幻冬舎作品一覧

非表示の作品があります

  • おはよう、ブルースマン。
    -
    1巻305円 (税込)
    「いま、私には聴く音楽が無いの、山川さんなら何を聴きますか?」僕は、そんな手紙をよくもらう。「ポップじゃない、ブルースだよ」と彼女たちに伝えたい。僕も僕の友人もブルースの魂を受け取って生きてきたから。名作「ブルースマンの恋」から8年、ふたたび山川健一が、ブルースにせまる。
  • ブルースマンの恋
    4.5
    1巻305円 (税込)
    ブルースの名曲を聴きながら読む、ブルースマン達の恋と人生。
  • 神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク
    3.5
    1巻305円 (税込)
    南の島々で神の声を聞く。感動的なスピリチュアル紀行! 作家の山川健一が、屋久島のパワースポット「もののけ姫の森」で、ヘミシンクを通じて神々と対話する。白い神のヨオクは心優しい神で、黒い神のゴオルは恐ろしい祟り神だった。結界を張り島を守りつづけてきた彼らのメッセージとはなにか? 嵐の中を奄美大島へ飛び、現代のシャーマンであるユタ神様たちにインタビューする。そして、神は恐ろしい存在でもあるということを、身をもって知ることになるのだった。 台風一過の奄美の森を走る真夜中のドライヴツアーでは、ハブの恐怖に怯えながら危機一髪。 湯湾岳では山をさまよう姉妹の霊をクルマに乗せ、加計呂麻島の「セリ」では懐かしいソウルメイトに再会する。 「2012年を迎えようとする今、島々に神を降ろそうとしている人々がいるのよ」 怒れる神々を降ろすと、日本の全体が災害に見舞われるのではないか? 旅の終わり、ついに作家は、近未来への希望をつかむ。 誰にでも果たすべき役割がある。 島には神々と精霊達が宿っていた。 「目には見えないだけで、そういう世界は本当にぼくらの身近に存在する。島旅は、ぼくにそういう確信をもあたらした」(エピローグより) まったく新しいスピリチュアル紀行文学の誕生!
  • リアルファンタジア 2012年以降の世界
    4.0
    1巻305円 (税込)
    「あなたの死生観が決定的に変わる!!」 2012年は、「生命が物質という暗いさなぎから解き放たれる瞬間」だ。マヤの暦はこの年の12月22日で終わっている。人類は今、急激な進化のただ中にある。爬虫類から鳥が誕生した時と同じようなことが、今の人類に起こっているのだ。  著者は「ただの音にすぎないのに、ドラッグを超えている」というヘミシンクを体験する。その過程で死後の世界が存在することに確信を持ち、宇宙というものをリアルに感じることができるようになる。  ガイドである妖精セリ、スパイダーマン、賢者ミネルバ、鎌倉時代の僧侶との対話の中から、読者は新しい世界にみちびかれていくだろう。
  • 希望のマッキントッシュ Digital Drug
    -
    1巻305円 (税込)
    マッキントッシュを窓口にすると、デジタルは人間に優しく深い。デジタルの向こうに、温かな未来が見える。一台のコンピュータの向こうに、希望がある――。マッキントッシュへの熱い思いを綴る。
  • マッキントッシュ・ハイ
    -
    1巻305円 (税込)
    Macでなければならないのだ。こいつはコンピュータではない。作り手の夢と情熱がこめられた、とんでもない玩具なのだ――。アップル社の歴史を彩る、今や伝説と化した数々のエピソードから、誰にでもできるホームページの作り方まで。未知なるデジタル・ワールドに、果敢に漕ぎ出していった一人の作家の魂のこもった全記録。
  • オーラが見える毎日 ソウルメイトの果てしない旅
    -
    「オーラというのは、光のエネルギーなんだよね。海みたいなものとしてオーラ・フィールドがあって、ぼくらの肉体はその海に浮かぶ船みたいなものなんだよ。」 会話感覚のさりげない語体で綴られたスピリチュアル・エッセイ。
  • ヒーリング・ハイ オーラ体験と精神世界
    4.0
    1巻305円 (税込)
    無宗教で敬虔な気持ちになったことなどほとんどなかった著者が、ある日突然オーラが見えるようになった。そこから始まったスピリチュアル・ワールドの探求は、自己を見つめる作業だった。瞑想の具体的方法から禅、インナー・チャイルドそして宇宙理論までを解説し、現代特有の不安の中を生きる私たちを救い出す、セルフ・ヒーリングのすすめ。
  • ONE LOVE JAMAICA
    -
    1巻305円 (税込)
    もしかしたら、自分は今、楽園にいるのかもしれない――。月と星々と、濃い闇の島。太陽と風と黒い肌。ジャマイカは強力な磁石のように、多くの人々の魂を引きつける。魂のジャマイカ紀行。
  • 自転車散歩の達人
    3.0
    自転車という乗り物は、考える乗り物である。自転車はひとりきりの貴重な時間をくれる。都市のど真ん中の釣りみたいなものだ。都内を疾駆する「不良小説家」が発見した、自転車の哲学と悦楽。
  • 僕らに魔法をかけにやってきた自動車
    -
    クルマがぼくらの胸の深い部分に、どんな感動をもたらしてくれるのか。大切なのはそれだけだ――。感情的自動車エッセイ。
  • 快楽のアルファロメオ
    4.5
    爛熟したイタリア文化を体現した華やかさ、暴力的な加速感、奇妙な動物のような仕種、抜群のコーナーリング性能、おかしな所が故障するユーモラスな側面、音楽的なエンジン音、驚異的なまでに快楽にポジティブなコンセプト、そのすべてが愛しく感じられた――。生命体にいちばん近く、あまりにイタリア的な歴史を持ち、現在も進化を続けるアルファ・ロメオへの恋心を縦横に綴った名作エッセイ。
  • 僕らがポルシェを愛する理由
    -
    精悍で優雅で美しい、宝石のようなスポーツカー、ポルシェ911――。「憧れの911のことを、寝ても覚めても考え続けた。911を手に入れ、911とともに過ごす時間を、愛しみ、楽しみ、ゆっくりと味わってきた」という著者がつづった、ポルシェ911カレラの魅力のすべて。「ポルシェの歴史」「運転テクニック」から「失敗しない中古911の探しかた」など実用記事も満載。
  • カーズ
    -
    1巻305円 (税込)
    ロードを駆け抜けるぼく達の愛。青春小説の旗手がおくる車をめぐる8つの物語。ブルーバードSSS、ポルシェ911カレラ、シトロエン2CV、ロータス・エスプリなど時代を彩った車をそれぞれにふさわしい文体で描く恋物語。
  • アップル・ジャム
    -
    1巻305円 (税込)
    コンピュータ・ネットワークの果てから、「神」の声を聞く女。「現実の君のすべては調査済みだ。……見せかけの姿ではなく、ほんとうの君を知りたい。魂の奥を覗いてみたい。わたしは君の支配者にして、君の味方だ。」盗癖のある女のもとに、その秘密を知る男からの一通のメールが届く……女と男の現実と、デジタルワールドは交差し、やがて起動不可能なほどに混乱し始める……。
  • ヴァーチャル・エクスタシー
    -
    1巻305円 (税込)
    パソコンが肉体を挑発する。モニターが映し出す淫らな映像、チャットで出会う未知の女性、ネットラインに潜む倒錯した愛……。時空をゆがめるコンピュータを介し、男と女が共有する「進化した快楽」を描く衝撃作。
  • ジゴロ
    -
    1巻305円 (税込)
    「こいつら金の卵だぜ」会社を起こしたばかりの若い男二人は、新人ロック・バンドに一攫千金の野望を託す。出会った女をモノにし、ギラつく欲望にまかせたギャンブルのような狂乱の日々。ミュージック・ビジネスの世界で、優しさゆえに深い欲望の世界へ溺れていく男と、そんな彼らを愛してしまう女の赤裸々な姿を描いた傑作官能小説。
  • 凍えた薔薇
    -
    1巻305円 (税込)
    大学の後輩から電話をもらった沢口は、真っ赤なコットン・ワンピースを着た長い髪の女性と向かいあっていた。彼女はアダルトビデオ女優で、沢口にシナリオを書いてほしいと頼む。沢口が大学時代、素晴しい詩を書いていたことを彼女は知っていた。他5作収録。
  • 黒革と金の鈴
    -
    1巻305円 (税込)
    「わたしを愛してくださいますか?」「おまえがほんとうの人形になれば、それがおまえの愛だ。俺は、きっとそれなしには生きられない」 黒い世界の扉を押し開けてしまった彼女の愛が辿り着く先は? 表題作他4篇を収録。
  • 甘い蜜
    -
    1巻305円 (税込)
    なぜ、こんなにやりたい夜があるんだろうか。欲望と衝動につき動かされ、快楽に溺れていく男女の姿をとどめる究極の官能小説。五人のガールフレンドと過ごす悦楽の夜を描いた表題作など七編を収録。
  • カナリア
    -
    1巻305円 (税込)
    交通事故で下半身の自由を奪われた一人の男。彼の前に現れた二人の美しい女子大生。彼らの奇妙な三角関係は、愛憎渦巻く肉欲の世界へと堕ちていく――。エロティシズム文学の傑作。
  • スパンキング・ラヴ
    -
    1巻305円 (税込)
    敏腕プロデューサー尾此木が、AV監督・亮のSM作品をひどく気に入り主役の幸江を捜して欲しいという。秘密クラブの女王・真弓からたのまれた亮は得体の知れない罠の存在を感じながら、行方不明の幸江を捜して雨の街を彷徨うのだった。快楽と苦痛の境界を漂白する男女を描き、新境地を拓いた意欲的作品。
  • 僕らは嵐のなかで生まれた 1 初めての別れ
    -
    1~2巻305円 (税込)
    ブライアン・ジョーンズが死んだ日、僕らは大人になるために旅立った。謙一郎、裕子、昌太の激しく、また哀しみに満ちた生きざまを描き、現代における青春の意味を問う、感動と共感の自伝的長編小説、僕らは嵐のなかで生まれた第一部。
  • ふつつかな愛人達
    -
    1巻305円 (税込)
    イノセントな愛の日々――。俊英・山川健一が鮮やかに描く、限りなく純粋な恋愛小説集。
  • JOY

    JOY

    -
    1巻305円 (税込)
    輝くすべてのものと、黒いすべてのもの。6つの愛の色彩で幸福をデッサンする恋愛物語。アンリ・マティスの作品、〈生きる喜び〉に触発された著者が都会の恋模様を描く短編集。
  • b.とその愛人
    -
    1巻305円 (税込)
    TVプロデューサーの沢野の事を、女優の利加子は「ベー」と呼ぶ。アニエスb.の服ばかり着て、古いBMWに乗っているからと言うのと、人前で彼の名前をそうそう呼ぶ訳にはいかないからだ。華やかな世界を舞台にした恋愛小説。
  • セイヴ・ミー ぼく達の未来
    -
    1巻305円 (税込)
    ロックとブルースの響きあう暗闇の街角から、山川健一があなたに宛てて発信する熱きメッセージ。
  • セイヴ・ザ・ランド
    -
    1巻305円 (税込)
    愛なんて信じられない。ただ欲望はいつの場合も正直だ。僕らは本当のバラードが聴きたかった。汚染する地球、汚染する心、この時代に人は人を愛せるか! ロックシンガーの圭一が恋人佑美のために歌う1990年代へのメッセージ。今改めて読み返したい、核時代の希望を探った傑作小説。
  • 欲望
    -
    1巻305円 (税込)
    ポルシェ550スパイダー、911カレラに魅せられた天才イラストレーターが追い求めた、詩のような輝き。そして壊れている何か普遍のもの。過ぎた欲望が、呼び寄せたものはなんだったのか。欲望が駆け抜ける長編小説。
  • ブランク・セヴンティーズ
    -
    1巻305円 (税込)
    ルシファーDJ、自室車修理工、コットン・ガール、バイク・ボーイ、ブルースマン、シベールの日曜日、ハイライト、全共闘少年、三島由紀夫、GPライダー、コンチネンタル・サーカス、ブルージーンズ、パーティ、ボルシェ914……いま、鮮やかに僕たちの’70年代。鮮烈な愛と出合う青春小説。
  • いつもそばに仲間がいた
    -
    ぼくらにとって最も大切なものは、金でも愛でもセックスでも、もちろん才能でも偏差値でもない。それでは、なにがいちばん大切なのか。それは男友達、仲間なのだ。男が鮮やかに生きるための新・友情論。
  • ライオンの昼寝
    -
    SEXとシンバと僕達。サヴァンナの王者のように、のんびり気ままに生きてみようよ、だって、愚かな戦いを繰り返したり、働き過ぎてストレスを抱えこんだり、そんな暮らしじゃ、つまんないから……。山川健一があなたに贈るハートフル・メッセージ。
  • 僕のハッピー・デイズ
    -
    退屈は、いたるところにあって、僕らをとり囲んでいる。ベッドのシーツの間に、錆が浮きはじめたオートバイのホイールに、友達の微笑みの陰に、たとえば愛とセックスの間にも。赤ん坊だって必死に退屈と闘っているのだ。退屈と闘うことが、おそらく僕らの人生における最大の、そしてたったひとつの仕事だと思う。そこで、ブルース。ブルースを聞いてみる。このポジティヴで生命力に溢れた音楽こそ、退屈から僕らを救う最良の方法なのだ――。眩しいジャマイカの通りで、深夜のスタジオで、そして風を切るオートバイのシートで、著者が感じたままに綴るブルース・フィーリング満載の煌くエッセイ集。
  • ロックンロール日和
    -
    人類が進化しつづけてきたという事実があり、だが同時にそれが錯覚であるように、ロックンロールもマディ・ウォーターズのブルースから少しも進化などしていなかったのではないか――。著者がロックンロールやブルースについて語ったエッセイ集。
  • 初台R&R物語
    -
    僕等のまわりには、幾つものストーリィが転がっている。その断片をひとつに紡いでゆくのが“日常”なのかも知れない。1枚のLP。1枚のTシャツ。1通の手紙。1足のコンバース。1葉の自画像。初めて買ったバイク。海辺の風。樹木の匂い。都市を映す濡れた路面。喪くしたもの。得たもの。それぞれのシーンが物語の端緒と結末を描いている。なぜなら過去は、自分を通して未来と繋っているからだ――。熱いロック精神を、あなたに届けるエッセイ集。
  • 恋愛真空パック
    -
    「ねえKENさん、男と女の愛っていつかは腐ってしまうものなのですか? 恋を永久保存できるエージレスパックがあればいいのにね」 ビビッドな感性で語るボーイズ&ガールズのための恋愛論。
  • ロックンロール・ゲームス
    4.0
    『ローリング・キッズ』でローリング・ストーンズのミック・ジャガーにインタビューした山川健一が、今度はカリブ海に浮かぶ島でキース・リチャーズへの長編インタビューを実現。謎の多かったロック・ヒーローへの、日本では初めてのインタビューを収録。さらに、ザ・ルーディのヴォーカリストとしての音楽活動の様子を日記形式で収録。インディーズから「ROCKS」によるメジャーデビューに到るバンド活動が、スリリングに、そしてユーモアたっぷりに描かれてる。
  • ローリング・キッズ
    -
    ローリング・ストーンズに関するエッセイ集。著者自身のローリング・ストーンズに関するインプレッションがすべてつまった一冊。当時雑誌に一部しか掲載できなかったミック・ジャガーへのインタビューも完全版で収録。また19歳の時に執筆したブライアン・ジョーンズをモデルにした小説「天使が浮かんでいた」も収録。
  • マギー・メイによろしく
    -
    今から振り返ると、女の子のほうはもっと嘘つきだった。ルージュをひいたあの可愛らしい唇から発せられる言葉は、どれもこれもみんな嘘だったんじゃないかと思えてくる。恋愛、音楽、日常生活。街角に消えていく小さな伝説を語ろうとする、『みんな十九歳だった』につづく著者の第2エッセイ集。
  • 今日もロック・ステディ
    -
    ストーンズにジョン・レノン、ツェッペリン、ピストルズなどをロック作家の著者が熱く語る音楽エッセイ集。論じる音楽評論。
  • みんな十九歳だった
    -
    19歳へ向けて、誰もがゆっくりと成長していく。ミック・ジャガーもホックニーもアーウィン・ショーも、かつてはイノセントで戦闘的なわんぱく小僧だった。それは、なんて素晴らしいことなのだろう。著者の第1エッセイ集。
  • 蜂の王様
    -
    1巻305円 (税込)
    高見沢俊彦。ギタリストであり、ソング・ライター。今をときめく、いわずと知れた超人気グループのリーダーだ。この世界に入って十年以上の時が流れた。原宿と麻布、千駄ヶ谷それに青山に部屋がある。そう、高見沢は文字通りの転がる石なのだ。部屋から部屋へ。ツアーからツアーへ。女から女へ。孤独から狂騒へ。ひとりに還り部屋に戻ればいつでも〈I’M A KING BEE〉を聴く。この単純なブルースナンバーが、ヒップ・スターを演じる高見沢の唯一の子守歌なのだ。ロックを食み、通底してロックのフィールドを熱く見つめ続ける著者が放つ、THE ALFEEの高見沢俊彦をモデルにした渾身のロック小説。
  • 真夏のニール
    -
    1巻305円 (税込)
    気が遠くなるほど暑い夏のある日、カメラマンの木元杜男を訪ねたのは「マインドランド委員会」と名乗る男。この会は人のつらい過去の記憶を忘れさせ、精神管理する会である。アンダーグランド・シティに導かれた木元は、過去のない女サヤカと恋をする。そして未来を共にしようとするが……。文明の未来への予感を秘めたSF長編恋愛小説。
  • ティガーの朝食
    -
    1巻305円 (税込)
    翻訳家・野中は妻と娘と別れ、1人きままに暮らしている。だが親友が突然死に、若い智子との恋にも終止符が打たれた。野中には、彼のことはプー横丁の住人、トラのティガーと呼ぶ娘・塁子たちが住む海辺の街にしか帰るところはないのだろうか。童話の世界を主低音にして現代の家庭を描く異色の連作長編。
  • チョコレートの休暇
    4.0
    1巻305円 (税込)
    舗道にはザロッティの板チョコが、空一面にはとろりと溶けたクーベルチュール・チョコレート。スシャール・トブラーのミニチュア・ミルクチョコレートを手に、何もかもがチョコレートでできた街を走り抜けるマリリン。チョコレート中毒症のシュールな世界を描いた表題作を含む甘くせつない6つの短編集。
  • クロアシカ・バーの悲劇
    -
    1巻305円 (税込)
    ぼくは、クロアシカ・バーのクロアシカなんだよ。クロアシカのぼくは、言う、「いらっしゃいませ」と。クロアシカのバーテンダーが主人公の異色作。
  • 雨の日のショート・ストッパーズ
    -
    1巻305円 (税込)
    六大学野球の時、彼はショート・ストッパーで、二番を打っていた。別れた妻と暮らす九才の息子が、今年リトル・リーグに入ったので、グローヴを贈った。彼の選んだポジションは、父親と同じくショート。思ったより小さなその手を握りしめ、そして別れた…。かろやかでみずみずしい世界を描き出した短篇集。
  • マシンの見る夢
    -
    1巻305円 (税込)
    ぼくの腰に回した腕に、菜穂子が力を込めた。ロードは濡れて光りながら、この世界のどこへでもつづいている。ぼくと菜穂子とマシンは、今ようやく、同じひとつの夢を見始めようとしているのだ……。長編オートバイ小説でありながら、著者自身が「鏡の中のガラスの船」の続編とも位置付ける作品。
  • 追憶のルート19
    -
    1巻305円 (税込)
    短い直線を、フル加速した。タコメーターの針は、震えながらレッド・ゾーンへまわりこむ。ミラーに映る暗闇には、二本のマフラーから吐き出されるガスが溶け込んでいた。風の音と、マシンの音だけが聞こえている。他には何もない。彼らはマシンになり、マシンは彼らになる。(「追憶のルート19」より。)ほか5編収録。
  • サザンクロス物語
    -
    1巻305円 (税込)
    愛について語ることから物語は始まる。バイクショップのオーナー・本間陽一は、今も別れた妻を愛している。彼女が仲間とビーチに建てた黄色の家。やがて彼は宇宙の意志に導かれオーストラリアへ向かう。海と砂漠。1発の銃声。ふたつの組織。〈サザンクロス〉の謎を追う、長編冒険オートバイ小説。
  • コーナーの向こう側へ
    3.0
    1巻305円 (税込)
    オートバイは、スペックのなかになど存在しない。オートバイは、陽光と風のなかに、あるいは、たたきつける雨のなかだけに存在するのだ。ライダーたちは、光を受け、風に頬を愛撫され、激しい雨に打たれながら、いつもコーナーの向こう側を見つめている。スピリチュアルな、長編オートバイ小説。
  • ライダーズ・ハイ
    -
    1巻305円 (税込)
    風に洗われた路。陽に灼かれた路。雨にうたれた路。そして電飾の森に埋もれた路――。幾つもの路が肩ごしに通りすぎてゆく。恋も歌も夢も友情も、そして痛みも、鮮やかなる風として心を突き抜けてゆく。バイクにうち跨った時、そう、我々は少年に還るのだ。奇妙な恋と友情の虚無と輝きを、疾駆するバイクの高揚感とクロスさせて爽やかに描く表題作を含む、煌めきのバイク小説8編。
  • ママ・アフリカ
    -
    1巻305円 (税込)
    東京、NYからナイロビへ。都会の騒きに疲れ、傷付いた元ミュージシャンの魂の行方を描く、ナイーヴでカジュアルな長編小説。青春四部作の1作。
  • 星とレゲエの島
    3.5
    1巻305円 (税込)
    東京バビロンから逃げ出して楽園ジャマイカでラスタマンと過ごした日々。レゲエの律動が刻まれた平和で哀しい物語。著者自身が主人公に強く投影された長編の四部作の1作。
  • パーク・アベニューの孤独
    -
    1巻305円 (税込)
    クレイジー・ヘッド&グッド・ハート。それが、マンハッタン島でのベスト・ウェイだ。輝く光の塔、ボトム・ラインのビート。凍えるハドソン川と、さまざまな色のイルミネーションに飾られたパーク・アベニュー。 音楽とコカインと眠れないミッドナイト。ファンタスティックな詩人のロン・ブラックウェルと、心優しいアーティストであるビル・リード。華やかな娼婦達。 EXITを求めて、浩司は青春の喧騒のただ中を駆けぬけていく。 1980年代の冬から81年の春にかけて、凍てついたニューヨークで生活する川本浩司の、友情、ローラとの愛、そして孤独をたおやかな感性でストイックに描く、青春四部作の1作。
  • 壜の中のメッセージ
    4.0
    1巻305円 (税込)
    DJの主人公に届く、自殺予告のメッセージ。ロック・ミュージックと切り離しては語れない3つの連作小説。「青い空との別れ」のイーグルスとブロンディの“ハート・オブ・グラス”、「壜の中のメッセージ」のポリスとオーティスレディング、「八月のトライアングル」のブルース・スプリングスティーン。ストーリィにビートが埋め込まれた、青春四部作の1作。
  • ロックス
    -
    1巻305円 (税込)
    “キープ・オン・ローリング”―転がるのをやめたら、それでお終いなんだ。転がっている間は、どんなバンドも可能性のかたまりさ。自由を求める若者の、爆発するエネルギーとクールで繊細な生態を描いた、初の本格ロック小説。いま、小説から音が飛び出す!
  • 水晶の夜
    -
    1巻305円 (税込)
    街路樹は枯れはじめ、森全体が滅びようとしている。街中に密告が蔓延し、徘徊するゲイ・娼婦・アル中に放火魔。とうとう狂い出した自然と人間。森の“監視員”としての任務を立派に遂行しようとしていた明夫のもとに突然まい込んだ一通の召集令状。それは森に火を放ち、殺人者になることを意味していた――。現代を鋭く見据え、未来を透視し、生きる意味を極限の場で実現しようとした近未来小説。
  • 綺羅星
    -
    1巻305円 (税込)
    ニューヨークのロフトを改造した工房で絵具の臭いにまみれながらの2年間だった。自己のいっさいを犠牲にして、偉大な芸術家・永田隆造にひかれてゆくぼく――。光と闇・尊敬と憎悪・強者と弱者、あらゆる対比のなかから解放を希求する若者を緊迫した文章で綴る。表題作他2篇。
  • サンタのいる空
    -
    1巻305円 (税込)
    鋼とガラスの都市を、時は駆け抜け、人は出会い、そして別れていく……。過ぎ去ってしまったものは、すべてが無か思い出だ。ジョン・レノンの死がそう教えてくれた。自分は何故ここにいて、一体何をしているのだろう。空洞になったような躯の中に光と勾いの粒子が流れ込んでくる。このまま自分も、街のざわめきの底に沈んでいってしまうのだろうか――。孤独な都市生活者の癒しがたい倦怠と虚無を、静謐で力強い筆致で描く傑作短編集。
  • 窓にのこった風
    -
    1巻305円 (税込)
    ある日忽然と、ぼくの前から姿を消した妻・芽衣子。個展を前にして芽衣子が借りていた海辺のアトリエ。そこに残されていたのは6枚の窓の絵と、1羽の青いオームだった。絵は2枚ずつ赤、青、黄の三原色に塗られ、額のガラスはみな叩き割られていた。そしてオームは喋りだす「いいか、これが君と彼女との生活の結果なんだ」と。ぼくは考えねばならない。芽衣子とは何者か。ぼくとは一体誰なのか。オームが裁判官であり、ぼくが被告だった。網膜の裏には、芽衣子の躯と顔が輪郭を残して揺れている。これが、長い夏の始まりだった――。自己不在から脱却しようともがく主人公を通して、社会の中で永遠に開放されぬ迷路に住まう我々人間へ宛てた、文学の贈り物。
  • さよならの挨拶を
    -
    1巻305円 (税込)
    月は夜の眼。風は夜の鼓動。そしてぼくは夜の息子だ。ぼくの頭は溶解し始めている。トルエンとシンナー。それが、星もない昏い虚空に横たわる、ぼくだけの希望。真実は、トルエンが与えてくれる常闇の輝きと、早代子に対しての嘘だけだ―。若い女の許へと去った父。婚期を目前に焦燥に喘ぐ二人の姉。昼間から酒びたりの母。欺瞞という名の共犯意識だけが絆となった家庭の内で、幻の入口を求めて無軌道に、そして意志の赴くままに生きる少年の揺れる心理と生理とを詩情豊かに、静謐に、痛みそのものを謳いあげる青春文学の金字塔。
  • 鏡の中のガラスの船
    -
    1巻305円 (税込)
    青春の彷徨をみずみずしい感性で描く山川健一のデビュー作。レッド・ツェッペリン、闘い、リンチ殺人事件、ジャズ喫茶、バスケット・シューズ、コーラ・ブラウンのストッキング、遊園地……。危機の予感のなかで語られる。失われた70年代への鮮烈なレクイエム。第20回「群像」新人賞優秀作受賞。
  • 幕末武士道、若きサムライ達
    3.0
    ロック世代の小説家の旗手・山川健一が独自の視点から幕末・明治維新の歴史を提示したしエッセイ集。 武士道がその内に秘めた力をいかんなく発揮したのは、幕末から明治維新にかけての混乱の時代においてだった。今で言う高級官僚としての武士ではなく、食うや食わずの下級武士や農民出身の若者達が世の中を動かした。  坂本龍馬や高杉晋作、西郷隆盛、勝海舟や山岡鉄舟、そして新選組の時代である。 これを、幕末武士道と呼ぶことにしたい。かつて戦国武士道があり、それが観念化することによって『葉隠』武士道が生まれた。時代は幕末になり、一種の揺り戻し現象とも言うべき幕末武士道の誕生が、維新を可能にしたのである。(『幕末武士道、若きサムライ達』前書きより)
  • 新選組、敗れざる武士達
    4.0
    ロック世代の小説家の旗手・山川健一が独自の視点から幕末・明治維新の歴史を提示したしエッセイ集。 新選組の面々は、先祖代々のうのうと家禄を食んできた身分としての武士階級ではなく、自らの意志をもって立った日本で最初の思想集団だった。上からの押し付けではない自らの規律を作って、隊の全体を律した。薩長の志士達に十分に拮抗し得る思想を、戦いの日々の中で育んでいったはずだ。  短い時間のなかで刻々と変わっていった新選組の思想とは何だったのだろうか? 近藤勇や土方歳三、沖田総司や山南敬助、藤堂平助や伊東甲子太郎を犬死にさせないために、ぼくら一人ひとりがそれを考え抜かなければならないのだと思う。それを、本書で探ってみたい。(『新選組、敗れざる武士達』前書きより抜粋)
  • ジーンリッチの復讐
    -
    1巻509円 (税込)
    2020年の没落した日本を舞台とするサイエンスフィクション。厚生労働省、大学病院、製薬会社の人間が突然激しい発作に襲われ、廃人と化す不可解な事件が起こる。被害者は皆、ある電子メールを開いた瞬間、パソコンから放たれた強い光線を受けていた。その時、18歳でゲーム会社を経営する日比野裕之のもとに、リリカというハンドルネームを持つ女性から「あなたを買いたい」と連絡が入る。これが物語の始まりだ。彼は有能な遺伝子研究家の遺伝子から作られた人工生命体だ。2020年には彼のような「ジーンリッチ」とそうでない人間「ナチュラル」が存在し、彼らは共存か淘汰か、という選択に直面する。医療の発展やITを進化論にあてはめて解釈する独特な世界が描かれた傑作小説。
  • 窓の外を眺めながら、部屋のなかに座っている。
    -
    1巻509円 (税込)
    時代を見つめる冷徹な眼。研ぎ澄まされた文体が5年の間に綴った16篇。話題を呼んだノンフィクション・ノベルを含む作品集。90年から95年に執筆された傑作中・短編をすべて収録。
  • ぼくは小さな赤い鶏
    -
    1巻509円 (税込)
    作家自身のプロデュースによる10代の習作「羊の水」「ブラインド・ケイブ・フィッシュ」から最新の実験小説「任意性のアザラシ」までを収めた作品集。
  • 山川健一デジタル全集 Jacks
    -
    1巻20,166円 (税込)
    山川健一・作家生活40周年記念のデジタル全集。84冊の書籍と著者自身による作品解説を収録! ── ロック ── 天使が浮かんでいた 鏡の中のガラスの船 さよならの挨拶を 窓にのこった風 サンタのいる空 綺羅星 水晶の夜 ロックス ── 青春四部作 ── 壜の中のメッセージ パーク・アベニューの孤独 星とレゲエの島 ママ・アフリカ ── オートバイ小説 ── ライダーズ・ハイ コーナーの向こう側へ サザンクロス物語 追憶のルート19 マシンの見る夢 ── 愛と孤独 ── 雨の日のショート・ストッパーズ クロアシカ・バーの悲劇 チョコレートの休暇 ティガーの朝食 真夏のニール 蜂の王様 ── エッセイ ── みんな十九歳だった 今日もロック・ステディ マギー・メイによろしく ローリング・キッズ ロックンロール・ゲームス ぼくは小さな赤い鶏 恋愛真空パック 初台R&R物語 ロックンロール日和 僕のハッピー・デイズ ライオンの昼寝 いつもそばに仲間がいた ── 嵐のなかで ── ブランク・セヴンティーズ 欲望 セイヴ・ザ・ランド セイヴ・ミー ぼく達の未来 b.とその愛人 JOY ふつつかな愛人達 窓の外を眺めながら、部屋のなかに座っている。 僕らは嵐のなかで生まれた 1 初めての別れ 僕らは嵐のなかで生まれた 2 君たちは世界の新しい王様 ── 快楽 ── スパンキング・ラヴ カナリア 甘い蜜 黒革と金の鈴 凍えた薔薇 ジゴロ ヴァーチャル・エクスタシー アップル・ジャム ジーンリッチの復讐 ── 自動車の世界 ── カーズ 僕らがポルシェを愛する理由 快楽のアルファロメオ 僕らに魔法をかけにやってきた自動車 自転車散歩の達人 ── 自然の神秘 ── ONE LOVE JAMAICA ラブ・アイランドの匂い ヒーリング・ハイ オーラ体験と精神世界 オーラが見える毎日 ソウルメイトの果てしない旅 マッキントッシュ・ハイ 希望のマッキントッシュ Digital Drug リアルファンタジア 2012年以降の世界 アメーバブックス新社 神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク アメーバブックス新社 ── 幸福な毎日 ── ブルースマンの恋 おはよう、ブルースマン。 ローリング・ストーンズ 伝説の目撃者たち 死ぬな、生きろ。 アイデンティティ・クライシス イージー・ゴーイング 頑張りたくないあなたへ 幸福論 扉をひらく自分をひらく ──評論── 不良少年の文学 太宰治の女たち 「空海」の向こう側へ 「書ける人」になるブログ文章教室 新選組、敗れざる武士達 幕末武士道、若きサムライ達 ── 世界の果て ── 安息の地 ニュースキャスター 歓喜の歌 夜の果物、金の菓子 ここがロドスだ、ここで跳べ! 老いた兎は眠るように逝く ── 解説 ── 山川健一自身によるデジタル全集解説 書き下ろし収録作
  • 移動時間が好きだ
    -
    「毎日寝て暮らしたい」「だるい」が口癖の、日本一有名な「ニート」(もう38歳なので「元ニート」)による移動をめぐる考察。 高速バス、鉄道、フェリー、バイク、そして徒歩……目的地に到着することより、むしろ移動の時間自体を楽しんだほうが、人生はより楽しくなる。 お金も家族も仕事もなくたって、人生を存分に楽しむ方法とは。 <目次> 1 ぼーっとしたいときは高速バスに乗る 2 青春18きっぷでだらだら旅をするのが好きだ 3 小笠原諸島で何もしなかった 4 野宿未満 5 こうやって歩く(世界・町内・体内) *本作品は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp/)に掲載した「ぼーっとしたいときは高速バスに乗る」(2016年6月28日、7月13日)、「小笠原諸島で何もしなかった」(2017年1月28日、2月13日)、「野宿未満」(2017年2月28日、3月13日)を再編集し、「青春18きっぷでだらだら旅をするのが好きだ」(初出「phaの日記」2015年7月17日)と「こうやって歩く(世界・町内・体内)」(書き下ろし)を追加したものです。
  • 1分かかる説明が5秒でおわる“伝わる数字”のつくり方  人を動かす!数学的コミュニケーション術1
    -
    大人気の『数学女子』シリーズをはじめ、『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』など多数のビジネス書ベストセラーを生み出した著者の最新作。 「なるほど!」と納得させられる人はみんな“数学的”に仕事をしています。 本シリーズは、日本で唯一の「ビジネス数学」の著者が提唱する、短時間で論理的かつ具体的に伝えることができる「数学的コミュニケーション」の方法をわかりやすく指南します。 第一弾目は「“伝わる数字”のつくり方」。 数字でコミュニケーションするための第一歩は、“伝わる数字”をつくることです。 しかし、多くのビジネスパーソンがこの「数字をつくる」がうまくできないのです。 でも、本書でご紹介するちょっとしたコツを掴めば大丈夫。 明日からすぐに使うことができる事例も満載で、時間がかかっていた説明が一瞬で終わるようになります。 ・営業部や企画部など数字を使う機会が多い方 ・上司に「報告」する機会が多い方 ・説得力ある提案を行いたい方 ・データや数字に苦手意識がある方 そんな方々におすすめの一冊です。 ○第1章 定量化するための数学的思考法 「細かい正確な計算」よりも「ざっくり概算」/上司に「なるほど」と言わせる優先順位の決め方/スターバックスコーヒーの1日の売上高を計算する方法/あなたは「愛」の値段をどう計算しますか? ○第2章 数学的センスの磨き方 あなたのセンスは、スキマ時間に磨かれる/会議に1分遅れた「罪」は金額換算するといくらか/昨日あなたは階段を何段上ったか、計算できますか ○第3章 エクセルを使った数学的仕事術 「移動平均法」で未来予想を/誰でも数学的に仕事ができる、超簡単なエクセルスキル/「気温が高いほどアイスクリームは売れる」は本当か?
  • 【電子版特典付き】数学的コミュニケーション入門 「なるほど」と言わせる数字・論理・話し方
    3.5
    これからは文系ビジネスパーソンにも、数学的スキルが不可欠だ。といっても、数式の勉強が必要なのではない。大事なのはコミュニケーション、物事を数字で把握し、論理的に伝えられるようになろう。「見積もりは?」と聞かれたら、「〇円くらいです」と概算して即答する。「今後の成長市場はここ」と、販売データを一目瞭然のグラフに加工してプレゼンする。「定義づけ」と「三段論法」で、ムダなく明快に説明してNOと言わせない等々――数字の苦手な人でも飛躍的な成果を上げられるノウハウを開陳! 本電子書籍版には限定特典として、「伝わる文章の書き方」を収録。 論理的でわかりやすい文章にするためのテクニックを特別に公開!
  • プロ野球・二軍の謎
    3.6
    一軍を支え、一軍を目指すプロ野球の二軍。各チームに所属する約70名の「支配下登録選手」のうち、一軍登録された28名を除く最大42名の彼ら二軍選手は、どんな日々を送っているのか? 一軍の状況次第で急遽昇格することもあれば、二軍戦への出場機会ですら一軍選手に奪われることも。調整中のベテランと新人選手が入り交じり、「プロの厳しさ」を肉体的・精神的に学ぶ「二軍のリアル」を元メジャーリーガーの現役監督が解説。さらには、日米ファームチームの違いや二軍の試合の楽しみ方、監督ならではの苦労や裏話も満載。
  • 大往生したけりゃ医療とかかわるな【介護編】 2025年問題の解決をめざして
    4.5
    前著から5年、77歳になった著者が医療と介護について再び毒を吐く。世間では2025年問題(団塊の世代が75歳以上になる)を解決すべく、「健康寿命」を伸ばして「要介護」の期間を縮めようと様々な取り組みがなされているが、それは結局“弱っても死ねない身体づくり”をしているだけ。健康寿命を伸ばすことで要介護期間が延び、社会全体の医療と介護費用はますます増えてしまうのだ。誰もが「ピンピンコロリ」を願うが、それは1等7億円のジャンボ宝くじに当たるよりむずかしいこと。ならば老人はどうすればいいのか? 生き方、死に方についての意識が変わる、目から鱗の一冊。
  • なぜメリル・ストリープはトランプに噛みつき、オリバー・ストーンは期待するのか ハリウッドからアメリカが見える
    3.0
    メリル・ストリープら人気俳優が次々と反トランプを表明する一方、オリバー・ストーン監督は、これまでハリウッドは政府べったりだったと批判し、トランプに期待を寄せる。自由・民主主義という理念の担い手として、またアメリカ覇権主義の喧伝者として、アメリカのひとつの象徴だったハリウッドが今、政権と敵対し、さらに人々からは「しょせん特権層」と反感を抱かれ、大きな岐路に立たされている――。話題の映画の背景と監督・俳優らへのインタビューから、アメリカと世界が直面する問題の深層に迫る。
  • 大名やくざ 虎の母は泣かない 【電子版限定スピンオフ】
    1.8
    大人気時代小説シリーズ「大名やくざ」、初のスピンオフ! やくざの若親分と二十一万石の大名、二つの顔を持つ有馬虎之助の破天荒な暴れぶりが人気の「大名やくざ」シリーズから、スピンオフ短編が登場。 今回の主役は虎之助の母・辰。丑蔵一家の女親分として、その豪胆さと喧嘩っ早さ、相手の気持ちをズタズタにする口の悪さで恐れられている辰だが、なにも生まれたときからグレていたわけではない。辰は子分と花火をしながら、先代親分だった父、早くに亡くなった母との思い出が立ち上ってくるのにまかせていた。そこへ、最近できた居酒屋の女将がみかじめ料を払わないという話が届き、辰は自ら足を運んでみることに。 一方その頃江戸湾では、奇妙な黄色い打ち上げ花火の目撃が相次ぐ。虎之助は将軍綱吉から命を受け、この件の探索を加賀藩と競わねばならなくなり……。 本編ではなかなか語られることのない、辰の若き日の思い出が明らかになるひと味違った「大名やくざ」。
  • 12時前にランチを食べれば太らない。
    5.0
    大事なのは「何を食べるか」よりも「いつ食べるか」だったんです! いつでもラクラク2kg痩せできる、ダイエットの新常識24 「食べる量を減らせば痩せるはず!」 「炭水化物抜きダイエットがやっぱりいいんじゃない?」 「甘いものはとにかく太る!」 これ、実は全部間違いなんです。では、どうすれば確実に痩せて、しかもきれいな体型になれるのか。 そのために必要なノウハウがぎっちりと入っているのが本書です。 ●12時前にランチを食べる。 ●食間を5時間あけて、3回おしっこをする。 まずはこれだけでも試してみて下さい。身体のリズムが整い、軽くなってくることが分かると思います。 2週間続ければ、2kg程度はらくらく痩せられる!しかも気になっていた部分太りも解消される! どんな年代の人でも体重体型が美しく整うメソッドです。
  • 将来の安心がほしいなら生命保険をやめて東京の中古ワンルームを買いなさい
    -
    日本人は世界的に保険好きな国民。結果的に無駄な保険料をずっと支払っています。なぜ、東京中古ワンルームが生命保険や個人年金保険の代わりになるのか、「新・ライフプラン」ともいうべき考え方も本書で解説します。 第1章 どんどん募る将来への不安、あなたは大丈夫ですか? 第2章 自分の将来を自分で守るには「不動産投資」が最適 第3章 年収400万円からの不動産投資は「東京」の「中古」ワンルームを選ぶべき 第4章 不動産投資で知っておきたい基礎知識 第5章 買った後が大事。未来へ続く兼業大家の道
  • 東大が考える100歳までの人生設計 ヘルシーエイジング
    3.0
    2050年の日本では、100歳以上の人口が100万人を突破する! 50代後半から60代の方を中心に「どう歳を重ねていけばいいのか」「この時代をどう生き抜くか」、健康、仕事、食、住環境、遊び、生きがい、社会制度活用など、様々な角度から東京大学高齢社会総合研究機構が提言します。 2050年、平均寿命は男性84歳、女性90歳になると予想されている。日本はまだ体験したことのない、未曾有の高齢化社会に突入します。 このような90年、100年生きることが当たり前になってくる時代に、人生後半をどのようにデザインしていけばいいか。 心身が多少衰えてきても、そこそこ元気に楽しく、自分らしく、できるだけ自立的に暮らし続けるようにするという、 「ヘルシーエイジング」の指針集です。
  • ゼロの革命 運命を拓く宇宙の法則
    -
    宇宙はゼロの法則という普遍的な見えざる働きかけによって、すべてが仕組まれ運行されています。 1章 不自由な「地球生活」から解放される、自由な「宇宙生活」とは――死線を超えたところに人生の共通目的がある 2章 時間軸に支配される「過去・未来」から、時間軸を解放する「今」へ――不調和と無秩序を解決する「ゼロの法則」 3章 現世利益に基づく「知識」から、霊世利益に基づく「意識」へ――ゼロの揺らぎ理論の原点は意識 4章 欲望と不自由の「地球意識場」から、愛と自由の「宇宙意識場」へ――宇宙はゼロにして無にあらず 5章 地球限定の「物質素材」から、宇宙で使える「霊質素材」へ――宇宙では摩擦と葛藤の係数がゼロに近い 6章 依存と不自由の「地球意識場」から、自立と自由の「宇宙意識場」へ――親子関係は愛の関係ではなく、恩讐の関係 7章 「エロス」の結婚から、「ロゴス」の結婚へ――愛を完結するには「愛のペアーシステム」を 8章 「男性主権社会」から、「女性主権社会」へ――宗教では愛の理想世界を創り出すことは不可能
  • すもうガールズ
    4.5
    好きだった人を親友に取られ、親の離婚でせっかく合格した進学校を転校することになった遥。人生どん底の彼女の前に現れたのは、部員たった二人の相撲部に所属する幼馴染・乙葉だった。努力なんて意味がないと何事にも無気力な遥だったが、ピンチヒッターとして、一度だけの約束で団体戦に参加するはめになり……。汗と涙とキズだらけの青春小説。
  • へたれ探偵 観察日記
    3.3
    対人恐怖症の探偵・柔井公太郎と、ドS美人心理士の不知火彩音が、奈良を舞台に珍事件を解決する!「鹿に食べられた息子を探して」「制服が盗まれたのはなんで?」「国宝級の鉄剣を見つけて」など、知性も推理も手が届かぬ真相に柔井はどう辿り着くのか? 人が苦手という武器を最大限生かしたへたれ裁きが炸裂する新シリーズ、オドオドと開幕。
  • 猫のワタナベ
    完結
    -
    全1巻770円 (税込)
    脱サラして小さな会社を経営。 何でも信じてしまう正直猫・ワタナベ。 思いやりのある気配り上手。 現役のサラリーマン中国猫・リュウ。 自己主張が強く、何事も直球勝負が基本。 他人は必ず疑ってかかるも、要領がいい。 ワタナベとリュウが悲喜劇を巻き起こす、 日中異文化コミックエッセイ!
  • がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事
    3.9
    そうだ!食で病気を治すんだ! 末期がんを宣告されて14年の“奇跡のシェフ” 調味料をすべて変える。旬の食材は皮まで食べる。 昔の日本食をヒントに辿りついた命の食事法。 私は14年間、食事の力で末期がんを抑えています。 本業はフランス料理のシェフです。医者から「生きているのが信じられない」と驚かれながら、 死なずにずっと生き続けているので、“奇跡のシェフ”とも呼ばれています。 頼ったのは、生きるエネルギーの源、「食」の持つパワー。 人の体は、その人が食べたものでできています。そして、身体の大部分の細胞は、それぞれ一定の 期間ごとに新陳代謝を繰り返しています。 ならば食事の徹底的な改善が、自分の体のがん細胞の勢いをそぐ一方で、健全な他の細胞たちを 元気づけ、命の日延べにつながる可能性もあるのではないか……。 食事で命のリセットに挑戦してみよう。そう思ったのです。 ~はじめにより~ 第1章 さらば病院よ、医者よ。あとは自分でやる。 第2章 がんは食事で抑えられる 第3章 がんを遠ざける基本は、まず調味料を変えること 第4章 私が辿り着いた、がんで死なないための食事術 第5章 がんを抑え続けている私が毎日やっていること 第6章 憎まずに、がんと寄り添う心が命を延ばす
  • 大丈夫。あと少しで、きっと解ける。 ~人生はドリル~
    -
    昨日より今日、今日より明日向上すればいい。苦難や困難を成長に導く29のヒント。伝説の指導者が語る幸せのルールとは? 自分のできることを精一杯やって、昨日よりも今日、今日よりも明日向上すればいい。(本文より抜粋) 職場での人間関係に悩んでいる、子育てがうまくいかない、自分に自信が持てない、失敗が怖くて新しい一歩が踏み出せない――。 人生にはさまざまな困難や苦境が待ち受けていますが、それは神様が与えてくれた「人生のドリル」です。 問題を逃げることなく、真正面から解き、乗り越えていけば、これまでとは違う自分にきっと出会える。 ページをめくるごとに、心がクリアになる。今、さまざまな課題を乗り越えようとしているあなたへ贈る一冊です。 第1章 人間関係に悩むあなたへのドリル 相手への苦手意識が顔に出てしまう なぜか周囲から無視されるようになった 上司や先輩が自分にだけ厳しく感じる 夫の顔を見るのも嫌……ほか 第2章 自分に自信がもてないあなたへのドリル 失敗が怖くて、新しい一歩が踏み出せない 自分の失敗や実力不足を認めたくない 「親」としての自信がない 自分は価値がない人間のように思えてしまう……ほか 第3章 子育てに悩むあなたへのドリル しつけと個性、優先すべきは? わが子が一番劣っている気がして仕方ない ほめようとしても長所が見つからない 子供が学校で問題を起こしてしまったら?……ほか 第4章 今、「逆境」にいるあなたへのドリル 頑張っているのに、認めてもらえない 金銭的に追い詰められている 自分の居場所が見つからず、転職を繰り返す 他の人がみな、自分より幸せそうに見える……ほか
  • ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス
    4.1
    心のとらわれを外し、悩みを手放す。そして、本当の自分に出会う――。ヒマラヤ大聖者による「瞑想的生き方」指南、決定版! この本を手にしたあなたは、気づき始めていることでしょう。外側の世界を探求し、他人と競い合い、物事に執着する人生の虚しさに。人が、奥深くからの安らぎを手に入れ、幸せに満たされて生きるために必要なこと。その答えは、外側の世界ではなく、あなたの内側にあります。「はじめに」より 世界に二人しかいない「ヒマラヤ大聖者」が伝授する、執着を手放し、本当の自分に出会い、マインドフルネスに健康に生きるための瞑想的心得。 【目次抜粋】 人はごみを溜めながら生きている/比較をすることで悩みが生まれる/人は知識の鎧で身を守っている/出来事や感情はシンクロする/成果は誰にも属していない/集中力のある人ほど「何もしない」ができない/お金は「手に入れる」のではなく「入ってくる」もの/ヒマラヤ瞑想で病気をはねのける/病の本当の原因に気づくことが大切/瞑想をすると病気が治りやすくなる/心の病気につながる回路を絶つ/眠っている脳の力を開花させる/瞑想すると疲れが取れる/呼吸は生と死を繰り返す行為/姿勢はエネルギーを受け取るアンテナのようなもの
  • 知識ゼロからの小さな会社の始め方
    -
    個人より、会社にすると何が得? 貯金がないなら、借りればいい? 創業計画から資金調達、設立登記、会社運営まで、起業のすべてが漫画と図解でよくわかる あたためてきた事業をスタートさせたい。いつか会社をつくりたい。個人で行ってきた事業の「法人成り」(会社への移行)を考えている。そんな人に向けて、会社を設立し運営していく流れと、押さえておきたいポイントを、漫画とともにわかりやすく解説しています。新たに会社を始めようとチャレンジする人のための、最初のステップとなる一冊。 もくじ 第1章 創業前にチェック!ベストな計画を練り上げる ・【会社VS個人事業】 起業するなら、個人と法人どっちがいい? ・【市場・競合調査】 ライバルは?事業の強みを見極める ・【備品の計画】 「いま」「本当に」必要なものに絞る  他 第2章 いつ、いくら必要?現実的なマネープランを立てる ・【売上予測】 どれくらいの売上になるか、予測する ・【損益計画表】 1年間の収支見込みを一覧できるようにする ・【資金調達1】 自己資金だけでは足りないときは?  他 第3章 設立登記を申請。完了したら届け出をする ・【設立登記の流れ】 会社が誕生するまでの手順を知っておく ・【印鑑】 手続きや設立後に必要。用途ごとに使い分ける ・【出資金の流れ】 個人口座へ払い込み、設立後は法人口座へ  他 第4章 会社の運営をスムーズに進める ・【取引書類】 取引内容を記録。一定期間は適切に保管する ・【法律の基本】 事業に応じた法律知識で「ついうっかり」を防ぐ ・【従業員を雇う】 必要な人材像と労働条件を決める  他 第5章 経営者の金銭感覚を身につける ・【お金の管理】 会社のお金と個人のお金は区別する ・【経費】 どんどん使う?抑える?得するのはどっち? ・【損益分岐点】 採算がとれる売上高を知っておく  他
  • 死にゆく人のかたわらで ガンの夫を家で看取った二年二カ月
    5.0
    よく生きることと、よく死ぬことは、同じこと。 在宅介護、延命治療、夫婦の絆……。 夫との最後の日々が教えてくれた、人生の真実。 「ガンの夫を家で看取った。夫はわたしの腕の中で息をひきとった。それだけがこの本を書き始めるきっかけである。それは静かな最期であり、わたしに残ったのは感謝と明るさだけだった」――末期ガンを宣告された著者の夫は、積極的な治療は受けず、最後の日々を自宅で過ごすことを望む。本書はその2年間の看取りの記録である。医師との関係、痛み、お金など、多くの人がぶつかる在宅介護の問題をどうクリアしたのか? 出産のあり方を研究してきた著者が人の死に向き合ったとき、見えてきたものは何か? 誰もが直面する介護・終末期医療の問題の実践的教科書であるとともに、逝く者と看取る者がともに満たされて過ごす、豊かな死と生を描く感動の書。
  • 税金恐怖政治が資産家層を追い詰める
    2.0
    それでも“逃がせ隠せ”の20カ条 税金恐怖政治の始まりである。tax terrorism という言葉は欧米世界にある。日本では国税庁がついにいわゆる富裕層への課税強化宣言を2016年11月に行なった。併せて、中小企業のオーナー経営者で、給与(だけ)を受け取っている者たちへの税務調査をわざと行なうようになった。そして“おみやげ”(修正申告)を徴収しないで、ニヤリと笑って税務調査を終わらせる。「国は、あなたの相続税時の資産をしっかり把握した。もう逃げられないよ」という脅しの調査である。「(いわゆる)富裕層」に対する“萎縮効果”を狙ったものだ。 ついに、こういうところにまで日本の資産家、小金持ちたちは追い詰められた。何が何でも「ひとり(最低)1億円ずつは相続税で取ってやる」という構えだ。これは税金テロリズムの始まりである――。 前作『税金官僚から逃がせ隠せ個人資産』を出して3年、強化された外国(避難)財産課税、相続税など、次々襲いかかる徴税テロから資産を守るにはどうすればいいのか。また、近年増加する泥棒に1600万円相当を泥棒された著者の、衝撃の体験も赤裸裸に告白。小手先のノウハウではない資産防衛術を真剣に考える。 欧米諸国と日本の税金(取り)官僚たちの動きの最新情報、知識も提供。日本国家にとって大切な資産家の立場に本当に親身に立った希有な書。 1章 ヒステリー状態の税金官僚たち 2章 税金官僚の動きを知る 3章 パナマ文書問題とは何だったのか 4章 マイナンバーと申告書類 5章 不動産をどうするか問題 6章 現金をどうするか 7章 どう逃がすか、と金の扱い 8章 私は1600万円を泥棒された 9章 海外で暮らす富裕層に話を聞いた 10章 税金官僚は企業を洗脳する 11章 世界は統制経済へ向かう
  • 人間白帯 青木真也が嫌われる理由
    -
    青木真也はなぜ物議を醸し出し、嫌われるのか。 ジェーンスー、はあちゅう、イケダハヤトとの対談から担当編集者の裏話、大晦日の青木真也の独白までを収録。 これさえ読めば「空気を読まない生き方」が手に入る!
  • どうせ片想いで終わりますけど?
    完結
    4.0
    大学に入学して一週間、ついに最高の男子を見つけてしまった・・・ 異常行動連発! “ヤバイ系女子”もり子の爆笑&爆痛の片想いコミック。 ※決して主人公のマネをしないでください。たぶんフラれます。 大学に入り、運命の人(と勝手に思っている)に出会ったもり子。 周りを巻き込み、ゆう君にアプローチをはじめる。 だが、もり子は、大好きなゆう君を前にすると、異常行動が行き過ぎてしまう“ヤバイ系女子”だった。 SNSストーキングに罪悪感がない、わざと間違いメールを送り返事をもらおうとする、同じビニール傘を買ってすり替えようとする、行ったこともないのに住所を暗記している、メールをもらうと何かの罠だと思い込む……。 そこまでする? “ヤバイ系女子”もり子と、それを生暖かく見守る仲間たちを描いた爆笑&ちょっぴりせつない、地獄の片思いコミック! 「返事をくれない彼氏追いこんでます。」やLINEスタンプで話題の森もり子、描き下ろし最新作!
  • だから、うまくいく 日本人の決まりごと
    -
    絵と文で綴る、日本の“お付き合い”のかたち 日本の“お付き合い”のかたちには歴史があります。人と人のお付き合いだけではありません。日本人は古来から自然や神さま、ことばやモノたちと独自の関係性をつくり、さまざまな作法でお付き合いを続けてきました。本書では、さまざまな“お付き合い”にまつわる話をご紹介しています。人をつなぐことばや場の整え方、自然や神さまとのお付き合い、季節のならわしなど、日常的に何気なく行われているさまざまな“お付き合い”の由来を知り、背景にある人々の眼差し、心の中に隠されたさまざまな思いに、あらためて目を向けています。一見不合理に思える作法やならわしについて、なぜ、なんのために行うのか、なぜ続けられてきたのかなどが、ものがたりとして理解できる一冊です。 第一章 人をつなぐことばの力。 ・力の宿ることばを使う ・敬語で場を整える 他 第二章 場の整え方とおもてなし。 ・暮らしとお香 ・和服と暮らす 他 第三章 気づかいのある身のふるまい。 ・日本人とはきもの ・拍手のならわし 他 第四章 食卓を囲むお付き合い。 ・お酒にまつわる話 ・お米と日本人 他 第五章 贈り物をするということ。 ・お歳暮とお中元 ・「包む」文化 他 第六章 和の心を尊ぶ儀礼と行事。 ・お正月のすごし方 ・日本人のイニシエーション 他 第七章 自然とのお付き合い。 ・月の力をいただいて ・石に宿る力 他 第八章 神さまとのお付き合い。 ・家の中の神さま ・占いとくじ 他
  • アゲリッチの法則 自分をアゲ、周りをアゲる最強の引き寄せ術
    -
    借金3000万円のローソク生活から年商2億にV字回復した著者が教える、 世界で一番幸せになる方法 本書では著者が大切にしてきた41の法則を紹介するとともに、 アゲリッチへの道を加速するアゲリッチ手帳の作り方も詳しく解説。 何かをあきらめることなく人生の楽しみを総取りする方法を教えます! 〈アゲリッチの法則で幸せになった人たち〉 ◎離婚寸前の夫婦が半年でラブラブな関係に ◎いちファンが憧れのミュージシャンと働くスタッフに ◎彼女ナシ40代男性がわずか4ヵ月後に婚約 ◎休みが増えて売上も増えた社長 ◎フリーターから教員試験に合格して教師に ◎国際的な難関資格を日本人3人目として取得 〈本書の内容より〉 ○彼氏、夫、先輩、部下、お客様……周りの人をアゲ続けたら自分の幸せが倍増 ○願いは24時間常に意識すれば必ず実現する ○誰かの望みどおりに生きる必要はない ○好きな人と必ず付き合える方法 ○アゲリッチは毎日ミラクルを起こせるし、ミラクルを自ら仕込んでいる ○自分のためにしてくれたことは100倍にして受け取る ○相手はあなたの望むように振る舞っている ○アゲリッチの人生に特別扱いは当たり前
  • 世界の国で美しくなる!
    4.0
    タイの腸内洗浄で究極デトックス、ラオスの「タナカ」でスーパーもち肌。 辺境から国際都市まで、一生に一度は行ってみたい、女ひとりのビューティー旅!  旅作家のとまこさんが、腸内洗浄(タイ)、霊芝パック&挽面(台湾)、カッサ(韓国)、薬草サウナ(ラオス)、甘草スパ(ベトナム)、混浴サウナ(ドイツ)などなど、日本では体験できない(もしくは割高)な、美容スポットを、現地で実体験! <以下、まえがきより>バンコクで、めっぽう当たると大評判の占い師チャトリーさんが言いました。 「あなたはパッションが強すぎます。ずっと恋愛ドラマは続くけど、結婚は向きません。向きませんよ!」 ってことは、一生現役じゃなきゃダメってこと? でも、日本でエステとか、めっちゃ高くてやってらんな~い。 そんなわけで、世界各国に旅に出ました。超恥ずかし~けど超効くデトックスだとか、激安なのにうっとり極楽ユートピアな気分が味わえるマッサージだとか、摩訶不思議原料なのに、効果てき面の美容パックだとか……。さぁみなさん、読んで笑ってください。行って磨かれてください。結婚しよーがしまいが、楽しくお得にキレイになりましょ~!
  • 墨の魔術師
    -
    養母への思慕 代表作への執着 少女への偏愛 書家が狂おしいまでに求めたものは、 何だったのか!? 「書道界の鬼才」が赤裸々に描く、激動の半生! 齢80を目前に控えた書道家の谷村玄斎は、筆一本で身代を築いたことに誇りを持っていたが、どこか虚しい思いも抱えていた。だがある日、東尋坊で出会った少女が玄斎を変える。裸身に最高の美を描きたいという欲望が芽生えたのだ。それは、赤貧の中で己を育ててくれた亡き養母への弔いの意味も持っていた……。
  • ふたり狂い
    3.6
    「自分のことが書かれてる」小説の主人公と同姓同名の男が妄想に囚われ、作家を刺した。それに端を発し起こるデパ地下総菜売場異物混入騒ぎ、企業中傷ネット祭り、郊外マンション連続殺人。事件の陰には意外な“ふたり”の存在が。クレーマー、ストーカー、ヒステリー。私は違うと信じる人を震撼させる、一瞬で狂気に転じた人々の「あるある」ミステリ。
  • あの女
    3.5
    タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。あの女さえいなければ――。ところが、珠美がマンションから転落。女たちの運命が逆転した……が、それは悲劇の始まりに過ぎなかった。次々現れる怪しい女、女、また女。女がいるところに平和なし。真梨ミステリの真骨頂!
  • 脳科学医が教える他人に敏感すぎる人がラクに生きる方法
    4.0
    私も80年間、HSP(Highly Sensitive Person)に苦しみました 気にしすぎ、真に受けすぎ、人の顔色をうかがいすぎ。 うつ病でもない、性格でもない、今話題のHSPがよくわかる、生きづらさを解消する処方箋 HSP(敏感すぎる人)とは、刺激に反応しやすい、ストレスから体調を崩しやすい、人の考えていることがわかってしまう、などの「生きづらさ」を抱えた人々を指す言葉です。 世界の5人に1人がHSPという気質を抱え、著者自身も敏感すぎる気質ゆえの「生きづらさ」を抱えています。 本書では、著者の経験をもとに、敏感であるがゆえの苦しみや、その苦しみをどう軽くするか、「敏感さ」とうまく付き合っていくためにはどのようにすればいいのかなどを解説しています。 第一章 「敏感すぎる」と感じているあなたへ ・超過敏にとって日本は生きづらい ・人の言葉を真に受けすぎてしまう ・常に自分を責めてしまう ・人に頼まれると嫌といえない ・レッテルを貼られてしまう ・超過敏に必要なのは休息だった     他 第二章 「敏感すぎる」とはどういうことか ・あなたの敏感度は ・生きづらさを感じるのは自分自身 ・超過敏は病気ではない ・超過敏は才能のかたまり ・敏感だからこそ見える世界がある ・超過敏は遺伝子に刻まれている     他 第三章 「敏感さ」との付き合い方 ・内気・臆病といったレッテルを剥がす ・自分の心と体に素直になる ・「敏感さ」を意識しすぎない ・付き合いの広さより深さを大切にする ・断ることをプラスに考える     ・刺激を利用して気分転換する       他
  • すばらしい日々
    4.1
    「父が入院している病院の階段をのぼるときいつも逃げ出したかった。死にゆこうとしている父に会うのがこわかった」。父の脚をさすれば一瞬温かくなった感触、ぼけた母が最後まで孫と話したがったこと。老いや死に向かう流れの中にも笑顔と喜びがあった。愛する父母との最後を過ごした“すばらしい日々”が胸に迫る。発見と癒しに満ちたエッセイ。
  • 愛を振り込む
    4.0
    他人のものばかりほしくなる不倫女、スーパーの「お客さまの声」に夢中な主婦、旬がすぎ実家に帰ったタレント、人との距離が測れず、恋に人生に臆病になった女。愛に飢え、自分をもてあまし、将来に悩みながらも、このまま足踏みはしていられない――。現状に焦りやもどかしさを抱える6人の女性の生々しい性愛の呪縛と一瞬の煌めきを描いた恋愛小説。

最近チェックした本