NHK「100分de名著」ブックス 兼好法師 徒然草

NHK「100分de名著」ブックス 兼好法師 徒然草

838円 (税込)

4pt

3.8

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有名な序文「つれづれなるままに…」で始まる、誰もが一度は触れたことのある日本古典文学『徒然草』。隠遁者の説教じみた「無常観の書」と思われがちな本書であるが、その実体は、合理的な思考と鋭い洞察力に富んだ、確固たる「価値観の書」であった。名僧でも天才歌人でもない、“何者でもなかった人”の柔軟な精神が生んだ、人生を身軽に生きるヒントを探る。

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NHK「100分de名著」ブックス 兼好法師 徒然草 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月07日

    これまでに読んだ新書2冊に関しては、やや学術書のような硬さが読んでいて感じられたのだが(それでも面白かったけど)、本書に関してはテレビ番組を元にしているだけあって、説明はとても丁寧で、分かりやすさを重視して書かれているようだ。
    原典からは特定のテーマに偏らずにバランスよく選ばれている印象で、恐らく本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月16日

    絶えず逆方向を意識しバランス感覚を維持する。両目から物事を見て自分を客観視する。簡単なようで案外難しいことのように思える。
    古典は難しくて敬遠気味だったが、荻野さんの解説で楽しく読めた。もっと古典を読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2016年11月27日

    「何事でも、珍しいことを求め、人と異なった説を好むのは、必ず知恵の浅い人がすることであるという」

    私にはそれほど響かなかった。

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    Posted by ブクログ 2023年06月03日

     言わずと知れた有名な徒然草をやさしく解説してくれている本。
     単に言葉の意味だけでなく、吉田兼好が生きた時代背景や兼好自身の簡単な生涯を交え、いかに当時が無常感に包まれていたかが分かり、作品に及ぼしている影響が理解しやすくなっている。
     現代人の我々に置き換えて考えるに、本来は常ならぬ世の中である...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月03日

    おすすめ度:70点

    「一人で静かに自分の心に向かい合うのは、とてもよいことだ」と兼好は言っている。「つれづれ」は自分の内面が果てしなく外の世界へ連ねっていくような感覚「無の境地」への入り口といえるのかもしれない。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年07月22日

    「徒然草」にそれほど興味は無かったが、学生時代に参考書を読んでいた荻野先生の解説で「徒然草」の内容を知りたいと思って読んだ本。荻野先生の参考書以外で初めて読んだ著作。兼好法師のこと、「徒然草」のことを知ることができて良かった。兼好法師の辛辣な意見が読んでいて笑えるところがあった。上達のところと女性に...続きを読む

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