作品一覧

  • 「古今和歌集」の創造力
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    なぜ梅にはウグイスなのか。なぜ秋は悲しいのか──。あらゆる詩歌や文学的感受性の〈型〉を創りあげた『古今和歌集』。第一線の古典和歌研究者が、レトリックと配列の緻密な分析から、天才編集者・紀貫之の企図を大胆に読み解く。
  • 古今和歌集表現論
    -
    1巻9,350円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今集によって開花した表現とは-。個々の歌に対する精緻な読み重ねにより、導き出される古今集以前~以後の和歌表現の流れ、構築される表現体系・表現の史的展開。心象と物象が溶け合う歌の中、漢詩文・万葉集より受け継がれた表現、古今集にて新たに生み出され、また後へ続く表現が見えたとき「古今集」歌の本質が明らかになる。
  • 王朝和歌の想像力 古今集と源氏物語
    -
    1巻13,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌や物語をつくりだす想像力という働きを追う書。本書は、和歌の表現の〈型〉を析出し、その形成過程を『万葉集』から『古今集』へ、さらに王朝和歌へとつづく和歌史の中で跡づける。その共通の〈型〉から個々の歌のかたちが出来上がっていく創造の仕組みはどのようなものであるか。また、特有の〈型〉をもつ言語である歌が、物語の中でどのように機能し何をもたらすのか、そして物語が歌に何を与えているのか考察する。
  • サウンドヒーリング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 音の本質とその波動エネルギーを理解するとともに、音を使った自己表現、発声、自然音による癒しを紹介。自らの声や音楽を使うことで、音のヒーリングパワーを自在にあやつり、あなたの中にあるエネルギーの流れを変えることができます。

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  • リブベターシリーズ レイキ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 レイキはシンプルで実用的な“手当て”ヒーリング。心身の健康を願う人なら誰でも実践可能。瞑想や呼吸、巻末では上級トレーニングについて解説。随所に散りばめられた啓発的な引用句や美しい写真の数々が本書の魅力を高める。

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ユーザーレビュー

  • 「古今和歌集」の創造力

    Posted by ブクログ

    以前読んでまたもう一度読み直しています 今回は線を引いてメモを取ってしっかり読み込みました 古今和歌集は源氏物語や万葉集と違って解説本が極端に少ないためとても貴重です 

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    2024年09月23日
  • 「古今和歌集」の創造力

    Posted by ブクログ

    全く興味を持って来なかった領域の読書ですが、作者の語り口に魅了され一日で読み終わりました。「やまと歌は、人の心を種として、よろずの言の葉とぞなれりける」という紀貫之の言葉から「こころ」「ことば」を組み合わせて「型」つくっていく、その「型」が日本人のメンタリティを生み出していく。国文学という地道な研究だけど、実はとってもディープな論を展開しているのではないか?と感じました。AIが急速に進展する今、「こころ」があるから「かたち」があるのではなく、「かたち」があるから「こころ」が育まれる、ってことと受け取りました。とにかく、作者の論理性に関心しました。

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    2019年01月27日
  • 「古今和歌集」の創造力

    Posted by ブクログ

    一度に全ては理解できないような高度な深い内容。
    何度も再読しながら、古今集の奥深さを理解していきたい、そんな作品。

    古今集は現代人の私たちにとっても、創造性に満ちた興味深いもの、と著者は言う。決して古くさくない、と。

    現代日本人の季節感や人生観のベースとなっているだろう、古今集。この本と巡り合ったことをきっかけにして、古今集そのものを読んでみたい。

    古今集成立について、紀貫之のはたした役割が決定的である。彼は、和歌の収集、取捨選択、分類、配列。作業を通して、和歌とは何かを分析。並行して自作歌を据えている。

    古今集の歌には〈型〉が存在する。自然を把握する〈型〉が人の心にかたちを与える、そ

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    2024年08月13日
  • 「古今和歌集」の創造力

    Posted by ブクログ

    古今和歌集の成立に関する説、撰者の編集にかけた工夫、枕詞や序詞や見立てなどのレトリック、古今和歌集を軸に見た和歌史などについて触れていて、和歌そのものへの理解が深まったし面白い。

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    2022年10月29日
  • 「古今和歌集」の創造力

    Posted by ブクログ

    読書会課題本。読書会という機会がなければ絶対に手を伸ばさなかったジャンルだが、思った以上に楽しめた。和歌鑑賞入門としては良書。さすが「古今和歌集」と何十年も向き合ってきただけあって、その構造分析などは学ぶところが多かった。ただ「古今和歌集」の影響は現代のポップスにも与えたとするなど、日本文学の多くのシーンを半ば強引に「古今和歌集」へ引きつけようとするレトリックには終始違和感があった。

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    2021年02月28日

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