストーリーが当時の新聞読者を引き付けたんだなぁとしみじみ思いました。
    ただ、「金色夜叉」っていうタイトルはずば抜けてかっこいいと思う。

    0
    2024年03月27日

    Posted by ブクログ

    熱海でバスガイドさんが「ここが金色夜叉で有名なお宮の松ですよ~」と言うので、どんな物語か気になり読んでみました。
    実は原文を読んで挫折していたので、この本では現代語訳と解説つきで助かりました。

    とても面白い!明治時代の昼ドラという感じ

    このシリーズは時代背景や筆者についても解説してくれるので古典や難しい近代文学も楽しめるし、当時の読者と感想を共有できる感じがして良いです。
    夏目漱石の夢十夜や草枕との共通点を知って、次はそれを読んでみようと思いました。

    0
    2021年08月04日

    Posted by ブクログ

    熱海にある貫一とお宮の像のイメージしかなかった。
    解説と訳のついた金色夜叉の入門書。日本人の書いた日本の小説なのに、訳と解説がいるとはどういうことか、と思うが、原文を読むともはや古文の域で、難解すぎる。この1冊では全文が掲載されているわけではないので、ざっくりとあらすじと楽しむところが分かったところで原文全文を読みたい。
    2018/9/16

    0
    2018年09月16日

    Posted by ブクログ

    男は女を殺してやりたいくらい憎んでるんだけど、女の方はもうあなたに殺されたいみたいになってて、あなたに殺されないなら自分から死にますと言って崖に向かって行くのを、男は追いかけて止めようとするが間に合わない、そういう夢を見て、女を愛しているのだと知る。女を背中におぶったら女がいつの間にか白百合の花になっているシーンがすごくすきだし、夏目漱石の夢十夜?って感じだし、尾崎紅葉のほうが前だし、とても素敵だった。究極の贖罪とは死であり、究極の赦免もまた死なのかなあって。死は愛を生むんだけれども、それはとても美しくて、悲しいなあって。でもそういうのがとっても好きだなあって。ロミジュリも、金色夜叉も、そういうお話。あと女が川に身を投げるシーンも、女の死体が川に浮かび、流れていくさまが、オフィーリアを連想させ、これも夏目漱石の草枕を思い出すし、やっぱり尾崎紅葉のほうが前なの。

    0
    2015年01月19日

    匿名

    購入済み

    入門編としては良い

    あまりに有名すぎる作品なので、敢えて読んでみようと思ったことがなかった。解説書なのでやはり内容的には物足りないが、入門編としては良いと思う。原文もこのくらいなら全然読めそうなので、本編を読んでみようと思う。

    #タメになる

    0
    2023年01月02日

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