ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
ホームレス同然の生活を続け妻子からも捨てられた芥川賞作家、アパートの五階から墜落し両目を失明した市役所職員、その容貌ゆえに四十六年間、一度も男性とつきあったことのない独身OL……人は劣等感にさいなまれ深く傷ついたとき、どのように自尊心をとりもどすのか。読むとなぜか心が軽くあたたかになる、新しいタイプのノンフィクション。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ボブ・グリーンのようなほっこりするような話だと思ったら、一本一本がずしんとくる。人生の悲哀や遣る瀬無さ、無常で無情が描かれる。社会も厳しい。だけどとても面白い。
上原隆作品3冊目。 これぞ、僕が書きたいジャンルだとあらためて思う。 普通の人を普通に書く。 それが特別なことであり、全ての命に意味と重みが等しくあることを体現していると思う。 そういう意識を持って生きていきたいし、何かの形でその意志を残したい。 上原作品はその想いを強くさせてくれる。 あと2冊積読...続きを読むしている。連続でよもう。
エッセイとルポルタージュとの間の読み心地という感じがした。事実のみを記す中にも、著者の取材対象者への眼差しや、興味が感じられて、わたしも同じ場所にいて話を聞いている気分になる。生きるのがつらい時や、まさしく「他の人は〇〇しててあんなに進んでるのに私はなんてだめなんだ」って気持ちになった時にこの本のこ...続きを読むとを思い出したいな。村上龍の解説もよかった。ネガ編集者という仕事も初めて知り、村上龍『共生虫』も気になる。
メンタルが辛いときにすごく効く。定期的に読み返したい。 色々な人が色々な悩みを抱えて生きているということが、見たまま淡々と書かれているのが良い。こうしたらいいというアドバイスではなくて、そっと寄り添って視野を広げてくれる本だと思う。 この本を読むきっかけになったのが「容貌」という話で、やっぱりこれが...続きを読む一番好き。
取材型のエッセイ集、視力を失った友人、離婚したシングルファーザー、見習い女優などざまざまな人に話を聞き、悩みや不安にどう向き合って生きているのかを、鮮やかにまとめている。そこから浮かび上がるテーゼは「人は自分でつちかってきたやり方によってのみ、困難な時の自分を支えることができる」(P19)。と、言...続きを読むえるだろう。 苦しんでいる人に寄り添うのは難しい、苦しいのは本人だけではない。それを見ている他人も目を背けたくなり、酷いことに、本人を怠惰だと責めてしまうことだってある。しかし、著者は結論を出すことに焦らず、一人ひとりの物語を包み込むようにして、教訓ではない作品に仕上げている。
「普通」から外れて 割の合わない境遇に なってしまった悔しさ 辛さが 淡々とした言葉ににじみ出ます つまずいた人たちの話だけど 何度でも立ち上がれると思える みんな 強いですね
市井の人の日常。 すべての人にドラマがある。 でもそれを取り立てて盛り上げるわけでもなく淡々と。 それが物足りなくもあり、日常らしくてよくもある。 家ついていってもいいですか?を思い出した。 新ジャンルだなと思った。タイトルが良い。
タイトルに惹かれて購入。 当たり前のことだけど、みんな色々ある。 私達はみんな過酷な人生のサバイバーであるな、と思いました。
友がみな我よりえらく見えたとしても、その友にもそれぞれの事情や生活があって、それぞれがそれぞれえらく見えているだけなのかもしれない。
世間一般で不幸と呼ばれる人を淡々と書いている。 みんな傷を抱えて、それでも何とか生きていることに勇気をもらえる本。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
友がみな我よりえらく見える日は
新刊情報をお知らせします。
上原隆
フォロー機能について
「幻冬舎アウトロー文庫」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
雨にぬれても
君たちはどう生きるかの哲学
こころ傷んでたえがたき日に
こころが折れそうになったとき
試し読み
晴れた日にかなしみの一つ
ひそかに胸にやどる悔いあり
喜びは悲しみのあとに
「上原隆」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲友がみな我よりえらく見える日は ページトップヘ