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Posted by ブクログ 2021年08月08日
前に読んだ、上原隆「喜びは悲しみのあとに」と同様、市井の人の生き方を描く。
あとがきより。
「私は1994年頃からこうした取材ものを書き始めた。十年以上続けていることになる。取材させていただいた方々のその後のことをきくと、みんあシッカリと生きている。取材した時は、つらいだろうなと同情した人も、明日か...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月31日
その夢について少しだけ書く。私は本書に書いたような文章を新聞紙面に載せたいと思っている。アメリカのコラムニストのような仕事をしたいのだ。新聞の隅っこに載っていて、朝食を食べながら読んだ人がふとコーヒーカップを宙で止めるような文章。そしてその文章が心に残り、その日一日人に対して優しい気持ちになるような...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月23日
このシリーズ好きなんですよねぇ…特にこれといったことのない人間の日常を描いているんですけれども、この人の手にかかれば面白い読み物に変わるというか…当作品はシリーズ三作目ですけれども、また前二作を読み返したくなりましたもの…。
今回はアレですね、一作目に登場してきた中年の女性がついに! 彼氏をゲット...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月11日
コラム・ノンフィクションのシリーズ第3弾。
とくに印象に残ったのは、著者が現役中学生に聞いた話(「中学生」143-152頁)。
中学2年生の男子というと、なんだか反抗期真っ只中のイメージ。←それは偏見w
だけど実際の彼らは、父親の助言を素直に受け取ったり、家庭の財政をそれとなく分かって気にしていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
様々なフツウの人達を取材し、その人生をコラムとして発表したものをまとめた本。ただそれだけなのに、上原氏の描き方が見事なのか、読むとグッとくる話ばかりだ。本のタイトルは、バート・バカラックの名曲。映画「明日に向かって撃て!」で印象的に使用された曲名だ。歌詞の内容が本とピッタリだったので付けたらしい。こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月25日
携帯電話が壊れた。そんな日に限って、予定があり、それなのに急な残業は入り、持ってた本は読みやすくて行きの電車で読み終わり、新しい本を買える本屋の営業時間に帰れず、苦痛のままにこの本を2度読み返す。
いや、この本自体は読みやすくて苦痛ではない。市井の人々をすくい上げる。この人のエッセイを読むのは3冊目...続きを読む
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