特攻の真実 なぜ、誰も止められなかったのか

特攻の真実 なぜ、誰も止められなかったのか

小説・文芸
721円 (税込)

3pt

4.0

昭和一九年一〇月にフィリピンで始まった特攻は、その後の沖縄戦で戦いの中心となり、やがて全軍特攻へ。四五〇〇人を超える若者が命を落とした。特攻はなぜ、どのような経緯で終戦まで一年近くも続いたのか。軍中枢の思惑やメディアが果たした役割など、特攻拡大の背景を機密資料と証言をもとに検証。話題の「NHKスペシャル」に大幅加筆。

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特攻の真実 なぜ、誰も止められなかったのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    膨大な資料と関係者インタビューに基づき書かれた労作であり、特攻隊の背景に迫る貴重な内容。
    ただ、折々散見される著者の見解はやや左寄りというか、東大エリートらしい、視点の高さがやや鼻についてしまった。
    戦後教育を受けて賢い存在であり、上手く国際協調が実現できるのが現代人かのような印象だが、いまの政治家たちの体たらくをみていても…むしろ退化しているのでは?
    当時の軍人たちが、明治維新〜アジア一等国までに至るこの日本を守るために必死に戦うこと、軍人は政治に干渉すべからず、天皇をはじめとする首脳部の命令に従うのが職分、といった当時の切迫した心に、批判するのでなく寄り添って欲しかったのがやや残念。

    0
    2025年09月28日

    購入済み

    今も全然変わっていない日本

    上層部の無謀な作戦立案、保身と責任転嫁、データの改ざんと捏造、真相の隠蔽。。結局そのツケ
    を押し付けられたのは特攻隊員と大本営発表のデマを信じ込まされた一般国民。
    戦後75年たっても日本人の短所は、全く改善されていない。いったい日本人は歴史に何を学んだ
    のだろう?コロナの蔓延という国難に直面してもなお、自らの保身と利権を最優先させ、責任転嫁
    と愚策の連発で日本を破滅に導く政府がかつての大本営とダブって見えた。

    0
    2020年05月21日

    Posted by ブクログ

    2015年8月8日にNHK総合で放送された「NHKスペシャル 特攻~なぜ拡大したのか~」のディレクター 大島隆之氏が取材時の資料をもとに番組内容を書籍化しています。1944年10月にフィリピン戦に始まり1945年8月の玉音放送まで約1年続いた「特攻」について関係者の証言を中心に検証しています。戦後70年以上が過ぎ、残念ながら鬼籍に入られる方が多い中、少しでも関係者の言葉が残されるのはとても意味のあることだと思います。ここからどんな内容であれ意義を見出すのは我々に残された課題だと思います。

    0
    2019年02月03日

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