君たちはどう生きるかの哲学

君たちはどう生きるかの哲学

815円 (税込)

4pt

3.5

この素朴で実直な問いかけが、人々の心に響く。人間から「どう生きるべきか?」は消えず、拠り所を強く求めてしまう。著者は1981年、哲学者・鶴見俊輔の文章で『君たち……』の存在を知る。鶴見は「日本人の書いた哲学書として最も独創的なものの一つ」と評していた。鶴見自身の哲学は〈一人ひとりの「私」が様々なことと出会い失敗し後悔し、そこから意味をくみ取り成長する。そこにしか哲学はない〉というもので、文字通り「君たちはどう生きるかの哲学」だった。刊行から80年、いま爆発的に読まれる不朽の書を、鶴見哲学を補助線に丁寧に深く読み進める。

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君たちはどう生きるかの哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月16日

    本の印象。タイトルが熱を帯びた投げかけのように感じるのに、文章は淡々とした語り口が続いていく。
    だから、ジーンとした心に刺さるものを得るには、読者の側の姿勢に委ねられる。
    上原氏もこの本の中で書いていたが、それは鶴見俊輔氏の文章術を引き継いだもの。“なるべく形容詞や副詞は避ける。「美しい」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月07日


    『君たちはどう生きるか』をなぞりながら、哲学者 鶴見俊輔の視点を織り交ぜ、平易な文章で読みやすく、深掘りと解説がされている。

    「貧しき友」にある、「私は、その人が出発点から努力によって、どれだけ自分の生活や精神を向上させたかという尺度が大切だと思っている。」は、共感。

    さらっとら読める。

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